A:本という大地(読書遍歴)

『 族長の秋 他6篇』 ガブリエル ガルシア=マルケス (著)





宴席に供されたのは、腹心だった将軍の丸焼き。
荷船もろとも爆沈、厄介払いした子供は二千人。
借金の形に、まるごと米国にくれてやったカリブ海。
聖なる国 母として、剥製にされ国内巡回中のお袋。
だがお袋よ、ほんとにわしが望んだことなのか?
二度死なねばならなかった孤独な独裁者が、
純真無垢の娼婦が、年を とりすぎた天使が、
正直者のぺてん師が、人好きのする死体が、
運命という廻り舞台で演じる人生のあや模様。



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『変な学術研究 2 活魚で窒息、ガムテープぐるぐる巻き死、肛門拳銃自殺』 エドゥアール・ロネ (著)








悪ふざけで釣りたてピチピチの魚を飲み込んだらなんと窒息死!
ちょっとしたお楽しみのためにガムテープで口をふさいだらそのままご昇天
……誰もが平穏な死を迎えるとは限らない殺伐とした現代で、
不可思議な死の真相を暴いてくれる法医学者たちの冷静な仕事ぶりに密着。
殺人、自殺、病死、事故死などあらゆる死の現場に立ち向かう彼らには涙を流すヒマなどない。
めざすはただ真実のみ! 超ドまじめサイエンス・コラム集


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『 変な学術研究〈1〉光るウサギ、火星人のおなら、叫ぶ冷凍庫』 エドゥアール ロネ (著)





欧州宇宙機関は、おなら感知探査機を打ち上げて火星人の存在を確認しようとした。
英国南極研究所は、飛行機が上空を通過するとペンギンが転ぶという噂の真相を確かめるため、
軍隊までかりだして実験をした…
とんでもない笑い話に聞こえるが、当の科学者たちは至極まじめに研究しているのである。
時にイグノーベル賞を受賞してしまうほどの大研究を
なんと54本も一挙に紹介!知の魅力を凝縮したサイエンス・コラム集。


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『 先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!』小林 朋道 (著)




本日も、大学は動物事件でにぎやかなり!
自然に囲まれた小さな大学で起きる動物たちと人間を巡る珍事件を
人間動物行動学の視点で描く、ほのぼのどたばた騒動記。
あなたの“脳のクセ”もわかります。



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『 先生、シマリスがヘビの頭をかじっています! 』小林朋道 (著)





ヘビを怖がるヤギ部のヤギコ
高山を歩くアカハライモリ
飼育箱を脱走したアオダイショウのアオ……

大学キャンパスを舞台に起こる動物事件を
人間動物行動学の視点から描き、
人と自然との精神のかかわりを探る。
今、あなたのなかに眠る太古の記憶が目を覚ます!



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『 コレラの時代の愛』 ガブリエル・ガルシア=マルケス (著)



夫を不慮の事故で亡くしたばかりの女は72歳。
彼女への思いを胸に、独身を守ってきたという男は76歳。
ついにその夜、男は女に愛を告げた。
困惑と不安、記憶と期待がさまざまに交錯する二人を乗せた蒸気船が、
コロンビアの大河をただよい始めた時…。
内戦が疫病のように猖獗した時代を背景に、
悠然とくり広げられる、愛の真実の物語。
1985年発表。


ガブリエル・ガルシア=マルケス - Wikipedia


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『小さな家 』ル・コルビュジェ (著)





巨匠コルビュジェが両親のために作り上げた家について、自らが筆をとり書き上げた作品。
図面、写真、工法など、彼独特の発想とラフ・スケッチを含んだ佳書。


ル・コルビュジエ - Wikipedia

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『プラットフォーム』 ミシェル ウエルベック (著)




男ミシェル、41歳独身。
父が殺された。
けれど不思議と悲しみが湧かない。
女ヴァレリー、28歳。
旅行会社のエリート社員。
思春期に他人への関心を失った まま成長した。
南国タイで、二人は出逢う—何気ない運命のように。
原始的な性の息づく彼の地での洗練された愛撫は二人を感動させる。
なにかが変わる。
パリ に戻り、二人は再会する。
与え合う性と補い合う生の出逢いは、
枯れ果てた人類にもささやかな幸せをもたらすかに見えた。
おそらく人生初めての安らぎが、二 人に訪れようとしていた…。


ミシェル・ウエルベック -Wikipedia

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『 カシタンカ・ねむい 他七篇』 チェーホフ (著),、神西 清 (翻訳)




日本におけるチェーホフを考えるとき、神西清(1
903‐1957)を抜きにしては語れない。
短篇の名手の逸品を翻訳の名手がてがけた9篇、これに訳者のチェーホフ論2篇を加えた
“神西清のチェーホフ”とも言うべきアンソロジー。
表題作の他に、「嫁入り支度」「かき」「少年たち」「アリアドナ」等を収録。


アントン・チェーホフ - Wikipedia

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『 黄色い本—ジャック・チボーという名の友人』 高野 文子 (著)



漫画の深さ、面白さを教えてくれた。
ロング・セラー。長く愛される作品を描き続けてきた名手による4つの掌編。

小説の主人公に自分を重ね、図書館で借りた本を読みふける少女。
名作「チボー家の人々」を題材に採った表題作のほか、3編を収録。
会社の片隅で繰り広げられる、恋か?セクハラか?
本人たちにもわからない小さな騒動「マヨネーズ」、
ボランティアが派遣先で起こすスリリングなすれ違い「二の二の六」など、
バラエティー豊かに人生の真実と上澄みをすくい取る、たぐいまれなる作品集。
ユーモアとクールな距離感が織りなす絶妙なバランス、
名手による4編の物語をお楽しみください。

高野文子 - Wikipedia

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『 桜の森の満開の下・白痴 他十二篇』 坂口 安吾 (著)





桜の森の満開の下は怖ろしい。
妖しいばかりに美しい残酷な女は掻き消えて花びらとなり、
冷たい虚空がはりつめているばかり—。
女性とは何者か。肉体と魂。男と女。
安吾にとってそれを問い続けることは自分を凝視することに他ならなかった。
淫蕩、可憐、遊び、退屈、…。
すべてはただ「悲しみ」へと収斂していく。


坂口安吾 - Wikipedia

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『【バベルの図書館 4】カフカ 人面の大岩』ホルヘ・ルイス・ボルヘス編纂・序文



イタリア、フランス、ドイツ、スペインで刊行された国際的出版物の日本語版。
現代文学の巨匠J.L.ボルヘスが編集、各巻 にみずから序文を付した、
夢と驚異と幻想の全く新しい「世界文学全集」。
ポー、カフカ、ドストエフスキーからアラビアン・ナイト、聊斎志異まで、
文学のす べてがこの30冊のなかに! 
イタリア・オリジナルの装幀。  
アフリカの黄金海岸で捕獲された1匹の猿が、
さまざまな訓練・授業によってヨーロッパ人の 平均的教養を身につけ、
自らの半生をアカデミーに報告する(「ある学会報告」)。
悪夢の世界を現出する短篇11篇。

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『【バベルの図書館 3】 ホーソーン』



イタリア、フランス、ドイツ、スペインで刊行された国際的出版物の日本語版。
現代文学の巨匠J.L.ボルヘスが編集、各巻 にみずから序文を付した、
夢と驚異と幻想の全く新しい「世界文学全集」。
ポー、カフカ、ドストエフスキーからアラビアン・ナイト、聊斎志異まで、
文学のす べてがこの30冊のなかに! 
イタリア・オリジナルの装幀。  
突然理由もなく妻のもとから失踪し、ロンドンの大都会のなかで「宇宙の孤児」
と化した1人 の男の物語「ウェイクフィールド」に
「人面の大岩」「地球の大燔祭」「ヒギンボタム氏の災難」「牧師の黒いベール」
の全5篇。

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『【バベルの図書館 1】チェスタトン アポロンの眼』ホルヘ・ルイス・ボルヘス編纂・序文


イタリア、フランス、ドイツ、スペインで刊行された国際的出版物の日本語版。
現代文学の巨匠J.L.ボルヘスが編集、各巻 にみずから序文を付した、
夢と驚異と幻想の全く新しい「世界文学全集」。
ポー、カフカ、ドストエフスキーからアラビアン・ナイト、聊斎志異まで、
文学のす べてがこの30冊のなかに! 
イタリア・オリジナルの装幀。  
「イズレイル・ガウの名誉」他ブラウン神父もの4篇と、
「美しいチェスの遊戯を白い街道や 白い軽騎兵、そして白い馬で武装したチェスタトンの代表作」
とボルヘスが称えた「三人の黙示録の騎士」を収録。

ホルヘ・ルイス・ボルヘス - Wikipedia

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『 アマニタ・パンセリナ』 中島 らも (著)



睡眠薬、シャブ、アヘン、幻覚サボテン、咳止めシロップ、
毒キノコ、有機溶剤、ハシシュ、大麻やLSDもあれば、アルコールもある。
ドラッグのオンパレードである。
著者自らが体験したリーガルなものもあるし、
話に聞いただけのイリーガル・ドラッグもある。
古今の作家の生活や名著などもひきながら、
話は「人はなぜ快楽を求めるのだろうか」へと進む。
煙の向こうにひとの本質が見え隠れするような傑作ドラッグ・エッセイ。

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『 フランドルへの道』 クロード・シモン (著)





はてしなく降りつづく戦場の雨、あでやかな競馬大会、ずぶぬれにもつれあった情事…。
「戦争とセックス」の記憶が、豊潤な言葉のフィールドに疾駆する!
「新しい小説」の記念碑。66年初版刊の新装復刊。



クロード・シモン - Wikipedia

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『 反橋・しぐれ・たまゆら』 川端 康成 (著)





“あなたはどこにおいでなのでしょうか”
戦後間もなく発表された「反橋」「しぐれ」「住吉」3部作と、
20余年を隔て、奇しくも同じ問いかけで始まる生前発表最後の作品「隅田川」。
「女の手」「再会」「地獄」「たまゆら」他。
歌謡・物語、過去、夢、現、自在に往来し、
生死の不可思議への恐れと限りない憧憬、存在への哀しみを問い続ける、
川端文学を解き明かす重要な鍵“連作”等、13の短篇集。




川端康成 - Wikipedia

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『スミヤキストQの冒険』倉橋 由美子 (著)





そこは悪夢の島か、はたまたユートピアか。
スミヤキ党員Qが工作のために潜り込んだ孤島の感化院の実態は、
じつに常軌を逸したものだった。
グロテスクな院 長やドクトルに抗して、Qのドン・キホーテ的奮闘が始まる。
乾いた風刺と奔放な比喩を駆使して、
非日常の世界から日常の非条理を照射する。
怖ろしくも愉し い長編小説。


倉橋由美子 - Wikipedia

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『シャーロック・ホームズの帰還』コナン・ドイル (著)





読者の強い要望に応えて、
作者の巧妙なトリックにより死の淵から生還したホームズ。
帰還後初の事件「空家の冒険」など、10編収録。


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『 人工楽園』 ボードレール (著)



  酒、ハッシシ、阿片。
現実から遠ざかる手段として十九世紀の文人たちを魅了。
象徴派の巨人が神をも恐れぬ陶酔と覚醒のなかで、
その効果と害毒を冷徹に見つめる。禁断の麻薬白書。

シャルル・ボードレール - Wikipedia

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『 ミスター・ミー』 アンドルー クルミー (著)


浄書で糊口をしのぐ十八世紀のふたりの男、
フェランとミナールと謎めいた原稿の物語、
ルソー専門のフランス文学教授が教え子への恋情を綴った手記、
老人ミ スター・ミーのインターネット奮闘記、
この三つの物語のそれぞれがロジエの『百科全書』を軸に縒り合わされ、
結ばれ、エッシャー的円環がそこに生まれる。


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『 血液と石鹸 』リン・ディン (著)



牢獄で一人、何語かさえ不明な言語の解読に励む男の姿を描く「囚人と辞書」。
逮捕された偽英語教師の数奇な半生が明らかになる「"!"」。
不気味でエロ ティックな幽霊とのホテルでの遭遇を物語る
「もはや我らとともにない人々」。
アパートの隣人が夜中に叫び続ける奇怪な台詞の正体に迫る「自殺か他殺か?」
など、ブラックユーモアとアイロニーに満ちた37篇を収録。
名高い詩人であり小説家としても活躍する著者が贈る異色の短篇集。

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『 スノウ・クラッシュ』 ニール スティーブンスン (著)





近未来のアメリカ。
連邦府は存在するものの、国家としてのシステムは実質的に崩壊していた。
政府の代わりをしているのは、フランチャイズ経営される都市国家。
これら都市国家が、パッチワークのように全米に分散し、勢力を争っていた。
いまやアメリカが世界に誇れるものは、4つだけ。
ソフトウェアの3M—音楽と映画とソフトウェア作り。
それに、マフィアが牛耳るピザの高速配達だけだ。
もともとフリーランス・ハッカーをしていたヒロ・プロタゴニストは、
ピザの配達屋をクビになり、
現在はセントラル・インテリジェンス社(CIC)の情報屋をしている。
巨大なVRネットである“メタヴァース”に出入りするうちに、
彼は、謎のウイルス“スノウ・クラッシュ”をめぐる事件に巻き込まれていく。



ニール・スティーヴンスン - Wikipedia

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『 僕はマゼランと旅した』スチュアート・ダイベック (著), 柴田 元幸 (翻訳)




  胸をうつ懐旧の情と祝祭的な笑いを、驚くべき語りの技で描き出す、
「シカゴ育ち」の著者による連作短篇集。
「歌」「ドリームズヴィルからライブで」「引き波」「胸」
「ブルー・ボーイ」「蘭」など、11篇を収録。    





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『 幻影の書』 ポール・オースター (著), 柴田 元幸 (翻訳)



  救いとなる幻影を求めて—
—人生の危機のただ中で、生きる気力を引き起こさせてくれたある映画。
主人公は、その監督の消息を追う旅へ出る。
失踪して死んだと思われていた彼の意外な生涯。
オースターの魅力の全てが詰め込まれた長編。
オースター最高傑作!    

ポール・オースターーWikipedia

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『 夢小説・闇への逃走 他一篇』 シュニッツラー (著)




甘い官能の衝動のままに夢とも現実ともつかぬ夜のウィーンを
さまよう「夢小説」のフリドリン.
忍び寄る狂気の影におびえ,
とめどない妄念の自己増殖に自ら を失ってゆく「闇への逃走」のローベルト.
内なる暗い力に引かれ,
混迷の闇へと傾斜してゆく主人公を描いた
晩年の中篇二作に小品「死んだガブリエル」を併 収.


アルトゥル・シュニッツラー - Wikipedia

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『 勇猛果敢なアイダのものがたり』福田教雄 (著, 編集, 監修)


来日記念! 未発表曲収録CD を付属したアーティスト・ブック。
ひとつのバンドひとつの家族アイダにまつわるいろいろなお話。
1992 年、ニューヨークのブルックリンでひとつのバンドが結成されました。
それはダニエル・リトルトンという男性と
エリザベス・ミッチェルという女性のカップル で、
ふたりは、旅行先のカリフォルニアで出会って大きくインスパイアされた
老女のファースト・ネームから、自分たちのバンドを「アイダ(Ida)」と
名づ けます。
1994 年には、ふたりの共通の友人であるジェニー・トゥーミーと
クリスティン・トムソンが運営するシンプル・マシーンズから
ファースト・アルバム『Tales of Brave Ida』をリリースし、
その後の約15 年間、彼らは一貫して素晴らしく美しい音楽を世に送り出します。
そのバックには、ハードコアを背負った90 年代アメリカの
健やかなドゥ・イット・ユアセルフ倫理がありました。
そしてまた、一方で、エリザベス・ミッチェルがコツコツと
発表してきたチルドレン・ア ルバムからもうかがえるような、
広大なアメリカン・ルーツ・ミュージックという日常の音楽たちも、
アイダを支える大きなもののひとつとなります。
本書は、 アメリカで活動を続けてきたひとつのロック・バンドの
道のりを追いながら、彼らが属し、広げていったインディ・コミュニティ、
センセーショナリズムに毒さ れず、
ひとつのグッド・ミュージックに留まろうとする勇気と
彼らが受け継いできた水脈を軸に、
他ならぬわたしたちが彼らから受け取ってきたものを再提示す る、
ささやかな試みでもあります。
もちろん、なにも眉をひそめてページをめくるようなものではありません。
メンバーはもちろん、彼らのサークルにある関係 アーティストたちの
インタビューや証言。古いフライヤーやポスターのコレクション。
バンドの姿をとらえたさまざまな秘蔵写真。
マイケル・ハーレーの描き下 ろしコミックや、
アイダのアルバム『The Braille Night』のジャケットを手がけた
元メンバーであるアイダ・パールのアートワークなど、
目に楽しいページでアイダの全方位を取り上げていく予定です。
も ちろん、特別に録り下ろした楽曲を収録したCDも目玉のひとつ。
どうぞ首を長~くしてご期待ください!
なお、内容は予告なく変更する可能性がございます。
あらかじめご了承ください。
おっと、限定2,000部なのでお早めに!

