G:(ジャンル)思想

『縄文聖地巡礼 』 坂本 龍一 (著), 中沢 新一 (著)

ぼくたちは、
未来に向かって
縄文の古層へ旅をする

以前から縄文文化に深い関心を寄せてきた音楽家の坂本龍一氏と、
人類学者の中沢新一氏が、
縄文の古層に眠る、わたしたちの精神の源泉に触れるため、
聖地を巡り、語り合います。

諏訪、若狭、敦賀、奈良、紀伊田辺、鹿児島、そして青森へ―――

社会的な状況が大きく変化している現在、
これからのヴィジョンを見つけるために、
ふたりが人間の心の始まり「縄文」へと潜っていきます。

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『仏教と女性―インド仏典が語る』田上 太秀 (著)

仏教は女性差別の宗教か?
「女性はブッダにはなれない」
「女性は男に変身しなければ悟りを得ることができない」
という観念がどう作られてきたかをインド仏教文献から探る。
92年刊「仏教と性差別」の改題改訂。

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『切りとれ、あの祈る手を---〈本〉と〈革命〉をめぐる五つの夜話 』佐々木 中 (著)

取りて読め。
筆を執れ。
そして革命は起こった。
思想界を震撼させた大著『夜戦と永遠』から二年。
閉塞する思想状況の天窓を開け放つ、俊傑・佐々木中が、
情報と暴力に溺れる世界を遙か踏破し、あまたの終焉と屈従とを粉砕する、
限りなき「告知」の書、登場。
白熱の五夜一〇時間。

佐々木 中

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『機械という名の詩神―メカニック・ミューズ 』ヒュー・ケナー (著)

・欧米の優れた著作を日本で初めて紹介する
モダン・クラシックス叢書の第三弾として、
アメリカを中心に活躍したカナダ人文学評論家、
ヒュー・ケナーの著書を翻訳して発刊するもの。
・本書の中でケナーは、
19世紀末から20世紀初頭にかけて発展した、
地下鉄・タイプライター・初期のコンピューターなどの
新しいテクノロジーの導入が、
当時の文学に与えた影響を考察する。
また、それによりエズラ・パウンドやサミュエル・ベケットなどの、
モダニスト作家たちを評価する適切な方法を導き、
その価値を鮮やかに示している。

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『 空間のレトリック 』瀬戸 賢一 (著)






  内外・上下などの空間イメージが、日常言語をいかに豊かに支えているか。
そのレトリック分析を通してことばの本質に迫る。
日本語と英語を中心に多くの例から、空間とことばとのスリリングな関係を暴く。



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『 オリエンタリズム〈上〉』 エドワード・W. サイード (著)





「オリエンタリズム」とは西洋が専制的な意識によって生み出した東洋理解を意味する。
本書(邦題『オリエンタリズム』)はその概念の誕生から伝達までの過程を
あますところなく考察した1冊だ。
サイードは、東洋(特にイスラム社会)を専門とする西洋の学者、作家、教育機関などの例を挙げ、
彼らの考えが帝国 主義時代における植民地支配の論理
(「我々はオリエントを知っている。それは西洋とはまったく違った、なぞめいた不変の世界だ」)
から脱却しきっていない と厳しく批判している。

エドワード・サイード - Wikipedia




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『 人間この信じやすきもの—迷信・誤信はどうして生まれるか 』トーマス ギロビッチ (著),




人間、この信じやすきもの人間は誤りやすく信じやすい。
前後関係と因果関係を取り違えたり、
ランダムデータに規則性を読み取ってしまったり、
願望から事実を歪めて解釈したり。
迷信誤信のよって来たる由縁を日常生活の数々の実例をもとに明快に整理。
人間心理への理解を深める。



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『 超哲学者マンソンジュ氏』 マルカム ブラドベリ (著)





一九六〇年代、知のメッカ、パリに登場し、
ロラン・バルトの薫陶を受け、
ポストモダニズムの金字塔『文化行為としての性交』(クスクス出版局刊)を世に問い、
忽然と行方をくらました謎の思想家アンリ・マンソンジュ。
不在の哲学者を求めて摩訶不思議なる探求が始まる。
カズオ・イシグロ(一九九〇年度ブッカー賞)を指導した英国の大学教授が放つ痛快無類の思想小説。




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『 レトリック認識』 佐藤 信夫 (著)





古来、心に残る名文句は、特異な表現である場合が多い。
思考において論理がすべてではなく、言語も文法だけでは律しきれない。
論理と文法の手にあまる言語 表現の多彩な機能
—黙説、転喩、逆説、反語、暗示など、
レトリックのさまざまを具体例によって検討し、
独創的な思考のための言語メカニズムの可能性を探る。
在来の西欧的レトリック理論の新しい光をあてた『レトリック感覚』に続く注目の書。



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『 アンティゴネーの主張—問い直される親族関係』 ジュディス バトラー (著)






規範的な親族関係の言説が私たちの生から奪うものは何か。
西洋古典劇『アンティゴネー』に、
ポスト産業社会の家族形態の火急の課題を見出し、
親密な生の領域の倫理を根源的に問う、
現代思想/セクシュアリティ研究の到達点。



ジュディス・バトラー - Wikipedia





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『 生のあやうさ—哀悼と暴力の政治学 』ジュディス・バトラー (著)




9・11以後、逼塞する全米の言論界で、
チョムスキーらとともに果敢に発言するバトラーの最新評論集。
テロルとの戦争によって剥き出しにされた今日の〈生〉を見つめ、
見知らぬ人びとへの哀悼、
人間の傷つきやすさ(ヴァルネラビリティ)、
応答責任、
攻撃性
が殺人行為を思い留まらせる〈顔〉などについて、
ジェンダー論の成果に立って紡ぎ出された、ポスト9・11の〈生〉の条件を綴る。



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『 声と現象 』 ジャック・デリダ (著)




デリダは、フッサールを読むことによって、
「読む」とは何か、「書く」とは何かを根底的に考え直した。
本書は、フッサールの『論理学研究』(『認識の現象学と認識論のための諸研究』)
の第一部「表現と意味」の驚嘆すべき綿密な読解を通して、
現象学的批判という方法が「形而上学的企てそのもの」だということを暴き出す。
その困難な作業のなかから、「脱構築」「痕跡」「差延」「代補」「エクリチュール」…
といった魅力的な「操作子」(言葉でも概念でもない脱構築の道具)が産み出された。
後に「たぶん最も愛着を覚えている詩論だ」とデリダ自身が言っているその代表作。

ジャック・デリダ - Wikipedia


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『 触発する言葉—言語・権力・行為体』 ジュディス バトラー (著)






権力の言葉,差別の言葉.
そうした言葉によって支えられる既存の社会システム.
それを攪乱し,新しい方向をこじあける力を持つのもまた言葉である.
なぜ言葉は人を傷つけられるのか.
いかにして言葉は社会を変えるのか.
現代思想の最先端で「触発する言葉」を放ちつづける理論家が,
言語の政治性を縦横無尽に論じた注目の書.


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『 山水思想—「負」の想像力 』松岡 正剛 (著)



日本の水墨画は中国から渡来後、いつ独自の画風を備えたか。
我々は画のどこに日本的なものを見出すか。
そもそも日本画とは何か。
著者の叔父は日本画家、横山操と親交があった。
その縁を契機に著者は中世から現代までの日本画の道程をたどる。
日本庭園にみる、
水を用いずに水の流れを想像させる枯山水の手法を「負の山水」と名づけ、
その手法が展開される水墨山水画に日本文化独自の「方法」を見出す。
本書では雪舟『四季山水図巻』や、等伯『松林図』などの
有名な作品を多数取り上げ、それら画人について解説を付す。
画期的な日本文化論にして、精緻な絵画論考。

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『 パスポートの発明—監視・シティズンシップ・国家 (サピエンティア) 』ジョン・C. トーピー (著),







旅券が解き明かす個人のアイデンティティと国際国家システムの形成。



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『 レーモン・ルーセルの謎—彼はいかにして或る種の本を書いたか』 岡谷 公二 (著)




ダダイスト、シュルレアリストの盲目的な崇拝を受け、
ミシェル・フーコーを熱狂させ、
渋沢龍彦、寺山修司らの偏愛を受けたフランスの作家レーモン・ルーセル。
彼の奇矯な生涯、奇妙な創作術、夢幻的な綺想世界を、
近年発見された膨大な新資料を交えて論じ、
孤独な言語機械ルーセルを浮き彫りにする。

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『 アプロネニア・アウィティアの柘植(つげ)の板』 パスカル キニャール (著)




西暦紀元四世紀、ローマの貴婦人が蝋びきの板に刻みつけた、奔放な官能と澄明な事物の記憶…。
発表当時、ラテン語からの翻訳作品なのか創作なのか物議をかもした表題作のほか、「理性」を収録。




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『 ジェンダー・トラブル—フェミニズムとアイデンティティの攪乱』 ジュディス バトラー (著)





本書でバトラーは、確固たる「女」という主体の存在に疑問を投げかける。
フーコーに倣えば、権力の法システムはまず主体を生産し、
のちにそれを表象するものだからである。
「法のまえ」に「女」という主体が存在しない、
解放されるべき「女」というカテゴリーすらが法の効果にすぎないという指摘は、
フェミニズムにとって敗北だろうか。
そうではない。
問題はむしろ権力の法システムにうつされるからだ。
そしてジェンダーを産出するこの法こそが、
さらに起源としてのセクシュアリティや
セックスをうみだすことがあきらかになるからだ。
難解なバトラーの思想や文体が、噛み砕かれた翻訳も素晴らしい。

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『インターネットは民主主義の敵か』キャス サンスティーン (著)





インターネットでの言論は「絶対に自由」であるべきだ
—ネット第一世代が唱えたその主張に対し、
著者は自由と民主主義の原理にもとづき異議を申し立てる。
出版以来、全米に賛否両論を巻き起こした本書は、
インターネットの将来のみならず、
「討議型民主主義」と「表現の自由」に関心あるすべての方への基本書といえる。



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『 民主主義への憎悪 』ジャック・ランシエール (著)



新自由主義的体制に対抗する政治を露出させようとするランシエール政治哲学の最新著。
「ランシエールの著作はわれわれの持続的な抵抗のヴィジョンを一貫して示すものである」
とジジェクが言うように(「ランシエールのレッスン」)、
本書は現状批判に理論的基盤を与える絶好のテクストです。
2005年来日時の講演およびランシエール論を含む全著作・論文書誌、訳者解説を併録


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『音楽への憎しみ』 パスカル キニャール (著)





先史時代の洞窟に谺する狩猟民の秘儀、聖書の強迫的な音の響き、
ナチスによるユダヤ人絶滅キャンプの楽団、
そして高度消費社会で猛威をふるう音楽に、
魂を威嚇する根源的な暴力と殺戮の伴奏を聴きとる危機の批評。
音楽の闇の物語。



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『 リキッド・ライフ—現代における生の諸相』 ジグムント バウマン (著)




  廃棄に怯えつつ、個性を求める現代人。
消費の永久運動に組み込まれたわれわれは、そのなかでどう生きるのか?
現代に潜む悲惨と希望への社会学的洞察。    

ジグムント・バウマン - Wikipedia

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『 不和あるいは了解なき了解—政治の哲学は可能か』 ジャック・ランシエール (著)




「政治的なもの」をめぐる著者の思考の到達点を示す。
見せかけの現代民主制の欺瞞を鋭く突き、
ネオリベラリズム、市場主義への批判に理論的基盤を与える政治哲学の実践。
存在の平等をめざす真にラディカルな政治がここにある。

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『 まなざしの地獄』 見田 宗介 (著)



日本中を震撼させた連続射殺事件を手がかりに、
60~70年代の日本社会の階級構造と、
それを支える個人の生の実存的意味を浮き彫りにした名論考を復刊。
最近の事件を考える上でも示唆に富む現代社会論必携の書。
解説・大澤真幸

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『 さまよえる影 』パスカル キニャール (著)





人間は起源を忘れて彷徨する影だ—。
忘れられた歴史への洞察と物語の断片を結晶化させ、
世界への祈りへと到達する、畏怖すべき思考の軌跡。
仏読書界に衝撃を与えたゴンクール賞受賞作品。




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『 自分自身を説明すること—倫理的暴力の批判 』 ジュディス バトラー (著)




他者との関わり合いにおいて主体は形作られ、
他者への責任=応答可能性において主体は自らを変革する。
倫理と暴力の危険な癒着に抗して「私」と「あなた」を結び直す、希望の哲学。

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『 スタンツェ—西洋文化における言葉とイメージ』 ジョルジョ アガンベン (著)







たとえば「メランコリー」。
フロイトやラカンら近代の精神分析学により
「対象」と「所有」の病理とされ研究対象となったこの病は、
中世の修道士の無気力に発し、
「狂気」「欲望」「並外れた詩人」という極端な矛盾を孕む黒胆汁の気質と考えられ、
デューラーの作品に結晶する。
中世の物語や恋愛詩、エンブレムや玩具、ダンディズムや精神分析、
それらは言葉とイメージがつむぎ出した想像と忘却の変遷の保管庫=「スタンツェ」である。
西洋文明における豊饒なイメージの宝庫を自在に横切り、
欲望・感情・言葉のみならず欠乏・喪失が表象に与えてきた役割をたどる。
21世紀を牽引する哲学者の博覧強記。



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『 歴史の〈はじまり〉』 大澤 真幸 (著), 北田 暁大 (著)



世界の中心に行っても
世界から疎外されているという感覚は
解消できない……
私と現在はどうつながっているのか。

ぼくらが知りつつあることは
最小国家こそ
最大国家ではないか
という逆説です……大澤真幸

「データベース」的世界観のなかでは
国際関係史もガンダムの一年戦争史も
すべて等価なものとして
立ち現れてくる……北田暁大

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『 パサージュ論 (第5巻) 』ヴァルター・ベンヤミン (著),

19世紀の事物や歴史の中に眠り込まされていて現われることのなかった夢の巨大な力を解放する試み
—それがベンヤミンのパサージュ・プロジェクトだった.
「文学史,ユゴー」「無為」などの重要断章を収録.
『パサージュ論』をめぐる書簡,編者ロルフ・ティーデマンの長文解説,引用文献一覧,人名注索引を付す.






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『パサージュ論 第4巻』 W・ベンヤミン (著),





産業と技術の進展によってユートピアは訪れるのか.
初期社会主義者の思想に独自の光をあてて救出する「サン=シモン,
鉄道」「フーリエ」,
商品生産や価値理論を取り上げて人間と労働の意味を考察する「マルクス」,
技術がもたらした社会変容を論じる「写真」などの断章項目を収録.
進歩思想と一線を画すベンヤミンの世界.

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『パサージュ論 第3巻』 W・ベンヤミン (著)




亡命先パリで爛熟から崩壊へと向かう市民社会の運命を読み取り,
ありえたかもしれない歴史の別の可能性にベンヤミンは思考をめぐらせた.
歴史をみるためのコペルニクス的転換を考察する[K],
都市を歩く遊歩者の認識をつづる[M],
認識の方法についてのマニフェスト[N]など,
本書全体の思想的方法論を展開する断章を収録.


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『パサージュ論 第2巻 』W・ベンヤミン (著)





同一商品が大量に流通するようになると,新しいものの探求が始まる.
使用価値とは無縁の流行(モード)が現われ,社会は移ろいやすさに覆われる.
ボードレールの用語「現代性(モデルニテ)」は資本主義の特質をうがち,
ベンヤミンの歴史哲学に影響を与えた.
『パサージュ論』最大の断章項目「ボードレール」のほか,「蒐集家」「室内の痕跡」の項目を収録.

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『 パサージュ論』 W・ベンヤミン (著)




パリにナチスが迫る間際まで書き綴られた膨大なメモ群は
バタイユらに託され、かろうじて生き残った。
一九世紀パリに現われたパサージュをはじめとする物質文化に目を凝らし、
人間の欲望や夢、ユートピアへの可能性を考察したベンヤミンの畢生の労作。
近現代社会分析の基本文献。断章番号順の構成で、待望の文庫版刊行開始。


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『 アメリカの黒人演説集—キング・マルコムX・モリスン他』 荒 このみ (翻訳)






憲法が謳う自由と平等、アメリカの夢と現実。
奴隷たちの七月四日を問いつめたダグラスと南北戦争後も遍見と格闘した男たち女たち。
視野をアフリカへ世界へと拓いたガーヴィー。
公民権闘争とその後の激動の時代をへて、今21世紀のオバマまで、21人の声を聴く。

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『 木に学べ—法隆寺・薬師寺の美 』西岡 常一 (著)


法隆寺金堂の大修理、法輪寺三重塔、薬師寺金堂や西塔などの復元を果たした
最後の宮大工棟梁・西岡常一氏が語り下ろしたベストセラー、待望の文庫版。
宮大 工の祖父に師事し、木の心を知り、木と共に生き、宮大工としての技術と心構え、
堂塔にまつわるエピソード、そして再建に懸ける凄まじいまでの執念を飄々と した口調で語り尽くしている。
氏が発するひとつひとつの言葉からは、
現代人が忘れかけている伝統的な日本文化の深奥が、見事なまでに伝わってくる。




西岡常一 - Wikipedia


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『 エウパリノス・魂と舞踏・樹についての対話 』ポール ヴァレリー (著)





ヴァレリー(1871‐1945)の最も美しいとされる三篇の対話。
建築と音楽を手がかりに哲学と芸術の岐路をソクラテスが弟子に語る「エウパリノス」、
詩人によるダンス評論の古典「魂と舞踏」、
最晩年の「樹についての対話」を収める一冊は、
『カイエ』『ムッシュー・テスト』等、思索と創造二つの道を歩んだ20世紀知性の内面を明かす。



ポール・ヴァレリー - Wikipedia


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『 蛇儀礼 』ヴァールブルク (著)





ドイツの美術史家ヴァールブルク(一八六六‐一九二九)が見た世紀末アメリカの宗教儀礼。
蛇は恐怖の源か、不死の象徴か。
プエブロ=インディアンの仮面舞踊や蛇儀礼は、
やがてギリシア・ローマやキリスト教の蛇のイメージと交錯し、
文化における合理と非合理の闘争と共存を暗示する。


アビ・ヴァールブルク - Wikipedia

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『 クィア・セクソロジー—性の思いこみを解きほぐす』中村 美亜 (著)



性暴力、セックスレス、エイズ、同性愛、性同一性障害、
男女共同参画などの今日的問題を、映画・音楽・アートも含めた身近な話題を通して、
マイノリティの視点から包括的に捉えなおす。
ジェンダー/セクシュアリティの新しい展望をきりひらく、斬新でクィアなエッセイ集。


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『 かたり—物語の文法』坂部 恵 (著)



