『 超哲学者マンソンジュ氏』 マルカム ブラドベリ (著)
一九六〇年代、知のメッカ、パリに登場し、
ロラン・バルトの薫陶を受け、
ポストモダニズムの金字塔『文化行為としての性交』(クスクス出版局刊)を世に問い、
忽然と行方をくらました謎の思想家アンリ・マンソンジュ。
不在の哲学者を求めて摩訶不思議なる探求が始まる。
カズオ・イシグロ(一九九〇年度ブッカー賞)を指導した英国の大学教授が放つ痛快無類の思想小説。
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一九六〇年代、知のメッカ、パリに登場し、
ロラン・バルトの薫陶を受け、
ポストモダニズムの金字塔『文化行為としての性交』(クスクス出版局刊)を世に問い、
忽然と行方をくらました謎の思想家アンリ・マンソンジュ。
不在の哲学者を求めて摩訶不思議なる探求が始まる。
カズオ・イシグロ(一九九〇年度ブッカー賞)を指導した英国の大学教授が放つ痛快無類の思想小説。
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古来、心に残る名文句は、特異な表現である場合が多い。
思考において論理がすべてではなく、言語も文法だけでは律しきれない。
論理と文法の手にあまる言語
表現の多彩な機能
—黙説、転喩、逆説、反語、暗示など、
レトリックのさまざまを具体例によって検討し、
独創的な思考のための言語メカニズムの可能性を探る。
在来の西欧的レトリック理論の新しい光をあてた『レトリック感覚』に続く注目の書。
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規範的な親族関係の言説が私たちの生から奪うものは何か。
西洋古典劇『アンティゴネー』に、
ポスト産業社会の家族形態の火急の課題を見出し、
親密な生の領域の倫理を根源的に問う、
現代思想/セクシュアリティ研究の到達点。
ジュディス・バトラー - Wikipedia
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9・11以後、逼塞する全米の言論界で、
チョムスキーらとともに果敢に発言するバトラーの最新評論集。
テロルとの戦争によって剥き出しにされた今日の〈生〉を見つめ、
見知らぬ人びとへの哀悼、
人間の傷つきやすさ(ヴァルネラビリティ)、
応答責任、
攻撃性
が殺人行為を思い留まらせる〈顔〉などについて、
ジェンダー論の成果に立って紡ぎ出された、ポスト9・11の〈生〉の条件を綴る。
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デリダは、フッサールを読むことによって、
「読む」とは何か、「書く」とは何かを根底的に考え直した。
本書は、フッサールの『論理学研究』(『認識の現象学と認識論のための諸研究』)
の第一部「表現と意味」の驚嘆すべき綿密な読解を通して、
現象学的批判という方法が「形而上学的企てそのもの」だということを暴き出す。
その困難な作業のなかから、「脱構築」「痕跡」「差延」「代補」「エクリチュール」…
といった魅力的な「操作子」(言葉でも概念でもない脱構築の道具)が産み出された。
後に「たぶん最も愛着を覚えている詩論だ」とデリダ自身が言っているその代表作。
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権力の言葉,差別の言葉.
そうした言葉によって支えられる既存の社会システム.
それを攪乱し,新しい方向をこじあける力を持つのもまた言葉である.
なぜ言葉は人を傷つけられるのか.
いかにして言葉は社会を変えるのか.
現代思想の最先端で「触発する言葉」を放ちつづける理論家が,
言語の政治性を縦横無尽に論じた注目の書.
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日本の水墨画は中国から渡来後、いつ独自の画風を備えたか。
我々は画のどこに日本的なものを見出すか。
そもそも日本画とは何か。
著者の叔父は日本画家、横山操と親交があった。
その縁を契機に著者は中世から現代までの日本画の道程をたどる。
日本庭園にみる、
水を用いずに水の流れを想像させる枯山水の手法を「負の山水」と名づけ、
その手法が展開される水墨山水画に日本文化独自の「方法」を見出す。
本書では雪舟『四季山水図巻』や、等伯『松林図』などの
有名な作品を多数取り上げ、それら画人について解説を付す。
画期的な日本文化論にして、精緻な絵画論考。
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ダダイスト、シュルレアリストの盲目的な崇拝を受け、
ミシェル・フーコーを熱狂させ、
渋沢龍彦、寺山修司らの偏愛を受けたフランスの作家レーモン・ルーセル。
彼の奇矯な生涯、奇妙な創作術、夢幻的な綺想世界を、
近年発見された膨大な新資料を交えて論じ、
孤独な言語機械ルーセルを浮き彫りにする。
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西暦紀元四世紀、ローマの貴婦人が蝋びきの板に刻みつけた、奔放な官能と澄明な事物の記憶…。
発表当時、ラテン語からの翻訳作品なのか創作なのか物議をかもした表題作のほか、「理性」を収録。
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本書でバトラーは、確固たる「女」という主体の存在に疑問を投げかける。
フーコーに倣えば、権力の法システムはまず主体を生産し、
のちにそれを表象するものだからである。
「法のまえ」に「女」という主体が存在しない、
解放されるべき「女」というカテゴリーすらが法の効果にすぎないという指摘は、
フェミニズムにとって敗北だろうか。
そうではない。
問題はむしろ権力の法システムにうつされるからだ。
そしてジェンダーを産出するこの法こそが、
さらに起源としてのセクシュアリティや
セックスをうみだすことがあきらかになるからだ。
難解なバトラーの思想や文体が、噛み砕かれた翻訳も素晴らしい。
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インターネットでの言論は「絶対に自由」であるべきだ
—ネット第一世代が唱えたその主張に対し、
著者は自由と民主主義の原理にもとづき異議を申し立てる。
出版以来、全米に賛否両論を巻き起こした本書は、
インターネットの将来のみならず、
「討議型民主主義」と「表現の自由」に関心あるすべての方への基本書といえる。
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新自由主義的体制に対抗する政治を露出させようとするランシエール政治哲学の最新著。
「ランシエールの著作はわれわれの持続的な抵抗のヴィジョンを一貫して示すものである」
とジジェクが言うように(「ランシエールのレッスン」)、
本書は現状批判に理論的基盤を与える絶好のテクストです。
2005年来日時の講演およびランシエール論を含む全著作・論文書誌、訳者解説を併録
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先史時代の洞窟に谺する狩猟民の秘儀、聖書の強迫的な音の響き、
ナチスによるユダヤ人絶滅キャンプの楽団、
そして高度消費社会で猛威をふるう音楽に、
魂を威嚇する根源的な暴力と殺戮の伴奏を聴きとる危機の批評。
音楽の闇の物語。
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「政治的なもの」をめぐる著者の思考の到達点を示す。
見せかけの現代民主制の欺瞞を鋭く突き、
ネオリベラリズム、市場主義への批判に理論的基盤を与える政治哲学の実践。
存在の平等をめざす真にラディカルな政治がここにある。
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日本中を震撼させた連続射殺事件を手がかりに、
60~70年代の日本社会の階級構造と、
それを支える個人の生の実存的意味を浮き彫りにした名論考を復刊。
最近の事件を考える上でも示唆に富む現代社会論必携の書。
解説・大澤真幸
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人間は起源を忘れて彷徨する影だ—。
忘れられた歴史への洞察と物語の断片を結晶化させ、
世界への祈りへと到達する、畏怖すべき思考の軌跡。
仏読書界に衝撃を与えたゴンクール賞受賞作品。
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他者との関わり合いにおいて主体は形作られ、
他者への責任=応答可能性において主体は自らを変革する。
倫理と暴力の危険な癒着に抗して「私」と「あなた」を結び直す、希望の哲学。
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たとえば「メランコリー」。
フロイトやラカンら近代の精神分析学により
「対象」と「所有」の病理とされ研究対象となったこの病は、
中世の修道士の無気力に発し、
「狂気」「欲望」「並外れた詩人」という極端な矛盾を孕む黒胆汁の気質と考えられ、
デューラーの作品に結晶する。
中世の物語や恋愛詩、エンブレムや玩具、ダンディズムや精神分析、
それらは言葉とイメージがつむぎ出した想像と忘却の変遷の保管庫=「スタンツェ」である。
西洋文明における豊饒なイメージの宝庫を自在に横切り、
欲望・感情・言葉のみならず欠乏・喪失が表象に与えてきた役割をたどる。
21世紀を牽引する哲学者の博覧強記。
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世界の中心に行っても
世界から疎外されているという感覚は
解消できない……
私と現在はどうつながっているのか。
ぼくらが知りつつあることは
最小国家こそ
最大国家ではないか
という逆説です……大澤真幸
「データベース」的世界観のなかでは
国際関係史もガンダムの一年戦争史も
すべて等価なものとして
立ち現れてくる……北田暁大
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19世紀の事物や歴史の中に眠り込まされていて現われることのなかった夢の巨大な力を解放する試み
—それがベンヤミンのパサージュ・プロジェクトだった.