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『 なつかしく謎めいて』 アーシュラ・K. ル=グウィン (著)



  翼人間、不死の人、眠らない子ども…
不思議な場所の不思議な人たち、
私たちと全く違っているようで似ている人々は謎めいているけれど、
どこかなつかしい。
SF/ファンタジー界の女王が放つ
深い思索とユーモアに満ちた新ガリバー旅行記。    


アーシュラ・K・ル=グウィン - Wikipedia

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『 賢い血』 フラナリー オコナー (著)


軍隊から戻ると、がらんとした家には箪笥しかなかった。
ヘイズは汽車に乗り、知らない街へ行き、
説教師の帽子を被ったまま売春宿に入った。
やがて彼は中古 自動車の上に立ち、『キリストのいない教会』を説きはじめる—。
たじろがずに人間を凝視し、39歳で逝くまで研ぎすまされた作品を書き続けた、
アメリカ南 部の作家オコナーの傑作長篇。
真摯でグロテスクな、生と死のコメディ。

フラナリー オコナー -wikipedia

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『 ぺるそな』 鬼海 弘雄 (著)




  市井の人々の姿を撮り続けた肖像写真集の金字塔、
土門拳賞の受賞作『PERSONA』の普及廉価版。
新たな作品49点を加えて全体を再構成。    

鬼海 弘雄-wikipedia



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『 春琴抄』 谷崎 潤一郎 (著)



愛のための狂気……愛する人のためにここまでできるか。
盲目の三味線師匠春琴に仕える佐助の愛と献身を描いて
谷崎 文学の頂点をなす作品。

幼い頃から春琴に付添い、彼女にとってなくてはならぬ人間になっていた
奉公人の佐助は、後年春琴がその美貌を弟子の利太郎に傷つけ られるや、
彼女の面影を脳裡に永遠に保有するため自ら盲目の世界に入る。
単なるマゾヒズムをつきぬけて、
思考と官能が融合した美の陶酔の世界をくりひろげ る。


谷崎潤一郎 -Wikipedia


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『 雨の中の蜜蜂 』カルロス・デ オリヴェイラ (著)




  ネオレアリズム文学の鬼才オリヴェイラが、
ポルトガルの曠野を背景に、
幻想的な手法で描く愛と憎しみの世界。
本邦初訳。                                                            


     

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『 世界悪女物語』 澁澤 龍彦 (著)


美貌と権力を携え、その魔性と残虐性によって
人びとを恐怖に陥れた世界史上名高い12人の悪女たち。
並外れた虚栄心、戦慄すべき美への執着、狂気の如き愛 欲
—罪悪の果てに身を滅ぼしていった女たちの劇的な生涯を、
今なおカリスマ的人気を誇る耽美と悦楽の作家・渋沢龍彦が
1960年代に記した人物エッセイ 集。


澁澤 龍彦-wikipedia


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『サンシャイン・ボーイズ 』ニール・サイモン (著)



人気コメディアンだったウィリーも今はわびしい一人暮らし。
甥でマネージャーのベンが珍しく仕事をつかんできた。
だがそれは、回顧番組で往年の名コンビぶ りを見せるもの。
あの憎たらしい相方アルとの共演が必須条件。
ベンの必死の説得で渋々練習に入るが、目は合わせない、
ちょっとした言葉じりをつかまえ対立 する、
二人の意地の張り合いはエスカレート、遂に決裂し……。
人生の黄昏時を迎えた男たちの姿を、
最高のユーモアと哀感をこめて描く傑作戯曲。
解説:酒井 洋子



ニール・サイモン-wikipedia


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『 壁の文字—ポール・オースター全詩集 』ポール・オースター (著)




  ポール・オースター曰く「詩は写真を撮るようなもの、
散文は映画用のカメラで撮影するようなもの」
考えつつ読み、楽しみつつ読めるオースター・ワールド全開の詩集。
知られざる一面がかいま見える翻訳詩選付き。英文併記。    

ポール・オースター-wikipedia


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『 [刺青]写真集 藍像』 須藤 昌人 (著)





刺青は平面に描かれた絵ではなく、
複雑な曲面を持つ身体に彫り込まれた彫刻である。
彫る技法によって織物のようにも見え、
磁気のような硬質さを帯びたりも する絵は、
肌とせめぎあって意図した以上の強烈なパフォーマンスを生み出す。
刺青を施された身体をひとつのオブジェとしてみることで
刺青の本当の美しさを 知ってほしいと撮られた、美しい写真の数々。


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『 東京迷路』 鬼海 弘雄 (著)



  風雪に耐え抜いたアパート、満艦飾の洗濯物に覆われた居酒屋…。
何気ない“モノ”たちが語る、失われゆく風景への哀惜の記憶。
孤高の写真家・鬼海弘雄が贈る、
人間の匂いの染みついた“人間の街”に対する高らかな賛歌。
肉声で綴る体温都市の記録。    

鬼海 弘雄-wikipedia

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『三つの小さな王国』 スティーヴン ミルハウザー (著)



  細部に異常なこだわりを見せる漫画家、
中世の城に展開する王と王妃の悲劇的な確執、
20世紀初頭のアメリカの呪われた画家の運命。
俗世を離れてさまよう魂の美しくも戦慄的な高揚を描く珠玉の中篇小説集。




スティーヴン ミルハウザー-Wikipedia





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『電気女』 立花 種久 (著)


  淫夢、慈雨、百家斉放、三角地帯、逢魔が時ニ、狐火ハ、花売る男、
あめふらし、鉄魚、旅篭ノ、磁気嵐、魚町、螺旋、召喚状…。
日常の地平にぽっかり口を空ける迷界への這入り口。いざ、迷路へ。


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『踏みはずし』 ミシェル リオ (著)




  財界の大物のスキャンダルをつかんだジャーナリストの前に、暗殺者が現われた。だが、歴史書を愛読し、哲学的なセリフを口にする殺し屋は、
ある条件と引換えに、ジャーナリストの妻と娘の写真を要求する。
独特の静謐なスタイルでつづられる小説世界。    


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『武蔵丸』 車谷 長吉 (著)




伯母の家に預けられた村の子の眼に映る
周囲の人びとの物狂いの世界を綴る「白痴群」。

ともに五十歳近い初婚夫婦が、一匹の兜虫の生と性のすさまじさ、
むご さを見ながらその死を看取る「武蔵丸」(第27回川端康成文学賞受賞)。

他に「狂」「功徳」「一番寒い場所」など、
「書くことは、私には悲しみであり、恐 れである」という著者の、
業曝しの精神史としての私小説6篇を収録。


車谷 長吉 -Wikipedia



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『赤目四十八瀧心中未遂』 車谷 長吉 (著)




「私」はアパートの一室でモツを串に刺し続けた。
向いの部屋に住む女の背中一面には、迦陵頻伽の刺青があった。
ある日、女は私の部屋の戸を開けた。
「うち を連れて逃げてッ」—。
圧倒的な小説作りの巧みさと見事な文章で、底辺に住む人々の情念を描き切る。
直木賞受賞で文壇を騒然とさせた話題作。


車谷 長吉 -Wikipedia


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『超芸術トマソン』 赤瀬川 原平 (著)



都市に“トマソン”という幽霊が出る!?
街歩きに新しい楽しみを、
表現の世界に新しい衝撃を与えた“超芸術トマソン”の全貌が、
いまここに明らかにされ る。
多くの反響を呼んだ話題の本に、
その後の「路上観察学」への発展のプロセスと、
新発見の珍物件を大幅に増補した決定版。

赤瀬川 原平-Wikipedia


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『大貧帳』 内田 百けん (著)




借金、借金、そして借金。
深刻な状況のはずなのに、何故かくも面白い文章になってしまうのか。
「つくづく考えてみると、借金するのも面倒臭くなる」と呟 き、
半可通の借金観には腹を立て、
鬼のような高利貸との長年にわたる奇妙な交流を振り返り。
借金の権威、百〓先生の言葉の魔術にからめとられ、
金銭観が変 わってしまう危険な一冊。




内田百間-Wikipedia


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『ムッシュー・テスト』 ポール ヴァレリー (著)




若き日の内的危機から構想された「ムッシュー・テストと劇場で」.
作者の分身エドモン・テストを巡る思索は生前,
手紙・日記など5篇刊行されたが,特異な 連作小説は生涯書きつがれた.
瞬間の思考をいかに捉え,分析し記述するか.
自己と向き合う鏡の如き装置=小説を通じて強靱な頭脳は何をなしたか.
唯一の小 説集を決定版新訳で.

ポール ヴァレリー -Wikipedia




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『終りし道の標べに—真善美社版』 安部 公房 (著)



幻の処女作。
ここに新しいリアリティーがあった。
異民族の中で培った確固とした他者。
埴谷雄高は何かの予感を禁じ得ず雑誌「個性」に持ち込んだ。
青年公房 の生身の思索は17年後書き換えられ、
もはや読むことはできなくなった処女作。
読者の期待に応え甦った処女長篇小説真善美出版。



安部公房 -Wikipedia


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『アウシュヴィッツの残りのもの—アルシーヴと証人』ジョルジョ・アガンベン (著)



  イタリア現代思想の騎手による「アウシュビッツ以後」の倫理学の試み。
プリモ・レーヴィを始めとする
強制収容所からの奇跡的生還者たちの証言をもとに、
「人間である」状況を剥奪される極限を考察する。

ジョルジョ アガンベン-Wikipedia




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『ちぐはぐな身体—ファッションって何? 』鷲田 清一 (著)



ピアスや刺青をすることの意味とは?
コムデギャルソンやヨウジヤマモト等のファッションが問いかけているものは?
そもそも人は何のために服で体を隠すの か?
隠すべきものの実体は?
若い人々に哲学の教授が身体論をわかりやすく説いた名著、ついに文庫化!
「制服を着崩すところからファッションは始まる」。


鷲田 清一 -Wikipedia




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『船乗りサムボディ最後の船旅〈上〉』ジョン バース (著)



  1980年代の男がタイムワープして
シンドバッド物語のもとが生成しつつあるシンドバッドの一家と
抜き差しならぬ関係に陥り、
自らシンドバッドの第5航海の一部に加わってしまう…
その男ベイラーが記録した物語。*

ジョン・バース-Wikipedia




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『闇を讃えて』 ホルヘ・ルイス ボルヘス (著)



  “わたしは今すべてを忘れようとする。
わたしの中心に、わたしの代数学、わたしの鍵、わたしの鏡に達するのだ。
わたしは誰か、今それをしるだろう。”

忘却、死、非在。
散文と詩が混在する、70歳に達したボルヘスの5番目の詩集。    


ホルヘ・ルイス・ボルヘス-Wikipedia



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『心ときめかす 』四方田 犬彦 (著)



心と五官に訴えかけ、自分の糧となってくれた愛しきもの—。
宮沢賢治が奏でるチェロの音。
心の赴くままに編まれた『枕草子』の美。
ベルトルッチの描きだす 故郷。
日本語で書かれた韓国人作家の小説。
イタリア統一運動の戦火をくぐり抜けた「メルクリウスの切手」。
そして、雪の降り日に聞くバッハ…。
特異の嗅覚 とつきることない好奇心で発見しつづけてきた「心ときめかす」もの。
その魅力と感動の源泉を明かした、珠玉のノスタルジック・エッセイ。




四方田 犬彦 -Wikipedia



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『死に急ぐ鯨たち』安部 公房 (著)



いつ崩れるかほからない、危うい均衡の上に成り立つ現代世界。
破局が来るその日まで、
我々は引き延ばされた日常に居座り続けるつもりなのか?文学の最先端 を疾走し続けてきた作家が、国家、科学、芸術、言語、儀式などを縦横に論じてゆく中で、
時代を解く鍵が鮮やかに浮かび上がる…。
論文、エッセイ、インタ ビュー、写真など多様な表現で、
危機的現代を明快に摘出する評論集。



安部公房 -Wikipedia


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『きれぎれ 』町田 康 (著)



「—— 大きい俺や小さい俺、青空に円形に展開、
みな、くわっとした格好で中空に軽くわなないている ——」。
親のすねをかじりながら無為の日々を送っていた「俺」はかつて、
ともに芸術家を志し、
その才能を軽視していた友人が画家として成功したことを知 る。
しかも、美貌と評判高い彼の妻は、「俺」が見合いをして断った女だという。
よじれて歪んだ心が生むイメージが暴走した果てに「俺」が見たものは…。



町田 康 -Wikipedia


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『ラスト・タイクーン』 フィツジェラルド (著)







  貧しい育ちを乗り越え映画界で活躍する大プロデューサーの主人公が
ハリウッドを舞台に繰り広げる愛と友情、栄光と破局、そして死-
-未完の最高傑作と名高い、フィッツジェラルドの遺作。    

フィツジェラルド-Wikipedia

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『ウェイクフィールド / ウェイクフィールドの妻』 N・ホーソーン (著)



  さしたる理由もなく夫は失踪し、
20年後、
なにごともなかったように妻の待つ家に戻った…。
オースター、カフカに多大な影響を与えた古典と、
「妻」の視点で20世紀末に語り直された長篇を収録する。    


N・ホーソーン-Wikipedia



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『ナイフ投げ師』 スティーヴン・ミルハウザー (著)



  「ナイフ投げ師」
...ナイフ投げ師ヘンシュが町に公演にやってきた。
その技は見事なものだったが、血の「しるし」を頂くための、
より危険な雰囲気が観客に重くのしかかる。

「夜の姉妹団」
...深夜、 少女たちが人目のつかない場所で、
性的狂乱に満ちた集会を開いているという。
その秘密結社を追いかけた、医師の驚くべき告白とは?

「新自動人形劇場」
...自動人形の魔力に取り憑かれた、名匠ハインリッヒの物語。
その神業ともいうべき、驚異の人形の数々を紹介する。

「協会の夢」
...「協会」に買収された百貨店が新装開店する。
店に施された素晴らしき趣向の魅力は尽きることなく、私たちを誘惑する。

「パラダイス・パーク」
...1912年に開園した伝説の遊園地を回顧する。
遊園地は度肝を抜くような、
過剰な施設や出し物によって大いに人気を博すが、
そこには意外な結末が待っていた。

「ミルハウザーを好きになることは、吸血鬼に噛まれることに似ている」
と訳者が「あとがき」で述べるように、
本書は<ミルハウザーの世界>を堪能できる、魔法のような12の短篇集だ。


スティーヴン・ミルハウザー  -Wikipedia




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『岩佐又兵衛—浮世絵をつくった男の謎』 辻 惟雄 (著)


血腥く華麗なる画を遺した画家の劇的人生。
『日本美術の歴史』の辻先生が心血を注いだ、
図版70点収録、全頁カラーの豪華絢爛江戸絵巻

辻 惟雄 -Wikipedia


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『驢馬とスープ—papers2005-2007 』四方田 犬彦 (著)



「コソヴォ紛争」から
「お嬢様の立ち食い蕎麦」まで。
政治、社会、芸術、文化、
あらゆるテーマを縦横に論じるコラム112篇

   わたしはいつも機会があれば日本の外に出ていたいと思う。
   日本が要求する頸木を断ち切り、日本をどこまでもチョイスのひとつに
   留めておけるような状況に、自分の身を置いておきたいと思う。




四方田 犬彦 -Wikipedia

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『顔の現象学—見られることの権利 』鷲田 清一 (著)



われわれがある人を思い浮かべるときには、その人の名前とともに、
その人の顔、その人の後ろ姿や歩きっぷり、言葉遣いなどをも想起する。
これらのほとんど を取り外してもその人に思いを馳せることはできるが、
ただ顔を外しては、その人について思いをめぐらすことはできない。
他人との共同的な時間現象として出 現する曖昧微妙な「顔」を、
現象学の視線によってとらえる。鷲田現象学の豊潤な収穫。


鷲田 清一 -Wikipedia




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『嘘発見器よ永遠なれ』 ケン オールダー (著)


犯罪捜査や議会での証言の真偽判定につきものの技術といえば、
嘘発見器である。
だが意外にも、嘘発見器を大々的に使用しているのは
世界でもアメリカだけで あり、
そのアメリカでも、
嘘発見器による証拠は法廷では採用されないのをご存じだろうか?
その嘘発見器は、1920年代に誕生してアメリカ文化に定着するまでの
稀有なドラマを秘めた発明だった。

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『カーブの向う・ユープケッチャ』安部 公房 (著)



突如記憶が中断してしまい、謎に満ちた世界を手探りで行動する男。
現代人の孤独と不安を抉り出し、
『燃えつきた地図』の原型となった『カーブの向う』。
自 分の糞を主食にし、極端に閉じた生態系を持つ
奇妙な昆虫・ユープケッチャから始まる寓意に満ちた物語、
『方舟さくら丸』の原型となった『ユープケッ チャ』。
ほかに『砂の女』の原型『チチンデラヤパナ』など、知的刺激に満ちた全9篇。



安部公房 -Wikipedia


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『狩猟と編み籠』 中沢 新一 (著)



  洞窟の宗教とテラスの信仰と心の構造の関係 流動する光、具体像、物語。
イメージの三階層である。
新石器革命で抑圧された神話的思考を取り戻せるのか。
映画を題材に対称性人類学で、10万年の精神史を読む。

中沢 新一 -Wikipedia



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『11人いる! 』萩尾 望都 (著)






宇宙大学受験会場、
最終テストは外部との接触を絶たれた宇宙船白号で53日間生きのびること。
1チームは10人。
だが、宇宙船には11人いた!
さまざまな星系からそれぞれの文化を背負ってやってきた受験生を
あいつぐトラブルが襲う。
疑心暗鬼のなかでの反目と友情。
11人は果たして合格できるのか? 萩尾望都のSF代表作。




萩尾望都-Wikipedia




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『屈辱ポンチ 』町田 康 (著)



ひょんなことから跋丸への復讐をすることになった「自分」と帆一。
考えつく限りの嫌がらせを実行するものの、なぜかうまくいかない。
無言電話、百枚の白紙 ファックスを送るエスカレート戦術もうまくいかない。
そんな二人の珍道中を独特の文体とリズムで描く表題作と
「けものがれ、俺らの猿と」の二篇を収録。



町田 康 -Wikipedia


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『甘美なる暴力—悲劇の思想』テリー イーグルトン (著)




文学とドラマトゥルギーの主要テーマたる「悲劇」が、
イーグルトンの手によって哲学、倫理学、心理学、神学、政治の舞台に移され、
さらに文学と舞台と思想 の高みからリアルな人間生活の地平に降り立たされる。
エウリピデス、ソポクレス、メルヴィル、フローベール、ドストエフスキー、
ゲーテ、カフカ、トーマ ス・マン、ハーディ、
エリオットなどの作品における「悲劇」観が、アリストテレス、プラトン、
聖アウグスティヌス、デカルト、パスカル、スピノザを経て、 ヘーゲル、
キルケゴール、ニーチェ、サルトルに到る
西洋主流の政治的・哲学的思想の流れに織り込まれて、
徹底的な分析と精査をうける。「悲劇の死」という 問題に正面から取り組み、
悲劇の現代的意義を主張する長年の研究の最良の成果。



テリー・イーグルトン -Wikipedia



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『指が月をさすとき、愚者は指を見る—世界の名科白50 』四方田 犬彦 (著)



  バカボンのパパからシェイクスピアまで、
このひと言を胸に刻め! 古今東西、
有名無名を問わず、
様々な人々が発した50の言葉を手がかりに、
多様な視点から鋭く読み解くエッセイ。    




四方田 犬彦 -Wikipedia


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『蒼い時 』エドワード ゴーリー (著)



  人生のすべてがメタファーとして解釈できるわけじゃないぜ。
それはいろんな物が途中で脱落するからさ。
旅嫌いのゴーリーが、唯一遠出したという
スコットランド旅行での思い出を二匹の犬に託して語る、摩訶不思議な物語。    





エドワード ゴーリー -Wikipedia




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『暴力について—共和国の危機 』ハンナ アーレント (著)



ベトナム戦争、プラハの春、学生運動…
1960年代後半から70年代初頭にかけて
全世界的な広がりをみせた騒然たる動向を、
著者は亡命の地・アメリカ合衆 国でどのように考えていたか。
「国防総省秘密報告書」を手がかりに嘘と現実(リアリティ)とのあり方を
論じた「政治における嘘」、
暴力と権力との相違を テーマにした「暴力について」、
さらに「市民的不服従」など、本書は、
情況への鋭い発言のかたちをとりながら、
われわれとわれわれを取りまく世界への根本 的な問いを投げかけている。
「政治とは何か」をもっとも明快かつ具体的に論じた書ともいえよう。


ハンナ アーレント-Wikipedia



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『正直じゃいけん 』町田 康 (著)



  負けたものが勝者が得るべき権利を得るという、
「正直じゃいけん(正直じゃんけん)」のルール。
子供らがそのじゃいけんを、正直、と呼ぶのはどういう訳だろうか…。
「小銭の豪放」「往来の事情」などを収録したエッセイ集。



町田 康 -Wikipedia


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『フローティング・オペラ』 ジョン バース (著)



自殺を決意した一知識人トッド・アンドルーズの一日を追いながら、
ついには自殺の根拠をすら失わざるを得ない窮極的なニヒリズムを、
多層的な語りの手法と ブラックユーモアで描き、
20世紀後期の最大傑作『酔いどれ草の仲買人』の作者の
記念すべき処女作となった「ニヒリスティック・コメディ」。


ジョン・バース-Wikipedia




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『ガダラの豚〈1〉』 中島 らも (著)