「歴史学は客観主義、実証主義の過度の呪縛から逃れ、
小説の手法を用いながら、具体的な効果を現さなければならない」。
この折口信夫の論を受け著者は、
虚構—実録の双方根底に“かたり”という共通の基盤を見出した。
歴史を伝える上で「(過去を)はなす」のか「かたる」のか、
それら馴染み深い言葉の用法を比較しながら、
物語を提示する「言語」の位相を考察。
その帰結で科学の理論と、物語・詩との間に著しい類似点があることが披露される。
カント研究第一人者でありながら、哲学の枠を超え、和洋の垣根なく、
領域横断的な発想をもつ著者ならではの縦横無尽な論究。

坂部恵 - Wikipedia

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『 カントとカモノハシ (上) 』ウンベルト・エーコ (著)



カモノハシ—この鳥とも獣とも魚ともつかない生物を
もしもカントが見ていたら,
どのような反省的判断を導きだしただろうか.
「未婚の成年男性」は独身男の正確十分な定義と言えるだろうか…
『記号論』から20年余,数々の思考実験を繰り広げながら
人間の認識メカニズムのブラックボックスに挑む.(全2冊)

ウンベルト・エーコ - Wikipedia

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『 宮大工棟梁・西岡常一 「口伝」の重み』 西岡 常一 (著)





  法隆寺・薬師寺復興工事で名を馳せた西岡常一の没後10年。
いにしえの叡智を現代に蘇らせた唯一の自伝にインタビュー・座談会を加え、
最後の宮大工が遺した口伝を浮かび上がらせる。      


西岡常一 - Wikipedia



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『 シャーマニズム 上』 M=エリアーデ (著)



著者はシャーマニズムを「エクスタシーの始源的な諸技術」と定義する。
その担い手たるシャーマン、聖の専門家はいかにして誕生し、
どのような活動を行うの だろうか。
膨大な資料を駆使しつつ、シャーマンの召命と試練、象徴的な死と再生、
めざましい超能力や、それを支えるコスモロジーに説き及ぶ本書は、
比較宗 教学あるいは宗教形態学の古典であるとともに、
原初の世界と人間の普遍的な型に迫ろうとする情熱的な思想の冒険行でもある。
本巻には、イニシエーションの 諸相、衣裳と太鼓のシンボリズム、
中央・北アジアのシャーマニズム、宇宙論などのテーマを含む第8章までを収録。

ミルチャ・エリアーデ - Wikipedia

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『 人工楽園』 ボードレール (著)



  酒、ハッシシ、阿片。
現実から遠ざかる手段として十九世紀の文人たちを魅了。
象徴派の巨人が神をも恐れぬ陶酔と覚醒のなかで、
その効果と害毒を冷徹に見つめる。禁断の麻薬白書。

シャルル・ボードレール - Wikipedia

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『 人はなぜ形のないものを買うのか』 野島 美保 (著)



本書のテーマはデジタルコンテンツ業界における収益問題を説明する、
新しいロジックを提供することである。
特に、コンテンツビジネスにおけるユーザー課金のための
経営マネジメントを扱っていく。

第一部ではデジタルコンテンツ業界でユーザー課金をするために、
収益モデルに関する基本的な考え方を提示する。
第二・第三部では仮想世界サービスという
最先端のデジタルコンテンツに焦点をあて、
セカンド・ライフとオンラインゲームを取り上げ、
なぜビジネスとして成立しているのか、その経緯も明らかにしていく。


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『 ネイティブ・アメリカンとネイティブ・ジャパニーズ』北山 耕平 (著)




わたしたちは「アメリカ・インディアン」になることはできない。
だが、日本および日本人という夢から覚めれば、
いつでも「地球に生きる人」になることはで きるー
ー先住民族の生き方を学びながら、
自らを「日本人」から「日本列島人」へと新たに位置づけし直すための、
知識と知恵とトピックス


北山耕平-wikipedia


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『 アングラ機関説—闇の表現者列伝』 平岡 正明 (著)



「アングラはなんの機関かって?プロレタリア革命機関だ!」
革命の赤い鉛筆が黙っちゃいねえ!
暗黒の地下世界に沸騰するアングラの海!!
無頼漢平岡正明が放つ映画、文藝、演劇界の侠客、闇の表現者列伝。

平岡 正明 - wikipedia

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『(H)EAR—ポスト・サイレンスの諸相』 佐々木 敦 (著)




  “聴く”とは何か?“音楽”とは何か?
いま音楽は、“音響”と“聴取”の狭間で根源的問い直しにさらされている。
サウンド・アート、音響派、ポスト・テクノ、
そして映像・言語芸術の最前線を走査し、
来たるべき音楽美学のパラダイムを浮上させる、批評の冒険。    





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『バロックの神秘—タイナッハの教示画の世界像』 エルンスト ハルニッシュフェガー (著)



本書は、教示画成立の歴史的背景を辿りながら、図像学的手法を駆使し、
図像細部の神学解釈とR・シュタイナーの世界観を通じて、
当時のキリスト教カバラ= 薔薇十字思想の教義を鮮明に解き明かしていく—。
訳者による付論として、
教示画を巡るヘルメス主義的理念の史的変遷と図像的推移を考察した
「ドイツ・ヘル メス主義の潮流」を収録。


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『ex‐music』 佐々木 敦 (著)




  1990年代以降の音楽シーンをリードしてきた佐々木敦の全軌跡を集成。
80年代のおわりから90年代を経て、2002年まで、
10数年間に執筆した「音楽」をめぐるテキストを収録。本文は日本語。    


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『テクノイズ・マテリアリズム』 佐々木 敦 (著)




  若い世代に絶大な人気を誇る音楽、テクノ。
テクノの起源にさかのぼり、そこに置き忘れられてきた、
音に対する「唯物論的な姿勢」(マテリアリズム)を解説していく。
テクノ批評の第一人者の最新成果。    


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『デュシャンとの対話』 ジョルジュ シャルボニエ (著)




その重要性をつとに知られていながら、
これまで公刊されずにいたデュシャン・インタビュー。
シャルボニエの正確な知識と挑発によって、
さしものデュシャン もここではかなりの真摯さを以て質問に答え、
今世紀に大きな変質を遂げた芸術観念について語る。
「芸術という語」「本能と知性」「ダダとシュルレアリス ム」
「言葉とオブジェの選択」「シュルレアリスムの思い出」「絵画をする人」
の六部構成。真に革命的なこの芸術家の仕掛けた謎は、
流派を越えて今日と未来 に向けられている。


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『イデオロギーとは何か』テリー イーグルトン (著)



近・現代思想のキー概念であるイデオロギー。
その意味と役割の変遷、批判の歴史とその意義を、
啓蒙主義からポスト構造主義にいたる思想家の論点を紹介しつつ
述べた画期的な入門書。



テリー・イーグルトン -Wikipedia



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『アウシュヴィッツの残りのもの—アルシーヴと証人』ジョルジョ・アガンベン (著)



  イタリア現代思想の騎手による「アウシュビッツ以後」の倫理学の試み。
プリモ・レーヴィを始めとする
強制収容所からの奇跡的生還者たちの証言をもとに、
「人間である」状況を剥奪される極限を考察する。

ジョルジョ アガンベン-Wikipedia




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『デュシャンは語る』 マルセル デュシャン (著)



論理的な説明をこえ、自由で知的な作品を展開し続けたマルセル・デュシャン。
革新的な作品の数々はもちろん、その思想や問題提起に触発され
豊かな実りを生 んだ芸術家はジョン・ケージら数知れない。
「幸運にめぐまれました」にはじまり、
「私は幸せです」に終わるこのインタヴューは、
希代の芸術家の生き方と感 情、創造に向かって生きた言葉で開かれている。
なぜ作品制作を放棄したのか、ガラスを使うというアイデアはどこから
生まれたのか、もっとも親しかった友人 は…。
複雑で簡明、常識的で崇高、不思議と明るく、
あっけらかんとした生の展開を通して、
ある高度な精神的態度が力強く貫かれていく軌跡。


マルセル デュシャン-Wikipedia


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『ちぐはぐな身体—ファッションって何? 』鷲田 清一 (著)



ピアスや刺青をすることの意味とは?
コムデギャルソンやヨウジヤマモト等のファッションが問いかけているものは?
そもそも人は何のために服で体を隠すの か?
隠すべきものの実体は?
若い人々に哲学の教授が身体論をわかりやすく説いた名著、ついに文庫化!
「制服を着崩すところからファッションは始まる」。


鷲田 清一 -Wikipedia




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『アフター・セオリー—ポスト・モダニズムを超えて』 テリー イーグルトン (著)



  9・11を契機に、
イラク戦争が象徴する政治・経済・情報世界の大変化の潮流のなか
無効性を露呈したポスト・モダニズムに痛撃をくわえ、
「理論の死」以後の世界を生きる理論を展望する。
仮借なき現代理論批判。    



テリー・イーグルトン -Wikipedia




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『メランコリーの水脈』 三浦 雅士 (著)




三島由紀夫、武田泰淳、大岡昇平、吉行淳之介、安岡章太郎、
小島信夫、高橋和巳、井上光晴、大江健三郎、安部公房、筒井康隆の
戦後作家十一人を論じて、異 質とみえる作家たちに共通するモチーフ、
それは、自己に対する疎隔感による“メランコリー”であると解く。
時代の深層を抉り、非現実化してゆく現代を鋭く 分析して鮮やかに捉えた評論集。サントリー学芸賞受賞。




三浦 雅士 -Wikipedia

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『裏切られた遺言』 ミラン クンデラ (著)



  カフカ、ヘミングウェイ、ストラヴィンスキー、ヤナーチェク…
彼らはなぜ裏切られたのか。
冷戦の終焉により、
言いたいことが言えるようになったことを冷静で透徹した考察の形で発表、
ミラン・クンデラの小説のような評論集。

ミラン クンデラ-Wikipedia

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『ポストモダニズムの幻想』テリー・イーグルトン (著)



ポストモダニズムは人種差別や民族性、全体性の危険や
他者性の恐怖などの理解に莫大な貢献をしたと評価しつつも、
全編にわたり繰り広げられるポストモダニ ズム的見解への著者の執拗な攻撃に、
読者は驚かされるだろう。
ポスト構造主義・精神分析思想を歪曲、
単純化したかたちでの理論が、
軽薄に知性を消費する傾 向とあいまって政治的文盲と歴史的無知をつくる。
このことを著者はもっとも恐れるゆえの批判なのだ。
ポストモダンの「相対主義」に抗して、
現代の政治改革 に必要な倫理的・人類学的な基盤を模索するという
著者の決意表明は、閉塞化する政治・思想状況を打ち破るエネルギーに
満ちている。



テリー・イーグルトン -Wikipedia



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『岩佐又兵衛—浮世絵をつくった男の謎』 辻 惟雄 (著)


血腥く華麗なる画を遺した画家の劇的人生。
『日本美術の歴史』の辻先生が心血を注いだ、
図版70点収録、全頁カラーの豪華絢爛江戸絵巻

辻 惟雄 -Wikipedia


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『顔の現象学—見られることの権利 』鷲田 清一 (著)



われわれがある人を思い浮かべるときには、その人の名前とともに、
その人の顔、その人の後ろ姿や歩きっぷり、言葉遣いなどをも想起する。
これらのほとんど を取り外してもその人に思いを馳せることはできるが、
ただ顔を外しては、その人について思いをめぐらすことはできない。
他人との共同的な時間現象として出 現する曖昧微妙な「顔」を、
現象学の視線によってとらえる。鷲田現象学の豊潤な収穫。


鷲田 清一 -Wikipedia




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『ムネモシュネ—文学と視覚芸術との間の平行現象』 マリオ プラーツ (著)




  絵と詩の間には、
古い時代から今日まで双方向的な理解と照応関係があった。
歴史とジャンルとヴィルトゥを超え、
繰り返し、表現・表出される芸術創造の秘密を説く。




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『狩猟と編み籠』 中沢 新一 (著)



  洞窟の宗教とテラスの信仰と心の構造の関係 流動する光、具体像、物語。
イメージの三階層である。
新石器革命で抑圧された神話的思考を取り戻せるのか。
映画を題材に対称性人類学で、10万年の精神史を読む。

中沢 新一 -Wikipedia



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『残りの時 パウロ講義 』ジョルジョ・アガンベン (著)



パウロを読み直しながら、聖書学・政治哲学・存在論の領域を自在に往来し、
それらを貫く未知の思考を編み出そうとした、アガンベンの挑戦。
パウロ書簡に、 新しい法と権力の理念を掘り起こし、
その基盤にある時間変容の経験に論理的な表現を与えて、
政治哲学と存在論とを架橋しようとする。
「残りの時」とは、終 末ではなく、祭のあとの時間でもない。
それは過去と未来を分離する「今・ここ」を、
さらにもう一度切断することによって現れる、
実存と共同性にかかわる異 質な次元のことなのだ。
パウロが「召命」と名づけたこの次元の経験は、
遠くヘーゲルの止揚に、マルクスの階級に、
そしてデリダの差延にもその共鳴板を見い だす。
ベンヤミンとともに著者が試みる、
「メシアニズム」の再生は、
世俗化と啓蒙による近代という精神史の常識を揺るがす起爆力をもち、
現代の生存と政治 の命運に知られざる視野を提供する。

ジョルジョ アガンベン-Wikipedia




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『甘美なる暴力—悲劇の思想』テリー イーグルトン (著)




文学とドラマトゥルギーの主要テーマたる「悲劇」が、
イーグルトンの手によって哲学、倫理学、心理学、神学、政治の舞台に移され、
さらに文学と舞台と思想 の高みからリアルな人間生活の地平に降り立たされる。
エウリピデス、ソポクレス、メルヴィル、フローベール、ドストエフスキー、
ゲーテ、カフカ、トーマ ス・マン、ハーディ、
エリオットなどの作品における「悲劇」観が、アリストテレス、プラトン、
聖アウグスティヌス、デカルト、パスカル、スピノザを経て、 ヘーゲル、
キルケゴール、ニーチェ、サルトルに到る
西洋主流の政治的・哲学的思想の流れに織り込まれて、
徹底的な分析と精査をうける。「悲劇の死」という 問題に正面から取り組み、
悲劇の現代的意義を主張する長年の研究の最良の成果。



テリー・イーグルトン -Wikipedia



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『黒い神』 平岡 正明 (著)



  黒人音楽、黒人革命、黒人宗教の交響のなかに、
西欧中心主義をうち破るリズミックな黒い世界観を描く書き下ろし評論。
アルバート・アイラーとハイチ革命、
レオンタイン・プライス「トスカ」などについて考察する。





平岡 正明 -Wikipedia




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『生命の劇場』 ヤーコプ・フォン ユクスキュル (著)




  生物を環(めぐ)る境遇としての環境に対して、
生物が環(まわ)りに与える意味の世界としての環世界-
著者の卓抜した認識論が綿密に展開された書。


ユクスキュル-Wikipedia




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『暴力について—共和国の危機 』ハンナ アーレント (著)



ベトナム戦争、プラハの春、学生運動…
1960年代後半から70年代初頭にかけて
全世界的な広がりをみせた騒然たる動向を、
著者は亡命の地・アメリカ合衆 国でどのように考えていたか。
「国防総省秘密報告書」を手がかりに嘘と現実(リアリティ)とのあり方を
論じた「政治における嘘」、
暴力と権力との相違を テーマにした「暴力について」、
さらに「市民的不服従」など、本書は、
情況への鋭い発言のかたちをとりながら、
われわれとわれわれを取りまく世界への根本 的な問いを投げかけている。
「政治とは何か」をもっとも明快かつ具体的に論じた書ともいえよう。


ハンナ アーレント-Wikipedia



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『呪の思想—神と人との間』 白川 静 (著), 梅原 猛 (著)



  白川静と梅原猛、奇の二人が語る。
「呪の思想」。
すべてが神に問われた。
神はすべてに答えられた。
神に卜(ぼく)する占。
昔、むかし、三千三百年前のむかし、神々と人々が交通していた、
時代のものがたり。    

白川 静 -Wikipedia

梅原 猛-Wikipedia


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『ボルヘス、オラル』ホルヘ・ルイス ボルヘス (著),



  ラテンアメリカ文学の名を世界に轟かせた
アルゼンチンの高名な詩人・小説家が、
幻想的なまでの博識とユーモアにみちた静溢さのうちに、
半世紀にわたって追及し続けてきた、言語、書物、時間、
そして不死性の問題へと肉迫する最晩年の連続講演。


ホルヘ・ルイス・ボルヘス-Wikipedia



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『文学とは何か—現代批評理論への招待』 テリー イーグルトン (著)



近現代の世界の文学の様々な潮流を見極め,
文学の問題を論じ尽くした画期的な名著の10年ぶりの増補改訂版.
明確なる視座に立ち,ポストコロニアル批評, 新歴史主義,
カルチュラル・スタディーズ,あるいはフェミニズム批評など,
この10年間に起こり,更新し展開した文学の,
さらには言論をめぐる動向を大き く俯瞰し,精細に論じる.
20世紀の文学を明快に語りながら,
文学の未来に向けて大きく踏み出したヴィヴィッドな1冊!

