書籍・雑誌

『自閉症裁判 レッサーパンダ帽男の「罪と罰」』佐藤 幹夫 (著)

2001年に起きた、浅草女子短大生殺人事件。
奇妙なレッサーパンダ帽をかぶった男が犯したこの殺人事件は、
なぜ単なる「凶悪な通り魔」による殺人事件として処理されてしまったのか?
被害者の遺族、加害者の生育環境や裁判記録など、
さまざまな側面から事件を取材し、自閉症の青年が起こした凶悪犯罪の取り調べ、
裁判の難しさ、
そして当人が罪の重さを自覚することの重要性を訴える問題提起の書。

佐藤 幹夫

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『新恐竜』ドゥーガル・ディクソン (著)

6500万年前、恐竜が絶滅しなかったなら…
驚異の進化を遂げ、未だ地球上を支配し続ける。
『フューチャー・イズ・ワイルド』の著者が贈る進化を遂げた恐竜図鑑。

ドゥーガル・ディクソン

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『都市のかなしみ―建築百年のかたち 』鈴木 博之 (著)

どれほどファッショナブルな街であろうとも、
街には生きている哀しみのようなものがある-。
窓やエントランスなど住宅の細部から都市論まで、
人が住まう空間への建築学者の犀利な眼差し。


鈴木 博之

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『悲しみを聴く石』アティーク ラヒーミー (著)

せまくて何もない部屋に、戦場から植物状態となって戻った男が横たわる。
その傍らで、コーランの祈りを唱えながら看病を続ける妻。
やがて女は、快復の兆しを見せない夫に向かって、
自分の悲しみ、疼き、悦びについて、
そして誰にも告げたことのない罪深い秘密について語り始める。
夫は、ただ黙ってそれを聞き、時に、何も見ていないその目が、
妻の裏切りを目撃することになる--
 原題の「サンゲ・サブール」とは、ペルシア語で「忍耐の石」。
その石に向かって、人には言えない苦しみや悲しみを打ち明けると、
石はそれをじっと聞き、言葉や秘密を吸い取り、ある日、粉々に打ち砕ける。
その瞬間、人は苦しみから解放されるという、ペルシアの神話からとられている。
 著者はフランスに亡命したアフガニスタン出身の映像作家・小説家。
初めてフランス語で綴った本作は、
デュラスやサルトル、ベケット、ヘミングウェイを彷彿させると評され、
いきなりフランスの文学賞最高峰ゴンクール賞を受賞。
はたして、石は砕けるのか、悲しみは消え去るのか。
圧倒的なラストまで読者の瞬きを許さぬ衝撃作。

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『奇跡も語る者がいなければ 』ジョン・マグレガー (著)

イングランド北部のある通り。
夏の最後の一日がはじまる。
夕刻に起こる凶事を、誰ひとり知る由もないまま―。
22番地の小さな眼鏡をかけた女子学生。
彼女を密かに恋する18番地のドライアイの青年。
19番地の双子の兄弟。
20番地の口ひげの老人。
そして、16番地の大やけどを負った男と、その小さな娘…。
通りの住人たちの普段どおりの一日がことこまかに記され、
そこに、22番地の女の子の、3年後の日常が撚りあわされてゆく。
無名の人びとの生と死を、
斬新な文体と恐るべき完成度で結晶させた現代の聖なる物語。

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『旅する帽子―小説ラフカディオ・ハーン 』ロジャー パルバース (著)


新しい人間、流浪する魂。
あわれ桜花に届くか、明治を透視する異端者(アウトサイダー)の詩情は?
ヨーロッパの孤児、いずれの国にも属さぬ世界人と日本!

10年をかけて完成させた書下ろしの傑作長篇。
放浪を希求する魂の孤独。
それこそが明治日本に新しい空気と風をもたらしたにちがいない。
京都在住のオーストラリア人が一個の人間の創造精神を探る希有の小説。

ロジャー パルバース

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『フォールト・ラインズ 「大断層」が金融危機を再び招く』ラグラム・ラジャン (著)

「Business Book of the Year 2010」受賞。全米No1ビジネス書が、ついに日本上陸!
世界経済の今後を左右するのは断層線(フォールト・ラインズ)だ!
とり残される貧困層、一人勝ちの輸出国、市場資本主義とは異質な新興国の台頭----。
世界を分断する「大いなる不均衡」が新たな危機を招き寄せる。

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『イエメンで鮭釣りを』ポール トーディ (著)

アルフレッド(フレッド)・ジョーンズ博士は、研究一筋の真面目な学者。
水産資源の保護を担当する政府機関、国立水産研究所(NCFE)に勤めている。
ある日、イエメン人の富豪シャイフ・ムハンマドから、
母国の川に鮭を導入するため力を貸してもらえまいかという依頼がNCFEに届く。
フレッドは、およそ不可能とけんもほろろの返事を出すが、
この計画になんと首相官邸が興味を示す。
次第にプロジェクトに巻き込まれていくフレッドたちを待ち受けていたものは?
手紙、eメール、日記、新聞・雑誌、議事録、未刊行の自伝などさまざまな文書から、
奇想天外な計画の顛末が除々に明らかにされていく。
前代未聞の計画に翻弄される人々の夢と挫折を描く、ほろ苦い笑いに満ちた快作。
ボランジェ・エブリマン・ウッドハウス賞受賞


ポール トーディ

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『ロボット兵士の戦争』P・W・シンガー (著)

ある軍用ロボットメーカーの科学者は、
「ターミネーター」のような外観のシステムを作れるかどうか、
米軍から問い合わせがあったと報告している。
戦場は、いまやSFに追いつきつつある。
すでに多くのロボットが兵士の任務を代行している。
イラクやアフガニスタンの空では無人航空機が偵察し、監視し、時には攻撃まで行う。
軍用ロボット技術は、今後どこへ向かい、人類にどんな影響をもたらすのか。
軍、産業、政治、それぞれの思惑が複雑に絡み合う現状と、
新しい戦争が作り出す難問の数々を、
安全保障問題の専門家が初めて明らかにする。
『戦争請負会社』の著者による、衝撃の21世紀戦争論!!
 サイエンスライター森山和道氏の解説付き。


P・W・シンガー

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『孤独の発明』ポール・オースター (著)



私の父は、52歳で離婚し、ニューアークの家で、ひとり孤独に死んでいった。
父の死を伝え聞いた私は、15年ぶりに帰郷し、遺品の数々と対峙する。
そこ で、私は一冊のアルバムを見つけた。
夥しい父の写真。
私は曖昧な記憶をたどり始める。
父の孤独な精神の闇。
父の父(祖父)をめぐる不幸な殺人事件…。
見え ない父の実像を求めて苦闘する私。
父子関係をめぐる著者の記念碑的作品。


ポール・オースター-Wikipedia

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『悪党が行く—ピカレスク文学を読む 』鹿島 茂 (著)



  「悪と悪党」の魅力に迫る画期的文学案内!
悪党はなぜこんなにも人々を魅了し、人はそれを文学に表現するのか?
 バルザックが生み出したヴォートランをはじめ、
ピカレスク文学に登場する悪のヒーローに迫り、
悪と悪党の魅力を解き明かす!


鹿島 茂  -Wikipedia

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『家畜人ヤプー』沼 正三 著


  日本人が「ヤプー」と呼ばれ、白人の家畜にされている二千年後の未来に
彷徨いこんだ麟一郎と恋人クララが見たのは__。
三島由紀夫、澁澤龍彦らが絶賛した「戦後最大の奇書」最終決定版。    


沼 正三-Wikipedia

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『キリマンジャロ・マシーン』レイ ブラッドベリ (著)

男はタイム・マシーンに乗って、とある町を訪れた。
生命と思い出と愛情を燃料にして。
彼の目的は、町の郊外に眠る一人の老人を墓から呼び起こし、
その生涯 に“ふさわしい”死を与えなおすこと。
彼がそれほどまでに敬愛する老人とは、冒険をこよなく愛した、
かの偉大な作家だった。
表題作「キリマンジャロ・マ シーン」ほか、
異次元に生まれてしまった赤ん坊と両親の物語「明日の子供」、
人類滅亡後ただ一人火星に残った老人に突然かかってきた電話
「夜のコレクト・ コール」など、SF界の叙情詩人が、
読者を愛と郷愁の世界へ誘う傑作短篇集。

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『ピーナツバター作戦 』ロバート・F. ヤング (著)



妖精を思わせる異星人と純朴な少年との心暖まる交流を描いた
表題作「ピーナツバター作戦」。
さまよえるオランダ人の伝説をモチーフに、
宇宙をさまようパイ ロットと流転の美少女との、
結ばれるべき愛の運命を描いた「われらが栄光の星」。
未来の軍事国家で許されぬ恋に落ちた男女を描く「星に願いを」など。
抒情 性で根強い人気を誇るヤングが、心優しき愛をうたいあげたSF短編集。

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『歌おう、感電するほどの喜びを! 』レイ・ブラッドベリ (著)

母さんを失くした、ぼくたちの家に、魔法のようにやってきた電子おばあさん。
料理の腕は最高で、凧をあげれば天まで届く。
暗く沈んだ我が家の空気も、元の ように明るくなった。
でも姉のアガサだけは、どうしてもおばあさんに心を開こうとせず…。
子守りロボットと子供たちとの心暖まる交流を描く表題作ほか、
願 いが何でもかなう火星の都市を訪れた地球人たちの不思議な体験
「火星の失われた都」、
ディケンズと名乗る奇妙な男と少年のひと夏の物語
「ニコラス・ニック ルピーの友はわが友」など、
ブラッドベリが優しく歌いあげる珠玉の短篇集。

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『明るい部屋—写真についての覚書』ロラン バルト (著)

  現象学的な方法によって、写真の本質・ノエマ(それはかつてあった)を
明証しようとした写真論。
私事について語ることの少なかったバルトが、
直接的に母の死について触れると同時に、
写真の核心に迫った彼のイメージ論の決算。

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『最後の物たちの国で 』ポール・オースター (著)



  人々が住む場所を失い、食物を求めて街をさまよう国、
盗みや殺人がもはや犯罪ですらなくなった国、
死以外にそこから逃れるすべのない国。
アンナが行方不明の兄を捜して乗りこんだのは、
そんな悪夢のような国だった。
極限状況における愛と死を描く二十世紀の寓話。    

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『不運な女』リチャード・ブローティガン (著)

サンフランシスコ、カナダ、バークレー、アラスカ、ハワイ、シカゴ…
『アメリカの鱒釣り』から20年、47歳の孤独な男が、
死んだ女友だちの不運に寄り添 いながら旅をする。
日本製のノートに書きつけられた、過ぎゆく時間をみつめる旅。
84年のピストル自殺から長い時を経て、
ひとり娘が遺品のなかから発見し た宝石のような小品。

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『そのたびごとにただ一つ、世界の終焉』ジャック・デリダ 著


  愛する人を失うたびに訪れる「世界の終焉」で、
いかなる「喪の仕事」が可能なのか。
バルト、ド・マン、フーコー、アルチュセールら
燦然たる星たちへ捧げた、デリダの追悼文集。    

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『喪失と獲得』ニコラス ハンフリー (著)

  サルからヒトへの進化で、記憶力の喪失が抽象能力や言語を生み出し、
体毛の喪失が火の発明をもたらしたという仮説を提唱し、
言語と意識の誕生、憎悪心と宗教心、服従心理、病気と自然治癒力などに、
示唆に富む考察をめぐらす。    

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『呪われた部分 有用性の限界』ジョルジュ バタイユ (著)

本書は、20世紀の重要な思想家ジョルジュ・バタイユが
約15年にわたり書き継いだ、書籍『呪われた部分』の草稿原稿、
アフォリズム、ノート、構想をまと めたものである。
栄誉、笑い、供犠、エロティシズムなどのさまざまな形の浪費についての断章は、
バタイユの未完の体系を浮き彫りにしながら、
『呪われた部 分』『至高性』『エロティシズムの歴史』などの
バタイユの思想の根幹をも宿している。
バタイユの思想の源流とエッセンスをたどる待望の書、新訳で文庫に登 場。

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『言語のざわめき』ロラン バルト (著)

本書は、言語圏の諸問題をあつかった批評的エッセー22篇を収めている。
“読み”を“コード化”としてとらえる「読書のエクリチュール」をはじめ、
意味の 戦いをめぐる「修辞の分析」と「文体とそのイメージ」、
さらに、文学テクスト(フローベールやミシュレ)における写実・描写に関する
卓抜な論考「現実効 果」など、バルトの多様な、しかし一貫したテクストを集成。
また、ブレヒト、ヤーコブソン、バンヴェニスト、ジュネット、クリステヴァなど
について書かれ た書評・オマージュは、
バルトの、暖かな人間的共感に満ちている。

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『誕生日の子どもたち』トルーマン カポーティ (著)



  少年や少女の無垢さ=イノセンスをテーマにして描かれた物語を収録。
純粋で強く美しく、きわめて脆く傷つきやすく、
また毒を含んで残酷なカポーティの6編の短編小説を、村上春樹が訳出。

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『オレンジだけが果物じゃない』ジャネット ウィンターソン (著)