アフリカにおける呪術医の研究でみごとな業績を示す
民族学学者・大生部多一郎はテレビの人気タレント教授。
彼の著書「呪術パワー・念で殺す」は超能力ブー ムにのって
ベストセラーになった。
8年前に調査地の東アフリカで長女の志織が気球から落ちて死んで以来、
大生部はアル中に。
妻の逸美は神経を病み、奇跡が 売りの新興宗教にのめり込む。
大生部は奇術師のミラクルと共に逸美の奪還を企てるが…。
超能力・占い・宗教。現代の闇を抉る物語。


中島 らも-Wikipedia


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『ヨブ—奴隷の力』アントニオ ネグリ (著)



  現代思想の実践家ネグリは、「ヨブ記」を獄中でいかに読んだのか。
旧約聖書の登場人物であるヨブの生き方を哲学的にテーマ化し、
ヨブの受けている「苦しみ」を「存在論的」に分析する。    

アントニオ ネグリ -Wikipedia

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『アナーキスト人類学のための断章』 デヴィッド グレーバー (著)



  —変革はゆっくりと、だが着実に進んでいる—

ネグリ=ハート(『〈帝国〉』『マルチチュード』)以降の最重要人物が
ついにここに ベールを脱ぐ。
現在、10ヶ国語への翻訳が進行中の当書は、
今後、思想の〈語り口〉を一変させるほどの力を持っている。
この11月には初の来日を果たし、
早くも各紙(誌)からの依頼が続々舞い込む
グレーバーの盟友・高祖岩三郎による初邦訳。
アナーキズム&人類学の結合から生み出される、
どこまでも ポジティヴな世界観。

アナーキズム、そして人類学の実践が明らかにするのは、近代以前の「未開社会」と呼ばれる世界が、実はより高度な社会的企画(プロジェクト)によって形成されているという事実である。真の民主主義的な世界の構築に向けて。    

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『やけたトタン屋根の猫 』テネシー ウィリアムズ (著)



舞台はアメリカ南部の大富豪の家。
一家の主は、癌で余命いくばくもない。
この家の次男ブリックの妻マギーは、
同性愛の愛人を失ってから酒びたりの生活を送 る夫の愛を
取り戻そうと必死だった。
また、長男グーパー夫婦は、父の病状を知って、
遺産相続を有利に運ぼうとしていた。
—父の誕生日に集まった二組の夫 婦、
母親らの赤裸な性と愛と欲を描くウィリアムズの傑作戯曲。

テネシー・ウィリアムズ -Wikipedia



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『奉教人の死 』芥川 龍之介 (著)

 



芥 川は殉教者の心情や、東西の異質な文化の接触と融和という課題に興味を覚え、
近代日本文学に“切支丹物”という新分野を開拓した。
文禄・慶長ごろの口語文 体にならったスタイルで、
若く美しく信仰篤い切支丹奉教人の、
哀しいが感動的な終焉を格調高く綴った名作『奉教人の死』、
信仰と封建的な道徳心との相剋に 悩み、
身近な人情に従って生きた女を描く『おぎん』など、11編を収録。


芥川 龍之介 -Wikipedia



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『うろんな客 』エドワード ゴーリー (著)



風の強いとある冬の晩、館に妙な奴が闖入(ちんにゅう)してきた。
そいつは声をかけても応答せず、壁に向かって鼻を押しあて、
ただ黙って立つばかり。
翌朝 からは、大喰らいで皿まで食べる、蓄音機の喇叭(らっぱ)をはずす、
眠りながら夜中に徘徊、本を破る、家中のタオルを隠すなどの、奇行の数々。
でもどうい うわけか、一家はその客を追い出すふうでもない。

   アメリカ生まれの異色のアーティスト、エドワード・ゴーリーによる、
1957年初版の人気の絵物語。
なんといっても、「うろんな客」の姿形がチャーミングで、忘れがたい。
とがった顔に短足。
お腹がふくらみ、重心が下にある幼児型が、稚拙な仕草をほうふつさせる。






エドワード ゴーリー -Wikipedia




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『異形の監督ジェス・フランコ—ユーロ・トラッシュ映画がほこる巨匠のすべて』木野 雅之 (著)



  1960年に処女作を発表後、
精力的にサディズムとジャズに彩られた怪作映画を作り続ける
スペインの怪人監督ジェス・フランコ。
世界中に熱狂的なファンをもつジェス・フランコの人生から全作品まで、
すべてを書きつくす。    

ジェス・フランコ-Wikipedia

木野 雅之 -Wikipedia


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『シニフィアンのかたち—一九六七年から歴史の終わりまで』 ウォルター・ベン マイケルズ (著)



  なぜ文明は衝突しなければならないのか、
9・11が完成させたポストモダンな世界とはなにか。
文学研究の最先端から、
ポスト歴史主義とアイデンティティを批判しながら、
現代アメリカの文学、芸術、思想を縦横無尽に批評する。

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『ヴァーミリオン・サンズ 』J.G. バラード (著)



夢と狂気と倦怠に支配された砂漠のリゾート、
ウァーミリオン・サンズには、
詩人や芸術家、映画スターや富豪が群れつどう。
彼らは、住人の心を反映して自在 に姿を変える向心理性の家で暮らし、
音響彫刻や歌う草花を愛好していた。
晴れた日には、砂上ヨットで砂鰾狩りや
雲の彫刻を見物にラグーン・ウエストへと出 かける。
そこではコーラルDの雲の彫刻師たちが、
色とりどりのグライダーで飛びまわり、
白い積雲に一角獣や美しい映画女優の肖像を刻んでいるのだ…。
イギ リスSF界の鬼才バラードが、
エキゾティックなリゾートを舞台に奔放な想像力と華麗な筆致で描く連作短篇集。



J・G バラード-Wikipedia


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『ROADSIDE JAPAN—珍日本紀行 西日本編 』都築 響一



ここには「旅」につきものの小洒落たフロ・メシ情報も、ワビサビ空間もない。
むしろ醜悪・珍奇、ガイドブックにさえ紹介されない
珍スポットばかりが詰め込まれている。
怪しい宗教スポット、意味不明のテーマパーク…
でも、このスッピンの乱れ顔こそが、いまの日本なのだ。
本当の秘境は君のすぐそばにあるってこと!北陸から沖縄まで、
とっておきの珍名所、西日本編165物件。

都築 響一 -Wikipedia


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『ROADSIDE JAPAN—珍日本紀行 東日本編 』都築 響一



秘宝館、蝋人形館。
町おこしが生んだ珍妙な博物館…。
日本のロードサイドは俗悪・軽薄、地元の人間でさえ
存在を忘れたい珍スポットがあふれている。
でも、 これこそがいまの日本なのだ。
本当の旅を始めよう。
美しくない、品のない、でもちょっと可愛い、素顔の日本へ!
路傍の奇跡というべき全国の珍スポットを走 り抜ける旅のガイド、
北海道から中部まで、東日本編176物件。

都築 響一 -Wikipedia



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『ブラック・アトランティック—近代性と二重意識』 ポール ギルロイ (著)



  黒人音楽が流通し、
黒人思想家たちがヘーゲル、ニーチェ、フロイトなどの
西洋批判理論と相対しながら旅してきた軌跡を辿り、
奴隷制以降の黒人の抵抗と自立の歴史を
ナショナリズム的なパラダイムを超えた視点から考察する。    

ポール ギルロイ -Wikipedia


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『「聴く」ことの力—臨床哲学試論 』鷲田 清一 (著)



  聴く、届く、遇う、迎え入れる、触わる、享ける、応える…
哲学を社会につなげる新しい試み。
「聴く」こととしての『臨床哲学』の可能性を追求する、注目の論考。    

鷲田 清一 -Wikipedia


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『モダニズムとハーレム・ルネッサンス—黒人文化とアメリカ』 ジュニア,ヒューストン・A. ベイカー (著)



アメリカ黒人の芸術家や知識人が
小説・詩・音楽・絵画などさまざまな文化表象の分野で
おおいに活躍した1920年代のハーレム・ルネッサンスから、
アメリ カ黒人文化の原風景を遡る。
「ミンストレル・ショー」やブルースについて縦横に論じつつ、
随所に自伝的要素ももりこみながら
「もうひとつのアメリカ文化 史」を描き出す。
ヘンリー・ルイス・ゲイツ・ジュニアとならぶ
黒人研究者・文学理論家の日本初訳。


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『やぎ少年ジャイルズ (1) 』ジョン・バース (著)

巨大なコンピュータに統治され、
東西に決裂したキャンパスでヤギとして育てられた少年ジャイルズは、
謎の女クリーム髪女史により人間であることを知り、
自らの英雄性に目覚めた。
バースが描く、奇想に満ちた世界史の荒唐無稽なパロディ。



ジョン・バース-Wikipedia




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『アメリカ史のなかの人種』 山田 史郎 (著)



「先住民インディアン」「白人」「アフリカ黒人」「アジア系」
といった人種区分を用いずアメリカ史の歴史を語ることは不可能である。
しかし、そのような人 種の区分を普遍的で自明なものと考えてはならない。
本書では、異人種間の男女関係と結婚をめぐる制度と慣習の歩みをたどり、
白人を先住民や黒人や東洋人か ら区別し隔離するために
いかにさまざまな方策が講じられてきたかを明らかにする。


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『美のイデオロギー』 テリー・イーグルトン (著)



  「美的なもの」をキーワードに、
近代西洋思想・哲学における「美的」言説の全容を、
批判的かつ挑戦的にまとめた評論集。
今や世界認識、倫理、政治にまで深く関わってくる
「美」の思想を縦横無尽に斬る。    

テリー・イーグルトン -Wikipedia

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『流謫の地に生まれて』ジョージ ギッシング (著)



  下層階級の出身でありながら、
貴族的性格と明晰な頭脳をもったゴドウィンにとって、
故郷は忌わしいだけのものであった。
上流社会に真の安息の地を求め、打算から牧師になる決心をするが—。
強烈な自意識をもつ青年の野心と挫折を描いた青春の書。



ジョージ・ロバート ギッシング  -Wikipedia



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『わが心のディープサウス (Lands&Memory 記憶の風景) 』ジェームス・M・バーダマン (著)



  街に流れるベニエとチコリコーヒーの香り、
川面にこだまする蒸気船の汽笛、
そして果てしないデルタの平野は季節になると真っ白な綿花で覆われる—
南部出身の二人が望郷の思いとともに描く、アメリカの中の異郷。    

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『超能力と確率 (ガードナー数学マジック)』 マーチン ガードナー (著)


極度にシンプルで非具象的な芸術“ミニマル彫刻”をめぐって、
賛否両論けんけんがくがく。
安野光雅氏やイサム・ノグチ氏の作品も登場して、
数学的芸術論が 繰り広げられる。
また、超常現象の科学的調査委員会の会員でもある著者の
痛烈な元祖超能力あばきは圧巻。
ユリ・ゲラー氏や“読心”豚、トランプ予言などの トリックを明かす。
そのほか、接する円の族、回転テーブル、チクタクトウ、
時間が止る話などワクワクする話題が満載。



マーチン ガードナー  -Wikipedia



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『映画と表象不可能性 』四方田 犬彦 (著)



  アルトー、パゾリーニ、ゴダール…。
映画という表象体系の可能性を、
映画ならざるものとの境界を接する臨界点にまで探究しようとした
映画人7人を取り上げ、
思考、表象行為の不可能性と不可避性をめぐり論考する。    




四方田 犬彦 -Wikipedia


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『神と科学は共存できるか?』 スティーヴン・ジェイ・グールド (著)



ドーキンスが否定し、ウィルソンが融合を考えた、科学と宗教の関係。
グールドはこう考えました。
科学と宗教は、重なりあわず独立して存在しているが、
その うえで互いに尊重すべき知的体系という関係にある、と。
そして、科学と宗教を「対立構造」で見立てるのが間違いであり、
愚かしい、と主張します。
その立場 を彼は、あえてカソリックの言葉を使用し、
「非重複教導権(マジステリウム)の原理」と名づけ、
本書を貫くテーマにすえます。


スティーヴン・ジェイ・グールド-Wikipedia

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『おぞましい二人 』エドワード・ゴーリー (著)




1965年に明るみに出た「ムーアズ殺人事件」。
イギリスで二人の男女が4年にわたり5人の子供を
残虐に殺して荒野(ムーア)に埋めていた事実が明らかと なった。
「もう何年も本の中で子供たちを殺してきた」と自ら言う
エドワード・ゴーリーが、この現実に起きた悲惨な事件によって
心底動揺させられ、描いたの が本書である。





エドワード ゴーリー -Wikipedia




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『燃えつきた地図』 安部 公房 (著)



失踪者を追跡しているうちに、次々と手がかりを失い、
大都会の砂漠の中で次第に自分を見失ってゆく興信所員。
都会人の孤独と不安.



安部公房 -Wikipedia


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『笑う月』安部 公房 (著)




安部公房



思考の飛躍は、夢の周辺で行われる。
快くも恐怖に満ちた夢を生け捕りにし、
安部文学成立の秘密を垣間見せる夢のスナップ17編。



安部公房 -Wikipedia


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『壊色 』町田 康 (著)



「日本語を愛する一番よい方法は?歌って叫んで、呪文を唱えること」
「立派な国民になる一番よい方法は?とことん貧乏になること」
—歌であり、詩であり、 日記であり、エッセイであり…
日本語をこよなく愛する、日本文芸界注目の作家による、
真摯で過激な言葉のライブ、待望の文庫化。



町田 康 -Wikipedia


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『モナリザの秘密—絵画をめぐる25章』 ダニエル・アラス (著)



長い時間、ひとつの絵画の前に身を置き、
それが「立ち上がる」まで見つめつづける著者の関心は、
何かしら逸脱するもの、異常なもの、例外的な「細部(ディテール)」へと
向かっていく。
絵画の「秘密」ともいえるそれらを拾い出し、
感動のナゾを解いていく手さばきは、まるで推理小説を読むようだ。
本書は、惜しくも2003年12月にこの世を去った著者が、
その数か月前にラジオで放送したシリーズ番組をもとにしている。
それまで展開してきた多様な美術論を、
わかりやすく一般向けに語る氏のひと言ひと言は、
絵画好きたちに送られた最後のメッセージとして、深く強く響くことだろう。



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『影・裸婦変相・喜寿童女』石川 淳 (著)



三品財閥の女婿である外交官の鳥栖庄五は、
役所の機密書類を密かに持ち帰る途中、秘密探偵社の一団に誘拐される—。
社会機構を痛烈に風刺した「影」をはじ め、
幻想的世界と現実とが妖しく交錯する「裸婦変相」、
喜寿を迎えた名妓お花が十一歳の幼女に変貌する喜談「喜寿童女」ほか、
「ほととぎす」「大徳寺」な ど、
鋭い批評眼と絶妙な文体で描かれた中期作品群より七篇を収録。

石川 淳-Wikipedia


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『勝負の終わり・クラップの最後のテープ 』サミュエル ベケット (著)



今世紀を代表する劇作家サミュエル・ベケットの代表戯曲選集。
これまでの全集版に大幅な改訂訳を行ない、
最新のベケット研究に基づいて新たに注・解題を付した決定版である。
【全巻内容】
1 ゴドーを待ちながら
2 勝負の終わり/クラップの最後のテープ
(勝負の終わり・
 クラップの最後のテープ・
 行ったり来たり・
 わたしじゃない・
 あのとき)
3 しあわせな日々/芝居
(しあわせな日々・
 芝居・
 言葉と音楽・
 ロッカバイ・
 オハイオ即興劇・
 カタストロフィ)



サミュエル ベケット -Wikipedia




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めくるめき」の芸術工学 (神戸芸術工科大学レクチャーシリーズ)



  メタフィクション、メラヴィリア、パニック…
日常から離れ、異次元体へと変容していく過程の全体を考える
「めくるめき」芸術工学について、筒井康隆、香山リカ等
分野の異なる8人の論客が自由に論じた講義録。



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『モーツァルトの息子 史実に埋もれた愛すべき人たち』 池内 紀 (著)



モーツァルトには6人の子供がいた。
父に劣らず音楽的な才能に恵まれていた四男は14歳でデビューを果たす。
モーツァルト2世はその後......。
18 世紀のウィーン、
しがない小役人の名前をオーストリア帝国で知らない者はいなかった。
彼が国中の建物などに自分の名前を「落書き」したからである。
実在し ながらも歴史の中に消えていった30人の数奇な運命を描く。

池内 紀 -Wikipedia



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『七つの夜』ホルヘ・ルイス ボルヘス (著)




  神曲・悪夢・千一夜物語・仏教・詩について・カバラ・盲目について。
今世紀の文学に特異な位置を占めるボルヘスの文学を養い、
彼の精神と一体化しているこれらの主題について、
彼の街ブエノスアイレスでの連続講演の記録。


ホルヘ・ルイス・ボルヘス-Wikipedia



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『慈善週間または七大元素』 M・エルンスト (著)



自然界を構成する元素たちを自由に結合させ変容させるコラージュの魔法、
イメージの錬金術!! 
巻末に貴重な論文を付し、コラージュロマン三部作、遂に完結。



M・エルンスト -Wikipedia

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『中森明菜 歌謡曲の終幕 』平岡 正明 (著)



  売れるCDやタレントはいるが、はやる唄がない。
流行歌がない。
日本歌謡史上はじめての現象である。
1989年の中森明菜が鍵だった。
美空ひばりが死に明菜がカミソリを握ったその年—。
歌謡曲と女王、そして時代について。    



平岡 正明 -Wikipedia



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『大道芸および場末の自由』 平岡 正明 (著)



  港ヨコハマ野毛。
解放の路地に咲く大道芸を軸に、様々な人間の喜怒哀楽が綾なし、
あらゆる芸術が交響する町。
場末ならではの美を備えた港町に、庶民文化の黄金時代を垣間見る



平岡 正明 -Wikipedia





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『カルメル修道会に入ろうとしたある少女の夢』 マックス エルンスト (著)


  『百頭女』につづくコラージュ・ロマンの傑作。
エルンストによる詩的自伝、コラージュ論を併録。




M・エルンスト -Wikipedia



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『百頭女』 マックス エルンスト (著)




  惑乱、私の妹、百頭女。

エルンストの夢幻世界、コラージュ・ロマンの集大成。
今世紀最大の奇書、待望の文庫化。



M・エルンスト -Wikipedia



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『小さい“つ”が消えた日』 ステファノ・フォン ロー (著)



詩と森の国から届いた言葉の妖精たちの物語。
さまざまな文字たちがすんでいる五十音村で、
音をもたない小さい“つ”は、ほかの文字たちからバカにされてい ました。
自分は必要とされていないと感じた小さい“つ”は、ある日、
村を飛び出してしまいます。
すると新聞からもテレビからも小さい“つ”が消えてしまっ て…。
ひとりの男の子がいなくなり、日本語が大混乱…!!


