J-1:(ジャンル)アメリカ文学

『地獄のコウモリ軍団 』バリー ハナ (著)


戦場に地獄を見た五体不満足の兵士。
ホンダのバイクで爆走するウィリアム・バロウズ。
妻(四十歳)のオナニー現場を見てしまった夫。
変態KKK主義老人の愛人に惚れた青年。
チェスをするとオカマ化するパパ…。
生の現実の薄皮一枚向こうに透けてみえる醜悪で滑稽で陰惨でなまぐさい人間の本質。
アメリカ随一の短編名人が腕をふるってじわじわ語る人生の悲喜劇、
どすどす込み上げる黒い笑い!
フォークナー賞作家の悲喜劇コレクション。

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『塵に訊け! 』ジョン ファンテ (著)

無頼の作家チャールズ・ブコウスキーがその作品中、
好きな作家として挙げたことをきっかけに再発見されたジョン・ファンテ。
『塵に訊け!』は作者の分身アルトゥーロ・バンディーニを主人公とする
ファンテの自伝的なシリーズの代表作である。
 作家になるべくやってきた夢のカリフォルニア。
社会の片隅に追いやられた人々の生きるロサンゼルスの裏町を舞台に、
バンディーニの夢と焦り、そしてカミラとの恋が、
ユーモアと痛みを交えつつ語られていく。
バンディーニは、さまざまな人種の人間がうごめくロサンゼルスという街を動きさまよい、
自由自在に語る。その語り口は端正かつ軽妙だ。
そして最後に、恋は意外にも苦い結末を迎える。
 長年本国でも絶版が続いていたものの、
現在は人気・評価とも不動のものにしたジョン・ファンテ。
<訳者あとがき>で述べられているように、
ジェイムズ・エルロイがロサンゼルスを代表する作家を問われた際、
ファンテをまっさきに挙げたことからもこの作家のいま位置する場所がうかがいしれるだろう。
『塵に訊け!』の発表は1939年とかなり昔になるが、
ロサンゼルスを描いたアメリカ青春小説の「新しい」古典として読んでもらいたい。
 本書にはその再評価のきっかけを作ったブコウスキーによる<序>が収録されている。

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『カウガール・ブルース』トム ロビンズ (著)

J.ケルアックと一緒に放浪した。
生まれつきの大きな親指で全米最強のヒッチハイカーになったヒロインの、
破天荒で暖かく、そして哀しい物語。

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『ダウト―疑いをめぐる寓話 』ジョン・パトリック シャンリィ (著)

学校の先生は、ペドフィル(小児性愛)かもしれない…
ある疑惑をめぐり、N.Y.のミッションスクールでは「説教バトル」が繰り広げられてゆく。
本年度ピュリツァー賞、トニー賞受賞作品。

ジョン・パトリック シャンリィ

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『 フロム・ヘル 上 』アラン・ムーア (著)




いわゆる「切り裂きジャック」の連続殺人事件が本作のモチーフ。
ノンフィクション・ノベルに奇想をはめこんだような巧妙なプロットに、
作者の本領たるダイ ナミックな構成力、
奥行きのある世界観・人間観が活かされている。
丹念に再現されたヴィクトリア朝末期の英国社会に、
いくつもの象徴が生み出す複雑な磁場 がはりめぐらされる。
小説的な読み心地と鮮烈な絵の力を兼ね備え、
サスペンスとイリュージョンに満ちた、無類のエンターテインメント。
鬼才として知られる コミック原作者によるグラフィック・ノベルの傑作。


アラン・ムーア - Wikipedia


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『 越境 』コーマック・マッカーシー (著)




十六歳のビリーは、家畜を襲っていた牝狼を罠で捕らえた。
いまや近隣で狼は珍しく、メキシコから越境してきたに違いない。
父の指示には反するものの、
彼は 傷つきながらも
気高い狼を故郷の山に帰してやりたいとの強い衝動を感じた。
そして彼は、家族には何も告げずに、
牝狼を連れて不法に国境を越えてしまう。
長 い旅路の果てに
底なしの哀しみが待ち受けているとも知らず
—孤高の巨匠が描き上げる、美しく残酷な青春小説。


コーマック・マッカーシー - Wikipedia


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『 エクスタシーの湖 』スティーヴ エリクソン (著)



突然ロサンジェルスの中心部に現われた巨大な湖。
息子を救うために湖底へと潜っていく主人公クリスティンの物語と、
2017年西海岸のゲリラ隊の物語が絡 み合う。
原書の実験的なレイアウトを邦訳版でも再現。
北米のマジックリアリスト、エリクソンのカオス的な想像力が炸裂。



スティーヴ・エリクソン - Wikipedia

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『るつぼ 』アーサー・ミラー (著)

実直な農夫プロクターは召使いの少女アビゲイルと一夜の関係を持ってしまう。
少女はプロクターを我がものにすべく、神の名のもと彼の妻を「魔女」として告 発。
折しも村人の悪魔憑きへの恐怖や日頃の相互不信と相まって、
村には壮絶な魔女狩りの嵐が吹き荒れる……
17世紀の実話に基づく本作は、1953年に発 表されるや
マッカーシズムに揺れる米国に衝撃を与えた。
峻厳すぎる正義の暴走と人間の尊厳に鋭く迫る、巨匠不朽の代表作。

アーサー・ミラー - Wikipedia

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『 レターズ〈1〉』 ジョン バース (著)



恋する女流文学者、陰謀家のへぼ詩人、自殺志願の老弁護士…。
様々な声で重層的に響き合うテクストが描き出す、
循環する歴史と人生。
架空の人物達の手紙で構成されるバースの大作。

ジョン・バース - Wikipedia



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『スパイダー屋敷の晩餐会』 トニー ディテルリッジ (著)

『「わが家の居間にお立ちよりになりませんかな?』
スパイダーがフライにそう言いました」で、
はじまる19世紀に読まれたイギリスの詩は、最もよく知られているもののひとつです。
人気の作家、トニー・ディテルリッジが、
お気に入りの1920~1930年代のハリウッドのホラー映画からインスピレーションをえて、
この詩に映画のようなスポットライトを当てました。
メアリー・ハウイットが、子どもたちに、
甘い言葉で甘くはないたくらみに誘う者への注意をよびかけるために書いたこの詩が、
別所哲也の翻訳とディテルリッジのスポットライトでどのように輝くのか、
じっくりとごらんください。

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『舞踏会へ向かう三人の農夫 』 リチャード パワーズ (著)


それは1914年のうららかな春、プロイセンで撮られた一枚の写真からははじまった。
縦横無尽の文章、ほとんど小説の域を逸脱しているような緻密な思索。
現代アメリカ文学最強の新人が描き切った驚異の物語。


リチャード・パワーズ - Wikipedia

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『 犬は勘定に入れません 上—あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎 (1) 』コニー・ウィリス (著)





人類はついに過去への時間旅行を実現した。
その技術を利用し、オックスフォード大学は、第二次大戦中、
空襲で焼失したコヴェントリー大聖堂復元計画に協力している。
史学部の大学院生ネッドは、
大聖堂にあったはずの "主教の鳥株" を探せと
計画の責任者レイディ・シュラプネルに命じられた。
だが、21世紀と20世紀を何度も往復して疲労困憊、
とうとう過労で倒れてしまった!?
SFと本格ミステリを絶妙に融合させた話題作。
ヒューゴー賞・ローカス賞受賞。

コニー・ウィリス - Wikipedia


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『 クリック?クラック!』 エドウィージ ダンティカ (著)




著者は1969年生まれのハイチ系アメリカ人女性作家。
本書収録の10の短篇はすべてハイチを舞台に、
あるいはアメリカのハイチ移民を主人公にしている。
独立以来現在まで続くハイチの不安定な政情やそれに伴う貧困を背景にした、
悲しい物語が多い。

特に前半には衝撃的な作品が続く。
「海に眠る子供たち」は、アメリカ行きの船の中の少年とハイチに残った少女が、
決して相手に届くことのない内的な想いを言葉にして、
身辺で起きたできごとや相手への恋心をあたかも文通のように交互につづる。
「火柱」は3人家族の物語。
貧しさにあって誇りを保てず苦しむ夫と、
学校の芝居でハイチの伝説の英雄を演じることになり張り切る息子と、
やさしい妻であり強い母である女性。
3人におとずれる束の間の平和と悲しい結末。
そし て、本書中最もショッキングな作品ともいえる「ローズ」は、
可愛らしい捨て子を見つけ、持ち帰ってローズと名づけ慈しむ、
ある家政婦の物語だ。

平和な雰囲気をたたえた作品もある。
「夜の女」は幼子のいる娼婦の、ある夜のおだやかな心をつづったもの。
「永遠なる記憶」は、フランスから来た女性画家と少女の交流を、
少女の性徴を絡めて描くさわやかな作品である。

時代背景を異にする各短篇は、それぞれが作品として独立してもいるが、
同時に他の短篇との歴史的なつながりをゆるやかに有してもいる。
読者は読み進めるうちに、各物語から受ける個別の印象がやがてさらに大きな印象へ、
連綿と続くこの国の苦難の歴史の流れのようなものへと姿を変えていくことに気づくだろう。



