J:(ジャンル)小説(海外)

『地獄のコウモリ軍団 』バリー ハナ (著)


戦場に地獄を見た五体不満足の兵士。
ホンダのバイクで爆走するウィリアム・バロウズ。
妻(四十歳)のオナニー現場を見てしまった夫。
変態KKK主義老人の愛人に惚れた青年。
チェスをするとオカマ化するパパ…。
生の現実の薄皮一枚向こうに透けてみえる醜悪で滑稽で陰惨でなまぐさい人間の本質。
アメリカ随一の短編名人が腕をふるってじわじわ語る人生の悲喜劇、
どすどす込み上げる黒い笑い!
フォークナー賞作家の悲喜劇コレクション。

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『塵に訊け! 』ジョン ファンテ (著)

無頼の作家チャールズ・ブコウスキーがその作品中、
好きな作家として挙げたことをきっかけに再発見されたジョン・ファンテ。
『塵に訊け!』は作者の分身アルトゥーロ・バンディーニを主人公とする
ファンテの自伝的なシリーズの代表作である。
 作家になるべくやってきた夢のカリフォルニア。
社会の片隅に追いやられた人々の生きるロサンゼルスの裏町を舞台に、
バンディーニの夢と焦り、そしてカミラとの恋が、
ユーモアと痛みを交えつつ語られていく。
バンディーニは、さまざまな人種の人間がうごめくロサンゼルスという街を動きさまよい、
自由自在に語る。その語り口は端正かつ軽妙だ。
そして最後に、恋は意外にも苦い結末を迎える。
 長年本国でも絶版が続いていたものの、
現在は人気・評価とも不動のものにしたジョン・ファンテ。
<訳者あとがき>で述べられているように、
ジェイムズ・エルロイがロサンゼルスを代表する作家を問われた際、
ファンテをまっさきに挙げたことからもこの作家のいま位置する場所がうかがいしれるだろう。
『塵に訊け!』の発表は1939年とかなり昔になるが、
ロサンゼルスを描いたアメリカ青春小説の「新しい」古典として読んでもらいたい。
 本書にはその再評価のきっかけを作ったブコウスキーによる<序>が収録されている。

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『灰色の輝ける贈り物 』アリステア マクラウド (著)

舞台は、スコットランド高地からの移民の島カナダ、ケープ・ブレトン。
美しく苛酷な自然の中で、漁師や坑夫を生業とし、
脈々と流れる“血”への思いを胸に人々は生きている。
祖父母、親、そしてこれからの道を探す子の、
世代間の相克と絆、孤独、別れ、死の様を、
語りつぐ物語として静かに鮮明に紡いだ、寡作の名手による最初の8篇。

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『カウガール・ブルース』トム ロビンズ (著)

J.ケルアックと一緒に放浪した。
生まれつきの大きな親指で全米最強のヒッチハイカーになったヒロインの、
破天荒で暖かく、そして哀しい物語。

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『大統領の最後の恋 』アンドレイ・クルコフ (著)

セルゲイ・ブーニンは孤独だった。
22歳で結婚に破れて以来、どの恋にも空しさと悲哀がつきまとう。
ソ連崩壊後、政治の世界に足を踏み入れ、
遂に大統領にまで昇りつめたが、
真の愛は手に入らない。
だが、政敵との闘いの日々、
移植手術を受けた彼の心臓の「持ち主」と名のる謎の女性が現れると、
運命は過去と交錯し、
大きく動き始める。

アンドレイ・クルコフ

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『シークレット・オブ・ベッドルーム 』アーヴィン・ウェルシュ (著)

エジンバラ市役所、環境衛生局のレストラン監視官、ダニー・スキナー。
おしゃれでスマートな若きエリートの彼は、酒とドラッグを手放せず、
次から次へと女を乗りかえる。
だが、ダニーの社交的な顔の裏には、出自上のある謎があった。
ゲームおたくで臆病、女の子に縁がなく、いまだ童貞のブライアン・キビー。
山歩きサークルの女の子へのゆがんだ妄想を、ゲーム内の女の子キャラ相手に吐きだす日々。
ブライアンがエジンバラ市役所に勤めることになり、
交差するはずのなかった2人の人生がクロスする。
セックス、ドラッグ、アルコール、フーリガン、そして家族の物語…。
複雑に絡みあうストーリーが、驚愕の結末へと怒濤のごとく流れ出す。

アーヴィン・ウェルシュ

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『ベルリン1933』クラウス コルドン (著)

共産党にかかわる父をもつ15歳の少年ハンスを主人公に、
ナチス台頭の時代の波のなかで、
引き裂かれさまざまな運命をたどっていく家族とその友人たちの姿を描く大河青春小説。
オランダ児童文学賞ほか受賞作品。

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『無垢の博物館 上 』オルハン・パムク (著)

三十歳のケマルは一族の輸入会社の社長を務め、業績は上々だ。
可愛く、気立てのよいスィベルと近々婚約式を挙げる予定で、
彼の人生は誰の目にも順風満帆に映った。
だが、ケマルはその存在すら忘れかけていた遠縁の娘、
十八歳のフュスンと再会してしまう。
フュスンの官能的な美しさに抗いがたい磁力を感じ、
ケマルは危険な一歩を踏み出すのだった
―トルコの近代化を背景に、ただ愛に忠実に生きた男の数奇な一生を描く、
オルハン・パムク渾身の長篇。ノーベル文学賞受賞第一作。

オルハン・パムク

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『アフリカで一番美しい船 』アレックス カピュ (著)

第一次世界大戦前夜の一九一三年、
北ドイツの造船所で働く三人の技術者が、
皇帝ヴィルヘルム三世の命を受け、
キリマンジャロの南にあるドイツ領東アフリカへ向かう。
タンガニーカ湖畔で、アフリカ内陸にかつて存在した中で最も大きく、
最も性能がよく、最も美しい船を造るためだった。
やがて大戦が勃発、イギリス側は東アフリカの覇権を奪取すべく、
二隻の小型船をケープタウンから陸路タンガニーカ湖まで運び、
ドイツ艦船の撃沈を図るという奇想天外な作戦に着手した…
映画『アフリカの女王』の背景となった史実をもとに、
辺境の地で世界大戦を戦った人々と船の物語を、
雄大かつドラマティックに描き上げ、
ドイツはじめ世界各国で高い評価を得た歴史小説の自眉。

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『リカルド・レイスの死の年 (ポルトガル文学叢書) 』ジョゼ サラマーゴ (著)

詩人ペソアの異名者が彷徨するリスボン・1936年の日々…
ノーベル賞作家が歴史の転換点を描くテクスト性を秘めた幻想小説。

ジョゼ サラマーゴ

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『楽園の犬 (ラテンアメリカ文学選集 7) 』 アベル ポッセ (著)


時空を自在に超えていくつものテクストと多様な人物を交錯させ、
に〈楽園〉を求めたジェノヴァ多国籍企業代理人としてのコロンブスの虚実を、
破天荒な構想で描く魔術的リアリズムの傑作。


アベル ポッセ

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『ホワイト・ティース(上) 』ゼイディー スミス (著)

ロンドン下町育ちの優柔不断男アーチーと、
バングラデシュ出身の誇り高きイスラム教徒サマード。
似ても似つかないこの二人の友情を軸に、
19世紀からミレニアムにいたる時空間を往還しつつ、
カオスの都ロンドンを活写する。
ディケンズ/ラシュディばりのストーリーテリングにインディーズの心意気。
新世紀初の偉大な才能と称えられた、ジャマイカ系大型新人のデビュー長篇。
ウィットブレッド賞処女長篇賞、
ガーディアン新人賞、
英国図書賞新人賞、
コモンウェルス作家賞最優秀新人賞受賞。

ゼイディー スミス

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『まだ名前のない小さな本』ホセ・アントニオ ミリャン (著)


主人公は、まだ「むかしむかし」と「おしまい」の2行しかできていない
赤ん坊のような「ちっちゃなお話」。
彼は一人前の本になるため学校に通っていますが、なかなか大きくなりません。
そのわけを知るために冒険に出発し…。

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『奇跡も語る者がいなければ 』ジョン・マグレガー (著)

イングランド北部のある通り。
夏の最後の一日がはじまる。
夕刻に起こる凶事を、誰ひとり知る由もないまま―。
22番地の小さな眼鏡をかけた女子学生。
彼女を密かに恋する18番地のドライアイの青年。
19番地の双子の兄弟。
20番地の口ひげの老人。
そして、16番地の大やけどを負った男と、その小さな娘…。
通りの住人たちの普段どおりの一日がことこまかに記され、
そこに、22番地の女の子の、3年後の日常が撚りあわされてゆく。
無名の人びとの生と死を、
斬新な文体と恐るべき完成度で結晶させた現代の聖なる物語。

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『旅する帽子―小説ラフカディオ・ハーン 』ロジャー パルバース (著)


新しい人間、流浪する魂。
あわれ桜花に届くか、明治を透視する異端者(アウトサイダー)の詩情は?
ヨーロッパの孤児、いずれの国にも属さぬ世界人と日本!

10年をかけて完成させた書下ろしの傑作長篇。
放浪を希求する魂の孤独。
それこそが明治日本に新しい空気と風をもたらしたにちがいない。
京都在住のオーストラリア人が一個の人間の創造精神を探る希有の小説。

ロジャー パルバース

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『 フロム・ヘル 上 』アラン・ムーア (著)




いわゆる「切り裂きジャック」の連続殺人事件が本作のモチーフ。
ノンフィクション・ノベルに奇想をはめこんだような巧妙なプロットに、
作者の本領たるダイ ナミックな構成力、
奥行きのある世界観・人間観が活かされている。
丹念に再現されたヴィクトリア朝末期の英国社会に、
いくつもの象徴が生み出す複雑な磁場 がはりめぐらされる。
小説的な読み心地と鮮烈な絵の力を兼ね備え、
サスペンスとイリュージョンに満ちた、無類のエンターテインメント。
鬼才として知られる コミック原作者によるグラフィック・ノベルの傑作。


アラン・ムーア - Wikipedia


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『 越境 』コーマック・マッカーシー (著)




十六歳のビリーは、家畜を襲っていた牝狼を罠で捕らえた。
いまや近隣で狼は珍しく、メキシコから越境してきたに違いない。
父の指示には反するものの、
彼は 傷つきながらも
気高い狼を故郷の山に帰してやりたいとの強い衝動を感じた。
そして彼は、家族には何も告げずに、
牝狼を連れて不法に国境を越えてしまう。
長 い旅路の果てに
底なしの哀しみが待ち受けているとも知らず
—孤高の巨匠が描き上げる、美しく残酷な青春小説。


コーマック・マッカーシー - Wikipedia


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『 エクスタシーの湖 』スティーヴ エリクソン (著)



突然ロサンジェルスの中心部に現われた巨大な湖。
息子を救うために湖底へと潜っていく主人公クリスティンの物語と、
2017年西海岸のゲリラ隊の物語が絡 み合う。
原書の実験的なレイアウトを邦訳版でも再現。
北米のマジックリアリスト、エリクソンのカオス的な想像力が炸裂。



スティーヴ・エリクソン - Wikipedia

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『 たのしいムーミン一家 』トーベ・ヤンソン (著)




長い冬眠からさめたムーミントロールと仲よしのスナフキンとスニフが、
海ベリの山の頂上で黒いぼうしを発見。
ところが、それはものの形をかえてしまう魔法 のぼうしだったことから、
次々にふしぎな事件がおこる。
国際アンデルセン大賞受賞のヤンソンがえがく、
白夜のムーミン谷のユーモアとファンタジー。


トーベ・ヤンソン - Wikipedia



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『四人の兵士』 ユベール マンガレリ (著)

極限状態で呼び合う無垢な魂
1919年、第一次大戦終結直後。
ロシア赤軍の兵士たちは、敵兵に追われ国境近くの森に逃げ込む。
そこで偶然巡り合った四人の若き兵士
──語り手であるベニヤ、頭の回転の速いリーダー格のパヴェル、
力持ちでちょっとおつむの弱いキャビン、慎み深くやさしい眼差しのシフラ
──は、極寒の地で生き延びるため、一緒に小屋を建て共同生活を営むようになる。
過酷な状況下、サイコロ遊びに興じたり、わずかなお茶を分け合ったりと、
四人はささやかな日常の喜びを共有し、しだいに絆を深めていく。
やがて春が訪れ、四人は森をあとにする。
しかし、今度は飢えの苦しみに襲われる。
そこへ、戦争孤児であるエヴドキン少年が仲間に加わる。
ただひとり読み書きのできる少年は、いつからか日々の生活を記録し始める。
彼らが愛した、美しい秘密の沼のことを、
またそこでキャビンが魚を捕ったことを。
彼らがたしかに生きた証を残そうと、少年は必死にノートに書きつづる。
一方、飢えは限界に近づき、いつ敵兵に襲われるともわからない生活。
破滅は一歩一歩近づいていた......。
メディシス賞受賞作。

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『ハーン=ハーン伯爵夫人のまなざし―ドナウを下って』 ペーテル エステルハージ (著)

ハンガリーを代表する現代作家エステルハージ・ペーテルによる、
ハイブリッド小説。
黒い森(シュヴァルツヴァルト)から黒海まで、
中央ヨーロッパを貫く大河ドナウ川を「プロの旅人」が下っていく。
行く先々から雇い主に送られる旅の報告書は、
しかし、旅行報告の義務を軽やかに無視し、時空を超えて自在に飛躍。
歴史、恋愛、中欧批判、レストラン案内、ドナウの源泉、
小説の起源等々を奔放に語りつつ、
カルヴィーノ『見えない都市』を臆面もなく借用するなど
膨大な引用(その多くは出所不明)を織り込みながら、
ドナウの流れとともに小説は進んでいく……

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『 レターズ〈1〉』 ジョン バース (著)



恋する女流文学者、陰謀家のへぼ詩人、自殺志願の老弁護士…。
様々な声で重層的に響き合うテクストが描き出す、
循環する歴史と人生。
架空の人物達の手紙で構成されるバースの大作。

ジョン・バース - Wikipedia



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『ダブリナーズ』 ジェイムズ ジョイス (著)

アイルランドの首都ダブリン、この地に生れた世界的作家ジョイスが、
「半身不随もしくは中風」と呼んだ20世紀初頭の都市。
その「魂」を、恋心と性欲の芽生える少年、酒びたりの父親、
下宿屋のやり手女将など、そこに住まうダブリナーたちを通して描いた15編。
最後の大作『フィネガンズ・ウェイク』の訳者が、
そこからこの各編を逆照射して日本語にした画期的新訳。

ジェイムズ・ジョイス - Wikipedia

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『飛ぶ教室』 ケストナー (著)

孤独なジョニー、弱虫のウーリ、読書家ゼバスティアン、
正義感の強いマルティン、いつも腹をすかせている腕っぷしの強いマティアス。
同じ寄宿舎で生活する5人の少年が友情を育み、信頼を学び、
大人たちに見守られながら成長していく感動的な物語。
ドイツの国民作家ケストナーの代表作。


エーリッヒ・ケストナー - Wikipedia

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『ユゴーの不思議な発明』 ブライアン セルズニック (著)


舞台は1930年代のパリ。
主人公はパリ駅の秘密の部屋に隠れ住む12歳の孤児ユゴー。
彼は、父が遺したからくり人形に隠された秘密を探っていくうちに、
不思議な少女イザベルに出会う。
からくり人形には二人の運命をも変えていく秘密が隠されていたのだ。
…からくり人形のぜんまいが動き始めるとき、
眠っていた物語が動き出す!クィル賞、2007年度、受賞作。

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『舞踏会へ向かう三人の農夫 』 リチャード パワーズ (著)


それは1914年のうららかな春、プロイセンで撮られた一枚の写真からははじまった。
縦横無尽の文章、ほとんど小説の域を逸脱しているような緻密な思索。
現代アメリカ文学最強の新人が描き切った驚異の物語。


リチャード・パワーズ - Wikipedia

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『 族長の秋 他6篇』 ガブリエル ガルシア=マルケス (著)





宴席に供されたのは、腹心だった将軍の丸焼き。
荷船もろとも爆沈、厄介払いした子供は二千人。
借金の形に、まるごと米国にくれてやったカリブ海。
聖なる国 母として、剥製にされ国内巡回中のお袋。
だがお袋よ、ほんとにわしが望んだことなのか?
二度死なねばならなかった孤独な独裁者が、
純真無垢の娼婦が、年を とりすぎた天使が、
正直者のぺてん師が、人好きのする死体が、
運命という廻り舞台で演じる人生のあや模様。



ガブリエル・ガルシア=マルケス - Wikipedia


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『 犬は勘定に入れません 上—あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎 (1) 』コニー・ウィリス (著)





人類はついに過去への時間旅行を実現した。
その技術を利用し、オックスフォード大学は、第二次大戦中、
空襲で焼失したコヴェントリー大聖堂復元計画に協力している。
史学部の大学院生ネッドは、
大聖堂にあったはずの "主教の鳥株" を探せと
計画の責任者レイディ・シュラプネルに命じられた。
だが、21世紀と20世紀を何度も往復して疲労困憊、
とうとう過労で倒れてしまった!?
SFと本格ミステリを絶妙に融合させた話題作。
ヒューゴー賞・ローカス賞受賞。

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『ミゲル・ストリート』 V.S. ナイポール (著)





「どうだい、ボガート?」
—トリニダードの下町の一角ミゲル・ストリートでは、呑気なハットの挨拶で今日も一日が始まる。
「名前のないモノ」ばかりつくっている大工、
「世界で一番すばらしい詩」を書き続けている詩人、
実は泣き虫のボクサーに、
いかにもうさんくさい学者先生…
「いつだって夢想家」の住人たちはみな、風変わりな
でもちょっと切ない人生を懸命に生きている。
ノーベル賞作家ナイポールの事実上の処女作、約半世紀の時を経て日本に初登場。
行間に漂うあたたかなユーモアとペーソスは、巨匠の知られざる魅力を存分に伝えてくれる。


V・S・ナイポール - Wikipedia


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『 クリック?クラック!』 エドウィージ ダンティカ (著)




著者は1969年生まれのハイチ系アメリカ人女性作家。
本書収録の10の短篇はすべてハイチを舞台に、
あるいはアメリカのハイチ移民を主人公にしている。
独立以来現在まで続くハイチの不安定な政情やそれに伴う貧困を背景にした、
悲しい物語が多い。

特に前半には衝撃的な作品が続く。
「海に眠る子供たち」は、アメリカ行きの船の中の少年とハイチに残った少女が、
決して相手に届くことのない内的な想いを言葉にして、
身辺で起きたできごとや相手への恋心をあたかも文通のように交互につづる。
「火柱」は3人家族の物語。
貧しさにあって誇りを保てず苦しむ夫と、
学校の芝居でハイチの伝説の英雄を演じることになり張り切る息子と、
やさしい妻であり強い母である女性。
3人におとずれる束の間の平和と悲しい結末。
そし て、本書中最もショッキングな作品ともいえる「ローズ」は、
可愛らしい捨て子を見つけ、持ち帰ってローズと名づけ慈しむ、
ある家政婦の物語だ。

平和な雰囲気をたたえた作品もある。
「夜の女」は幼子のいる娼婦の、ある夜のおだやかな心をつづったもの。
「永遠なる記憶」は、フランスから来た女性画家と少女の交流を、
少女の性徴を絡めて描くさわやかな作品である。

時代背景を異にする各短篇は、それぞれが作品として独立してもいるが、
同時に他の短篇との歴史的なつながりをゆるやかに有してもいる。
読者は読み進めるうちに、各物語から受ける個別の印象がやがてさらに大きな印象へ、
連綿と続くこの国の苦難の歴史の流れのようなものへと姿を変えていくことに気づくだろう。



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『 超哲学者マンソンジュ氏』 マルカム ブラドベリ (著)





一九六〇年代、知のメッカ、パリに登場し、
ロラン・バルトの薫陶を受け、
ポストモダニズムの金字塔『文化行為としての性交』(クスクス出版局刊)を世に問い、
忽然と行方をくらました謎の思想家アンリ・マンソンジュ。
不在の哲学者を求めて摩訶不思議なる探求が始まる。
カズオ・イシグロ(一九九〇年度ブッカー賞)を指導した英国の大学教授が放つ痛快無類の思想小説。




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『 オールウェイズ・カミングホーム〈上〉』 アーシュラ・K・ル=グィン (著)





