『ゴダール伝 』コリン マッケイブ (著)
ヌーヴェル・ヴァーグの寵児として映画史に生まれ落ち、
半世紀をへた今日なお特異な映画作家でありつづける、
ジャン=リュック・ゴダール(1930-)。
生きた伝説であるシネアストの生い立ちから現在までをたどる、初めての伝記。
映画愛にあふれる人物たち - ラングロワ、バザン、トリュフォー、
クタール、ゴランとの交流と、
ゴダールを次なる段階へと導く回転扉となる女たち -
カリーナ、ヴィアゼムスキー、ミエヴィルとの物語を、
ゴダールのつぶさな観察者であり映画人でもある著者が、
たんねんに描き出してゆく。
それはまた、古典
的アメリカ映画への熱狂から、
68年における政治的なものの追究、実験的なテレビ作品の製作をへて、
『映画史』に結実する映画的手法/文体の模索として生
きられた、
〈ゴダール〉という映画史でもある。
貴重な写真資料、詳細なフィルモグラフィーを収めた本格的なゴダール伝、
待望の邦訳。
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