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『 オールウェイズ・カミングホーム〈上〉』 アーシュラ・K・ル=グィン (著)





舞台は、2万年後の北カリフォルニア
—工業文明の崩壊と地殻変動によって変わり果てたサンフランシスコ北方の丘陵地に、
穏やかで慎ましい土着文化を営む人類の末裔たちの物語。
詩、小説、戯曲、歴史、説話、伝記のほか、
衣食住、医療、祭礼、文字、音楽の解説など、
あらゆる文学形態と民族学的手法を駆使したハイパーテクストにより、
“無限の進歩”の対極にある世界を鮮やかに描き出す。


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『 ピエール』 ハーマン メルヴィル (著)



「ピエール・グレンディングよ!あなたはかの父の一人子ではありません…
 この文を綴る手はあなたの姉のものなの。
 そうなの、ピエール、イザベルはあなたをあたしの弟と呼ぶ身なのです!」
由緒ある家柄グレンディング家の若き後継者ピエール。
美しき母とともに優雅な田園生活を送る彼の前に、異母姉と称する謎の女イザベルが現れる。
濡れるような黒髪とオリーブ色の頬をした彼女の不思議な魅力に取り憑かれた彼は、
イザベルを救うため、母も婚約者も捨てて彼女とともに都会へと旅立つ。
やがて二人は、運命の糸に操られるまま、闇の世界へと迷い込んでいく…。
あの『白鯨』の作者が人間の魂の理想と矛盾と葛藤を描いた、怪物的作品。

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『 うまい犯罪、しゃれた殺人』 ヘンリイ・スレッサー (著)



ポーカーで負けたアーヴは、追いはぎに金を盗られたと新妻に嘘をついた。
が、その直後、アーヴを襲っという追いはぎが本当に警察に現われて…
嘘が真実になる「金は天下の回りもの」ほか、
毒を飲ませる親切なウエイトレス、
ボロ家を高額で売り出した老婦人など被害者も犯罪者も魅力に溢れた、
奇抜な着想と絶妙なオチがてんこもり。
TV「ヒッチコック劇場」で使われた作品の中から、
ヒッチコック自身が厳選した傑作集。


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『 パーマー・エルドリッチの三つの聖痕』 フィリップ・K・ディック (著)



謎につつまれた人物パーマー・エルドリッチが宇宙から持ち帰ったドラッグは、
苦悶に喘ぐ人々に不死と安寧をもたらした。
だが、幻影にのめりこんで、酔い痴れる彼らを待ちうけていたのは、死よりも恐るべき陥穽だった! 
ディックが、現実と白昼夢が交錯する戦慄の魔界を卓抜な着想と斬新な手法で描く傑作長篇!



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『 あなたに似た人』 ロアルド・ダール (著)




短篇の一つ一つにちりばめられた恐怖、幻想、怪奇、ユーモア、機智……
数多くの奇妙な味の短篇を発表している鬼才ダールが、
賭博に打ちこむ人間たちの心の恐ろしさと、
人間の想像力の奇怪さをテーマに描いた珠玉の掌篇十五篇を収めた代表的短篇集。
一九五三年度アメリカ探偵作家クラブ賞受賞作!


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『 ジーザス・サン』 デニス ジョンソン (著)



《アメリカ短篇小説の最高峰》
本書の原書が刊行されたのは1992年。
それ以来、多くの読者に衝撃を与え、20世紀末のアメリカ短篇集の最高峰として、
誰もが名を挙げる一冊でありつづけている。
デニス・ジョンソンは、旧西ドイツ、ミュンヘン生まれ。
ジミ・ヘンドリックスのギターに影響を受けて文章を書きはじめたという。
デビュー以来、核戦争後の近未来や、
暴力とドラッグに染まった現代アメリカ社会の裏面を精力的に描きつづけている。
最新長編『煙の樹』(<エクス・リブリス>シリーズにて刊行予定) で《全米図書賞》を受賞、
《ニューヨーク・タイムズ年間最優秀図書》にも選ばれた。
*   *   *
「ダンダン」俺はダンダンから薬をもらおうと、農場まで出かけた。
しかしダンダンは、銃で知り合いを撃ってしまったという。
死にかけた男を医者まで送り届けるドライブが始まった。
「仕事」俺はホテルでガールフレンドとヘロインを打ちまくっていた。
喧嘩をした翌朝、バーで金儲けの話に乗ることにした。空き家に押し入り、
銅線を集めて、スクラップとして売る仕事だった。
「緊急」俺は緊急治療室で働きはじめた。
仕事は暇で、雑役夫と薬をくすねていた。
深夜、目にナイフが刺さった男が連れられてきた。
手術の準備中、雑役夫がそのナイフを抜いてしまった。
*   *   *
最果てでもがき、生きる破滅的な人びと......
悪夢なのか、醒めているのか? 幻覚のような語りが心を震わす、11の短篇。



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『 ウディ・アレンの漂う電球』 ウディ アレン (著)



電球を宙に浮かしてみたり、切断されたはずのネクタイを元に戻してみたり…
マジックの練習を趣味にしている16歳の少年、ポール・ポラックは、
どもりぎみということもあってか、無口で、「引きこもり」がち。
13歳の弟、スティーブは、反抗期真っ盛りの「ニート予備軍」。
父親のマックスは、賭けごとと愛人に夢中の「ちょい不良オヤジ」。
そして母親のイーニッドは、ダンサーになるという夢を果たせぬまま
「キッチンドリンカー」になってしまった専業主婦。
そんなポラック家に、ポールの“芸能界入り”のチャンスが訪れた—。
「夢」にうなされっぱなしの、ふしぎとせつない家族の物語。

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『 火を熾す (柴田元幸翻訳叢書—ジャック・ロンドン) 』ジャック・ロンドン (著)





Coyote誌上で連載中の「柴田元幸翻訳叢書」、その単行本化第一弾はジャック・ロンドン。
『白い牙』『野生の呼び声』の著者として名高いロンドンは、短篇小説の名手でもある。
極寒の荒野での人と狼のサバイバル「生への執着」、
マウイに伝わる民話をモチーフにした「水の子」、
訳し下ろし「世界が若かったとき」など、
小説の面白さが存分に味わえる全9篇を収録。

ジャック・ロンドン - Wikipedia


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『 ローカル・カラー/観察記録—犬は吠える〈1〉』 トルーマン カポーティ (著)



鮮烈のデビューを果たし、アメリカ文学界の寵児ともてはやされていた若きカポーティが、
自らが暮らし旅した風景と、そこで出会った友人たちとの思い出を
透明感あふれる文章で綴ったエッセイ集『ローカル・カラー』。
メイ・ウェスト、ジャン・コクトー、ルイ・アームストロングら、
著者が一流と認めるアーティストを冷徹にスケッチした人物評論『観察記録』ほかを収録。
カポーティの瑞々しい声が聞こえてくる傑作散文集。


トルーマン・カポーティ - Wikipedia


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『 セックスの哀しみ』 バリー・ユアグロー (著),





女性器が逃げ出して町をパニックに陥れたり、
キスすると恋人の体から花が次々に咲きだしたり、
愛と性をめぐる、
おかしくて、
せつなくて、
奇想天外な90の超短篇があなたの度肝を抜く。


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『 リトル、ビッグ〈1〉』 ジョン クロウリー (著)




大都会の彼方、とある森のはずれに、
此岸と彼岸とをつなぐ一軒の広大な屋敷「エッジウッド」が建っていた。
そこでは現実と空想の世界が交錯し、一族は妖精の存在を信じていた。
19XX年夏のある日、一人の青年スモーキィ、バーナブルが
「エッジウッド」邸の主ドリンクウォーター博士の娘と婚礼を挙げるために屋敷を訪れた。
「察するところ—君は、どんな世界に飛び込んでゆくのか承知していると思うが…」
そこに暮らすことになったスモーキィは、
やがて自分がその一族にまつわる謎と神秘の世界にからめとられ、
長い長い物語のうちに引きずり込まれていることに気づきはじめた…。
SF・ファンタジー界の異才ジョン・クロウリーの名を一躍高からしめた、
壮大なスケールで描く現代の叙事詩。世界幻想文学大賞受賞作。


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『 勝者に報酬はない・キリマンジャロの雪』 アーネスト ヘミングウェイ (著)



1928年、28歳のヘミングウェイは、キー・ウエストに居を移した。
戦争と革命と大恐慌の’30年代、陽光降り注ぐこの小島に腰を据え、
気鋭の小説家は時代と人間を冷徹に捉えた数数の名作を放ってゆく。
本書は、経験と思考の全てを注ぎ込んだ珠玉短編集『勝者に報酬はない』、
短編小説史に聳える名編「キリマンジャロの雪」など17編を収録。
絶賛を浴びた、新訳による全短編シリーズ第2巻。




アーネスト・ヘミングウェイ - Wikipedia


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『 つぎの岩につづく』 ラファティR.A. (著)



時間の堆積した石灰岩の台地に、年老いた煙突岩がひとつ。
そこでは奇妙な絵文字の刻まれた石がつぎつぎに発見され、学者の論議を呼んでいた。
絵文字はいつも「つづく」で終わり、そのとおりまた次の石が発見される。
そして最後の石が見つかった時、調査隊に何が起こったのか…?
悪夢と笑いに溢れた表題作をはじめ、16篇を収録。
SF界のホラ吹きおじさんラファティが語る、底抜けにおかしくて風変わりな物語の数々。