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『三文文士』 ジョージ ギッシング (著)




  商業主義に毒される文学界。
そこで生きる様々な文筆生活業者たちの苦難の真相を容赦なく暴いた
ギッシングの代表作。
19世紀末の英国を背景に、作者自身の体験をもとに描かれたこの作品は、
現代日本の文学界、出版界、読書界のありようと、なにやら二重写しになる。



ジョージ・ロバート ギッシング  -Wikipedia



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『女優山口百恵 』四方田 犬彦 (編集)



  1970年代の日本を代表する映画女優であるとともに、
テレビの連続ドラマのヒロインでもあり、
何より人気歌手でもあった山口百恵。
さまざまに分岐した領域で神話を築き上げてきた
彼女の多元的なあり方の実態に迫る。    




四方田 犬彦 -Wikipedia


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『なんにもないところから芸術がはじまる』 椹木 野衣 (著)



飴屋法水が二十四日間籠っていた「暗室」の中身、
大竹伸朗の「全景」展から見えた「貧者の栄光」とは?
ウィーン の街に突き刺さるコンクリートの塊、会田誠の絶妙な「ヘタうま」法、
「半刈り」でハンガリーに行った男・榎忠、
昭和新山を所有した日曜画家・三松正夫―
― 新しい芸術はいつも、無限の裂けと震えの中で胎動している!


椹木 野衣 -Wikipedia


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『砂漠の思想』 安部 公房 (著)



可能性を完全開花させずに永逝した文学者安部公房が、
衝撃作『砂の女』『他人の顔』を続けて刊行した時点で、
自身の初期思考をエッセイの形で発表したもの を精選し、
全エッセイとして刊行した話題の大著。
初期阿部公房が孕む、“ヘテロ”的思考への新たな再評価。
早く来すぎた思想者・安部公房の“可能性の中 心”。



安部公房 -Wikipedia


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『化鳥・きぬぎぬ川—泉鏡花小説集 』泉 鏡花 (著)



  江戸文芸の伝統につながる泉鏡花の文化は、
怪しくも美しい幻想美の世界へ読者をいざなう。
三百をこえる作品の中から殊玉の短編を選りすぐり、
現代の読者にも読みやすいよう工夫をこらして編集した。



泉 鏡花 -Wikipedia




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『華々しき鼻血 』エドワード ゴーリー (著)



タイトルにひかれて表紙の絵に目を凝らせば、
ハンカチで鼻を押さえた女が、岩の上にのけぞっている。
厚い毛皮の外套を着た男が2人、鼻血の女には無関心 で、彼方を見やる。
裏表紙では、3人退場。
代わりにとぼけた顔の白い犬が、女の倒れていたあたりをかいでいる。
空には暗雲垂れこめて…。

   でも本書は、不吉な一篇の物語というわけではなく、
26の個別な文と、緻密な白黒のペン画とで構成された、アルファベットブック。
AからZまでの頭文字の副詞が、ワンセンテンスの短文の中に必ず含まれている。
というより、その副詞を中心にしている点が、珍しい。






エドワード ゴーリー -Wikipedia




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『ヴィーナスを開く—裸体、夢、残酷』 ジョルジュ ディディ=ユベルマン (著)



  「ヌード」の名作《ヴィーナスの誕生》はなぜ「裸体」ではないのか?
《ナスタージョ物語》で女の身体が切開される意味は? 
フィレンツェ・ルネサンスの本質に迫る卓抜な美術批評。    


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『芸術の設計—見る/作ることのアプリケーション』 岡崎 乾二郎 (著)



  美術、音楽、建築、ダンス......
マニュアルを超える、
表現技術のハード・コア!
ジャンルを超えて、技術を理解し、
使いこなすための「作る現場」の教科書です。
さまざまな表現形式を横断して、技術の核心に迫ります。
使えるアプリケーション/アーカイブ・ガイド付き     。

岡崎 乾二郎 -Wikipedia


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『なにも見ていない—名画をめぐる六つの冒険』 ダニエル アラス (著)



  新しい美術史学の旗手による美術エッセイ=評論。
著者は従来の文献学的な方法論を越えた新しい絵画解読法、
見ることの冒険を提唱する。
絵画を前にして、私たちはなにも見ていない。    

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『恋の骨折り損 』シェイクスピア (著)





ナヴァール王国の若き王ファーディナンドと3人の友人貴族、
フランス王女と3人の美しい侍女達が繰り広げる小気味よい恋愛劇。




ウィリアム・シェイクスピア -Wikipedia

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『漁夫マルコの見た夢』 塩野 七生, 水田 秀穂



  ルネサンス期のイタリア。
ヴェネツィア貴族の家では、
主人たちが商用のために長く海外に滞在していることが多かった。
その間、留守を守る女たちには、
スキャンダルにでもならない限り、大抵のことは許されていた…。


塩野七生 -Wikipedia




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『浄土 』町田 康 (著)



  THIS IS PUNK!
いま、ここに浄土があらわれる。破天荒なる暴発小説集

あなたはどぶに立ち汚辱にまみれて立ちつくしている
一個のビバカッパをちゃちゃちゃんと見なければ。
凝視して、そして笑わなければあかぬかったのだ。——<『どぶさらえ』より>

●高慢な男の虚飾がはがれた瞬間……『あぱぱ踊り』
●建て前が存在しないすがすがしい街……『本音街』
●ありふれたオフィスで起こったとんでもない事件……『自分の群像』—
—他、全7編収録



町田 康 -Wikipedia


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『夷斎筆談・夷斎俚言』石川 淳 (著)



  ある時は慷慨の志をのぞかせながら、
自由に超現実に遊び、
自在に雅に往き俗に還る。
飄にして鋭く、
逸にして勁く、
高踏韜晦とされながらも、
戦後日本文学に聳立し続けた石川淳。
その昭和25~27年に綴られた会心のエッセイ集。

石川 淳-Wikipedia


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『初恋/メルシエとカミエ 』サミュエル・ベケット (著)




  「ゴドーを待ちながら」の原形である「メルシエとカミエ」と、
抒情性あふれる「初恋」を収録。創作の秘密を明かす2作品。71年刊の新装復刊。



サミュエル ベケット -Wikipedia




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『お気に召すまま』シェイクスピア (著)



ド・ボイス家の末弟オーランドーは、長兄オリヴァーから逃がれ、
アーデンの森に入る。
オーランドーに一目惚れした前公爵の娘ロザリンドも、
従姉妹のシーリ アとともにアーデンの森へ向かう。
男装し、羊飼いとして暮らすロザリンドを本人とは気づかず、
オーランドーは恋の告白の練習をするが―。
アーデンの森を舞 台に数組の男女が繰り広げる恋愛喜劇。




ウィリアム・シェイクスピア -Wikipedia





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『金曜日の本』 志村 正雄 (著), ジョン バース (著)



  ジョン伯父さんは、金曜日に作家を休業する、
すばらしい博識とユーモアに溢れたエッセイの筆を執るために。
千一夜物語からボルヘス、カルヴィーノまで、
現代アメリカ文学の総帥が、
文学の楽しいプログラムを奔放に語る待望のポストモダン文学大全。    

ジョン・バース-Wikipedia




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『図説 写真小史』 ヴァルター ベンヤミン (著)



芸術から「いま—ここ」という一回性の「アウラ」が消滅する
複製技術の時代にあって、写真はどのような可能性をはらみ、
どのような使命を課せられなければ ならなかったのか?
写真史を考えるとき、だれもが必ず引用する基本文献
—ヴァルター・ベンヤミンの「写真小史」。
初期写真から1930年代の作品までを通 観したこの傑作エッセイに、
そこで言及されているブロースフェルト、アジェ、ザンダーらの写真多数と、
関連論文を加えて再編集。
20世紀最高の批評家によ る写真論が目で見てわかる実証的な一冊。

ヴァルター・ベンヤミン -Wikipedia


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『コリオレイナス』 シェイクスピア (著)



ローマの隣国ヴォルサイとの戦いで都コリオライを陥落させた
将軍ケイアス・マーシアスは、コリオレイナスの名を与えられるが、
市民の反感を買ってローマか ら追放される。
行方知れずになった誇り高き英雄は、宿敵オーフィディアスと手を結び、
祖国ローマを攻め落とそうとする。
この企てを知った母ヴォラムニアと 妻ヴァージリアは嘆き悲しみ―。
シェイクスピア最後の悲劇。




ウィリアム・シェイクスピア -Wikipedia



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『二列目の人生 隠れた異才たち』 池内 紀 (著)



どんな分野にも歴史に埋もれた天才がいる。
人を押しのけるのが苦手。
あるいは我が道を貫くため、時流に背を向けることも厭わない。
彼らは、華やかな名声と ともに語られないが、人々の記憶には確かに存在する。
貧窮の中で研究を続けた大上宇市。
徳島に生きたポルトガル人モラエス。
日本山岳会生みの親、高頭式。
幻の料理人、魚谷常吉。
画家の篁牛人、島成園。
尺八奏者の福田蘭童。
水泳選手の橋爪四郎…。
様々な異才16人。
そのゆかりの地を訪ね、素顔と偉業にあらた めて光を当てた。
名声より大切なものは何か?
それを追い続ける情熱はどこからくるのか?
真の「一流人」は、時代が変わってもゆるがない。
現代を爽快に生き るヒントが見えてくる伝記エッセイ。


池内 紀 -Wikipedia

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『余った女たち』ジョージ・ギッシング (著)


1880年代英国の人口統計では、女性の数が男性をはるかに上回っていた。
こうした深刻な社会問題をふまえ、
女性にとっての結婚、仕事、自立とは何かを掘り下げたギッシングの意欲作
「フェミニスト・クラシック」の評価をうけているこの作品は
今日なお新鮮であり、かつ重いテーマを担っている。

ジョージ・ロバート ギッシング  -Wikipedia



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『オセロー』W.シェイクスピア(著)



元老院議員ブラバンショーの娘デズデモーナと結婚し、
幸福の絶頂にあるムーア人将軍オセロー。
だが、部下イアゴーの策略により、その幸せは無残な結末を迎 える。
ハンカチ紛失事件でデズデモーナと副官キャシオーが
不義の関係にあると確信したオセローは嫉妬に狂った末に―。
シェイクスピア四大悲劇の傑作を待望 の新訳で。


ウィリアム・シェイクスピア -Wikipedia



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『見ることの塩 パレスチナ・セルビア紀行 』四方田 犬彦 (著)



  鉄条網、土嚢、検問の兵士たち、壁に遺された無数の弾痕…。
救い無きテロルの連鎖、増幅する憎悪!
荒廃した風土と人心を前に人は何をなしうるのか。
現代のアポリアに凝然と佇む深い苦悩と思索の旅。    




四方田 犬彦 -Wikipedia


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『中味のない人間』ジョルジョ アガンベン (著)



  ベンヤミンゆずりの政治と芸術の内在的連関、
古代や中世から近・現代までの自由な時間の往還、
ここには、哲学、美学、詩学、言語学から、神学、政治学、法学、
さらには医学史や生物学にまで及ぶ思想家の仕事のすべてがある。
アガンベン28歳、恐るべき処女作。    


ジョルジョ アガンベン-Wikipedia




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『タイタス・アンドロニカス』 シェイクスピア (著)



ローマ将軍タイタス・アンドロニカスは、
捕虜であるゴート人の女王タモーラの長男王子を殺して、
戦死したわが子たちの霊廟への生贄とする。
これを怨んだ残 る王子二人は、
一転ローマ皇帝妃となったタモーラの狡猾なムーア人情夫、エアロンと共謀。
タイタスの娘ラヴィニアを襲って凌辱し、
なんとその舌と両手を切 断してしまう。
怒り狂うタイタス…—血で血を洗う復讐の凄惨な応酬。
その結末は!?
シェイクスピア初期の衝撃作。


ウィリアム・シェイクスピア -Wikipedia



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『少女ソフィアの夏 』トーベ・ヤンソン (著)



  人生の扉を開けたばかりの少女ソフィアと、人生の出口にたたずむ祖母。
70も年齢の違うふたりが思うままを対等に、率直にぶつけ合いながらも、
互いにさりげなく思いやる──。北欧の魅力にあふれる書。



トーベ・ヤンソン  -Wikipedia





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『友達・棒になった男』 安部 公房 (著)



平凡な男の部屋に闖入した奇妙な9人家族。
どす黒い笑いの中から“他者”との関係を暴き出す「友達」など、
代表的戯曲3編を収める。



安部公房 -Wikipedia


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『「待つ」ということ 』鷲田 清一 (著)



現代は、待たなくてよい社会、待つことができない社会になった。
私たちは、意のままにならないもの、どうしようもないもの、
じっとしているしかないもの、 そういうものへの感受性をなくしはじめた。
偶然を待つ、自分を超えたものにつきしたがう、
未来というものの訪れを待ちうけるなど、
「待つ」という行為や感 覚からの認識を、臨床哲学の視点から考察する。

鷲田 清一 -Wikipedia



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『ペリクリーズ』 ウィリアム シェイクスピア (著)




求婚しようとした王女とその父の近親相姦を見抜いてしまった時から、
ペリクリーズの波瀾万丈の旅が始まった—。
詩人ガワーの語りという仕掛けのなかで、次 々と起こる不思議な出来事。
苛酷な運命を乗りこえ、長い歳月をへて喜びに包まれる、
ペリクリーズと家族の物語。
イギリスで人気の高い、シェイクスピア最初 のロマンス劇を新訳で。


ウィリアム・シェイクスピア -Wikipedia



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『残像に口紅を 』筒井 康隆 (著)



「あ」が使えなくなると、「愛」も「あなた」も消えてしまった。
世界からひとつ、またひとつと、ことばが消えてゆく。
愛するものを失うことは、とても哀し い…。
言語が消滅するなかで、執筆し、飲食し、講演し、交情する小説家を描き、
その後の著者自身の断筆状況を予感させる、究極の実験的長篇小説。



筒井 康隆 -Wikipedia


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『狂気の価値 』西丸 四方 (著)


狂気……心の病いは、主観的には自己の価値を高く感じさせることが多く、
客観的にも高く評価されるべきものがある。
卑弥呼、山頭火、ジャンヌ・ダルク、ニーチェなど名高い古今の例を
豊富にあげて、病める精神の世界に新たな光をあてる。

西丸 四方 -Wikipedia


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『ヴェニスの商人』 W. シェイクスピア (著)



もし借金が返せなければ、その体から1ポンドの肉を切りとらせろ—。
ユダヤ人の金貸しシャイロックが要求した証文が現実となった。
ヴェニスの法廷が下した 驚くべき判決とは?
そして裁判官の正体は?
商業都市ヴェニスとロマンティックな愛の都市ベルモントを舞台に、
お金とセックスの陰喩をちりばめて繰り広げら れる喜劇。


ウィリアム・シェイクスピア -Wikipedia



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『夢幻会社 』J.G. バラード (著)



空を飛ぶ夢にとりつかれたおれは、ある日空港からセスナを盗んで飛びたった。だがセスナは郊外の閑静な町シェパトンに火だるまとなって墜落する。住民たち の救助で一命をとりとめるが、なぜかこの町から脱出できずに過ごすうち、身のまわりには奇妙な出来事が起こり始め…。やがて町は熱帯のジャングルと鳥たち の楽園へと変貌してゆくのだった。鬼才バラードの到達点を示す傑作。



J・G バラード-Wikipedia


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『演劇とその分身 』アントナン アルトー (著)



  バリ島演劇に触発されたアルトーが、
ヴァーチュアル・リアリティ論の先駆け「錬金術的演劇」を語り、
五感を揺るがす「残酷演劇」を宣言する。
『演劇とその形而上学』を全面新訳・改題。生誕百年記念出版。



アントナン・アルトー -Wikipedia





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『珍世界紀行 』都築 響一 (著)



骸骨寺で骨の匂いを嗅ぐ。
秘密警察本部に隠された拷問部屋の暴力におののき、
王が溺愛した瓶詰め奇形児にメランコリーの極みを、
アマチュア剥製師の怪作に 情熱の深さをかいま見る。
あからさまなセックス・ミュージアムに呆れ、
アウトサイダーの宮殿で狂気のチカラに震える。
ひたすら暗く、ひたすら激しいヨー ロッパ的感性の地下水脈を探しに、
モスクワからシチリアまで、
グラスゴーからプラハまでを縦横に駆けめぐる。
取材10年、99ヶ所を踏破した珍名所巡礼の 記録。

都築 響一 -Wikipedia



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『夜露死苦現代詩』都築 響一 (著)



  寝たきり老人の独語から暴走族の特攻服、エミネムから相田みつをまで。
現代詩だなんてまわりも本人も思ってもみないまま、
こっちに挑んでくる言葉の直球勝負。
ほんとうにドキドキさせてくれる言葉がここにある!    

都築 響一 -Wikipedia



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『龍潭譚の巻 』泉 鏡花 (著)



龍潭譚=母を亡くして間もない少年が、夢のような世界の中で、
怪しいまでに美しい女と出会い、幻の乳房を吸い、幻の血を見る。

さゝ蟹=彫刻の名人が亡く なって、その道具も売り払われた寂しい晩に、
名人が心に懸けていた蟹の彫刻が、仏壇から走り出た。

幻往来=大学病院の近くで医学生が見かけた美しい病人。
やがて医学生は、その面影を遊廓の中でも見るほどにとり憑かれていく。

高野聖=山中に迷いこんだ若い僧が、
出会った美女に谷川での水浴びを勧められ、美女 の肌に心惑わされる。
しかし、その女こそ自分と交わった男を次々と
動物の姿に変えてしまう妖女だった。



泉 鏡花 -Wikipedia



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『薄紅梅 』泉 鏡花 (著)



  蜻蛉の舞う小春日和の卵塔場、
年増の美女と初老の男は30年前に起きた
若い女の哀しい身投げ事件に想いを馳せる…。
2ヵ月後の死を予感しつつ書かれた絶筆「縷紅新草」のほか、
最晩年に鏡花が到達した文体を如実に示す佳品「薄紅梅」「雪柳」を収める。



泉 鏡花 -Wikipedia



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『不幸な子供 』エドワード ゴーリー (著)



ある日、軍人の父親にアフリカ行きの命令がきた。
それが、主人公シャーロットの不幸のはじまりだ。
以来、父の戦死、落胆してたちまちやつれ死ぬ母、
ただ1 人頼みの叔父は、こともあろうにレンガの落下で脳天を割られ、
あっという間に孤児になるシャーロット。
寄宿学校へ入れられるが、そこでもいじめられて脱 走、悪人の中へ。
ところが、死んだと思われていた父が生還。
あろうことかそれがさらなる不幸のきっかけになろうとは…。





エドワード ゴーリー -Wikipedia




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『ウィンザーの陽気な女房たち』 ウィリアム シェイクスピア (著)



シェイクスピア作品の中で唯一、
同時代のエリザベス朝のイングランドを扱った市民劇。
無類の酒好き、女好き、太っちょの悪党フォルスタッフ。
素寒貧になっ た怪騎士が思いついたのは、金持ちの人妻に言い寄って、
金も恋も思いのままにという企み。
ところが陽気な女房たちの仕掛けに逆にはまってしまって大騒ぎ。
ウィンザーの多彩な面々に懲らしめられるドタバタ喜劇。


ウィリアム・シェイクスピア -Wikipedia



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『ルネサンスとは何であったのか』 塩野 七生 (著)



見たい、知りたい、わかりたいという欲望の爆発、それがルネサンスだった―
―フィレンツェ、ローマ、ヴェネツィア と、
ルネサンスが花開いた三都市を順に辿り、
レオナルド・ダ・ヴィンチをはじめ、
フリードリッヒ二世や聖フランチェスコ、チェーザレ・ボルジアなど、
時代 を彩った人々の魅力を対話形式でわかりやすく説く。
40年にわたるルネサンスへの情熱が込められた最高の入門書。