「文学史,ユゴー」「無為」などの重要断章を収録.
『パサージュ論』をめぐる書簡,編者ロルフ・ティーデマンの長文解説,引用文献一覧,人名注索引を付す.
ヴァルター・ベンヤミン - Wikipedia
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産業と技術の進展によってユートピアは訪れるのか.
初期社会主義者の思想に独自の光をあてて救出する「サン=シモン,
鉄道」「フーリエ」,
商品生産や価値理論を取り上げて人間と労働の意味を考察する「マルクス」,
技術がもたらした社会変容を論じる「写真」などの断章項目を収録.
進歩思想と一線を画すベンヤミンの世界.
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亡命先パリで爛熟から崩壊へと向かう市民社会の運命を読み取り,
ありえたかもしれない歴史の別の可能性にベンヤミンは思考をめぐらせた.
歴史をみるためのコペルニクス的転換を考察する[K],
都市を歩く遊歩者の認識をつづる[M],
認識の方法についてのマニフェスト[N]など,
本書全体の思想的方法論を展開する断章を収録.
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同一商品が大量に流通するようになると,新しいものの探求が始まる.
使用価値とは無縁の流行(モード)が現われ,社会は移ろいやすさに覆われる.
ボードレールの用語「現代性(モデルニテ)」は資本主義の特質をうがち,
ベンヤミンの歴史哲学に影響を与えた.
『パサージュ論』最大の断章項目「ボードレール」のほか,「蒐集家」「室内の痕跡」の項目を収録.
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パリにナチスが迫る間際まで書き綴られた膨大なメモ群は
バタイユらに託され、かろうじて生き残った。
一九世紀パリに現われたパサージュをはじめとする物質文化に目を凝らし、
人間の欲望や夢、ユートピアへの可能性を考察したベンヤミンの畢生の労作。
近現代社会分析の基本文献。断章番号順の構成で、待望の文庫版刊行開始。
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憲法が謳う自由と平等、アメリカの夢と現実。
奴隷たちの七月四日を問いつめたダグラスと南北戦争後も遍見と格闘した男たち女たち。
視野をアフリカへ世界へと拓いたガーヴィー。
公民権闘争とその後の激動の時代をへて、今21世紀のオバマまで、21人の声を聴く。
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法隆寺金堂の大修理、法輪寺三重塔、薬師寺金堂や西塔などの復元を果たした
最後の宮大工棟梁・西岡常一氏が語り下ろしたベストセラー、待望の文庫版。
宮大
工の祖父に師事し、木の心を知り、木と共に生き、宮大工としての技術と心構え、
堂塔にまつわるエピソード、そして再建に懸ける凄まじいまでの執念を飄々と
した口調で語り尽くしている。
氏が発するひとつひとつの言葉からは、
現代人が忘れかけている伝統的な日本文化の深奥が、見事なまでに伝わってくる。
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ヴァレリー(1871‐1945)の最も美しいとされる三篇の対話。
建築と音楽を手がかりに哲学と芸術の岐路をソクラテスが弟子に語る「エウパリノス」、
詩人によるダンス評論の古典「魂と舞踏」、
最晩年の「樹についての対話」を収める一冊は、
『カイエ』『ムッシュー・テスト』等、思索と創造二つの道を歩んだ20世紀知性の内面を明かす。
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ドイツの美術史家ヴァールブルク(一八六六‐一九二九)が見た世紀末アメリカの宗教儀礼。
蛇は恐怖の源か、不死の象徴か。
プエブロ=インディアンの仮面舞踊や蛇儀礼は、
やがてギリシア・ローマやキリスト教の蛇のイメージと交錯し、
文化における合理と非合理の闘争と共存を暗示する。
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性暴力、セックスレス、エイズ、同性愛、性同一性障害、
男女共同参画などの今日的問題を、映画・音楽・アートも含めた身近な話題を通して、
マイノリティの視点から包括的に捉えなおす。
ジェンダー/セクシュアリティの新しい展望をきりひらく、斬新でクィアなエッセイ集。
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「歴史学は客観主義、実証主義の過度の呪縛から逃れ、
小説の手法を用いながら、具体的な効果を現さなければならない」。
この折口信夫の論を受け著者は、
虚構—実録の双方根底に“かたり”という共通の基盤を見出した。
歴史を伝える上で「(過去を)はなす」のか「かたる」のか、
それら馴染み深い言葉の用法を比較しながら、
物語を提示する「言語」の位相を考察。
その帰結で科学の理論と、物語・詩との間に著しい類似点があることが披露される。
カント研究第一人者でありながら、哲学の枠を超え、和洋の垣根なく、
領域横断的な発想をもつ著者ならではの縦横無尽な論究。
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カモノハシ—この鳥とも獣とも魚ともつかない生物を
もしもカントが見ていたら,
どのような反省的判断を導きだしただろうか.
「未婚の成年男性」は独身男の正確十分な定義と言えるだろうか…
『記号論』から20年余,数々の思考実験を繰り広げながら
人間の認識メカニズムのブラックボックスに挑む.(全2冊)
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法隆寺・薬師寺復興工事で名を馳せた西岡常一の没後10年。
いにしえの叡智を現代に蘇らせた唯一の自伝にインタビュー・座談会を加え、
最後の宮大工が遺した口伝を浮かび上がらせる。
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著者はシャーマニズムを「エクスタシーの始源的な諸技術」と定義する。
その担い手たるシャーマン、聖の専門家はいかにして誕生し、
どのような活動を行うの
だろうか。
膨大な資料を駆使しつつ、シャーマンの召命と試練、象徴的な死と再生、
めざましい超能力や、それを支えるコスモロジーに説き及ぶ本書は、
比較宗
教学あるいは宗教形態学の古典であるとともに、
原初の世界と人間の普遍的な型に迫ろうとする情熱的な思想の冒険行でもある。
本巻には、イニシエーションの
諸相、衣裳と太鼓のシンボリズム、
中央・北アジアのシャーマニズム、宇宙論などのテーマを含む第8章までを収録。
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酒、ハッシシ、阿片。
現実から遠ざかる手段として十九世紀の文人たちを魅了。
象徴派の巨人が神をも恐れぬ陶酔と覚醒のなかで、
その効果と害毒を冷徹に見つめる。禁断の麻薬白書。
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本書のテーマはデジタルコンテンツ業界における収益問題を説明する、
新しいロジックを提供することである。
特に、コンテンツビジネスにおけるユーザー課金のための
経営マネジメントを扱っていく。
第一部ではデジタルコンテンツ業界でユーザー課金をするために、
収益モデルに関する基本的な考え方を提示する。
第二・第三部では仮想世界サービスという
最先端のデジタルコンテンツに焦点をあて、
セカンド・ライフとオンラインゲームを取り上げ、
なぜビジネスとして成立しているのか、その経緯も明らかにしていく。
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わたしたちは「アメリカ・インディアン」になることはできない。
だが、日本および日本人という夢から覚めれば、
いつでも「地球に生きる人」になることはで
きるー
ー先住民族の生き方を学びながら、
自らを「日本人」から「日本列島人」へと新たに位置づけし直すための、
知識と知恵とトピックス
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「アングラはなんの機関かって?プロレタリア革命機関だ!」
革命の赤い鉛筆が黙っちゃいねえ!