たいていの人がそうであるように、
わたしもまた長い年月を父と母とともに過ごした。
父は格闘技を観るのが好きで、母は格闘するのが好きだった…。
熱烈なキ リスト教徒の母親から、
伝道師になるための厳しい教育を叩き込まれた少女ジャネット。
幼いころから聖書に通じ、
世界のすべては神の教えに基づいて成りたっ ていると信じていた彼女だが、
ひとりの女性に恋したことからその運命が一転する…。
『さくらんぼの性は』の著者が、現代に生きる女性の葛藤を、
豊かな創造 力と快活な諷刺を駆使して紡ぎ出した半自伝的作品。

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『忌中』車谷 長吉 (著)


死んでも死に切れない—。
泣く泣く妻を殺め、女に狂い借金まみれの挙句に自殺した初老の男。
若くして自殺したエキセントリックな叔父の後日談。
事業失敗で 一家心中をはかり、二人の子供を道連れにした夫婦。
強姦殺人の憂き目にあった高校時代の女友達。
救済でもなく逃避でもない、死者に捧ぐ鎮魂の短篇集。

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『さよなら、コンスタンス』レイ・ブラッドベリ (著)

  死者の名を刻む手帳。失踪した女優。連続する謎の死。
隠棲する新聞蒐集家。闇に閉ざされた映画館の小部屋。
嘆く神父。雨に沈む納骨堂。街の地下を吹きぬける雨の匂い。
さまよう探偵小説作家。
夜の抒情と都市の憂愁をこめて巨匠が贈る最新長篇小説。

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『父さんの銃 』ヒネル・サレーム (著)


   物語の舞台はイラク山岳地帯、ざくろやさくらんぼや桑の実のなる
クルド人居住区アクレ。
主人公アザドの祖父は、自由な大地でクルド人として生まれる。
しかし、オスマン人がやってきて、祖父はオスマン人となり、
オスマン帝国が崩壊すると、今度はトルコ人となった。
そしてトルコ人が去り、<クルドの王>シェイク・マハムードが
束の間の王国をきずくと一度はクルド人にもどるが、
次にイギリス人がやってきて<イラク>という国をつくると、
この耳慣れない不可解な国の国民となった。
そして生涯、イラク人であることを誇りに思うことはなかった......。
その孫のアザドは、若きサダム・フセインが頭角を表し、
やがて政権を掌握し、
クルド民族への徹底的な弾圧を開始しようとするまさにその時期に、
多感な少年時代を過ごす。
ある日、民族解放運動を支持するアザドの従兄が、民兵と小競合いを
起こしたことで、それまで穏やかだった一族の日常は一変する。
アザド一家の多難の幕開けだった。
とはいえ、「でも、そのころ、ぼくは、まだ子供だった」と繰り返す
主人公には、複雑な歴史・政治状況はわからない。
それらは物語の背景に巧みに落としこまれ、
もっと普遍的で血の通った人間の営み
(家族の強い絆、ささやかな日常のよろこび、郷土への想い、民族の誇り)が、
少年の濁りのない目でとらえられ、ときに激しく、
またときにユーモアと希望に満ちたみずみずしい文体で語られていく。
食べるものがなくみるみる痩せていく家族のために、
意を決して川へ魚を獲りに出かけていく、カナヅチの父。
三年ぶりに帰郷した息子の上着に顔をうずめ、
その懐かしいにおいを何度もたしかめる母。
怪しげな黒い液体や人間が入ったふしぎな箱に目を輝かせる子供たち......
日本人にとってもどこかノスタルジーを誘う情景のなかで成長し、
時代に翻弄されながらも次第に自分の歩むべき道に
目覚めていく主人公は、やがてひとつの大きな決断をする。
現在亡命先のパリで活躍するクルド人映像作家による自叙伝的小説。
世界で20以上の言語に訳されている。

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『さびしい宝石』パトリック モディアノ (著)


なにがほしいのか、わからない。なぜ生きるのか、わからない。
孤独でこわがりの、19才のテレーズ—。
ある日、死んだはずのママンとそっくりの女性を見か ける。
気まぐれで、うわべを飾りたて、神経質だったママン…。
テレーズは、ママンのほんとうの人生を探すことで、自分を見つけようとする。
でも、ママンが 話していた経歴は、みんな嘘だった。
探すほどにわからなくなる真実、深くなる謎。
たったひとつの手がかりは、
ママンが残していったビスケット缶の中のセピ ア色の写真と手帳…。

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『闇を裂く道 』吉村 昭 (著)



丹那トンネルは大正7(1918)年に着工されたが、
完成までになんと16年もの歳月を要した。
けわしい断層地帯を横切るために、土塊の崩落、
凄まじい湧 水などこに阻まれ多くの人命を失い、
環境を著しく損うという当初の予定をはるかに上まわる難工事となった。
人間と土や水との熱く長い闘いを描いた力作長篇 小説。

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『ヒトは食べられて進化した』ドナ・ハート; ロバート W.サスマン (著)


人類の祖先は勇敢な狩猟者ではなかった.
トラ,ライオン,ヒョウ,ピューマ,クマ,オオカミ,ハイエナ,ヘビ,ワニ,ワシなど
数々の肉食動物に補食されて いた脆弱な生き物だった.
本書は,化石証拠と霊長類研究の成果などをもとに,
多くの人がもち続ける「人類=狩猟者」のイメージを徹底的に打ち破り,
新たな 初期人類像を描きだす.
狩るヒトMan the Hunterから狩られるヒトMan the Huntedへ,
人類史の常識を覆す衝撃の進化論がここに結実!

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『乳房とサルトル 関係者以外立ち読み禁止』鹿島 茂 (著)


「マリア」画像の胸の大きさの変化でわかる「乳房」の社会史、
中国宦官の愛憎渦巻く知られざる宮廷秘話、
サルトル著『嘔吐』の主人公が
マロニエの木の 根っこを見て嘔吐した気持ちがわかるという
昨今の若者の心情とは?
過去を振り返り、今を知る。
「エッチ」から「歴史」まで沸き立つ疑問に様々な文献を
繙いていく究極の蘊蓄読本。

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『声の狩人』開高 健(著)

1960年代初め、大国は覇を競い東西冷戦構造を色濃くしていった。
世界の火薬庫と化したイスラエル、
600万人に及ぶユダヤ人を抹殺したアイヒマンに対 する裁判、
パリでのOAS(米州機構)反対デモと弾圧する権力の衝突、
核実験を行ったソビエト……。
現場を訪れ、筆者が目のあたりにした「世界情勢」を鋭 く描き出したルポ。
サルトルとのインタビューも収録。

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『ユニコーンとともに 輝く時、失意の時』アン・モロウ リンドバーグ (著)

  栄光と賞賛の日々から、愛児の誘拐、殺害という悲嘆の日々。
そして失意を超えて再び手を携えて大空へ…。
ンの日記と書簡集のなかから、23歳から26歳のあいだに綴ったものを収める。

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『真贋』小林秀雄(著)


  深き存在そのものが時代を超えて“新鮮”。
日本の、すぐれた人と文化に触れて、「日本のこころ」の原点を探る。
青山二郎との“幻”の対談も収録。    

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『なしくずしの死』ルイ‐フェルディナン セリーヌ (著)




  反抗と罵りと怒りを爆発させ、
人生のあらゆる問いに対して〈ノン!〉を浴びせる、
狂憤に満ちた「悪魔の書」。
その恐るべきアナーキーな破壊的文体で、
二○世紀の最も重要な衝撃作のひとつとなった。待望の文庫化。    

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『世界は「使われなかった人生」であふれてる 』沢木耕太郎(著)

「使われなかった人生」とは何だろう。
それは、いまここにある自分の人生でなく、
もう1つの可能性として「ありえたかもしれない人生」にほぼ等しい。
しか し、それら2つの言葉の間には微妙な違いがある。
「ありえたかもしれない人生」には
手の届かない夢といった意味合いがあるが、
「使われなかった人生」には 具体的で実現可能な人生という意味が
込められていると、著者は言う。
ほんのちょっとした決断や選択で、手に入れられなかった人生。

   著者 は、歳をとるにしたがって、いつの間にかそんな
「使われなかった人生」を映画の中に探し求めるようになったという。
ここに収められた30編の映画時評と映 画にまつわるエッセイ2編では、
いわゆる強くて格好いいヒーローやヒロインが主人公の映画は
取り上げられていない。

   スクリーンを 見つめる著者の目に留まるのは、
目の前にいる少年の才能にかつての自分を投影した中年女性であり
(「出発するための裏切り」)、異国の町で自らを覆ってい た殻を
破った女性であり(「天使が砂漠に舞い降りた」「父に焦がれて」)、
かつて恋心を抱いた女性と再会した初老の男(「飛び立つ鳩を見送って」)
であっ たりする。
彼らにとって、「使われなかった人生」は未来と同じ重みを持っている。
著者は、そんな彼らを静かに見つめている。
ときに冷静すぎるほどの抑制さ れた筆致をもって。

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『地下街の人びと』ジャック ケルアック (著),




最初にぼくらが寝たのは、
チャーリー・パーカーを聴いたシスコの暑い夜だった。
ぼくは美しい黒人マードゥに夢中だ。
それから二カ月、ぼくらは毎晩、酒やド ラッグやセックスに酩酊していた。
終りなき祝祭のように。
やがて、ぼくらは疲弊し、傷つけあい、別れることだろう。
何もやり遂げないうちに。だから、ぼく はタイプを叩き始めた。
この小説のために。ビートニクの痙攣的な愛を描く長編。

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『非(ナル)Aの世界 』A.E.ヴァン・ヴォークト (著)



時は二五六〇年、宇宙はいくつもの帝国から成り、
「銀河系連盟」が結成されている。地球には〈ゲーム機械〉があり、
それがつかさどるゲームに合格した人が 政府の要職につき、
あるいは金星行きの資格を獲得する。
〈非A〉人ギルバート・ゴッセンは〈機械〉市にやってきたが、
いつのまにか銀河系的規模の大陰謀に 巻きこまれてしまったのである。

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『タイムクエイク』カート ヴォネガット (著),




2001年2月13日、時空連続体に発生した異常—タイムクエイクのために、
あらゆる人間や事物が、1991年2月17日へ逆もどりしてしまった。
ひとび とはみな、タイムクエイクの起きた瞬間にたどりつくまで、
あらためて過去の行為をくりかえさざるをえなくなる。
しかも、この異常事態が終わったとき、世界 じゅうは大混乱に
…!SF作家のキルゴア・トラウトやヴォネガット自身も登場する、
シニカルでユーモラスな感動の長篇。

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『火星夜想曲 』イアン マクドナルド (著)



時間の中を自由に渡る緑の人を捜して、
もう幾日もアリマンタンド博士は火星の砂漠を旅していた。
風に船をさらわれ、移動の手段を失った博士は、
小さなオア シスに留まることになる。
やがてそこに徐々に人々が住み着き、「荒涼街道」と呼ばれる町に育ち、
さまざまな驚異や奇跡を経て、ふたたび忽然と砂に還る…
そ の半世紀にわたる物語を詩的な筆致で綴りあげ、
『火星年代記』の感動を甦らせる、叙情と哀愁にみちた話題作。

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『あと千回の晩飯』山田 風太郎 (著)





「いろいろな徴候から、晩飯を食うのもあと1000回くらいなものだろうと思う」
—飄々とした書き出しから始まり、
端倪すべからざる死生観を開陳した表題 作ほか、
「アル中ハイマーの1日」「少年時代の読書」「昭和の番付」などを収録。
巧まざるユーモア、独創と卓見にあふれた随筆集。


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『クローディアの秘密』E.L.カニグズバーグ (著)


クローディアは退屈だった。何か変わったことがしてみたい。
でもダサいのはいや。家出することにしたクローディアは、
一定の目標を持って計画を立てる。 それは、快適で、
今までとまったく違っていて、家のように気楽でいられるところへ行くこと。
クローディアは慎重にパートナー(弟)を指名し、
行き先(メト ロポリタン美術館)を選んだ。
でも、冒険に不測の事態はつきもの。
すぐに、クローディアと弟のジェイミーは、
専門家でも解けないような美術品にまつわるミ ステリーに巻きこまれることに。
しかし、この謎を解くことができれば、
クローディア自身が求める答えが見つかるかもしれない。

ユニークな ストーリー、読者の心をつかんで離さない文体、
独特な線画で定評のあるカニングズバーグの作品。
ニューベリー賞受賞作の本書も、読者に本を置かせるすきを 与えない。
一角の人間になりたいというクローディアの願いと、
その願いをかなえるために自分探しに出る物語は、
特に思春期の入口にいて本当の自分を探し求 めようとする
子どもたちにとって、共感するところが多いはず。(9~12才向け)

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『時間はどこで生まれるのか』橋元 淳一郎 (著)

なぜ時間は過去から未来に流れるのか。
なぜ過去は定まっているのに、未来は未知なのか。
相対性理論や量子論などの物理学を踏まえたうえで、
こうした素朴な 疑問に答える時間論は、これまで殆どなかった。
現代物理学の知見を考慮しなかったり、
日常の感覚を無視して議論していたためである。
本書は、科学が明らか にした時間と空間の本質を基本としながらも、
人間が日常的に感じる時間の性質を解き明かそうと試みる。
人間的時間と物理学的時間を統合する、目からウロコ の画期的な時間論。