塩野七生 -Wikipedia

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『夫婦茶碗 』町田 康 (著)



金がない、仕事もない、うるおいすらない無為の日々を一発逆転する最後の秘策。
それはメルヘン執筆。
こんなわたしに人生の茶柱は立つのか?!
あまりにも過 激な堕落の美学に大反響を呼んだ「夫婦茶碗」。
金とドラッグと女に翻弄される元パンクロッカー(愛猫家)の
大逃避行「人間の屑」。
すべてを失った時にこ そ、新世界の福音が鳴り響く!
日本文芸最強の堕天使の傑作二編。



町田 康 -Wikipedia


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『蹴り損の棘もうけ 』サミュエル・ベケット (著)



  1934年の出版後、作者が長期にわたって再版を許さず、
今日までベケット作品中第一級の稀覯本とされてきた短編小説集。
諷刺とユーモア、過剰な衒学趣味が全編を覆う。



サミュエル ベケット -Wikipedia




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『落花・蜃気楼・霊薬十二神丹』石川 淳 (著)



闊達自在、卓抜典雅な文章で貫ぬかれた揺るぎない批評眼、飛翔する想像力。
世相を鋭く風刺し、幻想的世界と現実とが交錯する石川文学中期作品群七篇。
—か つて東北の鄙びた温泉場で、俄に腹痛におそわれた〈わたし〉が、
土地に伝わる丸薬でそれを治した話に始まる「霊薬十二神丹」ほか、
「落花」「近松」「今は むかし」「蜃気楼」「かくしごと」「狐の生肝」を収録。



石川 淳 -Wikipedia


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『私の上に降る雪は—わが子中原中也を語る』 村上 護 (編集), 中原 フク



『私はあの子のことを、よくわかってやろうとしませんでした。
…中也が詩を作るのに反対しながら、
私は一方でお茶にばかり熱中していたんです。』
明治四十 年、医者の長男として山口県湯田温泉に生まれ、
生涯仕事に就くことなく三十歳で夭逝した詩人の姿を
九十四歳になった母が悔恨と愛惜の情を込めて話す。
中也 を知る必須の資料であり、美しい感動を伝える書。

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『蜘蛛の糸・杜子春 』芥川 龍之介 (著)



けっしてふりむいてはいけない、必ず一度、そんな時がきます……。

地 獄に落ちた男が、やっとのことでつかんだ一条の救いの糸。
ところが自分だけが助かりたいというエゴイズムのために、
またもや地獄に落っこちる『蜘蛛の 糸』。
大金持ちになることに愛想がつき、
平凡な人間として自然のなかで生きる幸福をみつけた『杜子春』。
魔法使いが悪魔の裁きを受ける神秘的な『アグニの 神』。
健康で明るく、人間性豊かな少年少女のために書かれた作品集。



芥川 龍之介 -Wikipedia



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『見るということ』 ジョン・バージャー (監修)



すべての芸術は生の文脈とのかかわりを持つ—写真が発明されて以来、
人間はさらに多くの膨大なイメージに取り囲まれてきた。
そこでは、「見る」という行為 が人間にとって不可避な事態として
浮かび上がってくる。
それは自らの生の経験の蓄積を、歴史・社会・文化と構造的に
対峙させることでもあった。
ザンダー、 ベーコン、マグリットらの作品を通して
「見るということ」の地平から、人間の本性と文明にまで肉迫する。
強い影響力を持つ新たな美術批評の形を模索して いった著者による、
写真を学ぶ人、美術を語る人、必携の美術評論集。

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『問いかけるファッション—身体・イメージ・日本 』成実 弘至 (編集)



  われわれの身体とアイデンティティに深く関わるメディアであるファッション。
服飾、化粧、身体装飾、雑誌や広告のイメージなど、
様々なファッションの中に潜む問題を明らかにする。    

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『夏の夜の夢・間違いの喜劇 』W. シェイクスピア (著)



妖精の王とその后のけんかに巻き込まれて、
妖精パックがほれ薬を誤用したために、
思いがけない食い違いの生じた恋人たち
—妖精と人間が展開する幻想喜劇 『夏の夜の夢』。
ほかに、2組の双子の兄弟が取り違えられることから生じる
混乱のおもしろさの中に、ロマンスや、
離別した一族の再開という要素を加えて展 開する『間違いの喜劇』を収める。


ウィリアム・シェイクスピア -Wikipedia



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『わが魂の告白 』ジャン コクトー (著)



阿片中毒で入退院を繰返していたコクトーは、
やがて神への信仰に救いを求めるようになるが…。
友人の宗教家に宛て、信仰への動機や自らの芸術観、心情を切 々と綴った、「ジャック・マリタンへの手紙」。
作品集「療養所」より、一種異様な美を放つデッサンを加え、
堀口大学渾身の訳でおくる、『阿片』の姉妹篇と もいうべき一冊。




ジャン・コクトー -Wikipedia





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『サバティカル—あるロマンス 』ジョン バース (著)



  サバティカル-1年間の有給休暇を終わった中年夫婦が、
さてこれからの人生をどの方向に選ぶか。
楽しいしかけが盛り沢山、巨匠バースのメタ・ロマンス。*

ジョン・バース-Wikipedia




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『その名にちなんで』 ジュンパ・ラヒリ (著)



ゴーゴリ――列車事故から奇跡的に父の命を救った本の著者にちなみ、
彼はこう名付けられた。
しかし、成長するに 従って大きくなる自分の名前への違和感、
両親の故郷インドとその文化に対する葛藤、
愛しながらも広がってゆく家族との距離。
『停電の夜に』でピュリツァー 賞などの文学賞を総なめにした
気鋭のインド系米人作家が、
自らの居場所を模索する若者の姿を描いた待望の初長編。


ジュンパ・ラヒリ-Wikipedia


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『ドクター・タチアナの男と女の生物学講座』 オリヴィア・ジャドソン (著)




あらゆる生き物の自然史を、すべての生物に精通するセックスカウンセラーとの文通形式で記述した、抱腹絶倒のセックスガイド。

『Dr. Tatiana's Sex Advice to All Creation』は、
ユニークなセックス・ガイドブックだ。
たとえば、死姦が許されるケースや異種間の交尾のほかに、
性転換のタイミング、単為生殖(処 女生殖)、
恋人を食べるタイミングについて触れている。
もちろん、もっとありふれた問題、たとえば雄の妊娠、
分離可能なペニスなどについてのアドバイスも ある。



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『ロミオとジュリエット』 W. シェイクスピア (著)



モンタギュー家の一人息子ロミオは、キャピュレット家の舞踏会に忍びこみ、
その仇の家の一人娘ジュリエットと一目で激しい恋に落ちてしまった…。
宿命的な 出会いと、短かく悲しい破局をむかえる話はあまりにも有名であり、
様々な悲恋物語のモチーフとなっている。
その代表的傑作をさわやかな新訳で。


ウィリアム・シェイクスピア -Wikipedia



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『ネザー・ワールド』 ジョージ・ロバート ギッシング (著)



  ヴィクトリア朝の繁栄の下、
民衆の愛憎うずまくロンドン最底辺(ネザー・ワールド)を
当時者の眼で赤裸々に描く長編。
どん底であえぐ社会的弱者が、実際にどのような状況でどのように生きたか…。
これは過去の話で現在とは無縁とは言い切れない。本邦初邦訳。



ジョージ・ロバート ギッシング  -Wikipedia



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『家庭の医学』 レベッカ ブラウン (著)



いまもっとも身近な出来事でありながら本格的な小説がなかった
「介護文学」が誕生。
人気のアメリカ小説家、レベッカ・ブラウンが、
癌に冒された母親の入 院、手術、治療、そして看取るまでを描く。
「生きているあいだ、母はいろんなことを心配した。
……私たちは母に言った。
何もかもちゃんとやっているから、 もう休んでいいのだと」──。
痛々しくも崇高な作品。

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『生物から見た世界』 ユクスキュル (著)



甲虫の羽音とチョウの舞う、花咲く野原へ出かけよう。
生物たちが独自の知覚と行動でつくりだす“環世界”の多様さ。
この本は動物の感覚から知覚へ、行動へ の作用を探り、
生き物の世界像を知る旅にいざなう。
行動は刺激に対する物理反応ではなく、
環世界あってのものだと唱えた最初の人ユクスキュルの、
今なお新 鮮な科学の古典。


ユクスキュル-Wikipedia


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『残存するイメージ—アビ・ヴァールブルクによる美術史と幽霊たちの時間』 ジョルジュ ディディ=ユベルマン (著)



  狂気の淵からもたらされたヴァールブルクのイメージ=時間モデル、
その未完の「文化科学」、「名前のない科学」、
奇跡の歴史症候学の全貌を、
たぐいまれなる博識と躍動感あふれる圧倒的な筆力をもって、
思想史的布置のなかに鮮やかに描きだす刺激的大作。    


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『複製技術時代の芸術』ヴァルター ベンヤミン (著)



ベンヤミンの著作のなかでもっともよく知られ,
ポストモダン論の嚆矢とも言われるこの論考の射程は広く深い.
礼拝される対象から展示されるものとなり,
さ らに複製技術によって大衆にさらされるようになった芸術.
この芸術と大衆の関係は,ファシズムと大衆の関係に重なる.
知覚の変容から歴史認識の方法を探る 挑戦的読解.


ヴァルター・ベンヤミン -Wikipedia


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『ラブレーの子供たち 』四方田 犬彦 (著)



  ウォーホル、小津安二郎、開高健など
世界屈指の美食家たちが好んだ料理を作って食べて、
その味と人とをあなたに語ろう!舌と脳と胃袋で考える美味しい文化論!    




四方田 犬彦 -Wikipedia


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『滑稽漫画館 』宮武 外骨 (著)



奇人でもあり変人でもある明治のジャーナリスト宮武外骨の
奇想天外な戯画の数々を、当時の「滑稽新聞」から集めた過激なパロディ集。
現代マンガを凌駕する恐るべき発想と爆弾的表現、そしてナンセンスの嵐。



宮武 外骨 -Wikipedia



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『虚航船団 』筒井 康隆 (著)



鼬族の惑星クォールの刑紀999年6月3日、
国籍不明の2基の核弾頭ミサイルによって国際都市ククモが攻撃され、
翌4日、無数の小型単座戦闘艇に乗ったオ オカマキリを従えた
文房具の殺戮部隊が天空から飛来した。
それはジャコウネコのスリカタ姉妹の大予言どおりの出来事だった—。
宇宙と歴史のすべてを呑み込 んだ超虚構の黙示録的世界。
鬼才が放つ世紀末への戦慄のメッセージ。



筒井 康隆 -Wikipedia


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『匂いの魔力—香りと臭いの文化誌 』 アニック ル・ゲレ (著)



  中世ではペストの原因は「臭い」だと信じ芳香で予防していた! 
神話、宗教、魔術、セックス、誘惑、心理、階級、薬学、セラピー、超自然……
「生命の原理」と分ちがたい芳香物質の歴史をひもときながら、
匂いに潜む力の秘密に迫る。    

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『今日のトーテミスム 』 クロード レヴィ‐ストロース (著)



19世紀以来、「未開」社会のある社会集団と
特定の動植物や無生物(トーテム)との間に交わされる特殊な制度的関係は
トーテミスムと呼ばれ、幾多の実地調 査が重ねられてきた。
しかしそれぞれの「未開」社会を調べるほどに、
各事例の間には一般化できない種々の差異があることが分かってきた。
著者は、従来の トーテミスム理解は、
人間と自然を非連続として捉えるキリスト教的思考の恣意と
幻想にすぎないと批判する。
フレイザー、ボアズ、マリノフスキー、デュル ケームなどの
トーテミスム理論を分析しつつ、
トーテミスムについての新しい捉え方の先駆を
ルソーやベルクソンに見いだし、現実(自然)を前にした人間精神 の操作、
論弁的な思考の構造を明らかにする。

クロード レヴィ‐ストロース-Wikipedia

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『日本人の死のかたち 伝統儀礼から靖国まで 』波平 恵美子 (著)



日本人は、「死」「遺体」「霊」をどのようなものととらえてきたのだろう。
「葬送」「野辺の送り」など、
かつて多くの地域で行われていた伝統的な死者儀礼 はもはや見られなくなったが、
古来、日本人は「死者」という存在を信じ、死者への働きかけ、
語りかけによって、その「霊」を祀ってきた。
近代日本がいくつ もくぐってきた戦争という極限状態のなかで、
「霊」はどう扱われたか。膨大な戦争手記、県史を読み解き、
自らの死の瀬戸際で仲間を弔おうとする兵士たち と、
死者の霊を統合・管理して靖国へと導いた国家の姿を浮き彫りにする。

波平 恵美子 -Wikipedia



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『人間・廃業・宣言—世紀末映画メッタ斬り 』友成 純一 (著)



スプラッタ・ホラー小説のパイオニアにして、
ひとでなし映画評論家の友成純一が、
90年代末から新世紀にかけての『マトリックス』『ファイト・クラブ』か ら
『イノセンス』にいたるまでに貫かれる
映画最大のテーマ「オタク・暴力・人間否定」に正面から向き合い、
止めを刺す。

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『人間になりかけたライオン 』 シェル シルヴァスタイン (著)



さあ、シェルビーおじさんがとびきり変なライオンのお話をしてあげよう。
何しろこんな変なライオンはおじさんも見たことがない……
えーと、あれは12月 17日の金曜日、シカゴでのことだった。
よく覚えている。
何しろ、その日は雪がぬかるみはじめて……
いや、やはりもっと前から話を始めよう。
このライオン がまだ小さかった頃からだ。いいね。



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『ヴァン・ゴッホ 』アントナン アルトー (著)



身体的苦痛と狂気の極限で生きた詩人にして
前衛演劇の実践者アントナン・アルトー。
本書はその最晩年の作品『ヴァン・ゴッホ 社会が自殺させた者』と
『神経の秤』『芸術と死』の3篇を収録。
とくに『ヴァン・ゴッホ 社会が自殺させた者』は、
同じく精神を病みつつ憑かれたように描き続け、
ついに自殺した画家、
そしてもっとも「卑俗なもの」から「神話」を導き出した画家 ゴッホを通して、
絵画と絵画自身、おのれとおのれ自身について問い詰めた出色の評論であり、
サント=ブーヴ賞を受賞した。
他に初期の代表作2篇を併せ読む ことにより、
アルトーの驚くべき精神の生に一貫するものを浮かび上がらせる。

アントナン・アルトー -Wikipedia



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『巡礼—珍日本超老伝 』都築 響一 (著)



  元大学教授の女装家、
84歳でラッパーとしてデビューした元ジャズマン、
80歳過ぎても現役のAV男優......
都築響一が日本中を訪ね歩いて巡り逢った、
誰の目も気にせず、流行りすたりも置き去りに、情熱のおもむくままに疾走...
いや暴走し続ける老人たちの記録。 
月刊『サイゾー』の人気連載に未発表部分を500%加筆修正し、
カバー画には大竹伸朗画伯を迎えた完全永久保存版。
踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆ならなんとやら。
テレビや雑誌に踊らされるより、この書に刮目せよ!
流行のワードなど、本当の意味で「人生を楽しむ」ためには
不要だと分かるはず!    

都築 響一 -Wikipedia

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『辰巳巷談・通夜物語 』泉 鏡花 (著)



「辰巳巷談」は明治31年の作.
鏡花が深く愛した深川の地を舞台に,洲崎の女を描いたものであるが,
遊里そのものを描かず,
側面から妓女の生活を描破した ところに凡筆でない生彩をみることができる.
「通夜物語」は同年の作で,
東京の山の手の屋敷町になおはびこる旧代の因襲的思想に対する,
作者の憎悪が溢れ ている.



泉 鏡花 -Wikipedia



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『戯作三昧・一塊の土 』芥川 龍之介 (著)



江戸末期に、市井にあって芸術至上主義を貫いた滝沢馬琴に、
自己の思想や問題を託した「戯作三昧」、
他に「枯野抄」等全13編を収録。



芥川 龍之介 -Wikipedia



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『敬虔な幼子 』エドワード ゴーリー (著)



これは、神の言葉に過激に沿って生きた男の子の絵物語。
主人公ヘンリー・クランプは、3才になったばかりというのに、
己の邪心に気づく。それにもかかわ らず神が自分を愛してくれると知って、
聖句や聖歌をよく覚え日々に唱えた。
波間から舞い上がるカモメを見て彼は妹に言う。
「僕が死んだら、あの鳥のように 天に昇るんだよ」。 
朝に夕に何か手伝うことはないかと
どういうわけかトンカチ片手に両親にたずね、
お菓子を我慢しては貧しい者に小遣いをあげ、
聖書を読 まない年上の少年たちをいさめ、
書物に神の名前が軽々しく扱われていると言って念入りに塗り潰す。
心ならずも悪魔のささやきに乗ってしまった時は、
激しく 後悔して改悛の祈りを捧げた。
そしてある寒い冬の午後、善行のあとの帰り道に、
大粒の雹(ひょう)にあたって風邪をひき、
あっけなく翌日には死んでしまった。
ヘンリーわずか4歳と5か 月。
最後のページは鳥の彫刻がついた白い墓の絵。





エドワード ゴーリー -Wikipedia




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『涜神』ジョルジョ・アガンベン (著)



  資本主義の聖域を侵犯すること、権力の諸装置を無力化し、
権力が剥奪していた空間を人々の共通の使用へと返還する-。
「涜神礼賛」ほか9編を収録。    

ジョルジョ アガンベン-Wikipedia


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『帝国の建設者』ボリス・ヴィアン(著)


〈戯曲集〉単なる風刺や諧謔の域を超えたヴィアンのユニークな戯曲の世界—
—晩年の傑作とされる表題作ほか、
一幕喜劇「メドゥーサの首」「最高の職業」など、
多様な劇作五本を本邦初訳で収録!


