『楽園への道』マリオ・バルガス=リョサ (著)
ゴーギャンとその祖母をテーマにした巨匠の待望の大作を本邦初紹介。
画家ゴーギャンとその祖母で革命家のフローラ・トリスタン。
飽くことなくユートピアを求めつづけた二人の激動の生涯を、
異なる時空をみごとにつなぎながら壮大な物語として展開。
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最近読んだ南米の作家達の秀作はすべてノンフィクションばかりです。 『楽園への道』は理想を追及し自らを犠牲にして労働者運動を行うフローラと、その孫であり芸術を異国に求めてさまようゴーギャンの物語。労働者を団結させようと孤軍奮闘している祖母の姿は女性への偏見や労働組織に対する無知と保守的な信仰が渦巻く1850年代のフランスにおいて全く絶望的で無謀に描かれます。 同じように安定と地位と家族を捨て南の島に移住した孫の乱れた生活と性病に侵された身体での芸術活動も自暴自棄かつ絶望的に語られます。祖母は若気の至り... [続きを読む]
受信: 2008年2月19日 (火) 21時19分
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