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『クラバート』オトフリート・プロイスラー(著)



  ヴェンド人の少年3人組で村から村への浮浪生活をしていたクラバートは、
ある時から奇妙な夢を見るようになる。
「シュヴァルツコルムの水車場に来い。お前の損にはならぬだろう!」
という声と止まり木に止まった11羽のカラスの夢。

   その声に従って水車場の見習となったクラバートは、
昼は水車場の職人として働き、金曜の夜には12羽目のカラスとなって、
親方から魔法を習うことになる。

    『大どろぼうホッツェンプロッツ』や『小さい魔女』などで知られる
オトフリート・プロイスラーが、ドイツとポーランドにまたがる
ラウジッツ地方の古い伝説 を下敷きにして書いた『クラバート』。
チェコのアニメ作家カレル・ゼマンによって映画化もされたこの物語は、
ドイツ児童文学賞、ヨーロッパ児童文学賞など を受賞し、
プロイスラー文学の頂点ともいわれる1冊である。

   クラバートが足を踏み入れた水車場は、暗く多くの秘密を抱えた場所 だ。
新月の夜に現われる大親分の存在や復活祭の決まりごと。
毎年の大晦日には仲間のひとりが犠牲となるなど、常に死の影がつきまとう。
そこでの3年間の修 行を経たクラバートは、
「自分自身の意志の力と、ひとりの誠実な友の助力と、
ひとりの娘の最後の犠牲をも覚悟した愛とによって」
親方との対決を果たすこと になるのだ。

   宮崎駿が『千と千尋の神隠し』の下地としたという本書は、
少年少女向きの軽いファンタジーではない。
あらゆる世代を対象にした児童文学の枠を超える1冊である。

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『グラン・ヴァカンス』飛 浩隆 (著)





仮想リゾート“数値海岸”の一区画“夏の区界”。
南欧の港町を模したそこでは、
ゲストである人間の訪問が途絶えてから1000年、
取り残されたAIたちが 永遠に続く夏を過ごしていた。
だが、それは突如として終焉のときを迎える。
謎の存在“蜘蛛”の大群が、街のすべてを無化しはじめたのだ。
わずかに生き残っ たAIたちの、絶望にみちた一夜の攻防戦が幕を開ける
—仮想と現実の闘争を描く『廃園の天使』シリーズ第1作。

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『ジョナサンと宇宙クジラ』ロバート・フランクリン ヤング (著)


さわやかな9月の風のなかを空飛ぶフライパンに乗って、
宇宙クジラが棲む遙かな銀河へ、巨人族が暮らす深い海の洞へと、
冒険の旅に出かけてみませんか?
そ れとも、辺境惑星一帯を爆笑の渦に巻きこんだ「愛しのメアリ・ルー」
を上演中の宇宙船劇場のほうがよいですか?
アメリカSF界でブラッドベリ、スタージョ ンと並び称される
詩人ロバート・F・ヤングが、
愛に渇き、倦怠に沈むあなたに贈る、心温まる珠玉の名品

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『蜜のあわれ・われはうたえどもやぶれかぶれ』室生 犀星 (著)



ある時は“コケティッシュ”な女、ある時は赤い三年子の金魚。
犀星の理想の“女ひと”の結晶・変幻自在の金魚と老作家の会話
で構築する艶やかな超現実主義 的小説「蜜のあわれ」。
凄絶なガン闘病記「われはうたえどもやぶれかぶれ」、
自己の終焉をみつめた遺作詩「老いたるえびのうた」等、
犀星の多面的文学世界 全てを溶融した鮮やかな達成。
生涯最高の活動期ともいうべき晩年の名作5篇を収録。

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『田紳有楽;空気頭』藤枝 静男 (著)


あくまで私小説に徹し、自己の真実を徹底して表現し、
事実の奥底にある非現実の世界にまで探索を深め、
人間の内面・外界の全域を含み込む、新境地を拓い た、
“私”の求道者・藤枝静男の「私小説」を超えた独自世界。
芸術選奨『空気頭』、谷崎賞『田紳有楽』両受賞作を収録。                                                      


     

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『火星人ゴーホーム』フレドリック・ブラウン(著)

突然、大挙して地球を訪れた緑色の小人たち。
あたりかまわず、寝室さえも覗きまわる彼ら詮索好きな火星人のために、
地球では子供の出生率が激減してしまっ た! 
全世界をてんやわんやの大騒動に陥れた
彼らの目的はいったい何だったのか? 
痛烈な諷刺と軽妙なユーモアをもって描く、奇才ブラウンの古典的名作。

フレドリック・ブラウン-Wikipedia


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『百』色川 武大 (著)


「おやじ、死なないでくれ—、と私は念じた。
彼のためでなく私のために。
父親が死んだら、まちがいの集積であった私の過去が
その色で決定してしまような気 がする」
百歳を前にして老耄のはじまった元軍人の父親と、
無頼の日々を過してきた私との異様な親子関係を描いて、
人生の凄味を感じさせる純文学遺作集。
川 端康成文学賞受賞の名作「百」ほか三編を収録する。

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『万物の尺度を求めて』ケン オールダー (著)

  パリから各々北と南へ旅立った科学者2人の、
ギロチンや火山の危険を伴う任務とは、
パリを通ってダンケルクとバルセロナを結ぶ、
子午線の長さを測地学的に測量することだった-。
科学者の営みの実際を歴史的エピソードで綴る。    

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『鏡のなかの鏡』ミヒャエル エンデ (著)

鮮烈なイメージと豊かなストーリーで織りなされる,30の連作短編集.
ひとつずつ順番に,前の話を鏡のように映し出し,
最後の話が最初の話へとつながって いく.
このめくるめく迷宮世界で読者が出会うのは,
人間存在の神秘と不可思議さである.『モモ』『はてしない物語』とならぶ,
大人のためのエンデの代表 作.

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『安南—愛の王国』クリストフ バタイユ (著)

  18世紀末フランス大革命前夜、客死したベトナム幼帝を憐れみ、
派遣された修道士と修道女の数奇で悲劇的な愛。
遥か故国からも神からも遠く、雨は孤独なふたりの体の中にも染み込んでいった…。

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『表徴の帝国 』ロラン バルト (著)

「これはエクリチュールについての本である。
日本を使って、わたしが関心を抱くエクリチュールの問題について書いた。
日本はわたしに詩的素材を与えてくれ たので、
それを用いて、表徴についてのわたしの思想を展開したのである」。
天ぷら、庭、歌舞伎の女形からパチンコ、学生運動にいたるまで…
遠いガラバー ニュの国“日本”のさまざまに感嘆しつつも、
それらの常識を“零度”に解体、象徴、関係、認識のためのテキストとして
読み解き、表現体(エクリチュール) と表徴(シーニュ)についての独自の哲学を
あざやかに展開させる。

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『眼の誕生』アンドリュー・パーカー (著)

    進化論の祖ダーウィンが終生悩んだ謎が二つある。

一つは、なぜカンブリア紀以前の地層から化石が見つからないのか?
もう一つは、
眼という「完璧にして複雑な器官」が進化によって説明できるのか?
本書によって、この二つの問いがふいにつながり、
眼の誕生がもたらした壮大な進化ドラマが見えてきた。


 

5億4300万年前、カンブリア紀の始まりと同時に、
生物は突如、爆発的に進化した。
カンブリア紀の爆発として知られるこの急激な進化は、なぜ起こったのか?
 

その謎に挑んだ若き研究者は、
もともと貝虫類というミジンコなどの仲間を研究していた。
ある日、貝虫がきらりと光る。
その光に魅せられ、生物の体色研究にのめりこんだ彼は、
バージェス動物の体色を現代に甦らせ、
ついにカンブリア紀の爆発の謎にたどりつく。
 

カギを握るのは「光」。光は生物進化にいかなる影響をもたらしたのか?
 

地球最初の眼が見た光景とは?
そして生物学、地質学、光学、化学などの最新の成果から見出した
「光スイッチ説」とは?
画期的アプローチで生命史の大問題に挑む。
まさに目からウロコの興奮と驚き、生命進化の奥深さを実感する書だ。    

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『冥途』 内田百閒(著)

意識と無意識のあわいに立ちのぼる奇妙な風景。
無気味なようで、可笑しいようで、心もとないようで。
曖昧な夢の世界を精緻な言葉で描く、表題作をはじめ
「旅順入城式」など特異な百〓の小説33篇。    

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『意識の探求』クリストフ・コッホ (著)

  自分が見ている「赤」は他人が見ている「赤」と同じ「赤い色」なのか?
人間以外の動物には意識があるのだろうか?
ロボットが人間と同じように意識をもつことはありえるのだろうか?

脳内の客観的な物理化学反応から、
どのようにして、主観的な意識が生じるのだろうか?

みなさん、このような疑問を持った事がありますか?

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『バベットの晩餐会』イサク ディーネセン (著)

女中バベットは富くじで当てた1万フランをはたいて、
祝宴に海亀のスープやブリニのデミドフ風など本格的なフランス料理を準備する。
その料理はまさに芸術 だった…。
寓話的な語り口で、“美”こそ最高とする芸術観・人生観を表現し、
不思議な雰囲気の「バベットの晩餐会」
(1987年度アカデミー賞外国語映画 賞受賞の原作)。
中年の画家が美しい娘を指一本ふれないで誘惑する、
遺作の「エーレンガート」を併録。

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『鍵のかかった部屋 』ポール・オースター (著)


幼なじみのファンショーが、美しい妻と小説の原稿を残して失踪した。
不思議な雰囲気をたたえたこの小説の出版に協力するうちに、
「僕」は残された妻ソ フィーを愛するようになる。
だがある日、「僕」のもとにファンショーから一通の手紙が届く
——「優雅なる前衛」オースター、待望のUブックス化。

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『西瓜糖の日々 』リチャード ブローティガン (著)


コミューン的な場所、アイデス“iDeath”と“忘れられた世界”、
そして私たちとおんなじ言葉を話すことができる虎たち。
西瓜糖の甘くて残酷な世界が 夢見る幸福とは何だろうか…。
澄明で静かな西瓜糖世界の人々の平和・愛・暴力・流血を描き、
現代社会をあざやかに映して若者たちを熱狂させた詩的幻想小 説。
ブローティガンの代表作。

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『響きと怒り』ウィリアム フォークナー (著)


アメリカ南部の名門コンプソン家が、
古い伝統と因襲のなかで没落してゆく姿を、
生命感あふれる文体と斬新な手法で描いた、
連作「ヨクナパトーファ・サー ガ」中の最高傑作。
ノーベル賞作家フォークナーが“自分の臓腑をすっかり書きこんだ”
この作品は、アメリカのみならず、
二十世紀の世界文学にはかり知れな い影響を与えた。

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『ある放浪者の半生』V.S.ナイポール (著)

世界の果てまで旅しても,僕の人生はまだ始まらなかった
—インドからロンドン,アフリカへ,「自分だけの物語」を探して旅を続ける男.
社会運動の波も放埒 な性の快楽も,彼に全き人生のあり方を教えてはくれない.
植民地解放運動の時代を背景に,現代の自己探求のあり方を描く,
永遠のモラトリアム小説.ノーベ ル賞作家新作.

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『文学と悪』ジョルジュ バタイユ (著)

わたしたちは世界史がつい先程まで「善」の通俗化としての残忍な悪と
「悪」の通俗化としての残忍な善にとりかこまれていたのだということを
忘れるべきでは ない(解説より)。
—文学にとって至高のものとは、悪の極限を掘りあてようとすること
ではないのか…。
エミリ・ブロンテ、ボードレール、ミシュレ、ウィリ アム・ブレイク、
サド、プルースト、カフカ、ジュネという8人の作家を論じる。

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『ランスの大聖堂』ジョルジュ バタイユ (著)

21歳での処女出版『ランスの大聖堂』と、第2次大戦前後の重要テクスト選集。
1918年の表題作は信仰時代の青年バタイユの貴重な証言であり、
すでに聖 性における究極の脱自という生涯のテーマがうかがわれる。
ほかに、信仰放棄後の地母神と大地の闇に光を当てるディオニュソス的母性論、
消尽のエネルギーを 論じるプロメテウス=ゴッホ論など
『無神学大全』の思索の原型から、
戦後のシュルレアリスムへの逆説的擁護や実存主義との対決、
凝縮されたイメージに神を 透視する論考など17のテクスト。
バタイユ最初期から中期のエッセンス。

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『スペインの宇宙食 』菊地 成孔 (著)

彼の名は菊地成孔。
気鋭の音楽家にして音楽批評家、ニューロティックなライターにして
妄想的な時代観察者。
待望の初エッセイ集である本書は、1999年か ら2002年までという、
後年「激動の始まり」と伝えられるであろう季節の、
ひとつの東京の風景の記録であり、
神経症発症前夜までの一人の患者の臨床記録 である。

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『あまりにも騒がしい孤独』ボフミル・フラバル (著)