R・A・ラファティ - Wikipedia


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『 ユリイカ 』ポオ (著)



「散文詩」と銘打たれたポオ(1809‐1849)最晩年の詩的宇宙論。
物理的精神的両面から宇宙を論じて、
その本質、その起原、その創造、その現状、その宿命を壮大に謳う。
宇宙は「引力」と「斥力」の働きで変化し続け、
創造と破壊の過程が永遠に繰り返される
—ポオはこのプロセスを「神の心臓の鼓動」と詩的に表現した。

エドガー・アラン・ポー - Wikipedia


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『 われらが歌う時 上 』リチャード・パワーズ (著)




1961年、兄の歌声は時をさえ止めた—。
亡命ユダヤ人物理学者のデイヴィッドと黒人音楽学生のディーリアは
歴史的コンサートで出会い、恋に落ちた。
生まれた三人の子供たち。天界の声を持つ兄ジョナ、
兄の軌跡を追うピアニストの「私」、
そして、空恐ろしいまでに天賦の音楽の才能を持つ末妹ルース。
だが、音楽で結ばれ、あまりに美しい小宇宙を築き上げた家族は、
ある悲劇を機に崩壊することになる…。
妙なる音楽の調べとともに語られてゆく、
30年代を起点とした過去と50年代を起点とする二つの過去。
なぜ二人は恋に落ちたのか。
子供たちは何を選ぶのか。
通奏低音のように流れる人種問題、時間の秘密。
あの日に向けて、物語は加速してゆく。
巨大な知性と筆力により絶賛を浴びてきたパワーズの新境地、
抜群のリーダビリティと交響曲にも似た典雅さ。
聖なる家族のサーガが、いま開幕する。全米批評家協会賞最終候補作。
プシュカート賞/ドス・パソス賞/W・H・スミス賞ほか受賞。



リチャード・パワーズ - Wikipedia
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『 ブルックリン最終出口』 宮本 陽吉 (著), ヒューバート・セルビー Jr (著)





1964年の出版以来、性と暴力の描写の苛烈さで話題を呼び、
バージェスらに激賞された大ベストセラー。
交通標識そのままの表題に従い、ブルックリンの街に入っていくと、
そこでは退屈しのぎに兵隊が半殺しにされ、
面白半分に娼婦が暴行され捨てられていく。
破格のスタイルを使い、暴力と恐怖と途方もない笑いを描くことで、
人間の純粋さと弱さを痛ましく漂わせた現代アメリカ文学の傑作。


ヒューバート・セルビー・ジュニア - Wikipedia


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『 世界は終わらない』 チャールズ シミック (著),柴田 元幸 (翻訳)






僕は偶然の産物であり、イデオロギーの赤ん坊、歴史の孤児だ。
ヒトラーとスターリンが共謀して僕を家なしにした。
—柴田元幸が贈る、ピュリツァー賞詩人の代表作。




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『 プレイヤー・ピアノ』 ジュニア,カート ヴォネガット (著)





すべての生産手段が完璧に自動化され、すべての人間の運命が
パンチ・カードによって決定される世界…
ピアニストの指を拒絶し、
あくことなく自動演奏をつづけるプレイヤー・ピアノの世界を描く本書は、
『1984年』と『不思議の国のアリス』とのはざまの不可思議な文学空間を生みだした。
アメリカ文学の巨匠として熱狂的な支持を受けているヴォネガットが、
現代文明の行方をブラックな笑いのうちにつづった傑作処女長篇。

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『 セクター7 』デイヴィッド ウィーズナー (著)






ある日、少年は課外授業でエンパイア・ステートビルを訪れた。
展望台に上った少年の前に現れたのは、小さな雲の子。
その子に誘われて行ったところは…。
文字のない絵本。



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『 芝生の復讐』 リチャード ブローティガン (著)





雨に濡れそぼつ子ども時代の記憶と、カリフォルニアの陽光。
その明暗のはざまに浮かびあがる、メランコリアの王国。
密造酒をつくる堂々たち祖母、燃やされる梨の木、
哀しい迷子の仔犬、ネグリジェを着た熊、
失われた恋と墓のようなコーヒー、西瓜を食べる美しい娘たち…。
囁きながら流れてゆく清冽な小川のような62の物語。
『アメリカの鱒釣り』の作家が遺したもっとも美しい短篇集。

リチャード・ブローティガン - Wikipedia

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『わが町』 ソーントン ワイルダー (著)


ニューハンプシャー州の小さな町に暮らすエミリーとジョージ。
ふたりは善良な両親と近隣の人々に見守られて育ち、
恋に落ちて、やがて結婚の日を迎えた。
しかし幸せに満ちた九年の夫婦生活の後、エミリーの身には…。
人の一生を超越する時の流れのなかで、
市民たちのリアルな生の断片を巧みに描きだし、
ありふれた日常生活のかけがえのない価値を問う。
演劇界に燦然たる足跡を残した巨匠の代表作。
ピュリッツァー賞受賞。

ソーントン・ワイルダー - Wikipedia

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『 緋色の迷宮 』トマス・H. クック (著)



近所に住む8歳の少女が失踪し、
ひょっとすると自分の息子が誘拐しいたずらして殺したのかもしれない
という不安。
自分の兄もそういう性向を持ち、事件に関わっているかもしれないという疑念
—自分をつくった家族と自分がつくった家族。
確固たる存在だと信じていた二つの世界が徐々に崩れはじめるとき、
どうすればいいのか。

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『サバイバー 』チャック パラニューク (著)



燃料が底をつき、エンジンが一基ずつ停止を始めた航空機のコクピット。
僕はブラックボックスにむかい、
世間から孤立したカルト教団と過ごした半生を物語 る。
外界での奉仕活動、謎の少女との出会い、あの集団自殺の真相、
そして新たな救世主としてメディアを席捲した日々を。
すべてが間違った方向に転んだ僕の 人生は
壮大なるクライマックスへと堕ちていく!
一世を風靡した『ファイト・クラブ』を超えた著者の最高過激傑作。

チャック・パラニューク - Wikipedia


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『 スプーク・カントリー 』ウィリアム・ギブスン (著)





90年代のカルト・バンドのもとヴォーカル、ホリスがまきこまれた驚くべき陰謀とは?
『ニューロマンサー』に始まる電脳空間三部作でSF界に新たな潮流をもたらした
ウィリアム・ギブスンが、
ポップ・カルチャー、コンピュータ、政治、さまざまなガジェットを巧みにもりこんだ長篇。



ウィリアム・ギブスン - Wikipedia

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『神は日本を憎んでる』ダグラス クープランド (著)



1990年代初頭の東京。
バブル崩壊後の抜け殻のような時代の中で、
目的もなくフリーターを続ける若者と、カルト宗教にのめりこむ少女たち——。
巧みな心情描写と息をもつかせぬ展開が広がる、イラスト入り青春小説!!

ダグラス・クープランド - Wikipedia

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『 血液と石鹸 』リン・ディン (著)



牢獄で一人、何語かさえ不明な言語の解読に励む男の姿を描く「囚人と辞書」。
逮捕された偽英語教師の数奇な半生が明らかになる「"!"」。
不気味でエロ ティックな幽霊とのホテルでの遭遇を物語る
「もはや我らとともにない人々」。
アパートの隣人が夜中に叫び続ける奇怪な台詞の正体に迫る「自殺か他殺か?」
など、ブラックユーモアとアイロニーに満ちた37篇を収録。
名高い詩人であり小説家としても活躍する著者が贈る異色の短篇集。

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『 スノウ・クラッシュ』 ニール スティーブンスン (著)





近未来のアメリカ。
連邦府は存在するものの、国家としてのシステムは実質的に崩壊していた。
政府の代わりをしているのは、フランチャイズ経営される都市国家。
これら都市国家が、パッチワークのように全米に分散し、勢力を争っていた。
いまやアメリカが世界に誇れるものは、4つだけ。
ソフトウェアの3M—音楽と映画とソフトウェア作り。
それに、マフィアが牛耳るピザの高速配達だけだ。
もともとフリーランス・ハッカーをしていたヒロ・プロタゴニストは、
ピザの配達屋をクビになり、
現在はセントラル・インテリジェンス社(CIC)の情報屋をしている。
巨大なVRネットである“メタヴァース”に出入りするうちに、
彼は、謎のウイルス“スノウ・クラッシュ”をめぐる事件に巻き込まれていく。



ニール・スティーヴンスン - Wikipedia

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『 ガラテイア2.2』 リチャード パワーズ (著)




   本書の主人公「作家リチャード・パワーズ」は架空の人物。
数年間の外国生活を終え帰国した彼は、
超有名な巨大組織「高等科学研究センター」の
アメリカ駐在人間性研究者としての職に就く。
そこで彼が出会ったのは、ずけずけとものを言う神経学者フィリップ・レンツ。
彼の研究はコンピュータベースの神経組織をもつ人工頭脳の開発だ。
いつしか2人は協力しあい、奇妙だが実に野心的なプロジェクトに乗り出す。
それは「人工頭脳に英文学を教え込み、難解な修士試験に合格させる」
というものだった。

