『ゴシックとは何か—大聖堂の精神史 』酒井 健 (著)
おびただしい柱列、過剰なまでの突起や彫刻、
秩序や比例を超える高みをめざしたゴシック建築。
アミアン、ケルン、シャルトルなどヨーロッパの多くの都市に
今も残るこれらの教会の異様な建築様式はなぜ生まれたのか。
聖堂内部は大自然のイメージで彩られ、
故郷を追われた異教徒である農民たちの信仰心を
キリスト
教化するのに役立つ一方、
その昇高性や過剰な装飾性は国王や司教たちの権威の格好の象徴となった。
ゴシック様式を論じるにとどまらず、
誕生から受難そして
復活にいたるまでを、
歴史・社会・文化的な深みに降り立ち、
十全に解き明かしたサントリー学芸賞受賞の意欲作。
ゴシック復活としてのガウディ論を追補した
決定版。
| 固定リンク
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/18534/40852046
この記事へのトラックバック一覧です: 『ゴシックとは何か—大聖堂の精神史 』酒井 健 (著) :
コメント