« 2009年8月 | トップページ | 2009年10月 »

2009年9月

2009年9月29日 (火)

『ハーン=ハーン伯爵夫人のまなざし―ドナウを下って』 ペーテル エステルハージ (著)

ハンガリーを代表する現代作家エステルハージ・ペーテルによる、
ハイブリッド小説。
黒い森(シュヴァルツヴァルト)から黒海まで、
中央ヨーロッパを貫く大河ドナウ川を「プロの旅人」が下っていく。
行く先々から雇い主に送られる旅の報告書は、
しかし、旅行報告の義務を軽やかに無視し、時空を超えて自在に飛躍。
歴史、恋愛、中欧批判、レストラン案内、ドナウの源泉、
小説の起源等々を奔放に語りつつ、
カルヴィーノ『見えない都市』を臆面もなく借用するなど
膨大な引用(その多くは出所不明)を織り込みながら、
ドナウの流れとともに小説は進んでいく……

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年9月28日 (月)

『秘宝館 』都築 響一 (著)

秘宝館、それは世界に類を見ない“等身大の妄想空間”だ。
かつては日本全国に20カ所近く存在した昭和のお色気観光スポットも
いまや絶滅の危機に瀕している。
本書は惜しくも閉館してしまった伊勢の元祖・国際秘宝館から
平成の世に生まれた伊香保女神館まで、
閉館/現存あわせて全国10カ所の「エロスの殿堂」を巡る決定版写真集である。

都築響一 - Wikipedia

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年9月27日 (日)

『 レターズ〈1〉』 ジョン バース (著)



恋する女流文学者、陰謀家のへぼ詩人、自殺志願の老弁護士…。
様々な声で重層的に響き合うテクストが描き出す、
循環する歴史と人生。
架空の人物達の手紙で構成されるバースの大作。

ジョン・バース - Wikipedia



| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年9月26日 (土)

『 アフロ・ディズニー』 菊地 成孔・大谷 能生 (著)





  『東京大学のアルバート・アイラー』で
読書界を沸かせたコンビが慶應大学で展開した、
挑発的/狂想的/壊乱的な「現代芸術」完全講義録、前半戦。



菊地成孔 - Wikipedia

大谷能生 - Wikipedia

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年9月 9日 (水)

『ニッポン地下観光ガイド』 小島 健一 (著), 栗原 亨 (著), 小林哲朗 (著), 津村 匠 (著)

潜って、歩いて、楽しめる!
全国の地下施設&空間25カ所をアクセスマップ付きで紹介

僕たちの足元に広がる地下世界を旅してみよう。
ちょっと変わった場所が好きな人のための異界体験ガイド。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年9月 8日 (火)

『ジョン・ケージ著作選 』ジョン ケージ (著)

ジョン・ケージの出現により、音楽を聴く、音を作る姿勢が決定的に変わった。
彼は従来の作曲者主導による音楽の在り様に背を向け、
あらゆる意図を排除するために作曲・演奏・鑑賞に
「偶然性」を関与させることで因襲を打破した。
「ひとつひとつの音は固有のものであって、
ヨーロッパの歴史や理論を備えているわけではない。」この思想は、
言葉としても残された。本書は単行本未収録作を中心に、
彼の音楽論をはじめ、偏愛したキノコに関するエッセイ、
革新的なテキストなど様々な形の言葉を集めたオリジナル編集。
また編者による解説と年譜を付す。

ジョン・ケージ - Wikipedia

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年9月 7日 (月)

『機械という名の詩神―メカニック・ミューズ 』ヒュー・ケナー (著)

・欧米の優れた著作を日本で初めて紹介する
モダン・クラシックス叢書の第三弾として、
アメリカを中心に活躍したカナダ人文学評論家、
ヒュー・ケナーの著書を翻訳して発刊するもの。
・本書の中でケナーは、
19世紀末から20世紀初頭にかけて発展した、
地下鉄・タイプライター・初期のコンピューターなどの
新しいテクノロジーの導入が、
当時の文学に与えた影響を考察する。
また、それによりエズラ・パウンドやサミュエル・ベケットなどの、
モダニスト作家たちを評価する適切な方法を導き、
その価値を鮮やかに示している。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年9月 6日 (日)

『現な像 』杉本 博司 (著)


国際的美術家による芸術と文明を巡る12章。


杉本博司 - Wikipedia

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年9月 5日 (土)

『スパイダー屋敷の晩餐会』 トニー ディテルリッジ (著)

『「わが家の居間にお立ちよりになりませんかな?』
スパイダーがフライにそう言いました」で、
はじまる19世紀に読まれたイギリスの詩は、最もよく知られているもののひとつです。
人気の作家、トニー・ディテルリッジが、
お気に入りの1920~1930年代のハリウッドのホラー映画からインスピレーションをえて、
この詩に映画のようなスポットライトを当てました。
メアリー・ハウイットが、子どもたちに、
甘い言葉で甘くはないたくらみに誘う者への注意をよびかけるために書いたこの詩が、
別所哲也の翻訳とディテルリッジのスポットライトでどのように輝くのか、
じっくりとごらんください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年9月 4日 (金)

『ダブリナーズ』 ジェイムズ ジョイス (著)

アイルランドの首都ダブリン、この地に生れた世界的作家ジョイスが、
「半身不随もしくは中風」と呼んだ20世紀初頭の都市。
その「魂」を、恋心と性欲の芽生える少年、酒びたりの父親、
下宿屋のやり手女将など、そこに住まうダブリナーたちを通して描いた15編。
最後の大作『フィネガンズ・ウェイク』の訳者が、
そこからこの各編を逆照射して日本語にした画期的新訳。

ジェイムズ・ジョイス - Wikipedia

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年9月 3日 (木)

『飛ぶ教室』 ケストナー (著)

孤独なジョニー、弱虫のウーリ、読書家ゼバスティアン、
正義感の強いマルティン、いつも腹をすかせている腕っぷしの強いマティアス。
同じ寄宿舎で生活する5人の少年が友情を育み、信頼を学び、
大人たちに見守られながら成長していく感動的な物語。
ドイツの国民作家ケストナーの代表作。


エーリッヒ・ケストナー - Wikipedia

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年9月 2日 (水)

『ユゴーの不思議な発明』 ブライアン セルズニック (著)


舞台は1930年代のパリ。
主人公はパリ駅の秘密の部屋に隠れ住む12歳の孤児ユゴー。
彼は、父が遺したからくり人形に隠された秘密を探っていくうちに、
不思議な少女イザベルに出会う。
からくり人形には二人の運命をも変えていく秘密が隠されていたのだ。
…からくり人形のぜんまいが動き始めるとき、
眠っていた物語が動き出す!クィル賞、2007年度、受賞作。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年8月 | トップページ | 2009年10月 »