    プロジェクトが進むにつれ、彼らのつくり出した「子ども」は
すさまじい勢いで情報を吸収、その興味はしだいに世俗的なことに向いてくる。
じきに「子ども」は自分の名前や性別、人種、存在意義を教えてくれ
と言いはじめた。
ところがその相手をするうちに、パワーズも自問自答をくり返すようになる。
自分の職業選択は間違っていなかっただろうか、
以前の教え子と長年にわたってうまくいかなかった理由は何か、
なぜ「子ども」の競走相手に選ばれた修士候補生に強い執着を感じるのか…。
それはパワーズにとってのたしかな「目覚め」だった。

リチャード・パワーズ - Wikipedia

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『 僕はマゼランと旅した』スチュアート・ダイベック (著), 柴田 元幸 (翻訳)




  胸をうつ懐旧の情と祝祭的な笑いを、驚くべき語りの技で描き出す、
「シカゴ育ち」の著者による連作短篇集。
「歌」「ドリームズヴィルからライブで」「引き波」「胸」
「ブルー・ボーイ」「蘭」など、11篇を収録。    





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『 それ自身のインクで書かれた街』 スチュアート・ダイベック (著), 柴田 元幸 (翻訳)

  ポーランド語で祈りを唱える老婆の横で、
男の子が盗んだジャックナイフを手にする。
夢や幻想が、街で垣間見る人生の哀しさに染められる……。
瑞々しく、懐かしい。夢見るような詩集。    




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『 幻影の書』 ポール・オースター (著), 柴田 元幸 (翻訳)



  救いとなる幻影を求めて—
—人生の危機のただ中で、生きる気力を引き起こさせてくれたある映画。
主人公は、その監督の消息を追う旅へ出る。
失踪して死んだと思われていた彼の意外な生涯。
オースターの魅力の全てが詰め込まれた長編。
オースター最高傑作!    

ポール・オースターーWikipedia

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『 なつかしく謎めいて』 アーシュラ・K. ル=グウィン (著)



  翼人間、不死の人、眠らない子ども…
不思議な場所の不思議な人たち、
私たちと全く違っているようで似ている人々は謎めいているけれど、
どこかなつかしい。
SF/ファンタジー界の女王が放つ
深い思索とユーモアに満ちた新ガリバー旅行記。    


アーシュラ・K・ル=グウィン - Wikipedia

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『 賢い血』 フラナリー オコナー (著)


軍隊から戻ると、がらんとした家には箪笥しかなかった。
ヘイズは汽車に乗り、知らない街へ行き、
説教師の帽子を被ったまま売春宿に入った。
やがて彼は中古 自動車の上に立ち、『キリストのいない教会』を説きはじめる—。
たじろがずに人間を凝視し、39歳で逝くまで研ぎすまされた作品を書き続けた、
アメリカ南 部の作家オコナーの傑作長篇。
真摯でグロテスクな、生と死のコメディ。

フラナリー オコナー -wikipedia

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『セールスマンの死』 アーサー ミラー (著)




かつて敏腕セールスマンで鳴らしたウイリー・ローマンも、
得意先が引退し、成績が上がらない。
帰宅して妻から聞かされるのは、家のローンに保険、車の修理 費。
前途洋々だった息子も定職につかずこの先どうしたものか。
夢に破れて、すべてに行き詰まった男が選んだ道とは…
家族・仕事・老いなど現代人が直面する 問題に斬新な手法で鋭く迫り、
アメリカ演劇に新たな時代を確立、
不動の地位を築いたピュリッツァー賞受賞作。

アーサー ミラー -Wikipedia

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『 すべて王の臣』 ロバート・ペン・ウォーレン (著)



   米南部の州知事から大統領にまで登りつめようとした実在の政治家、
ヒューイ・ロングをモデルにし、
心に巣食う「善と悪」の二面性に鋭く迫る、ピュリツァー賞受賞の傑作長編。

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『サンシャイン・ボーイズ 』ニール・サイモン (著)



人気コメディアンだったウィリーも今はわびしい一人暮らし。
甥でマネージャーのベンが珍しく仕事をつかんできた。
だがそれは、回顧番組で往年の名コンビぶ りを見せるもの。
あの憎たらしい相方アルとの共演が必須条件。
ベンの必死の説得で渋々練習に入るが、目は合わせない、
ちょっとした言葉じりをつかまえ対立 する、
二人の意地の張り合いはエスカレート、遂に決裂し……。
人生の黄昏時を迎えた男たちの姿を、
最高のユーモアと哀感をこめて描く傑作戯曲。
解説:酒井 洋子



ニール・サイモン-wikipedia


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『 壁の文字—ポール・オースター全詩集 』ポール・オースター (著)




  ポール・オースター曰く「詩は写真を撮るようなもの、
散文は映画用のカメラで撮影するようなもの」
考えつつ読み、楽しみつつ読めるオースター・ワールド全開の詩集。
知られざる一面がかいま見える翻訳詩選付き。英文併記。    

ポール・オースター-wikipedia


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『エドウィン・マルハウス—あるアメリカ作家の生と死』 スティーヴン ミルハウザー (著)



  ミルハウザーの「幻の傑作」がついに復刊される! 
11歳で死んだ天才作家の伝記、
しかも書いたのは同い年の親友という意表をつく設定。
そこに描かれる濃密な子供の世界は読む者を圧倒する。
【編集者よりひとこと】
この小説は子供の世界をスーパーリアルに描きながら、
その主人公と書き手の双方がとも
それ こそがこの小説をミルハウザーの作品中最高の一作にしている。
1990年に他社から刊行されてほどなく絶版となり、
コレクターズ・アイテムとなっていた傑 作の待望の復刊である。




スティーヴン ミルハウザー-Wikipedia





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『三つの小さな王国』 スティーヴン ミルハウザー (著)



  細部に異常なこだわりを見せる漫画家、
中世の城に展開する王と王妃の悲劇的な確執、
20世紀初頭のアメリカの呪われた画家の運命。
俗世を離れてさまよう魂の美しくも戦慄的な高揚を描く珠玉の中篇小説集。




スティーヴン ミルハウザー-Wikipedia





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『夜の樹』 トルーマン カポーティ (著)




ニューヨークのマンションで、ありふれた毎日を送る未亡人は、
静かに雪の降りしきる夜、〈ミリアム〉と名乗る美しい少女と出会った…。
ふとしたことから全 てを失ってゆく都市生活者の孤独を捉えた「ミリアム」。
旅行中に奇妙な夫婦と知り合った女子大生の不安を描く「夜の樹」。
夢と現実のあわいに漂いながら、 心の核を鮮かに抉り出す、
お洒落で哀しいショート・ストーリー9編。


トルーマン カポーティ-Wikipedia


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『バーナム博物館』 スティーヴン ミルハウザー (著)




  幻想の航海、盤上ゲーム、魔術、博物館…。
最後のロマン主義者ミルハウザーが織りなす幻影と現実のモザイク模様。
ときには『不思議な国のアリス』や『千夜一夜物語』を下敷きに、
ときにはポーに敬意を表しつつ、
想像力のおもむくままに紡ぎだされた十の物語。    




スティーヴン ミルハウザー-Wikipedia





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『イン・ザ・ペニー・アーケード』 スティーヴン ミルハウザー (著)




  主人公のアウグスト・エッシェンブルグは、
ほんの短時間ではあるが、
ほとんど生きていると見まがうほど精巧な動きをする、
からくり人形を作りあ げる。
彼の技法はしかし、ハウゼンシュタインによって下劣な形で模倣される。
ハウゼンシュタインが作ったのは、観客がより喜びそうなしろもの…
セクシャル な側面が異様に強調されたからくり人形だった。
うねるように動く巨大なヒップ、流し目の好色な顔、そして大きな胸。
芸術は大衆娯楽のえじきとなった。
そし てアウグストのパトロンは、彼の人形ではなく、
お色気ロボットの方を選ぶのである。   
カフカの「断食芸人」のように、アウグストもまた、
経済状況を顧みず、
芸術家としての衝動に駆り立てられるまま自らの芸術へと戻っていく。
この衝動こそ、
独立系出版社という名の芸術家にも求められるものではないだろうか。

スティーヴン ミルハウザー-Wikipedia

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『船乗りサムボディ最後の船旅〈上〉』ジョン バース (著)



  1980年代の男がタイムワープして
シンドバッド物語のもとが生成しつつあるシンドバッドの一家と
抜き差しならぬ関係に陥り、
自らシンドバッドの第5航海の一部に加わってしまう…
その男ベイラーが記録した物語。*

ジョン・バース-Wikipedia




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『ラスト・タイクーン』 フィツジェラルド (著)







  貧しい育ちを乗り越え映画界で活躍する大プロデューサーの主人公が
ハリウッドを舞台に繰り広げる愛と友情、栄光と破局、そして死-
-未完の最高傑作と名高い、フィッツジェラルドの遺作。    

フィツジェラルド-Wikipedia

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『ウェイクフィールド / ウェイクフィールドの妻』 N・ホーソーン (著)



  さしたる理由もなく夫は失踪し、
20年後、
なにごともなかったように妻の待つ家に戻った…。
オースター、カフカに多大な影響を与えた古典と、
「妻」の視点で20世紀末に語り直された長篇を収録する。    


N・ホーソーン-Wikipedia



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『ナイフ投げ師』 スティーヴン・ミルハウザー (著)



  「ナイフ投げ師」
...ナイフ投げ師ヘンシュが町に公演にやってきた。
その技は見事なものだったが、血の「しるし」を頂くための、
より危険な雰囲気が観客に重くのしかかる。

「夜の姉妹団」
...深夜、 少女たちが人目のつかない場所で、
性的狂乱に満ちた集会を開いているという。
その秘密結社を追いかけた、医師の驚くべき告白とは?