舞台は、2万年後の北カリフォルニア
—工業文明の崩壊と地殻変動によって変わり果てたサンフランシスコ北方の丘陵地に、
穏やかで慎ましい土着文化を営む人類の末裔たちの物語。
詩、小説、戯曲、歴史、説話、伝記のほか、
衣食住、医療、祭礼、文字、音楽の解説など、
あらゆる文学形態と民族学的手法を駆使したハイパーテクストにより、
“無限の進歩”の対極にある世界を鮮やかに描き出す。


アーシュラ・K・ル=グウィン - Wikipedia


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地球の長い午後 ブライアン W.オールディス (著)




〔ヒューゴー賞受賞〕
大地をおおいつくす巨木の世界は、
永遠に太陽に片面を向けてめぐる、
植物の王国と化した地球の姿だった! 
人類はかつての威勢を失い支配者たる植物のかげで
細々と生きのびる存在に成り果てていた……。
イギリスSF界を代表する巨匠が、
悠久の時の果てにSF的想像力の精髄を展開する名作


ブライアン・オールディス - Wikipedia


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『 二壜の調味料 』ロード ダンセイニ (著)




調味料のセールスをしているスメザーズが、
ふとしたことから同居することになった青年リンリーは、
ずばぬけて明晰な頭脳の持ち主だった。
彼は警察の依頼で難事件の調査をはじめ、スメザーズは助手役を務めることに。
数々の怪事件の真相を、リンリーは優れた思考能力で解き明かしていくのだった
—江戸川乱歩が「奇妙な味」の代表作として絶賛したきわめて異様な余韻を残す表題作など、
探偵リンリーが活躍するシリーズ短篇9篇を含む全26篇を収録。
アイルランドの巨匠によるブラックユーモアと
ツイストにあふれたミステリ短篇集、待望の邦訳。

ロード・ダンセイニ - Wikipedia


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『 ピエール』 ハーマン メルヴィル (著)



「ピエール・グレンディングよ!あなたはかの父の一人子ではありません…
 この文を綴る手はあなたの姉のものなの。
 そうなの、ピエール、イザベルはあなたをあたしの弟と呼ぶ身なのです!」
由緒ある家柄グレンディング家の若き後継者ピエール。
美しき母とともに優雅な田園生活を送る彼の前に、異母姉と称する謎の女イザベルが現れる。
濡れるような黒髪とオリーブ色の頬をした彼女の不思議な魅力に取り憑かれた彼は、
イザベルを救うため、母も婚約者も捨てて彼女とともに都会へと旅立つ。
やがて二人は、運命の糸に操られるまま、闇の世界へと迷い込んでいく…。
あの『白鯨』の作者が人間の魂の理想と矛盾と葛藤を描いた、怪物的作品。

ハーマン・メルヴィル - Wikipedia



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『 うまい犯罪、しゃれた殺人』 ヘンリイ・スレッサー (著)



ポーカーで負けたアーヴは、追いはぎに金を盗られたと新妻に嘘をついた。
が、その直後、アーヴを襲っという追いはぎが本当に警察に現われて…
嘘が真実になる「金は天下の回りもの」ほか、
毒を飲ませる親切なウエイトレス、
ボロ家を高額で売り出した老婦人など被害者も犯罪者も魅力に溢れた、
奇抜な着想と絶妙なオチがてんこもり。
TV「ヒッチコック劇場」で使われた作品の中から、
ヒッチコック自身が厳選した傑作集。


ヘンリー・スレッサー - Wikipedia


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『 パーマー・エルドリッチの三つの聖痕』 フィリップ・K・ディック (著)



謎につつまれた人物パーマー・エルドリッチが宇宙から持ち帰ったドラッグは、
苦悶に喘ぐ人々に不死と安寧をもたらした。
だが、幻影にのめりこんで、酔い痴れる彼らを待ちうけていたのは、死よりも恐るべき陥穽だった! 
ディックが、現実と白昼夢が交錯する戦慄の魔界を卓抜な着想と斬新な手法で描く傑作長篇!



フィリップ・K・ディック - Wikipedia


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『 あなたに似た人』 ロアルド・ダール (著)




短篇の一つ一つにちりばめられた恐怖、幻想、怪奇、ユーモア、機智……
数多くの奇妙な味の短篇を発表している鬼才ダールが、
賭博に打ちこむ人間たちの心の恐ろしさと、
人間の想像力の奇怪さをテーマに描いた珠玉の掌篇十五篇を収めた代表的短篇集。
一九五三年度アメリカ探偵作家クラブ賞受賞作!


ロアルド・ダール - Wikipedia


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『 ジーザス・サン』 デニス ジョンソン (著)



《アメリカ短篇小説の最高峰》
本書の原書が刊行されたのは1992年。
それ以来、多くの読者に衝撃を与え、20世紀末のアメリカ短篇集の最高峰として、
誰もが名を挙げる一冊でありつづけている。
デニス・ジョンソンは、旧西ドイツ、ミュンヘン生まれ。
ジミ・ヘンドリックスのギターに影響を受けて文章を書きはじめたという。
デビュー以来、核戦争後の近未来や、
暴力とドラッグに染まった現代アメリカ社会の裏面を精力的に描きつづけている。
最新長編『煙の樹』(<エクス・リブリス>シリーズにて刊行予定) で《全米図書賞》を受賞、
《ニューヨーク・タイムズ年間最優秀図書》にも選ばれた。
*   *   *
「ダンダン」俺はダンダンから薬をもらおうと、農場まで出かけた。
しかしダンダンは、銃で知り合いを撃ってしまったという。
死にかけた男を医者まで送り届けるドライブが始まった。
「仕事」俺はホテルでガールフレンドとヘロインを打ちまくっていた。
喧嘩をした翌朝、バーで金儲けの話に乗ることにした。空き家に押し入り、
銅線を集めて、スクラップとして売る仕事だった。
「緊急」俺は緊急治療室で働きはじめた。
仕事は暇で、雑役夫と薬をくすねていた。
深夜、目にナイフが刺さった男が連れられてきた。
手術の準備中、雑役夫がそのナイフを抜いてしまった。
*   *   *
最果てでもがき、生きる破滅的な人びと......
悪夢なのか、醒めているのか? 幻覚のような語りが心を震わす、11の短篇。



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『ヴュルテンベルクのサロン』 パスカル キニャール (著)






ドイツとフランス、父と母、現在と過去、音と光、友情と裏切り、男と女…。
主人公シャルルは親友とその妻との三角関係に悩み、ひたすら17世紀の音楽に没頭していく。
鬼才キニャールが現代に甦らせる絢爛たるバロック小説。




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『 ウディ・アレンの漂う電球』 ウディ アレン (著)



電球を宙に浮かしてみたり、切断されたはずのネクタイを元に戻してみたり…
マジックの練習を趣味にしている16歳の少年、ポール・ポラックは、
どもりぎみということもあってか、無口で、「引きこもり」がち。
13歳の弟、スティーブは、反抗期真っ盛りの「ニート予備軍」。
父親のマックスは、賭けごとと愛人に夢中の「ちょい不良オヤジ」。
そして母親のイーニッドは、ダンサーになるという夢を果たせぬまま
「キッチンドリンカー」になってしまった専業主婦。
そんなポラック家に、ポールの“芸能界入り”のチャンスが訪れた—。
「夢」にうなされっぱなしの、ふしぎとせつない家族の物語。

ウディ・アレン - Wikipedia


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『 火を熾す (柴田元幸翻訳叢書—ジャック・ロンドン) 』ジャック・ロンドン (著)





Coyote誌上で連載中の「柴田元幸翻訳叢書」、その単行本化第一弾はジャック・ロンドン。
『白い牙』『野生の呼び声』の著者として名高いロンドンは、短篇小説の名手でもある。
極寒の荒野での人と狼のサバイバル「生への執着」、
マウイに伝わる民話をモチーフにした「水の子」、
訳し下ろし「世界が若かったとき」など、
小説の面白さが存分に味わえる全9篇を収録。

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『 百年の孤独 』ガブリエル ガルシア=マルケス (著)




蜃気楼の村マコンド。
その草創、隆盛、衰退、ついには廃墟と化すまでのめくるめく百年を通じて、
村の開拓者一族ブエンディア家の、
一人からまた一人へと受け継がれる運命にあった底なしの孤独は、
絶望と野望、苦悶と悦楽、現実と幻想、死と生、
すなわち人間であることの葛藤をことごとく呑み尽しながら…。
20 世紀が生んだ、物語の豊潤な奇蹟。



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『 セックスの哀しみ』 バリー・ユアグロー (著),





女性器が逃げ出して町をパニックに陥れたり、
キスすると恋人の体から花が次々に咲きだしたり、
愛と性をめぐる、
おかしくて、
せつなくて、
奇想天外な90の超短篇があなたの度肝を抜く。


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『 リトル、ビッグ〈1〉』 ジョン クロウリー (著)




大都会の彼方、とある森のはずれに、
此岸と彼岸とをつなぐ一軒の広大な屋敷「エッジウッド」が建っていた。
そこでは現実と空想の世界が交錯し、一族は妖精の存在を信じていた。
19XX年夏のある日、一人の青年スモーキィ、バーナブルが
「エッジウッド」邸の主ドリンクウォーター博士の娘と婚礼を挙げるために屋敷を訪れた。
「察するところ—君は、どんな世界に飛び込んでゆくのか承知していると思うが…」
そこに暮らすことになったスモーキィは、
やがて自分がその一族にまつわる謎と神秘の世界にからめとられ、
長い長い物語のうちに引きずり込まれていることに気づきはじめた…。
SF・ファンタジー界の異才ジョン・クロウリーの名を一躍高からしめた、
壮大なスケールで描く現代の叙事詩。世界幻想文学大賞受賞作。


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『 勝者に報酬はない・キリマンジャロの雪』 アーネスト ヘミングウェイ (著)



1928年、28歳のヘミングウェイは、キー・ウエストに居を移した。
戦争と革命と大恐慌の’30年代、陽光降り注ぐこの小島に腰を据え、
気鋭の小説家は時代と人間を冷徹に捉えた数数の名作を放ってゆく。
本書は、経験と思考の全てを注ぎ込んだ珠玉短編集『勝者に報酬はない』、
短編小説史に聳える名編「キリマンジャロの雪」など17編を収録。
絶賛を浴びた、新訳による全短編シリーズ第2巻。




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『シャンボールの階段 』パスカル キニャール (著)





パリ、ローマ、フィレンツェ、ロンドン、東京、
失われた名前を求めて世界を飛び回るミニチュア蒐集家と女たちとの官能的な世界。
現代フランス文学の鬼才が放つ、ゴンクール賞候補となったアルカイックな幻想小説。*

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『 パロマー』 カルヴィーノ (著)



中年男性,職業不詳,妻と娘1人,パリとローマにアパートを所有.
それがパロマー氏だ.
彼は世界にじっと目を凝らす.観察に徹しようとする彼は,しかし….
視覚的・文化的・思索的経験という3種の主題領域が
それぞれ記述的・物語風・瞑想的に書きあらわされ,
三層に三重に積み重なって27の短篇が響き合う,不連続な連作小説.


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『 つぎの岩につづく』 ラファティR.A. (著)



時間の堆積した石灰岩の台地に、年老いた煙突岩がひとつ。
そこでは奇妙な絵文字の刻まれた石がつぎつぎに発見され、学者の論議を呼んでいた。
絵文字はいつも「つづく」で終わり、そのとおりまた次の石が発見される。
そして最後の石が見つかった時、調査隊に何が起こったのか…?
悪夢と笑いに溢れた表題作をはじめ、16篇を収録。
SF界のホラ吹きおじさんラファティが語る、底抜けにおかしくて風変わりな物語の数々。


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『辺境の館』 パスカル キニャール (著)




私を欲しがっているくせに、肝心なものが萎えている。
私の夫の友人だと言っておきながら、実は卑怯な人殺し。
瞼が重いのは、冥界が呼ぶのを感じているから…。
17世紀リスボン屈指の美女・ルイーザの壮絶な復讐譚。



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『 灯台守の話』 ジャネット ウィンターソン (著)



 十歳の少女シルバーは、スコットランド最果ての港町で暮らしていたが、
母親が不慮の事故で亡くなり、みなし児になる。
シルバーは盲目の灯台守ピューに引き取られ、
見習いとして、この不思議な老人と灯台で暮らし始める。
 灯台守の重要な仕事が、物語を語ることだ。
夜ごと、シルバーはピューの物語に耳を傾け、
百年前この町に生きた牧師ダークの数奇な人生の物語に惹かれていく。
ダークは聖職者でありながら妻を苛み、
再会したかつての恋人と別の町で睦みあう、二重生活者だった......。
 やがてシルバーはダークの日記を携え、
ピューが物語を通して教えてくれた「真実の愛」を求めて、旅に出る。
こうしてちょうど百年の時を隔て、
シルバーとダーク、二つの魂の遍歴の物語が響きあい、交差していく......。
 多くの批評家から称賛を集めた、待望の傑作長編!

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『 あなたまかせのお話 』レーモン クノー (著)



三つの元気なお豆さんの話を聞きたいかい?…
聞きたくないなら、話はこれでおしまい。
人を喰った異色短篇からユーモアあふれる実験作品まで。
『地下鉄のザジ』のレーモン・クノーによる
軽やかな言語遊戯がつまった本邦初の短篇集。


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『 われらが歌う時 上 』リチャード・パワーズ (著)




1961年、兄の歌声は時をさえ止めた—。
亡命ユダヤ人物理学者のデイヴィッドと黒人音楽学生のディーリアは
歴史的コンサートで出会い、恋に落ちた。
生まれた三人の子供たち。天界の声を持つ兄ジョナ、
兄の軌跡を追うピアニストの「私」、
そして、空恐ろしいまでに天賦の音楽の才能を持つ末妹ルース。
だが、音楽で結ばれ、あまりに美しい小宇宙を築き上げた家族は、
ある悲劇を機に崩壊することになる…。
妙なる音楽の調べとともに語られてゆく、
30年代を起点とした過去と50年代を起点とする二つの過去。
なぜ二人は恋に落ちたのか。
子供たちは何を選ぶのか。
通奏低音のように流れる人種問題、時間の秘密。
あの日に向けて、物語は加速してゆく。
巨大な知性と筆力により絶賛を浴びてきたパワーズの新境地、
抜群のリーダビリティと交響曲にも似た典雅さ。
聖なる家族のサーガが、いま開幕する。全米批評家協会賞最終候補作。
プシュカート賞/ドス・パソス賞/W・H・スミス賞ほか受賞。



リチャード・パワーズ - Wikipedia
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『 木曜日だった男 一つの悪夢』 チェスタトン (著)





この世の終わりが来たようなある奇妙な夕焼けの晩、
十九世紀ロンドンの一画サフラン・パークに、一人の詩人が姿をあらわした。
それは、幾重にも張りめぐらされた陰謀、壮大な冒険活劇の始まりだった。
日曜日から土曜日まで、七曜を名乗る男たちが巣くう秘密結社とは。



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『 フェルディドゥルケ』 ヴィトルド ゴンブローヴィッチ (著)






異端の亡命作家にして現代の最も前衛的な作家ゴンブローヴィッチの主著。
成熟と若さという相反するものへの人間の希求を、
グロテスクともいえる破格の文体で描く20世紀の奇書。


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『 移民たち』 W・G・ゼーバルト (著)





異郷に暮らし、過去の記憶に苛まれる4人の男たち。
医師、教師、大叔父、画家の人生を辿る。
蝶を追う「ナボコフ」に導かれ、朽ちかけた建物、
黄昏れたホテルを巡る旅路の果てには?
哀切を込めて語られる4人の生と死。



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『ローマのテラス』 パスカル キニャール (著)





誰しも自分の沈むべき夜のかけらを追っている-。
17世紀欧州を放浪する銅版画家の腐食版画にかける信念と妄執、
激しい恋の遍歴を情動溢れる筆致で刻みつけた物語。
2000年度アカデミー・フランセーズ小説大賞受賞作。





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『アルブキウス 』パスカル キニャール (著)






古代の神々はすでに死に絶え、キリストはまだ現われず、
ただ人間だけが存在した、紀元前1世紀の古代ローマ。
現代の都市にも似た、猥雑で喧騒の渦巻くローマの街を舞台に、
美しく残酷な物語を書き続けた男がいた—その名はアルブキウス。
風変わりな作家の生涯を縦糸に、荒々しい人間の葛藤劇を復元し、
目も眩むエロティシズムの魅力溢れる小説となした、現代フランス文学の最前線にして超古典的な傑作。




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『 パタゴニア』 ブルース チャトウィン (著)





地の果てパタゴニアは旧大陸のカルマを背負った漂泊者たちの見果てぬ夢の吹きだまり。
著者は、幼少時に祖母の家で見た古生物の皮に誘われ、
風吹きすさぶ大地パタゴニアへと赴いた。
祖母のいとこチャーリーの消息を訪ねる旅は、
はからずも権力夢想家、無法者、亡命者、アナーキスト、航海者など、
エキセントリックな人物の物語をひもとく旅となった。
才能を惜しまれながら夭折したブルース・チャトウィンの代表作。
英国ホーソンデン賞受賞。
E.M.フォスター米国芸術文学アカデミー賞受賞。
ニューヨーク・タイムズ・ブックレビュー最優秀書籍。
米国図書館連合ノウタブル・ブック選定図書。

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『 わたしの名は「紅」』 オルハン パムク (著)





十六世紀末のイスタンブル
舞台は1591年の冬、
オスマン・トルコ帝国の都イスタンブルでの雪の九日間の出来事である。
帝国は十六世紀前半に政治的にも、経済的にも、文化的にも最高の円熟期に達したあとで、
色々な面でそろそろ問題が出てき始めた時期である。
政治的な腐敗、長く続く泥沼化した戦争、物価高、インフレに悩む市民、
疫病の流行、大火、退廃的な風潮、乱れた世相と、
これら全ての悪の根源は預言者の言葉にそむいたためであり、
葡萄酒の売買を許したためであり、
宗教に音楽を取り入れたためであり、
異教徒に寛大であったためであったといって、
この機会を利用して市民の間に入り込み,広がりつつあるイスラム原理主義者の動きがある。
敗北を知らなかったトルコ軍はこの少し前、
レパントの海戦(1571)でヴェネツィア共和国とスペイン王国のキリスト教連合艦隊に
初めて敗北を喫して、西洋の力に対する畏れを身をもって感じ始めた時期でもある。
この時期はまたトルコの細密画の技術が、
その庇護者十二代スルタン・ムラト三世の下で
本家のペルシアの芸術を凌駕する域に達した時代でもある。
 時のスルタン、ムラト三世は翌年がイスラム暦の一千年目に当たるところから、
その在位と帝国の偉容を誇示するための祝賀本の作成を秘かに命じる。
元高官で細密画がわかるエニシテが監督するが、
彼はかつてヴェネツィアで見た遠近法や陰影,肖像画などの手法を取り込むことをもくろむ。
西洋画の技法で細密画を描くこと、
特に肖像画はアラーの神への冒涜行為と考えられる時代である。
物語はやがて殺人事件に発展していく。
事件はイスタンブルで起こるが、細密画にまつわる歴史的解説は、
アレキサンダー、ダリウス、ジンギスカンの蒙古、フラグの西アジア、
チムールの中央アジア、コーカサス、古代ペルシア、ササン朝ペルシア、インドにまで及ぶ
広大な展開を示す。
この本は、その中で西の文明に対比するものとしてイスラムの概念がでてくるが、
イスラム原理主義者の西の影響をよせつけようとしない暴力と独断を、強く糾弾する書である。
進歩的なモスレムの知識人たちと共に、著者はこういう野蛮と独断がイスラムを内から破壊し、
自己批判や変化をおそれることがモスレム社会を後進させるという。
変化をおそれず、西の文明を、よいものは選び受け入れることによって
この危機を乗り越えられるという。


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『 プレイヤー・ピアノ』 ジュニア,カート ヴォネガット (著)





すべての生産手段が完璧に自動化され、すべての人間の運命が
パンチ・カードによって決定される世界…
ピアニストの指を拒絶し、
あくことなく自動演奏をつづけるプレイヤー・ピアノの世界を描く本書は、
『1984年』と『不思議の国のアリス』とのはざまの不可思議な文学空間を生みだした。
アメリカ文学の巨匠として熱狂的な支持を受けているヴォネガットが、
現代文明の行方をブラックな笑いのうちにつづった傑作処女長篇。

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『 夷狄を待ちながら』 J.M. クッツェー (著)