暗黒の地下世界に沸騰するアングラの海!!
無頼漢平岡正明が放つ映画、文藝、演劇界の侠客、闇の表現者列伝。
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“聴く”とは何か?“音楽”とは何か?
いま音楽は、“音響”と“聴取”の狭間で根源的問い直しにさらされている。
サウンド・アート、音響派、ポスト・テクノ、
そして映像・言語芸術の最前線を走査し、
来たるべき音楽美学のパラダイムを浮上させる、批評の冒険。
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本書は、教示画成立の歴史的背景を辿りながら、図像学的手法を駆使し、
図像細部の神学解釈とR・シュタイナーの世界観を通じて、
当時のキリスト教カバラ=
薔薇十字思想の教義を鮮明に解き明かしていく—。
訳者による付論として、
教示画を巡るヘルメス主義的理念の史的変遷と図像的推移を考察した
「ドイツ・ヘル
メス主義の潮流」を収録。
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1990年代以降の音楽シーンをリードしてきた佐々木敦の全軌跡を集成。
80年代のおわりから90年代を経て、2002年まで、
10数年間に執筆した「音楽」をめぐるテキストを収録。本文は日本語。
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若い世代に絶大な人気を誇る音楽、テクノ。
テクノの起源にさかのぼり、そこに置き忘れられてきた、
音に対する「唯物論的な姿勢」(マテリアリズム)を解説していく。
テクノ批評の第一人者の最新成果。
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その重要性をつとに知られていながら、
これまで公刊されずにいたデュシャン・インタビュー。
シャルボニエの正確な知識と挑発によって、
さしものデュシャン
もここではかなりの真摯さを以て質問に答え、
今世紀に大きな変質を遂げた芸術観念について語る。
「芸術という語」「本能と知性」「ダダとシュルレアリス
ム」
「言葉とオブジェの選択」「シュルレアリスムの思い出」「絵画をする人」
の六部構成。真に革命的なこの芸術家の仕掛けた謎は、
流派を越えて今日と未来
に向けられている。
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近・現代思想のキー概念であるイデオロギー。
その意味と役割の変遷、批判の歴史とその意義を、
啓蒙主義からポスト構造主義にいたる思想家の論点を紹介しつつ
述べた画期的な入門書。
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イタリア現代思想の騎手による「アウシュビッツ以後」の倫理学の試み。
プリモ・レーヴィを始めとする
強制収容所からの奇跡的生還者たちの証言をもとに、
「人間である」状況を剥奪される極限を考察する。
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論理的な説明をこえ、自由で知的な作品を展開し続けたマルセル・デュシャン。
革新的な作品の数々はもちろん、その思想や問題提起に触発され
豊かな実りを生
んだ芸術家はジョン・ケージら数知れない。
「幸運にめぐまれました」にはじまり、
「私は幸せです」に終わるこのインタヴューは、
希代の芸術家の生き方と感
情、創造に向かって生きた言葉で開かれている。
なぜ作品制作を放棄したのか、ガラスを使うというアイデアはどこから
生まれたのか、もっとも親しかった友人
は…。
複雑で簡明、常識的で崇高、不思議と明るく、
あっけらかんとした生の展開を通して、
ある高度な精神的態度が力強く貫かれていく軌跡。
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ピアスや刺青をすることの意味とは?
コムデギャルソンやヨウジヤマモト等のファッションが問いかけているものは?
そもそも人は何のために服で体を隠すの
か?
隠すべきものの実体は?
若い人々に哲学の教授が身体論をわかりやすく説いた名著、ついに文庫化!
「制服を着崩すところからファッションは始まる」。
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9・11を契機に、
イラク戦争が象徴する政治・経済・情報世界の大変化の潮流のなか
無効性を露呈したポスト・モダニズムに痛撃をくわえ、
「理論の死」以後の世界を生きる理論を展望する。
仮借なき現代理論批判。
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三島由紀夫、武田泰淳、大岡昇平、吉行淳之介、安岡章太郎、
小島信夫、高橋和巳、井上光晴、大江健三郎、安部公房、筒井康隆の
戦後作家十一人を論じて、異
質とみえる作家たちに共通するモチーフ、
それは、自己に対する疎隔感による“メランコリー”であると解く。
時代の深層を抉り、非現実化してゆく現代を鋭く
分析して鮮やかに捉えた評論集。サントリー学芸賞受賞。
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カフカ、ヘミングウェイ、ストラヴィンスキー、ヤナーチェク…
彼らはなぜ裏切られたのか。
冷戦の終焉により、
言いたいことが言えるようになったことを冷静で透徹した考察の形で発表、
ミラン・クンデラの小説のような評論集。
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ポストモダニズムは人種差別や民族性、全体性の危険や
他者性の恐怖などの理解に莫大な貢献をしたと評価しつつも、
全編にわたり繰り広げられるポストモダニ
ズム的見解への著者の執拗な攻撃に、
読者は驚かされるだろう。
ポスト構造主義・精神分析思想を歪曲、
単純化したかたちでの理論が、
軽薄に知性を消費する傾
向とあいまって政治的文盲と歴史的無知をつくる。
このことを著者はもっとも恐れるゆえの批判なのだ。
ポストモダンの「相対主義」に抗して、
現代の政治改革
に必要な倫理的・人類学的な基盤を模索するという
著者の決意表明は、閉塞化する政治・思想状況を打ち破るエネルギーに
満ちている。
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われわれがある人を思い浮かべるときには、その人の名前とともに、
その人の顔、その人の後ろ姿や歩きっぷり、言葉遣いなどをも想起する。
これらのほとんど
を取り外してもその人に思いを馳せることはできるが、
ただ顔を外しては、その人について思いをめぐらすことはできない。
他人との共同的な時間現象として出
現する曖昧微妙な「顔」を、
現象学の視線によってとらえる。鷲田現象学の豊潤な収穫。
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絵と詩の間には、
古い時代から今日まで双方向的な理解と照応関係があった。
歴史とジャンルとヴィルトゥを超え、
繰り返し、表現・表出される芸術創造の秘密を説く。
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洞窟の宗教とテラスの信仰と心の構造の関係 流動する光、具体像、物語。
イメージの三階層である。
新石器革命で抑圧された神話的思考を取り戻せるのか。
映画を題材に対称性人類学で、10万年の精神史を読む。
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パウロを読み直しながら、聖書学・政治哲学・存在論の領域を自在に往来し、
それらを貫く未知の思考を編み出そうとした、アガンベンの挑戦。
パウロ書簡に、
新しい法と権力の理念を掘り起こし、
その基盤にある時間変容の経験に論理的な表現を与えて、
政治哲学と存在論とを架橋しようとする。
「残りの時」とは、終
末ではなく、祭のあとの時間でもない。
それは過去と未来を分離する「今・ここ」を、
さらにもう一度切断することによって現れる、
実存と共同性にかかわる異
質な次元のことなのだ。
パウロが「召命」と名づけたこの次元の経験は、
遠くヘーゲルの止揚に、マルクスの階級に、
そしてデリダの差延にもその共鳴板を見い
だす。
ベンヤミンとともに著者が試みる、
「メシアニズム」の再生は、
世俗化と啓蒙による近代という精神史の常識を揺るがす起爆力をもち、
現代の生存と政治
の命運に知られざる視野を提供する。
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文学とドラマトゥルギーの主要テーマたる「悲劇」が、