自分のもとに運ばれてくる紙の山を、ひたすら潰してキューブ状にまとめ、
再生紙工場へ送り出す仕事。
来る日 も来る日も運ばれてくる故紙、毎日潰しつづけても減らない紙の山……
シーシュポス的な・賽の河原的な仕事を続けるハニチャ。
そんな彼の生き甲斐、それは、故紙の山の中から、美しい本を救い出すこと。
カントを、ゲーテを、ニーチェを……
そしてその本に書かれた、美しいテキストを読 むこと。
そして
プレス機で紙を潰しながら、昔のことを思い出す。
貴重な本を潰すことに痛みを感じていた日々のこと、若き日の恋人との別れ、
ナチスに連れ去られて殺されたジプシー娘のこと……
中欧の圧迫された空気を庶民の日常をメランコリーにグロテスクに書き綴った名作。

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『類推の山』ルネ ドーマル (著),





はるかに高く遠く、光の過剰ゆえに不可視のまま、
世界の中心にそびえる時空の原点—類推の山。
その「至高点」をめざす真の精神の旅を、寓意と象徴、神秘と 不思議、
美しい挿話をちりばめながら描き出したシュルレアリスム小説の傑作。
“どこか爽快で、どこか微笑ましく、どこか「元気の出る」ような”
心おどる物 語

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『差異としての場所』柄谷 行人 (著)

本書は『隠喩としての建築』と『批評とポスト・モダン』から構成した。
改稿は一切ない。
タイトルは、「場所についての3章」からとった。
種類と時間的順序 に従って再編してみると、
2つの本の間の切断があるという私の思いこみは、まちがいではないとしても、
それほどのものでもなかった。
私は現在も似たような ことをやっていると思う。
その意味でこのエッセイは、私の「差異と反復」を示すものである。

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『黄泉からの旅人 』レイ ブラッドベリ (著)

  ハロウィーンの夜。映画スタジオと隣り合う墓地。
夢の都。死の都。出没する死者。跳梁する怪物。秘密の地下道。
謎が探偵小説作家を惑わせる。
長きにわたって入手困難だった謎と怪奇の物語、待望の復刊。    

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『ラピスラズリ』山尾 悠子 (著)



  銅版、閑日、竈の秋、トビアス、青金石のイメージが綴る、
人形と冬眠者と聖フランチェスコの物語。
「山尾悠子作品集成」から3年、
不世出の幻想小説が再び世に問う書き下ろし連作長篇集。

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『ドーナッツをくれる郵便局と消えゆくダイナー 』ビル ブライソン (著)

郵便局でただでドーナッツがもらえる。
通りの向かいの本屋に車がないと行けない。
一日千人以上が枕で怪我をしている(どうやって?)。
社会保障局はたまに 電話がつながっても染みの抜き方しか教えてくれない…
ぜーんぶあの国の真実の話。
ベストセラー・コラムニストの爆笑最新刊。

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『夜明け前のセレスティーノ』レイナルド アレナス (著)

母親は井戸に飛びこみ、祖父は自分を殺そうとする。
寒村に生きる少年の目に鮮やかに映しだされる、現実と未分化なもう一つの世界。
ラテンアメリカの魔術的 空間に、少年期の幻想と悲痛な叫びが炸裂する!
『めくるめく世界』『夜になるまえに』のアレナスが、
さまざまな手法を駆使して作りだした「ペンタゴニア (5つの苦悩)」の第1部。

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『金輪際』車谷 長吉 (著)

地の下には三つの輪があって、この世を支えているという。
その無限の底を金輪際という。
世を厭い人を呪う生を送ってきた私の人生に、
棘のように突き刺さ り、今なお己れを狂わせる記憶の数々…。
人間の生の無限の底にうごめく情念を描ききって慄然とさせる七篇を
収録した傑作短篇集。

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『風の名前』高橋 順子 (著)

光風、御祭風、雲雀東風、海軟風、風炎、下風、時津風、
青嵐、少女風、玉風、商風、和風、風巻……
日本には二一四五の風の名前があるという。
その中から三八二語の「風の名前」を厳選、
二二八点のカラー写真と、三五編の詩とエッセーで構成する新感覚の歳 時記。
まほろばの国日本の四季を吹く風、思い出の風車を回す心のなかの記憶の風、
はるかな響の歌を運んでくる未知の風。
あなただけの風がきっと見つかる心の一 冊。
話題の「まほろば歳時記」第一集『雨の名前』に続く待望の第二弾。

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『シチリアでの会話 』ヴィットリーニ (著)

  スペイン内戦に強い衝撃を受け、反フランコの活動に身を投じたヴィットリーニ。
本書はファシズム当局の弾圧に脅かされながらも版を重ね、
来るべき反ファシズムレジスタンスの精神的基盤となる。
パヴェーゼ『故郷』と並ぶイタリア・ネオレアリズモ文学の双璧。      

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『ヴォイツェク ダントンの死 レンツ 』ビューヒナー (著)

ドイツの自然科学者・劇作家ビューヒナーは、
23歳と4カ月の短い生涯を彗星のごとく全力で駆け抜けた。
残された作品はわずかだが、いずれもずば抜けた先 駆性を持っている。
その一切の規定を拒む“規格外”の作品は、
不死鳥のように永遠の若さを保ち、新たな輝きを放ち続けるだろう。
戯曲2篇、短篇小説1篇。

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『放送禁止歌 』森達也(著)

岡林信康『手紙』、赤い鳥『竹田の子守唄』、泉谷しげる『戦争小唄』、
高田渡『自衛隊に入ろう』……。
これらの歌は、なぜ放送されなくなったのか? 
その 「放送しない」判断の根拠は?
規制したのは誰なのか? 
著者は、歌手、テレビ局、民放連、部落解放同盟へとインタビューを重ね、
闇に消えた放送禁止歌の 謎に迫った。

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『フレップ・トリップ』北原 白秋 (著)

フレップは赤い実,トリップは黒い実

──ツンドラ地帯の木の実で名づけた白秋の旅は,心もはずむ樺太紀行.
横浜を出た船は海峡を越え,小樽から国境安別へ 北上し,
ポンコツ車での樺太横断を挟み,真岡・本斗・豊原・大泊・敷香をへて
オットセイとロッペン鳥群れる海豹島へ.
歌に手紙に創作に,異境の人心と風景 息づく紀行文.

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『文無し男と絶叫女と罵り男の物語』エイモス チュツオーラ (著)

千年の昔のこと、ラケツという町でとんでもない不運の元に
三人の主人公が生まれた。
王子として生まれたのに貧乏と悲惨という運命をしょいこんだ「文無し 男」、
絶え間なく絶叫し戦い続ける「絶叫女」、
どこまでも邪悪でものぐさな「罵り男」。
この三人、次々と混乱を引き起こし町から追い出されるはめになる。
異国の町々をさまよい続け、巻き起こす大騒動数知れず…。
随所に挿入されるヨルバ族の諺もとぼけた笑いを誘う。
いわば神話的な時空の中に繰り広げられる、 アフリカ流運命の不条理の物語。
『やし酒飲み』で知られるナイジェリアの奇才チュツオーラ会心の作。

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『人類が知っていることすべての短い歴史』ビル ブライソン (著)

宇宙のはじまり、DNA、プレートテクトニクス、10-43秒という時間の長さ。
テストのために丸暗記しただけの用語や数字の奥には、
驚くべき物語が隠さ れていた。
科学と無縁だったベストセラー作家が一大奮起し、
三年かけて多数の専門家に取材、世界の成り立ちの解明に挑む。
科学を退屈から救い出した大傑 作。

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『影をなくした男』シャミッソー (著)

  「影をゆずってはいただけませんか?」
謎の灰色服の男に乞われるままに、
シュレミールは引き替えの“幸運の金袋”を受け取ったが—。
大金持にはなったものの、
影がないばっかりに世間の冷たい仕打ちに苦しまねばならない青年の
運命をメルヘンタッチで描く。

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『悪魔に仕える牧師 』リチャード・ドーキンス (著)

本書は、科学啓蒙家として右に出る者のないドーキンスが、
一貫した科学的思考をさまざまな現代的話題に適用して綴
った文章をセレクトし配列した、初のエッ セイ集である。
進化論、遺伝子工学に関わる説得力抜群の論評はもとより、
長年のライバル、グールド博士への、節度ある交友関係に
裏付けられた批判や、親し い友人への追悼文、あこがれの地
アフリカへの思いを綴った文章などを通じ、
明晰な科学的思考の多面的な輝きが見てとれる。
ファンも、ドーキンス初体験のあ なたも必読の、
唯一無二の啓蒙書。

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『虹の戦士』William Willoya (著)



  地球が病んで動物たちが姿を消しはじめるとき
まさにそのときみんなを救うために虹の戦士たちがあらわれる…。
アメリカ・インディアンが信じつづけてきた最後の再生への物語。

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『宇宙からの歌、宇宙への音 』

  恐らく世界初となる、「宇宙っぽい」というキーワードの元に
集められたディスクガイド本。
とにかくスペーシーな音楽が好きな人、
SF的な音楽が好きな人、
ディープなトリップ音楽にズブズブとはまりこみたい人、
宇宙が好きで好きでたまらない人など
......混沌を墓碑銘にして生きるあなたへ贈る一冊です。    

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『本能はどこまで本能か』マーク・S. ブランバーグ (著)

「本能」という言葉にごまかされずに、
行動とその発達について深く追求していけば、
遺伝子、細胞、行動、物理的・社会的・文化的環境が能動的に相互作用し て、
われわれの行動と認識を形づくっているのが見えてくる。
気鋭の神経学者が「本能」論争を解説し、
行動の起源を探ることの重要性に迫った科学ノンフィク ション。

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『イーディ—’60年代のヒロイン 』ジーン スタイン (著), ジョージ プリンプトン (著), 青山 南 (翻訳),

アンディ・ウォーホルのスーパースター、アンダーグラウンド映画のヒロイン、
そして1965年の「ガール・オブ・ザ・イヤー」
—60年代の伝説を彗星みた いに駆けぬけていったイーディ。
ウォーホル、メイラー、カポーティ、パティ・スミス、リキテンシュタイン、
ジョン・ケージ、レオ・キャステリ、ギンズバー グ、ラウシェンバーグ…。
150余人の証言者が彼女と彼女の生きた時代を克明に語る
オーラル・バイオグラフィの傑作。

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『エクリチュールの零(ゼロ)度 』ロラン バルト (著)

「文学的形式(フォルム)を“アンガジェさせる”こと」と
「サルトル的アンガージュマンをマルクス主義化すること」
という二重の企図のもとに書かれた『エ クリチュールの零(ゼロ)度』は、
サルトルの『文学とは何か』によるブルジョワ的“文学”神話の
“脱神話化”の試みを引き継ぐとともに、
その人間主義的限 界の乗り超えを目指した。
言語体(ラング)とも文体(ステイル)とも異なる文学の第三の形式的現実としての
『エクリチュール』は、はたして“文学”を解明 したのか。
つねに現代思想の先頭を走り続けつつ、
変貌を重ねたバルトのエクリチュールの冒険のすべては、ここから始まった。

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『開口閉口』開高 健 (著)

読書の楽しみを語り、現代の風俗を諷刺し、
食味の真髄を探り、釣りの薀蓄を傾け、
世界の美酒・珍酒を紹介し、人生の深奥を観照する。
—鋭い洞察が溢れ、 ユーモアとウィットに富み、
自ずと人柄のにじみ出る絶妙な語り口は読者を魅了せずにはおかない。
「男の収入の三分法」「面白い物語はまだまだある」
「釣る のか釣られるのか」「酒の王さまたち」など珠玉64編。

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『恐るべき空白』アラン ムーアヘッド (著)

1860年8月20日、多くの市民が見送るなかメルボルンを発ち、
オーストラリア大陸縦断に挑んだロバート・オハラ・バーク率いる探検隊。
彼らは人跡未踏 の内陸地帯を越え、半年をかけてついに大陸北岸に到達したのだ。
しかし喜びも束の間、真夏を迎えたオーストラリアの苛酷な自然は容赦なく
彼らに牙をむく。
酷熱の砂漠地帯で経験する渇きと飢えの極限状態、
ついには命を落としてゆく隊員たち…
稀代のノンフィクション作家が、オーストラリア史上最悪の結末を迎え た
探検隊の悲劇を描く名作。英国王立文学協会賞受賞。

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『宇宙の柳、たましいの下着』直枝 政広 (著)


  結成24年目を迎えたロックバンド、カーネーションの直枝政広による
勘違いだらけの音楽史 
  世界のすべてが湧き出る究極のディスクガイド本 
レコードジャンキーである直枝政広が自身でセレクトしたロックを中心とした
名盤、貴重盤100枚+αについてとことん語り尽くす。
カーネーションの音楽にとどまらず、現在において聴かれるべきロック、
音楽を聴くことの楽しみをより深く知るための必読書。
この本は島倉千代子『すみだ川』からはじまった勘違いだらけのおれの音楽史、また、そのしつこいほど歪んだ長い時間を旅することになる。

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『ドリアン・グレイの肖像』オスカー ワイルド (著)

舞台はロンドンのサロンと阿片窟。
美貌の青年モデル、ドリアンは快楽主義者ヘンリー卿の感化で
背徳の生活を享楽するが、彼の重ねる罪悪はすべてその肖像に 現われ、
いつしか醜い姿に変り果て、慚愧と焦燥に耐えかねた彼は
自分の肖像にナイフを突き刺す…。
快楽主義を実践し、堕落と悪行の末に破滅する美青年と
そ の画像との二重生活が奏でる耽美と異端の一大交響楽。