静かな辺境の町に、二十数年ものあいだ民政官を勤めてきた初老の男「私」がいる。
暇なときには町はずれの遺跡を発掘している。
そこへ首都から、帝国の「寝ずの番」を任ずる第三局のジョル大佐がやってくる。
彼がもたらしたのは、夷狄(野蛮人)が攻めてくるという噂と、凄惨な拷問であった。
「私」は拷問を受けて両足が捻れた夷狄の少女に魅入られ身辺に置くが、
やがて「私」も夷狄と通じていると疑いをかけられ拷問に…。


J・M・クッツェー - Wikipedia


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『 シャムロック・ティー』 キアラン カーソン (著)



ことによるといつの日か、自分が最初にいた世界へ戻れないともかぎらない。
だから、とりあえず今は、そちらの世界について書きつけておきたいと思う。
こんな言葉ではじまる奇妙な手記。
めくるめく色彩の万華鏡、聖人たちの逸話、
ヤン・ファン・エイクのアルノルフィーニ夫妻の肖像、
ドイル、チェスタトン、ワイルド…。
読み進むうちに、詩人カーソンが紡ぎ出す、
交錯し繁茂するイメージの蔓にいつしか搦め取られる、摩訶不思議な物語。




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『 贖罪〈上〉 』イアン マキューアン (著)





現代の名匠による衝撃の結末は世界中の読者の感動を呼び、小説愛好家たちを唸らせた。
究極のラブストーリーとして、現代文学の到達点として—。
始まりは 1935年、イギリス地方旧家。タリス家の末娘ブライオニーは、
最愛の兄のために劇の上演を準備していた。
じれったいほど優美に、精緻に描かれる時間の果てに、
13歳の少女が目撃した光景とは。傑作の名に恥じぬ、著者代表作の開幕。


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『 これで、おしまい』 マルグリット デュラス (著)






「彼女は眠りながら、その愛と喜びとをかかえたまま、いともおだやかに亡くなった…」。
96年3月3日、81年の生涯を閉じた女流作家デュラスの最後の作品。


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『 毛皮を着たヴィーナス』 L・ザッヘル=マゾッホ (著), 種村 季弘 (翻訳)





カルパチアの保養地で毛皮の似合う美しい貴婦人と出会った青年は、
残酷なヴィーナスに足げにされ鞭打たれる喜びを発見する。
二人はフィレンツェに旅し、青年は婦人の奴隷になる契約を結ぶが、
彼女に接近するギリシア人の出現に新たな苦悩の快楽を体験する
—マゾヒズムの性愛を幻想的な世界に昇華させ、
サドと並び称されるザッヘル=マゾッホの傑作長編小説。


レーオポルト・フォン・ザッハー=マゾッホ - Wikipedia


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『 あらゆる名前』 ジョゼ サラマーゴ (著)






孤独な戸籍係による奇妙な探求
—人間の尊厳を失った名も無き人の復活劇!
ポルトガル語圏初のノーベル賞作家による異色作。

ジョゼ・サラマーゴ - Wikipedia


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『 戦いの後の光景 』フアン ゴイティソーロ (著)





アラビア語、トルコ語に満ちた移民地区のパリ、
ポストコロニアルな、流れ者の、文盲のパリを舞台に、
未来の混血都市の地図を描き出し、
読む者をユートピアに向けて、フィクションと寓話に向けて開いてゆく、
現代文学の快挙。

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『 ある秘密』 フィリップ グランベール (著)






父さんと母さんは何か隠してる…。
ひとりっ子で病弱なぼくは、想像上の兄を作って遊んでいたが、
ある日、屋根裏部屋で、かつて本当の兄が存在していた形跡を見つける。
1950年代のパリを舞台にした自伝的長篇。



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『 芝生の復讐』 リチャード ブローティガン (著)





雨に濡れそぼつ子ども時代の記憶と、カリフォルニアの陽光。
その明暗のはざまに浮かびあがる、メランコリアの王国。
密造酒をつくる堂々たち祖母、燃やされる梨の木、
哀しい迷子の仔犬、ネグリジェを着た熊、
失われた恋と墓のようなコーヒー、西瓜を食べる美しい娘たち…。
囁きながら流れてゆく清冽な小川のような62の物語。
『アメリカの鱒釣り』の作家が遺したもっとも美しい短篇集。

リチャード・ブローティガン - Wikipedia

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『 アンティゴネー』 ソポクレース (著)





ソポクレースの悲劇三部作の一つ.
テーバイの王オイディプス一家にまつわる悲惨な運命を描く.
筋としては『オイディプス王』に続くもので,
王女アンティゴネーは,王位を襲う兄弟の抗争に巻きこまれ,
兄弟が互いに刺し違えて死んだあと,
禁じられていたその埋葬の儀を行おうとして,
王位にのぼった叔父クレオンの怒りにふれて死ぬ.

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『 琥珀捕り』 キアラン カーソン (著)




ローマの詩人オウィディウスが描いたギリシア・ローマ神話世界の奇譚『変身物語』、
ケルト装飾写本の永久機関めいた文様の迷宮、
中世キリスト教聖人伝、
アイルランドの民話、
フェルメールの絵の読解とその贋作者の運命、
顕微鏡や望遠鏡などの光学器械と17世紀オランダの黄金時代をめぐるさまざまの蘊蓄、
あるいは普遍言語や遠隔伝達、
潜水艦や不眠症をめぐる歴代の奇人たちの夢想と現実──。
数々のエピソードを語り直し、
少しずらしてはぎあわせていく、ストーリーのサンプリング。
伝統的なほら話の手法が生きる、あまりにもモダンな物語! 
解説:柴田元幸

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『 ライト』 M.ジョン ハリスン (著)





めくるめく奇想と量子力学が織りなす究極のエクストラヴァガンザ。
SFジャンルでも稀に見る強烈なイマジネーションと深い文学的洞察、
スタイリッシュな文体と多彩なアイディア、
そしてエンターテインメントとしての無類の面白さが凝縮された、
イギリスSF・ファンタジーの巨匠M・ジョン・ハリスンによる
渾身の傑作がついに登場。
2002年ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア賞受賞。



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『 悪魔のような女たち』 ジュール・バルベー ドールヴィイ (著)





若い陸軍士官と高貴玲瓏たる美女アルベルトの秘密の逢瀬をまつ戦慄の結末、
パリの〈植物園〉の檻の前で、
獰猛な豹の鼻面をぴしりと黒手袋で打つ黒衣の女剣士オートクレールの凄絶な半生、
みずから娼婦となってスペインの大貴族の夫に復讐を図る
麗しき貴婦人シエラ=レオネ公爵夫人…。
華麗なバロック的文体で描かれた六篇の数奇な物語を、魅力あふれる新訳でおくる。




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『 眠れ—作品集「青い火影」〈1〉』 ヴィクトル ペレーヴィン (著)



コンピュータゲームの世界と一体化した中央官庁に働く職員、
自我の目覚めを経験して苦悩する倉庫、
夢の中で生活する学生、
死の意味をめぐって怪談を続ける子供たち…。
この時代に存在するものすべてを哲学的幻想で包み込み、
意識のまどろみの中で変身話から東洋の宗教思想まで
味わいつくす作品をつぎつぎと生み出す
ロシア新世代の作家ヴィクトル・ペレーヴィン。
20世紀の終りに現われた異才の浮遊する世界。

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『ドラゴンは踊れない』 アール・ラヴレイス (著)





カリブ海はトリニダード・トバゴの首都ポート・オブ・スペインの東に、
スラム街ラヴェンティルはある。
流れてきたごろつきども、哀しくもたくましい女たちがごった煮のように暮らす場所。
ヤードに流れるカリプソのメロディー、そしてスティールパンの響き。
定職ももたず、ひとりの部屋で、オルドリックは年に一度のカーニヴァルで
自身が纒う壮麗なドラゴンの衣装をつくって一年のほかの日を過ごしている。
ドラゴンにデビル、先住民、奴隷、アフリカの神々や伝説の英雄たち…
祝祭の日にマスカレードのキャラクターを演じることは、
それらを思い出すこと、伝えること、魂を吹き込むこと、
そして、その力を自分たちのものにすること。
祖先から受け継がれてきた奴隷制時代の記憶が呼びさまされる。
自分たちのルーツを解釈し再演し、抵抗の声をあげよ!ところが、最近なにかが違う。
外国資本の大企業に飼い慣らされたスティールバンド、
抵抗の精神という根を引っこ抜かれたカーニヴァル!?
オルドリックとスラムのボス、フィッシュアイの破滅的な抵抗が始まる。
そして、17歳のシルヴィアとのせつない繋がり…。
“語りの天才”ラヴレイスの、スピードとリズムに溢れた代表作。


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『 コレラの時代の愛』 ガブリエル・ガルシア=マルケス (著)



夫を不慮の事故で亡くしたばかりの女は72歳。
彼女への思いを胸に、独身を守ってきたという男は76歳。
ついにその夜、男は女に愛を告げた。
困惑と不安、記憶と期待がさまざまに交錯する二人を乗せた蒸気船が、
コロンビアの大河をただよい始めた時…。
内戦が疫病のように猖獗した時代を背景に、
悠然とくり広げられる、愛の真実の物語。
1985年発表。


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『 ドン・キホーテ〈前篇1〉』セルバンテス (著)





騎士道物語を読み過ぎて妄想にとらわれた初老の紳士が,
古ぼけた甲冑に身を固め,やせ馬ロシナンテにまたがって旅に出る.
決定的な時代錯誤と肉体的脆弱さで,行く先々で嘲笑の的となるが….
主人公ドン・キホーテをはじめ登場する誰も彼もがとめどもなく饒舌な,
おなじみセルバンテス(1547-1616)の代表作.新訳.(全6冊)



ミゲル・デ・セルバンテス - Wikipedia


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『プラットフォーム』 ミシェル ウエルベック (著)




男ミシェル、41歳独身。
父が殺された。
けれど不思議と悲しみが湧かない。
女ヴァレリー、28歳。
旅行会社のエリート社員。
思春期に他人への関心を失った まま成長した。
南国タイで、二人は出逢う—何気ない運命のように。
原始的な性の息づく彼の地での洗練された愛撫は二人を感動させる。
なにかが変わる。
パリ に戻り、二人は再会する。
与え合う性と補い合う生の出逢いは、
枯れ果てた人類にもささやかな幸せをもたらすかに見えた。
おそらく人生初めての安らぎが、二 人に訪れようとしていた…。


ミシェル・ウエルベック -Wikipedia

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『 カシタンカ・ねむい 他七篇』 チェーホフ (著),、神西 清 (翻訳)




日本におけるチェーホフを考えるとき、神西清(1
903‐1957)を抜きにしては語れない。
短篇の名手の逸品を翻訳の名手がてがけた9篇、これに訳者のチェーホフ論2篇を加えた
“神西清のチェーホフ”とも言うべきアンソロジー。
表題作の他に、「嫁入り支度」「かき」「少年たち」「アリアドナ」等を収録。


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『 フランク・オコナー短篇集』 阿部 公彦 (翻訳)





母をめぐる父との熾烈な争い、
葬儀に届いた赤い花輪の謎、
過去を抱えた女に誘惑される風来坊…。
戦争の影漂うアイルランドを舞台に、人々の日常に芽生える物語を、
ユーモラスに、ミステリアスに描く、短篇の名手オコナー(1903‐66)。
滋味溢れる一一篇。

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『 ディスコ・ビスケッツ』 サラ チャンピオン (編集)



四六時中キちゃってます。
『トレインスポッティング』よりブッ飛んでるやつらがいる。
史上初のレイヴ&ドラッグ小説アンソロジー。
イギリスの若者 文化を永遠に変えたとまで言われる
過去10年のレイヴ&ドラッグに彩られたダンス・ミュージックの歴史を
体感し批評してきた女性編集者がぶち上げ た、
気鋭19人の作家の手による読む快楽。
陶酔的トリップ描写に脳が溶け、
サウンドに打ち震えるパーティー・シーンの迫力に眼も踊る。

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『【バベルの図書館 4】カフカ 人面の大岩』ホルヘ・ルイス・ボルヘス編纂・序文



イタリア、フランス、ドイツ、スペインで刊行された国際的出版物の日本語版。
現代文学の巨匠J.L.ボルヘスが編集、各巻 にみずから序文を付した、
夢と驚異と幻想の全く新しい「世界文学全集」。
ポー、カフカ、ドストエフスキーからアラビアン・ナイト、聊斎志異まで、
文学のす べてがこの30冊のなかに! 
イタリア・オリジナルの装幀。  
アフリカの黄金海岸で捕獲された1匹の猿が、
さまざまな訓練・授業によってヨーロッパ人の 平均的教養を身につけ、
自らの半生をアカデミーに報告する(「ある学会報告」)。
悪夢の世界を現出する短篇11篇。

ホルヘ・ルイス・ボルヘス - Wikipedia

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『【バベルの図書館 3】 ホーソーン』



イタリア、フランス、ドイツ、スペインで刊行された国際的出版物の日本語版。
現代文学の巨匠J.L.ボルヘスが編集、各巻 にみずから序文を付した、
夢と驚異と幻想の全く新しい「世界文学全集」。
ポー、カフカ、ドストエフスキーからアラビアン・ナイト、聊斎志異まで、
文学のす べてがこの30冊のなかに! 
イタリア・オリジナルの装幀。  
突然理由もなく妻のもとから失踪し、ロンドンの大都会のなかで「宇宙の孤児」
と化した1人 の男の物語「ウェイクフィールド」に
「人面の大岩」「地球の大燔祭」「ヒギンボタム氏の災難」「牧師の黒いベール」
の全5篇。

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『【バベルの図書館 1】チェスタトン アポロンの眼』ホルヘ・ルイス・ボルヘス編纂・序文


イタリア、フランス、ドイツ、スペインで刊行された国際的出版物の日本語版。
現代文学の巨匠J.L.ボルヘスが編集、各巻 にみずから序文を付した、
夢と驚異と幻想の全く新しい「世界文学全集」。
ポー、カフカ、ドストエフスキーからアラビアン・ナイト、聊斎志異まで、
文学のす べてがこの30冊のなかに! 
イタリア・オリジナルの装幀。  
「イズレイル・ガウの名誉」他ブラウン神父もの4篇と、
「美しいチェスの遊戯を白い街道や 白い軽騎兵、そして白い馬で武装したチェスタトンの代表作」
とボルヘスが称えた「三人の黙示録の騎士」を収録。

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『 緋色の迷宮 』トマス・H. クック (著)



近所に住む8歳の少女が失踪し、
ひょっとすると自分の息子が誘拐しいたずらして殺したのかもしれない
という不安。
自分の兄もそういう性向を持ち、事件に関わっているかもしれないという疑念
—自分をつくった家族と自分がつくった家族。
確固たる存在だと信じていた二つの世界が徐々に崩れはじめるとき、
どうすればいいのか。

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『サバイバー 』チャック パラニューク (著)



燃料が底をつき、エンジンが一基ずつ停止を始めた航空機のコクピット。
僕はブラックボックスにむかい、
世間から孤立したカルト教団と過ごした半生を物語 る。
外界での奉仕活動、謎の少女との出会い、あの集団自殺の真相、
そして新たな救世主としてメディアを席捲した日々を。
すべてが間違った方向に転んだ僕の 人生は
壮大なるクライマックスへと堕ちていく!
一世を風靡した『ファイト・クラブ』を超えた著者の最高過激傑作。

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『 フランドルへの道』 クロード・シモン (著)





はてしなく降りつづく戦場の雨、あでやかな競馬大会、ずぶぬれにもつれあった情事…。
「戦争とセックス」の記憶が、豊潤な言葉のフィールドに疾駆する!
「新しい小説」の記念碑。66年初版刊の新装復刊。



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『 スプーク・カントリー 』ウィリアム・ギブスン (著)





90年代のカルト・バンドのもとヴォーカル、ホリスがまきこまれた驚くべき陰謀とは?
『ニューロマンサー』に始まる電脳空間三部作でSF界に新たな潮流をもたらした
ウィリアム・ギブスンが、
ポップ・カルチャー、コンピュータ、政治、さまざまなガジェットを巧みにもりこんだ長篇。



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『 緋色の研究 』コナン・ドイル (著)

文学の知識─皆無、哲学の知識─皆無。
毒物に通暁し、古今の犯罪を知悉し、
ヴァイオリンを巧みに奏する特異な人物 シャーロック・ホームズが
初めて世に出た、探偵小説の記念碑的作品。
ワトソンとホームズの出会いから、
空家で発見された外傷のないアメリカ人の死体、
そし て第二の死体の発見……と、息つく間もなく事件が展開し、
ホームズの超人的な推理力が発揮される。


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『シャーロック・ホームズの帰還』コナン・ドイル (著)





読者の強い要望に応えて、
作者の巧妙なトリックにより死の淵から生還したホームズ。
帰還後初の事件「空家の冒険」など、10編収録。


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『 シャーロック・ホームズの思い出』 コナン・ドイル (著)



探偵を生涯の仕事と決める機縁となった「グロリア・スコット号」の事件。
宿敵モリアティ教授との決死の対決「最後の事件」等、10短編。


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『 シャーロック・ホームズの冒険』 コナン・ドイル (著)



赤髪組合? まだらの紐? 謎だらけのイギリスを、名探偵と駆けめぐろう!

ロ ンドンにまき起る奇怪な事件を追って
神出鬼没の名探偵シャーロック・ホームズは、
その鋭い推理と魅力的な個性で読者を魅了する。
近代探偵小説を確立した ホームズ物語のこの第一短編集は、
赤毛の男が加入した奇妙な組合のからくりを追う「赤髪組合」、
乞食を三日やったらやめられない話「唇の捩れた男」など十 編。
意表をつく事件の展開、軽妙なユーモアに身体を預けてみてほしい。


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『神は日本を憎んでる』ダグラス クープランド (著)



1990年代初頭の東京。
バブル崩壊後の抜け殻のような時代の中で、
目的もなくフリーターを続ける若者と、カルト宗教にのめりこむ少女たち——。
巧みな心情描写と息をもつかせぬ展開が広がる、イラスト入り青春小説!!