「新自動人形劇場」
...自動人形の魔力に取り憑かれた、名匠ハインリッヒの物語。
その神業ともいうべき、驚異の人形の数々を紹介する。

「協会の夢」
...「協会」に買収された百貨店が新装開店する。
店に施された素晴らしき趣向の魅力は尽きることなく、私たちを誘惑する。

「パラダイス・パーク」
...1912年に開園した伝説の遊園地を回顧する。
遊園地は度肝を抜くような、
過剰な施設や出し物によって大いに人気を博すが、
そこには意外な結末が待っていた。

「ミルハウザーを好きになることは、吸血鬼に噛まれることに似ている」
と訳者が「あとがき」で述べるように、
本書は<ミルハウザーの世界>を堪能できる、魔法のような12の短篇集だ。


スティーヴン・ミルハウザー  -Wikipedia




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『蒼い時 』エドワード ゴーリー (著)



  人生のすべてがメタファーとして解釈できるわけじゃないぜ。
それはいろんな物が途中で脱落するからさ。
旅嫌いのゴーリーが、唯一遠出したという
スコットランド旅行での思い出を二匹の犬に託して語る、摩訶不思議な物語。    





エドワード ゴーリー -Wikipedia




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『フローティング・オペラ』 ジョン バース (著)



自殺を決意した一知識人トッド・アンドルーズの一日を追いながら、
ついには自殺の根拠をすら失わざるを得ない窮極的なニヒリズムを、
多層的な語りの手法と ブラックユーモアで描き、
20世紀後期の最大傑作『酔いどれ草の仲買人』の作者の
記念すべき処女作となった「ニヒリスティック・コメディ」。


ジョン・バース-Wikipedia




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『宮殿泥棒 』イーサン ケイニン (著)



努力家タイプの謹厳実直な中年会計士、
天才的な兄と比較される凡庸な弟、
かつては劣等生でいまや産業界の大立者になった元教え子に
翻弄される老いた高校教 師…。
普段あまり脚光をあびることのない優等生たちのほろ苦人生を、
親身にやさしく、絶妙な筆運びで描き、
単行本発表時に絶賛された珠玉の中篇集。

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『オクトーバー・ライト』 ジョン ガードナー (著)



この社会は腐り、尊敬に値する人間は、どこにもいない。
老人はCMの甘ったるいささやき、クイズ番組のあほらしさに怒って、
ついにテレビをショットガンで ぶち抜いた。…
「いいかげん、くたばっちまえ」青年は世界に向って吐き捨てるように言った。
だが世界はだらだらと尾を引いていく。
自殺するしかない。青年 は金門橋の橋げたにぶらさがった。
…コレハ我ガ肉体デアル…。取ッテ食ベヨ…。
ジェインは一方の手でひとりの男の巨大な背り返ったペニスを、
もう一方の手 で、もうひとりの男のものをそっと握りしめた。
彼女は自分の肉体がグランド・キャニオンのように開くのを感じた。
…全米批評家賞受賞、現代アメリカ文学の 最高傑作。

ジョン・ガードナー -Wikipedia

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『やけたトタン屋根の猫 』テネシー ウィリアムズ (著)



舞台はアメリカ南部の大富豪の家。
一家の主は、癌で余命いくばくもない。
この家の次男ブリックの妻マギーは、
同性愛の愛人を失ってから酒びたりの生活を送 る夫の愛を
取り戻そうと必死だった。
また、長男グーパー夫婦は、父の病状を知って、
遺産相続を有利に運ぼうとしていた。
—父の誕生日に集まった二組の夫 婦、
母親らの赤裸な性と愛と欲を描くウィリアムズの傑作戯曲。

テネシー・ウィリアムズ -Wikipedia



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『うろんな客 』エドワード ゴーリー (著)



風の強いとある冬の晩、館に妙な奴が闖入(ちんにゅう)してきた。
そいつは声をかけても応答せず、壁に向かって鼻を押しあて、
ただ黙って立つばかり。
翌朝 からは、大喰らいで皿まで食べる、蓄音機の喇叭(らっぱ)をはずす、
眠りながら夜中に徘徊、本を破る、家中のタオルを隠すなどの、奇行の数々。
でもどうい うわけか、一家はその客を追い出すふうでもない。

   アメリカ生まれの異色のアーティスト、エドワード・ゴーリーによる、
1957年初版の人気の絵物語。
なんといっても、「うろんな客」の姿形がチャーミングで、忘れがたい。
とがった顔に短足。
お腹がふくらみ、重心が下にある幼児型が、稚拙な仕草をほうふつさせる。






エドワード ゴーリー -Wikipedia




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『やぎ少年ジャイルズ (1) 』ジョン・バース (著)

巨大なコンピュータに統治され、
東西に決裂したキャンパスでヤギとして育てられた少年ジャイルズは、
謎の女クリーム髪女史により人間であることを知り、
自らの英雄性に目覚めた。
バースが描く、奇想に満ちた世界史の荒唐無稽なパロディ。



ジョン・バース-Wikipedia




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『わが心のディープサウス (Lands&Memory 記憶の風景) 』ジェームス・M・バーダマン (著)



  街に流れるベニエとチコリコーヒーの香り、
川面にこだまする蒸気船の汽笛、
そして果てしないデルタの平野は季節になると真っ白な綿花で覆われる—
南部出身の二人が望郷の思いとともに描く、アメリカの中の異郷。    

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『おぞましい二人 』エドワード・ゴーリー (著)




1965年に明るみに出た「ムーアズ殺人事件」。
イギリスで二人の男女が4年にわたり5人の子供を
残虐に殺して荒野(ムーア)に埋めていた事実が明らかと なった。
「もう何年も本の中で子供たちを殺してきた」と自ら言う
エドワード・ゴーリーが、この現実に起きた悲惨な事件によって
心底動揺させられ、描いたの が本書である。





エドワード ゴーリー -Wikipedia




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『華々しき鼻血 』エドワード ゴーリー (著)



タイトルにひかれて表紙の絵に目を凝らせば、
ハンカチで鼻を押さえた女が、岩の上にのけぞっている。
厚い毛皮の外套を着た男が2人、鼻血の女には無関心 で、彼方を見やる。
裏表紙では、3人退場。
代わりにとぼけた顔の白い犬が、女の倒れていたあたりをかいでいる。
空には暗雲垂れこめて…。

   でも本書は、不吉な一篇の物語というわけではなく、
26の個別な文と、緻密な白黒のペン画とで構成された、アルファベットブック。
AからZまでの頭文字の副詞が、ワンセンテンスの短文の中に必ず含まれている。
というより、その副詞を中心にしている点が、珍しい。






エドワード ゴーリー -Wikipedia




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『金曜日の本』 志村 正雄 (著), ジョン バース (著)



  ジョン伯父さんは、金曜日に作家を休業する、
すばらしい博識とユーモアに溢れたエッセイの筆を執るために。
千一夜物語からボルヘス、カルヴィーノまで、
現代アメリカ文学の総帥が、
文学の楽しいプログラムを奔放に語る待望のポストモダン文学大全。    

ジョン・バース-Wikipedia




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『不幸な子供 』エドワード ゴーリー (著)



ある日、軍人の父親にアフリカ行きの命令がきた。
それが、主人公シャーロットの不幸のはじまりだ。
以来、父の戦死、落胆してたちまちやつれ死ぬ母、
ただ1 人頼みの叔父は、こともあろうにレンガの落下で脳天を割られ、
あっという間に孤児になるシャーロット。
寄宿学校へ入れられるが、そこでもいじめられて脱 走、悪人の中へ。
ところが、死んだと思われていた父が生還。
あろうことかそれがさらなる不幸のきっかけになろうとは…。





エドワード ゴーリー -Wikipedia




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『サバティカル—あるロマンス 』ジョン バース (著)



  サバティカル-1年間の有給休暇を終わった中年夫婦が、
さてこれからの人生をどの方向に選ぶか。
楽しいしかけが盛り沢山、巨匠バースのメタ・ロマンス。*

ジョン・バース-Wikipedia




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『その名にちなんで』 ジュンパ・ラヒリ (著)



ゴーゴリ――列車事故から奇跡的に父の命を救った本の著者にちなみ、
彼はこう名付けられた。
しかし、成長するに 従って大きくなる自分の名前への違和感、
両親の故郷インドとその文化に対する葛藤、
愛しながらも広がってゆく家族との距離。
『停電の夜に』でピュリツァー 賞などの文学賞を総なめにした
気鋭のインド系米人作家が、
自らの居場所を模索する若者の姿を描いた待望の初長編。