イーグルトンの手によって哲学、倫理学、心理学、神学、政治の舞台に移され、
さらに文学と舞台と思想
の高みからリアルな人間生活の地平に降り立たされる。
エウリピデス、ソポクレス、メルヴィル、フローベール、ドストエフスキー、
ゲーテ、カフカ、トーマ
ス・マン、ハーディ、
エリオットなどの作品における「悲劇」観が、アリストテレス、プラトン、
聖アウグスティヌス、デカルト、パスカル、スピノザを経て、
ヘーゲル、
キルケゴール、ニーチェ、サルトルに到る
西洋主流の政治的・哲学的思想の流れに織り込まれて、
徹底的な分析と精査をうける。「悲劇の死」という
問題に正面から取り組み、
悲劇の現代的意義を主張する長年の研究の最良の成果。
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黒人音楽、黒人革命、黒人宗教の交響のなかに、
西欧中心主義をうち破るリズミックな黒い世界観を描く書き下ろし評論。
アルバート・アイラーとハイチ革命、
レオンタイン・プライス「トスカ」などについて考察する。
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ベトナム戦争、プラハの春、学生運動…
1960年代後半から70年代初頭にかけて
全世界的な広がりをみせた騒然たる動向を、
著者は亡命の地・アメリカ合衆
国でどのように考えていたか。
「国防総省秘密報告書」を手がかりに嘘と現実(リアリティ)とのあり方を
論じた「政治における嘘」、
暴力と権力との相違を
テーマにした「暴力について」、
さらに「市民的不服従」など、本書は、
情況への鋭い発言のかたちをとりながら、
われわれとわれわれを取りまく世界への根本
的な問いを投げかけている。
「政治とは何か」をもっとも明快かつ具体的に論じた書ともいえよう。
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白川静と梅原猛、奇の二人が語る。
「呪の思想」。
すべてが神に問われた。
神はすべてに答えられた。
神に卜(ぼく)する占。
昔、むかし、三千三百年前のむかし、神々と人々が交通していた、
時代のものがたり。
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ラテンアメリカ文学の名を世界に轟かせた
アルゼンチンの高名な詩人・小説家が、
幻想的なまでの博識とユーモアにみちた静溢さのうちに、
半世紀にわたって追及し続けてきた、言語、書物、時間、
そして不死性の問題へと肉迫する最晩年の連続講演。
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近現代の世界の文学の様々な潮流を見極め,
文学の問題を論じ尽くした画期的な名著の10年ぶりの増補改訂版.
明確なる視座に立ち,ポストコロニアル批評,
新歴史主義,
カルチュラル・スタディーズ,あるいはフェミニズム批評など,
この10年間に起こり,更新し展開した文学の,
さらには言論をめぐる動向を大き
く俯瞰し,精細に論じる.
20世紀の文学を明快に語りながら,
文学の未来に向けて大きく踏み出したヴィヴィッドな1冊!
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現代思想の実践家ネグリは、「ヨブ記」を獄中でいかに読んだのか。
旧約聖書の登場人物であるヨブの生き方を哲学的にテーマ化し、
ヨブの受けている「苦しみ」を「存在論的」に分析する。
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—変革はゆっくりと、だが着実に進んでいる—
ネグリ=ハート(『〈帝国〉』『マルチチュード』)以降の最重要人物が
ついにここに
ベールを脱ぐ。
現在、10ヶ国語への翻訳が進行中の当書は、
今後、思想の〈語り口〉を一変させるほどの力を持っている。
この11月には初の来日を果たし、
早くも各紙(誌)からの依頼が続々舞い込む
グレーバーの盟友・高祖岩三郎による初邦訳。
アナーキズム&人類学の結合から生み出される、
どこまでも
ポジティヴな世界観。
アナーキズム、そして人類学の実践が明らかにするのは、近代以前の「未開社会」と呼ばれる世界が、実はより高度な社会的企画(プロジェクト)によって形成されているという事実である。真の民主主義的な世界の構築に向けて。
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なぜ文明は衝突しなければならないのか、
9・11が完成させたポストモダンな世界とはなにか。
文学研究の最先端から、
ポスト歴史主義とアイデンティティを批判しながら、
現代アメリカの文学、芸術、思想を縦横無尽に批評する。
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黒人音楽が流通し、
黒人思想家たちがヘーゲル、ニーチェ、フロイトなどの
西洋批判理論と相対しながら旅してきた軌跡を辿り、
奴隷制以降の黒人の抵抗と自立の歴史を
ナショナリズム的なパラダイムを超えた視点から考察する。
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アメリカ黒人の芸術家や知識人が
小説・詩・音楽・絵画などさまざまな文化表象の分野で
おおいに活躍した1920年代のハーレム・ルネッサンスから、
アメリ
カ黒人文化の原風景を遡る。
「ミンストレル・ショー」やブルースについて縦横に論じつつ、
随所に自伝的要素ももりこみながら
「もうひとつのアメリカ文化
史」を描き出す。
ヘンリー・ルイス・ゲイツ・ジュニアとならぶ
黒人研究者・文学理論家の日本初訳。
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巨人ボルヘスが宇宙を支配する円環的時間を古今の厖大な書物に分け入って論じ、文学的伝統における様々な「反復」を
言語の象徴機能や『千夜一夜』の翻訳者という具体例を通して語る。
鬼才の多彩な文学的活動の基礎をなす形而上学的命題を知る上で必読の1冊。
本邦初訳
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「先住民インディアン」「白人」「アフリカ黒人」「アジア系」
といった人種区分を用いずアメリカ史の歴史を語ることは不可能である。
しかし、そのような人
種の区分を普遍的で自明なものと考えてはならない。
本書では、異人種間の男女関係と結婚をめぐる制度と慣習の歩みをたどり、
白人を先住民や黒人や東洋人か
ら区別し隔離するために
いかにさまざまな方策が講じられてきたかを明らかにする。
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「美的なもの」をキーワードに、
近代西洋思想・哲学における「美的」言説の全容を、
批判的かつ挑戦的にまとめた評論集。
今や世界認識、倫理、政治にまで深く関わってくる
「美」の思想を縦横無尽に斬る。
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ドーキンスが否定し、ウィルソンが融合を考えた、科学と宗教の関係。
グールドはこう考えました。
科学と宗教は、重なりあわず独立して存在しているが、
その
うえで互いに尊重すべき知的体系という関係にある、と。
そして、科学と宗教を「対立構造」で見立てるのが間違いであり、
愚かしい、と主張します。
その立場
を彼は、あえてカソリックの言葉を使用し、
「非重複教導権(マジステリウム)の原理」と名づけ、
本書を貫くテーマにすえます。
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長い時間、ひとつの絵画の前に身を置き、
それが「立ち上がる」まで見つめつづける著者の関心は、
何かしら逸脱するもの、異常なもの、例外的な「細部(ディテール)」へと
向かっていく。
絵画の「秘密」ともいえるそれらを拾い出し、
感動のナゾを解いていく手さばきは、まるで推理小説を読むようだ。
本書は、惜しくも2003年12月にこの世を去った著者が、
その数か月前にラジオで放送したシリーズ番組をもとにしている。
それまで展開してきた多様な美術論を、
わかりやすく一般向けに語る氏のひと言ひと言は、
絵画好きたちに送られた最後のメッセージとして、深く強く響くことだろう。
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ヨーロッパの病を見つめ続けたアルトーは、
インディオの文明を継承しつつも革命を体験したメキシコという異世界で、
メキシコの大地を発見し、その延命すべ
き道を「文化革命」として提唱する。
