『船乗りサムボディ最後の船旅〈上〉』ジョン バース (著)
1980年代の男がタイムワープして
シンドバッド物語のもとが生成しつつあるシンドバッドの一家と
抜き差しならぬ関係に陥り、
自らシンドバッドの第5航海の一部に加わってしまう…
その男ベイラーが記録した物語。*
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
1980年代の男がタイムワープして
シンドバッド物語のもとが生成しつつあるシンドバッドの一家と
抜き差しならぬ関係に陥り、
自らシンドバッドの第5航海の一部に加わってしまう…
その男ベイラーが記録した物語。*
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
貧しい育ちを乗り越え映画界で活躍する大プロデューサーの主人公が
ハリウッドを舞台に繰り広げる愛と友情、栄光と破局、そして死-
-未完の最高傑作と名高い、フィッツジェラルドの遺作。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
さしたる理由もなく夫は失踪し、
20年後、
なにごともなかったように妻の待つ家に戻った…。
オースター、カフカに多大な影響を与えた古典と、
「妻」の視点で20世紀末に語り直された長篇を収録する。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
「ナイフ投げ師」
...ナイフ投げ師ヘンシュが町に公演にやってきた。
その技は見事なものだったが、血の「しるし」を頂くための、
より危険な雰囲気が観客に重くのしかかる。
「夜の姉妹団」
...深夜、 少女たちが人目のつかない場所で、
性的狂乱に満ちた集会を開いているという。
その秘密結社を追いかけた、医師の驚くべき告白とは?
「新自動人形劇場」
...自動人形の魔力に取り憑かれた、名匠ハインリッヒの物語。
その神業ともいうべき、驚異の人形の数々を紹介する。
「協会の夢」
...「協会」に買収された百貨店が新装開店する。
店に施された素晴らしき趣向の魅力は尽きることなく、私たちを誘惑する。
「パラダイス・パーク」
...1912年に開園した伝説の遊園地を回顧する。
遊園地は度肝を抜くような、
過剰な施設や出し物によって大いに人気を博すが、
そこには意外な結末が待っていた。
「ミルハウザーを好きになることは、吸血鬼に噛まれることに似ている」
と訳者が「あとがき」で述べるように、
本書は<ミルハウザーの世界>を堪能できる、魔法のような12の短篇集だ。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
人生のすべてがメタファーとして解釈できるわけじゃないぜ。
それはいろんな物が途中で脱落するからさ。
旅嫌いのゴーリーが、唯一遠出したという
スコットランド旅行での思い出を二匹の犬に託して語る、摩訶不思議な物語。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
自殺を決意した一知識人トッド・アンドルーズの一日を追いながら、
ついには自殺の根拠をすら失わざるを得ない窮極的なニヒリズムを、
多層的な語りの手法と
ブラックユーモアで描き、
20世紀後期の最大傑作『酔いどれ草の仲買人』の作者の
記念すべき処女作となった「ニヒリスティック・コメディ」。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
努力家タイプの謹厳実直な中年会計士、
天才的な兄と比較される凡庸な弟、
かつては劣等生でいまや産業界の大立者になった元教え子に
翻弄される老いた高校教
師…。
普段あまり脚光をあびることのない優等生たちのほろ苦人生を、
親身にやさしく、絶妙な筆運びで描き、
単行本発表時に絶賛された珠玉の中篇集。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
この社会は腐り、尊敬に値する人間は、どこにもいない。
老人はCMの甘ったるいささやき、クイズ番組のあほらしさに怒って、
ついにテレビをショットガンで
ぶち抜いた。…
「いいかげん、くたばっちまえ」青年は世界に向って吐き捨てるように言った。
だが世界はだらだらと尾を引いていく。
自殺するしかない。青年
は金門橋の橋げたにぶらさがった。
…コレハ我ガ肉体デアル…。取ッテ食ベヨ…。
ジェインは一方の手でひとりの男の巨大な背り返ったペニスを、
もう一方の手
で、もうひとりの男のものをそっと握りしめた。
彼女は自分の肉体がグランド・キャニオンのように開くのを感じた。
…全米批評家賞受賞、現代アメリカ文学の
最高傑作。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
舞台はアメリカ南部の大富豪の家。
一家の主は、癌で余命いくばくもない。
この家の次男ブリックの妻マギーは、
同性愛の愛人を失ってから酒びたりの生活を送
る夫の愛を
取り戻そうと必死だった。
また、長男グーパー夫婦は、父の病状を知って、
遺産相続を有利に運ぼうとしていた。
—父の誕生日に集まった二組の夫
婦、
母親らの赤裸な性と愛と欲を描くウィリアムズの傑作戯曲。
| 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (1)
風の強いとある冬の晩、館に妙な奴が闖入(ちんにゅう)してきた。
そいつは声をかけても応答せず、壁に向かって鼻を押しあて、
ただ黙って立つばかり。
翌朝
からは、大喰らいで皿まで食べる、蓄音機の喇叭(らっぱ)をはずす、
眠りながら夜中に徘徊、本を破る、家中のタオルを隠すなどの、奇行の数々。
でもどうい
うわけか、一家はその客を追い出すふうでもない。