テリー・イーグルトン -Wikipedia



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『ヨブ—奴隷の力』アントニオ ネグリ (著)



  現代思想の実践家ネグリは、「ヨブ記」を獄中でいかに読んだのか。
旧約聖書の登場人物であるヨブの生き方を哲学的にテーマ化し、
ヨブの受けている「苦しみ」を「存在論的」に分析する。    

アントニオ ネグリ -Wikipedia

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『アナーキスト人類学のための断章』 デヴィッド グレーバー (著)



  —変革はゆっくりと、だが着実に進んでいる—

ネグリ=ハート(『〈帝国〉』『マルチチュード』)以降の最重要人物が
ついにここに ベールを脱ぐ。
現在、10ヶ国語への翻訳が進行中の当書は、
今後、思想の〈語り口〉を一変させるほどの力を持っている。
この11月には初の来日を果たし、
早くも各紙(誌)からの依頼が続々舞い込む
グレーバーの盟友・高祖岩三郎による初邦訳。
アナーキズム&人類学の結合から生み出される、
どこまでも ポジティヴな世界観。

アナーキズム、そして人類学の実践が明らかにするのは、近代以前の「未開社会」と呼ばれる世界が、実はより高度な社会的企画(プロジェクト)によって形成されているという事実である。真の民主主義的な世界の構築に向けて。    

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『シニフィアンのかたち—一九六七年から歴史の終わりまで』 ウォルター・ベン マイケルズ (著)



  なぜ文明は衝突しなければならないのか、
9・11が完成させたポストモダンな世界とはなにか。
文学研究の最先端から、
ポスト歴史主義とアイデンティティを批判しながら、
現代アメリカの文学、芸術、思想を縦横無尽に批評する。

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『ブラック・アトランティック—近代性と二重意識』 ポール ギルロイ (著)



  黒人音楽が流通し、
黒人思想家たちがヘーゲル、ニーチェ、フロイトなどの
西洋批判理論と相対しながら旅してきた軌跡を辿り、
奴隷制以降の黒人の抵抗と自立の歴史を
ナショナリズム的なパラダイムを超えた視点から考察する。    

ポール ギルロイ -Wikipedia


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『「聴く」ことの力—臨床哲学試論 』鷲田 清一 (著)



  聴く、届く、遇う、迎え入れる、触わる、享ける、応える…
哲学を社会につなげる新しい試み。
「聴く」こととしての『臨床哲学』の可能性を追求する、注目の論考。    

鷲田 清一 -Wikipedia


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『モダニズムとハーレム・ルネッサンス—黒人文化とアメリカ』 ジュニア,ヒューストン・A. ベイカー (著)



アメリカ黒人の芸術家や知識人が
小説・詩・音楽・絵画などさまざまな文化表象の分野で
おおいに活躍した1920年代のハーレム・ルネッサンスから、
アメリ カ黒人文化の原風景を遡る。
「ミンストレル・ショー」やブルースについて縦横に論じつつ、
随所に自伝的要素ももりこみながら
「もうひとつのアメリカ文化 史」を描き出す。
ヘンリー・ルイス・ゲイツ・ジュニアとならぶ
黒人研究者・文学理論家の日本初訳。


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『永遠の歴史』J.L. ボルヘス (著)



  巨人ボルヘスが宇宙を支配する円環的時間を古今の厖大な書物に分け入って論じ、文学的伝統における様々な「反復」を
言語の象徴機能や『千夜一夜』の翻訳者という具体例を通して語る。
鬼才の多彩な文学的活動の基礎をなす形而上学的命題を知る上で必読の1冊。
本邦初訳


ホルヘ・ルイス・ボルヘス-Wikipedia



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『アメリカ史のなかの人種』 山田 史郎 (著)



「先住民インディアン」「白人」「アフリカ黒人」「アジア系」
といった人種区分を用いずアメリカ史の歴史を語ることは不可能である。
しかし、そのような人 種の区分を普遍的で自明なものと考えてはならない。
本書では、異人種間の男女関係と結婚をめぐる制度と慣習の歩みをたどり、
白人を先住民や黒人や東洋人か ら区別し隔離するために
いかにさまざまな方策が講じられてきたかを明らかにする。


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『美のイデオロギー』 テリー・イーグルトン (著)



  「美的なもの」をキーワードに、
近代西洋思想・哲学における「美的」言説の全容を、
批判的かつ挑戦的にまとめた評論集。
今や世界認識、倫理、政治にまで深く関わってくる
「美」の思想を縦横無尽に斬る。    

テリー・イーグルトン -Wikipedia

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『神と科学は共存できるか?』 スティーヴン・ジェイ・グールド (著)



ドーキンスが否定し、ウィルソンが融合を考えた、科学と宗教の関係。
グールドはこう考えました。
科学と宗教は、重なりあわず独立して存在しているが、
その うえで互いに尊重すべき知的体系という関係にある、と。
そして、科学と宗教を「対立構造」で見立てるのが間違いであり、
愚かしい、と主張します。
その立場 を彼は、あえてカソリックの言葉を使用し、
「非重複教導権(マジステリウム)の原理」と名づけ、
本書を貫くテーマにすえます。


スティーヴン・ジェイ・グールド-Wikipedia

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『モナリザの秘密—絵画をめぐる25章』 ダニエル・アラス (著)



長い時間、ひとつの絵画の前に身を置き、
それが「立ち上がる」まで見つめつづける著者の関心は、
何かしら逸脱するもの、異常なもの、例外的な「細部(ディテール)」へと
向かっていく。
絵画の「秘密」ともいえるそれらを拾い出し、
感動のナゾを解いていく手さばきは、まるで推理小説を読むようだ。
本書は、惜しくも2003年12月にこの世を去った著者が、
その数か月前にラジオで放送したシリーズ番組をもとにしている。
それまで展開してきた多様な美術論を、
わかりやすく一般向けに語る氏のひと言ひと言は、
絵画好きたちに送られた最後のメッセージとして、深く強く響くことだろう。



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『革命のメッセージ アントナン アルトー (著)


ヨーロッパの病を見つめ続けたアルトーは、
インディオの文明を継承しつつも革命を体験したメキシコという異世界で、
メキシコの大地を発見し、その延命すべ き道を「文化革命」として提唱する。
「精神と物質」の二元論を糾弾し、知の毛細血管を拡張させる、
3つの講演と現地の新聞に書いたテクスト集。



アントナン・アルトー -Wikipedia


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『「ふと…(セレンディピティ)」の芸術工学 (神戸芸術工科大学レクチャーシリーズ) 』



神戸芸術工科大学の連続講義をまとめたもの。
執筆者は、
路上観察学の赤瀬川原平、
マンガ学の夏目房之介、
写真家の宮本隆司、
回虫学の藤田紘一郎、
空想科学 分析の柳田理科雄、
ロボット学の森政弘、
幾何学アーティストのC・シュワーベ、
アフォーダンスの佐々木正人。
この雑然と、しかし奥深い取り合わせがかもし だす、得もいわれぬゾクゾク感。
人間が何かを知覚すること、考えること、生きること、そして何かを作ること
──実は全部つながっているんだということが、
読み進むうちにソコハカとなく見えてくる。
ひょっとしたら、日本の科学技術というのはこういう方向へ進むのだろうかと、
「ふと」感じたりする。




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『円相の芸術工学 (神戸芸術工科大学レクチャーシリーズ) 』



  自然と円相、情報と円相、脳の円相、心の円相、
曼荼羅の円相、タオの円相、風水の円相、遊びの円相、禅の円相、文化の円相-
10人のエキスパートによる円相を主題とした古今東西にわたる10のレクチャー。


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めくるめき」の芸術工学 (神戸芸術工科大学レクチャーシリーズ)



  メタフィクション、メラヴィリア、パニック…
日常から離れ、異次元体へと変容していく過程の全体を考える
「めくるめき」芸術工学について、筒井康隆、香山リカ等
分野の異なる8人の論客が自由に論じた講義録。



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『マックス・プランクの生涯—ドイツ物理学のディレンマ』 ジョン・L. ハイルブロン (著)



  科学社会学の新たな視野から、
第一次大戦、ワイマール共和国、
ナチズム時代の諸機構内における科学者プランクの世界像の変移過程を通して、
世界に冠たるドイツ物理学とその社会的・文化的な背景との
相互作用を解き明かす。      

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『太陽とともに生きる』 アリシア ベイ=ローレル (著), ラモン センダー (著)




  太陽を見つめることは、緊張をほぐし心を安らかにします。
週に一日、太陽の子として生きることで、
文明というばか騒ぎにまきこまれることなく、
地球の上に生きることができるでしょう…。
全頁イラスト入りの書き文字の本。    

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『ヴィーナスを開く—裸体、夢、残酷』 ジョルジュ ディディ=ユベルマン (著)



  「ヌード」の名作《ヴィーナスの誕生》はなぜ「裸体」ではないのか?
《ナスタージョ物語》で女の身体が切開される意味は? 
フィレンツェ・ルネサンスの本質に迫る卓抜な美術批評。    


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『熱血昆虫記—虫たちの生き残り作戦』 バーンド ハインリッチ (著)



  46度の熱に耐え、獲物をあさるアリがいる。
スズメバチを取り囲み、熱死させるミツバチがいる。
暑い砂漠で鳴くセミは「汗」をかいて体を冷やす。
意外と知られていない昆虫の体温調節機能についてわかりやすく解説する。


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『図説 写真小史』 ヴァルター ベンヤミン (著)



芸術から「いま—ここ」という一回性の「アウラ」が消滅する
複製技術の時代にあって、写真はどのような可能性をはらみ、
どのような使命を課せられなければ ならなかったのか?
写真史を考えるとき、だれもが必ず引用する基本文献
—ヴァルター・ベンヤミンの「写真小史」。
初期写真から1930年代の作品までを通 観したこの傑作エッセイに、
そこで言及されているブロースフェルト、アジェ、ザンダーらの写真多数と、
関連論文を加えて再編集。
20世紀最高の批評家によ る写真論が目で見てわかる実証的な一冊。

ヴァルター・ベンヤミン -Wikipedia


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『時間・欲望・恐怖—歴史学と感覚の人類学』 アラン・コルバン (著)



女と男が織りなす近代社会の「近代性」の誕生を
日常生活の様々な面に光を鮮やかに描きだす。
語られていない、語りえぬ歴史に挑む。

アラン・コルバン-Wikipedia

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『見ることの塩 パレスチナ・セルビア紀行 』四方田 犬彦 (著)



  鉄条網、土嚢、検問の兵士たち、壁に遺された無数の弾痕…。
救い無きテロルの連鎖、増幅する憎悪!
荒廃した風土と人心を前に人は何をなしうるのか。
現代のアポリアに凝然と佇む深い苦悩と思索の旅。    




四方田 犬彦 -Wikipedia


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『中味のない人間』ジョルジョ アガンベン (著)



  ベンヤミンゆずりの政治と芸術の内在的連関、
古代や中世から近・現代までの自由な時間の往還、
ここには、哲学、美学、詩学、言語学から、神学、政治学、法学、
さらには医学史や生物学にまで及ぶ思想家の仕事のすべてがある。
アガンベン28歳、恐るべき処女作。    


ジョルジョ アガンベン-Wikipedia




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『「待つ」ということ 』鷲田 清一 (著)



現代は、待たなくてよい社会、待つことができない社会になった。
私たちは、意のままにならないもの、どうしようもないもの、
じっとしているしかないもの、 そういうものへの感受性をなくしはじめた。
偶然を待つ、自分を超えたものにつきしたがう、
未来というものの訪れを待ちうけるなど、
「待つ」という行為や感 覚からの認識を、臨床哲学の視点から考察する。

鷲田 清一 -Wikipedia



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『知覚の宙吊り—注意、スペクタクル、近代文化』 ジョナサン クレーリー (著)



注意する知覚がはらむパラドクシカルな様態を、
近代の転換期を画す三画家の作品—
マネ“温室にて”、
スーラ“サーカスのパレード”、
セザンヌ“松と岩”
— のなかに鋭く読み取る。
美術史、思想史、科学・技術史、文化史…さまざまな学問分野を越境する、
批評精神と歴史研究とが結びついた稀有な成果。
図版多数。


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『狂気の価値 』西丸 四方 (著)


狂気……心の病いは、主観的には自己の価値を高く感じさせることが多く、
客観的にも高く評価されるべきものがある。
卑弥呼、山頭火、ジャンヌ・ダルク、ニーチェなど名高い古今の例を
豊富にあげて、病める精神の世界に新たな光をあてる。

西丸 四方 -Wikipedia


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『観察者の系譜—視覚空間の変容とモダニティ』 ジョナサン クレーリー (著)



  長らく絶版になっていた歴史的名著が、いまここに蘇る!!
視覚の近代の成立に決定的な役割を果たした<観察者の誕生>。
本書はこの誕生の諸相をさまざまな視覚器具、絵画、
人間諸科学の大胆かつ繊細な分析をとおし て明らかにします。
この観察者の問題は、身体が社会的、リピドー的、テクノロジー的な装置の
一要素にどのように組み込まれようとしているかという、
視覚文 化の根本に迫る記念碑的名著です。



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『写真のキーワード—技術・表現・歴史』 ジル モラ (著)



ダゲレオタイプからデジタル画像まで。
写真史上に位置づけられる表現のスタイルや運動。
広告やファッション、ジャーナリズムなど、メディアとしての写真。
「写真」を俯瞰し、関連用語を網羅したキーワード集の決定版。
写真を学ぶ学生、アーティスト、コレクター、キュレーター、研究者…
写真について知りたい人 すべてのための必携書。


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『ルネサンスとは何であったのか』 塩野 七生 (著)



見たい、知りたい、わかりたいという欲望の爆発、それがルネサンスだった―
―フィレンツェ、ローマ、ヴェネツィア と、
ルネサンスが花開いた三都市を順に辿り、
レオナルド・ダ・ヴィンチをはじめ、
フリードリッヒ二世や聖フランチェスコ、チェーザレ・ボルジアなど、
時代 を彩った人々の魅力を対話形式でわかりやすく説く。
40年にわたるルネサンスへの情熱が込められた最高の入門書。


塩野七生 -Wikipedia

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『見るということ』 ジョン・バージャー (監修)



すべての芸術は生の文脈とのかかわりを持つ—写真が発明されて以来、
人間はさらに多くの膨大なイメージに取り囲まれてきた。
そこでは、「見る」という行為 が人間にとって不可避な事態として
浮かび上がってくる。
それは自らの生の経験の蓄積を、歴史・社会・文化と構造的に
対峙させることでもあった。
ザンダー、 ベーコン、マグリットらの作品を通して
「見るということ」の地平から、人間の本性と文明にまで肉迫する。
強い影響力を持つ新たな美術批評の形を模索して いった著者による、
写真を学ぶ人、美術を語る人、必携の美術評論集。

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『問いかけるファッション—身体・イメージ・日本 』成実 弘至 (編集)



  われわれの身体とアイデンティティに深く関わるメディアであるファッション。
服飾、化粧、身体装飾、雑誌や広告のイメージなど、
様々なファッションの中に潜む問題を明らかにする。    

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『ドクター・タチアナの男と女の生物学講座』 オリヴィア・ジャドソン (著)




あらゆる生き物の自然史を、すべての生物に精通するセックスカウンセラーとの文通形式で記述した、抱腹絶倒のセックスガイド。

『Dr. Tatiana's Sex Advice to All Creation』は、
ユニークなセックス・ガイドブックだ。
たとえば、死姦が許されるケースや異種間の交尾のほかに、
性転換のタイミング、単為生殖(処 女生殖)、
恋人を食べるタイミングについて触れている。
もちろん、もっとありふれた問題、たとえば雄の妊娠、
分離可能なペニスなどについてのアドバイスも ある。



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『現代写真のリアリティ』京都造形芸術大学 (編集)




  情報のデジタル化や新しいメディアの出現に伴い、
写真は大きな転換期を迎えている。
カメラが封じ込めた光の痕跡は、いま何を表現し、
どんな現実を生み出しているのか。
身体、性、記憶、都市、戦争、広告、報道など、
多様な視点から探る写真表現の現在。    


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『生物から見た世界』 ユクスキュル (著)



甲虫の羽音とチョウの舞う、花咲く野原へ出かけよう。
生物たちが独自の知覚と行動でつくりだす“環世界”の多様さ。
この本は動物の感覚から知覚へ、行動へ の作用を探り、
生き物の世界像を知る旅にいざなう。
行動は刺激に対する物理反応ではなく、
環世界あってのものだと唱えた最初の人ユクスキュルの、
今なお新 鮮な科学の古典。


ユクスキュル-Wikipedia


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『残存するイメージ—アビ・ヴァールブルクによる美術史と幽霊たちの時間』 ジョルジュ ディディ=ユベルマン (著)



  狂気の淵からもたらされたヴァールブルクのイメージ=時間モデル、
その未完の「文化科学」、「名前のない科学」、
奇跡の歴史症候学の全貌を、
たぐいまれなる博識と躍動感あふれる圧倒的な筆力をもって、
思想史的布置のなかに鮮やかに描きだす刺激的大作。    


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『複製技術時代の芸術』ヴァルター ベンヤミン (著)



ベンヤミンの著作のなかでもっともよく知られ,
ポストモダン論の嚆矢とも言われるこの論考の射程は広く深い.
礼拝される対象から展示されるものとなり,
さ らに複製技術によって大衆にさらされるようになった芸術.
この芸術と大衆の関係は,ファシズムと大衆の関係に重なる.
知覚の変容から歴史認識の方法を探る 挑戦的読解.


ヴァルター・ベンヤミン -Wikipedia


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『神々の流竄(ルザン)』 梅原 猛 (著)



  大和から出雲へ神々は流され、幽閉された!
“出雲・神々の故郷説”に疑問の矢を投じ、
その裏に秘められた古代の権力と宗教との壮絶な争いをとらえ、
鋭い推理で歴史の真理に迫る。



梅原 猛-Wikipedia



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『畸形の神 -あるいは魔術的跛者 』種村 季弘 (著)

ギリシア古典あるいは西洋文芸にあって、
優れて芸術的営為に携わるオイディプス、
サトゥルヌスからメフィストフェレスまでの輝かしき魔術的跛者。
いずれも が体現するのは、近代の古層に横たわる豊饒な身体的思考。
芸術創造の奥義を求め、文学・美術・舞踊・精神分析から
民俗学までの知見をもって展開する、壮大 なスケールの表象文化論。

種村 季弘-Wikipedia




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『一つ目小僧と瓢箪—性と犠牲のフォークロア』飯島 吉晴 (著)



  裸回り、火伏せなどの性的儀礼から、一つ目小僧や異人殺戮、
さらに瓢箪、蝶などをめぐる民間伝承のなかには性と犠牲が潜む。
それらを原初への回帰という視点で解釈し、
民俗社会の宇宙論的意味と現代にまでつながる意味を探る。    

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『匂いの魔力—香りと臭いの文化誌 』 アニック ル・ゲレ (著)



  中世ではペストの原因は「臭い」だと信じ芳香で予防していた! 
神話、宗教、魔術、セックス、誘惑、心理、階級、薬学、セラピー、超自然……
「生命の原理」と分ちがたい芳香物質の歴史をひもときながら、
匂いに潜む力の秘密に迫る。    

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『今日のトーテミスム 』 クロード レヴィ‐ストロース (著)



19世紀以来、「未開」社会のある社会集団と
特定の動植物や無生物(トーテム)との間に交わされる特殊な制度的関係は
トーテミスムと呼ばれ、幾多の実地調 査が重ねられてきた。
しかしそれぞれの「未開」社会を調べるほどに、
各事例の間には一般化できない種々の差異があることが分かってきた。
著者は、従来の トーテミスム理解は、
人間と自然を非連続として捉えるキリスト教的思考の恣意と
幻想にすぎないと批判する。
フレイザー、ボアズ、マリノフスキー、デュル ケームなどの
トーテミスム理論を分析しつつ、
トーテミスムについての新しい捉え方の先駆を
ルソーやベルクソンに見いだし、現実(自然)を前にした人間精神 の操作、
論弁的な思考の構造を明らかにする。

クロード レヴィ‐ストロース-Wikipedia

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『日本人の死のかたち 伝統儀礼から靖国まで 』波平 恵美子 (著)



日本人は、「死」「遺体」「霊」をどのようなものととらえてきたのだろう。
「葬送」「野辺の送り」など、
かつて多くの地域で行われていた伝統的な死者儀礼 はもはや見られなくなったが、
古来、日本人は「死者」という存在を信じ、死者への働きかけ、
語りかけによって、その「霊」を祀ってきた。
近代日本がいくつ もくぐってきた戦争という極限状態のなかで、
「霊」はどう扱われたか。膨大な戦争手記、県史を読み解き、
自らの死の瀬戸際で仲間を弔おうとする兵士たち と、
死者の霊を統合・管理して靖国へと導いた国家の姿を浮き彫りにする。

波平 恵美子 -Wikipedia



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『ヴァン・ゴッホ 』アントナン アルトー (著)



