『昨日』アゴタ クリストフ (著)
村の娼婦だった母の子として生まれたトビアス。
ある事件を契機に名前を変え、戦争孤児を装って国境を越えた彼は、
異邦にて工場労働者となる。
灰色の作業着
を身につけ、
来る日も来る日も単調な作業に明け暮れるトビアスのみじめな人生に
残された最後の希望は、
彼の夢想のなかにだけ存在する女リーヌと出会うこ
と…。
傑作『悪童日記』三部作の著者が、
みずからの亡命体験をもとに幻想と不条理を交えて綴る不可能な愛の物語。
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