「精神と物質」の二元論を糾弾し、知の毛細血管を拡張させる、
3つの講演と現地の新聞に書いたテクスト集。
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神戸芸術工科大学の連続講義をまとめたもの。
執筆者は、
路上観察学の赤瀬川原平、
マンガ学の夏目房之介、
写真家の宮本隆司、
回虫学の藤田紘一郎、
空想科学
分析の柳田理科雄、
ロボット学の森政弘、
幾何学アーティストのC・シュワーベ、
アフォーダンスの佐々木正人。
この雑然と、しかし奥深い取り合わせがかもし
だす、得もいわれぬゾクゾク感。
人間が何かを知覚すること、考えること、生きること、そして何かを作ること
──実は全部つながっているんだということが、
読み進むうちにソコハカとなく見えてくる。
ひょっとしたら、日本の科学技術というのはこういう方向へ進むのだろうかと、
「ふと」感じたりする。
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自然と円相、情報と円相、脳の円相、心の円相、
曼荼羅の円相、タオの円相、風水の円相、遊びの円相、禅の円相、文化の円相-
10人のエキスパートによる円相を主題とした古今東西にわたる10のレクチャー。
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メタフィクション、メラヴィリア、パニック…
日常から離れ、異次元体へと変容していく過程の全体を考える
「めくるめき」芸術工学について、筒井康隆、香山リカ等
分野の異なる8人の論客が自由に論じた講義録。
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科学社会学の新たな視野から、
第一次大戦、ワイマール共和国、
ナチズム時代の諸機構内における科学者プランクの世界像の変移過程を通して、
世界に冠たるドイツ物理学とその社会的・文化的な背景との
相互作用を解き明かす。
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太陽を見つめることは、緊張をほぐし心を安らかにします。
週に一日、太陽の子として生きることで、
文明というばか騒ぎにまきこまれることなく、
地球の上に生きることができるでしょう…。
全頁イラスト入りの書き文字の本。
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「ヌード」の名作《ヴィーナスの誕生》はなぜ「裸体」ではないのか?
《ナスタージョ物語》で女の身体が切開される意味は?
フィレンツェ・ルネサンスの本質に迫る卓抜な美術批評。
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46度の熱に耐え、獲物をあさるアリがいる。
スズメバチを取り囲み、熱死させるミツバチがいる。
暑い砂漠で鳴くセミは「汗」をかいて体を冷やす。
意外と知られていない昆虫の体温調節機能についてわかりやすく解説する。
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芸術から「いま—ここ」という一回性の「アウラ」が消滅する
複製技術の時代にあって、写真はどのような可能性をはらみ、
どのような使命を課せられなければ
ならなかったのか?
写真史を考えるとき、だれもが必ず引用する基本文献
—ヴァルター・ベンヤミンの「写真小史」。
初期写真から1930年代の作品までを通
観したこの傑作エッセイに、
そこで言及されているブロースフェルト、アジェ、ザンダーらの写真多数と、
関連論文を加えて再編集。
20世紀最高の批評家によ
る写真論が目で見てわかる実証的な一冊。
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鉄条網、土嚢、検問の兵士たち、壁に遺された無数の弾痕…。
救い無きテロルの連鎖、増幅する憎悪!
荒廃した風土と人心を前に人は何をなしうるのか。
現代のアポリアに凝然と佇む深い苦悩と思索の旅。
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ベンヤミンゆずりの政治と芸術の内在的連関、
古代や中世から近・現代までの自由な時間の往還、
ここには、哲学、美学、詩学、言語学から、神学、政治学、法学、
さらには医学史や生物学にまで及ぶ思想家の仕事のすべてがある。
アガンベン28歳、恐るべき処女作。
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現代は、待たなくてよい社会、待つことができない社会になった。
私たちは、意のままにならないもの、どうしようもないもの、
じっとしているしかないもの、
そういうものへの感受性をなくしはじめた。
偶然を待つ、自分を超えたものにつきしたがう、
未来というものの訪れを待ちうけるなど、
「待つ」という行為や感
覚からの認識を、臨床哲学の視点から考察する。
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注意する知覚がはらむパラドクシカルな様態を、
近代の転換期を画す三画家の作品—
マネ“温室にて”、
スーラ“サーカスのパレード”、
セザンヌ“松と岩”
—
のなかに鋭く読み取る。
美術史、思想史、科学・技術史、文化史…さまざまな学問分野を越境する、
批評精神と歴史研究とが結びついた稀有な成果。
図版多数。
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狂気……心の病いは、主観的には自己の価値を高く感じさせることが多く、
客観的にも高く評価されるべきものがある。
卑弥呼、山頭火、ジャンヌ・ダルク、ニーチェなど名高い古今の例を
豊富にあげて、病める精神の世界に新たな光をあてる。
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長らく絶版になっていた歴史的名著が、いまここに蘇る!!
視覚の近代の成立に決定的な役割を果たした<観察者の誕生>。
本書はこの誕生の諸相をさまざまな視覚器具、絵画、
人間諸科学の大胆かつ繊細な分析をとおし
て明らかにします。
この観察者の問題は、身体が社会的、リピドー的、テクノロジー的な装置の
一要素にどのように組み込まれようとしているかという、
視覚文
化の根本に迫る記念碑的名著です。
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ダゲレオタイプからデジタル画像まで。
写真史上に位置づけられる表現のスタイルや運動。
広告やファッション、ジャーナリズムなど、メディアとしての写真。
「写真」を俯瞰し、関連用語を網羅したキーワード集の決定版。
写真を学ぶ学生、アーティスト、コレクター、キュレーター、研究者…
写真について知りたい人
すべてのための必携書。
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見たい、知りたい、わかりたいという欲望の爆発、それがルネサンスだった―
―フィレンツェ、ローマ、ヴェネツィア
と、
ルネサンスが花開いた三都市を順に辿り、
レオナルド・ダ・ヴィンチをはじめ、
フリードリッヒ二世や聖フランチェスコ、チェーザレ・ボルジアなど、
時代
を彩った人々の魅力を対話形式でわかりやすく説く。
40年にわたるルネサンスへの情熱が込められた最高の入門書。
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すべての芸術は生の文脈とのかかわりを持つ—写真が発明されて以来、
人間はさらに多くの膨大なイメージに取り囲まれてきた。
そこでは、「見る」という行為
が人間にとって不可避な事態として
浮かび上がってくる。
それは自らの生の経験の蓄積を、歴史・社会・文化と構造的に
対峙させることでもあった。
ザンダー、
ベーコン、マグリットらの作品を通して
「見るということ」の地平から、人間の本性と文明にまで肉迫する。
強い影響力を持つ新たな美術批評の形を模索して
いった著者による、
写真を学ぶ人、美術を語る人、必携の美術評論集。
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われわれの身体とアイデンティティに深く関わるメディアであるファッション。
服飾、化粧、身体装飾、雑誌や広告のイメージなど、
様々なファッションの中に潜む問題を明らかにする。
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あらゆる生き物の自然史を、すべての生物に精通するセックスカウンセラーとの文通形式で記述した、抱腹絶倒のセックスガイド。
『Dr.