身体的苦痛と狂気の極限で生きた詩人にして
前衛演劇の実践者アントナン・アルトー。
本書はその最晩年の作品『ヴァン・ゴッホ 社会が自殺させた者』と
『神経の秤』『芸術と死』の3篇を収録。
とくに『ヴァン・ゴッホ 社会が自殺させた者』は、
同じく精神を病みつつ憑かれたように描き続け、
ついに自殺した画家、
そしてもっとも「卑俗なもの」から「神話」を導き出した画家 ゴッホを通して、
絵画と絵画自身、おのれとおのれ自身について問い詰めた出色の評論であり、
サント=ブーヴ賞を受賞した。
他に初期の代表作2篇を併せ読む ことにより、
アルトーの驚くべき精神の生に一貫するものを浮かび上がらせる。

アントナン・アルトー -Wikipedia



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『涜神』ジョルジョ・アガンベン (著)



  資本主義の聖域を侵犯すること、権力の諸装置を無力化し、
権力が剥奪していた空間を人々の共通の使用へと返還する-。
「涜神礼賛」ほか9編を収録。    

ジョルジョ アガンベン-Wikipedia


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『文字遊心 』白川 静 (著)



  中国人のこころの諸相を捉えた「狂字論」「真字論」、
古代人の生活誌ともいうべき「火と水の民俗学」など、
広大にして豊饒な漢字の世界に遊びつつ中国の歴史の深処にせまる、
白川文字学の精華。    



白川 静 -Wikipedia



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『文字逍遥』 白川 静 (著)



  漢字はその構造のうちに、古代の人々の思惟や生活の仕方を豊かに伝えている。
想像を絶するほど広大な漢字の歴史世界をはるかに見渡し、
そこに隠された精神史の諸相を鮮やかに捉えた達意のエッセイ集。

白川 静 -Wikipedia



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『容赦なき戦争—太平洋戦争における人種差別 』ジョン・ダワー (著)



大平洋戦争末期、すでに戦闘能力を失った日本の66都市を、
アメリカが核爆弾と焼痍爆弾で無差別爆撃し
40万人の非戦闘員を殺戮した行為は、
なぜ「人道 に対する罪」ではないのか。
ナチスのユダヤ人ホロコーストに激しく嘔吐した連合国が、
どうして対日無差別爆撃を正当化しえたのか。
本書は、欧米型人道主義 がことさら目と口を塞いできた戦争の人種的側面に、
真正面から迫った労作である。


ジョン・ダワー -Wikipedia

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『戦争の記憶—日本人とドイツ人 』 イアン ブルマ (著)



第二次大戦を枢軸国として連合軍と戦った日本とドイツ。
二つの国は加害者として戦勝国に裁かれた。
「悪いのはやつらだ」。
勝者の正義のために歴史の被告席 に立たされた日本人とドイツ人。
彼らはいかに過去に学んだか。
そして、いかに過去を忘れようとしているか。
際立った対照をみせる日本とドイツ。
本書は、記 録が散逸し、記憶が風化することに抗して、
日本とドイツの、戦争体験者と現場を徹底取材した。
その結果、戦勝国の手による定説や神話から、
思いがけない真 相をつかみ出す。
戦争責任とは何か、国を愛するとは何かを、
日本とドイツを横断して問い直すルポルタージュの傑作。

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『敗北を抱きしめて 上 増補版—第二次大戦後の日本人』 ジョン ダワー (著)



一九四五年八月、
焦土と化した日本に上陸した占領軍兵士がそこに見出したのは、
驚くべきことに、敗者の卑屈や憎悪ではなく、
平和な世界と改革への希望に満 ちた民衆の姿であった…
新たに増補された多数の図版と本文があいまって、
占領下の複雑な可能性に満ちた空間をヴィジュアルに蘇らせる新版。

ジョン・ダワー -Wikipedia


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『軍靴の響 (「帝国」戦争と文学) 』千葉 泰子 (著)



  満洲事変~太平洋戦争期に敢行された
小説・詩集・歌集・ルポルタージュ・従軍期などの単行本を精選。
12は、千葉泰子著「軍靴の響き」を復刻。

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『ヘア・カルチャー—もうひとつの女性文化論 』グラント マクラッケン (著)



  モンローからマドンナ、エリザベス女王からサッチャーまで、
映画、テレビ、ファッション、雑誌、音楽、政治の世界を渉猟しながら、
髪のスタイルと色の持つ意味とメッセージを読み解く、新しい女性文化論。


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『アレクサンドリア図書館の謎—古代の知の宝庫を読み解く』 ルチャーノ・カンフォラ (著)



  ヘレニズム時代、70万冊の蔵書を誇りながらも、
歴史の中に忽然と消えたアレクサンドリア図書館。
綿密な文献渉猟をもとに、伝説の古代図書館を現代に蘇らせる!    

アレクサンドリア図書館 -Wikipedia

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『アートフル・サイエンス—啓蒙時代の娯楽と凋落する視覚教育』バーバラ・M. スタフォード (著)



学習という名の魔術に一体何が起こったのか。
遊びに満ちたイリュージョン、人を魅了するゲーム、
生物そっくりの自動機械が教育の本質的一部だった時代がか つて存在した。
本書は近代初期に生じたこの魅惑と啓蒙の交叉点、
愉楽と逆説に満ちた「楽しい知識」の世界を開示してみせる。
18世紀ハイ・カルチャー、ロ ウ・カルチャー双方の
知への脱領域的ガイドをしてくれる本書は
口誦‐視覚的文化の持っていた教育戦略に、
「新啓蒙時代」たる21世紀にあるべき教育の夢を 見る。
著者は信じがたく幅広い史料と大衆的図像の数々を駆使して、
彼女がかつて『ボディ・クリティシズム』で見事に分析してみせた
感覚的認識の問題をもう ひとつ別の視点から照射しようとする。
世間周知の名画も、
「目にもの見させる」デモンストレーションの実験・実演教育の
一環だったという画期的な視点から 次々と意外な再解釈がほどこされていく。

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『彷徨記—狂気を担って 』西丸 四方 (著)



  精神医学の道を辿って50年あまり。
迷い、つまずき、やっと辿り着いたところは、もとのままであった。—
—人類が克服できないであろう「狂気」という心的構造の分析と治療に
一切の情熱を傾けた精神科医の苦悶の彷徨記。

西丸 四方 -Wikipedia


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『神と仏の間 』和歌森 太郎 (著)



お地蔵さんとは何者なのか?
なぜ幕末に「えゝじゃないか」が大流行したのか?
歴史学+民俗学で、日本人の複雑な宗教意識を読み解く

自 然神から祖先信仰へ。
神代と記紀神話の成立。
仏教と民間信仰の融合。
山岳信仰と修験道の展開。
古代日本の神概念から神仏習合を経て形成された、
この風土に 特殊な精神文化の諸相である。
お地蔵さんとは何者なのか。
なぜ幕末に「えゝじゃないか」が大流行したのか。
歴史学に民俗学を重ね合わせて、日本人の複雑な 宗教意識を解読する。


和歌森 太郎 -Wikipedia

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『脳はいかにして“神”を見るか—宗教体験のブレイン・サイエンス 』アンドリュー ニューバーグ (著), ヴィンス ローズ (著), ユージーン ダギリ (著)



  脳神経学者である著者のニューバーグとダギリは、
宗教体験を科学的に解明する「信仰の生物学」の研究の結果、
「いわゆる神秘体験は幻覚ではなく、脳神経学的に測定可能な現象であり、
宗教的体験は、ヒトの脳だけに組み込まれた先天的機能である」
という仮説を立てた。
本 書はこの仮説に基づき、ヒトの脳の基本メカニズムを解説した後、
神話、儀式、神秘体験、宗教、絶対者などが、
脳が自己と他者の区別を認識しなくなる「絶対 的合一状態」に由来する
ものだという証拠を示していく。
その鍵になるのが、身体の空間的な位置把握を司る脳の「方向定位連合野」だ。
瞑想における極度の集 中、あるいは「無」の状態が
この領域への感覚入力を遮断し、
特別なモードに入ることが宗教体験を引き起こすというのだ。
多くの事例を交えながら、
平易な言 葉で知的興味を喚起するポピュラー・サイエンスである。


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『漫画原論』 四方田 犬彦 (著)



漫画を漫画たらしめている内的法則とは何だろうか。
いかなる約束事が漫画を絵画や小説、映画とたがわせ、
アニメーションやイラストレーションといった隣接 ジャンルと
異なったものに仕立てあげているのか。
物語の内容をひとまずおいて、
物理的に漫画を築きあげている線(ふき出しやコマの配分、速度の表象など) と
色彩(黒と白、色の有無)などを通して漫画を論じ、
漫画を形作る「文法」とは何であるかを考える。
戦後から現在までの作品を分析した漫画表現論。

四方田 犬彦 -Wikipedia



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『表象としての身体 (叢書・身体と文化)』 鷲田 清一 (編集), 野村 雅一 (編集)



身体はたえず抽象化され、隠喩化されてきたために
何がその第一次的な機能かわからないほど豊かな意味の世界が見いだされる。
この身体が、さまざまな文化 のなかでどのように解釈され、表現されてきたか。
そのありようを第一線の研究者たちが丹念にあぶり出す。
「叢書・身体と文化」、10年の歳月をかけ、つい に完結!

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『コミュニケーションとしての身体 (叢書・身体と文化) 』菅原 和孝 (編集), 野村 雅一 (編集)



身体相互間のたえまないコミュニケーションこそが
人間のアイデンティティの核をなしている。
身体は社会関係の真に実質的な基盤であるばかりでなく、
制度や 規範の雛形をもかたちづくる。
日常生活を支配する不可視のポリティクスをとりえなおすためにも
身体に脈打つ豊かな感覚=意味を回復することが切に求められ ている。
本書では、身体の原初的な交感能力からはじまって、
社会・文化的脈絡のなかで身体がおびる儀礼性・象徴性にいたるまで、
コミュニケーションとして の身体の多彩なはたらきを描き出し、
それらをつらぬく秩序と構造を解明する。


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『技術としての身体 (叢書・身体と文化)』 野村 雅一 (編集), 市川 雅 (編集)



  身体は、生まれながらに与えられたものではなく、
文化的に形成されるひとつの根源的技術、しかけである。
本巻では人間の感覚の様態そのものからはじめて、
身体技術のさまざまな断面とそれらの社会・文化的な意味を検証する。    


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『イェルサレムのアイヒマン—悪の陳腐さについての報告 』ハンナ アーレント (著)



  ナチの中心人物の1人、オットー・アドルフ・アイヒマンは、
1960年5月ブエノス・アイレス近郊で逮捕され、
61年4月エルサレムで裁判された。
本書はその取材報告。1969年刊の新装版。*                                                                


     

ハンナ アーレント-Wikipedia

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『開かれ—人間と動物 』ジョルジョ アガンベン (著)



  人間と動物が交錯する未決定な「例外状態」の閾を、
バタイユのアセファルから、
コジェーヴのスノッブ、ユクスキュルのダニ、ハイデガーの倦怠へと
縦横無尽に描き出す、生政治の超克と人類学機械の停止へむけた壮大な系譜学。    

ジョルジョ アガンベン-Wikipedia

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『「お墓」の誕生—死者祭祀の民俗誌』 岩田 重則 (著)



「お墓」とは何だろう。
伝統的な祖先への敬愛の表現か。
家制度の因襲か。
各地のお盆、葬儀、埋葬、墓参りなどの、死者にまつわる儀礼や祭祀を
丹念に観察し ていくなかで、石塔の「○○家之墓」もまた別の相貌を見せてくる。
嬰児の死の扱い方や、戦死者の処遇をも視野に入れながら、
民俗学から見た死者祭祀のあり ようを探る。

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『桃太郎の母』石田 英一郎 (著)



桃太郎、一寸法師、ハナタレ小僧様、瓜子姫……
これらの「小サ子」は、なぜ水界に関係しているのか?
人類学の名著が、新解説(小松和彦)を加えて完全版で待望の登場

桃 太郎や一寸法師の中に見られる〈水辺の小サ子〉の背後に潜む
母性像の源流を原始大母神と子神にまで遡る。
併録の「月と不死」「隠された太陽」「桑原考」 「天馬の道」「穀母と穀神」
はいずれも、数万年のスパンで人類の精神史を描く、
壮大な試みに取り組んだ画期的考察である。
口絵図版を追加して復活し、
さら に、日本民俗学の第一人者である小松和彦の解説を加えて、
名著がここに甦る。

石田 英一郎 -Wikipedia



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『スペクタクルの社会についての注解 』ギー ドゥボール (著)



  惑星的規模における「スペクタクルの社会」が新たな段階に達するなかで、
情報権力の世界化および単一化としての「統合されたスペクタクル性」
の社会の到来を正確に予見した、
ドゥボールによる20世紀後半の最も革命的で、極めて実践的な理論的考察。    

ギー ドゥボール-Wikipedia


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『スペクタクルの社会 』ギー ドゥボール (著)



「フィルムはない。映画は死んだ」と言ってのけるドゥボールにかかっては、
あのゴダールさえ小市民的に見えてしまう。
芸術に限らず、思想も政治も経済も、 「専門家」に任せきりで、
鷹揚にお手並拝見と構えているうちに、
いやおうなく「観客」であるしかないどころか、
大仕掛けな茶番劇のエキストラに動員されて しまいかねない。
こんな世界のありようと疎外感の大元を、本書は徹底的に腑分けしてくれる。
ほんとうに「何一つ欠けるところのない本」だ。
マルクスの転用 から始まるこの本は今日、依然として一個のスキャンダル、
飽くなき異義申立てと「状況の構築」のための道具であり、
武器であることをやめていない。


ギー ドゥボール-Wikipedia

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『20世紀ファッションの文化史—時代をつくった10人 』成実 弘至 (著)



20世紀はファッションが一般的に広く普及した時代と言われている。
本書は、20世紀、ファッションは何をなし遂げたのか、
その創造性をあらためて問う、 まったく新しいファッション文化史。
本書では20世紀のファッションをつくった代表的なデザイナーたち10人、
ワース、ポワレ、シャネル、スキャッパレッ リ、マッカーデル、ディオール、
クアント、ウエストウッド、コム・デ・ギャルソン、マルジェラを取り上げ、
時代や社会のなかで彼らがどう闘い、
どのように ファッションをつくってきたか、さまざまな角度から切った意欲作! 


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『モードの迷宮』 鷲田 清一 (著)



たとえば、このドレスはわたしの身体を覆っているのだろうか。
逆に晒しているとはいえないだろうか。
たとえば、衣服は何をひたすら隠しているのだろうか。
いやむしろ、何もないからこそ、あれほど飾りたてているのではないだろうか。
ファッションは、
自ら創出すると同時に裏切り、
設定すると同時に瓦解させ、
た えずおのれを超えてゆこうとする運動体である。
そんなファッションを相反する動性に引き裂かれた状態、
つまりディスプロポーションとしてとらえること、
そ してそれを通じて、“わたし”の存在がまさにそれであるような、
根源的ディスプロポーションのなかに分け入ってゆくこと、
それが問題だ。サントリー学芸賞 受賞作。

鷲田 清一 -Wikipedia


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『竈神と厠神 異界と此の世の境 』飯島 吉晴 (著)



かつて日本家屋の暗い領域に存在した イエの神の民俗学

土間の柱に異形の面を取り付け、
火難よけや家の守 護神として祀られた竃神(かまどがみ)。
偶像化はされず、精霊的な存在として河童譚や出産の習俗などと
深く結びついた厠神(かわやがみ)。
日本家屋の暗所 に祀られたこれらの神々は、
生死や新旧を転換する強力な霊威をもち、此の世と霊界との出入口に宿った。
昔話や儀礼、禁忌など伝承を博捜し、家つきの神の意 味と役割を探る。

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『やさしい精神医学 』西丸 四方 (著)



  おもしろく読める手引き書 精神医学の記述は難しいといわれているが,
本書はごく平易に説いた入門書である.
難解な術語や表現はさけ,精神医学の発展の流れに沿い,
精神病像をうきぼりにし,各種の症例と写真を多数挿入.
第4版は同じ趣旨で,全部新たに書き直した.

西丸 四方 -Wikipedia



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『ヴェネツィアの石—建築・装飾とゴシック精神 』ジョン ラスキン (著)



  建築の構造や装飾を切り口にして、
北方と南方の様式、それに東方の影響を吸収した
ヴェネツィアの建築について徹底的に分析した、
ラスキンの芸術観が光る建築論。
原書全3巻のうち、第1巻最初の章と第2巻のほぼ全てを翻訳。



ジョン ラスキン-Wikipedia


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『“声”の国民国家・日本 』 兵藤 裕己 (著)




  近代国家の基盤となった「日本人」の民族意識は、
浪花節芸人の「声」が作った。
政治から疎外された人々を心性とモラルの共同体へと
からめとった浪花節の「声」という視点に立ち、
近代日本の成立を問い直す。


兵藤 裕己 -Wikipedia


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『幻滅への戦略—グローバル情報支配と警察化する戦争 』ポール ヴィリリオ (著)



  グローバリゼーションと情報化の時代に戦争は予期せぬ仕方で人々を襲う。
空から監視する人道の目、警察化する映像、そして「純粋戦争」へ。
コソヴォ空爆開始から停戦までのリアルタイムの記録をもとに、
メディア論の奇才が、新世紀に放つ緊急提言。    



ポール・ヴィリリオ  -Wikipedia


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『大いなる語り—グアラニ族インディオの神話と聖歌』 ピエール クラストル (著)



  原書は南米インディオ・グアラニ族の神話と聖歌をフランス語に訳した選集。
白人、キリスト教者たちによる異民族文化抹殺という先住民の悲劇。
西欧の自民族中心主義に対して徹底的批判を行う著者と
密林の思想家たちとの出会い。                                                                


     

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『人はなぜ戦争をするのか エロスとタナトス』ジークムント・フロイト(著)



人間は死を欲望する――
第一次世界大戦の衝撃をうけた
精神分析理論の再構築の試み
== フロイト文明論集2 ==

人 間には戦争せざるをえない攻撃衝動があるのではないかという
アインシュタインの問いに答えた表題の書簡と、
自己破壊的な衝動を分析した「喪とメランコ リー」、
そして自我、超自我、エスの3つの審級で構成した局所論から
新しい欲動論を展開する『精神分析入門・続』の2講義ほかを収録。

ジークムント・フロイト-Wikipedia

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『バロック音楽』 皆川 達夫 (著)



名曲の数々、音楽の花園、実り豊かなバロックの世界。
装飾的で即興性を重視、ドラマの原理が支配する宇宙。
モンテヴェルディのオペラ、ヴィヴァルディのソ ナタ、
クープランのクラヴサン曲、バッハのカンタータ。
華やかな宮廷舞曲や多様な世俗器楽や厳かな宗教音楽。
音楽ファンを虜にするバロック音楽とはどんな ものか。
その特徴と魅力をあまさず綴る古楽への本格的な案内書。

皆川 達夫 -Wikipedia




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『演じられた近代—“国民”の身体とパフォーマンス』兵藤 裕己 (著)



  九世市川団十郎、川上音二郎、小山内薫などがつくりだそうとした新しい演劇。
講談や演歌などの大衆的パフォーマンスとも共振しつつ生みだされた
彼らの芝居で、役者の身体に表現された「近代」とはどのようなものだったのか?    