アメリカ生まれの異色のアーティスト、エドワード・ゴーリーによる、
1957年初版の人気の絵物語。
なんといっても、「うろんな客」の姿形がチャーミングで、忘れがたい。
とがった顔に短足。
お腹がふくらみ、重心が下にある幼児型が、稚拙な仕草をほうふつさせる。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
巨大なコンピュータに統治され、
東西に決裂したキャンパスでヤギとして育てられた少年ジャイルズは、
謎の女クリーム髪女史により人間であることを知り、
自らの英雄性に目覚めた。
バースが描く、奇想に満ちた世界史の荒唐無稽なパロディ。
ジョン・バース-Wikipedia
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
街に流れるベニエとチコリコーヒーの香り、
川面にこだまする蒸気船の汽笛、
そして果てしないデルタの平野は季節になると真っ白な綿花で覆われる—
南部出身の二人が望郷の思いとともに描く、アメリカの中の異郷。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
1965年に明るみに出た「ムーアズ殺人事件」。
イギリスで二人の男女が4年にわたり5人の子供を
残虐に殺して荒野(ムーア)に埋めていた事実が明らかと
なった。
「もう何年も本の中で子供たちを殺してきた」と自ら言う
エドワード・ゴーリーが、この現実に起きた悲惨な事件によって
心底動揺させられ、描いたの
が本書である。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
タイトルにひかれて表紙の絵に目を凝らせば、
ハンカチで鼻を押さえた女が、岩の上にのけぞっている。
厚い毛皮の外套を着た男が2人、鼻血の女には無関心
で、彼方を見やる。
裏表紙では、3人退場。
代わりにとぼけた顔の白い犬が、女の倒れていたあたりをかいでいる。
空には暗雲垂れこめて…。
でも本書は、不吉な一篇の物語というわけではなく、
26の個別な文と、緻密な白黒のペン画とで構成された、アルファベットブック。
AからZまでの頭文字の副詞が、ワンセンテンスの短文の中に必ず含まれている。
というより、その副詞を中心にしている点が、珍しい。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (1)
ジョン伯父さんは、金曜日に作家を休業する、
すばらしい博識とユーモアに溢れたエッセイの筆を執るために。
千一夜物語からボルヘス、カルヴィーノまで、
現代アメリカ文学の総帥が、
文学の楽しいプログラムを奔放に語る待望のポストモダン文学大全。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
ある日、軍人の父親にアフリカ行きの命令がきた。
それが、主人公シャーロットの不幸のはじまりだ。
以来、父の戦死、落胆してたちまちやつれ死ぬ母、
ただ1
人頼みの叔父は、こともあろうにレンガの落下で脳天を割られ、
あっという間に孤児になるシャーロット。
寄宿学校へ入れられるが、そこでもいじめられて脱
走、悪人の中へ。
ところが、死んだと思われていた父が生還。
あろうことかそれがさらなる不幸のきっかけになろうとは…。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
ゴーゴリ――列車事故から奇跡的に父の命を救った本の著者にちなみ、
彼はこう名付けられた。
しかし、成長するに
従って大きくなる自分の名前への違和感、
両親の故郷インドとその文化に対する葛藤、
愛しながらも広がってゆく家族との距離。
『停電の夜に』でピュリツァー
賞などの文学賞を総なめにした
気鋭のインド系米人作家が、
自らの居場所を模索する若者の姿を描いた待望の初長編。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
いまもっとも身近な出来事でありながら本格的な小説がなかった
「介護文学」が誕生。
人気のアメリカ小説家、レベッカ・ブラウンが、
癌に冒された母親の入
院、手術、治療、そして看取るまでを描く。
「生きているあいだ、母はいろんなことを心配した。
……私たちは母に言った。
何もかもちゃんとやっているから、
もう休んでいいのだと」──。
痛々しくも崇高な作品。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
これは、神の言葉に過激に沿って生きた男の子の絵物語。
主人公ヘンリー・クランプは、3才になったばかりというのに、
己の邪心に気づく。それにもかかわ
らず神が自分を愛してくれると知って、
聖句や聖歌をよく覚え日々に唱えた。
波間から舞い上がるカモメを見て彼は妹に言う。
「僕が死んだら、あの鳥のように
天に昇るんだよ」。
朝に夕に何か手伝うことはないかと
どういうわけかトンカチ片手に両親にたずね、
お菓子を我慢しては貧しい者に小遣いをあげ、
聖書を読
まない年上の少年たちをいさめ、
書物に神の名前が軽々しく扱われていると言って念入りに塗り潰す。
心ならずも悪魔のささやきに乗ってしまった時は、
激しく
後悔して改悛の祈りを捧げた。
そしてある寒い冬の午後、善行のあとの帰り道に、
大粒の雹(ひょう)にあたって風邪をひき、
あっけなく翌日には死んでしまった。
ヘンリーわずか4歳と5か
月。
最後のページは鳥の彫刻がついた白い墓の絵。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
静かな愛と懐かしい思い出、
そして世界消滅への穏やかな絶望。
死者たちの暮らす、名も無き街。
ある者は赤い砂漠に呑まれ、
ある者は桃の果肉に絡みとられ、
誰一人として同じ道をたどらずやって来る。