ジュンパ・ラヒリ-Wikipedia


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『家庭の医学』 レベッカ ブラウン (著)



いまもっとも身近な出来事でありながら本格的な小説がなかった
「介護文学」が誕生。
人気のアメリカ小説家、レベッカ・ブラウンが、
癌に冒された母親の入 院、手術、治療、そして看取るまでを描く。
「生きているあいだ、母はいろんなことを心配した。
……私たちは母に言った。
何もかもちゃんとやっているから、 もう休んでいいのだと」──。
痛々しくも崇高な作品。

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『敬虔な幼子 』エドワード ゴーリー (著)



これは、神の言葉に過激に沿って生きた男の子の絵物語。
主人公ヘンリー・クランプは、3才になったばかりというのに、
己の邪心に気づく。それにもかかわ らず神が自分を愛してくれると知って、
聖句や聖歌をよく覚え日々に唱えた。
波間から舞い上がるカモメを見て彼は妹に言う。
「僕が死んだら、あの鳥のように 天に昇るんだよ」。 
朝に夕に何か手伝うことはないかと
どういうわけかトンカチ片手に両親にたずね、
お菓子を我慢しては貧しい者に小遣いをあげ、
聖書を読 まない年上の少年たちをいさめ、
書物に神の名前が軽々しく扱われていると言って念入りに塗り潰す。
心ならずも悪魔のささやきに乗ってしまった時は、
激しく 後悔して改悛の祈りを捧げた。
そしてある寒い冬の午後、善行のあとの帰り道に、
大粒の雹(ひょう)にあたって風邪をひき、
あっけなく翌日には死んでしまった。
ヘンリーわずか4歳と5か 月。
最後のページは鳥の彫刻がついた白い墓の絵。





エドワード ゴーリー -Wikipedia




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『終わりの街の終わり』ケヴィン ブロックマイヤー (著)



静かな愛と懐かしい思い出、
そして世界消滅への穏やかな絶望。

死者たちの暮らす、名も無き街。
ある者は赤い砂漠に呑まれ、
ある者は桃の果肉に絡みとられ、
誰一人として同じ道をたどらずやって来る。
生きている者に記憶されている間だけ
滞在できるというその場所で、
人々は思い出に包まれ、穏やかに暮らしていた。

だが、異変は少しずつ起こっていた。
街全体が縮みはじめたのだ。
その理由について、使者たちは口々に語る。
生者の世界で新型ウイルスが蔓延しはじめたこと、
人類が滅亡に向かっていること、
そして、南極基地でただ一人取り残された
ローラという女性について——

死者たちの語る話からほのみえてくる
終わりゆく世界の姿とは・・・・    

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『ストーリーを続けよう』ジョン バース (著)



ピンチョンと並ぶ現代米文学の巨匠が贈る、
ラブリーでかなりフラクタルな連作短篇集。
中年夫婦を中心に、チャーミングな12の話が緻密に縫い合わさって展開する。

ジョン・バース-Wikipedia


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『ガラスの動物園 』テネシー ウィリアムズ (著)



不況時代のセント・ルイスの裏街を舞台に、生活に疲れ果てて、
昔の夢を追い、はかない幸せを夢見る母親、
脚が悪く、極度に内気な、婚期の遅れた姉、
青年ら しい夢とみじめな現実に追われて家出する文学青年の弟の3人が
展開する抒情的な追憶の劇。
作者の激しいヒューマニズムが全編に脈うつ名編で、
この戯曲に よって、ウイリアムズは、
戦後アメリカ劇壇第一の有望な新人と認められた。

テネシー・ウィリアムズ -Wikipedia

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『タバコ・ロード 』E. コールドウェル (著)



  アメリカ南部ジョージア州のタバコ地帯を舞台に、
社会の発展に取り残され荒廃したプア・ホワイトとよばれる農民達の
貪欲・無知・背徳の生活を描き、
コールドウェルの名を一躍世界的にした傑作。

アースキン・コールドウェル -Wikipedia


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『また会う日まで 上 』ジョン・アーヴィング (著)



  逃げた父はオルガニスト。
刺青師の母は幼子とともに後を追って北海の国々へ。
父を知らぬ息子は、やがて俳優になり——。
最長最強の大長篇、待望の翻訳。

ジョン・アーヴィング -Wikipedia



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『楡の木陰の欲望 』ユージーン・オニール (著)



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十九世紀半ばのニュー・イングランド.
ある農家の上におおいかぶさっている不吉な楡の木の下で,
偏狭な老父を中心に,先妻の息子と淫蕩な後妻とが展開する 愛欲絵巻は,
さながらトルストイの『闇の力』を思わせるほどの傑作で,
従来のアメリカ戯曲には見られない深刻さをもっている.
オニールの最も円熟した時代 に書かれたもの.



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『旅路の果て 』ジョン・バース (著)



 黒い笑いのこだまする大学のキャンパスに繰り広げられる残酷な愛の物語。
「過去数年間に現われた最も魅力的にしてかつ恐ろしいヒーローの1人」
とタイム 誌に評された主人公ジェイコブ・ホーナーが巻き起こす
スキャンダラスな行為の数々。彼が旅路の果てに見出したものは何だったのか?

ジョン・バース-Wikipedia


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『弦のないハープ またはイアプラス氏小説を書く。』エドワード ゴーリー (著)




  作家イアブラス氏は高名な小説家ですが…。
著者ゴーリーを彷彿させる主人公の未完の「新作」をめぐる物語。
ゴーリーのすべてのエッセンスがつまったデビュー作、ついに邦訳登場。    





エドワード ゴーリー -Wikipedia




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『トマス・ピンチョン—無政府主義的奇跡の宇宙』木原 善彦 (著)



  複雑かつ難解な作品世界で多くの読者を魅了してきたピンチョン。
17年の歳月を経て著された「ヴァインランド」、
最新作「メイソン&ディクソン」はどうだったか。
全長編の変遷を詳細に分析しながら、作家の軌跡を追う。


トマス・ピンチョン -Wikipedia

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『ソングマスター』 オースン・スコット・カード (著)



人々の琴線に触れ、凍りついた涙すら溶かし、
心を奥底から揺さぶる「魂の歌い手」ソングバードを求めて、
年若い恐怖皇帝ミカルはソングハウスを訪れた。
だ が、それから幾星霜が過ぎ去ったことか! 
皇帝のためのソングバードが見つかったというしらせが届いた時には、
ミカルは老境に達してしまっていた……
これ ほど待たされたソングバード、
全銀河をその歌声で魅了すると言われるアンセットとは何者なのか? 
いかなる運命が、ミカルとアンセットを待ちかまえている のか? 
キャンベル新人賞作家が、流麗な歌の調べにのせて、
愛と友情と夢を高らかに謳いあげる感動の名作!

オースン・スコット・カード -Wikipedia

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『The Americans』 Jack Kerouac (序論), Robert Frank (写真)



ロバート・フランクの『The Americans』は、
Scalo社による美しい初版が出版されてから40年の歳月を経て再出版された。
80枚以上の写真は1ページに1枚ずつ配され、
キャプションに関する情報は巻末に記載されており、
写真集を見る人がイメージを自由に膨らませることができるようになっている。
作家のジャック・ケルアッ クが書き下ろした序文は、
ある夜に行われたパーティ会場の外の歩道で、
そこに腰を下ろしてフランクが自分の作品を見せながら本人に依頼したもの。
ケルアッ クの言葉はフランクのイメージに広がりを与え、
反対にフランクの写真そのものがこの作家の言葉に見事にイメージを与えている。

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『クラックアップ』 ハーモニー コリン (著)



  「KIDS」の脚本を19歳で書き上げ、驚愕、爆笑、まがまがしさ、
優しさ、詩情が溢れる話題の映画「ガンモ」を22歳で監督した
ハーモニー・コリンが放つ三度目の衝撃。
小説デビュー作。〈ソフトカバー〉                                                            


     

ハーモニー・コリン -Wikipedia

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『ヴァインランド 』トマス ピンチョン (著)



  マフィアのドンと彼が抹殺を謀る連邦検察官、
綿密な殺しのために秘密兵器に選ばれた天才少女格闘家と
彼女を忍者に育てるニッポンの武道家。
14歳の少女による母親探しを軸に、アメリカにおける「抑圧」の構図を描く。

トマス ピンチョン -Wikipedia

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『雑多なアルファベット』エドワード ゴーリー (著)



  乞われた施しためらうな。
親指で拾えパン屑。
ドア閉めるならうしろ見てから…。
ヴィクトリア朝教訓をほどよくパロディにした、
ゴーリーならではのアルファベット・ブック。    



エドワード ゴーリー -Wikipedia




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『なつかしく謎めいて』 アーシュラ・K. ル=グウィン (著)



  翼人間、不死の人、眠らない子ども…不思議な場所の不思議な人たち、
私たちと全く違っているようで似ている人々は謎めいているけれど、
どこかなつかしい。SF/ファンタジー界の女王が放つ
深い思索とユーモアに満ちた新ガリバー旅行記。    

アーシュラ・K. ル=グウィン -Wikipedia



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『母なる夜 』カート・ヴォネガット (著)