兵藤 裕己 -Wikipedia

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『エゴン・シーレ—二重の自画像 』坂崎 乙郎 (著)



  ウィーン世紀末に、変貌する都市を彩ったクリムトの装飾美と対照的に、
孤独な魂の内面とエロスへの憧憬を極限まで赤裸裸に描き切った
シーレの生涯と作品を共感を込めて追い求めた著者渾身の美術論。    

エゴン・シーレ— -Wikipedia


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『不幸なる芸術・笑の本願 』柳田 國男 (著)




かつては生き生きとした知恵の発露であった
「笑い」「ヲコ」「ウソ」などの零落をなげき,
その復権を説いた異色の文芸論十三篇.
これらのエッセーを貫くの は,
人生をすこしでも明るく面白くするには何が必要不可欠かという
強烈な問題意識であって,
悪巧みの技術さえ「消えて行く古風な芸術」だとして愛惜され る.

柳田 國男 -Wikipedia


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『消費社会の神話と構造 』ジャン ボードリヤール (著)



本書は、フランス現代思想を代表するボードリヤールの代表作で、
現代消費社会を鋭く分析した本として高い評価のある本である。
家庭電化製品や衣料、車と いった各種の商品は、
その使用価値だけで用いられるのではなく、
社会的権威や幸福感といった他人との差異を示す「記号」として現われる。
ここに消費社会の 秘密を解く鍵があるという。
さらにこうしたモノ=記号を生産されたモノに限定することなく、
社会の森羅万象—ファッションから広告、教養や健康への強迫観 念、
暴力まで—にあてはめて考察することで、
現代社会の様々な神話と構造をえぐり出すことに成功している。
評判の高かった同書名訳書の〈普及版〉。




ジャン ボードリヤール -Wikipedia






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『「挫折」の昭和史』山口 昌男 (著)


大正・昭和初頭の都市モダニズムは満州で開花し、
戦時下の文化・スポーツ活動に結実した。
その担い手は林達夫、小泉信三、岡部平太、竹中英太郎ら
「挫折」 を経験した人々であり、石原莞爾を中心とする知的水脈と共鳴した。
彼らの開かれた精神から日本人の生き方のもう一つの可能性を探り出す、
近代日本の歴史人 類学という課題に挑む記念碑的労作。

山口 昌男 -Wikipedia



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『ゴシックとは何か—大聖堂の精神史 』酒井 健 (著)



おびただしい柱列、過剰なまでの突起や彫刻、
秩序や比例を超える高みをめざしたゴシック建築。
アミアン、ケルン、シャルトルなどヨーロッパの多くの都市に
今も残るこれらの教会の異様な建築様式はなぜ生まれたのか。
聖堂内部は大自然のイメージで彩られ、
故郷を追われた異教徒である農民たちの信仰心を
キリスト 教化するのに役立つ一方、
その昇高性や過剰な装飾性は国王や司教たちの権威の格好の象徴となった。
ゴシック様式を論じるにとどまらず、
誕生から受難そして 復活にいたるまでを、
歴史・社会・文化的な深みに降り立ち、
十全に解き明かしたサントリー学芸賞受賞の意欲作。
ゴシック復活としてのガウディ論を追補した 決定版。


酒井 健-Wikipedia

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『カニバリスムの秩序—生とは何か・死とは何か』ジャック アタリ (著)



  臓器バンク、試験管ベビー、いずれもカニバリスムの進化の極点ではないか。
カニバリスムをキーに、神々の時代からコードの時代までを、
三つの危機・四つの時代として分析、記述する、世界の知性・アタリの試み。*

ジャック アタリ-Wikipedia


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『画文共鳴—「みだれ髪」から「月に吠える」へ 』木股 知史 (著)



明治末から大正期にかけてわが国の文学は,
ヨーロッパの影響を受けた美術思潮と一体化し,
表現史に類を見ない新しい世界を現出させる.
イメージと文学が共振しあうなかでいかなる表現美が生み出されたのか.

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『歴史叙述としての映画—描かれた奴隷たち』ナタリー Z.デーヴィス (著)



ホメロスの時代から続いてきた歴史を語るという行為─
─映画はその新しい手段である.
本書は,自ら映画の脚本づくりに関わった経験を持つ歴史家が,
歴史を 語る新しいメディアとしての映画を分析したもの.
「スパルタカス」「アミスタッド」「ビラヴド」等の映画における
奴隷制の描かれ方,抵抗とその語りを,歴 史家としての立場から考察する.

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『さかさまの世界—芸術と社会における象徴的逆転 』バーバラ・A. バブコック (編集)



謝肉祭に見られる王と臣下,男と女,動物と人間の転倒などの
象徴的地位逆転現象は,
フレーザー以来「未開」民族において広く知られるが,
その淵源はギリシ ア民衆文化に溯る.
本書は人間の象徴行為の核心をなす逆転過程の諸例を
西欧の絵画や文学に探り,
その社会的・文化的働きを明らかにしたユニークな論文集.



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『猫はなぜ絞首台に登ったか 』東 ゆみこ (著)



次第に都市化しつつあった十八世紀なかばのヨーロッパでは、
動物への残虐行為がいたるところで見られていた。
なかでも、パリの印刷工場で起きた事件は異様だった。
そこに勤める職人たちが、猫を一匹残らず集めてきて、
皆殺しにするという事件が起こったのだ。
しかも猫に対して裁判を行い、厳正なる裁判の結果、
有罪判決が下されると猫たちを即席の絞首台に吊す。
事件の最大の異様さは、猫を絞首台に吊すと、
そこで大爆笑が起きたことである。
これらは何を意味しているのか。
ホガースの版画とパリの事件から、秘められた謎の答えを探し出す。

18世紀、パリ、ロンドン。人々の娯楽は残酷だった。
「歴史的事件」を神話学的な視座から読む。


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『パワー・インフェルノ—グローバル・パワーとテロリズム』ジャン ボードリヤール (著)



かつて世界最高の高さを誇ったWTCが一瞬にして崩落した「9.11」の惨劇は
いまだ記憶に新しい。
その後この惨劇を巡っておびただしい数の言説が生産さ れてきたが、
メディアを賑わせた「批判的知識人」と呼ばれる論客たちの言説の多くには、
共通する一定の「型」があるようにも思う。
すなわち、テロリズムを 断罪し、またその遠因ともなったグローバリズムにも
批判を加える一方で、どうにか両者の接点を見出し融和を図ろうというものだ。
そこには、これ以上の戦禍 を免れたいというパシフィズムばかりでなく、
現行のグローバリズム下で自らが直接間接に浴している恩恵を手放したくない
という物欲も透けて見える。


ジャン ボードリヤール -Wikipedia

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『速度と政治—地政学から時政学へ 』ポール・ヴィリリオ (著)



  21世紀社会を予見し、アクチュアルで先鋭的考察を続ける「速度」の思想家、
ポール・ヴィリリオ。
速度術=ドロモロジーをキーワードに、
テクノロジーと政治を縦横に論じたヴィリリオの思想の起点をなす1冊。
89年刊の再刊。



ポール・ヴィリリオ  -Wikipedia


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『対称性人類学 カイエ・ソバージュ 』中沢 新一 (著)



  カイエ・ソバージュここに完結 第5巻
新たな知の営みへ!

神話、国家、経済、宗教、そして対称性人類学へ。
「圧倒的な非対称」が支配する世界の根源を問う冒険、ここに堂々完結。
抑圧された無意識の「自然」は甦る のか?
「対称性の論理」が切り開く新たな世界とは?
野生の思考としての仏教を媒介に、来たるべき形而上学革命への展望を示す。



中沢 新一 -Wikipedia




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『神の発明 カイエ・ソバージュ〈4〉』 中沢 新一 (著)



水木しげる漫画の「妖怪」たちや、
宮崎駿アニメの「もののけ」たちに親しみを感じても、
ユダヤ教やキリスト教の「神はひとりだ」という考え方に、
違和感を おぼえる人もいるのではないだろうか。
中沢新一は「人類の歴史の中では神も国家もないという状態のほうが、
ずっと長かった」ことを強調する。
一神教やそれ が生みだしてきた国家は、
ほんの2000年の歴史をもつにすぎない。
では、それ以前の人類はどのような宇宙観をもっていたのか。



中沢 新一 -Wikipedia




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『愛と経済のロゴス—カイエ・ソバージュ〈3〉』中沢 新一 (著)



  本当の豊かさとは?
資本増殖の秘密とは?
貨幣と魔術、愛と資本主義。
全体性の運動としての経済と精神の構造は同一。
資本主義の彼方に出現する「未知の贈与論」を探究する。    



中沢 新一 -Wikipedia




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『熊から王へ—カイエ・ソバージュ〈2〉』中沢 新一 (著)



  カイエ・ソバージュ第2巻刊行!
「国家=野蛮なるもの」はいかに誕生したか?

熊をカミとする狩猟民たちの「対称性の思考」とは?
「哲学」と「権力」が共存する冬の祭りの秘密とは?
王を戴く国家が「無法の野蛮」と結びつく根源へと遡行する。

 

中沢 新一 -Wikipedia


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『人類最古の哲学—カイエ・ソバージュ〈1〉』中沢 新一 (著)



  神話を学ばないということは、人間を学ばないということに、
ほとんど等しいかと思えるほどなのです——(本書より)

宇宙、自然、人間存在の本質を問う、はじまりの哲学=神話。
神話を司る「感覚の論理」とは?
人類分布をするシンデレラ物語に隠された秘密とは?
宗教と神話のちがいとは?現実(リアル)の力を再発見する知の冒険。

この一連の講義では、旧石器人類の思考から一神教の成り立ちまで、
「超越的なもの」について、
およそ人類の考え得たことの全領域を踏破してみることをめざ して、
神話からはじまってグローバリズムの神学的構造にいたるまで、
いたって野放図な足取りで思考が展開された。
そこでこのシリーズは「野放図な思考の散 策」という意味をこめて、
こう名づけられている。—
—「はじめに カイエ・ソバージュ(Cahier Sauvage)について」より

中沢 新一 -Wikipedia

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『死と生の遊び 縄文からクレーまで—美術の歴史を体感する 』酒井 健 (著)



  縄文人、ダ・ヴィンチ、ゴヤ、ゴッホ、ガレ、ガウディら
芸術家の多様な世界を訪れ、死と生の深淵に思いをはせる心の旅。
『風の旅人』で好評を博した連載エッセイ。    

酒井 健-Wikipedia

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『ボディ・クリティシズム—啓蒙時代のアートと医学における見えざるもののイメージ化』バーバラ・M. スタフォード (著)



かつてない規模とスピードで進行した「知識の視覚化」の諸相を、
当時の科学、医学、文学、思想、美術等のテクストにさぐり、
怪物、廃墟、疾病、神経系、百 科全書、観相学、博物学、
印刷術、動物磁気、気象学など興味深い話題を次々と取り上げながら、
250もの貴重な図版によってあとづけた本書は、
本邦の近代 西欧理解、18世紀研究に決定的転換を迫る
身体論・視覚文化論の傑作である。

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『革命か反抗か—カミュ=サルトル論争』

歴史を絶対視するマルクス主義を批判し、
暴力革命を否定し、人間性を侵すすべてのものに“ノン”と
言い続けること を説いたカミュ。
彼の長編評論『反抗的人間』の発表をきっかけにして起きた
サルトルとの激しい論争を全文収録。
カミュ、サルトル二人の思想の相違点を知る とともに、
現代における人間の尊厳、自由について考えさせる必読の書。
ほかにF・ジャンソンの二論文を収める。



カミュ-Wikipedia



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『知の祝祭—文化における中心と周縁』山口 昌男 (著)



  文化の深層と辺境民族の世界から、
新しい知のパラダイムを構築する“知的冒険”の書。

山口 昌男 -Wikipedia



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『建築の七灯 』ジョン ラスキン (著)



  建築全般における美的意匠の形成の仕方と建築家の役割について、
その信念を7項目に分けて解説しながら、
当時、崩壊の恐れのあったゴシック建築の真髄を説き明かす。
芸術の古典待望の新訳。

ジョン ラスキン-Wikipedia

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『歓喜する円空 』 梅原 猛 (著)



  12万体におよぶという異形の神仏像を彫った仏師・円空。
謎多き生涯や、創造への歓喜あふれるその芸術性、
深く篤い宗教思想を読み解きながら、
円空を日本文化史上の重要人物として大胆に位置づける、渾身の力作500枚。    

梅原 猛-Wikipedia


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『琥珀捕り』 キアラン カーソン (著)



ローマの詩人オウィディウスが描いた
ギリシア・ローマ神話世界の奇譚『変身物語』、
ケルト装飾写本の永久機関めいた文様の迷宮、
中世キリスト教聖人伝、
ア イルランドの民話、
フェルメールの絵の読解とその贋作者の運命、
顕微鏡や望遠鏡などの光学器械と17世紀オランダの黄金時代をめぐる
さまざまの蘊蓄、
ある いは普遍言語や遠隔伝達、
潜水艦や不眠症をめぐる歴代の奇人たちの夢想と現実──。
数々のエピソードを語り直し、少しずらしてはぎあわせていく、
ストー リーのサンプリング。
伝統的なほら話の手法が生きる、あまりにもモダンな物語!

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『インド神話—マハーバーラタの神々』上村 勝彦 (著)


悠久の時間と広大な自然に育まれたインド神話の世界を
原典から平易に再現した紹介書。
ヴェーダ聖典中の神々と神話から始まり、
大叙事詩『マハーバーラタ』 を中心として重要な神話を選び出し、
他の伝承と比較することにより、有名なインド神話を可能な限り網羅した。
不死の霊水アムリタ(甘露)を手に入れるた め、
神々と悪魔たちとが協力し、
マンダラ山を棒にして大海を攪拌する「乳海攪拌」の神話、
雨を降らせるため天女が仙人を誘惑する「一角仙人伝説」、
猪・人 獅子・朱儒・ラーマ・クリシュナなどに化身して、
悪魔と闘うものたちを助ける「ヴィシュヌの十化身」、
最も崇拝を集めるクリシュナの偉業に関する伝説など を含む。

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『言葉と物』ミシェル・フーコー(著)





今世紀における思想の危機、人間の危機とはいったい何を意味するのか?
文化人類学、言語学、精神分析学等の試みの基盤を
精密な論証によって明示する革命的大著。

ミシェル・フーコー-Wikipedia

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『信頼 』アルフォンソ リンギス (著)



  信頼と勇気、無垢な情熱、笑い、情欲、歓喜、
憎悪と恐怖、幻視、宗教的衝動など、
言語や理性を超えて、旅人の心に湧きあがりあふれ出す
エモーショナルな力を鮮やかに洞察する20篇の物語。    


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『完全犯罪』ジャン ボードリヤール (著)



ビデオカメラ、ハイビジョン映像、ワープロ、
携帯電話、整形手術、クローン人間…。
さまざまなレベルでのテクノロジーの進展は
ヴァーチャルなものの洪水を まねき、
リアルだと思っているわれわれのあらゆる行為とあらゆる出来事は、
いとも簡単にデータに変換されてしまう、
はかないものでしかなくなった。
現実の 消滅—動機も犯人も判然とせず、死体さえ発見されない完全犯罪。
現代文明のしかけたこの壮大な罠を、人類はすりぬけることができるのか。
待望の最新評論 集。




ジャン ボードリヤール -Wikipedia






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『言葉を撮る—デリダ/映画/自伝』ジャック・デリダ (著), サファー・ファティ (著)





写された思想の核心
現代を代表する哲学者が、生涯ただ一度出演した映画をめぐって、
そのエジプト人女性監督と共に著した唯一の映画論にして哲学への招待状。

ジャック・デリダ -Wikipedia

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『幻想の未来,文化への不満』ジークムント・フロイト(著)



抑圧に抵抗しようとする人間の、
自己破壊的な傾向に注目しながら、
宗教のはたす役割を考察し、
理性の力で宗教という神経症を治療すべきだと説く表題2論文と、
一神教誕生の経緯を考察する「モーセと一神教(抄)」。
後期を代表するアクチュアルな3つの論文を収録。

現代のヨーロッパ社会のあり方と、
キリスト教という宗教の本質についての洞察を示した本書から、
晩年のフロイトのもつ苦い味と、
人間にたいする透徹したまなざしが実感できる。


ジークムント・フロイト-Wikipedia


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『映像身体論』  宇野 邦一 (著)



「映画が新しい思考の対象であったことは、
すでにベンヤミン、パノフスキー、あるいは小林秀雄のような書き手によっても
鮮明に表現されていた。
しかし、思 考も思想も、この新たな対象の、
新たな対象性と非対象性を的確にとらえたといえるだろうか。
それによって、思考は異なる思考として生成することができただ ろうか。
また映画のほうも、そのような〈新しい対象〉として
自己をよく表現し続けることができただろうか。
いつも実現されたわけではないとしても、潜在性 として、
まだ〈新しい対象〉であり続けているだろうか。
私たちはそのような潜在性の残骸のような作品や思想を、
少なからずもっているにすぎないのではない か。
もしそうなら、それらを新たに解読することが、
わずかな潜在性の兆しに生命を吹きこむことになりうる」
映像メディアは、知覚と身体をいかなる次元に導いてきたのか。
スペクタクル社会に空隙をうがつ「時間イメージ」の諸相とは、
はたしてどのようなものなのか。
ジル・ドゥルーズ晩年の主著『シネマ』の問いを受けとめつつ、
「身体の映画」の新たな可能性を切り開く論考。

宇野 邦一 -Wikipedia



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『夜の時代に語るべきこと ソウル発「深夜通信」』



  この暗い時代に、日本と韓国のはざまにあって、
歴史と人間を闇から照らす想像力の光芒。
驚きと覚醒にみちら珠玉のエッセイ集。


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『未来の国ブラジル』シュテファン・ツヴァイク(著)




  ナチスの迫害を逃れ、
リオデジャネイロで自らの命を絶った熱情の作家が、
差別のない理想の国として熱き思いで綴った最後の名著。


シュテファン ツヴァイク-Wikipedia

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『チーズとうじ虫—16世紀の一粉挽屋の世界像 』カルロ ギンズブルグ (著)



16世紀イタリアのフリウリ地方に住む粉挽屋。
その男の名はドメニコ・スカンデッラといったが、
人びとからはメノッキオと呼ばれていた。
白のチョッキ、白 のマント、白麻の帽子をいつも身につけ、
裁判に現われるのも、この白ずくめの服装だった。
彼は教皇庁に告訴されていた、
その肝をつぶすような異端のコスモ ロジー故に。
彼は説く、
「私が考え信じているのは、すべてはカオスである、
すなわち、土、空気、水、火、などこれらの全体はカオスである。
この全体は次第 に塊りになっていった。
ちょうど牛乳のなかからチーズの塊ができ、
そこからうじ虫があらわれてくるように、
このうじ虫のように出現してくるものが天使たち なのだ…」。
二度の裁判を経て、ついに焚刑にされたメノッキオ。
著者は、古文書館の完全な闇のなかから、
一介の粉挽屋の生きたミクロコスモスを復元するこ とに成功した。
それは農民のラディカリズムの伝統のなかに息づく
古くかつ新しい世界・生き方をみごとに伝えている。

カルロ・ギンズブルグ-Wikipedia

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『透きとおった悪 』ジャン ボードリヤール (著)



時代は世紀末に—いよいよ先の見えなくなる社会の動き。
かつて「消費社会」論の新時代を拓いたボードリヤールが、
この世紀末の世界を見きわめ、近未来的な 予測を展開した成果がここにある。
彼は言う—。〈悪〉が眼にみえない膜となって、世界を覆っている、と。
きわめて今日的な事象を数多くとりあげ、あざやか に解読してゆく本書は、
推理小説を読むような意外性と、SFを読むような想像の快楽を与えてくれる。



ジャン ボードリヤール -Wikipedia




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『プリーモ・レーヴィは語る—言葉・記憶・希望』プリーモ レーヴィ (著)



  アウシュヴィッツからの奇跡の生還者プリーモ・レーヴィ。
忘却の彼方から取り出された凄惨なホロコースト体験の記憶とは—。
究極の惨劇の犠牲者のみが語りうる、
絶望の中の希望、
生きることの意味、
人間の尊厳について、
そしてユダヤ人国家など、
最終発言。    

プリーモ レーヴィ -Wikipedia


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『中世ヨーロッパの都市の生活 』J. ギース (著)



中世、城壁が築かれ、都市があちこちで誕生した。
異民族の侵寇や農業・商業の発達はそれに拍車をかけた。
一二五〇年、シャンパーニュ伯領の中心都市、トロ ワ。
そこに住む人々はどのような生活を送っていたのか。
主婦や子供たちの一日、結婚や葬儀、教会や学校の役割、
医療や市の様子などを豊富なエピソードを盛 り込み描く。
活気に満ち繁栄した中世都市の実像が生き生きと蘇る。


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『雪』 中谷 宇吉郎 (著)



天然雪の研究から出発し,
やがて世界に先駆けて人工雪の実験に成功して雪の結晶の生成条件を
明らかにするまでを懇切に語る.
その語り口には,
科学の研究と はどんなものかを知って欲しいという「雪博士」
中谷の熱い想いがみなぎっている.
岩波新書創刊いらいのロングセラーを岩波文庫の一冊としておとどけする.