生きている者に記憶されている間だけ
滞在できるというその場所で、
人々は思い出に包まれ、穏やかに暮らしていた。
だが、異変は少しずつ起こっていた。
街全体が縮みはじめたのだ。
その理由について、使者たちは口々に語る。
生者の世界で新型ウイルスが蔓延しはじめたこと、
人類が滅亡に向かっていること、
そして、南極基地でただ一人取り残された
ローラという女性について——
死者たちの語る話からほのみえてくる
終わりゆく世界の姿とは・・・・
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
不況時代のセント・ルイスの裏街を舞台に、生活に疲れ果てて、
昔の夢を追い、はかない幸せを夢見る母親、
脚が悪く、極度に内気な、婚期の遅れた姉、
青年ら
しい夢とみじめな現実に追われて家出する文学青年の弟の3人が
展開する抒情的な追憶の劇。
作者の激しいヒューマニズムが全編に脈うつ名編で、
この戯曲に
よって、ウイリアムズは、
戦後アメリカ劇壇第一の有望な新人と認められた。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
アメリカ南部ジョージア州のタバコ地帯を舞台に、
社会の発展に取り残され荒廃したプア・ホワイトとよばれる農民達の
貪欲・無知・背徳の生活を描き、
コールドウェルの名を一躍世界的にした傑作。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
Online Shop & More Detail>>>
十九世紀半ばのニュー・イングランド.
ある農家の上におおいかぶさっている不吉な楡の木の下で,
偏狭な老父を中心に,先妻の息子と淫蕩な後妻とが展開する
愛欲絵巻は,
さながらトルストイの『闇の力』を思わせるほどの傑作で,
従来のアメリカ戯曲には見られない深刻さをもっている.
オニールの最も円熟した時代
に書かれたもの.
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
黒い笑いのこだまする大学のキャンパスに繰り広げられる残酷な愛の物語。
「過去数年間に現われた最も魅力的にしてかつ恐ろしいヒーローの1人」
とタイム
誌に評された主人公ジェイコブ・ホーナーが巻き起こす
スキャンダラスな行為の数々。彼が旅路の果てに見出したものは何だったのか?
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
作家イアブラス氏は高名な小説家ですが…。
著者ゴーリーを彷彿させる主人公の未完の「新作」をめぐる物語。
ゴーリーのすべてのエッセンスがつまったデビュー作、ついに邦訳登場。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
複雑かつ難解な作品世界で多くの読者を魅了してきたピンチョン。
17年の歳月を経て著された「ヴァインランド」、
最新作「メイソン&ディクソン」はどうだったか。
全長編の変遷を詳細に分析しながら、作家の軌跡を追う。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
人々の琴線に触れ、凍りついた涙すら溶かし、
心を奥底から揺さぶる「魂の歌い手」ソングバードを求めて、
年若い恐怖皇帝ミカルはソングハウスを訪れた。
だ
が、それから幾星霜が過ぎ去ったことか!
皇帝のためのソングバードが見つかったというしらせが届いた時には、
ミカルは老境に達してしまっていた……
これ
ほど待たされたソングバード、
全銀河をその歌声で魅了すると言われるアンセットとは何者なのか?
いかなる運命が、ミカルとアンセットを待ちかまえている
のか?
キャンベル新人賞作家が、流麗な歌の調べにのせて、
愛と友情と夢を高らかに謳いあげる感動の名作!
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
ロバート・フランクの『The
Americans』は、
Scalo社による美しい初版が出版されてから40年の歳月を経て再出版された。
80枚以上の写真は1ページに1枚ずつ配され、
キャプションに関する情報は巻末に記載されており、
写真集を見る人がイメージを自由に膨らませることができるようになっている。
作家のジャック・ケルアッ
クが書き下ろした序文は、
ある夜に行われたパーティ会場の外の歩道で、
そこに腰を下ろしてフランクが自分の作品を見せながら本人に依頼したもの。
ケルアッ
クの言葉はフランクのイメージに広がりを与え、
反対にフランクの写真そのものがこの作家の言葉に見事にイメージを与えている。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
マフィアのドンと彼が抹殺を謀る連邦検察官、
綿密な殺しのために秘密兵器に選ばれた天才少女格闘家と
彼女を忍者に育てるニッポンの武道家。
14歳の少女による母親探しを軸に、アメリカにおける「抑圧」の構図を描く。
トマス ピンチョン -Wikipedia
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (1)
乞われた施しためらうな。
親指で拾えパン屑。
ドア閉めるならうしろ見てから…。
ヴィクトリア朝教訓をほどよくパロディにした、
ゴーリーならではのアルファベット・ブック。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
翼人間、不死の人、眠らない子ども…不思議な場所の不思議な人たち、
私たちと全く違っているようで似ている人々は謎めいているけれど、
どこかなつかしい。SF/ファンタジー界の女王が放つ
深い思索とユーモアに満ちた新ガリバー旅行記。