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『長くて、美しい自殺 』メリッサ ノックス (著)

  『サロメ』『幸福な王子』から『獄中記』まで世紀末文学の精華に、
ワイルドは己れの未来を予見し物語化を計った—。
運命のシナリオの如く作品世界を実生活で演じきり、
人生の絶頂と奈落を生き抜いたワイルドの真実とは。
精神分析的手法を駆使した画期的な世紀末芸術論。    

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『やし酒飲み』エイモス チュツオーラ (著)

ここはアフリカの底なしの森。
10歳の頃からやし酒を飲むことしか能のない男が、
死んだやし酒づくりの名人をとりもどしに「死者の町」への旅に出る。
頭蓋 骨だけの奇怪な生き物。
地をはう巨大な魚。
指から生まれた凶暴な赤ん坊。
後ろ向きに歩く死者の群れ…。
幽鬼が妖しくゆきかう森を、
ジュジュの力で変幻自在 に姿をかえてさまよう、
やし酒飲みの奇想天外な大冒険。

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『抹香町 路傍』川崎 長太郎 (著)

文学に憧れて家業の魚屋を放り出して上京するが、
生活できずに故郷の小田原へと逃げ帰る。
生家の海岸に近い物置小屋に住みこんで私娼窟へと通う、
気ままな がらの男女のしがらみを一種の哀感をもって描写、
徳田秋声、宇野浩二に近づきを得、日本文学の一系譜を継承する。
老年になって若い女と結婚した「ふっつ・ とみうら」、
「徳田秋声の周囲」なども収録。

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『奇想の系譜 』辻 惟雄 (著)

意表を突く構図、強烈な色、グロテスクなフォルム
—近世絵画史において長く傍系とされてきた
岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曽我蕭白、長沢蘆雪、歌川国 芳ら
表現主義的傾向の画家たち。
本書は、奇矯(エキセントリック)で幻想的(ファンタスティック)な
イメージの表出を特徴とする彼らを「奇想」という言葉 で定義して、
“異端”ではなく“主流”の中での前衛と再評価する。
刊行時、絵画史を書き換える画期的著作としてセンセーションを巻き起こし、
若冲らの大規 模な再評価の火付け役ともなった名著、待望の文庫化。
大胆で斬新、度肝を抜かれる奇想画家の世界へようこそ!図版多数。

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『人生のちょっとした煩い』グレイス・ペイリー (著)

  亭主が出ていった、二人の子供を抱えて、家賃も払えない…不幸?
いいや、ディア、そんなものは、人生のちょっとした煩いみたいなものさ。
伝説の女性作家にしてアメリカ文学のカリスマ、待望の第一作品集。    

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『優雅な生活が最高の復讐である』 カルヴィン・トムキンズ著








        優雅な生活が
       最高の復讐である




  Between The Lines Vol.10 本文>>>



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『憂鬱と官能を教えた学校』菊地 成孔 (著), 大谷 能生 (著)

「音楽」を愛する技術 20世紀中盤に登場し、
ポピュラー音楽家たちの間に爆発的に広まった音楽理論
“バークリー・メソッド”
とはいったい何か?
現在の音楽シーンを牽引する ミュージシャンと
気鋭の音楽批評家のコラボレーションによる前代未聞の音楽講義録、
ついに刊行!クールな知的興奮と微妙なギャグのランデヴー。

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『ペドロ・パラモ』フアン ルルフォ (著)

ペドロ・パラモという名の,顔も知らぬ父親を探して「おれ」はコマラに辿りつく.
しかしそこは,ひそかなささめきに包まれた死者ばかりの町だった…….
生 者と死者が混交し,現在と過去が交錯する前衛的な手法によって
紛れもないメキシコの現実を描き出し,
ラテンアメリカ文学ブームの先駆けとなった古典的名 作.

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『運命ではなく 』イムレ ケルテース (著)

本書は、著者ケルテースが、みずからのナチス強制収容所体験をもとに
描き出した自伝的小説である。
戦時下のブダペシュトで、主人公である14歳の少年は、
勤労奉仕に向かう途中ユダヤ人狩りにあい、
仲間たちとともにアウシュヴィッツへと送られる。
かろうじてガス室を免れた彼は、やがてブーヘンヴァルト、
そし てツァイツに収容されることになるが、
そこで待ちかまえていたのは、想像もおよばぬ苛酷な現実だった…。
人類に多くの課題を残した20世紀最大とも言える 負の遺産を、
無垢な少年のまなざしを通して描き切った、ノーベル賞作家の代表作。

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『すばらしい新世界』池澤 夏樹 (著)

途上国へのボランティア活動をしている妻の提案で、
風力発電の技術協力にヒマラヤの奥地へ赴いた主人公は、
秘境の国の文化や習慣に触れ、
そこに暮らす人び とに深く惹かれていく。
留守宅の妻と十歳の息子とEメールで会話する日々が続き、
ある日、
息子がひとりでヒマラヤへやってくる…。
ひとと環境のかかわりを 描き、
新しい世界への光を予感させる長篇小説。

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『スモーク&ブルー・イン・ザ・フェイス』ポール・オースター (著)

1990年夏、ブルックリン。
妻を亡くしてから新作が書けない作家ポールは、
オーギーの葉巻店の帰り、黒人少年ラシードと知り合う。
少年はヤバイ金を抱え ながらも、蒸発した父親を探していた。
そして、オーギー。
彼は昔の恋人から突然娘の存在を知らされる。
—誰もが傷つき、煙のようにはかない絆を求め彷徨っ ている。
「スモーク」他、「ブルー・イン・ザ・フェイス」の映画脚本などを収録。

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『ガリレオの指』ピーター アトキンス (著)

  進化論をはじめ、エントロピー、相対論、量子論、シンメトリーを経て
算術にいたる、現代科学の10の主要理論を、
ポピュラー・サイエンスの名手アトキンスがセレクトし、
そのエッセンスを抽出する。    

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『余白の芸術』李 禹煥 (著)

1970年代、有機的な組替えやズラしによって、
外の空気を浸透させ他を受け入れる作品を精力的につくり、
あるがままをアルガママにする仕事をした「モノ 派」、
その運動の柱として知られ、国際的に活躍する李禹煥の著作を集める。
そして著者自身の芸術について、セザンヌやマチスに始まり、
ゲルハルト・リヒ ター、ペノーネ、若林奮、白南準ら現代芸術の旗手たち、
古井由吉や中上健次などの作家たちについて、
そして、ものと言葉について…自分と、自分をとりまく 外の世界。
その境界にあたらしい刺激的な見方を開く。

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『偶景 』ロラン バルト (著)

本書は4篇のテクストから成っている。
母と共生した故郷バイヨンヌの風光と思い出を語った「南西部の光」、
パラス座の自由な空間を称えたエッセー。
「偶 景」は、1968‐69年にかけてのモロッコでの見聞を記録した断章である。
モロッコは、スタンダールのイタリア、ジッドのアルジェリアと同様、
バルトの 欲望が漂流する狂気の場であった。
そして、「パリの夜」、
これは『失われた時を求めて』の同性愛者シャルリュスがさまよい歩く
ソドムの都市の住人にかんす る日記=ロマネスクである。

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『ウィリアム・ブレイクのバット 』平出 隆 (著)

  それは打撃音とともに旅をもたらす魔法の杖-。
野球の深層にある秩序と美しさを語る「ball,bat & art」ほか、
「glad day」「kafka’s drive」など、身体感覚の詩学。    

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『何かが道をやってくる 』レイ・ブラッドベリ (著)

ある年の万聖節前夜、ジムとウィルの十三歳の二少年は、
一夜のうちに永久に子供ではなくなった。
カーニバルの騒音の中で回転木馬の進行につれて、
時間は現 在から未来へ過去から未来へと変わり、
魔女や恐竜の徘徊する悪夢のような世界が展開する。
SF界の抒情詩人が世に問う絶妙なリズム。
ポオの衣鉢をつぐ一大 ファンタジー。

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『マーティン・ドレスラーの夢』スティーヴン ミルハウザー(著)

「昔、マーティン・ドレスラーという男がいた」。
これ以上ないと思えるほど、簡潔で力強い書き出しが目を射る。
19世紀末から20世紀初頭のニューヨー ク、
葉巻商の息子に生まれ、ベルボーイからホテルの経営者に登りつめた男。
それがこの小説の主人公だ。
では、本書はアメリカン・ドリームの物語なのだろう か?

   たしかに半分はそうである。
なぜならこれは「夢」に関する物語だからだ。
当初、いかにも現実の歴史に沿うよう展開していた出世譚は、
マーティンのホテルが次々と建造されるにつれてゆがみ、
やがて夢幻のごとき色彩を帯びてくる。
ホテルの内部には、森や滝、本物の動物が走り回る公園、キャ ンプ場、
はては地底迷路などという、現実には考えられないたぐいの施設が増殖、
それに歩調を合わせて地下へ地下へと層も広がってゆく。
ついにマーティン は、それ自体でひとつの社会と化したかのような
巨大ホテルをつくり上げるが、あまりにも常識を凌駕していたため
世に理解されず、その絶頂にもかげりが訪れ る——。

   きわめて独特な物語世界だが、圧巻はホテルの描写だろう。
輪舞のように次々とつづられていく奇怪ともいえる施設の数々。
読み進むうち、いつしか読者はもうひとつの世界を築く快楽に加担している。
アメリカの歴史を借りて紡ぎだされた夢幻境。
それこそ、著者が創造しようとした ものにほかならない。

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『赤を見る』ニコラス ハンフリー (著)

  あなたの見ている赤と私の見ている赤は同じものか。
赤の感覚と、感情や知覚との関係は?
進化心理学者が、「赤を見る」というただひとつの経験を通し、
感覚・感情・知覚の謎、そして「意識の迷宮」へと誘う。    

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『脳は空より広いか』ジェラルド M. エーデルマン (著)

「私」が感じるこの「感じ」、すなわちクオリアは、誰とも共有できず、
どのような精巧なコンピュータでも再現できない。
脳はいかにして、これほどまでに多 様で複雑なクオリアを生み出すのか。
なぜ意識には「私」が生じたのか?
そもそも「心」は脳の活動によって説明できるのか?
神経ダーウィニズム、ダイナミッ ク・コア仮説
—驚くべき理論を次々と打ち出し、
現在の脳研究のあり方を決定的に変えてきたノーベル賞科学者が、
初めて一般向けにやさしく最新の理論を説 く。
スリルと驚くべき知見に満ちた脳・意識論。

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『サラサーテの盤』内田 百聞 (著)

薄明かりの土間に、死んだ友人の後妻が立っている。
夫の遺品を返してほしいと、いつも同じ時刻にそっと訪ねてくるのだ。
はじめは字引、次に語学の教科書、 そしてサラサーテ自奏のレコード—。
映画化もされた表題作「サラサーテの盤」をはじめ
不可思議な連作「東京日記」、
宮城道雄の死を描く「東海道刈谷駅」な ど、百〓(けん)の創作を集める。

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『最悪の事故が起こるまで人は何をしていたのか 』ジェームズ R・チャイルズ (著)

  誰がどのように引き起こし、誰がどのように食い止めたのか?
原発事故から高層ビル倒壊まで、50あまりのケースを紹介しつつ、
巨大事故のメカニズムと人的・組織的原因に迫る。

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『盲目の時計職人』リチャード・ドーキンス (著)

  複雑な生物世界は、自然淘汰という、意図をもたない「盲目の時計 職人」が創った。
では、この自然淘汰は単なる偶然の所産なのか?
ダーウィン主義を強力かつ魅力的な論理で擁護する必読の進化論書    

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『虚数』スタニスワフ レム (著)

人体を透視することで人類を考察する「死の学問」の研究書『ネクロビア』

バクテリアに英語を教えようとして、その予知能力を発見した
アマチュア細菌学者が 綴る「バクテリア未来学」の研究書『エルンティク』

人間の手によらない文学作品「ビット文学」の研究書『ビット文学の歴史』

未来を予測するコンピュータを 使って執筆されている、「もっとも新しい」
百科事典『ヴェストランド・エクステロペディア』の販売用パンフレット。

人智を越えたコンピュータGOLEM 14による人類への講義を収めた
『GOLEM 14』

様々なジャンルにまたがるこれら5冊の「実在しない書物」の序文と
ギリシャ哲学から最新の宇宙物理学や遺伝子理論まで、
人類の知のすべてを横断する 『GOLEM 14』の2つの講義録を所収。
架空の書評集『完全な真空』に続き、
20世紀文学を代表する作家のひとりであるレムが、
想像力の臨界を軽々と飛び越えて自在 に描く「架空の書物」第2弾!
知的仕掛けと諧謔に満ちた奇妙キテレツな作品集。

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『神の火を制御せよ 原爆をつくった人びと』パール・バック (著)

第2次大戦でアメリカが原爆開発のために組織した「マンハッタン計画」に、
もしも若き才女が関(かか)わっていたら?
本書はそんな発想より、美貌(びぼう)の女性科学者ジェーン・アールを
ヒロインに据え、彼女が内部から行った原爆使用への批判がいかに仲間の
男性科学者た ちにも影響していくかを描いた……。
……ジェーンを中核としたロマンティックな物語展開でたちまち読者を
引きずりこみながらも、さいごには原爆小説のみならず科学者小説、
東西異文化交渉小説としての文学的な深みへと、われわれを誘ってやまない。