中谷 宇吉郎-Wikipedia

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『コラージュ・シティ』 C. ロウ (著), F. コッター (著)



コラージュ・シティとはコラージュを用いて描かれた理想都市のことである。
著者は20世紀の都市デザインを支配してきた理想都市を
「ユートピアへの未来派 的ファンタジー」

「伝統的な都市へのノスタルジア」
の2つに分類する。
本書の中で著者が追求している都市の理想は、
この2つの概念がうまく調和したも の、
つまり「予言される場」と同時に「記憶の劇場」ともなる都市である。


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『装飾と犯罪—建築・文化論集 』アドルフ・ロース (著)



  近代建築の核心を「装飾と犯罪」という衝撃的言辞をもって言い表わした、
ウィーン世紀末建築の異才、ロースの建築・文化論集。
ロースの建築思考、人となりが読み取れる論文を訳出。
ロース設計の建築写真、図版も多数収載。                                                            

アドルフ・ロース-Wikipedia

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『女の形・男の形 』, 形の文化会『形の文化誌』編集委員会 (編集)


  横山正の「マルセル・デュシャンと透視図法」、
荒川紘の「陰陽論」をはじめ、
日本の芸能における男と女のかたち、
生命誕生の美術にみる女性と男性の力、
建築とファッションの関係、
コンピュータが作る四次元の雪など。
今号から再リニューアル。    

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『不可能な交換 』ジャン ボードリヤール (著)



世界のあらゆることがらに意味と目的をあたえる(=交換可能にする)
というわれわれの欲望は、
クローンや人工知能を含むヴァーチャル・リアリティの全面化 によって、
ついに満たされたかのようだ。しかし、ゲームは終わっていない。
リアルさや他者性を消去していく世界で、
交換可能性(不確実性)自体をルールと した新しいゲームが
はじまったばかりなのだ…。


ジャン ボードリヤール -Wikipedia


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『悪魔の系譜』 ジェフリー・B. ラッセル (著)



  デヴィル・サタン・ルシフェル・メフィストフェレスなど、
古代から現代にいたるさまざまな悪魔像の変遷を、
神話・宗教・文学・歴史・心理学や、社会的背景などから
克明にあとづけた悪魔学の決定版。西欧の「罪」の文化史。    

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『人類の星の時間 』シュテファン・ツヴァイク(著)



  ゲーテ、ナポレオン、ドストエフスキー、スコットなどの天才が
輝きを放った、
十二の世界史の運命的な瞬間を凝縮して描いた、
ツヴァイク晩年の傑作。    

シュテファン ツヴァイク-Wikipedia

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ナグ・ハマディ写本—『初期キリスト教の正統と異端 』エレーヌ ペイゲルス (著)



死海写本とともに今世紀最大の考古学上の発見といわれ、
キリスト教の基本概念を揺さぶるものとの反響を呼びながら、
その全貌が知られていなかった古代文書 について、
その発見から本文公刊に至るまでの劇的経過を明らかにするとともに、
今日のキリスト教を大胆に問い直す、注目の論考。

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『黄金伝説 1』 ヤコブス・デ・ウォラギネ (著)



聖人や殉教者の言行や生涯を神話化した聖人伝説。
このキリスト教の空想力が生み出した神話・説話文学の一大ドラマは、
ヨーロッパが自らの精神のために絶え ず養分を汲み取ってきた源泉である。
本書『黄金伝説』は聖人伝説の白眉、
ヨーロッパ文化を理解するための基本文献である。
主の降臨から始まる本巻には、
聖 アントニウス、聖セバスティアヌス、聖女アガタなどを収める。

ヤコブス・デ・ウォラギネ -Wikipedia

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『汝の症候を楽しめ』スラヴォイ ジジェク (著)



  現代思想の鬼才ジジェクによる映画論=ラカン入門。
ラカン理論に拠ったスリリングな視点からハリウッド映画を分析し、
同時に映画を論じてラカンの核心に迫るあざやかな“ラカン入門”。    



スラヴォイ ジジェク-Wikipedia

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『ディアベリ変奏曲との対話』ミシェル ビュトール (著)



ベートーヴェン後期の傑作の偉大な創造の秘密。
多くの謎につつまれた『ディアベリの主題による33の変奏曲』
—フランス文学の鬼才が、音楽史上にそびえる傑作を読み解き、
その宇宙的な謎にせまる。





ミシェル・ビュトール-Wikipedia




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『なぜ未だ「プロヴォーク」か—森山大道、中平卓馬、荒木経惟の登場』西井 一夫 (著)



1968年に創刊された「プロヴォーク」
──同時代のリアリティを定着した写真家たちの同人誌は
時代を画する徴となった。
森山大道、中平卓馬らの写真と言説をひらいてその経験を跡づけ、
女陰と都市と死をめぐる修験者・荒木経惟の深淵を覗く。



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『始源のもどき—ジャパネスキゼーション』磯崎 新 (著)



  歴史の宙吊りが解除された1990年以降に「日本」について書いた文章と、
近代の始源にかかわるものを加えた。
「日本」を脱臼しようとする欲望に与えられる視線の起源。
磯崎新の前衛的建築論。

磯崎 新 -Wikipedia



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『汝の敵を愛せ』アルフォンソ・リンギス (著)



  イースター島、日本、ジャワ、ブラジル…。
旅をすみかとする哲学者リンギスが、
その土地で出遭った強烈な体験をもとに、
理性を越える熱情や情動のありかへ案内する。
自分の力を浪費するための哲学。    

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『マルチチュード』アントニオ・ネグリ (著), マイケル・ハート (著)



マルチチュードとは何か。
グローバル化に伴い登場しつつある、
国境を超えたネットワーク状の権力“帝国”。
この新しい権力の形成途上で生じる終わりなき
グ ローバルな戦争状態への抗議運動は、
それぞれの特異性を保ちながらも、共通のネットワークを創りあげる。
権力と同型の、ネットワーク状の形態で闘う多種多 様な運動の先に、
グローバル民主主義を推進する主体=マルチチュードの登場を予見する。
“帝国”論の新たなる展開、ついに日本語版登場。

アントニオ・ネグリ-Wikipedia

マイケル・ハート -Wikipedia





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『ノイズ—音楽/貨幣/雑音 』ジャック アタリ (著)



  本書は、それぞれの時代と社会の発信する可聴周波数である
“ノイズ/音楽”をテーマとした音楽史であり、
同時に“ブリューゲル”的世界を今日の現実から聴き取ろうとする
文明論でもある。    

ジャック アタリ-Wikipedia


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『バガヴァッド・ギーター』上村 勝彦 (翻訳)



インド古典中もっとも有名な本書はヒンドゥー教が世界に誇る珠玉の聖典であり,古来宗派を超えて愛誦されてきた.
表題は「神の歌」の意.
ひとは社会人たる ことを放棄することなく現世の義務を果たしつつも
窮極の境地に達することが可能である,と説く.
サンスクリット原典による読みやすい新訳に懇切な注と解説 をくわえた.

バガヴァッド・ギーター-Wikipedia

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『ニーチェと悪循環』ピエール・クロソウスキー (著)

妻の肉体を次々と客人に提供するという
衝撃的な小説三部作『歓待の掟』(1953‐60年)で
欲動の共同体を望見したクロソウスキーが、
フランスにおける 有力なニーチェの翻訳者・研究家の一人として
68年5月直後のフランス思想界に投じた、驚嘆すべきニーチェ論。
人格の同一性の下にざわめく言語以前の無数 の欲動、
すなわち強度の解放という本書の提示した光によって、
ニーチェの悲劇的生と思想はまったくあらたな相貌を明らかにする。
大小の断片を積み重ね、自 在な引用をつむいでゆく、
それ自体破天荒で啓示的な反‐論述は、
21世紀の今も誇らしく異端的な地位を失っていない。
優れた翻訳による、みずみずしく真に 独創的なニーチェ論の蘇り。



ピエール・クロソウスキー-Wikipedia


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『誰も教えてくれない聖書の読み方』ケン スミス (著)



聖書という本は、読む人の勝手な解釈で語られすぎてはいないだろうか。
都合の悪いところは後代の創作や脚色にされるし、
都合のいいところは妙な強調のされ 方をする。
でも聖書を、いろんな脚色を抜きにして、
そこに書かれているとおりに読むとどうなる?
ちゃんと読めば、たとえば旧約聖書は一貫性のない神さまが
ひたすら残虐行為を実践しているのばかりが目につく本だったりするし、
新約聖書はイエスという畸人を主人公にした
荒唐無稽な物語だったりすることがわかる だろう。
本書は、そんなふうに、聖書を最初から最後までまっとうに
読んでみようというガイドブックだ。
そしてまた、基礎教養として聖書を読み直すための副 読本でもある。
聖書に書かれている、
ペテンと略奪と殺戮に満ちたエピソード群を
ひとつひとつ解釈しながら(ときにはそれに呆れながら)、
それでも読者は、 聖書が人をしてちゃんと読ませる力と魅力を
持った本だということをあらためて理解するだろう。

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『文化と両義性 』山口 昌男 (著)


膠着した状況を活性化し,文化が本来もつ創造力を回復するために,
風土記からロシア・フォルマリズムに及ぶ文化の広大な領野に
記号論的アプローチを試み る.
著者はさらに現象学を愛用しつつ,
文化のもつ両義的な性格に着目し,
それを分析の軸とした新たな文化理論を提起する.
70年代後半以降の日本の文化界 に多大な影響を与えた名著.

山口 昌男 -Wikipedia

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『狂気の歴史』ミシェル・フーコー(著)



狂気はネガティブな存在として社会から逸脱してきた。
膨大細密な例証をもとに狂気の発掘を試み、
西洋文化の本質として復権を要求するフーコー思想の根幹をなす名著。

ミシェル・フーコー-Wikipedia

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『シンボルの物語 』形の文化会 (編集)


  全て形あるものは、人間にとってシンボルとなる。
富士山、河川、球、顔のつくり、木など様々なモノの形とシンボルを論究、
シンボリズムが文化においてどのような役割を果たすのかを
様々な角度から考える。

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『終末的建築症候群(ターミナル・アーキテクチュア・シンドローム) 』飯島 洋一 (著)



  すべてが曖昧であり、多元的であり、無秩序であり、中心が無く、
神も絶対的な真理もすっかりと見えなくなった現代という時代。
現代建築家の精鋭の諸作品に蔓延する不可解な病理を解きあかす診断書。

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『溺れるものと救われるもの 』プリーモ レーヴィ (著)



  アウシュヴィッツの灰色の領域で—
記憶を風化させる年月の流れ。
犠牲者だけが過去に苦しみ、罪ある者は忘却に逃れる。
生存者レーヴィの40年後の自死。    


プリーモ レーヴィ -Wikipedia

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『精霊の王』中沢 新一 (著)



柳田国男著『石神問答』、金春禅竹著『明宿集』。
この二冊の書物から受けたインスピレーションを元に、思想家・中沢新一が、
日本という国家が作られたとき、
その闇に封印された石の神への信仰へと踏み込んでいく。
芸能、技術、哲学……。
日本人の思想の裏側に、いまだ脈々と流れている霊的エネルギーの源とは何か? その正体を「宿神(シュクシン)」とよばれる「子どもの神」であると
本書は示唆する。
縄文より続く石の神への信仰と宿神の関係。
蹴鞠の達人・藤原成通、ケルトに伝えられる伝説、詩人・中原中也、
沖縄に伝わる祭り・アンガマ、山梨や四国にいまだ残る石の神信仰と神社の関係。
そして、差別の発生から王の誕生まで。
時代、場所、民族、歴史を超えた、宿神を巡る意識の旅はどこにたどり着くのか!
また、中沢新一の手による、現代語訳『明宿集』も同時収録されています。


中沢 新一 -Wikipedia

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『図説 写真小史』ヴァルター ベンヤミン (著)



芸術から「いま—ここ」という一回性の「アウラ」が消滅する
複製技術の時代にあって、
写真はどのような可能性をはらみ、
どのような使命を課せられなければ ならなかったのか?
写真史を考えるとき、
だれもが必ず引用する基本文献—ヴァルター・ベンヤミンの「写真小史」。
初期写真から1930年代の作品までを通 観したこの傑作エッセイに、
そこで言及されているブロースフェルト、アジェ、ザンダーらの写真多数と、
関連論文を加えて再編集。
20世紀最高の批評家によ る写真論が目で見てわかる実証的な一冊。

ヴァルター ベンヤミン -Wikipedia

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『グッド・ルッキング—イメージング新世紀へ』バーバラ・M. スタフォード (著)



  いま必要なのは脱構築批評などではない、
視覚化が歴史的にもいかに必然のものだったかを、きちんと示すことだ-。
近年話題の視覚文化の画期的現象を、
急転回するコンピュータ文化の先駆として一線上に系譜化する。    



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『ハッカーと画家 』ポール グレアム (著)



  大成功ベンチャーの創業者にして天才プログラマの著者が語る、これからの時代を見通す考え方と創造のセンス

本書の著者Paul Grahamは、LISPプログラミングの達人であると同時に、
後のYahoo!Storeとなるソフトウェアを作り、
ベンチャー創業者として大きな成功 を収めたことで知られる。
本書でGrahamは、コンピュータが大きな役割を担う時代において、
いかに発想を広げ、美しいものを設計し作り上げるかを、
さ まざまな切り口から大胆に考察している。
インターネット上で大きな話題となったエッセイを書籍化。

ポール グレアム  -Wikipedia

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『瞬間の君臨—リアルタイム世界の構造と人間社会の行方』ポール ヴィリリオ (著)



しばしば語られるグローバル化とは、
複数の地理的空間を瞬時に結ぶ新しい情報技術を介して、
人々が、旧来の遠近法に代わる新たな知覚空間を受容するプロセ スである
と言えるだろう。
問題は、グローバル化がもたらす「知覚空間」の再編プロセスに、
権力が介入し、全く新しい「知覚の政治学」を生み出している点に ある。
本書では、このことを鋭く抉り出した。


ポール・ヴィリリオ  -Wikipedia

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『象徴交換と死』ジャン ボードリヤール (著)



  マルクス主義と資本主義擁護論の両者に共通する生産中心主義の理論を批判し、
すべてがシミュレーションと化した現代システムの像を鮮やかに提示した上で、
〈死の象徴交換〉による、その内部からの〈反乱〉を説く、
仏ポストモダン思想家の代表作。

ジャン ボードリヤール -Wikipedia

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『われらはみな、アイヒマンの息子』ギュンター・アンダース (著)



ナチスドイツのユダヤ人大虐殺=ホロコーストで大きな役割を果たし、
1960年、逃亡先のアルゼンチンでイスラエルの秘密警察によって逮捕され、
絞首刑に なったアドルフ・アイヒマン。
本書は、アイヒマンの息子にあてた公開書簡の形式をとっている。
世界がグローバル化し、誰もが組織の歯車になりかねない時代 に、
個人の責任とはなにか、上意下達の組織、
社会でいかにしてアイヒマン的存在から抜け出すか。
自分で考える力の必要性を問う哲学の本。

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『プリーモ・レーヴィへの旅』徐 京植 (著, 原著)



  生き残ったことの「罪」、人間であることの「恥」、
それでもきっと「希望」はある—
アウシュヴィッツから生還し故郷トリノで再生したユダヤ人作家レーヴィ。
あなたはなぜ死を選んだのか。    


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『グアテマラ ある天使の記憶—ダニエル・エルナンデス‐サラサール写真集』ダニエル エルナンデス‐サラサール (著)



  政府軍に虐殺された人々の遺骨発掘作業に立ち会ってきた写真家は、
一対の肩甲骨に惹かれ、これを天使の羽に見立てた作品を思いつく。
その作品を公共の場=街角に貼り出すインスタレーションを展開、
その過程を収めた写真集。

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『音楽のエラボレーション 』エドワード・W. サイード (著)



  グレン・グールドとは、
コンサートとは、
西欧クラシック音楽とは何か?
社会と音楽との相互越境関係をみごとに練り上げた、
真の知識人がおくる驚異の批評。    

エドワード・W. サイード -Wikipedia


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『マリー・アントワネット』シュテファン・ツヴァイク(著)



  伝記作品の名著として最も名高い『マリー・アントワネット』、待望の新訳!
運命というものは、人間になんと非情な試練を与えることだろう
ただ愛らしく平凡な娘だったアントワネットの、
歴史に揺さぶられたゆえの激動の人生を、
壮大な悲劇の物語として世界に知らしめた、古典的名著。

シュテファン ツヴァイク-Wikipedia

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『異邦の身体』アルフォンソ・リンギス (著)



  三島由紀夫、トゥルニエ、メルロ=ポンティ、カント、フロイトなど、
同時代の作家や哲学者たちの思想を横断しながら、
多様な方法によって切り開く身体論の異邦な展望。
旅する哲学者・リンギスの主著。    

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『空間の詩学』ガストン バシュラール(著)



家、宇宙、貝殻、ミニアチュール—人間をとりまくさまざまな空間は、
どのような詩的イメージを喚起させるのか?
物質的想像力の概念を導入して詩論の新しい 地平を切りひらいてきた
バシュラールは、この「科学的客観的態度」に疑義を呈するところから、
本書を始める。
人間の夢想を物質的相からとらえる態度は、
「イメージの直接的な力に服従することを拒否することではないか」と。
本書では、詩的イメージの根源の価値を明らかにするために、
詩的イメージとイメージ を創造する意識の行為を結合する、
新たなる想像力の現象学を提唱する。
バシュラール詩学の頂点をなす最晩年の書。

ガストン バシュラール -Wikipedia


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『火の精神分析 』ガストン バシュラール (著)



  認識の精神分析と認識論上の障害の摘発という客観化の軸から、
イメージの分析と夢想の研究へとむかう主観性の軸をめぐる
新しい展望を切り開いた書。1969年刊を改訳。

ガストン バシュラール-Wikipedia

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『暗い時代の人々』ハンナ・アレント (著)



レッシング、ローザ・ルクセンブルク、ヤスパース、
ヘルマン・ブロッホ、ベンヤミン、ブレヒト…
自由が著しく損なわれた時代、荒廃する世界に抗い、
自らの 意志で行動し生きた10人。
彼らの人間性と知的格闘に対して深い共感と敬意を込め、
政治・芸術・哲学への鋭い示唆を含み描かれる普遍的人間論。
『全体主義 の起源』、『人間の条件』、『革命について』
といった理論的主著を側面から補うにとどまらず、
20世紀の思想と経験に対する貴重な証言として読まれるべき 好著。


ハンナ・アレント-Wikipedia

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『太陽の都』トマーゾ カンパネッラ (著)



スペイン支配下の南イタリア独立を企て挫折した
自らの改革運動の理想化の試みとして,
カンパネッラ(一五六八—一六三九)が獄中で執筆したユートピア論.
教育改革をはじめ,
学問,宗教,政治,社会,技術,農工業,性生活等
人間の営為のすべてにわたる革新の基本的素描が対話の形で展開される.
ルネサンス最後 の巨人の思想を集約した作品.