ヴォネガットは日本で一番よく読まれている現代アメリカ作家の一人である。
本書はその中でも、ヴォネガットの傑作と言ってよい。
第2次世界大戦でナチス・ ドイツの対米宣伝放送を行ない、
一方でアメリカのスパイとして情報を送る男の波乱に満ちた話は
分裂症的な現代にピッタリということになる。

カート・ヴォネガット  -Wikipedia

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『サイダーハウス・ルール〈上〉』 ジョン アーヴィング (著)



セント・クラウズの孤児院で、
望まれざる存在として生を享けたホーマー・ウェルズ。
孤児院の創設者で医師でもあるラーチは、彼にルールを教えこむ。
「人の役に立つ存在になれ」と。
だが堕胎に自分を役立てることに反発を感じたホーマーは、
ある決断をする—。
堕胎を描くことで人間の生と社会を捉えたアーヴィングの傑作長篇。

ジョン アーヴィング -Wikipedia

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『サーカスの息子』 ジョン アーヴィング (著)



カナダで整形外科医として成功しているダルワラは、ボンベイ生まれのインド人。数年に一度故郷に戻り、サーカスの小人の血を集めている。
彼のもうひとつの 顔は、人気アクション映画『ダー警部』シリーズの覆面脚本家。演じるのは息子同然のジョン・Dだが、
憎々しげな役柄と同一視されボンベイ中の憎悪を集めて いる。
しかも、売春街では娼婦を殺して腹に象の絵を残すという、
映画を真似た殺人事件まで起きる始末。
ふたりは犯人探しに乗り出すのだが。


ジョン アーヴィング-Wikipedia


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『まったき動物園』 エドワード・ゴーリー (著)



  ようこそゴーリーの世界の動物園へ!
A~Zまで26の不思議な動物たちが登場するゴーリー版「幻獣辞典」。
原著英文コメントと、ユーモラスな短歌形式の和訳を併記。    



エドワード ゴーリー -Wikipedia




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『オイスター・ボーイの憂鬱な死』 ティム・バートン(著)



  スティック・ボーイはマッチ・ガールに恋をしました。
でもマッチとスティックの恋に果たして炎は燃え上がるのでしょうか?
あっという間にスティック・ボーイは燃えてしまいました。
かわいいイラスト満載の詩集。

ティム・バートン -Wikipedia


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『ブコウスキーの3ダース—ホット・ウォーター・ミュージック』  チャールズ ブコウスキー (著)



  赤裸々、下劣、ダーティ、不潔、アホタレ…。
ストリートと人間を描き続ける作家のクールな36のストーリーを収める短篇集。
「ホット・ウォーター・ミュージック」の改題。


チャールズ ブコウスキー  -Wikipedia

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『題のない本 』エドワード・ゴーリー (著)



  定点観測のようなカメラワークでとらえた画面の中に、
次々と登場する不思議な生き物たち。
激しくシュールなゴーリーの魅惑の世界が展開する大傑作。    



エドワード ゴーリー -Wikipedia


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『さよなら僕の夏』レイ・ブラッドベリ (著)



おかえり、ダグラス——。
永遠の名作『たんぽぽのお酒』で描かれた、あの夏の日がよみがえる。
あたらしい物語は一年後、夏の終わりにはじまる。
子どもたち を支配する老人たちとの戦い、時計塔の爆破、
はじめての異性への感情……。
人生との和解を学びはじめた少年の心の揺らぎをあざやかに描いた、
名手ブラッド ベリによる少年文学の最高傑作。

レイ・ブラッドベリ-Wikipedia

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『ウエスト・ウイング 』エドワード ゴーリー (著)



  どこの西棟(ウエスト・ウイング)なのか?
いったい何が描かれているのか?
すべてが見るものの想像力にゆだねられてしまう、
途方もなく怖い、文字のない絵本。

エドワード ゴーリー -Wikipedia



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『モノマネ鳥よ、おれの幸運を願え 』チャールズ ブコウスキー (著)



  今度のブコウスキーは恒例の酒、女、ギャンブルにくわえて、
ユーモア、ナンセンス度が高い。全97篇収録のブコウスキーの詩集第2弾。      

チャールズ ブコウスキー  -Wikipedia

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『オウエンのために祈りを』ジョン アーヴィング (著)



5歳児ほどの小さな身体。
異星人みたいなへんてこな声。
ぼくの親友オウエンは、神が遣わされた天使だった!?
宿命のファウルボールによる母の死。
前足を欠 いたアルマジロの剥製。
赤いドレスを着せられた仕立用人台。
名人の域に達した二人組スラムダンク。
—あらゆるできごとは偶然なのか?
それとも「予兆」なの か?
映画「サイモン・バーチ」原作。


ジョン アーヴィング-Wikipedia


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『セバスチャン・ナイトの真実の生涯 』ウラジミル ナボコフ (著)



1899年ロシアの名門貴族として生まれ、
米国に亡命後「ロリータ」で世界的なセンセーションを巻き起こした
ナボコフが初めて英語で書いた前衛的小説。
早 世した小説家で腹違いの兄セバスチャンの伝記を書くために、
文学的探偵よろしく生前の兄を知る人々を尋ね歩くうちに、
次々と意外な事実が明らかになる。

ウラジミル ナボコフ-Wikipedia

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『エブリシング・イズ・イルミネイテッド 』 ジョナサン・サフラン フォア (著)



冒頭から結末までの語り口が異彩を放つ。
ジョナサンの思いは、お供であったアレックスに送る、
旅での経験を小説仕立てにした文書となり言葉にされ、
物語の 語りの一角を占める。
一方のアレックスの語りは、ジョナサンへの返信としての手紙と、
独自の観察眼による手記というふたつの形式が用いられている。
ことに アレックスの語りには、
誤った語法や言葉遣いで演出される独特のおかしさがともなう。
しかし、そうしたムードが漂っているからこそ、
祖父の過去に触れる場 面など、シリアスな部分の哀れみが助長される。
「ユーモアだけが、悲しい話を真実として伝えられる」
といった件が小説の中で出てくるが、アレックスの語り こそが、
それをなぞるもののように思えてくる。
十八世紀から第二次大戦時、さらには現代と、
時代の壁をいとも簡単に超えてしまう巧みに構成された小説スタ イルは、
謎が謎を呼ぶ神秘性を帯びた物語を生み、
ひとたび読み始めたら、その人間の心をつかんで放さない魅力を持つ。

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『パルプ』 チャールズ ブコウスキー (著)



ニック・ビレーンは、飲んだくれで、競馬が趣味の超ダメ探偵。
ところが、そんな彼に仕事が二つ転がり込む。
ひとつは死んだはずの作家セリーヌを
ハリウッド で見かけたから調べてくれという“死の貴婦人”の依頼、
もうひとつは“赤い雀”を探してくれという知人の依頼。
突然の仕事に大張り切のビレーンは、早速調 査にのり出すのだが…。
元祖アウトロー作家の遺作ハードボイルド長編。

チャールズ ブコウスキー  -Wikipedia


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『ライフ・アフター・ゴッド』  ダグラス・キャンベル クープランド (著)



神なき時代のボクらの人間性とは、一体どこにあるのだろう? 
信じるものを失った神なき世代が明日を生き抜くための英知として、
その心情体験を描く。

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『アムニジアスコープ』スティーヴ エリクソン (著)


  アメリカ最高の幻視作家による〈愛〉の物語。
アメリカ現代文学を代表する作家エリクソンが、
近未来、大震災が起きて廃墟と化した幻想的なLAを舞台に、
これまで自分が関係してきた女性たちとの記憶を生々しく甦らせ、
愛について考察する。    

スティーヴ エリクソン-Wikipedia


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『ミスター・ヴァーティゴ 』ポール オースター (著)



「私と一緒に来たら、空を飛べるようにしてやるぞ」
ペテン師なのか?超人なのか?
そう語る「師匠」に出会ったとき少年はまだ9歳だった。
両親なし、教養な し、素行悪し。
超然とした師匠の、一風変わった「家族」と暮らす奇妙な修行生活のなかで、
少年がやがて手にしたものとは—。
アメリカ文学界きっての語りの 名手が編む。
胸躍る歓喜と痛切なる喪失のタペストリ、心に迫る現代の寓話。


ポール オースター -Wikipedia

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『熱帯雨林の彼方へ 』カレン・テイ ヤマシタ (著)



  ブラジル熱帯雨林の聖地と究極の資源をめぐり、
額に浮遊するボールをつけたカズマサ、
三本腕のビジネスマンJ・Bら
ビザールな連中が展開するスラップスティックな争奪戦。
越境の日系作家によるエコロジー・ファンタジー。

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『世界のすべての七月 』ティム・オブライエン (著)



  ヴェトナムに行った男、行かなかった男、
裏切った女、裏切られた女、
二人の夫を持つ女、待ち続ける男…
30年ぶりの同窓会に集う男と女。
まだハッピー・エンディングをあきらめたわけじゃない。
1969‐2000感動のクロニクル。    

ティム・オブライエン-Wikipedia

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『変身の恐怖』  パトリシア・ハイスミス (著)



殺したはずの死体が消えた。
その後何も起こらない。
本当に自分は人を殺したのか? 
奇怪な状況下での心の変化……。

パトリシア・ハイスミス-Wikipedia


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『熊を放つ』 ジョン アーヴィング (著)