ボリス・ヴィアン-Wikipedia

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『文字遊心 』白川 静 (著)



  中国人のこころの諸相を捉えた「狂字論」「真字論」、
古代人の生活誌ともいうべき「火と水の民俗学」など、
広大にして豊饒な漢字の世界に遊びつつ中国の歴史の深処にせまる、
白川文字学の精華。    



白川 静 -Wikipedia



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『文字逍遥』 白川 静 (著)



  漢字はその構造のうちに、古代の人々の思惟や生活の仕方を豊かに伝えている。
想像を絶するほど広大な漢字の歴史世界をはるかに見渡し、
そこに隠された精神史の諸相を鮮やかに捉えた達意のエッセイ集。

白川 静 -Wikipedia



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『へらへらぼっちゃん 』町田 康 (著)



三年間、なにもしないで時代劇ばかりみていた。
テレビの中では毎日のように悪人が誅せられ、善人が希望に満ちて旅立っていく。
進展しないのはわたしだけ。
ただただ、朝が来て昼が来て夜が来て、喰らい酔って眠りこけていたのである—。
町田康にかかれば、日本語はこんなにおもしろい。瞠目のエッセー集。



町田 康 -Wikipedia


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『終わりの街の終わり』ケヴィン ブロックマイヤー (著)



静かな愛と懐かしい思い出、
そして世界消滅への穏やかな絶望。

死者たちの暮らす、名も無き街。
ある者は赤い砂漠に呑まれ、
ある者は桃の果肉に絡みとられ、
誰一人として同じ道をたどらずやって来る。
生きている者に記憶されている間だけ
滞在できるというその場所で、
人々は思い出に包まれ、穏やかに暮らしていた。

だが、異変は少しずつ起こっていた。
街全体が縮みはじめたのだ。
その理由について、使者たちは口々に語る。
生者の世界で新型ウイルスが蔓延しはじめたこと、
人類が滅亡に向かっていること、
そして、南極基地でただ一人取り残された
ローラという女性について——

死者たちの語る話からほのみえてくる
終わりゆく世界の姿とは・・・・    

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『ガミアニ』 アルフレッド・ド ミュッセ (著)



貴紳淑女の集う舞踏会の夜。
宴の女あるじはガミアニ伯爵夫人。
謎めいた噂につつまれる妖艶な美女である。
夜更けの雨に降りこめられた若く淑やかな令嬢 ファーニーは、
夫人の館で一夜を過ごすことになり、その寝室に誘いこまれる。
ところが、そこにはすでに、
夫人の魅力にひきよせられた青年アルシッドが身を ひそませていた。
その目の前で、いましも狂乱の一夜がくりひろげられる…。
フランス・ロマン主義最大の詩人にして、
女性心理描写の名手ミュッセの才筆が冴 えに冴える性愛小説の傑作。


アルフレッド・ド・ミュッセ -Wikipedia

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『また終わるために 』サミュエル・ベケット (著)




  二つの言語で書くベケットはまた、
寒々とした生の現実を不可思議なおかしみとして描く。
自身の内部に響いている幾つもの声・思考の呟きを聞く。



サミュエル ベケット -Wikipedia




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『同色対談 色っぽい人々』 松岡 正剛 (著)



  一流のゲストを迎え、色をテーマに、
ゲストの魅力、作品、仕事の全貌を引き出すユニークな対談集。
山口小夜子、藤原新也、美輪明宏他20人が登場。


松岡 正剛 -Wikipedia


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『母の家で過ごした三日間』 フランソワ・ヴェイエルガンス (著)


  本書は、新聞各紙で予告されつつ何年も刊行されなかった、曰く付きの小説。
 主人公は、前金に手をつけながら、
もう何年も書きあぐねている 作家フランソワ・ヴェイエルグラッフ59歳。
これといった成果も出せず、
最愛のママンに胸を張って会いに行くこともできない。
その言い訳が、ほぼ全編にわ たって延々書き連ねられている。
が、しかし、それはもう言い訳などというものを軽く通り越して、
一種の「芸」にまで高められているのだ。
卓越した淀みない 話術によって、話は家族の甘い追憶から、
犬やオウムや大蛇の話、旅の話や文学談義、色っぽい話、
さらに猥談へと縦横無尽に脱線していく。
その滑らかさ、雄 弁さ、馬鹿馬鹿しさたるや、お見事と言うほかない。
 そしていつしか妄想が妄想を生み、
主人公の脳内ワールドは複雑な様相を呈していく。
<書けな い作家>のヴェイエルガンスが<書けない作家>ヴェイエルグラッフを
生み、そのヴェイエルグラッフの頭の中から、
またしても<書けない作家> グラッフェンベルグが出現し、
さらに......という具合に、
マトリョーシカ人形さながらに書けない作家の苦悶が
幾重にも変奏されていくのだ。
気をつけ なければ、読者はもう誰が誰だかわからなくなってしまうかもしれない。
でもご心配なく。
それこそが、主人公にとっての<リアルな世界>なのだから。
本国フ ランスにおいて、ウエルベックやトゥーサンを抑え、
2005年ゴンクール賞を受賞した、笑いと涙の<超>自伝的小説。

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『島暮らしの記録 』トーベ・ヤンソン (著)




  作者とその実母ハム、親友トゥーリッキと猫のプシプシーナ。
四方に水平線しか見えない離れ孤島で、
彼らはマイペースに気ままな自然の魅力と暮らす。
通算80年にわたる島暮らしのプロが描く、作家の知られざる日常。    


トーベ・ヤンソン  -Wikipedia



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『ストーリーを続けよう』ジョン バース (著)



ピンチョンと並ぶ現代米文学の巨匠が贈る、
ラブリーでかなりフラクタルな連作短篇集。
中年夫婦を中心に、チャーミングな12の話が緻密に縫い合わさって展開する。

ジョン・バース-Wikipedia


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『バロック美術の成立 』宮下 規久朗 (著)



西洋美術の頂点を示すバロック美術。
それは燃え上がるようなキリスト教信仰が生み出した最後の輝きであった。
理性ではとらえきれない幻視をいかにリアルに 現前させるか。
現実的なイリュージョンにいかに神秘的な聖性を付与させるか。
こうした矛盾が止揚され、壮麗で幻惑的な芸術が大々的に追求されたのである。
血みどろの殉教、劇的な回心、恍惚とした法悦といった
主題的流行と並行させつつ、
バロック美術の生成から終焉にいたる過程を説き明かす、
単なる概説を超え た画期的な書である。

宮下 規久朗 -Wikipedia



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『巨匠とマルガリータ』 ミハイル・A・ブルガーコフ (著)



  モスクワに出現した悪魔の一味が引き起こす不可解な事件の数々。
20世紀最大のロシア語作家が描いた究極の奇想小説。全面改訳決定版!!

焼 けつくほどの異常な太陽に照らされた春のモスクワに、
悪魔ヴォランドの一味が降臨し、
作家協会議長ベルリオーズは彼の予告通りに首を切断される。
やがて、 町のアパートに棲みついた悪魔の面々は、
不可思議な力を発揮してモスクワ中を恐怖に陥れていく。
黒魔術のショー、しゃべる猫、偽のルーブル紙幣、裸の魔 女、悪魔の大舞踏会。
4日間の混乱ののち、多くの痕跡は炎に呑みこまれ、
そして灰の中から〈巨匠〉の物語が奇跡のように蘇る……。
SF、ミステリ、コミッ ク、演劇、
さまざまなジャンルの魅力が混淆するシュールでリアルな大長編。
ローリング・ストーンズ「悪魔を憐れむ歌」にインスピレーションを与え、
20世 紀最高のロシア語文学と評される究極の奇想小説、全面改訳決定版!

〈ぼくがこの作品を選んだ理由 池澤夏樹〉
時として小説は巨大な建築である。これがその典型。
奇怪な事件や魔術師やキリストの死の事情などの絵柄が重なる先に、
ソ連という壮大な錯誤の構築物が見えてくる。
この話の中のソ連はもちろん今の日本であり、アメリカであり、世界全体だ。    


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『容赦なき戦争—太平洋戦争における人種差別 』ジョン・ダワー (著)



大平洋戦争末期、すでに戦闘能力を失った日本の66都市を、
アメリカが核爆弾と焼痍爆弾で無差別爆撃し
40万人の非戦闘員を殺戮した行為は、
なぜ「人道 に対する罪」ではないのか。
ナチスのユダヤ人ホロコーストに激しく嘔吐した連合国が、
どうして対日無差別爆撃を正当化しえたのか。
本書は、欧米型人道主義 がことさら目と口を塞いできた戦争の人種的側面に、
真正面から迫った労作である。


ジョン・ダワー -Wikipedia

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『戦争の記憶—日本人とドイツ人 』 イアン ブルマ (著)



第二次大戦を枢軸国として連合軍と戦った日本とドイツ。
二つの国は加害者として戦勝国に裁かれた。
「悪いのはやつらだ」。
勝者の正義のために歴史の被告席 に立たされた日本人とドイツ人。
彼らはいかに過去に学んだか。
そして、いかに過去を忘れようとしているか。
際立った対照をみせる日本とドイツ。
本書は、記 録が散逸し、記憶が風化することに抗して、
日本とドイツの、戦争体験者と現場を徹底取材した。
その結果、戦勝国の手による定説や神話から、
思いがけない真 相をつかみ出す。
戦争責任とは何か、国を愛するとは何かを、
日本とドイツを横断して問い直すルポルタージュの傑作。

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『ガラスの動物園 』テネシー ウィリアムズ (著)



不況時代のセント・ルイスの裏街を舞台に、生活に疲れ果てて、
昔の夢を追い、はかない幸せを夢見る母親、
脚が悪く、極度に内気な、婚期の遅れた姉、
青年ら しい夢とみじめな現実に追われて家出する文学青年の弟の3人が
展開する抒情的な追憶の劇。
作者の激しいヒューマニズムが全編に脈うつ名編で、
この戯曲に よって、ウイリアムズは、
戦後アメリカ劇壇第一の有望な新人と認められた。

テネシー・ウィリアムズ -Wikipedia

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『水の世界地図 』ロビン クラーク (著), ジャネット キング (著)



  自然の恵みである水は無限ではなく、世界を見渡せば豊かな資源でもない。
水不足問題や、水の汚染、水をめぐる争い等、
世界の水事情を様々な角度から取り上げて世界地図上に表し、
一見して状況がわかるように解説する。    

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『敗北を抱きしめて 上 増補版—第二次大戦後の日本人』 ジョン ダワー (著)



一九四五年八月、
焦土と化した日本に上陸した占領軍兵士がそこに見出したのは、
驚くべきことに、敗者の卑屈や憎悪ではなく、
平和な世界と改革への希望に満 ちた民衆の姿であった…
新たに増補された多数の図版と本文があいまって、
占領下の複雑な可能性に満ちた空間をヴィジュアルに蘇らせる新版。

ジョン・ダワー -Wikipedia


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『タバコ・ロード 』E. コールドウェル (著)



  アメリカ南部ジョージア州のタバコ地帯を舞台に、
社会の発展に取り残され荒廃したプア・ホワイトとよばれる農民達の
貪欲・無知・背徳の生活を描き、
コールドウェルの名を一躍世界的にした傑作。

アースキン・コールドウェル -Wikipedia


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『毒血と薔薇—コルトレーンに捧ぐ 』 平岡 正明 (著)



平岡正明による痛烈で甘美なジャズ論集。
コルトレーンと桂枝雀を交錯させつつ、
彼の思想の迷走を追った表題作をはじめ、
60年代末の新宿の熱気から野毛の闇市までが絡み合う、すべてがジャズの15篇。解説・菊地成孔。



平岡 正明 -Wikipedia





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『ヘア・カルチャー—もうひとつの女性文化論 』グラント マクラッケン (著)



  モンローからマドンナ、エリザベス女王からサッチャーまで、
映画、テレビ、ファッション、雑誌、音楽、政治の世界を渉猟しながら、
髪のスタイルと色の持つ意味とメッセージを読み解く、新しい女性文化論。


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『また会う日まで 上 』ジョン・アーヴィング (著)



  逃げた父はオルガニスト。
刺青師の母は幼子とともに後を追って北海の国々へ。
父を知らぬ息子は、やがて俳優になり——。
最長最強の大長篇、待望の翻訳。

ジョン・アーヴィング -Wikipedia



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『楡の木陰の欲望 』ユージーン・オニール (著)



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十九世紀半ばのニュー・イングランド.
ある農家の上におおいかぶさっている不吉な楡の木の下で,
偏狭な老父を中心に,先妻の息子と淫蕩な後妻とが展開する 愛欲絵巻は,
さながらトルストイの『闇の力』を思わせるほどの傑作で,
従来のアメリカ戯曲には見られない深刻さをもっている.
オニールの最も円熟した時代 に書かれたもの.



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『翻訳と雑神—Dulcinea blanca 』四方田 犬彦 (著)



  出自を詐称する行為に通底する「翻訳者の使命」を、
西脇順三郎や吉増剛造などの広義の翻訳=創作実践とつなげ、
文学の重要な契機である他者性の問題に鋭く切りこむ翻訳論。      



四方田 犬彦 -Wikipedia


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『嘘つき男』 コルネイユ



法律の勉強から逃げ出しパリへ舞い戻ってきた貴族の息子ドラントが,
美しい婦人をなんとか手に入れようと大法螺,
言い逃れ,取り繕いの才能を披露する恋愛 劇『嘘つき男』.
家出息子の父親が,洞窟の暗闇に魔術師の出してみせた,
波瀾万丈の息子の幻想を見守る『舞台は夢』.
古典劇作家コルネイユ(1606- 84)代表喜劇を収録.

コルネイユ -Wikipedia

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『全東洋街道 上 』 藤原 新也 (著)



作者は80年2月4日から402日間、イスタンブ-ルから高野山、
東京までを旅した。
イスラム教徒、ヒンドゥ教徒、仏教徒の世界を
カメラを手に歩き続けた ドキュメントである。
表面的なヒュ-マニズムや、
むやみに奇抜な映像をかすめとってくるのではなく、
人間と交流しながらも、
冷静な視線で通過し続けられる 精神の強靱さは生半可なものではない。
この写真集は、
60年代以来旅を続けてきた作者の写真家としての軌跡の総決算であるとともに、
『東京漂流』(情報セ ンター出版局)以後の評論集で
世紀末の日本の状況を鋭く告発する彼の批評の、出発点ともなった。
(川戸正嗣/東川フォトアーカイブス)

藤原 新也 -Wikipedia

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『ジャニス・ジョプリン 禁断のパール 』エリス アンバーン (著)



  衝撃のヒューマン・ドキュメンタリー。
“ジミ・ヘンが、ジム・モリスンが、彼女の躰を駆け抜けた。”
不世出の天才シンガー、ジャニスを透視図に
60年代カウンター・カルチャーが見えてくる。

ジャニス・ジョプリン -Wikipedia



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『イーディ写真集 girl on fire』 メリッサ・ペインター&デイヴィッド・ワイスマン (著)



モデルであり、女優であり、社交界の花であり、仲間であり、
恋人であり、カリスマであったイーディ・セジ ウィックは
輝かしい’60年代そのものであり、生まれながらのスターだった。
アンディ・ウォーホルのファクトリーで最初に目をかけられた女性で、
後にはボ ブ・ディランのミューズともなったイーディは、
新しいタイプのヒロインだった。
短くも輝かしいその一生は、のどかに過ごした幼少期からはじまり、
奔放に破滅へと向かう。

本書はイーディの全生涯を収めた写真集である。
著者はメリッサ・ペインターとデイヴィッド・ワイスマン
(イーディの半生を描いた映画『チャオ! マンハッタン』の監督の一人)。

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『文学部唯野教授 』筒井 康隆 (著)



これは究極のパロディか,抱腹絶倒のメタフィクションか! 
大学に内緒で小説を発表している唯野先生は,
グロテスクな日常を乗り切りながら,
講義では印象 批評からポスト構造主義まで
壮観な文学理論を展開して行くのであったが….
「大学」と「文学」という2つの制度=権力と渡り合った,
爆笑と驚愕のスーパー 話題騒然小説.



筒井 康隆 -Wikipedia


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『猥褻風俗辞典』 宮武 外骨 (著)


  古来の風俗用語およびその解説を、
主に宮武外骨の「売春婦異名集」「猥褻廃語辞彙」「面白半分」から抜粋し、
現代仮名遣いに改めたもの。
排列は用語の五十音順。
—遊女と色気の用語集。痛快で皮肉で真面目な、古来の隠語の数々。      




宮武 外骨 -Wikipedia



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『小天使ブリュッセルをゆく…』ガブリエル バンサン (著)



  クリスマス・イヴ、天使たちは、地上での仕事を天使長から申し渡される。
「まだ子どもだから」という理由で仕事をもらえなかった小天使は、
無断でブリュッセルへ舞いおりて…。
若き日のバンサンの描く、小天使の冒険物語。    

ガブリエル・バンサン -Wikipedia

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『人よ、寛かなれ 』 金子 光晴 (著)



  すべて楽観的に考えて、せせこましくなく生きることだ。
じぶんも他人もいじめないことだ—
年齢的には隠居格でも、身辺には修羅場がつづいていると感じる、
漂泊の詩人・金子光晴。飄然とした晩年の日々。滋味溢れるエッセイ集。    



金子 光晴 -Wikipedia


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『虹の彼方に』  高橋 源一郎 (著)



—この一切をはじめたのは、ほんとうは誰なんだよ!!—
だからおれの夢の中に出てくる
『虹の彼方に(オーヴァー・ザ・レインボウ)』だって言ってるじゃね えか。
一九七三年夏、東京拘置所。
『カール・マルクス』『ウルトラマン』等夢みる囚人達と
所長『ハンプティ・D』の間で演じられる可笑しくも悲痛な思想 劇。
『さようなら、ギャングたち』『ジョン・レノン対火星人』と並び
著者の原点を示す秀作。



高橋源一郎 -Wikipedia



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『彷徨記—狂気を担って 』西丸 四方 (著)



  精神医学の道を辿って50年あまり。
迷い、つまずき、やっと辿り着いたところは、もとのままであった。—
—人類が克服できないであろう「狂気」という心的構造の分析と治療に
一切の情熱を傾けた精神科医の苦悶の彷徨記。

西丸 四方 -Wikipedia


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『海神別荘—他二篇 』泉 鏡花 (著)



美女「ここは極楽でございますか」.
公子「ははは,そんな処と一所にされて堪るものか.
おい,女の行く極楽に男はおらんぞ.男の行く極楽に女はいない」.
かつて芥川比呂志,いま坂東玉三郎演出によって上演された表題作は,
「天守物語」「夜叉ケ池」とならぶ鏡花幻想劇の極致.
「山吹」「多神教」を併収.



泉 鏡花 -Wikipedia




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『貝殻と牧師—映画・演劇論集 』 アントナン アルトー (著)



1920~30年代、すでに銀幕にも舞台にも出没していたアルトーは、
現実に接続した世界を観客に与えるべく、
映画「貝殻と牧師」を手がけ、「アルフレッ ド・ジャリ劇場」を創設し、
今日的な感性にも通用する映画・演劇論を語る。
代表的な映画シナリオ作品を網羅。方法としての現実の皮膚との戯れ。

アントナン・アルトー -Wikipedia



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『屋根裏の明かり 』シェル・シルヴァスタイン (著)



いかついおじさんの顔が皿の上で怒っている「顔のロースト頼んだのどなた?」、「立つのは腹が立つ」「犀んペン」といった単純なダジャレや、
「生気あふれ る盛期の牛を振ればあふれるミルクセーキ」
といったリズム感あふれる言葉遊びなど、
大胆かつ自由な発想からくりだされるイラストと詩134篇は、
想像力を いやがうえにもかきたててくれるものばかり。
また「マサニナニを連れたボクッテダレ」「形たち」など、
主人公が自分に欠けた何かを求めて旅をする『ぼくを 探しに』を
彷彿とさせるものもある。
詩人、漫画家、歌手、作曲家、演奏家と多芸多才だった
シルヴァスタインの魅力をたっぷりと味わうことができる1冊だ。

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『耳そぎ饅頭 』町田 康 (著)



子供の頃から偏屈にだけはなりたくない、と思って、頑張って生きてきた。
しかしながら自分の前半生の道のりは
偏屈への急な坂道を転げ落ちるがごとき道のり であった。
はは。
気楽や。
偏屈の谷底でそれなりに楽しく暮らしていた私であるが…。
人の、社会の、世間の輪の中を彷徨するパンク魂を綴る傑作エッセー。



町田 康 -Wikipedia


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『ジーベンケース 』ジャン パウル (著)



  「生意気盛り」と並ぶジャン・パウルの代表的長編小説の翻訳。
当時の庶民の生活描写と、
仮死という茶番劇を中心に展開する物語のなかに、
著者のアイロニカルな語り口、雑学、比喩などがちりばめられる。    

ジャン パウル -Wikipedia


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『いざ最悪の方へ 』サミュエル・ベケット (著)




  ことの始まり、すなわち終りの始まり、終りの終りに視線を定めるベケット。
ベケット最晩年の3作品を収める。



サミュエル ベケット -Wikipedia




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『鷹』石川 淳 (著)




「万人の幸福のために」もっと上等のたばこをつくりたい、
そう考えたために国助は専売公社を追われた。
ある日、巷の古ぼけた食堂で見知らぬ男に声をかけら れ、
運河のほとりの秘密たばこ工場に雇われる。
そこで次々に奇妙な体験を重ねるが…。
表題作「鷹」のほか「珊瑚」「鳴神」を収録。
透徹する深遠な幻想と独 特の文体のリズムに、
痛烈な世相批判を篭める傑作諷刺小説。



石川 淳 -Wikipedia


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『旅路の果て 』ジョン・バース (著)



 黒い笑いのこだまする大学のキャンパスに繰り広げられる残酷な愛の物語。
「過去数年間に現われた最も魅力的にしてかつ恐ろしいヒーローの1人」
とタイム 誌に評された主人公ジェイコブ・ホーナーが巻き起こす
スキャンダラスな行為の数々。彼が旅路の果てに見出したものは何だったのか?