Tatiana's Sex Advice to All
Creation』は、
ユニークなセックス・ガイドブックだ。
たとえば、死姦が許されるケースや異種間の交尾のほかに、
性転換のタイミング、単為生殖(処
女生殖)、
恋人を食べるタイミングについて触れている。
もちろん、もっとありふれた問題、たとえば雄の妊娠、
分離可能なペニスなどについてのアドバイスも
ある。
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情報のデジタル化や新しいメディアの出現に伴い、
写真は大きな転換期を迎えている。
カメラが封じ込めた光の痕跡は、いま何を表現し、
どんな現実を生み出しているのか。
身体、性、記憶、都市、戦争、広告、報道など、
多様な視点から探る写真表現の現在。
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甲虫の羽音とチョウの舞う、花咲く野原へ出かけよう。
生物たちが独自の知覚と行動でつくりだす“環世界”の多様さ。
この本は動物の感覚から知覚へ、行動へ
の作用を探り、
生き物の世界像を知る旅にいざなう。
行動は刺激に対する物理反応ではなく、
環世界あってのものだと唱えた最初の人ユクスキュルの、
今なお新
鮮な科学の古典。
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狂気の淵からもたらされたヴァールブルクのイメージ=時間モデル、
その未完の「文化科学」、「名前のない科学」、
奇跡の歴史症候学の全貌を、
たぐいまれなる博識と躍動感あふれる圧倒的な筆力をもって、
思想史的布置のなかに鮮やかに描きだす刺激的大作。
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ベンヤミンの著作のなかでもっともよく知られ,
ポストモダン論の嚆矢とも言われるこの論考の射程は広く深い.
礼拝される対象から展示されるものとなり,
さ
らに複製技術によって大衆にさらされるようになった芸術.
この芸術と大衆の関係は,ファシズムと大衆の関係に重なる.
知覚の変容から歴史認識の方法を探る
挑戦的読解.
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ギリシア古典あるいは西洋文芸にあって、
優れて芸術的営為に携わるオイディプス、
サトゥルヌスからメフィストフェレスまでの輝かしき魔術的跛者。
いずれも
が体現するのは、近代の古層に横たわる豊饒な身体的思考。
芸術創造の奥義を求め、文学・美術・舞踊・精神分析から
民俗学までの知見をもって展開する、壮大
なスケールの表象文化論。
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裸回り、火伏せなどの性的儀礼から、一つ目小僧や異人殺戮、
さらに瓢箪、蝶などをめぐる民間伝承のなかには性と犠牲が潜む。
それらを原初への回帰という視点で解釈し、
民俗社会の宇宙論的意味と現代にまでつながる意味を探る。
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中世ではペストの原因は「臭い」だと信じ芳香で予防していた!
神話、宗教、魔術、セックス、誘惑、心理、階級、薬学、セラピー、超自然……
「生命の原理」と分ちがたい芳香物質の歴史をひもときながら、
匂いに潜む力の秘密に迫る。
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19世紀以来、「未開」社会のある社会集団と
特定の動植物や無生物(トーテム)との間に交わされる特殊な制度的関係は
トーテミスムと呼ばれ、幾多の実地調
査が重ねられてきた。
しかしそれぞれの「未開」社会を調べるほどに、
各事例の間には一般化できない種々の差異があることが分かってきた。
著者は、従来の
トーテミスム理解は、
人間と自然を非連続として捉えるキリスト教的思考の恣意と
幻想にすぎないと批判する。
フレイザー、ボアズ、マリノフスキー、デュル
ケームなどの
トーテミスム理論を分析しつつ、
トーテミスムについての新しい捉え方の先駆を
ルソーやベルクソンに見いだし、現実(自然)を前にした人間精神
の操作、
論弁的な思考の構造を明らかにする。
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日本人は、「死」「遺体」「霊」をどのようなものととらえてきたのだろう。
「葬送」「野辺の送り」など、
かつて多くの地域で行われていた伝統的な死者儀礼
はもはや見られなくなったが、
古来、日本人は「死者」という存在を信じ、死者への働きかけ、
語りかけによって、その「霊」を祀ってきた。
近代日本がいくつ
もくぐってきた戦争という極限状態のなかで、
「霊」はどう扱われたか。膨大な戦争手記、県史を読み解き、
自らの死の瀬戸際で仲間を弔おうとする兵士たち
と、
死者の霊を統合・管理して靖国へと導いた国家の姿を浮き彫りにする。
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身体的苦痛と狂気の極限で生きた詩人にして
前衛演劇の実践者アントナン・アルトー。
本書はその最晩年の作品『ヴァン・ゴッホ
社会が自殺させた者』と
『神経の秤』『芸術と死』の3篇を収録。
とくに『ヴァン・ゴッホ
社会が自殺させた者』は、
同じく精神を病みつつ憑かれたように描き続け、
ついに自殺した画家、
そしてもっとも「卑俗なもの」から「神話」を導き出した画家
ゴッホを通して、
絵画と絵画自身、おのれとおのれ自身について問い詰めた出色の評論であり、
サント=ブーヴ賞を受賞した。
他に初期の代表作2篇を併せ読む
ことにより、
アルトーの驚くべき精神の生に一貫するものを浮かび上がらせる。
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中国人のこころの諸相を捉えた「狂字論」「真字論」、
古代人の生活誌ともいうべき「火と水の民俗学」など、
広大にして豊饒な漢字の世界に遊びつつ中国の歴史の深処にせまる、
白川文字学の精華。
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漢字はその構造のうちに、古代の人々の思惟や生活の仕方を豊かに伝えている。
想像を絶するほど広大な漢字の歴史世界をはるかに見渡し、
そこに隠された精神史の諸相を鮮やかに捉えた達意のエッセイ集。
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大平洋戦争末期、すでに戦闘能力を失った日本の66都市を、
アメリカが核爆弾と焼痍爆弾で無差別爆撃し
40万人の非戦闘員を殺戮した行為は、
なぜ「人道
に対する罪」ではないのか。
ナチスのユダヤ人ホロコーストに激しく嘔吐した連合国が、
どうして対日無差別爆撃を正当化しえたのか。
本書は、欧米型人道主義
がことさら目と口を塞いできた戦争の人種的側面に、
真正面から迫った労作である。
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第二次大戦を枢軸国として連合軍と戦った日本とドイツ。
二つの国は加害者として戦勝国に裁かれた。
「悪いのはやつらだ」。
勝者の正義のために歴史の被告席
に立たされた日本人とドイツ人。
彼らはいかに過去に学んだか。
そして、いかに過去を忘れようとしているか。
際立った対照をみせる日本とドイツ。
本書は、記
録が散逸し、記憶が風化することに抗して、
日本とドイツの、戦争体験者と現場を徹底取材した。
その結果、戦勝国の手による定説や神話から、
思いがけない真
相をつかみ出す。
戦争責任とは何か、国を愛するとは何かを、
日本とドイツを横断して問い直すルポルタージュの傑作。
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一九四五年八月、
焦土と化した日本に上陸した占領軍兵士がそこに見出したのは、
驚くべきことに、敗者の卑屈や憎悪ではなく、
平和な世界と改革への希望に満
ちた民衆の姿であった…
新たに増補された多数の図版と本文があいまって、
占領下の複雑な可能性に満ちた空間をヴィジュアルに蘇らせる新版。
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満洲事変~太平洋戦争期に敢行された
小説・詩集・歌集・ルポルタージュ・従軍期などの単行本を精選。
12は、千葉泰子著「軍靴の響き」を復刻。
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モンローからマドンナ、エリザベス女王からサッチャーまで、
映画、テレビ、ファッション、雑誌、音楽、政治の世界を渉猟しながら、
髪のスタイルと色の持つ意味とメッセージを読み解く、新しい女性文化論。
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学習という名の魔術に一体何が起こったのか。
遊びに満ちたイリュージョン、人を魅了するゲーム、
生物そっくりの自動機械が教育の本質的一部だった時代がか
つて存在した。
本書は近代初期に生じたこの魅惑と啓蒙の交叉点、
愉楽と逆説に満ちた「楽しい知識」の世界を開示してみせる。
18世紀ハイ・カルチャー、ロ
ウ・カルチャー双方の
知への脱領域的ガイドをしてくれる本書は
口誦‐視覚的文化の持っていた教育戦略に、
「新啓蒙時代」たる21世紀にあるべき教育の夢を
見る。
著者は信じがたく幅広い史料と大衆的図像の数々を駆使して、
彼女がかつて『ボディ・クリティシズム』で見事に分析してみせた
感覚的認識の問題をもう
ひとつ別の視点から照射しようとする。
世間周知の名画も、
「目にもの見させる」デモンストレーションの実験・実演教育の
一環だったという画期的な視点から
次々と意外な再解釈がほどこされていく。
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精神医学の道を辿って50年あまり。
迷い、つまずき、やっと辿り着いたところは、もとのままであった。—
—人類が克服できないであろう「狂気」という心的構造の分析と治療に
一切の情熱を傾けた精神科医の苦悶の彷徨記。
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お地蔵さんとは何者なのか?