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『 通訳』 ディエゴ マラーニ (著)


ジュネーヴの国際機関で通訳サービスの責任者を務めるフェリックス・ベラミーは
部下から報告を受けた。
16カ国語を操るひとりの通訳が、同時通訳中に異常 をきたすという。
問題の通訳は、「全生物が話す普遍言語を発見しかけているのだ」と主張するが
解雇され、ベラミーに執拗につきまとったのち失踪を遂げた。
彼の狂気は伝染性のものだった。
うつされたベラミーは、奇怪な言語療法を受け、
通訳が残した謎のリストを携え欧州中を放浪することに—。
あらゆるものに隠 れて鼓動する創造の恐るべき力。
知的遊戯に満ちた、現代イタリア発幻視的物語。

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『 ミスター・ミー』 アンドルー クルミー (著)


浄書で糊口をしのぐ十八世紀のふたりの男、
フェランとミナールと謎めいた原稿の物語、
ルソー専門のフランス文学教授が教え子への恋情を綴った手記、
老人ミ スター・ミーのインターネット奮闘記、
この三つの物語のそれぞれがロジエの『百科全書』を軸に縒り合わされ、
結ばれ、エッシャー的円環がそこに生まれる。


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『 血液と石鹸 』リン・ディン (著)



牢獄で一人、何語かさえ不明な言語の解読に励む男の姿を描く「囚人と辞書」。
逮捕された偽英語教師の数奇な半生が明らかになる「"!"」。
不気味でエロ ティックな幽霊とのホテルでの遭遇を物語る
「もはや我らとともにない人々」。
アパートの隣人が夜中に叫び続ける奇怪な台詞の正体に迫る「自殺か他殺か?」
など、ブラックユーモアとアイロニーに満ちた37篇を収録。
名高い詩人であり小説家としても活躍する著者が贈る異色の短篇集。

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『 スノウ・クラッシュ』 ニール スティーブンスン (著)





近未来のアメリカ。
連邦府は存在するものの、国家としてのシステムは実質的に崩壊していた。
政府の代わりをしているのは、フランチャイズ経営される都市国家。
これら都市国家が、パッチワークのように全米に分散し、勢力を争っていた。
いまやアメリカが世界に誇れるものは、4つだけ。
ソフトウェアの3M—音楽と映画とソフトウェア作り。
それに、マフィアが牛耳るピザの高速配達だけだ。
もともとフリーランス・ハッカーをしていたヒロ・プロタゴニストは、
ピザの配達屋をクビになり、
現在はセントラル・インテリジェンス社(CIC)の情報屋をしている。
巨大なVRネットである“メタヴァース”に出入りするうちに、
彼は、謎のウイルス“スノウ・クラッシュ”をめぐる事件に巻き込まれていく。



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『 ダークホルムの闇の君』 ダイアナ・ウィン ジョーンズ (著)




別の世界から事業家チェズニー氏がやってきて四十年、魔法世界は今や観光地。
だが諸国の財政は危機に瀕し、町も畑も荒れ放題。
この世界を救うのは誰か? 
神殿のお告げで選ばれたのは魔術師ダーク。
彼と妻、一男一女五グリフィンの子供たちまで巻き込まれて……
辛口のユーモアを盛り込んだファンタジイ。 

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『 ガラテイア2.2』 リチャード パワーズ (著)




   本書の主人公「作家リチャード・パワーズ」は架空の人物。
数年間の外国生活を終え帰国した彼は、
超有名な巨大組織「高等科学研究センター」の
アメリカ駐在人間性研究者としての職に就く。
そこで彼が出会ったのは、ずけずけとものを言う神経学者フィリップ・レンツ。
彼の研究はコンピュータベースの神経組織をもつ人工頭脳の開発だ。
いつしか2人は協力しあい、奇妙だが実に野心的なプロジェクトに乗り出す。
それは「人工頭脳に英文学を教え込み、難解な修士試験に合格させる」
というものだった。

    プロジェクトが進むにつれ、彼らのつくり出した「子ども」は
すさまじい勢いで情報を吸収、その興味はしだいに世俗的なことに向いてくる。
じきに「子ども」は自分の名前や性別、人種、存在意義を教えてくれ
と言いはじめた。
ところがその相手をするうちに、パワーズも自問自答をくり返すようになる。
自分の職業選択は間違っていなかっただろうか、
以前の教え子と長年にわたってうまくいかなかった理由は何か、
なぜ「子ども」の競走相手に選ばれた修士候補生に強い執着を感じるのか…。
それはパワーズにとってのたしかな「目覚め」だった。

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『 僕はマゼランと旅した』スチュアート・ダイベック (著), 柴田 元幸 (翻訳)




  胸をうつ懐旧の情と祝祭的な笑いを、驚くべき語りの技で描き出す、
「シカゴ育ち」の著者による連作短篇集。
「歌」「ドリームズヴィルからライブで」「引き波」「胸」
「ブルー・ボーイ」「蘭」など、11篇を収録。    





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『 幻影の書』 ポール・オースター (著), 柴田 元幸 (翻訳)



  救いとなる幻影を求めて—
—人生の危機のただ中で、生きる気力を引き起こさせてくれたある映画。
主人公は、その監督の消息を追う旅へ出る。
失踪して死んだと思われていた彼の意外な生涯。
オースターの魅力の全てが詰め込まれた長編。
オースター最高傑作!    

ポール・オースターーWikipedia

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『 夢小説・闇への逃走 他一篇』 シュニッツラー (著)




甘い官能の衝動のままに夢とも現実ともつかぬ夜のウィーンを
さまよう「夢小説」のフリドリン.
忍び寄る狂気の影におびえ,
とめどない妄念の自己増殖に自ら を失ってゆく「闇への逃走」のローベルト.
内なる暗い力に引かれ,
混迷の闇へと傾斜してゆく主人公を描いた
晩年の中篇二作に小品「死んだガブリエル」を併 収.


アルトゥル・シュニッツラー - Wikipedia

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『 なつかしく謎めいて』 アーシュラ・K. ル=グウィン (著)



  翼人間、不死の人、眠らない子ども…
不思議な場所の不思議な人たち、
私たちと全く違っているようで似ている人々は謎めいているけれど、
どこかなつかしい。
SF/ファンタジー界の女王が放つ
深い思索とユーモアに満ちた新ガリバー旅行記。    


アーシュラ・K・ル=グウィン - Wikipedia

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『 賢い血』 フラナリー オコナー (著)


軍隊から戻ると、がらんとした家には箪笥しかなかった。
ヘイズは汽車に乗り、知らない街へ行き、
説教師の帽子を被ったまま売春宿に入った。
やがて彼は中古 自動車の上に立ち、『キリストのいない教会』を説きはじめる—。
たじろがずに人間を凝視し、39歳で逝くまで研ぎすまされた作品を書き続けた、
アメリカ南 部の作家オコナーの傑作長篇。
真摯でグロテスクな、生と死のコメディ。

フラナリー オコナー -wikipedia

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『キス』 キャスリン ハリソン (著)

若くして結婚した父と母は、娘が生まれるとまもなく離婚。
成長した娘は大学生となり、父は離れた町で、牧師として新しい家庭を築いた。
そして、運命の再 会。
父は娘の美しさに目を奪われ、娘は父の登場に心を奪われる。
やがて二人は、近親相姦という暗い谷底へと落ちていった—。
著者自身の実体験を真摯に綴っ た、
人間存在の根源に迫る衝撃のノンフィクション。

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『 カブールの燕たち』 ヤスミナ・カドラ (著)


タリバンに統治されたアフガニスタンの首都カブールは、まさにこの世の地獄。
廃墟と化した町では私刑が横行し、人心は荒廃していた。
拘置所の看守アティク の心もまた荒みきっていた。
仕事で神経を病み、妻は重い病に冒されている。
友人は離縁を薦めるが、命の恩人である妻を棄てることは……。
だがやがて、
アティクは夫殺しで死刑を宣告された美しい女囚に一目惚れしてしまう。
女を救おうと右往左往し、やつれていくアティクを見て、
彼の妻は驚くべき提案をするのだった……。    


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『 鉄の時代 』J・M クッツェー (著)

反アパルトヘイトの嵐が吹き荒れる南ア、ケープタウン。
末期がんを宣告された一人暮らしの初老の女性ミセス・カレンは、
自分が目の当たりにした黒人への暴 力の現実を、
遠く離れて暮らす娘に宛て、遺書のかたちで書き残す。
そして、彼女の家の庭先に住みつき、
次第に心を通わせるようになったホームレスの男に、
その遺書を託そうと決意するのだった
──英語圏を代表する作家の傑作を初紹介。

〈ぼくがこの作品を選んだ理由  池澤夏樹〉
差別はすべての国、すべての社会にある。
しかしその心理をたいていの人は理解しない。
理解するまいと思っている。
差別が制度化された南アフリカで、
クッツェーは差別がどう人の心を歪めるかを巧妙に書いた。
彼の硬い鉄のペンが人の心のいちばん柔らかい部分を描いてゆく。    


クッツェー- wikipedia


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『 タタール人の砂漠』 ディーノ ブッツァーティ (著)




  砂塵にけむる幻の戦士たち。幻影のなかに"時"が沈む…。
北の砂漠から伝説的なタタール人が襲来してくるのに備えて
三十年余も辺境の砦で過ごす将兵たち。
二十世紀の幻想文学の世界的古典を翻訳。


ブッツァーティ -Wikipedia





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『 すべて王の臣』 ロバート・ペン・ウォーレン (著)



   米南部の州知事から大統領にまで登りつめようとした実在の政治家、
ヒューイ・ロングをモデルにし、
心に巣食う「善と悪」の二面性に鋭く迫る、ピュリツァー賞受賞の傑作長編。

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『 雨の中の蜜蜂 』カルロス・デ オリヴェイラ (著)




  ネオレアリズム文学の鬼才オリヴェイラが、
ポルトガルの曠野を背景に、
幻想的な手法で描く愛と憎しみの世界。
本邦初訳。                                                            


     

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『エドウィン・マルハウス—あるアメリカ作家の生と死』 スティーヴン ミルハウザー (著)



  ミルハウザーの「幻の傑作」がついに復刊される! 
11歳で死んだ天才作家の伝記、
しかも書いたのは同い年の親友という意表をつく設定。
そこに描かれる濃密な子供の世界は読む者を圧倒する。
【編集者よりひとこと】
この小説は子供の世界をスーパーリアルに描きながら、
その主人公と書き手の双方がとも
それ こそがこの小説をミルハウザーの作品中最高の一作にしている。
1990年に他社から刊行されてほどなく絶版となり、
コレクターズ・アイテムとなっていた傑 作の待望の復刊である。




スティーヴン ミルハウザー-Wikipedia





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『三つの小さな王国』 スティーヴン ミルハウザー (著)



  細部に異常なこだわりを見せる漫画家、
中世の城に展開する王と王妃の悲劇的な確執、
20世紀初頭のアメリカの呪われた画家の運命。
俗世を離れてさまよう魂の美しくも戦慄的な高揚を描く珠玉の中篇小説集。




スティーヴン ミルハウザー-Wikipedia





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『夜の樹』 トルーマン カポーティ (著)




ニューヨークのマンションで、ありふれた毎日を送る未亡人は、
静かに雪の降りしきる夜、〈ミリアム〉と名乗る美しい少女と出会った…。
ふとしたことから全 てを失ってゆく都市生活者の孤独を捉えた「ミリアム」。
旅行中に奇妙な夫婦と知り合った女子大生の不安を描く「夜の樹」。
夢と現実のあわいに漂いながら、 心の核を鮮かに抉り出す、
お洒落で哀しいショート・ストーリー9編。


トルーマン カポーティ-Wikipedia


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『バーナム博物館』 スティーヴン ミルハウザー (著)




  幻想の航海、盤上ゲーム、魔術、博物館…。
最後のロマン主義者ミルハウザーが織りなす幻影と現実のモザイク模様。
ときには『不思議な国のアリス』や『千夜一夜物語』を下敷きに、
ときにはポーに敬意を表しつつ、
想像力のおもむくままに紡ぎだされた十の物語。    




スティーヴン ミルハウザー-Wikipedia





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『踏みはずし』 ミシェル リオ (著)




  財界の大物のスキャンダルをつかんだジャーナリストの前に、暗殺者が現われた。だが、歴史書を愛読し、哲学的なセリフを口にする殺し屋は、
ある条件と引換えに、ジャーナリストの妻と娘の写真を要求する。
独特の静謐なスタイルでつづられる小説世界。    


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『生は彼方に』 ミラン クンデラ (著)



第二次大戦後、チェコスロヴァキアは混乱期にあった。
母親に溺愛されて育ったヤロミールは、自分の言葉が持つ影響力に気づき、
幼い頃から詩を書き始める。
やがて彼は、政治的な思想を持つ画家や幼なじみから強い影響を受け、
芸術と革命活動に身を挺する…
絶対的な愛を渇望する少年詩人の熾烈な生と死を鋭い感性 で描く。
祖国に対する失望と希望の間で揺れる想いを投影した、
クンデラの自伝的小説。仏メディシス賞受賞作。


ミラン クンデラ-Wikipedia



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『これから話す物語』 セース ノーテボーム (著)



  男はアムステルダムの部屋でいつも通り床に就いた。
目覚めたのはリスボンのホテルの一室だった。
「私は別の誰かになったのか?」
死が口を開けた瞬間から閉じようとするまでの〈二秒間〉に放り出された、
宇宙一孤独な男の物語。


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『ある家族の会話』 ナタリア ギンズブルグ (著)




イタリアを代表する女流作家ナタリア・ギンズブルグの自伝的小説。
舞台は北イタリア、
迫りくるファシズムの嵐に翻弄される心やさしくも知的で自由な家族の 姿が、
末娘ナタリアの素直な目を通してみずみずしく描かれる。
イタリア現代史の最も悲惨で最も魅力的な一時期を乗り越えてきた一家の物語。


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『イン・ザ・ペニー・アーケード』 スティーヴン ミルハウザー (著)




  主人公のアウグスト・エッシェンブルグは、
ほんの短時間ではあるが、
ほとんど生きていると見まがうほど精巧な動きをする、
からくり人形を作りあ げる。
彼の技法はしかし、ハウゼンシュタインによって下劣な形で模倣される。
ハウゼンシュタインが作ったのは、観客がより喜びそうなしろもの…
セクシャル な側面が異様に強調されたからくり人形だった。
うねるように動く巨大なヒップ、流し目の好色な顔、そして大きな胸。
芸術は大衆娯楽のえじきとなった。
そし てアウグストのパトロンは、彼の人形ではなく、
お色気ロボットの方を選ぶのである。   
カフカの「断食芸人」のように、アウグストもまた、
経済状況を顧みず、
芸術家としての衝動に駆り立てられるまま自らの芸術へと戻っていく。
この衝動こそ、
独立系出版社という名の芸術家にも求められるものではないだろうか。

スティーヴン ミルハウザー-Wikipedia

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『ムッシュー・テスト』 ポール ヴァレリー (著)




若き日の内的危機から構想された「ムッシュー・テストと劇場で」.
作者の分身エドモン・テストを巡る思索は生前,
手紙・日記など5篇刊行されたが,特異な 連作小説は生涯書きつがれた.
瞬間の思考をいかに捉え,分析し記述するか.
自己と向き合う鏡の如き装置=小説を通じて強靱な頭脳は何をなしたか.
唯一の小 説集を決定版新訳で.

ポール ヴァレリー -Wikipedia




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『ジャックとその主人』ミラン クンデラ (著)



「ペストの時代における気晴らし」として、
ディドロの小説『運命論者ジャックとその主人』を自由に変奏してみせた本書は、
ディドロから作り事の楽しみと ユーモア、
遊戯性と合理精神を受けつぎながら、
今日という時代のメランコリーにも欠けていない。
また序文は、クンデラによる小説の技法と自作へのコメント として
興味深いものである。

ミラン クンデラ-Wikipedia



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『船乗りサムボディ最後の船旅〈上〉』ジョン バース (著)



  1980年代の男がタイムワープして
シンドバッド物語のもとが生成しつつあるシンドバッドの一家と
抜き差しならぬ関係に陥り、
自らシンドバッドの第5航海の一部に加わってしまう…
その男ベイラーが記録した物語。*

ジョン・バース-Wikipedia




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『オリバー・ツイスト〈上〉』チャールズ ディケンズ (著)






救貧院の孤児として育てられたオリバーは、食べ物も満足にあたえられず、
煙突掃除屋や葬儀屋に「貸出」される仕打ちに耐え切れず、
9歳のある日そこを抜け 出してロンドンへ向かう。
オリバーは、道中で出会った少年に案内されて、
とある家に泊まることができたが、
そこはユダヤ人フェイギン率いる窃盗団の巣窟 だった。
いやいや一味に加えられたオリバーは、早々に警察に捕まってしまう。


チャールズ ディケンズ -Wikipedia


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『ラスト・タイクーン』 フィツジェラルド (著)







  貧しい育ちを乗り越え映画界で活躍する大プロデューサーの主人公が
ハリウッドを舞台に繰り広げる愛と友情、栄光と破局、そして死-
-未完の最高傑作と名高い、フィッツジェラルドの遺作。    

フィツジェラルド-Wikipedia

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『ウェイクフィールド / ウェイクフィールドの妻』 N・ホーソーン (著)



  さしたる理由もなく夫は失踪し、
20年後、
なにごともなかったように妻の待つ家に戻った…。
オースター、カフカに多大な影響を与えた古典と、
「妻」の視点で20世紀末に語り直された長篇を収録する。    


N・ホーソーン-Wikipedia



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『ナイフ投げ師』 スティーヴン・ミルハウザー (著)



  「ナイフ投げ師」
...ナイフ投げ師ヘンシュが町に公演にやってきた。
その技は見事なものだったが、血の「しるし」を頂くための、
より危険な雰囲気が観客に重くのしかかる。

「夜の姉妹団」
...深夜、 少女たちが人目のつかない場所で、
性的狂乱に満ちた集会を開いているという。
その秘密結社を追いかけた、医師の驚くべき告白とは?

「新自動人形劇場」
...自動人形の魔力に取り憑かれた、名匠ハインリッヒの物語。
その神業ともいうべき、驚異の人形の数々を紹介する。

「協会の夢」
...「協会」に買収された百貨店が新装開店する。
店に施された素晴らしき趣向の魅力は尽きることなく、私たちを誘惑する。

「パラダイス・パーク」
...1912年に開園した伝説の遊園地を回顧する。
遊園地は度肝を抜くような、
過剰な施設や出し物によって大いに人気を博すが、
そこには意外な結末が待っていた。

「ミルハウザーを好きになることは、吸血鬼に噛まれることに似ている」
と訳者が「あとがき」で述べるように、
本書は<ミルハウザーの世界>を堪能できる、魔法のような12の短篇集だ。


スティーヴン・ミルハウザー  -Wikipedia




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『ドン・イシドロ・パロディ 六つの難事件』 ホルヘ・ルイス ボルヘス (著), アドルフォ ビオイ=カサーレス (著)



身の覚えのない殺人の罪で20年の懲役刑に服している元理髪店の主人,
ドン・イシドロ・パロディが,
273号独房から1歩も出ることなく解決する6つの難 事件.
20世紀を代表する作家ボルヘスと
「知の工匠」ビオイ=カサーレスによる,
チェスタトン風探偵小説.
驚倒すべき想像力が紡ぎ出した奔放な空想,虚を 衝く奇想!


ホルヘ・ルイス・ボルヘス-Wikipedia



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『フローティング・オペラ』 ジョン バース (著)



自殺を決意した一知識人トッド・アンドルーズの一日を追いながら、
ついには自殺の根拠をすら失わざるを得ない窮極的なニヒリズムを、
多層的な語りの手法と ブラックユーモアで描き、
20世紀後期の最大傑作『酔いどれ草の仲買人』の作者の
記念すべき処女作となった「ニヒリスティック・コメディ」。


ジョン・バース-Wikipedia




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『宮殿泥棒 』イーサン ケイニン (著)



努力家タイプの謹厳実直な中年会計士、
天才的な兄と比較される凡庸な弟、
かつては劣等生でいまや産業界の大立者になった元教え子に
翻弄される老いた高校教 師…。
普段あまり脚光をあびることのない優等生たちのほろ苦人生を、
親身にやさしく、絶妙な筆運びで描き、
単行本発表時に絶賛された珠玉の中篇集。

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『オクトーバー・ライト』 ジョン ガードナー (著)



この社会は腐り、尊敬に値する人間は、どこにもいない。
老人はCMの甘ったるいささやき、クイズ番組のあほらしさに怒って、
ついにテレビをショットガンで ぶち抜いた。…
「いいかげん、くたばっちまえ」青年は世界に向って吐き捨てるように言った。
だが世界はだらだらと尾を引いていく。
自殺するしかない。青年 は金門橋の橋げたにぶらさがった。
…コレハ我ガ肉体デアル…。取ッテ食ベヨ…。
ジェインは一方の手でひとりの男の巨大な背り返ったペニスを、
もう一方の手 で、もうひとりの男のものをそっと握りしめた。
彼女は自分の肉体がグランド・キャニオンのように開くのを感じた。
…全米批評家賞受賞、現代アメリカ文学の 最高傑作。

ジョン・ガードナー -Wikipedia

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『並には勝る女たちの夢』 サミュエル ベケット (著)




ダブリン、パリ、ウィーンと、
多感な若き芸術家ベラックワがドタバタと駆け抜けてゆく。
彼の行く先ざきでは、アヴァンギャルドの風が吹き、
ペダンチックな 恋が爆発する! —
—その半自伝的内容ゆえ「死後しばらくするまで」出版が禁じられていた、
ベケットの幻の処女長編小説、ついに邦訳刊行なる。



サミュエル ベケット -Wikipedia




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『やぎ少年ジャイルズ (1) 』ジョン・バース (著)

巨大なコンピュータに統治され、
東西に決裂したキャンパスでヤギとして育てられた少年ジャイルズは、
謎の女クリーム髪女史により人間であることを知り、
自らの英雄性に目覚めた。
バースが描く、奇想に満ちた世界史の荒唐無稽なパロディ。



ジョン・バース-Wikipedia




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『流謫の地に生まれて』ジョージ ギッシング (著)



  下層階級の出身でありながら、
貴族的性格と明晰な頭脳をもったゴドウィンにとって、
故郷は忌わしいだけのものであった。
上流社会に真の安息の地を求め、打算から牧師になる決心をするが—。
強烈な自意識をもつ青年の野心と挫折を描いた青春の書。



ジョージ・ロバート ギッシング  -Wikipedia



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『慈善週間または七大元素』 M・エルンスト (著)



自然界を構成する元素たちを自由に結合させ変容させるコラージュの魔法、
イメージの錬金術!! 
巻末に貴重な論文を付し、コラージュロマン三部作、遂に完結。



M・エルンスト -Wikipedia

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『カルメル修道会に入ろうとしたある少女の夢』 マックス エルンスト (著)


  『百頭女』につづくコラージュ・ロマンの傑作。
エルンストによる詩的自伝、コラージュ論を併録。




M・エルンスト -Wikipedia



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『百頭女』 マックス エルンスト (著)




  惑乱、私の妹、百頭女。

エルンストの夢幻世界、コラージュ・ロマンの集大成。
今世紀最大の奇書、待望の文庫化。



M・エルンスト -Wikipedia



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『小さい“つ”が消えた日』 ステファノ・フォン ロー (著)



詩と森の国から届いた言葉の妖精たちの物語。
さまざまな文字たちがすんでいる五十音村で、
音をもたない小さい“つ”は、ほかの文字たちからバカにされてい ました。
自分は必要とされていないと感じた小さい“つ”は、ある日、
村を飛び出してしまいます。
すると新聞からもテレビからも小さい“つ”が消えてしまっ て…。
ひとりの男の子がいなくなり、日本語が大混乱…!!