ジョン・バース-Wikipedia


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『弦のないハープ またはイアプラス氏小説を書く。』エドワード ゴーリー (著)




  作家イアブラス氏は高名な小説家ですが…。
著者ゴーリーを彷彿させる主人公の未完の「新作」をめぐる物語。
ゴーリーのすべてのエッセンスがつまったデビュー作、ついに邦訳登場。    





エドワード ゴーリー -Wikipedia




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『白書 』 ジャン コクトー (著)



1928年、匿名による秘密出版として限定21部が刊行され、
やがてコクトーであると知れて文壇の噂となる「白書」。
香気漂うホモセクシュアルの告白を、
新鋭のコクトー研究家山上昌子の女性による本邦初訳と、
ジャン・ジュネのために描いたとされる日本未発表作品を含む
デッサン40点を合わせて編纂した、性 の自叙伝、初の単行本化。




ジャン・コクトー -Wikipedia





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『ブストス=ドメックのクロニクル 』 ホルヘ・ルイス ボルヘス (著)



  偉大なる剽窃作家パラディオン、
宇宙的レアリスム作家ボナベーナ、
無限数の秘密結社存在論者バラルト、
究極の簡略詩人エレーラ…。
極めて過激で奇矯なる架空の芸術家たちをめぐる
真面目で奇想天外な短編小説集。    


ホルヘ・ルイス・ボルヘス-Wikipedia



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『虚空のリング〈上〉』 スティーヴン バクスター (著)



3953年。人類はワームホール・テクノロジーの開発により、
着々と版図を拡大しつつあった。
ところが、太陽をはじめとする主系列星に思わぬ異常が発見さ れた!
恒星の進化過程が何百倍にも加速され、
恐るべきスピードで銀河が老化しているのだ。
このままでは、遠からず宇宙は死滅してしまう!
この異変の謎を探 るべく、最新鋭の宇宙船「グレート・ノーザン」が、
ワームホールを利用して五百万年後の未来へと旅立つが…。

スティーヴン・バクスター -Wikipedia





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『フラックス』 スティーヴン バクスター (著)



強力な磁場を持つ中性子星「スター」の内部では、
体長約10ミクロンの微小な人類が驚くべき都市を形成していた。
だが近年、グリッチと呼ばれる星震現象が 頻発し、
人類の居住域は徐々に崩壊しつつあった。
想像もつかないほど強大な何かが「スター」を騒がせているのか。
その陰には宇宙の支配的種属ジーリーに関 わる重大な秘密が…
エキゾチックな中性子星を舞台に驚異のスケールで展開する、
ハードSFファン待望の書。                                                      


     

スティーヴン・バクスター -Wikipedia



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『時間的無限大 』スティーヴン バクスター(著)



人類は、木星軌道上に設置したワームホールを
タイムマシンに転換すべく奮闘していた。
そんな時、そのワームホールから未来人の船が現れた。
乗っていたのは 〈ウィグナーの友人〉と名乗る人々で
千五百年未来の地球を支配する異星種属クワックスを
滅ぼすためにやって来たのだという。
だが、その裏には途方もない意 図が。
ハードSFの新たな旗手が、
千五百年の時に隔てられた二つの太陽系の抗争を壮大に描いた傑作長篇。

スティーヴン・バクスター -Wikipedia





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『天の筏』 スティーヴン バクスター (著)



重力定数が10億倍の宇宙に迷いこんだ宇宙船乗組員の末裔たちは、
呼吸可能な大気に満たされた〈星雲〉で生き延びていた。
彼らは宇宙船の残骸である円盤状 の筏〈ラフト〉を中心にして
社会を形成し過酷な環境に耐えてきたのだが、
〈星雲〉の寿命が残り少なくなったいま、人々の命運も尽きようとしている…。
この 危機を打開すべく、勇気と好奇心にあふれる少年リースの冒険が始まった。
ハードSFの気鋭が放つ、長篇第1作。

スティーヴン・バクスター -Wikipedia



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『ソングマスター』 オースン・スコット・カード (著)



人々の琴線に触れ、凍りついた涙すら溶かし、
心を奥底から揺さぶる「魂の歌い手」ソングバードを求めて、
年若い恐怖皇帝ミカルはソングハウスを訪れた。
だ が、それから幾星霜が過ぎ去ったことか! 
皇帝のためのソングバードが見つかったというしらせが届いた時には、
ミカルは老境に達してしまっていた……
これ ほど待たされたソングバード、
全銀河をその歌声で魅了すると言われるアンセットとは何者なのか? 
いかなる運命が、ミカルとアンセットを待ちかまえている のか? 
キャンベル新人賞作家が、流麗な歌の調べにのせて、
愛と友情と夢を高らかに謳いあげる感動の名作!

オースン・スコット・カード -Wikipedia

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『The Americans』 Jack Kerouac (序論), Robert Frank (写真)



ロバート・フランクの『The Americans』は、
Scalo社による美しい初版が出版されてから40年の歳月を経て再出版された。
80枚以上の写真は1ページに1枚ずつ配され、
キャプションに関する情報は巻末に記載されており、
写真集を見る人がイメージを自由に膨らませることができるようになっている。
作家のジャック・ケルアッ クが書き下ろした序文は、
ある夜に行われたパーティ会場の外の歩道で、
そこに腰を下ろしてフランクが自分の作品を見せながら本人に依頼したもの。
ケルアッ クの言葉はフランクのイメージに広がりを与え、
反対にフランクの写真そのものがこの作家の言葉に見事にイメージを与えている。

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『クラックアップ』 ハーモニー コリン (著)



  「KIDS」の脚本を19歳で書き上げ、驚愕、爆笑、まがまがしさ、
優しさ、詩情が溢れる話題の映画「ガンモ」を22歳で監督した
ハーモニー・コリンが放つ三度目の衝撃。
小説デビュー作。〈ソフトカバー〉                                                            


     

ハーモニー・コリン -Wikipedia

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『変態的 』 平岡 正明 (著)



  変態性は反体制より過激である。
刺青、監獄、ストリップ、「犯罪者同盟」、エロ本、「家畜人ヤプー」…
逸脱の極に咲く自由思想。



平岡 正明 -Wikipedia





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『白土三平論 』 四方田 犬彦 (著)



  『忍者武芸帳』に世界観を学び『カムイ伝』に自己同一化した60年代。
熱気溢れる時代の青春に圧倒的影響を与えた白土漫画の全貌を初めて解明。
40年を超える愛読の成果を凝縮する画期的考察。    

四方田 犬彦 -Wikipedia


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『ヴァインランド 』トマス ピンチョン (著)



  マフィアのドンと彼が抹殺を謀る連邦検察官、
綿密な殺しのために秘密兵器に選ばれた天才少女格闘家と
彼女を忍者に育てるニッポンの武道家。
14歳の少女による母親探しを軸に、アメリカにおける「抑圧」の構図を描く。

トマス ピンチョン -Wikipedia

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『マカロニの穴のなぞ』 原 研哉 (著)



  “エレガントの法則”って何?
いま各界からもっとも注目を浴びるデザイナーが、
世界を旅し、日常の様々な事象の細部に宿る「デザインの神様」を見い出す。
—流麗な文章で綴られた“美しさ”に至るためのヒント集。    


原 研哉 -Wikipedia



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『ケネディ家の悪夢—セックスとスキャンダルにまみれた3世代の男たち 』ネリー ブライ (著)



  マレーネ・ディートリッヒ、マリリン・モンロー、そしてマドンナ…。
SEX、ドラッグ、暗殺。
今、明かされる隠蔽され続けた膨大なスキャンダル!
ジョゼフからJFK、そしてJFKジュニアまでケネディ家3代にわたる
男たちの「真実の姿」。    



      

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『おまんが紅・接木の台・雪女 』和田 芳恵 (著)



片隅に生きる職人の密かな誇りと覚悟を顕彰する「冬の声」。
不作のため娼妓となった女への暖かな眼差し「おまんが紅」。
一葉研究史の画期的労作『一葉の日 記』の著者和田芳恵の
晩年の読売文学賞受賞作「接木の台」、
著者の名品中の名品・川端康成賞受賞の短篇「雪女」など
代表作14篇を収録。


和田 芳恵 -Wikipedia

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『都心ノ病院ニテ幻覚ヲ見タルコト』 渋澤 龍彦 (著)



1987年夏、不世出の文人・渋沢龍彦は、咽頭癌により、
惜しまれつつも永遠に帰らぬ人となった。
表題だけが定められた一冊のエッセイ集の刊行を約したま ま—。
少女、鉱物、交友、幻想、書物…。
晩年のエッセイをもとに編まれたまさしく最後の著作には、
鬼才が偏愛した世界が珠玉のごとく散りばめられている。
初版刊行時には漏れた絶筆原稿2編を特別収録して、待望の文庫化。

渋澤 龍彦 -Wikipedia


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『大事なのは今のあなたじゃない。この先、どのくらい上を目指そうと思っているかだ。』 ポール アーデン (著)



本書はあなた自身を立て直す小型ガイド本である。
才能があるけどちょっと臆病なあなたを、
考えられないことを考えられるようにしてくれ、
また不可能を可能 にしてくれるバイブルとなるだろう。
最も競争の激しい業界のトップで何十年も過ごしたポール・アーデンが、
解雇されるという価値や、堅実さよりもとっぴな ほうがよい理由など、
広範なテーマを考察する。
日常的な疑問に独創的で論理的な答えを与えてくれる。
そのほとんどは、読めば当然のことのように思えるもの ばかりだ。
だが、どんな疑問も、答えを先に知っていれば、
たやすく思えるのではないだろうか。
あなたが新卒者でも、自営業者でも、あるいは管理職でも、
本 書は成功を目指す人誰にでも役に立つにちがいない。

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『旅のラゴス 』 筒井 康隆 (著)



北から南へ、そして南から北へ。
突然高度な文明を失った代償として、
人びとが超能力を獲得しだした「この世界」で、
ひたすら旅を続ける男ラゴス。
集団転 移、壁抜けなどの体験を繰り返し、二度も奴隷の身に落とされながら、
生涯をかけて旅をするラゴスの目的は何か?
異空間と異時間がクロスする不思議な物語世 界に
人間の一生と文明の消長をかっちりと構築した爽快な連作長編。


筒井 康隆 -Wikipedia


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『面白半分』  宮武 外骨 (著)



奇人として有名な明治のジャーナリスト宮武外骨の、
面白半分・真面目半分のエッセイ集。
馬鹿とは何か、生理学上の難問題、悪の勧め、遊女と色気などのテーマで、
その天才性と信じがたい超絶ぶりを発揮している。

宮武 外骨 -Wikipedia

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『人間と文字 』田中 一光



  文字の歴史は5000年以上、300種を数える。
本書は、主要な文字の刻まれた資料を世界各地に取材して構成したもの。
人類文化遺産の学術と美術の粋が同時に概観できる。

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『R62号の発明・鉛の卵』安部 公房 (著)



生きたまま自分の《死体》を売って
ロボットにされた技師の人間への復讐を描く「R62号の発明」など、
思想的冒険にみちた作品12編。



安部公房 -Wikipedia


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『ドン・フェルナンドの酒場で』サマセット・モーム(著)



  イギリスの文豪サマセット・モームが、
スペイン文化の魅力を浮き彫りにした名著!
黄金時代のスペイン—イグナティウス・ロヨラ、セルバンテス、エル・グレコ、
そして無名の巡礼者と偉大な航海者の出会いのうちに、
スペインの偉大さの秘密を見いだした傑作。    



サマセット・モーム -Wikipedia


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『ペンギンの憂鬱』 アンドレイ・クルコフ (著)



恋人に去られた孤独なヴィクトルは、
憂鬱症のペンギンと暮らす売れない小説家。
生活のために新聞の死亡記事を書く仕事を始めたが、
そのうちまだ生きている 大物政治家や財界人や軍人たちの「追悼記事」を
あらかじめ書いておく仕事を頼まれ、やがてその大物たちが次々に死んでいく。
舞台はソ連崩壊後の新生国家ウ クライナの首都キエフ。
ヴィクトルの身辺にも不穏な影がちらつく。
そしてペンギンの運命は…。
欧米各国で翻訳され絶大な賞賛と人気を得た、不条理で物語に みちた長編小説。

アンドレイ・クルコフ-Wikipedia


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『猫に名前はいらない』A・N・ウィルソン (著)



  各地を転々とさすらって老いを迎えた猫が、
生涯を振り返り、
孫に「生きる」意味を語る。
鋭い人間観察、受け継がれる「生と死」の不思議さを伝え、
世代を越えて読まれている感動の書。    

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『幾度目かの最期—久坂葉子作品集』久坂 葉子 (著)



今も惜しまれる元祖天才文学少女、その青春の光と影—。
十八歳の時書いた作品で芥川賞候補となり、
そのわずか三年後に、列車に身を投げた久坂葉子。
名門の 出という重圧に抗いつつ、
敗戦後の倦怠と自由の空気の中で、
生きることの辛さを全身で表わすかのように、
華やかな言動の陰で繰り返される自殺劇…。
遺書的 作品「幾度目かの最期」を中心に、
神話化された幻の作家の心の翳りを映す貴重な一冊。


久坂 葉子-Wikipedia

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『鶏肋集・半生記』井伏 鱒二 (著)



子守り男に背負われて見た、花の下での葬式の光景。
保養先の鞆ノ津で、初めて海を見た瞬間の驚きと感動。
福山中学卒業と、京都の画家橋本関雪への入門志 願。
早稲田大学中退前後の、文学修業と恋の懊悩。
陸軍徴用の地マレー半島で知った苛酷な戦争の実態。
明治三十一年福山に生れて、
今九十二歳の円熟の作家が 心込めて綴った若き日々・故郷肉親への回想の記。

井伏 鱒二 -Wikipedia

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『女たちへのエレジー 』 金子 光晴 (著)



「ニッパ椰子の唄」「洗面器」「シンガポール羅衛街にて」等の
若き日のアジアへの放浪の旅が生んだ「南方詩集」と
「画廊と書架」他の三部構成詩集『女たち へのエレジー』。
女性への憧憬、愛着、切なさをうたう連作詩『愛情69』。
時代に抗し生涯にわたり魂の自由を求めた詩人の
生きる証として書かれた詩集二冊 を収録。



金子 光晴 -Wikipedia



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『雑多なアルファベット』エドワード ゴーリー (著)



  乞われた施しためらうな。
親指で拾えパン屑。
ドア閉めるならうしろ見てから…。
ヴィクトリア朝教訓をほどよくパロディにした、
ゴーリーならではのアルファベット・ブック。    



エドワード ゴーリー -Wikipedia




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『残虐行為展覧会』 J・G・バラード (著)


  現代SF界の巨匠が「濃縮小説(コンデンスト・ノベル)」と銘打って、
'60~'70年にかけて発表した連作集。
内的風景とテクノロジー社会の風景が重畳交錯するメタフィクション。



J・G バラード-Wikipedia


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『侏儒の言葉・西方の人 』芥川 龍之介 (著)



著者の厭世的な精神と懐疑の表情を鮮やかに伝える「侏儒の言葉」、
芥川文学の生涯の総決算ともいえる「西方の人」「続西方の人」の3編。



芥川 龍之介 -Wikipedia



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『狂風記』石川 淳 (著)



  怨霊の化身ヒメ一族が富と権力の亡者どもに熾烈な戦いを開始。
卓抜なイマージュと縦横無尽のパロディで卑俗な現実を笑いとばす。
現代文学史に屹立する記念碑的大作。



石川 淳 -Wikipedia


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『映画の見方がわかる本—『2001年宇宙の旅』から『未知との遭遇』まで 』町山 智浩 (著)



  『2001年宇宙の旅』にはナレーションの解説がついていた。
『地獄の黙示録』のシナリオはベトナム戦争を礼賛していた。
『時計じかけのオレンジ』も『タクシードライバー』も実話だった。
わからない映画がわかり始める、隠された事実の数々。    

町山 智浩-Wikipedia




      

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『イェルサレムのアイヒマン—悪の陳腐さについての報告 』ハンナ アーレント (著)



  ナチの中心人物の1人、オットー・アドルフ・アイヒマンは、
1960年5月ブエノス・アイレス近郊で逮捕され、
61年4月エルサレムで裁判された。
本書はその取材報告。1969年刊の新装版。*                                                                


     

ハンナ アーレント-Wikipedia

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『歩道の終るところ』 シェル・シルヴァスタイン (著)



  詩の世界が大好きな人も、詩を読むことに少し抵抗がある人も、
本書に収録されている130篇の詩を楽しむことができるだろう。
まず詩の世界 の入り口に、
夢を見たり願ったり嘘をついたりするのが好きなキミ、
どうぞお入りなさい……。
といったメッセージがある。
必ず自分がどれかに当てはまるは ず。
そして、シルヴァスタインのユーモアあるイラストが助けになって、
韻や詩のリズムを感じ取ることができる。
25年以上、たくさんの賞を受賞しながら子どもから大人まで、
国境を越えて親しまれ続けている詩集だ。



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『怖るべき子供たち 』ジャン・コクトー (著)



  未開なそして新鮮な、善悪を識別することの出来ない子供たちの本体は、
ちょうど阿片の場合に似ている。
同性愛、盗み、虚偽、毒薬、百万の富を濫費する無目的な混乱の中に
子供達の官能が露出している。




ジャン・コクトー -Wikipedia





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『つるつるの壺 』町田 康 (著)



妄想に近いたわごと。
言葉になりかける寸前でぐずぐずになってしまう想い。
ワードプロセッサーの中でのたうち回る私の思念が現実を侵食する。
やめてくれな いか。
そういうことは。
と思ったけれども、
それでもほつほつ続けるうち私自身が因果そのものとなり果て…。
町田節爆発、クールでキュートなエッセー。



町田 康 -Wikipedia


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『夜叉ヶ池・天守物語 』泉 鏡花 (著)