なぜ幕末に「えゝじゃないか」が大流行したのか?
歴史学+民俗学で、日本人の複雑な宗教意識を読み解く
自
然神から祖先信仰へ。
神代と記紀神話の成立。
仏教と民間信仰の融合。
山岳信仰と修験道の展開。
古代日本の神概念から神仏習合を経て形成された、
この風土に
特殊な精神文化の諸相である。
お地蔵さんとは何者なのか。
なぜ幕末に「えゝじゃないか」が大流行したのか。
歴史学に民俗学を重ね合わせて、日本人の複雑な
宗教意識を解読する。
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脳神経学者である著者のニューバーグとダギリは、
宗教体験を科学的に解明する「信仰の生物学」の研究の結果、
「いわゆる神秘体験は幻覚ではなく、脳神経学的に測定可能な現象であり、
宗教的体験は、ヒトの脳だけに組み込まれた先天的機能である」
という仮説を立てた。
本
書はこの仮説に基づき、ヒトの脳の基本メカニズムを解説した後、
神話、儀式、神秘体験、宗教、絶対者などが、
脳が自己と他者の区別を認識しなくなる「絶対
的合一状態」に由来する
ものだという証拠を示していく。
その鍵になるのが、身体の空間的な位置把握を司る脳の「方向定位連合野」だ。
瞑想における極度の集
中、あるいは「無」の状態が
この領域への感覚入力を遮断し、
特別なモードに入ることが宗教体験を引き起こすというのだ。
多くの事例を交えながら、
平易な言
葉で知的興味を喚起するポピュラー・サイエンスである。
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漫画を漫画たらしめている内的法則とは何だろうか。
いかなる約束事が漫画を絵画や小説、映画とたがわせ、
アニメーションやイラストレーションといった隣接
ジャンルと
異なったものに仕立てあげているのか。
物語の内容をひとまずおいて、
物理的に漫画を築きあげている線(ふき出しやコマの配分、速度の表象など)
と
色彩(黒と白、色の有無)などを通して漫画を論じ、
漫画を形作る「文法」とは何であるかを考える。
戦後から現在までの作品を分析した漫画表現論。
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身体はたえず抽象化され、隠喩化されてきたために
何がその第一次的な機能かわからないほど豊かな意味の世界が見いだされる。
この身体が、さまざまな文化
のなかでどのように解釈され、表現されてきたか。
そのありようを第一線の研究者たちが丹念にあぶり出す。
「叢書・身体と文化」、10年の歳月をかけ、つい
に完結!
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身体相互間のたえまないコミュニケーションこそが
人間のアイデンティティの核をなしている。
身体は社会関係の真に実質的な基盤であるばかりでなく、
制度や
規範の雛形をもかたちづくる。
日常生活を支配する不可視のポリティクスをとりえなおすためにも
身体に脈打つ豊かな感覚=意味を回復することが切に求められ
ている。
本書では、身体の原初的な交感能力からはじまって、
社会・文化的脈絡のなかで身体がおびる儀礼性・象徴性にいたるまで、
コミュニケーションとして
の身体の多彩なはたらきを描き出し、
それらをつらぬく秩序と構造を解明する。
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身体は、生まれながらに与えられたものではなく、
文化的に形成されるひとつの根源的技術、しかけである。
本巻では人間の感覚の様態そのものからはじめて、
身体技術のさまざまな断面とそれらの社会・文化的な意味を検証する。
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人間と動物が交錯する未決定な「例外状態」の閾を、
バタイユのアセファルから、
コジェーヴのスノッブ、ユクスキュルのダニ、ハイデガーの倦怠へと
縦横無尽に描き出す、生政治の超克と人類学機械の停止へむけた壮大な系譜学。
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「お墓」とは何だろう。
伝統的な祖先への敬愛の表現か。
家制度の因襲か。
各地のお盆、葬儀、埋葬、墓参りなどの、死者にまつわる儀礼や祭祀を
丹念に観察し
ていくなかで、石塔の「○○家之墓」もまた別の相貌を見せてくる。
嬰児の死の扱い方や、戦死者の処遇をも視野に入れながら、
民俗学から見た死者祭祀のあり
ようを探る。
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桃太郎、一寸法師、ハナタレ小僧様、瓜子姫……
これらの「小サ子」は、なぜ水界に関係しているのか?
人類学の名著が、新解説(小松和彦)を加えて完全版で待望の登場
桃
太郎や一寸法師の中に見られる〈水辺の小サ子〉の背後に潜む
母性像の源流を原始大母神と子神にまで遡る。
併録の「月と不死」「隠された太陽」「桑原考」
「天馬の道」「穀母と穀神」
はいずれも、数万年のスパンで人類の精神史を描く、
壮大な試みに取り組んだ画期的考察である。
口絵図版を追加して復活し、
さら
に、日本民俗学の第一人者である小松和彦の解説を加えて、
名著がここに甦る。
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惑星的規模における「スペクタクルの社会」が新たな段階に達するなかで、
情報権力の世界化および単一化としての「統合されたスペクタクル性」
の社会の到来を正確に予見した、
ドゥボールによる20世紀後半の最も革命的で、極めて実践的な理論的考察。
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「フィルムはない。映画は死んだ」と言ってのけるドゥボールにかかっては、
あのゴダールさえ小市民的に見えてしまう。
芸術に限らず、思想も政治も経済も、
「専門家」に任せきりで、
鷹揚にお手並拝見と構えているうちに、
いやおうなく「観客」であるしかないどころか、
大仕掛けな茶番劇のエキストラに動員されて
しまいかねない。
こんな世界のありようと疎外感の大元を、本書は徹底的に腑分けしてくれる。
ほんとうに「何一つ欠けるところのない本」だ。
マルクスの転用
から始まるこの本は今日、依然として一個のスキャンダル、
飽くなき異義申立てと「状況の構築」のための道具であり、
武器であることをやめていない。
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20世紀はファッションが一般的に広く普及した時代と言われている。
本書は、20世紀、ファッションは何をなし遂げたのか、
その創造性をあらためて問う、
まったく新しいファッション文化史。
本書では20世紀のファッションをつくった代表的なデザイナーたち10人、
ワース、ポワレ、シャネル、スキャッパレッ
リ、マッカーデル、ディオール、
クアント、ウエストウッド、コム・デ・ギャルソン、マルジェラを取り上げ、
時代や社会のなかで彼らがどう闘い、
どのように
ファッションをつくってきたか、さまざまな角度から切った意欲作!