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『意味という病 』柄谷 行人 (著)

  日本のシェークスピア論のパラダイムを批判し、明晰な論理と思考の下に、
新しい“マクベス”像を描く、柄谷行人の初期秀発エッセイ「マクベス論」を
はじめ、秀作『マルクスその可能性の中心』につながら、
その明視力の圧倒的展開を収録。

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『メディア・ビオトープ—メディアの生態系をデザインする』水越 伸 (著)





  メディア環境を生態系としてとらえ、
メディアとコミュニケーションに向けた働きかけの新しい形を探る。
自筆の図や絵を使いながら、
多様でしなやかなメディア実践へと読者をいざなうスケッチブック。    

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『カメレオンのための音楽』トルーマン カポーティ (著), 野坂 昭如 (翻訳)


現実にあった、『冷血』を上回る残虐な連続殺人事件と
刑事の絶望的な戦いを描く中篇「手彫りの柩」。
表題作「カメレオンのための音楽」など、悪魔と神、
現 実と神秘のあわいに生きる人間を簡潔にして絶妙の筆致で
描く珠玉の短篇群。
マリリン・モンローについての最高のスケッチといわれる
「うつくしい子供」など 人の不思議さを追及した会話による
ポートレート集。
三部からなる、巨匠カポーティ、最後の傑作を野坂昭如の翻訳で贈る。

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『葉書でドナルド・エヴァンズに』平出 隆 (著)




  架空の国の切手を作品とした夭折の画家ドナルド・エヴァンズに
「死後の友人」として詩人・平出隆が彼の生涯と作品に込められ
た思いを共振する言葉で綴る書簡体エッセイ。    

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『ニューロマンサー』 ウィリアム・ギブスン 著








          港の空の色は、
       空きチャンネルに合わせた
          TVの色だった。





  Between The Lines Vol.7 本文>>>


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『何でも見てやろう』小田 実 (著)

  若さと知性と勇気にみちた体当り世界紀行。
留学生時代の著者が、笑顔とバイタリティーで欧米・アジア22ヶ国を貧乏旅行して、
先進国の病根から後進国の凄惨な貧困まで、ハラにこたえた現実を、見たまま感じた
ままに書いたベスト&ロングセラーの快著。

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『ロシアにおけるニタリノフの便座について』椎名 誠 著

真夏の珊瑚礁から一転して、極寒のシベリアに飛んだ椎名誠。
彼を待ち受けていたのは、なんと便座の全くない便器だった!
ソ連邦トイレ事情にはじまり、地球 上の食物連鎖にまで話がお
よび表題作のほか、少年期を過した幕張川でのカヌー体験
「はじめての川下り」、免許取得までの汗と涙と憤怒の記録
「自動車たいへ ん記」など、全7編を収録。素朴な疑問と正し
い怒りの過激実感文集。

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『死ぬことと生きること』土門 拳 著


  ひたむきに日本人と日本文化に取り組み、
撮りつづけてきた土門拳の知られざる一面を読者はここに読みとる。

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『サラとソロモン』エスター ヒックス (著), ジェリー ヒックス (著), Esther Hicks (原著),

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13,936%  本の売上ランキング: 255 (昨日の売上ランキングは35,793でした)

ある日言葉を話す不思議なふくろうのソロモンが現れ、
サラは幸せな人生を送る法則を学んでいきます。
「君の幸せは、周りの状況で決まるものなの?」
「君 の幸せが他の誰かがやったりやらなかったりするこ
 とにかかっている時、君は罠にはまっているんだ。
 なぜなら、他の人々が考えることや行なうことを、
 君がコ ントロールすることはできないからさ。
 でもね、自分の喜びは他人にかかっているのではない
 ということがわかったら、その時には本当に自由になれるんだ」  

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『鬼平犯科帳』池波正太郎 著









          悪い事をしながら善い事をし
          善い事をしながら悪事を働く。
           心を許し合う友を欺して
          その心を傷つけまいとする。
          全く人間とは奇妙な生きものよ。






Between The Lines Vol.6 本文→

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『鯨尺の法則—日本の暮らしが生んだかたち』長町 美和子 著



  畳む、巻き取る、重ねる、仕舞う、しつらう。
コンパクトに暮らす日本の知恵や工夫はどうして生まれたのだろうか。
日々の暮らしの中で知らず知らず触れてきた日本のデザインの原点を
探る22のお話。    

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『ブロンド美女の作り方』スー・ネルソン (著), リチャード・ホリンガム (著)

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77,291%  本の売上ランキング: 264 (昨日の売上ランキングは204,314でした)


今さら人に聞けない最先端の科学技術がすぐわかる。

クローン人間、瞬間移動装置、タイムマシン、人工知能(AI)、
遺伝子治療、サイボーグ、ブラックホール、人体冷凍保存装置…… 。
空想の世界を舞台にわかりやすく解説する現代科学の最前線。

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『頭のうちどころが悪かった熊の話』安東 みきえ (著), 下和田 サチヨ (イラスト)

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107,229%  本の売上ランキング: 77 (昨日の売上ランキングは82,644でした)

もし人生の意味に悩んだらとりあえず食べてみてください。
7つの動物ショートストーリー。
「小さな童話大賞」(毎日新聞社主催)受賞作『いただきます』収録。

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『誠実な詐欺師』トーベ ヤンソン (著),

  雪に埋もれた海辺に佇む「兎屋敷」の薄明りのなか、
風変わりなひとりの娘と従順な一匹の犬が交わす長いたくらみ。
この世のだれひとりとして傷つけることなく、
わたしたちが手に入れられるものとは。
ポスト・ムーミンとして澄み切った文体で描かれた、著者渾身の傑作長編。    

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『一千一秒物語 』稲垣 足穂 (著)



"少年愛、数学、天体、ヒコーキ、妖怪…近代日本文学の陰湿な体質を拒否し、
星の硬質な煌きに似たニヒリスティックな幻想イメージによって、
新しい文学空間 を構築する“二十一世紀のダンディ”イナガキ・タルホの
コスモロジー。
表題作のほか『黄漠奇聞』『チョコレット』『天体嗜好症』『星を売る店』
『弥勒』 『彼等』『美のはかなさ』『A感覚とV感覚』の全9編を収録する。"

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『SHAPER'S HIGH』富田薫 著










           膨大な時間と距離の中に、
           無数の「作る人」がいた。
         その人々の並ぶ長い、長い、長い列の
         一番後ろに、私もまた並んでいる。







Between The Lines Vol.5 本文

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『空間の旅・時間の旅』M. ユルスナール (著)



  日本滞在中に自己の信念を吐露した講演
「空間の旅・時間の旅」をはじめ、
自作との関連、歴史の旅、作家論、美術論など
テーマに沿って選ばれたエッセイ集。

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『うぬぼれる脳』ジュリアン・ポール キーナン 他 (著)


脳は、鏡に映った像をいかに自分であると認識するのか。
他人の心を読み取る能力は、脳のどこで発揮されるのか。
チンパンジーやサルなど他の霊長類との比較 検討をふまえ、
「私が私である」という自己意識や「私」と「あなた」を
弁別するナルシスティックな力が右脳優位で生じることを
明らかにする。
言語能力と結 びついた左脳を重視する通説を覆し、「自己
の右脳局在説」で脳科学の常識に挑む衝撃の書。

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『どこかにいってしまったものたち 』クラフト・エヴィング商會 (著)


  明治から昭和20年代まで、
珍品を商ったクラフト・エヴィング商会の「3代目」が、
商品の解説書や宣伝用のチラシなどを再現。架空の書物
や地図、機械など、不思議な品を紹介する空想博物館。

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『日本文化における時間と空間 』加藤 周一 (著)

 

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7,448%  本の売上ランキング: 31 (昨日の売上ランキングは2,340でした)
 


日本文化の特質とは何か。
著者は時間と空間の二つの軸からこの大きな問いに挑む。
文学・絵画・建築など豊富な作品例を縦横に比較・参照しつ つ、
日本文化を貫く時間と空間に対する独特な感覚—著者はそれを「今=ここ」と捉える—に迫る。
その鋭い筆は宗教観や自他認識へと及び、
この志向が今日の われわれの日常や政治行動をも規定していると喝破する。
日本文化の本質、その可能性と限界を問う渾身の書き下ろし。

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『夢見つつ深く植えよ』メイ サートン (著)


  片田舎に老屋を買い、ひとり住む…。
うぐいすに聞きほれて。
家探しから個性的な隣人との出会いまで、
終生のテーマとなる「孤独」と対峙した、サートンの自伝的エッセイ。                                                        


     

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『指がちょっと血を流し始めるまでパーカッション楽器のように酔っぱらったピアノを弾け』チャールズ ブコウスキー (著)

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『優雅に叱責する自転車』エドワード ゴーリー (著)



  「火曜日の翌日で水曜日の前日」という、すきまの1日。
ケンカしていた2人の前に、変な自転車が現れた。
ペダルもチェーンもブレーキもついてない。
こ げないはずの自転車に乗って2人は外出。
カブのまったく見えないカブ畑を通ったり、
もともと履いてなかった14足の靴を嵐で失くしたり、
ワニに出くわした りと、いろいろあって家に戻った2人が見たものは…。

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『過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい』森山 大道 (著)

明暗を強く焼き込んだ写真でいまも広く支持されている森山大道の
対談・エッセイ集。
伝説的な写真家・中平卓馬や東松照明、荒木経惟らとの対談や、真
情を虚飾のない語調で率直に吐露するインタビューなど、貴重な記
録を集成し、写真を多数所収する。

   

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『メメント・モリ』藤原新也 著










           遠くから見ると、
       ニンゲンが燃えて出すひかりは、
        せいぜい六〇ワット三時間。







Between The Lines Vol.4 本文

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『紙つぶて』谷沢 永一著



  昭和53年に刊行された稀代の絶品書評コラム「完本・紙つぶて」
の全455篇すべてに、それぞれ1篇ごとに唱和して書き下ろし自
注を加えた自作自注最終版。
愛書家の真情あふれる情熱と執念の書。人名・書名索引付き。    

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『時の震え 』李 禹煥 著


作品を通じて、凝固した空間の塊の中に人間と響き合う世界を
組み立てる現代美術作家が、絵筆と鑿に換えてペンをとる時、
その筆致は、あまりに人工、清浄、 整然に過ぎた都市に罅を入
れ、あまりに透明になった人間の奥底に潜む野生を引きずり出
す。刻んできた時の狭間をわたる自伝的エッセイ集。

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『米中経済同盟を知らない日本人 』山崎 養世 (著)

  日本が知らずに世界経済が変質してしまったのは、
経済で米中が手を握ったからだった。
米中経済同盟を軸に世界の変化を手に取るように解説。

::関連URL::

山崎養世のBLOG
〜山崎養世が政治・経済・文化・歴史を熱く語るBLOGです〜

『誰のための三角合併なのか』
マル激トーク・オン・ディマンド 第318回(2007年05月02日)

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『降る影 待つ光』熊谷 秀夫 著, 長谷川 隆 著

「雷の気持ちになれ!」
ライトで稲妻をつくり出そうとする助手に、照明技師・熊谷秀夫はそう叫んだ—。
大映京都撮影所時代から現在まで、
150本以上の映 画の照明を手掛けてきた熊谷秀夫の仕事を、70時間におよぶインタ
ビューと、ともに仕事をした監督、俳優、キャメラマンの証言からつづる。照明技
術、日本 映画史、そして映画の根源的魅力を記録した一冊。

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『見続ける涯に火が・・・』中平 卓馬 著



   1960年代後半から70年代にかけて、従来の映像美学を覆すラディ
カルな作品によって日本の現代写真に大きな転換をもたらした写真
家、中平卓馬は、同時にきわめて鋭敏な批評家として芸術と社会の
あり方を根底から問いなおし、激動する時代に応答しつづけていた。
本書はいまなおアクチュアルな輝きを失わないその思考の運動を現
在の世界へと召喚し、年代順にその軌跡を辿ることを通して、今日
における写真表現の可能性を再考するアンソロジーである。中平は
77年に病に倒れて記憶の大半を失った後も、写真家としての活動を
継続することによって立ち直り、撮影行為を通した自己解体と再生
を繰り返しながら写真のもつ根源的な力を模索しつづけている。
その特異な写真作品にアプローチする手掛かりとして、また広く現
代社会をとりまく問題について考察し、芸術表現のゆくえを問うた
めにも必読の一冊である。

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『二人がここにいる不思議 』レイ ブラッドベリ 著



太めと痩せのカップルの、出会いと別れと再会の物語
「ローレル・アンド・ハーディ恋愛騒動」、
天国まで自慢のワインを持って行こうとする呑んべえ
領主に抗 して村人たちが考えた作戦が意表をつく
「ご領主に乾杯、別れに乾杯!」など、
23編のジンワリいい話を集めた待望の短編集。
ちぐはぐな会話としんみりした 読後感が楽しい表題作は、
今は亡き両親をレストランに招待した男の話。