その昔竜神が封じこめられた夜叉ケ池。
萩原はただ一人、その言伝えを守り日に三度の鐘撞きを続けるが…。
幻想と現実が巧みに溶けあわされた『夜叉ケ池』。
播州姫路城の天守にすむという妖精夫人富姫の伝説に取材して
卓抜なイメージを展開させた『天守物語』。
近年新たな脚光をあびる鏡花(1873‐1939) の傑作戯曲2篇。



泉 鏡花 -Wikipedia


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『「お墓」の誕生—死者祭祀の民俗誌』 岩田 重則 (著)



「お墓」とは何だろう。
伝統的な祖先への敬愛の表現か。
家制度の因襲か。
各地のお盆、葬儀、埋葬、墓参りなどの、死者にまつわる儀礼や祭祀を
丹念に観察し ていくなかで、石塔の「○○家之墓」もまた別の相貌を見せてくる。
嬰児の死の扱い方や、戦死者の処遇をも視野に入れながら、
民俗学から見た死者祭祀のあり ようを探る。

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『桃太郎の母』石田 英一郎 (著)



桃太郎、一寸法師、ハナタレ小僧様、瓜子姫……
これらの「小サ子」は、なぜ水界に関係しているのか?
人類学の名著が、新解説(小松和彦)を加えて完全版で待望の登場

桃 太郎や一寸法師の中に見られる〈水辺の小サ子〉の背後に潜む
母性像の源流を原始大母神と子神にまで遡る。
併録の「月と不死」「隠された太陽」「桑原考」 「天馬の道」「穀母と穀神」
はいずれも、数万年のスパンで人類の精神史を描く、
壮大な試みに取り組んだ画期的考察である。
口絵図版を追加して復活し、
さら に、日本民俗学の第一人者である小松和彦の解説を加えて、
名著がここに甦る。

石田 英一郎 -Wikipedia



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『スペクタクルの社会についての注解 』ギー ドゥボール (著)



  惑星的規模における「スペクタクルの社会」が新たな段階に達するなかで、
情報権力の世界化および単一化としての「統合されたスペクタクル性」
の社会の到来を正確に予見した、
ドゥボールによる20世紀後半の最も革命的で、極めて実践的な理論的考察。    

ギー ドゥボール-Wikipedia


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『スペクタクルの社会 』ギー ドゥボール (著)



「フィルムはない。映画は死んだ」と言ってのけるドゥボールにかかっては、
あのゴダールさえ小市民的に見えてしまう。
芸術に限らず、思想も政治も経済も、 「専門家」に任せきりで、
鷹揚にお手並拝見と構えているうちに、
いやおうなく「観客」であるしかないどころか、
大仕掛けな茶番劇のエキストラに動員されて しまいかねない。
こんな世界のありようと疎外感の大元を、本書は徹底的に腑分けしてくれる。
ほんとうに「何一つ欠けるところのない本」だ。
マルクスの転用 から始まるこの本は今日、依然として一個のスキャンダル、
飽くなき異義申立てと「状況の構築」のための道具であり、
武器であることをやめていない。


ギー ドゥボール-Wikipedia

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『20世紀ファッションの文化史—時代をつくった10人 』成実 弘至 (著)



20世紀はファッションが一般的に広く普及した時代と言われている。
本書は、20世紀、ファッションは何をなし遂げたのか、
その創造性をあらためて問う、 まったく新しいファッション文化史。
本書では20世紀のファッションをつくった代表的なデザイナーたち10人、
ワース、ポワレ、シャネル、スキャッパレッ リ、マッカーデル、ディオール、
クアント、ウエストウッド、コム・デ・ギャルソン、マルジェラを取り上げ、
時代や社会のなかで彼らがどう闘い、
どのように ファッションをつくってきたか、さまざまな角度から切った意欲作! 


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『北京の秋』ボリス・ヴィアン(著)



砂漠のど真中に一大鉄道をつくる―
―地表のいずこかに存在し、また存在しない国エグゾポタミーに展開する、
すべてが独創的、あまりにも繊細で美しい現代のアリスの国の物語。
ヴィアンの最高傑作

ボリス・ヴィアン-Wikipedia

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『ふたりはいい勝負—ショヴォー氏とルノー君のお話集〈5〉』レオポルド ショヴォー (著)



ふたり、とはもちろんショヴォー氏とルノー君のこと。
息の合った語らいからつむぎ出される四十三のお話は、
底抜けのナンセンスあり、
しみじみと胸を打つ物 語あり、
詩情にみちたファンタジーありと、
さながら万華鏡のよう。
父子の暮らしの情景やルノー君の成長ぶりも、のびやかに描きこまれています。
小学校中級 以上。

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『いっすんぼうしの話—ショヴォー氏とルノー君のお話集〈4〉』レオポルド ショヴォー (著)



表題作では、フランスの一寸法師ロワトレ君が、木靴の舟で大冒険。
アヒルと旅をし、巨人に追われ、王女様とのロマンスも…。
他に、隣人を食べることばかり 考えていた魚の改心と天国行きを描く
「大きくなった小さな魚」、
個性的な登場人物がすてきなドタバタをくり広げる「『なめくじ』の話」を収録。小学校中級 以上。

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『名医ポポタムの話—ショヴォー氏とルノー君のお話集〈3〉』レオポルド ショヴォー (著)



カバのお医者ポポタムは、「患者が死んでからこそが私の出番」と、
自ら発明した糊やポンプを駆使して大活躍…
アフリカにパリにと桁外れの治療活動が展開す る破天荒な表題作の他に、
人里で暮らすことになった鬼の運命を描く現代の寓話「人食い鬼の話」など
三篇を収録。
小学校中級以上。

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『子どもを食べる大きな木の話—ショヴォー氏とルノー君のお話集〈2〉』レオポルド ショヴォー (著)



子どもを食べて肥え太ったブナの大木と木こりが死闘を演じる表題作、
誇り高いカタツムリの波乱にみちた生活を描く「大きなカタツムリの話」、
ヘビが手足を なくしたてんまつをつぶさに語る「ヘビの子の話」などなど、
たぐいまれなお話集の第二巻には、
とことん自在に物語の世界を広げる傑作五篇が大集合。
小学校 中級以上。

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『年をとったワニの話—ショヴォー氏とルノー君のお話集〈1〉』 レオポルド ショヴォー (著)



数十世紀もの年をへたワニは、故郷を捨ててナイルをくだり、
海に出て十二本足のタコと恋仲になるのですが…
苦いユーモアにみちた表題作ほか、奇想あふれる 全四篇を収録。
「二十世紀のラ=フォンテーヌ」ショヴォーが、
最愛の息子ルノー君に語ったお話にみずから絵をつけた物語のシリーズ、第一弾。

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『十二夜』 W. シェイクスピア (著)



難破船から生き残ったヴァイオラは身を守るため男装して公爵に仕える。
公爵の恋の使いで伯爵令嬢を訪れれば、
何と彼女は男装のヴァイオラに一目惚れ。
ヴァ イオラは公爵が好きなのに…。
この全員片思い状態、どうなる?
十二夜。
それはどんな馬鹿騒ぎも許されるお祭り騒ぎの日。
こんがらがった恋の糸は、お手本の ような、そしてどこか苦いハッピーエンドへ。



W. シェイクスピア -Wikipedia


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『モードの迷宮』 鷲田 清一 (著)



たとえば、このドレスはわたしの身体を覆っているのだろうか。
逆に晒しているとはいえないだろうか。
たとえば、衣服は何をひたすら隠しているのだろうか。
いやむしろ、何もないからこそ、あれほど飾りたてているのではないだろうか。
ファッションは、
自ら創出すると同時に裏切り、
設定すると同時に瓦解させ、
た えずおのれを超えてゆこうとする運動体である。
そんなファッションを相反する動性に引き裂かれた状態、
つまりディスプロポーションとしてとらえること、
そ してそれを通じて、“わたし”の存在がまさにそれであるような、
根源的ディスプロポーションのなかに分け入ってゆくこと、
それが問題だ。サントリー学芸賞 受賞作。

鷲田 清一 -Wikipedia


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『シュルレアリスム落語宣言 』 平岡 正明 (著)



  「落語はまず笑う。
 人が生きようが死のうが、まず笑って、
 それから人情のひだをこまかくし、
 考察を深刻にし、物語を深めて……
 やはり笑うのだ」(本文より)
評論家・平岡正明が、過剰な知識と異常なイマジネーションで
古典落語の世界を解明した、760ページに及ぶ革命的超落語論集。
読み疲れたら枕にもなる分厚さ。



平岡 正明 -Wikipedia



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『竈神と厠神 異界と此の世の境 』飯島 吉晴 (著)



かつて日本家屋の暗い領域に存在した イエの神の民俗学

土間の柱に異形の面を取り付け、
火難よけや家の守 護神として祀られた竃神(かまどがみ)。
偶像化はされず、精霊的な存在として河童譚や出産の習俗などと
深く結びついた厠神(かわやがみ)。
日本家屋の暗所 に祀られたこれらの神々は、
生死や新旧を転換する強力な霊威をもち、此の世と霊界との出入口に宿った。
昔話や儀礼、禁忌など伝承を博捜し、家つきの神の意 味と役割を探る。

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『墓をほる男,手袋の怪 (水木しげる怪奇貸本名作選) 』水木 しげる (著)



超プレミア水木ワールド……全十話! 解説:京極夏彦
◎墓をほる男(昭和三十七年)
◎髪(昭和三十六年)
◎永仁の壷(昭和三十六年)
◎手袋の怪(昭和三十九年)
◎鉛(昭和三十九年)
◎陸ピラニア(昭和四十年)
◎半幽霊(昭和三十六年)
◎安い家(昭和三十九年)
◎怪忍(昭和三十九年)
◎草(昭和三十八年)

水木 しげる -Wikipedia



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『不死鳥を飼う男,猫又 (水木しげる怪奇貸本名作選) 』水木 しげる (著)



超プレミア水木ワールド……全十二話! エッセー:水木しげる
◎不死鳥を飼う男(昭和三十九年)
◎庭に住む妖怪(昭和三十五年)
◎サイボーグ (昭和三十六年)
◎太郎稲荷(昭和三十九年)
◎空のサイフ(昭和四十年)
◎ろくでなし(昭和四十年)
◎ねずみ町三番地(昭和三十六年)
◎水晶球 の世界(昭和三十九年)
◎ハト(昭和四十年)
◎猫又(昭和三十六年)
◎群衆の中に(昭和三十九年)
◎太郎岩(昭和四十年)

水木 しげる -Wikipedia


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『祭りの場;ギヤマンビードロ』林 京子 (著)


如何なれば膝ありてわれを接(うけ)しや
──長崎での原爆被爆の切実な体験を、叫ばず歌わず、
強く抑制された内奥の祈りとして語り、
痛切な衝撃と深甚な感 銘をもたらす林京子の代表的作品。
群像新人賞・芥川賞受賞の「祭りの場」、
「空罐」を冒頭に置く連作「ギヤマンビードロ」を併録。

林 京子-Wikipedia


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『内なる宇宙〈上〉』 ジェイムズ・P. ホーガン (著)



架空戦争に敗れた惑星ジェヴレン。
その全土を運営する超電子頭脳ジェヴェックスは、
一方で人々を架空世界浸けにし、政治宗教団体の乱立を助長していた。
一 指導者による惑星規模のプロジェクトが密かに進行するなか、
困窮した行政側は、地球の旧き友、ハント博士とダンチェッカー教授に
助力を求めるが。《巨人た ちの星》シリーズ第4部。

ジェイムズ・P・ホーガン -Wikipedia


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『巨人たちの星 』ジェイムズ・P・ホーガン (著)



冥王星の彼方から届く〈巨人たちの星〉のガニメアンからの通信は、
地球人の言葉で、データ伝送コードで送られてきている。
ということは、この地球がどこか らか監視されているに違いない……
それも、もうかなり以前から!! 
前2作で提示された謎のすべてが見事に解き明かされる。
《巨人たちの星》シリーズ第3 部。

ジェイムズ・P・ホーガン -Wikipedia


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『ガニメデの優しい巨人』 ジェイムズ・P・ホーガン (著)



木星の衛星ガニメデで発見された異星の宇宙船は
二千五百万年前のものと推定された。
ハント、ダンチェッカーら調査隊の科学者たちは、
初めて見る異星人の進 歩した技術の所産に驚きを禁じ得ない。
そのとき、宇宙の一角からガニメデ目指して接近する物体があった。
遥か昔に飛びたったガニメアンの宇宙船が故郷に 戻って来たのだ。

ジェイムズ・P・ホーガン -Wikipedia


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『星を継ぐもの 』ジェイムズ・P・ホーガン (著)



月面調査員が真紅の宇宙服をまとった死体を発見した。
綿密な調査の結果、この死体は何と死後五万年を経過していることがわかった。
果たして現生人類とのつ ながりはいかなるものなのか。
やがて木星の衛星ガニメデで地球のものではない宇宙船の残骸が発見された……。
ハードSFの新星が一世を風靡した出世作。

ジェイムズ・P・ホーガン -Wikipedia


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『配達されなかった一枚の葉書 』 アイスリン・C・ハーマン (著)



  パリのある画廊で一枚の抽象画に魅せられたデルフィーヌは、
その絵を描いた画家にファンレターを送る。
期待していたわけではないが、画家からは返事がきて、二人の文通がはじまる。
二人は、美しいものや、懐かしいできごとや、心地よい匂いや、
感受するさまざまなものを伝えあい、共有しあうようになる。
そしてときには、とても刺激的な、官能をくすぐる感覚までをも、
「手紙」を通して共有するようになる。
出会ったことも、声を聞いたこともない男女のあいだで交わされる、
純粋だからこそ刺激的な愛。
移ろいゆく時の経過のなかで、
たがいのなかに「唯一無二の存在」を見るようになっていく男女の心理が
みごとに描きだされる。
最後の最後まで、謎めいていて味わい深く、読むものの心を離さない。
恋愛の歓びと悲しみを知っている大人の読者にふさわしい、珠玉の小編。

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『なつかしく謎めいて』 アーシュラ・K. ル=グウィン (著)



  翼人間、不死の人、眠らない子ども…不思議な場所の不思議な人たち、
私たちと全く違っているようで似ている人々は謎めいているけれど、
どこかなつかしい。SF/ファンタジー界の女王が放つ
深い思索とユーモアに満ちた新ガリバー旅行記。    

アーシュラ・K. ル=グウィン -Wikipedia



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『慶応三年生まれ七人の旋毛曲り—漱石・外骨・熊楠・露伴・子規・紅葉・緑雨とその時代 』坪内 祐三 (著)



  正岡子規・尾崎紅葉・斎藤緑雨・夏目漱石・南方熊楠・幸田露伴・宮武外骨。
近代日本の歩みとその人生のキャリアーを共にした、
慶応三年生まれの7人の「旋毛曲り」と彼らの生きた時代を描く。
『鳩よ!』連載。

坪内 祐三 -Wikipedia


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『母なる夜 』カート・ヴォネガット (著)



ヴォネガットは日本で一番よく読まれている現代アメリカ作家の一人である。
本書はその中でも、ヴォネガットの傑作と言ってよい。
第2次世界大戦でナチス・ ドイツの対米宣伝放送を行ない、
一方でアメリカのスパイとして情報を送る男の波乱に満ちた話は
分裂症的な現代にピッタリということになる。

カート・ヴォネガット  -Wikipedia

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『ダンシング・ヴァニティ』 筒井 康隆 (著)



この小説は、反復し増殖する、驚愕の文体で書かれています。
この作品を読んだあとは、人の世の失敗も成功も、名誉 も愛も、
家族の死も、自分の死さえもが、全く新しい意味をもち始めるでしょう。
そして他の小説にも、現実生活にさえも、
反復が起きる期待を持ってしまうか もしれません。
この本を読むには相当の注意が必要です!

筒井 康隆 -Wikipedia


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『文学鶴亀 』 武藤 康史 (著)



  書物を読めばその一文一文、
一語一語に惚れぼれし、
朗読を聞けば間や息づかい
一つひとつに惚れぼれし、
芝居に行けば科白の一言一言に
惚れぼれし、映画館に入れば
カメラの一挙一動に惚れぼれする。
愛おしみ、慈しむ、
その惚れっぷリの深さ、
律儀さ、熱心さに、
誰が惚れぼれせずにおられよう?
----柴田元幸    



武藤 康史 -Wikipedia

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『明治奇聞 』 宮武 外骨 (著)



明治の奇人として有名な宮武外骨が、
同時代の新聞雑誌から収集した驚天動地の珍妙な記事を、
テーマ別に紹介した「奇談集」。
記憶術の出版ブーム、美容健康 法やコックリさんの流行、
世界終末論などをはじめとして、
現代から見ても不思議なくらいに共通する要素を持った、
明治人の精神とその愉快な一面を、
今まで にない新しい視点で堪能できる抱腹絶倒の一冊。

宮武 外骨 -Wikipedia

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『肩胛骨は翼のなごり』 デイヴィッド アーモンド (著)



古びたガレージの茶箱の陰に、僕は不可思議な生き物をみつけた。
青蠅の死骸にまみれた彼は誰……それとも、なに? 
ありふれた日常が幻想的な翳りをおびる瞬間、驚きと感動が胸をひたす。
英国児童文学の新しい傑作!

デイヴィッド アーモンド  -Wikipedia

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『壁』安部 公房 (著)



ある朝、突然自分の名前を喪失してしまった男。
以来彼は慣習に塗り固められた現実での存在権を失った。
自らの帰属 すべき場所を持たぬ彼の眼には、
現実が奇怪な不条理の塊とうつる。
他人との接触に支障を来たし、マネキン人形やラクダに奇妙な愛情を抱く。
そして……。
独 特の寓意とユーモアで、孤独な人間の実存的体験を描き、
その底に価値逆転の方向を探った芥川賞受賞の野心作。

安部公房 -Wikipedia


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『サイダーハウス・ルール〈上〉』 ジョン アーヴィング (著)



セント・クラウズの孤児院で、
望まれざる存在として生を享けたホーマー・ウェルズ。
孤児院の創設者で医師でもあるラーチは、彼にルールを教えこむ。
「人の役に立つ存在になれ」と。
だが堕胎に自分を役立てることに反発を感じたホーマーは、
ある決断をする—。
堕胎を描くことで人間の生と社会を捉えたアーヴィングの傑作長篇。

ジョン アーヴィング -Wikipedia

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『愛をひっかけるための釘 』中島 らも (著)



早く、一秒でもいいから早く大人になりたい。
少年たちは理不尽な叱られ方をする度に怒りを
一種のホルモンに変えて成長していく—。
空を飛ぶ夢ばかり見た少 年時代、
よこしまな初恋、
金縛りから始まる恐怖体験、
さまざまな別れと出会い、
とことん睦み合った酒の正体、
煙草呑みの言いわけ。
薄闇の路地裏に見え隠れ する、
喜びと哀しみと羞じらいに満ちた遠い日の記憶。




中島 らも -Wikipedia



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『ノスタルギガンテス 』寮 美千子 (著)



  生成する廃墟、世界の裂け目、あらゆる名づけ得ぬ廃墟。
ノスタルギガンテスと呼ばれはじめた公園の木、
そのまわりに着々と集まりはじめる様々なものがまきおこす、
不可思議な現象を少年の視点から描く。    


寮 美千子 -Wikipedia

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