トマーゾ カンパネッラ-Wikipedia

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『世論』W.リップマン (著)

リップマン(1889‐1974)が『世論』を書いた動機は、
第1次大戦後の混乱の原因究明にあった(1922年刊)。
にも拘らず我々がこの書を手にする と、
あたかも現在を分析し警告を発しているかのような切迫感を覚える。
それは、大衆心理がいかに形成されるかを出発点として、
人間と環境の基本的な関係 を、イメージの概念から明晰に解いているからだ。

W.リップマン-Wikipedia

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『忘れられた日本人』宮本 常一 (著)



昭和14年以来、日本全国をくまなく歩き、
各地の民間伝承を克明に調査した著者(1907‐81)が、
文化を築き支えてきた伝承者=老人達がどのような環 境に生きてきたかを、
古老たち自身の語るライフヒストリーをまじえて生き生きと描く。
辺境の地で黙々と生きる日本人の存在を
歴史の舞台にうかびあがらせた 宮本民俗学の代表作。

宮本 常一-Wikipedia

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『チョコレートの歴史 』ソフィー・D. コウ (著)


  「神々の食物」の味わい深い文化史。
謎の多い植物カカオ、マヤ・アステカの宗教儀式の
象徴、香料、薬効、媚薬、滋養、催淫、
そして貴族の飲み物から大衆化に至る壮大な物語を描く名著。
甘美な味に隠された驚くべき壮大な物語。    

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『眼の戯れ』エリアス カネッティ (著)



  1930年代ヨーロッパを象徴する「黄昏のウィーン」の肖像を
鮮明に描き出すとともに、
同時代の歴史を自己形成の歴史に統合し、
ライフワーク「群衆と権力」成立の経緯を浮彫りにする。
自伝三部作完結編。

エリアス・カネッティ -Wikipedia


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『耳の中の炬火』エリアス・カネッティ (著)

思想家として、ノーベル賞作家として活躍した、エリアス・カネッティ。
晩年には独特の視点から書かれた
自伝的三部作
『救われた舌』(1977)、
『耳の中の炬火』(1980)、
『目の戯れ』(1985)に取り組み、
若い日々の時代と社会、そして自らの人生を書き記した。

その第二作。

エリアス・カネッティ -Wikipedia


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『救われた舌』エリアス・カネッティ (著)

思想家として、ノーベル賞作家として活躍した、エリアス・カネッティ。
晩年には独特の視点から書かれた
自伝的三部作
『救われた舌』(1977)、
『耳の中の炬火』(1980)、
『目の戯れ』(1985)に取り組み、
若い日々の時代と社会、そして自らの人生を書き記した。

その第一作。

エリアス・カネッティ -Wikipedia

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『私の好きな曲』吉田 秀和 (著)


永い間にわたり心の糧となり魂の慰藉となってきた、
著者の最も愛着のある音楽作品について、
その魅力を明晰に語る、限りない喜びにあふれる音楽評論。

吉田 秀和  -Wikipedia

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『妖怪談義』柳田 國男 (著)


われわれの畏怖というものの、最も原始的な形はどんなものだったろうか。
何がいかなる経路を通って、
複雑なる人間の誤りや戯れと結合することになったで しょうか。
幸か不幸か隣の大国から、
久しきにわたってさまざまの文化を借りておりましたけれども、
それだけではまだ日本の天狗や川童、又は幽霊などという ものの本質を、
解説することはできぬように思います。
国が自ら識る能力を具える日を気永く待っているより他はない……(自序より)


柳田 國男 -Wikipedia

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『黒い聖母と悪魔の謎 』馬杉 宗夫 (著)



葉人間・ガルグイユ・黒い聖母・悪魔——
キリスト教美術の中の異形のものたち

ラテン十字形の平面 図(プラン)のもと、
この世における神の国として建てられた中世西欧の大聖堂。
入口は西側に、主祭室は東側に、北側には旧約世界、
光溢れる南側には新約世 界を、と一定の「文法」に従う建築物の中、
そうした神の体系から逸脱する表現が現れる。
葉人間、ガルグイユ、悪魔など奇怪な造形が表す意味は何か。
キリス ト教美術の“綻び”を解読。

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『道化の民俗学』山口 昌男 (著)



エロスと笑い,風刺と滑稽に満ちた祝祭空間で
演じられる《道化》の意味は何か……
コメディア・デラルテの主人公アルレッキーノや
ギリシャ神話のヘルメス,
アフリカのトリックスター神話,
狂言の太郎冠者などを例に,縦横無尽に論を展開する.
文化英雄としての道化の本質を明らかにし,
知の閉塞状況を打破した記 念碑的著作.

山口 昌男 -Wikipedia


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『ドラキュラ・ホームズ・ジョイス』フランコ モレッティ (著)


ドラキュラ、フランケンシュタインの恐怖小説に表明される
ブルジョワ社会の意識、
資本主義の隠喩としてのシャーロック・ホームズ、
絶対王政の崩壊を予言す るシェイクスピア悲劇、
バルザックに明らかになる都市型人間の誕生、
ジョイス、エリオットによって告げられる資本主義の終焉、
お涙ちょうだいの大衆文学に 隠された意図…。
記号学、心理学、社会学など、
いくつもの分析方法を駆使することによって、
ここに劇的に浮かびあがってくるのは
社会の深層にある大衆の意 識である。
そして今、21世紀を目前にして、
文学は高度情報化社会の深層意識の表明に最適の形式を模索している。

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『監獄の誕生』ミシェル・フーコー (著)



今日の監獄は、いかなる歴史的・社会的背景のなかに生れ、
変遷をとげてきたか。
国家権力の集中機構としての監獄を考古学的手法に捉え、
その本質と特長を摘出する。


ミシェル・フーコー-Wikipedia

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『“現代の全体”をとらえる一番大きくて簡単な枠組』須原 一秀 (著)



  現代大衆社会の「正体」を見極める旅へ。
「現代」というものの正体を単純にあからさまに提示し、
その上で具体的に実行可能な提言を行い、
現代の状況全体に「暗さ」と「閉塞感」を感じる人々に対し、
何らかの転換点を提供する。

須原 一秀-Wikipedia

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『人間の測りまちがい』スティーヴン・J. グールド (著)



  脳の容量も知能指数も人間の知能を測る尺度とはなり得ない
—頭蓋計測やIQテストなど、
人種差別に根拠を与えてきた19世紀以来の生物学的決定論の誤謬をあばき、
科学者の社会的責任を問う注目のエッセイ。
『ベル・カーブ』批判など5篇を増補。    

スティーヴン・J. グールド-Wikipedia

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『カリスマ』チャールズ リンドホルム (著)




  現代世界のカリスマ現象をいかに理解すべきか—。
「出会いのエロティシズム」という視点からの深層分析。

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『ソロモンの歌・一本の木 』吉田 秀和 (著)


戦後日本の音楽批評をリードしてきた吉田秀和は、
青春期に吉田一穂に私淑、中原中也との交遊や小林秀雄の影響を通して
ポエジーの精髄に触れた。
音楽はもと より、文学や美術を論じた著作によって、
豊饒なる批評精神を構築してきた著者が、
幼児期から詩との出会いまでを綴り、
その批評の原点を明かす表題作をはじ め
珠玉の随想十二篇を収録。
巻末の荷風論は、日本近代の宿命を巡る鋭い洞察に満ちた文明論である。

吉田 秀和-Wikipedia

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『蒼頡たちの宴』武田 雅哉 (著)



我こそは正しき文字の発明者=蒼頡なり!
漢字への愛と憎しみが、
中国の言語ユートピアンたちを普遍言語作りへと駆り立てた。
高邁な目的と奇っ怪な成果の標本箱。

武田 雅哉 -Wikipedia

蒼頡-Wikipedia


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『わが闘争』アドルフ・ヒトラー (著)



  独裁者が語る恐るべき政治哲学・技術は、
現代政治の虚構を見抜く多くの有力な手掛りを示唆する。
狂気の天才が、世界制覇の戦略と思想とを
自ら語った世界史上稀有の政治的遺書である。

アドルフ・ヒトラー-Wikipedia

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『大いなる小屋—江戸歌舞伎の祝祭空間』服部 幸雄 (著)



  橋を渡って芝居へ行く。
櫓〈やぐら〉や看版、鼠木戸、桟敷、船、幕…。
また役者の名や紋
—この世界を構成するさまざまなもの・ことの意味を解き、
失われた近世の芝居小屋=祝祭空間を再現する、〈戯場国〉の精神史。    


服部 幸雄-Wikipedia

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『世紀末と末法 』形の文化会 (編集)



  ワイエスやピンチョンから囚われの物語を読みとく
巽孝之の「ラプンツェルの裏窓」、
平安時代の末法思想と仏像を論ずる水野敬三郎の「末法のかたち」など
世紀末の形を特集。図版構成付。    


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『大杉栄自叙伝 』大杉 栄 (著)


  はじめに行為ありきと唱え、
美は乱調にありと謳って、
閉塞した時代に真っ向から挑んだ大杉栄。
あまたの愛と叛逆に彩られた生涯の起点を自ら語る「自叙伝」、
そして精神の飛翔を記した「僕は精神が好きだ」などを収録。

大杉 栄-Wikipedia

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『孤独な散歩者の夢想』ルソー (著)



十八世紀以降の文学と哲学はルソーの影響を無視しては考えられない。
しかし彼の晩年はまったく孤独であった。
人生の長い路のはずれに来て、この孤独な散歩 者は立ちどまる。
彼はうしろを振返り、また目前にせまる暗闇のほうに眼をやる。
そして左右にひらけている美しい夕暮れの景色に眺めいる。
—自由な想念の世 界で、自らの生涯を省みながら、
断片的につづった十の哲学的な夢想。

ルソー-Wikipedia

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『シーシュポスの神話 』カミュ (著)



神々がシーシュポスに科した刑罰は大岩を山頂に押しあげる仕事だった。
だが、やっと難所を越したと思うと大岩は突然はね返り、
まっさかさまに転がり落ちて しまう。
—本書はこのギリシア神話に寓してその根本思想である“不条理の哲学”を
理論的に展開追究したもので、
カミュの他の作品ならびに彼の自由の証人と してのさまざまな発言を
根底的に支えている立場が明らかにされている。

カミュ-Wikipedia



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『快楽の転移』スラヴォイ ジジェク (著)



現代の資本主義に内在する構造的暴力の背景を
ラカン派マルクス主義の立場からラディカルに分析。
また、芸術や思想における「女性」の立場の不定性を検証し て
権力と性的なるものの相関を明らかにし、
メビウスの帯のように表裏が相互に浸透しあう、
現代の欲望のダイナミズムを精綴に解き明かした、現代思想の先端 的な視座。


スラヴォイ ジジェク-Wikipedia

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『何も共有していない者たちの共同体 』アルフォンソ・リンギス (著)



  私たちと何も共有するもののない
-人種的つながりも、言語も、宗教も、経済的な利害関係もない-
人びとの死が、私たちと関係しているのではないか?
鮮烈な情景描写と哲学的思索とが絡みあう、「雑音(ノイズ)の讃歌」。    

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『涜神 』ジョルジョ・アガンベン (著)



  資本主義の聖域を侵犯すること、権力の諸装置を無力化し、
権力が剥奪していた空間を人々の共通の使用へと返還する-。
「涜神礼賛」ほか9編を収録。    


ジョルジョ・アガンベン -Wikipedia

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『明かしえぬ共同体』モーリス ブランショ (著)



共産主義を鼓舞しながら、その裏切りや挫折のうちに
潰えていったものは何だったのか?
今世紀を貫く政治的文学的体験における「共同体」をめぐる
思考を根底 から問い直し、
「共に存在する」ことの裸形の相に肉薄する。
それはいっさいの社会的関係の外でこそ生きられる出来事であり、
そこで分かち合われるのは逆説 的にも複数の生の「絶対的分離」である。
ハイデガーの「共存在」を換骨奪胎し、
バタイユの共同体の試みやデュラスの愛の作品、
そして「六八年五月」の意味 を問いながら、
「共同体の企て」やその政治化の厄々しい倒錯を照らし出し、
「共同体」を開放系へと転じる
20世紀のオルフェウス、ブランショの思想的遺言 ともいうべき書。


モーリス ブランショ -Wikipedia

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『芸術(アルス)と生政治(ビオス) 』岡田 温司 (著)



  生殺与奪の権を握られ、生を剥き出しにされた現代、生命は誰のものか。
フーコーの提起からアガンベンやエスポジトの議論まで、
「生政治」の閾を「芸術」の側面から照射し、
我々を取り巻く問題圏をその近代的な根源にまで遡る。    


岡田 温司 -Wikipedia

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『超現実主義宣言』アンドレ ブルトン (著), 生田 耕作 (翻訳)



  二十世紀が生んだ最大の思想、
芸術革命であったシュルレアリスム(超現実主義)。
この理論家・実践家・指導者であったA・ブルトンの
歴史的マニフェストを生田耕作の名訳で復刊。

アンドレ ブルトン-Wikipedia
生田 耕作 -Wikipedia

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『抽象と感情移入』ヴォリンゲル (著), 草薙 正夫 (翻訳)



現代一流の芸術史学者たる著者(1881‐1965)が,
ここに展開した独創的な意図は,
西洋芸術のみに優位性を認めていた従来の西洋美学の欠陥を指摘 し,
東洋芸術,原始芸術にも対等の地位を与えることであった.
今日の美術史のもっとも重要で興味ある諸問題に答える本書こそ,
現代美術の動向に関心を寄せ る人びとに深い興味を喚びおこさずにはおかない.

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『世界制作の方法』ネルソン・グッドマン (著)



世界は「ある」のではなく、
「制作」されるのだ。
芸術・科学・日常経験・知覚など、
幅広い分野で徹底した思索を行ったアメリカ哲学の重要著作。

ネルソン・グッドマン -Wikipedia

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『言海』大槻 文彦 (著)



近代的なスタイルの国語辞典の第1号『言海』は、
「読める辞書」としても絶大なる人気を誇ってきた。
語釈には「堂々めぐり」がほとんどなく、
意味の本質に 迫るキリッとした名文づくし。
とりわけ動物・植物・鉱物などの語釈がシブい。
ユーモアすら漂う。
明治時代の俗語もまじり、方言などの注記もある。
用例も豊 富で、古典のアンソロジーのような一面も。
巻頭の「語法指南」は日本最初の近代的な文法書として愛用された。
明治のことばの辞典として、また古語辞典とし ても役に立つ。
国語辞典として使うための詳しい解説つき。
縮刷版(明治37年)の内容をそのままの大きさで覆製。

大槻 文彦 -Wikipedia

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『「みだら」の構造 』林 秀彦 (著)



  日本文化のなかに見え隠れする独特の性意識に注目し、
「みだら」というキーワードから日本人らしさを考える比較文明論。
オリジナルな知見に満ちた刺激的な論考。    

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『殺す・集める・読む』高山 宏 (著)



ホームズ冒険譚を世紀末社会に蔓延する死と倦怠への悪魔祓い装置として読む
「殺す・集める・読む」、
マザー・グース殺人の苛酷な形式性に一九二〇~四〇年 代の世界崩壊の危機を
重ね合わせる「終末の鳥獣戯画」他、
近代が生んだ発明品「推理小説」を文化史的視点から読み解く、
奇想天外、知的スリルに満ちた画期 的ミステリ論。

高山 宏ー-Wikipedia

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『セルロイド・ロマンティシズム』由良 君美 (著)


  イギリス・ロマン派文学の秀れた研究家である著者が
ドイツ表現派、ポランスキー、ニコルズ、シュミット、
アルトマン、寺山修司、ブニュエルらの作品を
文学、哲学、記号学、美学、心理学などの
広汎な知識を駆使して読み解く、分析的映画批評。    

由良 君美 -Wikipedia

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『花と華 』形の文化会『形の文化誌』編集委員会 (編集)



  染織や紋章など、様々な造形に使われている花。
歴史的・通文化的に、かつ地域的・比較文化的に
「花」のかたちの意味と意義をあらためて問い直そうとする試み。

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『散歩者の夢想』埴谷 雄高 (著)



私は死んだふりをしている。
どうしてこんなことになったのだろう。
ひょろひょろと背の高い幽霊のような恰好をして
幾時間も黙りこくったまま坐りつづけてい るような仕事を
無理にしなくても、やがては真っ黒な一塊の土くれとなって
どのくらいの時間でも、
まったく死んだふりをして横たわっておれるではないか。