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『三文文士』 ジョージ ギッシング (著)




  商業主義に毒される文学界。
そこで生きる様々な文筆生活業者たちの苦難の真相を容赦なく暴いた
ギッシングの代表作。
19世紀末の英国を背景に、作者自身の体験をもとに描かれたこの作品は、
現代日本の文学界、出版界、読書界のありようと、なにやら二重写しになる。



ジョージ・ロバート ギッシング  -Wikipedia



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『きいてほしいの、あたしのこと—ウィン・ディキシーのいた夏 』ケイト ディカミロ (著)



スーパーの中で出会った、おかしな犬ウィン・ディキシー。
さみしがりやで、笑った顔がとくいで、びっくりすると、くしゃみがでるの。
ウィン・ディキシーの おかげで、ひっこしてきたばっかりの町で、
あたしにはすてきな友だちができたわ。そして、パパとも—。
アメリカ南部、フロリダの小さな町を舞台に、
いやさ れないさみしさをかかえた少女が、
犬とのふれあいをとおして人のいたみを知り、
心をひらいて父親とのきずなをとりもどしていく…。
あたたかな感動の物語。


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『余った女たち』ジョージ・ギッシング (著)


1880年代英国の人口統計では、女性の数が男性をはるかに上回っていた。
こうした深刻な社会問題をふまえ、
女性にとっての結婚、仕事、自立とは何かを掘り下げたギッシングの意欲作
「フェミニスト・クラシック」の評価をうけているこの作品は
今日なお新鮮であり、かつ重いテーマを担っている。

ジョージ・ロバート ギッシング  -Wikipedia



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『少女ソフィアの夏 』トーベ・ヤンソン (著)



  人生の扉を開けたばかりの少女ソフィアと、人生の出口にたたずむ祖母。
70も年齢の違うふたりが思うままを対等に、率直にぶつけ合いながらも、
互いにさりげなく思いやる──。北欧の魅力にあふれる書。



トーベ・ヤンソン  -Wikipedia





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『蹴り損の棘もうけ 』サミュエル・ベケット (著)



  1934年の出版後、作者が長期にわたって再版を許さず、
今日までベケット作品中第一級の稀覯本とされてきた短編小説集。
諷刺とユーモア、過剰な衒学趣味が全編を覆う。



サミュエル ベケット -Wikipedia




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『愛をみつけたうさぎ—エドワード・テュレインの奇跡の旅』  ケイト ディカミロ (著)



「考えてごらんなさい。愛がないのに、
 どうやって“いつまでも幸せに”くらせますか?」
持ち主の女の子に愛されていても、
自分はだれも愛していない陶器の うさぎエドワード。
でも、そのおばあさんの言葉は、ずっとエドワードの心にかかっていた。
女の子とはぐれ、さまざまな人に出会い、別れる旅のなか、
エド ワードは遠く語りかける。
—ぼくは愛することを学んだ。でも愛なんてつらいだけだった。助けてよ!
『ねずみの騎士デスペローの物語』の著者ディカミロ、感 動の最新作。

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『サバティカル—あるロマンス 』ジョン バース (著)



  サバティカル-1年間の有給休暇を終わった中年夫婦が、
さてこれからの人生をどの方向に選ぶか。
楽しいしかけが盛り沢山、巨匠バースのメタ・ロマンス。*

ジョン・バース-Wikipedia




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『その名にちなんで』 ジュンパ・ラヒリ (著)



ゴーゴリ――列車事故から奇跡的に父の命を救った本の著者にちなみ、
彼はこう名付けられた。
しかし、成長するに 従って大きくなる自分の名前への違和感、
両親の故郷インドとその文化に対する葛藤、
愛しながらも広がってゆく家族との距離。
『停電の夜に』でピュリツァー 賞などの文学賞を総なめにした
気鋭のインド系米人作家が、
自らの居場所を模索する若者の姿を描いた待望の初長編。


ジュンパ・ラヒリ-Wikipedia


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『ネザー・ワールド』 ジョージ・ロバート ギッシング (著)



  ヴィクトリア朝の繁栄の下、
民衆の愛憎うずまくロンドン最底辺(ネザー・ワールド)を
当時者の眼で赤裸々に描く長編。
どん底であえぐ社会的弱者が、実際にどのような状況でどのように生きたか…。
これは過去の話で現在とは無縁とは言い切れない。本邦初邦訳。



ジョージ・ロバート ギッシング  -Wikipedia



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『家庭の医学』 レベッカ ブラウン (著)



いまもっとも身近な出来事でありながら本格的な小説がなかった
「介護文学」が誕生。
人気のアメリカ小説家、レベッカ・ブラウンが、
癌に冒された母親の入 院、手術、治療、そして看取るまでを描く。
「生きているあいだ、母はいろんなことを心配した。
……私たちは母に言った。
何もかもちゃんとやっているから、 もう休んでいいのだと」──。
痛々しくも崇高な作品。

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『海に住む少女』シュペルヴィエル (著)



「海に住む少女」の大海原に浮かんでは消える町。
「飼葉桶を囲む牛とロバ」では、
イエス誕生に立ち合った牛の、美しい自己犠牲が語られる。
不条理な世界の なかで必死に生きるものたちが生み出した、
ユニークな短編の数々。
時代が変わり、国が違っても、ひとの寂しさは変わらない。

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『終わりの街の終わり』ケヴィン ブロックマイヤー (著)



静かな愛と懐かしい思い出、
そして世界消滅への穏やかな絶望。

死者たちの暮らす、名も無き街。
ある者は赤い砂漠に呑まれ、
ある者は桃の果肉に絡みとられ、
誰一人として同じ道をたどらずやって来る。
生きている者に記憶されている間だけ
滞在できるというその場所で、
人々は思い出に包まれ、穏やかに暮らしていた。

だが、異変は少しずつ起こっていた。
街全体が縮みはじめたのだ。
その理由について、使者たちは口々に語る。
生者の世界で新型ウイルスが蔓延しはじめたこと、
人類が滅亡に向かっていること、
そして、南極基地でただ一人取り残された
ローラという女性について——

死者たちの語る話からほのみえてくる
終わりゆく世界の姿とは・・・・    

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『ガミアニ』 アルフレッド・ド ミュッセ (著)



貴紳淑女の集う舞踏会の夜。
宴の女あるじはガミアニ伯爵夫人。
謎めいた噂につつまれる妖艶な美女である。
夜更けの雨に降りこめられた若く淑やかな令嬢 ファーニーは、
夫人の館で一夜を過ごすことになり、その寝室に誘いこまれる。
ところが、そこにはすでに、
夫人の魅力にひきよせられた青年アルシッドが身を ひそませていた。
その目の前で、いましも狂乱の一夜がくりひろげられる…。
フランス・ロマン主義最大の詩人にして、
女性心理描写の名手ミュッセの才筆が冴 えに冴える性愛小説の傑作。


アルフレッド・ド・ミュッセ -Wikipedia

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『母の家で過ごした三日間』 フランソワ・ヴェイエルガンス (著)


  本書は、新聞各紙で予告されつつ何年も刊行されなかった、曰く付きの小説。
 主人公は、前金に手をつけながら、
もう何年も書きあぐねている 作家フランソワ・ヴェイエルグラッフ59歳。
これといった成果も出せず、
最愛のママンに胸を張って会いに行くこともできない。
その言い訳が、ほぼ全編にわ たって延々書き連ねられている。
が、しかし、それはもう言い訳などというものを軽く通り越して、
一種の「芸」にまで高められているのだ。
卓越した淀みない 話術によって、話は家族の甘い追憶から、
犬やオウムや大蛇の話、旅の話や文学談義、色っぽい話、
さらに猥談へと縦横無尽に脱線していく。
その滑らかさ、雄 弁さ、馬鹿馬鹿しさたるや、お見事と言うほかない。
 そしていつしか妄想が妄想を生み、
主人公の脳内ワールドは複雑な様相を呈していく。
<書けな い作家>のヴェイエルガンスが<書けない作家>ヴェイエルグラッフを
生み、そのヴェイエルグラッフの頭の中から、
またしても<書けない作家> グラッフェンベルグが出現し、
さらに......という具合に、
マトリョーシカ人形さながらに書けない作家の苦悶が
幾重にも変奏されていくのだ。
気をつけ なければ、読者はもう誰が誰だかわからなくなってしまうかもしれない。
でもご心配なく。
それこそが、主人公にとっての<リアルな世界>なのだから。
本国フ ランスにおいて、ウエルベックやトゥーサンを抑え、
2005年ゴンクール賞を受賞した、笑いと涙の<超>自伝的小説。

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『島暮らしの記録 』トーベ・ヤンソン (著)




  作者とその実母ハム、親友トゥーリッキと猫のプシプシーナ。
四方に水平線しか見えない離れ孤島で、
彼らはマイペースに気ままな自然の魅力と暮らす。
通算80年にわたる島暮らしのプロが描く、作家の知られざる日常。    


トーベ・ヤンソン  -Wikipedia



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『ストーリーを続けよう』ジョン バース (著)



ピンチョンと並ぶ現代米文学の巨匠が贈る、
ラブリーでかなりフラクタルな連作短篇集。
中年夫婦を中心に、チャーミングな12の話が緻密に縫い合わさって展開する。

ジョン・バース-Wikipedia


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『巨匠とマルガリータ』 ミハイル・A・ブルガーコフ (著)



  モスクワに出現した悪魔の一味が引き起こす不可解な事件の数々。
20世紀最大のロシア語作家が描いた究極の奇想小説。全面改訳決定版!!

焼 けつくほどの異常な太陽に照らされた春のモスクワに、
悪魔ヴォランドの一味が降臨し、
作家協会議長ベルリオーズは彼の予告通りに首を切断される。
やがて、 町のアパートに棲みついた悪魔の面々は、
不可思議な力を発揮してモスクワ中を恐怖に陥れていく。
黒魔術のショー、しゃべる猫、偽のルーブル紙幣、裸の魔 女、悪魔の大舞踏会。
4日間の混乱ののち、多くの痕跡は炎に呑みこまれ、
そして灰の中から〈巨匠〉の物語が奇跡のように蘇る……。
SF、ミステリ、コミッ ク、演劇、
さまざまなジャンルの魅力が混淆するシュールでリアルな大長編。
ローリング・ストーンズ「悪魔を憐れむ歌」にインスピレーションを与え、
20世 紀最高のロシア語文学と評される究極の奇想小説、全面改訳決定版!

〈ぼくがこの作品を選んだ理由 池澤夏樹〉
時として小説は巨大な建築である。これがその典型。
奇怪な事件や魔術師やキリストの死の事情などの絵柄が重なる先に、
ソ連という壮大な錯誤の構築物が見えてくる。
この話の中のソ連はもちろん今の日本であり、アメリカであり、世界全体だ。    


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『タバコ・ロード 』E. コールドウェル (著)



  アメリカ南部ジョージア州のタバコ地帯を舞台に、
社会の発展に取り残され荒廃したプア・ホワイトとよばれる農民達の
貪欲・無知・背徳の生活を描き、
コールドウェルの名を一躍世界的にした傑作。

アースキン・コールドウェル -Wikipedia


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『また会う日まで 上 』ジョン・アーヴィング (著)



  逃げた父はオルガニスト。
刺青師の母は幼子とともに後を追って北海の国々へ。
父を知らぬ息子は、やがて俳優になり——。
最長最強の大長篇、待望の翻訳。

ジョン・アーヴィング -Wikipedia



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『化学の結婚』ヨハン・V. アンドレーエ (著),種村 季弘 (翻訳)


  幻の秘密結社、薔薇十字団とは? 空前絶後の異小説…
ヨーロッパ精神史に深い刻印を残した文学的・思想的事件。
17世紀神秘思想のバイブル、薔薇十字四大文書を原典から完全翻訳。
93年刊の普及版。    

種村 季弘-Wikipedia



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『ねずみの騎士デスペローの物語 』 ケイト ディカミロ (著)



人間のお姫さまに恋をして、ネズミ界を追放されたハツカネズミ、デスペロー。
母親をなくした悲しみをかかえる美しいお姫さま。
地下牢のやみに住み、光にあ こがれとにくしみを抱くドブネズミ。
いつか自分がお姫さまになると信じている下ばたらきの娘。
それぞれのかなわぬ思いは、どこへゆくのでしょうか。
愛とゆ るし、そして勇気と希望に満たされた、あたたかい物語。

2004年ニューベリー賞受賞の話題作。

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『葬儀 』 ジャン ジュネ (著)



  ジュネの文学作品のなかでも最大の問題作が、
無削除限定私家版をもとに生田耕作の名訳で今甦る。
同性愛行為の激烈な描写とナチス讃美ともとらえかねない
極度の政治的寓話が渾然一体となった夢幻劇小説。    



ジャン ジュネ -Wikipedia


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『ジーベンケース 』ジャン パウル (著)



  「生意気盛り」と並ぶジャン・パウルの代表的長編小説の翻訳。
当時の庶民の生活描写と、
仮死という茶番劇を中心に展開する物語のなかに、
著者のアイロニカルな語り口、雑学、比喩などがちりばめられる。    

ジャン パウル -Wikipedia


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『旅路の果て 』ジョン・バース (著)



 黒い笑いのこだまする大学のキャンパスに繰り広げられる残酷な愛の物語。
「過去数年間に現われた最も魅力的にしてかつ恐ろしいヒーローの1人」
とタイム 誌に評された主人公ジェイコブ・ホーナーが巻き起こす
スキャンダラスな行為の数々。彼が旅路の果てに見出したものは何だったのか?

ジョン・バース-Wikipedia


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『白書 』 ジャン コクトー (著)



1928年、匿名による秘密出版として限定21部が刊行され、
やがてコクトーであると知れて文壇の噂となる「白書」。
香気漂うホモセクシュアルの告白を、
新鋭のコクトー研究家山上昌子の女性による本邦初訳と、
ジャン・ジュネのために描いたとされる日本未発表作品を含む
デッサン40点を合わせて編纂した、性 の自叙伝、初の単行本化。




ジャン・コクトー -Wikipedia





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『ファルサロスの戦い 』クロード シモン (著)



  少年時代にラテン語で読んだ〈ファルサロスの戦い〉の記憶を軸に、
想像力が飛翔する! 
世界文学を開拓したノーベル賞作家シモンの先鋭的な言語があふれる、
画期的な「歴史」小説。

クロード・シモン -Wikipedia

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『ブストス=ドメックのクロニクル 』 ホルヘ・ルイス ボルヘス (著)



  偉大なる剽窃作家パラディオン、
宇宙的レアリスム作家ボナベーナ、
無限数の秘密結社存在論者バラルト、
究極の簡略詩人エレーラ…。
極めて過激で奇矯なる架空の芸術家たちをめぐる
真面目で奇想天外な短編小説集。    


ホルヘ・ルイス・ボルヘス-Wikipedia



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『真空ダイヤグラム—ジーリー・クロニクル〈2〉 』スティーヴン バクスター (著)



宇宙進出から1万年の歳月が経過し、
異星種属スクウィーム、クワックスによる支配をも克服した人類は、
ついに超種属ジーリーに次ぐ地位を獲得するに至っ た。
しかし、彼らはまだ知らなかった—時空の開闢以来、
数百億年をかけてジーリーが遂行してきた計画の存在を。
その目的が、間近に迫った宇宙の終末ととも に成就されることを…。
人類という種の絶頂から衰退、
時空の黄昏までを描ききった驚愕の未来史連作集第2巻。

スティーヴン・バクスター -Wikipedia









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『プランク・ゼロ (ジーリー・クロニクル (1)』スティーヴン・バクスター (著)



恒星間宇宙へと進出した人類は、豊饒にして冷徹なる時空の真実を知り、
多種多様な生命形態との遭遇を繰り返していく。
だが、その前途には、宇宙の黎明期か ら存在する謎の超種属ジーリーとの
百万年にもおよぶ興亡の歴史が待ち受けていた。
時空の誕生から終末までを描く、未来史連作集

スティーヴン・バクスター -Wikipedia







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『虚空のリング〈上〉』 スティーヴン バクスター (著)



3953年。人類はワームホール・テクノロジーの開発により、
着々と版図を拡大しつつあった。
ところが、太陽をはじめとする主系列星に思わぬ異常が発見さ れた!
恒星の進化過程が何百倍にも加速され、
恐るべきスピードで銀河が老化しているのだ。
このままでは、遠からず宇宙は死滅してしまう!
この異変の謎を探 るべく、最新鋭の宇宙船「グレート・ノーザン」が、
ワームホールを利用して五百万年後の未来へと旅立つが…。

スティーヴン・バクスター -Wikipedia





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『フラックス』 スティーヴン バクスター (著)



強力な磁場を持つ中性子星「スター」の内部では、
体長約10ミクロンの微小な人類が驚くべき都市を形成していた。
だが近年、グリッチと呼ばれる星震現象が 頻発し、
人類の居住域は徐々に崩壊しつつあった。
想像もつかないほど強大な何かが「スター」を騒がせているのか。
その陰には宇宙の支配的種属ジーリーに関 わる重大な秘密が…
エキゾチックな中性子星を舞台に驚異のスケールで展開する、
ハードSFファン待望の書。                                                      


     

スティーヴン・バクスター -Wikipedia



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『時間的無限大 』スティーヴン バクスター(著)



人類は、木星軌道上に設置したワームホールを
タイムマシンに転換すべく奮闘していた。
そんな時、そのワームホールから未来人の船が現れた。
乗っていたのは 〈ウィグナーの友人〉と名乗る人々で
千五百年未来の地球を支配する異星種属クワックスを
滅ぼすためにやって来たのだという。
だが、その裏には途方もない意 図が。
ハードSFの新たな旗手が、
千五百年の時に隔てられた二つの太陽系の抗争を壮大に描いた傑作長篇。

スティーヴン・バクスター -Wikipedia





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『天の筏』 スティーヴン バクスター (著)



重力定数が10億倍の宇宙に迷いこんだ宇宙船乗組員の末裔たちは、
呼吸可能な大気に満たされた〈星雲〉で生き延びていた。
彼らは宇宙船の残骸である円盤状 の筏〈ラフト〉を中心にして
社会を形成し過酷な環境に耐えてきたのだが、
〈星雲〉の寿命が残り少なくなったいま、人々の命運も尽きようとしている…。
この 危機を打開すべく、勇気と好奇心にあふれる少年リースの冒険が始まった。
ハードSFの気鋭が放つ、長篇第1作。

スティーヴン・バクスター -Wikipedia



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『ソングマスター』 オースン・スコット・カード (著)



人々の琴線に触れ、凍りついた涙すら溶かし、
心を奥底から揺さぶる「魂の歌い手」ソングバードを求めて、
年若い恐怖皇帝ミカルはソングハウスを訪れた。
だ が、それから幾星霜が過ぎ去ったことか! 
皇帝のためのソングバードが見つかったというしらせが届いた時には、
ミカルは老境に達してしまっていた……
これ ほど待たされたソングバード、
全銀河をその歌声で魅了すると言われるアンセットとは何者なのか? 
いかなる運命が、ミカルとアンセットを待ちかまえている のか? 
キャンベル新人賞作家が、流麗な歌の調べにのせて、
愛と友情と夢を高らかに謳いあげる感動の名作!