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たとえば、このドレスはわたしの身体を覆っているのだろうか。
逆に晒しているとはいえないだろうか。
たとえば、衣服は何をひたすら隠しているのだろうか。
いやむしろ、何もないからこそ、あれほど飾りたてているのではないだろうか。
ファッションは、
自ら創出すると同時に裏切り、
設定すると同時に瓦解させ、
た
えずおのれを超えてゆこうとする運動体である。
そんなファッションを相反する動性に引き裂かれた状態、
つまりディスプロポーションとしてとらえること、
そ
してそれを通じて、“わたし”の存在がまさにそれであるような、
根源的ディスプロポーションのなかに分け入ってゆくこと、
それが問題だ。サントリー学芸賞
受賞作。
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かつて日本家屋の暗い領域に存在した イエの神の民俗学
土間の柱に異形の面を取り付け、
火難よけや家の守
護神として祀られた竃神(かまどがみ)。
偶像化はされず、精霊的な存在として河童譚や出産の習俗などと
深く結びついた厠神(かわやがみ)。
日本家屋の暗所
に祀られたこれらの神々は、
生死や新旧を転換する強力な霊威をもち、此の世と霊界との出入口に宿った。
昔話や儀礼、禁忌など伝承を博捜し、家つきの神の意
味と役割を探る。
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おもしろく読める手引き書 精神医学の記述は難しいといわれているが,
本書はごく平易に説いた入門書である.
難解な術語や表現はさけ,精神医学の発展の流れに沿い,
精神病像をうきぼりにし,各種の症例と写真を多数挿入.
第4版は同じ趣旨で,全部新たに書き直した.
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建築の構造や装飾を切り口にして、
北方と南方の様式、それに東方の影響を吸収した
ヴェネツィアの建築について徹底的に分析した、
ラスキンの芸術観が光る建築論。
原書全3巻のうち、第1巻最初の章と第2巻のほぼ全てを翻訳。
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近代国家の基盤となった「日本人」の民族意識は、
浪花節芸人の「声」が作った。
政治から疎外された人々を心性とモラルの共同体へと
からめとった浪花節の「声」という視点に立ち、
近代日本の成立を問い直す。
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グローバリゼーションと情報化の時代に戦争は予期せぬ仕方で人々を襲う。
空から監視する人道の目、警察化する映像、そして「純粋戦争」へ。
コソヴォ空爆開始から停戦までのリアルタイムの記録をもとに、
メディア論の奇才が、新世紀に放つ緊急提言。
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人間は死を欲望する――
第一次世界大戦の衝撃をうけた
精神分析理論の再構築の試み
== フロイト文明論集2 ==
人
間には戦争せざるをえない攻撃衝動があるのではないかという
アインシュタインの問いに答えた表題の書簡と、
自己破壊的な衝動を分析した「喪とメランコ
リー」、
そして自我、超自我、エスの3つの審級で構成した局所論から
新しい欲動論を展開する『精神分析入門・続』の2講義ほかを収録。
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名曲の数々、音楽の花園、実り豊かなバロックの世界。
装飾的で即興性を重視、ドラマの原理が支配する宇宙。
モンテヴェルディのオペラ、ヴィヴァルディのソ
ナタ、
クープランのクラヴサン曲、バッハのカンタータ。
華やかな宮廷舞曲や多様な世俗器楽や厳かな宗教音楽。
音楽ファンを虜にするバロック音楽とはどんな
ものか。
その特徴と魅力をあまさず綴る古楽への本格的な案内書。
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九世市川団十郎、川上音二郎、小山内薫などがつくりだそうとした新しい演劇。
講談や演歌などの大衆的パフォーマンスとも共振しつつ生みだされた
彼らの芝居で、役者の身体に表現された「近代」とはどのようなものだったのか?
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ウィーン世紀末に、変貌する都市を彩ったクリムトの装飾美と対照的に、
孤独な魂の内面とエロスへの憧憬を極限まで赤裸裸に描き切った
シーレの生涯と作品を共感を込めて追い求めた著者渾身の美術論。
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かつては生き生きとした知恵の発露であった
「笑い」「ヲコ」「ウソ」などの零落をなげき,
その復権を説いた異色の文芸論十三篇.
これらのエッセーを貫くの
は,
人生をすこしでも明るく面白くするには何が必要不可欠かという
強烈な問題意識であって,
悪巧みの技術さえ「消えて行く古風な芸術」だとして愛惜され
る.
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本書は、フランス現代思想を代表するボードリヤールの代表作で、
現代消費社会を鋭く分析した本として高い評価のある本である。
家庭電化製品や衣料、車と
いった各種の商品は、
その使用価値だけで用いられるのではなく、
社会的権威や幸福感といった他人との差異を示す「記号」として現われる。
ここに消費社会の
秘密を解く鍵があるという。
さらにこうしたモノ=記号を生産されたモノに限定することなく、
社会の森羅万象—ファッションから広告、教養や健康への強迫観
念、
暴力まで—にあてはめて考察することで、
現代社会の様々な神話と構造をえぐり出すことに成功している。
評判の高かった同書名訳書の〈普及版〉。
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大正・昭和初頭の都市モダニズムは満州で開花し、
戦時下の文化・スポーツ活動に結実した。
その担い手は林達夫、小泉信三、岡部平太、竹中英太郎ら
「挫折」
を経験した人々であり、石原莞爾を中心とする知的水脈と共鳴した。
彼らの開かれた精神から日本人の生き方のもう一つの可能性を探り出す、
近代日本の歴史人
類学という課題に挑む記念碑的労作。
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おびただしい柱列、過剰なまでの突起や彫刻、
秩序や比例を超える高みをめざしたゴシック建築。
アミアン、ケルン、シャルトルなどヨーロッパの多くの都市に
今も残るこれらの教会の異様な建築様式はなぜ生まれたのか。
聖堂内部は大自然のイメージで彩られ、
故郷を追われた異教徒である農民たちの信仰心を
キリスト
教化するのに役立つ一方、
その昇高性や過剰な装飾性は国王や司教たちの権威の格好の象徴となった。
ゴシック様式を論じるにとどまらず、
誕生から受難そして
復活にいたるまでを、
歴史・社会・文化的な深みに降り立ち、
十全に解き明かしたサントリー学芸賞受賞の意欲作。
ゴシック復活としてのガウディ論を追補した
決定版。
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臓器バンク、試験管ベビー、いずれもカニバリスムの進化の極点ではないか。
カニバリスムをキーに、神々の時代からコードの時代までを、
三つの危機・四つの時代として分析、記述する、世界の知性・アタリの試み。*
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明治末から大正期にかけてわが国の文学は,
ヨーロッパの影響を受けた美術思潮と一体化し,
表現史に類を見ない新しい世界を現出させる.
イメージと文学が共振しあうなかでいかなる表現美が生み出されたのか.
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