      1948年から91年までに発表された作品を年代順に集めた、
現代哲学入門ともいうべき著作集。
書くことの終わりのなさに、
地上のその肉体をこえて呪縛されていた作家の、
無限的な精神の果なき突出。

埴谷 雄高-Wikipedia

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『かたり—物語の文法 』坂部 恵 (著)



物語は文学だけでなく、哲学、言語学、科学的理論にもある。
あらゆる学問を貫く「物語」についての領域横断的論考。

坂部 恵 -Wikipedia

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『闇の世界史—教科書が絶対に教えない』ウィリアム・G.カー (著)



  歴史はなぜに繰り返すのか?
それは、同じ連中が、同じ手法で「原因」をつくり、
連続した同じ目的にかなう「結果」をつくりあげるからだ。
ピューリタン革命、フランス革命、通貨捜査と経済支配など、
国際的陰謀について言及。

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『ストイックなコメディアンたち—フローベール、ジョイス、ベケット (転換期を読む) 』ヒュー ケナー (著)



21世紀を予見する批評のスタイル。
グーテンベルクによる印刷術の発明いらい、
人類の知は書物というメディアのなかに封じられた。
小説もまた、閉ざされた テクノロジー空間のなかで、
有限な要素を無限に組み換えていく機械である。
「電子を通して近代文学を書き直す」作業の出発点となった先駆的名著、
待望の邦 訳。

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『日本という方法』松岡 正剛 (著)



  日本を「方法の国」として考える日本論。
史書の編纂から日記、短歌、また政治・経済のシステムや、
書くこと話すこと、生きることそのものまでを編集行為として捉え、
日本を日本ならしめている「日本的編集方法」を探る。    

松岡 正剛-Wikipedia

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『「いき」の構造』九鬼 周造 (著)


「粋なお方」とは、今日風に言えば、さしずめ「クールなやつ」のことである。
しかし、こんな風俗めいた言葉を、
それまでの日本の哲学がまともに取り上げる ことは、およそ考えられなかった。
日本では、「善の研究」(西田幾多郎)をはじめ
「人生いかに生きるべきか」の問いに向き合った哲学が王道だったからだ。
だが、「(いきの表現は)うすものを身に纏うことである」といった言葉が
平気で飛び出す本書の面白さは、まさに無類である。
「いき」の特性は、異性に対す る「媚態」であり、
江戸者の「意気地」であり、執着のない「諦め」である。
畳みかけるような分析の切れも、書名同様、垢抜けしている。


九鬼 周造ー-Wikipedia

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『子午線—メートル異聞 』ドゥニ ゲージュ (著), 鈴木 まや (翻訳)



  当時バラバラだった単位を統一するために、
パリ-ダンケルク間の子午線の長さを測定する必要があった。
フランス革命の動乱のさなか、
地球観測を遂行した男たちの長編科学ロマン。    



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『恋愛と贅沢と資本主義 』ヴェルナー ゾンバルト (著)



著者はM・ウェーバーと並び称された経済史家である。
ウェーバーが資本主義成立の要因を
プロテスタンティズムの禁欲的倫理に求めたのに対し、
著者は贅沢こ そそのひとつと結論づけた。
贅沢の背景には女性がいて、贅沢は姦通や蓄妾、売春と深く結びついていた
というのである。
かくて著者は断ずる。
「非合法的恋愛 の合法的な子供である奢侈は、
資本主義を生み落とすことになった」と。

ヴェルナー ゾンバルト-Wikipedia


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『カルチュラル・ターン 』フレドリック ジェイムスン (著)



  現実のイメージ化と時間の断片化。
ポストモダンの二大特徴は
マスメデイアの肥大化・情報システムの加速化と相俟って、
われわれを歴史的記憶喪失にする。
ポストモダンの現状を見据えつつその病弊を剔出した記念碑的考察。    

フレドリック ジェイムスン-Wikipedia

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『アヴァン・ポップ 』ラリイ・マキャフリイ (著)

 

ココロはこうして売るわ。
あなただけにいくらでも。
米国ポストモダン文学仕掛人による、
高度資本主義下特有の文化的境界侵犯現象のゆくえ。
そのポップにしてアヴァンギャルドな表現の全てと
90年代文化の精神史。


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『十牛図—禅の悟りにいたる十のプロセス』山田 無文 (著)




  『十牛図』は北宋の末ごろの
廓庵師遠(かくあんしおん)禅師によって作られたもので、
人間が本来もっている仏性を、
中国でもっとも身近な動物である牛にたとえ、
その仏性を求める修行過程が、
牧童が牛を飼い馴らすのになぞらえ、
十枚の絵とコメントと詩で表現されています。
A5判 180頁 1982.7 発行    

山田 無文-Wikipedia

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『私の国語教室』福田 恒存 (著)



「現代かなづかい」の不合理と不徹底と論理的混乱は、
「表記法は音にではなく、語に随ふべし」
といふ全く異種の原則を導入したことから起つた。
この原則に 基く歴史的かなづかひの合理性、
論理的一貫性を具体例を挙げて論証、
国語問題の本質を剔抉して学界、論壇、文壇に衝撃を与へた不朽の名著の再刊。

福田 恒存 -Wikipedia

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『声の回復—回想の試み』ルイ マラン (著), 梶野 吉郎 (翻訳)


  文字表現によって放逐され、失われた作家の声を
いかにして回復することができるか—。
スタンダールの〈自伝〉をみずからの回想や
絵画の記号学的解読と重ね合せて多様な複合的イメージとして読みとり、
沈黙と欠落の中に隠された作家の肉声を現在に蘇らせる試み。

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『野生のうたが聞こえる 』アルド レオポルド (著)




あるがままの自然への慈愛と共感、失われゆく野生への哀惜の情を
みずみずしい感性でつづり、
自然が自然のままで存在しつづける権利や、
人間と生態系との調 和を訴える先駆的思想を説く。
そのしみじみとしたエッセーがソローの著作とならび称される一方で、
自然との共生の思想により環境保全運動を支える役割を
に なってきた本書は、環境倫理の確立が強く叫ばれるいま、
必読の古典的バイブルである。

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『海上の道 』柳田 國男 (著)


遠い昔,日本民族の祖先たちはいかなる経路をたどって
この列島に移り住んだか.
彼らは稲作技術を携えて遥か南方から「海上の道」を北上し,
沖縄の島づたい に渡来したのだ…….
ヤシの実の漂着・宝貝の分布・ネズミの移住など一見小さな事実を手掛りに,
最晩年の柳田が生涯の蓄積を傾けて構想した雄大な仮説.

柳田 國男 -Wikipedia



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『猿と女とサイボーグ—自然の再発明』ダナ ハラウェイ (著)




  セクシュアリティ等を規定する「自然」概念を内破させるために、
生物科学と情報科学が接合する。
高度資本主義と先端的科学知が構築しつづける「無垢なる自然」を解体し、
フェミニズムの囲い込みを突破する闘争マニフェスト。    

ダナ ハラウェイ-Wikipedia


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『形の冒険』ランスロット L.ホワイト (著)



アリストテレス、ダ=ヴィンチ、ゲーテ以来の形態学の潮流が、
新時代の科学を拓く武器として現代に蘇る。
著者のウィットとイマジネーションに富んだ形態学レポート。

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『芸術と貨幣 』M.シェル (著)




  聖杯やイコン、だまし絵、20世紀のコンセプチュアルアートまで、
接点などないと思える芸術と文明の産物に貨幣という共通語を見出し、
視覚芸術における多様な美的・宗教的・政治的・経済的信仰の
結び目を論じる書。    

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『誘惑される意志 』ジョージ・エインズリー (著)



  お酒、タバコ、ギャンブル、甘いもの……。
目先の欲望に支配されてしまう人間の本質を「双曲割引」によって解明し、
意志の根源にせまる驚愕の一冊。
生物学・心理学と経済学を実証的につなぎ、
効用主義に代わる新しい考え方を提示する。


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『幻想の感染 』スラヴォイ ジジェク (著)



ひとは幻想なくして生きられるか。
いかなるイデオロギーも、幻想に依拠せずしては成立しえない。
幻想が、電脳社会の現代における主体・快楽・欲望などと
ど う交錯し展開するのかを、ヘーゲルとラカンを結ぶ視点から鋭利に解析する。
同時に、ボスニア戦争からヒッチコック、D・リンチまでを論じ、
後期資本主義の イデオロギーを多角的に照射する魅惑の思想・文化批判。


スラヴォイ ジジェク-Wikipedia


 

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『サイキス・タスク』フレイザー (著)



「俗信は,たとえてみれば1本の葦である.折れた葦である.
けれども,なおよく多くの哀れな足腰のたたぬ兄弟たちの
たどたどしい歩みを支え助けている」.
政治,私有財産,結婚,人命の尊重といった制度,風習の成立に,
俗信が果たしてきた役割を厖大な民俗史的資料を駆使して究明する.
フレイザー民俗学への最 良の入門書.

フレイザー-Wikipedia

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『音楽が聞える—詩人たちの楽興のとき 』高橋 英夫 (著)



詩人と音楽は相性がいい。
朔太郎・白秋・賢治・中也などの作品には通奏低音のように流れる音楽がある。
幼少時から音楽に親しんできた著者が作家の思いに耳を傾ける。


高橋 英夫-Wikipedia

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『蜜から灰へ』クロード・レヴィ・ストロース (著), 早水 洋太郎 (翻訳)


〈蜂蜜とタバコは食物ではあるが、どちらも厳密な意味での料理には属さない。
蜂蜜は、人間ではなく、ミツバチが作るものであって、
そのまま食用に供される し、タバコのもっとも一般的な用法は、
蜂蜜とは異なり、タバコを料理の手前ではなく向こう側に置く。
誰もタバコを蜂蜜のように生で食べたり、
肉のようにあ らかじめ火を通して食べたりはしない。
火をつけて煙を吸うのである。
…第(特)巻では、生のものと火を通したものという、
料理を構成する基本的な二つのカ テゴリーの対立を研究したが、
熱帯アメリカこそが、第二の対立を分析するのに都合がよい。
その対立とは、蜂蜜とタバコという、料理法が一方は料理以下であ り、
他方は料理を超えた先という補足的性格のものである。
したがってわたしが継続するのは、
自然から文化への移行の神話的表現の調査である。
自然を拡大 し、また文化の領域を広げると、
第(特)巻でおこなった料理の神話的起源に関する調査に続いて、
この巻では、料理の周辺とでも呼べるものの考察ができるで あろう〉


クロード・レヴィ・ストロース-Wikipedia

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『緑の資本論 』中沢 新一 (著)

  商品を中心に据えた『資本論』を、一神教的に再構築し直すと、
全く新しい価値体系が現れる。現代文明への根源的な問い。
21世紀の思想家が世界を新たに読み解く。    


中沢 新一-Wikipedia

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『イメージの帝国/映画の終り』吉本 光宏 (著)


話題の書、マサオ・ミヨシ『抵抗の場へ』(洛北出版)で
ミヨシ氏へのインタビュアーを務めた吉本光宏による日本語での単行本処女作。
NYを拠点に批評活動 を続けてきた著者は、
現代ハリウッド、あるいは世界を覆いつつあるイメージ産業の姿
(それはつまり、資本・国家・ナショナリズムの新しい姿とも連動するだ ろう)
を直視しないまま、映画(芸術)を語り続けることに
何か積極的な意味があるのかを根本から問い直す。
もっともポピュラーな作品こそが、
もっとも優秀な批評=テクストを偽装する(できてしまう)のはなぜなのか?
この十数年の間にめまぐるしく変わってしまったイメージ環境の意味を問い、
新たな批評を開始するための基本的な視座を開く

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『縞模様の歴史—悪魔の布』ミシェル パストゥロー (著)


  今やわれわれの日常生活に氾濫している縞模様は、
ヨーロッパ中世においては売春婦、死刑執行人、旅芸人などが
身につけた異端のシンボルだった。
中世から現代までの長い時間に、
この模様がいかなる意味の変遷を経てきたかを跡づけるユニークな歴史書。    

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『闘走機械 』フェリックス ガタリ (著)


  ドゥルーズとの出会いからフーコー論まで資本主義、精神分析、第三世界、
メディア社会、民族差別、宗教的熱狂、思春期の意味、麻薬現象、
前衛美術、カフカの小説…を語るガタリの分子的思考の全面展開。


フェリックス ガタリ -Wikipedia

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『食べられる言葉 』ルイ マラン (著), 梶野 吉郎 (翻訳)



イソップやラ・フォンテーヌ、ペローの作品、
あるいはルイ14世の肖像画を記号論的手法で自在に読み解き、
ロゴスとエロスと食物が境を接する物語の場で、
言葉が食物になり、
食物が言葉になる記号の変化のプロセスを鮮やかに描き出す。
身体=口承性としての言語活動の哲学的考察。

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『知覚の宙吊り—注意、スペクタクル、近代文化 』ジョナサン クレーリー (著)岡田 温司 (翻訳)



注意する知覚がはらむパラドクシカルな様態を、
近代の転換期を画す三画家の作品—マネ“温室にて”、
スーラ“サーカスのパレード”、セザンヌ“松と岩”—
のなかに鋭く読み取る。
美術史、思想史、科学・技術史、文化史…
さまざまな学問分野を越境する、
批評精神と歴史研究とが結びついた稀有な成果。図版多数。

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『メノン』プラトン (著), 藤沢 令夫 (翻訳)


「徳は教えられうるか」というメノンの問は,
ソクラテスによって,その前に把握されるべき「徳とはそもそも何であるか」
という問に置きかえられ,「徳」の 定義への試みがはじまる…….
「哲人政治家の教育」という,主著『国家』の中心テーゼであり,
プラトンが生涯をかけて追求した実践的課題につながる重要な 短篇.

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『ラオコオン』レッシング (著)



「絵は無声の詩、詩は有声の絵」の名句で表現されるように、
絵画と文学の対比は古くから美学の核心的な問題のひとつであった。
レッシング (1729‐1781)は、
彫刻ラオコオン群像を題材に取り上げて文学と造形美術との限界を
明らかにしてゆく中で、文学にもっとも固有の本質的な能力を追 求した。
近代の芸術論はここに初めて拠るべき基点を与えられた。

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『魔術的芸術』アンドレ ブルトン (著)


本書は、アンドレ・ブルトンの晩年の「大事業」である。
古代エジプト絵画からデ・キリコまで、
原始諸民族のオブジェからデュシャンまで、
ケルトの象徴文様 からエルンスト、タンギーまで、
古今のあらゆる芸術の領域を踏査し、
「魔術的」の一語をもってあらたな視野のもとに置き、
さらにシュルレアリスムの理念に 照らすことによって、
美術史そのものを書きかえようとした壮大な試みである。
20世紀最大の“幻の書物”、待望の普及版。

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『間接的言語と沈黙の声』モーリス メルロ=ポンティ (著)


ひとりの画家の生涯をたどりながらその稀有な探究の足跡を
浮き彫りにした「セザンヌの疑惑」、
サルトル『文学とは何か』に対するひとつの回答として執筆さ れ、
マルローの絵画論『沈黙の声』批判を通して「スタイル」の概念を
磨き上げた表題作、
色は「われわれの脳髄と世界が出会う場所」と語ったセザンヌ、
「線 に夢見させ」たクレーをはじめ、
「絵のなかで考える」画家たちに即して近代絵画の声なき思索を
とらえた生前最後の論文「眼と精神」
──メルロ=ポンティの 初期・中期・後期をそれぞれ代表する
絵画論3篇に加え、
「エロチシズムについて」「クローデルについて」
「アインシュタインと理性の危機」を収録。珠玉の 芸術論集。

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『切断の時代』河本 真理 (著)


  作品を「切断」するという破壊的な身振りとあらゆる要素の綜合という、
相反する極の間を揺れ動くコラージュが、
20世紀美術にもたらした可能性とは何か?
コラージュが物語る20世紀美術の地平を考察する。    

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『責任と判断』ハンナ・アレント (著)

“凡庸な悪”という恐怖。
思考を停止してしまった世界で倫理は可能か?!
アレント未公刊の遺稿、待望の刊行。

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『重力と恩寵』シモーヌ ヴェイユ (著)



「重力」に似たものから、どうして免れればよいのか。
—ただ「愚寵」によって、である。
「恩寵は満たすものである。
だが、恩寵をむかえ入れる真空のあると ころにしかはって行けない」
「そのまえに、すべてをもぎ取られることが必要である。
何かしら絶望的なことが生じなければならない」。
真空状態にまで、すべ てをはぎ取られて神を待つ。
苛烈な自己無化への志意に貫かれた独自の思索と、
自らに妥協をゆるさぬ実践行為で知られる著者が、
1940年から42年、大戦 下に流浪の地マルセイユで書きとめた断想集。
死後、ノート(カイエ)の形で残されていた思索群を、
G・ティボンが編集して世に問い、
大反響を巻き起こした ヴェイユの処女作品集。

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『日本的霊性 』鈴木 大拙 (著)



現代仏教学の頂点をなす著作であり、著者が到達した境地が遺憾なく示される。
日本人の真の宗教意識、日本的霊性は、
鎌倉時代に禅と浄土系思想によって初め て明白に顕現し、
その霊性的自覚が現在に及ぶと述べる。
大拙(1870‐1966)は、日本の仏教徒には仏教という文化財を
世界に伝える使命があると考 え、本書もその一環として書かれた。                                                          


     

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『ジャスミンおとこ』ウニカ チュルン (著)


  著者は生涯の最後の8年の間精神病院に何回か入院させられた。
その病中の印象を回復後に記録したもの。
幼時の夢のあとに現われた幻影のジャスミンおとこを愛の象徴として
彼女自身の病誌を綴る。    

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『森のバロック』中沢 新一 (著)

  南方熊楠の思想に内蔵された未来的可能性。
森の中に、粘菌の生態の奥に、直感される「流れるもの」。
自然・民俗研究の末織り上げられた南方マンダラとは?
後継者を持たない思想が孕む怪物的子供の正体。    

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『学識ある無知について 』ニコラウス クザーヌス (著)



  形而上学、神学、自然学の知を総動員して展開される
神論、宇宙論、キリスト論、
ブルーノ、パスカル、ライプニッツ、ヘーゲルらの思考を準備した
ルネサンス普遍人の主著が甦った。積年の推敲を経た新訳決定版。    

      

内容(「MARC」データベースより)

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『猫の大虐殺』ロバート・ダーントン (著)

史料の独特な解読が,謎につつまれた大革命に至るフランス社会の
さまざまな階層の人々の精神と行動を生き生きと描きだし,
社会史研究の最新の達成と評価される原書の中核的論文に,
新稿を加えて編集したオリジナル版.

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『1984年 』ジョージ・オーウェル (著)


世界中がアメリカ地区、ソビエト地区、中国地区の三超巨大国家に
分割されている一九八四年の近未来世界を舞台にして、
行動、思想、言語にまで及ぶ強力な国 家統制の上に成り立つ
全体主義的社会のなかでの個人の自由と人間性の尊