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『空が見ていた』山際 淳司 著



  九回裏。二死満塁。フォアボール。
ピッチャーは何を考えればいいのだろうか。
数万の観衆に見つめられている男には、
もうひとつのサイコ・ドラマがある。
そこまで見透せるのは、おそらく・空・だけ…。

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『軽い機敏な仔猫何匹いるか』土屋耕一著


回文を集めた本。

回文ってわかりますか?
試しに、タイトルを逆に読んでみて下さい。

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『沈黙の春』レイチェル カーソン 著



  自然破壊にとどまらず人間の生命の核、遺伝子直撃へと環境問題が
加速度的に複雑化、深刻化しつつある今日、その危機を40年近く前
にいちはやく指摘し、孤立無援のうちに出版された名著。

鳥も虫も沈黙した。
誰もいなくなった春。
人間はその寒々しい光景でなにを思うべきなのか。。

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『ぼくの命を救ってくれなかった友へ』エルヴェ ギベール 著



エルヴェ・ギベール。
フランス文学の将来を担う気鋭の作家として凄まじいスピードで
創作を行なっていたが、1988年エイズに罹っていることが発覚
し、フ ランス中に衝撃を与える。
絶望の中、エイズと闘う自分自身の姿—ホモセクシャル、乱脈深
まる愛欲の日々—を一切合切さらけだして描いたのがこの作品で
あ る。1991年12月27日、36歳の誕生日の直後にギベールは死
去。友人の哲学者ミッシェル・フーコーのエイズ死を追うような
死であった。本書は、生前 1冊の邦訳も出されなかった彼の、遅
ればせの日本デビュー作である。

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『時の輪』カルロス カスタネダ 著



  死の直前のカスタネダが自らの手で1冊に凝縮した、
呪術師ドン・ファンの教えの心髄。
「ドン・ファンの教え」から「沈黙の力」まで、
「もうひとつの知の体系」「シャーマニズムの奥義」
の核心がここに。    

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『憂鬱と官能を教えた学校』菊地 成孔 著 大谷 能生 著



「音楽」を愛する技術 20世紀中盤に登場し、ポピュラー音楽家たちの間に
爆発的に広まった音楽理論“バークリー・メソッド”とはいったい何か?
現在の音楽シーンを牽引する ミュージシャンと気鋭の音楽批評家のコラボ
レーションによる前代未聞の音楽講義録、ついに刊行!クールな知的興奮と
微妙なギャグのランデヴー。

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『全ての装備を知恵に置き換えること 』石川 直樹 著


  どこまでも行こう。
海、山、極地、都市、大地、空。極点を踏破し
世界七大陸の最高峰を制覇した若き冒険者の、
旅の軌跡。
しなやかな感受性は境界を越えて身体と精神の
未踏の地を目指す。    

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『行く先は晴れやかに あるいは、うろ覚えの詩が世界を救う』ヴェンデラ・ヴィーダ 著



  真冬のNY。こめかみに感じる銃口の冷たさ。続いてゆく私の人生。
明日になればきっと、風を切って歩きだせる-。
語られたことのない、とあるわたしについての物語。    

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『我、拗ね者として生涯を閉ず』本田 靖春 著

   ノンフィクション作家の著者が、両足切断、右眼失明、肝ガンなどと
闘いながら記した自伝的ノンフィクション。最終回を残して絶筆となっ
た「月刊現代」での連載をまとめた。

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『夜よりほかに聴くものもなし』山田風太郎 著

「証言」
「精神安定剤」
「法の番人」
「必要悪」
「無関係」
「黒幕」
「一枚の木の葉」
「ある組織」
「敵討ち」
「安楽死」
と犯罪者の心理、人間考察十話。
これ らの何ともやりきれない事件に遭遇する老八坂刑事は、
犯罪者のやむにやまれぬ事情を十分理解しながら「それでも」
職務上犯人に手錠をかけなければならな い。人間のエゴイズム、
国家権力や価値体系からはじき出された人間のはかない抵抗と
復讐、権力末端の人間の悲哀が…。                                              

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『算数・数学が得意になる本 』芳沢 光雄 著

Amazon.co.jpの売上ランキングで、過去24時間で急激に売上が伸びた商品を紹介        

23,086%  本の売上ランキング: 238 (昨日の売上ランキングは55,183でした)



     

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『火星の人類学者 ー脳神経科医と7人の奇妙な患者ー』 オリヴァー・サックス著

 

 

    真っ赤な朝焼けはすべて黒に変っている。
   「太陽はまるで爆弾のように昇ってきました。
       巨大な核爆発のようでした。」





Between The Lines Vol.3 本文

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2027 ボヤボヤしてたら、すぐやってくる。2027年のお話。


【アートワーク】

古屋蔵人×小田島等×黒川知希共著

【アートワーク】

・稲葉英樹
・井口弘史
・大川久志
・草野剛
・広岡毅
・AMG design
・佃弘樹

【コラム執筆陣】
・乙一
・森本晃司
・仲俣暁生
・宇川直宏
・定金伸治
・海猫沢めろん
・近代ナリコ
・石丸元章
・湯浅学
・三田格
・磯部涼
・荏開津広
・多根清史
・ロビン西
・根本敬
・ECD
・掟ポルシェ
・ブラックガニオン
・井口弘史
・前田晃伸
・植地毅
・佐々木景


とういうラインナップでおくる短編小説(+グラフィック、イラストレーション)

2027年 世の中から書籍が姿を消した世界をそれぞれに表現した作品群。


::関連URL::

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SHIFT

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『さらばモンゴロイド—「人種」に物言いをつける』神部 武宣 著

Amazon.co.jpの売上ランキングで、過去24時間で急激に売上が伸びた商品を紹介します。  

80,678%  本の売上ランキング: 347 (昨日の売上ランキングは280,301でした)

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『X51.ORG THE ODYSSEY 』佐藤 健寿著

〜Amazon.co.jpの売上ランキングで、過去24時間で急激に売上が伸びた商品〜

963%  本の売上ランキング: 55 (昨日の売上ランキングは585でした)




結局この人を「なに屋」と分類することはむずかしいのかもしれない。

     エリア51、ロズウェル、エスタンジア、雪男、シャンバラ。
     本書でテーマとしているこれらはいずれも古くから存在する
     逸話であり、この種の話題が好きな人 々ならば、どれもきっ
     と一度は耳にしたことがあるのではないだろうか。70年代半
     ばから90年代にかけ、これらは幾度となくテレビや雑誌で取
     り上げられ、 一世を風靡しておきながら、結局何が何だか分か
     らないまま、世紀末と共に私たちの前を通りすぎていった。
     そして今では、UFOも宇宙人も雪男も、あたかも サブカルチャ
     ーの一部としておざなりに定着し、
    「結局分からないけれど、ないといっておけば間違いはない」と
     いうのが、良識ある大人たちの暗黙の了解と なっているようだ。
     しかし例え世間では忘れ去られ、地味にミレニアムを迎えよう 
     とも、私はこれらの真相が気になって仕方がなかった。
       (まえがきより)


バカも削れはソリッドになりそれはなにかを突き破るかもしれない。
そんなバカは以下サイトを覗いてみて。

X51.ORG THE ODYSSEY

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『茶の箱』赤木 明登 , 内田 鋼一 , ヨーガン レール , 安藤 雅信 , 長谷川 竹次郎 著


物を創る。
それはきっと分をわきまえるということなのかもしれない。

自分の領域を知る。

限界からの出発。
それが足りない他の才能を認めることとなる。
それがコラボレーションというものなのかもしれない。

塗師・赤木明登
   x
陶工・安藤雅信
   x
陶工・内田鋼一
   x
鍛金師・長谷川竹次郎
   x
デザイナー・ヨーガン・レール

彼らとともに
ぬりものとやきものと金工と布が懸け合わさって意匠が施され

茶の箱ができた。

これを一つの調べではなく
五重奏として味わえる、その贅沢を。

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『リヴァイアサン』 ポール・オースター著






    理想に向かおう意志は高邁でも、
    実際にとる行動は滑稽であったり、
     時に邪悪にすら思える



Between The Lines Vol.2

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『記号の殺戮』フランソワーズ ルヴァイアン著



  前世紀末精神病院の図像集から、シュルレアリスムの自動デッサン、
バタイユとマッソンの隠された神話誌学へ。
領域を越えて新しい地平を切りひらく、フランス美術史学の前衛。    

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『伝える力』池上 彰 著

〜Amazon.co.jpの売上ランキングで、過去24時間で急激に売上が伸びた商品〜

144%  本の売上ランキング: 138 (昨日の売上ランキングは337でした)


   商談や会議、プレゼンテーションや企画書・報告書の作成、
電話での交渉、メールでの連絡----ビジネスの現場で行なわ
れている日常業務。
仕事の「できる」「できない」を左右するのは、意外とこう
した基礎をしっかりやるかどうか。
それには上司や部下、顧客とのコミュニケーションをいかに
円滑にするかが鍵を握る。

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『PLANNING HACKS!』原尻 淳一著

〜Amazon.co.jpの売上ランキングで、過去24時間で急激に売上が伸びた商品〜

457%  本の売上ランキング: 179 (昨日の売上ランキングは998でした)



  企画づくりの秘密 

優れた企画やアイデアを連発する人たちがいます。
俗にいう「ヒットメーカー」と呼ばれる人たちです。
世間では天才と称され、あたかも生まれながらに才能が
あるように思われがちですが、
そこには秘密があることを多くの人は気づいていません。
企画づくりの秘密。この本で、わたしは偉大な先輩方との仕事を通じて、
見出した「秘密」をみなさんにこっそりお伝えしようと思います。 

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『楽しい終末』池澤夏樹著





      もしも明日世界が滅びるとしたら、
     今、君はリンゴの木を植えるだろうか?




Between The Lines Vol.1

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『予約のとれない料理教室—「Sento Bene料理教室」の人気イタリアンレシピ』加藤 政行著

〜Amazon.co.jpの売上ランキングで、過去24時間で急激に売上が伸びた商品〜

 

93,766%  本の売上ランキング: 24
(昨日の売上ランキングは22,528でした)


人気の名店「ラ・ベットラ ペル トゥッティ」シェフが開催する、
キャンセル待ちが続く人気イタリア料理教室。
「家庭でつくれる」本格的イタリア料理とプロのノウハウを初公開!    


P.S,はなまるマーケットで紹介されたらしい。
  もともと好調だったのを後押ししたのかも。

::関連URL::

ラ・ベットラ ペル トゥッティ

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『手術の前に死んでくれたら—ボスニア戦争病院36カ月の記録 』シェリ フィンク 著



天才外科医のその腕をよく「神の手」なんて言い回すことがある。

瀕死の人を救うその手を神ととらえることは容易い。

ただ、死ぬ運命になるものをこの世に引き戻す、という意味では
医者の手はやはり人間の部位の一つであり、ある意味無力なのか。

戦争で人を助け、その命がいくつもの命を刈りにまた去ってゆく。
彼に会うのは死体としてか、また、彼岸の河原か、である。

このタイトルはその人間としての医者のありかたを叫ぶ切ない声なのかも
知れない。

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『蝶々と戦車・何を見ても何かを思いだす』アーネスト・ヘミングウェイ著


「蝶々と戦車」を始めとするスペイン内戦ものに加え、
自らの内面を凝視するラヴ・ストーリー「異郷」など、
生前未発表の7編を含む全22編。


ヘミングウェイになにも期待してはならない。
そんな読み方ではきっと退屈してしまうだけだろう。

その作中の登場人物の生き方、人生を

受け入れる。

それが唯一の手段である。
それができるようになることが、ある意味大人の指標ではないかと
思ったりもするのです。

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『フレーム憑き—視ることと症候』斎藤 環著



  映像の“真実”はどこへ行ったか。
“リアル”はフレームに宿る。映画・アニメ・漫画などの
視覚表現に現れた隠喩構造の変容を精神分析理論と臨床経験を武器に読み解き、
解離・ひきこもり時代の症候をあぶりだす。

フレームに憑いたものたち。
五感のなかで突出した情報量を有する視覚、
情報過多の現代に潜む、そのフレームの奥にあるものとは。。

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『地図を燃やす』沢木耕太郎著





『地図を燃やす』 沢木耕太郎 著

『著者は20代の頃「30までは何でもできると思っている。
 ところが30すぎると自分に可能なことが地図のようには
 っきり見えてくる」との小沢征爾の言葉に強い印象を受け
 た。
 30を過ぎた今、その言葉がある生々しさを伴って明確にな
 っていく。
 脳裏に浮ぶ地図をどうしたら燃やし尽くせるのだろうか。
 異国と自身を語る。』

沢木さんの作品のタイトルはどれもセンスがいい。
『地図を燃やす』
その地図を辿ってきたおかげで今が在る。
しかし、それはゴールではなく、別の境地を目指しすすむ。

あたかも、補助輪をはずすかのように、ゆっくりと
あたかも、高みを知っているイチローがバットスイングを改良
する、今まで築いたものを断固として決然と捨て去る意思のように。