オースン・スコット・カード -Wikipedia

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『クラックアップ』 ハーモニー コリン (著)



  「KIDS」の脚本を19歳で書き上げ、驚愕、爆笑、まがまがしさ、
優しさ、詩情が溢れる話題の映画「ガンモ」を22歳で監督した
ハーモニー・コリンが放つ三度目の衝撃。
小説デビュー作。〈ソフトカバー〉                                                            


     

ハーモニー・コリン -Wikipedia

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『ヴァインランド 』トマス ピンチョン (著)



  マフィアのドンと彼が抹殺を謀る連邦検察官、
綿密な殺しのために秘密兵器に選ばれた天才少女格闘家と
彼女を忍者に育てるニッポンの武道家。
14歳の少女による母親探しを軸に、アメリカにおける「抑圧」の構図を描く。

トマス ピンチョン -Wikipedia

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『ペンギンの憂鬱』 アンドレイ・クルコフ (著)



恋人に去られた孤独なヴィクトルは、
憂鬱症のペンギンと暮らす売れない小説家。
生活のために新聞の死亡記事を書く仕事を始めたが、
そのうちまだ生きている 大物政治家や財界人や軍人たちの「追悼記事」を
あらかじめ書いておく仕事を頼まれ、やがてその大物たちが次々に死んでいく。
舞台はソ連崩壊後の新生国家ウ クライナの首都キエフ。
ヴィクトルの身辺にも不穏な影がちらつく。
そしてペンギンの運命は…。
欧米各国で翻訳され絶大な賞賛と人気を得た、不条理で物語に みちた長編小説。

アンドレイ・クルコフ-Wikipedia


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『猫に名前はいらない』A・N・ウィルソン (著)



  各地を転々とさすらって老いを迎えた猫が、
生涯を振り返り、
孫に「生きる」意味を語る。
鋭い人間観察、受け継がれる「生と死」の不思議さを伝え、
世代を越えて読まれている感動の書。    

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『神を見た犬』ブッツァーティ (著)



とつぜん出現した謎の犬におびえる人々を描く表題作。
老いたる山賊の首領が手下にも見放され、
たった一人で戦いを挑む「護送大隊襲撃」……。
モノトーンの哀切きわまりない幻想と恐怖が横溢する、
孤高の美の世界22篇。

ブッツァーティ-Wikipedia

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『怖るべき子供たち 』ジャン・コクトー (著)



  未開なそして新鮮な、善悪を識別することの出来ない子供たちの本体は、
ちょうど阿片の場合に似ている。
同性愛、盗み、虚偽、毒薬、百万の富を濫費する無目的な混乱の中に
子供達の官能が露出している。




ジャン・コクトー -Wikipedia





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『北京の秋』ボリス・ヴィアン(著)



砂漠のど真中に一大鉄道をつくる―
―地表のいずこかに存在し、また存在しない国エグゾポタミーに展開する、
すべてが独創的、あまりにも繊細で美しい現代のアリスの国の物語。
ヴィアンの最高傑作

ボリス・ヴィアン-Wikipedia

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『男の首,黄色い犬』  ジョルジュ・シムノン (著)



サンテ監獄の厳戒房舎第11号監房は、異常な緊張に包まれていた。
2名の婦人を殺害したため、その日の朝、死刑を宣告された凶悪な殺人犯が、
無名の手紙に 誘導され、いま脱獄しつつある。
50メートル背後の闇の中ではメグレ警部の一行が、
犯人の背後にひそむ真犯人を捕えるために監視している。
歴史的名作『男 の首』に、『黄色い犬』を併載。

ジョルジュ・シムノン -Wikipedia


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『虎よ、立ちあがれ 』ケイト ディカミロ (著)




  森で、檻に入れられた虎を発見したロブ・ホートンという少年が、
その同じ日にシスティン・ベイリーという少女に出会う。
他の人と心をかよわせたとき、心に何が起きるのか、
そして、何かを封じこめておくことが、
いかに危険なことかについての物語。    


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『ニックとグリマング』フィリップ・K. ディック (著)



  グリマング、ウーブ、オトウサンモドキ、フクセイetc.
ディックおなじみの奇妙な「動物たち」が大活躍するキッチュな預言の物語。
待望の本邦初訳。


フィリップ・K・ディック-Wikipedia

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『内なる宇宙〈上〉』 ジェイムズ・P. ホーガン (著)



架空戦争に敗れた惑星ジェヴレン。
その全土を運営する超電子頭脳ジェヴェックスは、
一方で人々を架空世界浸けにし、政治宗教団体の乱立を助長していた。
一 指導者による惑星規模のプロジェクトが密かに進行するなか、
困窮した行政側は、地球の旧き友、ハント博士とダンチェッカー教授に
助力を求めるが。《巨人た ちの星》シリーズ第4部。

ジェイムズ・P・ホーガン -Wikipedia


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『巨人たちの星 』ジェイムズ・P・ホーガン (著)



冥王星の彼方から届く〈巨人たちの星〉のガニメアンからの通信は、
地球人の言葉で、データ伝送コードで送られてきている。
ということは、この地球がどこか らか監視されているに違いない……
それも、もうかなり以前から!! 
前2作で提示された謎のすべてが見事に解き明かされる。
《巨人たちの星》シリーズ第3 部。

ジェイムズ・P・ホーガン -Wikipedia


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『ガニメデの優しい巨人』 ジェイムズ・P・ホーガン (著)



木星の衛星ガニメデで発見された異星の宇宙船は
二千五百万年前のものと推定された。
ハント、ダンチェッカーら調査隊の科学者たちは、
初めて見る異星人の進 歩した技術の所産に驚きを禁じ得ない。
そのとき、宇宙の一角からガニメデ目指して接近する物体があった。
遥か昔に飛びたったガニメアンの宇宙船が故郷に 戻って来たのだ。

ジェイムズ・P・ホーガン -Wikipedia


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『星を継ぐもの 』ジェイムズ・P・ホーガン (著)



月面調査員が真紅の宇宙服をまとった死体を発見した。
綿密な調査の結果、この死体は何と死後五万年を経過していることがわかった。
果たして現生人類とのつ ながりはいかなるものなのか。
やがて木星の衛星ガニメデで地球のものではない宇宙船の残骸が発見された……。
ハードSFの新星が一世を風靡した出世作。

ジェイムズ・P・ホーガン -Wikipedia


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『星をまく人 』 キャサリン・パターソン (著)



  はちゃめちゃな大人のなかで、気丈にがんばる11歳のエンジェル。
彼女の前には厳しい現実が押しよせるが、天使のような心を失わず、
立ち向かっていく…。
大人たちの不器用な優しさと、少女のひたむきさが胸をうつ物語。

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『マグナ・グラエキア—ギリシア的南部イタリア遍歴 』グスタフ・ルネ ホッケ (著), 種村 季弘 (翻訳)



ナポリからマンフレドニアへ、
神話的母権制からピュタゴラス=エレア学派を経て
フリードリヒ二世の時代へ。…
主人公の足どりは、時空を超えて地中海世界の 古層へと分け入り、
ヨーロッパ精神の生成・没落・再生の道を辿る。
マニエリスム研究の泰斗による学殖とヴィジョンに満ちた
層位学的・考古学的紀行小説。

種村 季弘-Wikipedia


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『配達されなかった一枚の葉書 』 アイスリン・C・ハーマン (著)



  パリのある画廊で一枚の抽象画に魅せられたデルフィーヌは、
その絵を描いた画家にファンレターを送る。
期待していたわけではないが、画家からは返事がきて、二人の文通がはじまる。
二人は、美しいものや、懐かしいできごとや、心地よい匂いや、
感受するさまざまなものを伝えあい、共有しあうようになる。
そしてときには、とても刺激的な、官能をくすぐる感覚までをも、
「手紙」を通して共有するようになる。
出会ったことも、声を聞いたこともない男女のあいだで交わされる、
純粋だからこそ刺激的な愛。
移ろいゆく時の経過のなかで、
たがいのなかに「唯一無二の存在」を見るようになっていく男女の心理が
みごとに描きだされる。
最後の最後まで、謎めいていて味わい深く、読むものの心を離さない。
恋愛の歓びと悲しみを知っている大人の読者にふさわしい、珠玉の小編。

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『なつかしく謎めいて』 アーシュラ・K. ル=グウィン (著)



  翼人間、不死の人、眠らない子ども…不思議な場所の不思議な人たち、
私たちと全く違っているようで似ている人々は謎めいているけれど、
どこかなつかしい。SF/ファンタジー界の女王が放つ
深い思索とユーモアに満ちた新ガリバー旅行記。    

アーシュラ・K. ル=グウィン -Wikipedia



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『彫刻家の娘』  トーベ・ヤンソン (著)




  あふれる好奇心とするどい洞察力で周囲の世界を見つめ、
自分の価値基準や真の芸術家としての姿勢を身につけてゆく幼ない少女—。
自由・冒険・信頼・愛情、「ムーミン」世界の魂のルーツにせまる待望の書。
ファンタジーの傑作〔ムーミン〕の作者の自伝的小説。    



トーベ・ヤンソン  -Wikipedia

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『母なる夜 』カート・ヴォネガット (著)



ヴォネガットは日本で一番よく読まれている現代アメリカ作家の一人である。
本書はその中でも、ヴォネガットの傑作と言ってよい。
第2次世界大戦でナチス・ ドイツの対米宣伝放送を行ない、
一方でアメリカのスパイとして情報を送る男の波乱に満ちた話は
分裂症的な現代にピッタリということになる。

カート・ヴォネガット  -Wikipedia

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『トムは真夜中の庭で 』 フィリパ・ピアス (著)



知り合いの家にあずけられて,友だちもなく退屈しきっていたトムは,
真夜中に古時計が13も時を打つのをきき,
昼間はなかったはずの庭園に誘い出されて,
ヴィクトリア時代のふしぎな少女ハティと友だちになります.
「時間」という抽象的な問題と取り組みながら,
理屈っぽさを全く感じさせない,カーネギー賞受 賞の傑作です.


フィリパ・ピアス  -Wikipedia

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『肩胛骨は翼のなごり』 デイヴィッド アーモンド (著)



古びたガレージの茶箱の陰に、僕は不可思議な生き物をみつけた。
青蠅の死骸にまみれた彼は誰……それとも、なに? 
ありふれた日常が幻想的な翳りをおびる瞬間、驚きと感動が胸をひたす。
英国児童文学の新しい傑作!

デイヴィッド アーモンド  -Wikipedia

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『サイダーハウス・ルール〈上〉』 ジョン アーヴィング (著)



セント・クラウズの孤児院で、
望まれざる存在として生を享けたホーマー・ウェルズ。
孤児院の創設者で医師でもあるラーチは、彼にルールを教えこむ。
「人の役に立つ存在になれ」と。
だが堕胎に自分を役立てることに反発を感じたホーマーは、
ある決断をする—。
堕胎を描くことで人間の生と社会を捉えたアーヴィングの傑作長篇。

ジョン アーヴィング -Wikipedia

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『廃墟の歌声 』ジェラルド カーシュ (著)



十六世紀のフランスに生まれ、四百年もの間、
戦場から戦場へと渡り歩いてきた不死身の男、
神の怒りによって滅んだ古代都市アンナンの廃墟に巣くう不気味な 生物、
ハンガリーの荒野にそびえ立つ「乞食の石」の秘密、
魔法の魚のお告げとアーサー王の埋もれた宝、といった奇想天外な物語、
不気味な寓話の数々に、
稀 代の天才詐欺師にして大泥棒(あるいは世界一の大ほら吹き)
カームジンが披露する宝石泥棒や贋作詐欺の話など、
思わず「そんなバカな!」と叫びたくなる途 方もないお話ばかり、
全13篇を収録。物語の力を信じる人々に捧げる最高の贈り物。

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『マルテの手記 』リルケ (著)



青年作家マルテをパリの町の厳しい孤独と貧しさのどん底におき、
生と死の不安に苦しむその精神体験を綴る詩人リルケの魂の告白。



リルケ -Wikipedia


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『マーフィー 』サミュエル ベケット (著)



ダブリンとロンドンを舞台に、
外的世界にうごめく異形の者たちに追跡され、
自己の精神の小宇宙のなかに生きようとする人物の悲喜劇を描いた、
ベケット文学の原点となった長編小説。

サミュエル ベケット -Wikipedia




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『サーカスの息子』 ジョン アーヴィング (著)



カナダで整形外科医として成功しているダルワラは、ボンベイ生まれのインド人。数年に一度故郷に戻り、サーカスの小人の血を集めている。
彼のもうひとつの 顔は、人気アクション映画『ダー警部』シリーズの覆面脚本家。演じるのは息子同然のジョン・Dだが、
憎々しげな役柄と同一視されボンベイ中の憎悪を集めて いる。
しかも、売春街では娼婦を殺して腹に象の絵を残すという、
映画を真似た殺人事件まで起きる始末。
ふたりは犯人探しに乗り出すのだが。


ジョン アーヴィング-Wikipedia


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『泥棒日記 』ジャン・ジュネ (著)



言語の力によって現実世界の価値をことごとく転倒させ、
幻想と夢魔のイメージで描き出される壮麗な倒錯の世界。 ―
―裏切り、盗み、乞食、男色。父なし子として生れ、
母にも捨てられ、泥棒をしながらヨーロッパ各地を放浪し、
前半生のほとんどを牢獄におくったジュネ。
終身禁固となるところをサルトルらの運動によって特赦を受けた怪物作家の、
もっとも自伝的な色彩の濃い代表作。

ジャン ジュネ -Wikipedia


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『風の裏側—ヘーローとレアンドロスの物語』ミロラド パヴィチ (著)



美しい娘ヘーローを愛した青年レアンドロスは
、蝋燭の灯をたよりに彼女の許へと毎晩、海峡を泳ぎ渡った。
ある夜、ヘーローの兄が船で海に出て蝋燭の灯で
青 年を沖へとおびき出し溺死させてしまう。
古代ギリシアの悲恋物語の主人公二人は、
『バザール事典』のパヴィチの手によって、
現代の化学専攻の女子大生ヘー ローと、
17世紀の青年石工レアンドロスに生まれ変わる。
二人の男女を隔てるのは、青い海ではなく、時間の海なのだろうか。
鬼才パヴィチが次々に投げかけ る詩的謎の数々…。
この本は両側から読み始められます。
あなたはどちらの側からこの謎に満ちた小説に挑まれますか。

ミロラド パヴィチ -Wikipedia


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『生と死の間 』 ナタリー・サロート (著)



  タイプライターを叩き、言葉と挌闘する作家志望の「ぼく」は、
どうすれば小説で名声を得られるのか?
全編を自由間接話法でつらぬき、
「意識の流れ」という文学的手法の極限を示した金字塔。
71年刊の新装復刊。


ナタリー・サロート -Wikipedia

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『覗くひと 』アラン ロブ=グリエ (著)




時計の行商をするために生まれ育った離島にやってきたマチアスは、
直前ヴィオレットという若い女性を殺していた
—外界とマチアスの意識との有機的な関係 を、
事物そのものに迫る数学的にまで昇華された文体で描くことによって、
青年の荒廃した深層心理をうかび上らせたヌーヴォー・ロマンの傑作。

アラン ロブ=グリエ -Wikipedia


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『去年を待ちながら』フィリップ・K・ディック (著)



2055年。地球は国連事務総長モリナーリをトップに星間戦争の渦中にある。
モリナーリは、死しておな蘇り、
熱弁をふるい人々を鼓舞する最高権力者だっ た…。
ある日、モリナーリの専属担当を要請される人工臓器移植医エリック。
そしてエリックの妻キャサリンは、
夫との不和から禁断のドラツグJJ180を服 用してしまう…
時間と空間が交錯しはじめた。


フィリップ・K・ディック-Wikipedia

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『マイクロサーフス』  ダグラス・キャンベル クープランド (著)



ビル(ゲイツ)はカシコい。
ビルはヤサシい。
ビルはココロが広い。
でも、奴隷のような毎日にはもううんざり…。
そんな折、同僚の“天才”マイケルからボク らにいきなりの呼びかけが、
「ボクの開発したバーチャル・レゴ・ソフトOops!で
会社を興すのに参加しないか」ボクらはビルのもとを去り、
シリコン・ ヴァレーへと南下した。
そしてボクらのリアルな人生が始まった。

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『死の色はみな同じ』ボリス・ヴィアン(著)


兄と称する黒人が現われた時から、
白い肌のダンは、愛する白人の妻を抱けなくなり、
傷ついた野獣のように追いつめられていった……
黒い血への怯えが生む狂った犯罪をスピーディに描く!

ボリス・ヴィアン-Wikipedia


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『コスモポリタンズ』サマセット モーム (著)



  舞台は、ヨーロッパ、アジアの両大陸から南島、横浜、神戸まで—。
故国を去って異郷に住む“国際人”の日常にひそむ事件のかずかず。
コスモポリタン誌に1924~29年に連載された珠玉の小品30篇。



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『神さまの話 』リルケ (著)



神さまの手の話、貧しい人々の話、指貫の話、芸術家の話……。
2ヶ月にわたるロシア旅行を通じて、
敬虔で素朴な民 衆の姿に感動した若きリルケ。
彼はその後“神さま”という一本の糸で貫かれた
13の珠玉から成る短編集を7晩で一気に書きあげた。
子供のための話を大人に 話して聞かせるスタイルを取り、
それぞれの話が淡いパステル画を思わせ、
まるでおとぎ話のように静かに語られる。

リルケ -Wikipedia

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『ブレストの乱暴者 』ジャン ジュネ (著)



霧のたちこめる港町ブレストで非情の殺人を犯す水夫クレル。
その瓜二つの弟ロベールと、
彼ら二人を愛する淫売屋のおかみリジアーヌを巻き込み、
展開されて ゆく「分身」たちの輪舞。
そこでは、愛と裏切りが奇蹟的な融合を遂げる!
魔術的とも評される言葉の圧倒的な力で、
サルトルやデリダを驚愕させたジュネの代 表作、
渋沢龍彦の名訳で待望の文庫化。


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『ブコウスキーの3ダース—ホット・ウォーター・ミュージック』  チャールズ ブコウスキー (著)



  赤裸々、下劣、ダーティ、不潔、アホタレ…。
ストリートと人間を描き続ける作家のクールな36のストーリーを収める短篇集。
「ホット・ウォーター・ミュージック」の改題。


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『ヴェルコカンとプランクトン』ボリス・ヴィアン(著)


パーティで可愛い子ちゃんをものにするには?||
夜ともなればドンチャン騒ぎに明け暮れ、
残り少ない青春を楽しむ明日なき若者たち……
管理社会に痛烈な攻撃の矢を射る現代のカリカチュア!

ボリス・ヴィアン-Wikipedia


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『名づけえぬもの 』サミュエル ベケット (著)



肉体の死のあと暗闇のなかでしゃべり続け、おれはワームに出会った……。
どことも知れぬ薄明の中で語り続ける声。
自分をときあかそうとする語り手は言葉を 重ねるほどに溶け去っていく—
—《小説についての小説》から《言葉についての言葉》にまで遡りつめた
小説三部作の終編。

サミュエル ベケット -Wikipedia




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『マロウンは死ぬ 』サミュエル ベケット (著)



  放浪の生涯のあと死の床に横たわるマロウンは、
所有物の品目と数編の物語を書きつける。
彼の生と物語の生は徐々に収斂されていき、ついに……。
凄絶なユーモアが読者を奇妙な体験に引きずり込む「小説についての小説」。
グロテスクでコミカルな小説三部作の第2部。



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『モロイ 』サミュエル ベケット (著)



気がつくと母親の家にいたモロイの意識はすでに崩壊寸前で、
自分の名前も思い出せない。
一方モロイの調査を命じられたモランにも同じ運命が……。
ヌー ヴォー・ロマンの先駆的役割を果たした記念碑的前衛小説。
ノーベル文学賞受賞作家による、文学史に衝撃を与えた小説三部作の第1部。

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『山師トマ 』ジャン・コクトー (著)



  十六歳の無邪気な「山師」は全てを欺くことで本能的に身を守っていた。
戦場で自らの死という現実に直面したとき、
自分自身の死さえも欺いてしまう…。
偽りの彼方の真実を描くポエジー・ド・ロマン。

ジャン・コクトー -Wikipedia


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『さよなら僕の夏』レイ・ブラッドベリ (著)



おかえり、ダグラス——。
永遠の名作『たんぽぽのお酒』で描かれた、あの夏の日がよみがえる。
あたらしい物語は一年後、夏の終わりにはじまる。
子どもたち を支配する老人たちとの戦い、時計塔の爆破、
はじめての異性への感情……。
人生との和解を学びはじめた少年の心の揺らぎをあざやかに描いた、
名手ブラッド ベリによる少年文学の最高傑作。

レイ・ブラッドベリ-Wikipedia

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『昨日』アゴタ クリストフ (著)



村の娼婦だった母の子として生まれたトビアス。
ある事件を契機に名前を変え、戦争孤児を装って国境を越えた彼は、
異邦にて工場労働者となる。
灰色の作業着 を身につけ、
来る日も来る日も単調な作業に明け暮れるトビアスのみじめな人生に
残された最後の希望は、
彼の夢想のなかにだけ存在する女リーヌと出会うこ と…。
傑作『悪童日記』三部作の著者が、
みずからの亡命体験をもとに幻想と不条理を交えて綴る不可能な愛の物語。

アゴタ クリストフ-Wikipedia



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『人間の絆』サマセット・モーム (著)



自分は読者を楽しませる一介のストーリー・テラーだと
言って憚らなかったモーム(1874-1965).
その数ある作品の中でも,
唯一自分自身のために書 いた精神的半自伝小説が『人間の絆』である.
幼くして両親を失い,
不自由な足ゆえに劣等感に苛まれ続ける主人公フィリップに,
自らの精神形成を託して書か れた人生遍歴の物語.新訳.(全3冊)



サマセット・モーム -Wikipedia


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『アンダンの騒乱』ボリス・ヴィアン(著)



謎のバルバランは誰の手に?—
—親子二代にわたる奇妙キテレツな抗争を、
奔放な言語遊戯を駆使しバーレスクふうに描く処女小説! 
訳者による長文のヴィアン伝「すり切れた人生」と著作目録を付す

ボリス・ヴィアン-Wikipedia


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『箱舟の航海日誌』ケネス・ウォーカー(著)



動物たちの反乱、暗闇にうごめく影――
箱舟という閉鎖空間では「悪」が醸成されていた!