30を過ぎ

なにを燃やさなければならないのか、
道なき道を何処へ進むのか

自問自答が続く。。

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『白の消息』 山口 信博 著

骨の白。雲の白。紙の白。牛乳の白。余白の白。

白は光の集合であり
白はなにものにも穢されていない無垢である。

白は境界のない広がりをあらわし
その開放感は時に不安定をあらわす。

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『南回帰線』 ヘンリー・ミラー著

 苦しい年月を経てきた現在ですら、
 自分の考えていることを、
 感じていることを
 語れないのは非常に悲しいものだ。
 胸がかきむしられるおもいである。
 私は幼少のころから、
 こうした才能や能力を身につけたいと願い、
 ほかは何の楽しみももたずに、
 一途にそうおもいつめてきた。
 けれども、
それと無関係な言動は、

 それが私の生涯の大半を占めていたのだが、

 すべては虚偽だった。

                                   ヘンリー・ミラー

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『鏡の背面』コンラッド・ローレンツ著

本のタイトルはその世界への扉。

気に入ったタイトルを紹介して行きます。

「人間的認識の自然誌的考察」
サブタイトルから、ノーベル賞受賞の比較行動学者・ローレンツによる野心が窺える。
人間の認知というシステムがどのような変遷を経て、どこにいこうとするのか
どこに行けるというのかを問う意欲作である。

タイトルの「鏡の「背面」は
つまりは
人間の自分自身の鏡像を見るだけでは飽き足らず、その先、その奥、その背面を
覗こうという隠喩であることは容易に想像がつく。

が、タイトルだけだと、そのセンスの良さから、学者の書とは思わせない。
そして、知らずに手に取っても、その生い立ちを知り、さらに興味がわく、という
めずらしい一冊。

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『北回帰線』 ヘンリー・ミラー著

根本的な現実へのわれわれの嗜欲を取り戻す
ーもしそういうことが可能だとすればー
そういう力のある小説がここにある。
基調をなすものは苛烈さであって、苛烈さは、たしかにたっぷりとある。
しかもここには強烈な狂躁もあるし、
狂気じみた陽気さもある、
激情もあるし、
興奮もある。
ときとしては、ほとんど錯乱に類したものさえある。
金属をなめたときの後に残る
徹底的な空虚の味のごとき赤裸々な緊張をもって
極端と極端のあいだを不断にゆれ動く振幅がある。
それはオプティミズムをもペシミズムをも超えている。
作者は最後の戦慄をわれわれにあたえたのだ。
苦悩は、もはや秘密の安息をうしなったのである。
      ・・・
この野蛮な抒情(リリシズム)をもりあげているものは、
断じて誤れる原始主義(プリミティヴィズム)ではない。
それは回顧的傾向ではなくて、
未開の領域への前進的跳躍である。
      ・・・
もしこの書のうちに、生気をうしなった人々のまどろみを
醒ます震駭的な打撃力が示されているとするならば、
われわれは、
われわれみずからを祝福しようではないか。
なぜなら、われわれの世界の悲劇とは、
まさしくこの世界の惰眠を呼びさますことのできる何ものも
もはや存在しないことにあるからだ。
そこには、もはや激越な夢想がない。
精神をさわやかにするものがない。
眼ざめがない。
自意識によって生じた麻酔のなかで、
人生は、
芸術は、
われわれの手からすり抜けて、
いまや姿をかくそうとしている。
われわれは時とともに漂い虚影を相手に闘っているのである。

われわれには輸血が必要なのだ。

そして、この書でわれわれにあたえられるものこそは
血であり、
肉である。

飲み、
食い、
笑い、
欲情し、
情熱し、
好奇する、

それらは、
われわらの最高の、もっとも陰微なる創造の根をつちかう単純な真実である。
上部構造は切りとられている。
この書がもたらすものには、
われわれの時代の不毛な土壌のなかで根が枯れうせたうつろな枯木を吹き倒す
一陣の風だ。
この書は、その根元にまでわけ入り、その根を掘り起こし、
その下に湧き出る泉を呼びあげるのである。

(アナイス・ニン「北回帰線」序文抜粋)

体力のない子供ならその幼さを傷つけてしまうかもしれない。
体力の奪われた老人ならこの輸血は逆効果かもしれない。

この書のような異物を取り入れて新たな地平にいける精力、持ち続けていきたい。
そう願う。

「ぼくは諸君のために歌おうとしている。

すこしは調子がはずれるかもしれないが、とにかく歌うつもりだ。
諸君が泣きごとを言っているひまに、ぼくは歌う。

諸君のきたならしい死骸の上で踊ってやる」  ヘンリー・ミラー

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『自由からの逃走』エーリッヒ・フロム著

本のタイトルはその世界への扉。

気に入ったタイトルを紹介して行きます。

自由からの逃走

エーリッヒ・フロム

ドイツ生まれの社会心理学者エーリッヒ・フロムによって1941年全体主義の吹き荒れる
ナチ政権下で書かれたものだ。

内容は一般人には受け入れずらいものかも知れない。
難解かもしれない。

もし「自由からの逃走」というタイトルを初路に道が拓かれるのであれば
それは始まりである。先駆けである。

ただ、それは

freedom from

消極的自由であり

freedom to

積極的自由にはまだ遠いかもしれない。

でも、はじめるしかない、背景をすべて書き表し、それを具現化する方法だって
あるのだ。

from と to  を結び進めたら、自由を獲得できたなら。。

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『偶然の音楽』ポール・オースター著

本のタイトルはその世界への扉。

気に入ったタイトルを紹介して行きます。

偶然の音楽

ポール・オースター

すべてを投げ出し、
あてもなく彷徨った。
傷だらけのギャンブラーに
出会うまでー。

主人公のジム・ナッシュは自分のことを自由だと思っているが、
実は生きる意味を失っているにすぎない。
                                                          ポール・オースター

ポールオースターは絶対に文庫で買うのでは足らない。

装丁、挿画、帯のこんな台詞まで

その本を読むお膳立てが完璧なのだ。

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『競売ナンバー49の叫び 』トマス ピンチョン著

本のタイトルはその世界への扉。

気に入ったタイトルを紹介して行きます。

『競売ナンバー49の叫び 』

トマス ピンチョン著

現代アメリカ文学におけるトマス ピンチョンの評価は謎。
その作風は怒濤のような物語の織物のようで激しく転回しまるで彼の脳をみせられるよう。

本作も、闇の郵便組織がでてきたり、日常から、そこからの逸脱が面白い。

*志村けんの
 「あなたは神様ですか?」
 「とんでもねえ、あたしゃ神様だよ」
 というギャグはこの作品からのパロディという一説もある。

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『渋く、薄汚れ。ノワール・ジャンルの快楽』滝本 誠著


 ノワール。

フランス語で黒、闇、憂鬱をあらわすこの言葉を冠する
「フィルム ノワール」
「ノワール フィクション」
とはアメリカのチープなスリルを提供する単なる娯楽でしかなかった。
扇情的で醜悪な愛憎劇
犯罪、裏切り、血、闇  汚物をばらまくような作品群

それらを一つの潮流としたのは本国ではなく、
フランスをはじめとする欧米であった。

本書を
そんなノワールの世界の単なる指南書ととらえてはもったいない。

その闇を、その醜悪さと甘美な魅力を
その不快さと逃げようとしても引き戻されてしまう吸引力を
理屈にあわない衝動に駆られる末期を

目をそむけようとしながら、
鼻をつまみたくなるような劣悪さがもつ魅力を

味わえる本なのである。

渋く、薄汚れ。

強迫観念に、追われ、追われ、傷痕のみ輝く。

どんな末路が待とうが、犯罪の弾ける楽しさ、悲しさこそが。

ノスタルジーがすべてを、押しながしていく

ある日、小さな町のダイナ−に黒いスーツの男が姿を現わす

これらは本書の見出しである。

これだけでもその世界観が伝わることでしょう。

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『寝ながら学べる構造主義』 内田樹 著

よい入門書は、まず最初に

「私たちは何を知らないのか」
を問います。

「私たちはなぜそのことを知らないままで今日まで済ませてこられたのか」
を問います。

これは実にラディカルな問いです。

私たちがあることを知らない理由はたいていの場合一つしかありません。
「知りたくない」からです。
  
無知というのはたんなる知識の欠如ではありません。
「知らずにいたい」というひたむきな努力の成果です。
無知は怠惰の結果ではなく、勤勉の結果なのです。

とは本書、著者の言ですがこの言葉はそのまま本書に当てはまる。

僕の場合は日頃思っていたことをずばり言葉にしてくれている名著なのですが。

構造主義という思想がどれほど難解とはいえ、それを構築した思想家たち
だって、「人間はどういうふうにものを考え、感じ、行動するのか」とい
う問いに答えようとしていることに変わりはありません。
ただ、その問いへの踏み込み方が、常人よりも強く、深い、というだけの
ことです。

思想家たちだって僕らのように「なぜ」から入った。
ここに書かれているのは根源的な問いだ。
思想家になる必要はないけれど、
この本を読むことで気付かずに築いていた自分の殻が壊れることも必要だと
思うのです。

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『国家の品格』 藤原正彦 著

国家と言われれば、どんなに日常意識していないとしても、「日本」を意識しないわけにはいかない。

やはり単に国家といえば、僕らには「日本」が連想される。

そして、その品格は、と問われれば。。

それはとりもなおさず、自分の「品」の問題へと繋がる。

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『人間の集団について』 司馬遼太郎 著

ぼくの知っているベトナム、
それはベトナム戦争という代理戦争のイメージでしかないのかも知れない。
ただ、そこに住む人々はもの言わぬしいたげられているイメージしかない。

それを、独特の史観で人間の集団と言う観点から論じた論考である。

彼の国の宗教の多さ、多様さから
彼の国の収奪の歴史から
彼の国の人間を抱く豊かな母性を讃える大地から
彼の国で生を全うする我が国の人々から

人間ということを、
つまり、その生について考えさせられる文章である。

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『日本の家 空間・記憶・言葉』 中川武 著

「日本の伝統住宅には場、部位、しつらい、境界、素材にまつわる、多様な用語や言葉があった。」
という。

ある空間をなにか意味のある場ととらえ、そこにある形式に則りしつらう。
そこにはその場と、そこに住まう人々の強力な、密接な関係がみてとれる。

リビング、ダイニング、キッチン。

僕らの住まいはそのように分類されていることが多い。
その要素が簡略化されるということは、生活に対する意識が、美しい所作を忘れるに等しい。

上記の場を自分で持つには財力が必要だ。

だけど財力を持つ前にその心は受け継ぐことができる、本書はそのとっかかりとしては最適である。

続きを読む "『日本の家 空間・記憶・言葉』 中川武 著"

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『ケミカル・メタモルフォーシス』 遠藤徹 著

僕らは普段摂取している食物を疑ってしまったら生きていけない。
「いちごポッキー」のホントウの正体なんて疑ってはいないのだ。
それが現代の食料事情だ。

あの不朽の名著『沈黙の春』が本当に伝えたかったこと、それをあらたに提示する論考である。

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『地球と存在の哲学−環境倫理を越えて』 オギュスタン・ベルク 著

『私たちを物質に還元する死は、
 人間であるかぎり私たちの存在の場所である自然のなかに、
 私たちの意識を根づかせる。』

俗に言う環境問題を扱ったものではない。

人間の出発点としての地球。
他の生物とは一線を画する「エクメーネ」としての地球を持つ人間についての哲学的考察。

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『眼の冒険 デザインの道具箱』 松田行正 著

『眼の冒険 デザインの道具箱』 松田行正著

物を見る、とはどういうことだろうか。
それは僕らが外界の事物を光によって認識するということである。

つまり、それは、僕らと外界との関係性を司る僕らの能力と言える。

その見方を考えれば

僕らと外界との関係性が見えてくる。

イギリスで勃興した産業革命

その前後ではその眼という器官が眼にする(笑)ものは一変する。

技術革命、動力革命、大量生産という理念から生まれる交通革命。

それは、眼にするものの輪郭をそのスピードにより無くしてしまい
(例えば鉄道にのってみれば、形は崩れ色彩のみの車窓となる)

時には、気球などにのってみると、今まで自分の生活していた
雑多で奥行きのある複雑な世界は、フラットな景色と化し、遠近法
から人間が逃れる瞬間を作ってきた。

このように

僕らの眼に関して言及するということはその器官の特徴を言い当てる
ことに留まらず、僕ら人間の歴史や習性までも暴いてしまうのだ。

本書では

例えば
直線
垂直、水平
デシメトリ
透明
同化、反転
正面、側面
組み換え
増殖
コラージュ、モンタージュ
暗号

等、眼という、「見る」という視点から

パウル・クレーの「教会と城」
ハンス・ベルメールの「道徳小論」

ロジェ・カイヨワ『反対称』

を引き合いに出したり

ハイジャックされた航空機のルート

ドイツの戦艦ビスマルクがイギリスの軍艦に撃沈されるまでのルート

ナチス・ニュルンベルク党大会で演出された「光のカテドラル」

を紹介したと思ったら

フランク・ロイド・ライトの「マイル・ハイタワー」

シュヴァルの理想宮

をと、とてもデザインというくくりでは説明できないほどの

それこそリンク、増殖を繰り返す冒険へと誘ってくれる。

そのボリュームは果てしなく、

もちろん、この本というパッケージがスタートで、一度読んだら
それから、冒険は増殖し、日々僕らの眼は新しい物語の繋がりを探して
さらなる冒険に旅立ってしまうことは請け合いだ。

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