箱舟の中のリアルな生活の情景。
動物たちの心に生まれる、不信と新たな本能。
これは漂流する舟のサバイバル小説であり、共同体に広がる悪の物語である。
児童文学の枠を超えた傑作ファンタジーを完訳で!

物語 箱舟の中に未知の動物が?
ノアは神に命じられた通り、
洪水に備えて箱舟を造り、
動物たちとともに漂流する。
しかし舟のなかに禁断の肉食を知る動物・スカブが紛れ込んだことから、
無垢で平和だった動物の世界は、確実に変化していくのだった。
聖書では語られない、箱舟の“真の物語”!

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『センチメンタルな殺し屋』ルイス セプルベダ (著)



パリ、マドリー、イスタンブール、メキシコ………。
元請けが指名した<標的>を求めて、世界をさすらう殺し屋。
さてついに追い求めた<標的>の正体とは?
テンポの速い展開としゃれた会話で綴られた表題作は、
現代世界の一断面を明るみに出して、切れ味するどい。
他に、『ラブ・ストーリーを読む老人』にも似て エコロジー問題への
深い洞察に満ちた『ヤカレー』を収録。


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『サーカスが通る 』パトリック モディアノ (著)



  突然の事情聴取、
そこで知り合った若い女性ジゼルの不思議な魅力のとりことなり、
やがて重大な事件に巻き込まれ…。
緊迫感に満ちたミステリータッチ、悲劇的な結末、
モディアノの魅力あふれる作品。*


パトリック モディアノ -Wikipedia

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『夢果つる街』トレヴェニアン (著)


吹き溜まりの街、ザ・メイン。
いろんな人間たちが破れた夢を抱えて生きている。
ラポワント警部補は毎日パトロールを欠かさない。
ここは彼の街であり、彼が 街の“法律”なのだ。
そしてラポワントにも潰えた夢があった…。
それは奇妙な死体だった。
胸を一突きされて、祈るような格好で路地にうずくまっていた。
イ タリア系らしい若い男だった。
街を知りつくしたラポワントは、難なく最初の手がかりをつかんだ。
だがやがて浮かびあがるのはまったく意外な犯人、
そしてそ こにも街の悲しい過去があるのだった—。

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『オウエンのために祈りを』ジョン アーヴィング (著)



5歳児ほどの小さな身体。
異星人みたいなへんてこな声。
ぼくの親友オウエンは、神が遣わされた天使だった!?
宿命のファウルボールによる母の死。
前足を欠 いたアルマジロの剥製。
赤いドレスを着せられた仕立用人台。
名人の域に達した二人組スラムダンク。
—あらゆるできごとは偶然なのか?
それとも「予兆」なの か?
映画「サイモン・バーチ」原作。


ジョン アーヴィング-Wikipedia


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『ハザール事典—夢の狩人たちの物語 女性版



かつて実在し、その後歴史上から姿を消したパザール族。
この謎の民族に関する事典(1691年)の新版という形をとった
前代未聞の事典小説。
キリスキ教、 イスラーム教、ユダヤ教の交錯する45項目は、
どれもが類まれな奇想と抒情と幻想に彩られ、
五十音順に読むもよし、関連項目をとびとびに拾うもよし、
寝る 前にたまたま開いた項目一つを楽しむもよし、
完読は決して求められていないのです。
失われたバザール語で歌う鸚鵡、悪魔に性を奪われた王女、
時間の卵を生 むニワトリ、他人の夢に出入りする夢の狩人…。
オーソドックスな物語文学の楽しみを見事なまでに備えながら、
その読み方は読者の数だけあるという、
バルカ ンから現われた魅惑に満ちた(21世紀の小説)!
本書には男性版・女性版の2版があります。旧ユーゴスラビアNIN賞受賞。

ミロラド パヴィチ -Wikipedia


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『にぎやかな眠り』 シャーロット・マクラウド (著)



今年もまたバラクラヴァにクリスマスがやってきた。
ふだん静かな田舎町も、
このときばかりは華やかなイルミネーションに彩られ、
観光客の大群に席巻され る。
そのあまりの騒々しさに業を煮やしたシャンディ教授、
こん畜生とばかりに必殺の妨害工作を試みたが……。
おかしな人々の活躍するユーモア・ミステリ、 注目の第一弾!


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『幻獣辞典 』 ホルヘ・ルイス ボルヘス (著)



  奇怪、魅惑、恐怖、愉悦-。ケンタウロスからチェシャ猫まで、
人類が生みだした架空の動物たちが織りなす夢のページェント。
「迷宮の作家」が贈る永遠の奇書。再刊。

ホルヘ・ルイス・ボルヘス-Wikipedia


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『比類なきジーヴス』P.G. ウッドハウス (著)



  英国の国民的作家ウッドハウスの「ジーヴス物」から
傑作を厳選したコレクション。
ぐうたらでダメ男の若旦那バーティーと、
とんち男の召使いジーヴスの名コンビが、
オマヌケなビンゴたちと繰り広げる抱腹絶倒の人間喜劇。

P.G. ウッドハウス-Wikipedia




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『セバスチャン・ナイトの真実の生涯 』ウラジミル ナボコフ (著)



1899年ロシアの名門貴族として生まれ、
米国に亡命後「ロリータ」で世界的なセンセーションを巻き起こした
ナボコフが初めて英語で書いた前衛的小説。
早 世した小説家で腹違いの兄セバスチャンの伝記を書くために、
文学的探偵よろしく生前の兄を知る人々を尋ね歩くうちに、
次々と意外な事実が明らかになる。

ウラジミル ナボコフ-Wikipedia

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『スキャナー・ダークリー』フィリップ・K. ディック (著)



カリフォルニアのオレンジ郡保安官事務所麻薬課のおとり捜査官
フィレッドことボブ・アークターは、
上司にも自分の仮の姿は教えず、秘密捜査を進めている。
麻薬中毒者アークターとして、最近流通しはじめた物質Dはもちろん、
ヘロイン、コカインなどの麻薬にふけりつつ、
ヤク中仲間ふたりと同居していたのだ。
だ が、ある日、上司から麻薬密売人アークターの監視を命じられてしまうが…
P.K.ディック後期の傑作、新訳版。

フィリップ・K・ディック-Wikipedia

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『エブリシング・イズ・イルミネイテッド 』 ジョナサン・サフラン フォア (著)



冒頭から結末までの語り口が異彩を放つ。
ジョナサンの思いは、お供であったアレックスに送る、
旅での経験を小説仕立てにした文書となり言葉にされ、
物語の 語りの一角を占める。
一方のアレックスの語りは、ジョナサンへの返信としての手紙と、
独自の観察眼による手記というふたつの形式が用いられている。
ことに アレックスの語りには、
誤った語法や言葉遣いで演出される独特のおかしさがともなう。
しかし、そうしたムードが漂っているからこそ、
祖父の過去に触れる場 面など、シリアスな部分の哀れみが助長される。
「ユーモアだけが、悲しい話を真実として伝えられる」
といった件が小説の中で出てくるが、アレックスの語り こそが、
それをなぞるもののように思えてくる。
十八世紀から第二次大戦時、さらには現代と、
時代の壁をいとも簡単に超えてしまう巧みに構成された小説スタ イルは、
謎が謎を呼ぶ神秘性を帯びた物語を生み、
ひとたび読み始めたら、その人間の心をつかんで放さない魅力を持つ。

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『パルプ』 チャールズ ブコウスキー (著)



ニック・ビレーンは、飲んだくれで、競馬が趣味の超ダメ探偵。
ところが、そんな彼に仕事が二つ転がり込む。
ひとつは死んだはずの作家セリーヌを
ハリウッド で見かけたから調べてくれという“死の貴婦人”の依頼、
もうひとつは“赤い雀”を探してくれという知人の依頼。
突然の仕事に大張り切のビレーンは、早速調 査にのり出すのだが…。
元祖アウトロー作家の遺作ハードボイルド長編。

チャールズ ブコウスキー  -Wikipedia


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『変身の魅惑 シュテファン・ツヴァイク(著)


20年代。
落日のオーストリアを舞台に、運命のままに変転する一人の女の恋。
シュテファン・ツヴァイク幻の遺作。


シュテファン ツヴァイク-Wikipedia

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『バースデイ・ストーリーズ』


「誕生日」をモチーフにした英米文学の短編小説を、
村上春樹が選出し、翻訳、編集したアンソロジー。
レイモンド・カーヴァーやポール・セローといった、
村 上ファンには馴染みの深い作家から、
イーサン・ケイニンやデイヴィッド・フォスター・ウォレスなどの
新進気鋭の作家作品まで、
「この十年くらいのあいだに 発表された、活きのいい」(「訳者あとがき」より)
佳品10編が並んでいる。
さらに、村上自身による書き下ろし短編「バースデイ・ガール」も収録。
村上作 品や現代英米文学の入門書としても最適な1冊となっている。


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『ライフ・アフター・ゴッド』  ダグラス・キャンベル クープランド (著)



神なき時代のボクらの人間性とは、一体どこにあるのだろう? 
信じるものを失った神なき世代が明日を生き抜くための英知として、
その心情体験を描く。

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『記憶の書』  ジェフリー・フォード (著)



大きな話題を呼んだ、あの『白い果実』の続編がついに登場。
今回は、詩人の貞奴が翻訳を担当。
理想形態市崩壊の8年後、クレイは独裁者ビロウの《記憶の宮殿》に潜入した
……鮮烈奇怪なイメージが渦巻く、一大幻想小説。




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『驚異の発明家(エンヂニア)の形見函』 アレン カーズワイル (著)



1983年、パリの骨董品オークションで手に入れた、がらくたの詰まった函。
それは産業革命以前のフランスで、
自動人形の開発に心血をそそいだ天才発明家 の「形見函」だった。
10の仕切りのなかには、
それぞれ、広口壜、鸚鵡貝、編笠茸、木偶人形、金言、胸赤鶸、
時計、鈴、釦、そして最後のひとつは空のま ま。
フランス革命前夜、のちに発明家となる少年クロード・パージュの指が、
ジュネーヴの外科医によって“故意”に切り落とされる事件が起こる。
ここに端を 発する彼の波瀾万丈の生涯について、
形見函におさめられた10の想い出の品は、黙したまま雄弁と語りはじめるのだ—。18世紀という好奇心にみちた時代を 鮮やかに再現し、
世界の批評家たちを唸らせた驚異のデビュー作。

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『アムニジアスコープ』スティーヴ エリクソン (著)


  アメリカ最高の幻視作家による〈愛〉の物語。
アメリカ現代文学を代表する作家エリクソンが、
近未来、大震災が起きて廃墟と化した幻想的なLAを舞台に、
これまで自分が関係してきた女性たちとの記憶を生々しく甦らせ、
愛について考察する。    

スティーヴ エリクソン-Wikipedia


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『ミスター・ヴァーティゴ 』ポール オースター (著)



「私と一緒に来たら、空を飛べるようにしてやるぞ」
ペテン師なのか?超人なのか?
そう語る「師匠」に出会ったとき少年はまだ9歳だった。
両親なし、教養な し、素行悪し。
超然とした師匠の、一風変わった「家族」と暮らす奇妙な修行生活のなかで、
少年がやがて手にしたものとは—。
アメリカ文学界きっての語りの 名手が編む。
胸躍る歓喜と痛切なる喪失のタペストリ、心に迫る現代の寓話。


ポール オースター -Wikipedia

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『青い花』 ノヴァーリス (著)



ある夜、青年ハインリヒの夢にあらわれた青い花。
その花弁の中に愛らしい少女の顔をかいま見た時から、
彼はやみがたい憧れにとらえられて旅に出る。
それは 彼が詩人としての自己にめざめてゆく内面の旅でもあった。
無限なるものへの憧憬を〈青い花〉に託して描いた
ドイツ・ロマン派の詩人ノヴァーリス(1772 —1802)の小説。

ノヴァーリス -Wikipedia

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『水いらず 』サルトル (著)




性の問題をはなはだ不気味な粘液的なものとして描いて、
実存主義文学の出発点に位する表題作、
スペイン内乱を舞台に実存哲学のいわゆる限界状況を捉えた 『壁』、
実存を真正面から眺めようとしない人々の悲喜劇をテーマにした『部屋』、
犯罪による人間的条件の拒否を扱った『エロストラート』、
無限の可能性を 秘めて生れた人間の宿命を描いた『一指導者の幼年時代』を収録。

ジャン=ポール・サルトル-Wikipedia


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『群盗』シラー (著)



18世紀後半、ドイツでは政治経済が沈滞する一方で文化・芸術が
異常な活況を呈した。
シラーはゲーテと共にこのシュトゥルム・ウント・ドラング期を
代表す る存在であり、処女作『群盗』は時代の記念碑である。
失われた自由を求めるあまり盗賊隊長となって
社会に抵抗する主人公カアルの心情は今も現代人の強い共 感をよぶ。

シラー -Wikipedia

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『熱帯雨林の彼方へ 』カレン・テイ ヤマシタ (著)



  ブラジル熱帯雨林の聖地と究極の資源をめぐり、
額に浮遊するボールをつけたカズマサ、
三本腕のビジネスマンJ・Bら
ビザールな連中が展開するスラップスティックな争奪戦。
越境の日系作家によるエコロジー・ファンタジー。

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『ヴァリス』フィリップ・K・ディック (著)


女友達の自殺をきっかけに、ホースラヴァー・ファットは
少しずつ狂いはじめた。
麻薬に溺れ、彼もまた自殺を試みるが失敗する。
だが、彼は神に出会った。
ピ ンク色の光線を照射し、彼の頭に直接情報を送り込んできたのだ。
その日から、ファットは自分だけの秘密教典を記しはじめた……。
ディック自身の神秘体験が 投影された晩年の問題作。



フィリップ・K・ディック-Wikipedia

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『琥珀捕り』 キアラン カーソン (著)



ローマの詩人オウィディウスが描いた
ギリシア・ローマ神話世界の奇譚『変身物語』、
ケルト装飾写本の永久機関めいた文様の迷宮、
中世キリスト教聖人伝、
ア イルランドの民話、
フェルメールの絵の読解とその贋作者の運命、
顕微鏡や望遠鏡などの光学器械と17世紀オランダの黄金時代をめぐる
さまざまの蘊蓄、
ある いは普遍言語や遠隔伝達、
潜水艦や不眠症をめぐる歴代の奇人たちの夢想と現実──。
数々のエピソードを語り直し、少しずらしてはぎあわせていく、
ストー リーのサンプリング。
伝統的なほら話の手法が生きる、あまりにもモダンな物語!

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『ケルベロス第五の首』 ジーン・ウルフ (著)



地球より彼方に浮かぶ双子惑星サント・クロアとサント・アンヌ。
かつて住んでいた原住種族は植民した人類によって絶滅した
と言い伝えられている。
しかし異 端の説では、何にでも姿を変える能力をもつ彼らは、
逆に人類を皆殺しにして人間の形をして人間として生き続けているという…。
「名士の館に生まれた少年の 回想」
「人類学者が採集した惑星の民話」
「尋問を受け続ける囚人の記録」という三つの中篇が複雑に交錯し、
やがて形作られる一つの大きな物語と立ちのぼる 魔法的瞬間—
“もっとも重要なSF作家”ジーン・ウルフの最高傑作。

ジーン・ウルフ -Wikipedia


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『死んでいる』 ジム クレイス (著)



  動物学者の夫婦が砂丘で撲殺された。
夫の手はかろうじて妻の脚に触れていたが…
二人の死体には海辺の生き物が群がり、肉を貪る…。
無慈悲な死と冷徹な自然に、二人の愛も最期を迎えるのか?
全米批評家協会賞受賞作品、

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『世界のすべての七月 』ティム・オブライエン (著)



  ヴェトナムに行った男、行かなかった男、
裏切った女、裏切られた女、
二人の夫を持つ女、待ち続ける男…
30年ぶりの同窓会に集う男と女。
まだハッピー・エンディングをあきらめたわけじゃない。
1969‐2000感動のクロニクル。    

ティム・オブライエン-Wikipedia

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『すべての火は火』フリオ コルタサル (著)




  斬新な仕掛けと驚嘆すべき技巧に満ちた、
脱出不可能の8つの迷宮的小説空間。

コルタサル-Wikipedia


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『彼女たちには判らない 』ボリス・ヴィアン(著)


おれを見ろ、入念に女装したおれの優雅な姿を。
これもあの仮装舞踏会のためなんだ……
まるでスポーツにふけるように麻薬、セックス、ホモ行為に
ふける若者たちの犯罪を描く異色ハードボイルド!

ボリス・ヴィアン-Wikipedia

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『変身の恐怖』  パトリシア・ハイスミス (著)



殺したはずの死体が消えた。
その後何も起こらない。
本当に自分は人を殺したのか? 
奇怪な状況下での心の変化……。

パトリシア・ハイスミス-Wikipedia


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『蟹の横歩き』ギュンター・グラス(著)



第二次大戦末期、
多数のドイツ避難民を乗せた客船がソ連の潜水艦に撃沈された。死者の数はタイタニックの6倍にも達した史上最悪の惨事となりながら、
この 悲劇は人々の記憶から抹殺されて、半世紀以上語られることがなかった。
グラスだからこそあえてタブーに挑んで歴史に対峙した。

ギュンター・グラス-Wikipedia

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『熊を放つ』 ジョン アーヴィング (著)



ウィーンの市庁舎公園で出会った二人の若者ジギーとグラフ。
中古のロイヤル、エンフィールド700CCを駆り、
オーストリアの田舎を旅する二人が見つけた ものは、
美しい季節の輝きと、手足のすらりとした女の子ガレン。
すべてはうまく運ぶはずだった。
ジギーが、動物園襲撃などという奇妙な計画を持ち出すまで は…。
瑞々しく、痛々しく、優しく、
そして未完成な青春を描くジョン・アーヴィングの処女長篇を、
村上春樹の最高の訳で贈る。

ジョン アーヴィング-Wikipedia


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『イワン・イリッチの死』 トルストイ (著)



一官吏が不治の病にかかって肉体的にも精神的にも恐ろしい苦痛をなめ、
死の恐怖と孤独にさいなまれながらやがて諦観に達するまでの経過を描く。
題材は何の 変哲もないが、
トルストイ(1828‐1910)の透徹した人間観察と
生きて鼓動するような感覚描写は、
非凡な英雄偉人の生涯にもましてこの一凡人の小さ な生活に
ずしりとした存在感をあたえている。

トルストイ-Wikipedia

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『不死の人』  ホルヘ・ルイス ボルヘス (著)



ホメロスの叙事詩、ガウチョの古典的歌物語、『千夜一夜』の綺譚などを
変容させ、一種の迷宮物語の世界に織り上げたボルヘスの最高傑作。
寓意と象徴にみち たこれらの物語は、
同時に、フィクションに対する根源的な批評をうちにひそめた
《メタフィクション》の先駆的な作品となっている。

ホルヘ・ルイス・ボルヘス-Wikipedia


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『アルゴールの城にて』ジュリアン グラック (著)



1939年に現われたグラックの処女作である本書は、
中世の聖杯伝説や近代の暗黒小説、
ドイツ浪漫派などの伝統とシュルレアリスムとの確乎たる結合をはた して、
ブルトンの絶讃を博したものであり、
一見したところガラスのような透明な文章の下に、
情熱と夢想、欲望と呪縛を隠しもつ戦慄的作品。


ジュリアン グラック -Wikipedia


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『劇場 』サマセット・モーム(著)




天性の才能を駆使し、堂々たる舞台女優となった46歳のジュリア。
彼女は、美男俳優で劇場経営者でもある夫や、
20年来プラトニック・ラブを捧げ続ける貴 族に囲まれていたが、
たまたま劇場の経理を担当した23歳の青年トムに夢中になる。
そして、トムの心が新人女優に傾いたのを知ったときジュリアは…。
人生 と芝居が妖しく交錯する巧みなストーリー・テリング、
モーム円熟期の傑作長編。



サマセット・モーム -Wikipedia


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『悲しみよこんにちは』フランソワーズ サガン (著)



若く美貌の父親の再婚を父の愛人と自分の恋人を使って妨害し、
聡明で魅力的な相手の女性を死に追いやるセシル……。
太陽がきらめく、美しい南仏の海岸を舞 台に、
青春期特有の残酷さをもつ少女の感傷にみちた好奇心、
愛情の独占欲、完璧なものへの反撥などの微妙な心理を描く。
発表と同時に全世界でベストセラー となり、
文壇に輝かしいデビューを飾ったサガンの処女作である。


フランソワーズ サガン -Wikipedia



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『ギボンの月の下で』 レイフ エンガー (著)



物語はミネソタ州のある小さな町ではじまる。
ルーベン・ランドは息をせずにこの世に生を受けた。だれもが死産だとあきらめたそのとき、父ジェレイマの祈りによって奇跡が起こった。ルーベンが息を吹き返したのだ。
喘息のルーベン、不思議な力をもつ父、たくましい兄デーヴィ、
文学好きの妹スウィード家族は貧しいながらもしあわせに暮らしていた。
だがルーベンが 11歳になった冬、
家族にふりかかった最悪の事件をきっかけにデーヴィが失踪してしまった。
残された家族はデーヴィを探す旅に出るが、
彼らの行く先にまっ ているものは・・・・・。
「奇跡にふれたとき、家族になにがおこるのか」

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『ギャシュリークラムのちびっ子たち—または遠出のあとで 』エドワード ゴーリー (著)



AからZまでが名前の頭文字についた子どもたち。
登場と同時に次々と怪我や死に遭う。
ただそれだけの、あっけなくも悲惨な話が、
マザーグース風の2行ず つ脚韻を踏んだ軽快なテンポのうたに乗って進む、
エドワード・ゴーリーの代表作。
左ページに英語の原文、右ページに白黒のペン画、
画の下にキャプションの ような邦訳がついた、怖い絵本だ。

エドワード ゴーリー -Wikipedia

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『シカゴ育ち 』 スチュアート・ダイベック (著)




  七つの短篇と七つの掌篇が織りなす美しく力強い小説世界。
シカゴに生まれ育ったダイベックは、
ユーモアと愛惜をこめてこの古い湖岸の街の人間模様を描き出す。    


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『虎よ、虎よ!』  アルフレッド・ベスター (著)



“ジョウント”と呼ばれるテレポーテイションにより、世界は大きく変貌した。
一瞬のうちに、人びとが自由にどこへでも行けるようになったとき、
それは富と 窃盗、収奪と劫略、怖るべき惑星間戦争をもたらしたのだ!
この物情騒然たる25世紀を背景として、
顔に異様な虎の刺青をされた野生の男ガリヴァー・フォイルの、
無限の時空をまたにかけた絢爛たる〈ヴォーガ〉復讐 の物語が、
ここに始まる……鬼才が放つ不朽の名作!

アルフレッド・ベスター -Wikipedia

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『愛の完成・静かなヴェロニカの誘惑 』 ムージル(著)



愛の中に残りなく溶けこみ,愛する相手との真の合一を求める女主人公.
だが,その実現はなぜ姦淫,あるいは恋人の死によらなくてはならないのか?
大作 『特性のない男』で知られるムージル(一八八〇—一九四二)が,
「魂の和合」という一括表題を与えた中篇二作.
創作の出発点にムージルとの決定的な出会い をもつ作家による渾身の翻訳.

ムージル -Wikipedia

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『眠れ—作品集「青い火影」〈1〉』 ヴィクトル ペレーヴィン (著)



コンピュータゲームの世界と一体化した中央官庁に働く職員、
自我の目覚めを経験して苦悩する倉庫、
夢の中で生活する学生、
死の意味をめぐって怪談を続ける 子供たち…。
この時代に存在するものすべてを哲学的幻想で包み込み、
意識のまどろみの中で変身話から
東洋の宗教思想まで味わいつくす作品をつぎつぎと生み 出す
ロシア新世代の作家ヴィクトル・ペレーヴィン。
20世紀の終りに現われた異才の浮遊する世界。

ヴィクトル・ペレーヴィン -Wikipedia



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『シティ』 アレッサンドロ・バリッコ (著)



13歳の天才少年グールドがシャツィ・シェルという名の風変わりな女性に出会い、
恋とは言えぬ淡い交流が始まる。
2人のお話のほかにボクサーが主人公のラ ジオドラマと西部劇が同時進行し、
やがて悲しい結末を迎える。
イタリアのベストセラーとなった、都会をめぐるセンチメンタル・ジャーニー。



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『マンボ・ジャンボ 』 イシュメール・リード (著)



1920年代のニューオリンズ、またあの病気が流行りだす…。
ジャズを媒介して広がり、
熱狂的な踊りや音楽に取り憑かれてしまう奇病「ジェス・グルー」を めぐって、
西洋の裏社会を牛耳る「壁の花教団」と
ヴードゥー探偵パパ・ラバスとが繰り広げるポストモダンなオカルト大活劇。
果たして、ジェス・グルーの捜 し求める聖典の行方はいかに。
最も過激な黒人作家が描く、スチャラカでごきげんなジャズ小説。


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『重力の虹〈1〉』 トマス ピンチョン (著)



キーンという音が大空をよぎる。
V2ロケットの来襲だ。
第2次世界大戦も末期のロンドン、
アメリカ軍中尉タイローン・スロースロップは、
ドイツ軍の猛爆撃 もなんのその、ガールハントに余念がない。
ところが、彼の行動をひそかに監視している者がいる。
彼らの調査によれば、スロースロップが女とセックスした場 所へ、
後刻、必ずV2ロケットが落ちるというのだ。
スロースロップの勃起とロケットの軌跡は果たして関連があるのか?
この現象をめぐって当局の研究室で議 論される途方もない仮設の数々と、
次第に明らかにされるスロースロップの出生の秘密。
舞台はロンドンからリヴィエラ、チューリヒ、
さらに連合軍占領下のド イツへと移り、
巨大な見えざる手に翻弄されるスロースロップのさすらいの旅が始まる。
脱線に次ぐ脱線、錯綜する人間関係、時間と空間を越え展開する物語。

トマス ピンチョン-Wikipedia


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『川底に』ジャメイカ キンケイド (著)



最初の作品にはその後の作品へと発展するほとんどすべての芽が含まれている、
とよくいわれるが、この作品はとりわけその感が強い。
キンケイドの作品 世界にあらわれるモチーフやエッセンスが、
思いっきり圧縮されたかたちで詰まっているのだ。
それだけではない。
『Annie John』(邦題『アニー・ジョン』)や
『Lucy』(邦題『ルーシー』)といった自伝的な作品で、
ややモデラートになった表現の核にあるものが、
プリミ ティブなまま、ページからにおい立つばかりに立ちのぼってくる。
それは、現代の都市生活者が使うことばが完全に失った呪術性のようなもの、
あるいは、濃密 なまでにあふれる、荒々しい「南」といっていいかもしれない。
この作家は「英語」という言語に大きな富をもたらした。

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『木のぼり男爵 』イタロ カルヴィーノ (著)





イタリアの男爵家の長子コジモ少年は、十二歳のある日、
カタツムリ料理を拒否して木に登った。
以来、恋も冒険も革命もすべてが樹上という、
奇想天外にして 痛快無比なファンタジーが繰り広げられる。
笑いのなかに、俗なるものが風刺され、
失われた自然への郷愁が語られるカルヴィーノ文学の代表作。




イタロ カルヴィーノ-Wikipedia


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『黙示録3174年』 ウォルター・M・ジュニア ミラー (著)



最終核戦争の結果、一切の科学知識が失われ、
文明は中世以前の段階にまで後退した。
だがその時、一人の男が災禍を逃れた数少ない文献の保存につとめるべく
修道院を設立した。
そして30世紀をすぎる頃、廃墟の中から再建が始まろうとしている。
今度の文明こそは、自滅することなく繁栄の道を歩めるだろうか?
孤 高の記録保管所が見守る遠未来の地球文明史。


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『幸福な死 』カミュ(著)

平凡な青年メルソーは、
富裕な身体障害者の“時間は金で購われる”という主張に従い、
彼を殺し金を奪う。『異邦人』誕生の秘密を解く作品。



カミュ-Wikipedia



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『わたしを離さないで 』カズオ イシグロ (著)



自他共に認める優秀な介護人キャシー・Hは、
提供者と呼ばれる人々を世話している。
キャシーが生まれ育った施設ヘールシャムの仲間も提供者だ。
共に青春 の日々を送り、
かたい絆で結ばれた親友のルースとトミーも彼女が介護した。
キャシーは病室のベッドに座り、あるいは病院へ車を走らせながら、
施設での奇 妙な日々に思いをめぐらす。
図画工作に極端に力をいれた授業、毎週の健康診断、
保護官と呼ばれる教師たちの不思議な態度、
そして、キャシーと愛する人々 がたどった数奇で皮肉な運命に……。
彼女の回想はヘールシャムの驚くべき真実を明かしていく—
—英米で絶賛の嵐を巻き起こし、
代表作『日の名残り』を凌駕 する評されたイシグロ文学の最高到達点

カズオ イシグロ  -Wikipedia


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『地底旅行』ジュール・ヴェルヌ (著)



鉱物学の世界的権威リデンブロック教授は、
十六世紀アイスランドの錬金術師が残した謎の古文書に導かれ、
死火山の噴火口から地球の中心部を目ざす地底世界 の大冒険旅行に出発した。
地球創成期からの謎を秘めた人跡未踏の内部世界。
現代SFの父といわれるジュール・ヴェルヌの
驚異的な想像力が縦横に描き出した 不滅の傑作。

ジュール・ヴェルヌ -Wikipedia


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『恐怖の兜 (新・世界の神話) 』 ヴィクトル ペレーヴィン (著)



「いったい、ここは、どこなんだ!?」彼らは孤独に、それぞれ目覚める。
そこは小さな部屋、あるのはベッドとパソコンだけ。
居場所を把握するため、仲間探 しのチャットが始まる。
呼びかけに応じたのは、男女八人—。
どうやら自分たちが迷い込んだのは、「恐怖の兜」をかぶった巨人の世界らしい。その正体は、牛 の頭をもつ怪物ミノタウロス。
そう、つまりこの奇妙奇怪な世界は、ミノタウロスの迷宮なのだ。
そして彼らは救出の時を待つ。
ミノタウロスを退治した、英雄 テセウスを。
しかしその脱出劇には…驚愕の結末が。
現代ロシア文壇に異彩を放つ寵児ペレーヴィン。
驚異的な空想と論理をもって一気に描ききる、
テセウスと ミノタウロスの迷宮神話。

ヴィクトル ペレーヴィン  -Wikipedia


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『都市と柱 』ゴア ヴィダル (著)



  戦後まもないアメリカで時代に先駆けて当時の同性愛の現状と、
セックスまで含めた同性同士の愛情を正面切って描いた作品を、本邦初訳。
アメリカ文学の知られざる豊饒の世界。

ゴア ヴィダル-Wikipedia

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『タイムマシン』 H.G. ウェルズ (著)



タイム・トラベラーが冬の晩、暖炉を前に語りだしたことは、
巧妙な嘘か、それともいまだ覚めやらぬ夢か。
「私は80万年後の未来世界から帰ってきた……」
彼がその世界から持ちかえったのは奇妙な花だった……

H.G. ウェルズ-Wikipedia

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『魔法使いの弟子』ロード ダンセイニ (著)




  ケルト民族特有の「夢を見る魂」が描いた
楽しさと奇想にあふれた長編ファンタジーの傑作。

ロード ダンセイニ-Wikipedia


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『ライオンの蜂蜜—新・世界の神話 』デイヴィッド グロスマン (著)



旧約聖書に描かれるサムソンのエピソードは、
ペリシテ人の支配からイスラエルを救った神の子の、
英雄の物語として読まれてきた。
人間の不妊の女から生ま れ、ライオンを素手で引き裂く怪力を持ち、
ペリシテ人の手に落ちるも、最期は自らの命と引き換えに敵を滅ぼした男。
しかしその物語は数々の疑問と矛盾に満 ちている。
なぜ神の使いは母親の前にあらわれたのか?
なぜサムソンは敵の女を求めたのか?
なぜライオンを引き裂いたことを黙っていたのか?
なぜ罠だと知り ながら、自らの秘密を女に告げたのか?
著者グロスマンは、謎解きをしながら、物語を紡ぎ直す。
そして英雄と称された男の、実は孤独で哀しい魂の物語を浮か び上がらせる
—まるで映画のような、鮮やかさで。
イスラエルの国民的作家が、自国の英雄譚を潔く、
見事な論考でとらえ絶賛された、斬新な聖書の「物語」。

デイヴィッド グロスマン -Wikipedia


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『黄色い部屋の謎 』ガストン・ルルー (著)



内部から完全に密閉された〈黄色い部屋〉の中から令嬢の悲鳴が聞こえ、
救援にかけつけた一同がドアをこわして飛び込んだとき、
血の海の中には令嬢が倒れて いた。犯人の姿はどこにも見あたらない—
—“密室犯罪”と“意外な犯人”の二大トリックを有する本編は、
数少ないフランス本格派を代表する傑作であり、
世 界ベストテンで上位を占める名作。

ガストン・ルルー -Wikipedia



*1959年の創元推理文庫創刊ラインナップに並んだ、記念すべき1冊。

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『ネバーウェア 』ニール ゲイマン (著)



  「ぼくは、自分の人生を取り戻したいんだ!」
ロンドンの地下世界を舞台にしたダーク・ファンタジィ

 善良な一市民であるリチャード・メイヒューは、
ロンドンの道ばたで怪我をした少女を助けたときから、
彼のごく普通の暮らしは一変してしまう。
その瞬間か ら、彼は夢にも見たことのない世界へ投げ込まれた。
そこでは闇のカルチャーが、
町の下にある廃線となった地下駅や下水の中で栄えたのだ。
彼が知る世界より はるかに奇妙で危険な世界が…

ニール ゲイマン -Wikipedia

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『木曜の男 』G.K.チェスタトン (著)



無政府主義者の秘密結社を支配している、
委員長〈日曜日〉の峻烈きわまりない意志。
次々と暴露される〈月曜〉、〈火曜〉……の各委員の正体。
前半の奇怪し ごくな神秘的雰囲気と、
後半の異様なスピードが巧みにマッチして、
謎をいっそう奥深い謎へとみちびく、
諷刺と逆説と、無気味な迫力に満ちた逸品として、
一 世を驚倒させた著者の代表作!


ギルバート・ケイス・チェスタートン -Wikipedia

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『トリストラム・シャンディ 上 』ロレンス・スターン (著)



プルーストやジョイス等の“意識の流れ派”の源流とも先駆的作品とも
いわれる本書だが,内容・形式ともに奇抜そのもので,
話しは劈頭から脱線また脱線,
独 特の告白体を駆使して目まぐるしく移り変る連想の流れは,
いつか一種不思議なユーモアの世界をつくり出し,
我々はただ流れに身を任せ漂うばかりである.


ロレンス・スターン -Wikipedia

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『夢遊の人々 』ヘルマン・ブロッホ (著)



偉大な作家たちは、時代に深く沈潜、その時代の「精神」を捕捉し、
作品に封じ込めようと格闘してきた。
20世紀前半、その努力は頂点に達し、巨大な作品が 群生、
雄大な山脈となって現れたのだった。
仏語圏のプルーストしかり、英語圏のジョイスしかり…。
そして独語圏にも驚異的な膂力を持った作家が現れた—
名 はヘルマン・ブロッホ。
ヒトラー登場へと続く時代の危機を、その淵源にまで遡り省察。
本書は、その独創的な省察、「価値崩壊」論を背景に、
時代風俗の中で “夢遊”する人々を活写する。
雄大な構想、精緻な分析、斬新な描写手法は、圧倒的だ。
読者は究極、「時代精神」の確かな彫像を見ることだろう。
「全体小 説」を唱えた巨匠の一大金字塔。

ヘルマン・ブロッホ -Wikipedia

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『ホテル・ニューハンプシャー』ジョン アーヴィング (著)



1939年夏の魔法の一日、
ウィン・ベリーは海辺のホテルでメアリー・ベイツと出会い、
芸人のフロイトから一頭の熊を買う。
こうして、ベリー家の歴史が始 まった。
ホモのフランク、小人症のリリー、難聴のエッグ、
たがいに愛し合うフラニーとジョン、老犬のソロー。
それぞれに傷を負った家族は、父親の夢をかな えるため、
ホテル・ニューハンプシャーを開業する
—現代アメリカ文学の金字塔。



ジョン アーヴィング-Wikipedia

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『ドクター・ブラッドマネー』フィリップ・K・ディック (著)


1981年、一組の夫婦が火星へ出発した。
直後に核戦争が勃発、地球を回る衛星と化した植民ロケットからの放送のみが、
人びとの情報のよりどころとなっ た。
各地に点在するコミュニティーのひとつでは、
かつて核実験に失敗し人びとの憎しみを集める物理学者、
超能力をもつ肢体不自由者の修理工、
双子の弟を体 内に宿す少女らが暮らしていた。
ディック中期の異色作を待望の新訳で刊行。


フィリップ・K・ディック-Wikipedia

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『伝奇集』 J.L. ボルヘス (著)



夢と現実のあわいに浮び上がる「迷宮」としての世界を描いて
現代文学の最先端に位置するボルヘス(一八九九—一九八六).
われわれ人間の生とは,
他者の夢 見ている幻に過ぎないのではないかと疑う「円環の廃墟」,
宇宙の隠喩である図書館の物語「バベルの図書館」など,
東西古今の神話や哲学を題材として精緻に 織りなされた魅惑の短篇集.

ホルヘ・ルイス・ボルヘス-Wikipedia

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『彷徨う日々』スティーヴ エリクソン (著)


1970年代ロサンジェルス。
孤独な人妻ローレンと、記憶をなくした男ミシェルが運命的に出会う。
ロサンジェルスが砂嵐で埋め尽くされたある日、
ふたりは 激しく愛し合うのだった。
一方、1900年パリ。双子の兄弟がポン・ヌフに捨てられた。
娼館の娼婦に拾われたひとりはアドルフ・サールと名づけられた。
や がて成長したアドルフは映画に魅せられ、
『マラーの死』という長篇映画をつくり始めるが…。
砂嵐のロサンジェルス、放火の炎もえ上がる厳寒のパリ。
運河の 涸れたヴェネツィア。ローレンとミシェルの恋愛は?
アドルフの監督した伝説の映画の行方は。

スティーヴ エリクソン-Wikipedia

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『月と六ペンス』サマセット・モーム(著)



画家ゴーギャンの生涯に感動して完成された傑作。
創造の熱にとりつかれた芸術家の苦悩を描いて、
謎に満ちた人間心理に光をあてる。



サマセット・モーム -Wikipedia


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『人狼、クラシックは危険』ボリス・ヴィアン(著)



ヴィアンの死後に刊行された傑作短篇集—
—動物を主人公にして夢幻的世界を創り出した「人狼」、
しゃれた味のSF「クラシックは危険」など、
ブラックな笑いにあふれる異色短篇十一作を収録する


ボリス・ヴィアン-Wikipedia

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『雨・赤毛』サマセット・モーム (著)