ウィーンの市庁舎公園で出会った二人の若者ジギーとグラフ。
中古のロイヤル、エンフィールド700CCを駆り、
オーストリアの田舎を旅する二人が見つけた ものは、
美しい季節の輝きと、手足のすらりとした女の子ガレン。
すべてはうまく運ぶはずだった。
ジギーが、動物園襲撃などという奇妙な計画を持ち出すまで は…。
瑞々しく、痛々しく、優しく、
そして未完成な青春を描くジョン・アーヴィングの処女長篇を、
村上春樹の最高の訳で贈る。

ジョン アーヴィング-Wikipedia


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『ギボンの月の下で』 レイフ エンガー (著)



物語はミネソタ州のある小さな町ではじまる。
ルーベン・ランドは息をせずにこの世に生を受けた。だれもが死産だとあきらめたそのとき、父ジェレイマの祈りによって奇跡が起こった。ルーベンが息を吹き返したのだ。
喘息のルーベン、不思議な力をもつ父、たくましい兄デーヴィ、
文学好きの妹スウィード家族は貧しいながらもしあわせに暮らしていた。
だがルーベンが 11歳になった冬、
家族にふりかかった最悪の事件をきっかけにデーヴィが失踪してしまった。
残された家族はデーヴィを探す旅に出るが、
彼らの行く先にまっ ているものは・・・・・。
「奇跡にふれたとき、家族になにがおこるのか」

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『星投げびと—コスタベルの浜辺から』  ローレン アイズリー (著)



浜辺に打ち上げられたヒトデを海に投げる男と出会い、
慈悲の意味を知る表題作の他、
「惑星を一変させた花」、「鳥たちの裁判」、
「最後のネアンデルタール 人」など。
自然との関わりの中で、自然-宇宙とのつながり、
生命の本質を思索したネイチャー・エッセイストの傑作短編集。

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『ギャシュリークラムのちびっ子たち—または遠出のあとで 』エドワード ゴーリー (著)



AからZまでが名前の頭文字についた子どもたち。
登場と同時に次々と怪我や死に遭う。
ただそれだけの、あっけなくも悲惨な話が、
マザーグース風の2行ず つ脚韻を踏んだ軽快なテンポのうたに乗って進む、
エドワード・ゴーリーの代表作。
左ページに英語の原文、右ページに白黒のペン画、
画の下にキャプションの ような邦訳がついた、怖い絵本だ。

エドワード ゴーリー -Wikipedia

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『シカゴ育ち 』 スチュアート・ダイベック (著)




  七つの短篇と七つの掌篇が織りなす美しく力強い小説世界。
シカゴに生まれ育ったダイベックは、
ユーモアと愛惜をこめてこの古い湖岸の街の人間模様を描き出す。    


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『マンボ・ジャンボ 』 イシュメール・リード (著)



1920年代のニューオリンズ、またあの病気が流行りだす…。
ジャズを媒介して広がり、
熱狂的な踊りや音楽に取り憑かれてしまう奇病「ジェス・グルー」を めぐって、
西洋の裏社会を牛耳る「壁の花教団」と
ヴードゥー探偵パパ・ラバスとが繰り広げるポストモダンなオカルト大活劇。
果たして、ジェス・グルーの捜 し求める聖典の行方はいかに。
最も過激な黒人作家が描く、スチャラカでごきげんなジャズ小説。


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『重力の虹〈1〉』 トマス ピンチョン (著)



キーンという音が大空をよぎる。
V2ロケットの来襲だ。
第2次世界大戦も末期のロンドン、
アメリカ軍中尉タイローン・スロースロップは、
ドイツ軍の猛爆撃 もなんのその、ガールハントに余念がない。
ところが、彼の行動をひそかに監視している者がいる。
彼らの調査によれば、スロースロップが女とセックスした場 所へ、
後刻、必ずV2ロケットが落ちるというのだ。
スロースロップの勃起とロケットの軌跡は果たして関連があるのか?
この現象をめぐって当局の研究室で議 論される途方もない仮設の数々と、
次第に明らかにされるスロースロップの出生の秘密。
舞台はロンドンからリヴィエラ、チューリヒ、
さらに連合軍占領下のド イツへと移り、
巨大な見えざる手に翻弄されるスロースロップのさすらいの旅が始まる。
脱線に次ぐ脱線、錯綜する人間関係、時間と空間を越え展開する物語。

トマス ピンチョン-Wikipedia


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『川底に』ジャメイカ キンケイド (著)



最初の作品にはその後の作品へと発展するほとんどすべての芽が含まれている、
とよくいわれるが、この作品はとりわけその感が強い。
キンケイドの作品 世界にあらわれるモチーフやエッセンスが、
思いっきり圧縮されたかたちで詰まっているのだ。
それだけではない。
『Annie John』(邦題『アニー・ジョン』)や
『Lucy』(邦題『ルーシー』)といった自伝的な作品で、
ややモデラートになった表現の核にあるものが、
プリミ ティブなまま、ページからにおい立つばかりに立ちのぼってくる。
それは、現代の都市生活者が使うことばが完全に失った呪術性のようなもの、
あるいは、濃密 なまでにあふれる、荒々しい「南」といっていいかもしれない。
この作家は「英語」という言語に大きな富をもたらした。

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『都市と柱 』ゴア ヴィダル (著)



  戦後まもないアメリカで時代に先駆けて当時の同性愛の現状と、
セックスまで含めた同性同士の愛情を正面切って描いた作品を、本邦初訳。
アメリカ文学の知られざる豊饒の世界。

ゴア ヴィダル-Wikipedia

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『ホテル・ニューハンプシャー』ジョン アーヴィング (著)



1939年夏の魔法の一日、
ウィン・ベリーは海辺のホテルでメアリー・ベイツと出会い、
芸人のフロイトから一頭の熊を買う。
こうして、ベリー家の歴史が始 まった。
ホモのフランク、小人症のリリー、難聴のエッグ、
たがいに愛し合うフラニーとジョン、老犬のソロー。
それぞれに傷を負った家族は、父親の夢をかな えるため、
ホテル・ニューハンプシャーを開業する
—現代アメリカ文学の金字塔。



ジョン アーヴィング-Wikipedia

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『おれにはアメリカの歌声が聴こえる』ホイットマン (著)


自由と民主主義を謳った魂の叫び

「おれはおれを祝福し、おれのことを歌う」
若きアメリカを代表する偉大な詩人・ホイットマン。
その豪放かつおおらかな官能性に満ちた詩篇は、
アメリカという国家のあるべき姿を力強く謳っている。

アメリカの自由を謳う
街のざわめきをそのまま伝えようとしたのだろうか、
ホイットマンの詩は、
元気で、おおらかで、気宇壮大、自由で、あけっぴろげで、
しばしば野卑でさえある。
当時としてはわいせつと見なされる詩句も多く、
批判を浴びることも少なくなかった。
(解説より

ホイットマン-Wikipedia

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『彷徨う日々』スティーヴ エリクソン (著)


1970年代ロサンジェルス。
孤独な人妻ローレンと、記憶をなくした男ミシェルが運命的に出会う。
ロサンジェルスが砂嵐で埋め尽くされたある日、
ふたりは 激しく愛し合うのだった。
一方、1900年パリ。双子の兄弟がポン・ヌフに捨てられた。
娼館の娼婦に拾われたひとりはアドルフ・サールと名づけられた。
や がて成長したアドルフは映画に魅せられ、
『マラーの死』という長篇映画をつくり始めるが…。
砂嵐のロサンジェルス、放火の炎もえ上がる厳寒のパリ。
運河の 涸れたヴェネツィア。ローレンとミシェルの恋愛は?
アドルフの監督した伝説の映画の行方は。

スティーヴ エリクソン-Wikipedia

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『ガソリンの臭いのする記憶 』デイヴィッド ヴォイナロヴィッチ (著)



おれはあんたたちの中に立ち、目に見えない腕と手を振っている……。
エイズと闘いつづけたゲイ・アーティストが、ストリート・チルドレンとして
男たちの間 を漂い、病に斃れ、死を迎えるまでの凄絶な流亡の日々を追想する、
哀しみに満ちた最果ての墓碑銘。
ゲイ・アート/ドローイング多数掲載。


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『みんなの自伝 』ガートルード・スタイン(著)




  ピカソ、マチス、ダリ、ピカビアら芸術家たちと過ごしたパリの日常、
30年ぶりの故郷アメリカへの凱旋旅行。
20世紀を生きた伝説の女流作家が30年代を生き生きと描いた、
エキサイティングな自伝。

ガートルード・スタイン-Wikipedia


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『ラスベガス★71』ハンター・S. トンプソン(著)



ありとあらゆるドラッグをトランクに詰め、
一路ラスベガスへと向かったふたり…
いったい何処だ、アメリカン・ドリーム!?
ジョニー・デップ主演、テリー・ ギリアム監督で完全映画化!
ロード・ノンフィクションの大傑作にしてゴンゾー・ジャーナリズムの金字塔、
待望の新訳。


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『野性の呼び声』ジャック・ロンドン(著)



極寒の地を駆け抜ける高貴な魂
ゴールドラッシュに沸くカナダ・アラスカ国境地帯。
ここでは犬橇が開拓者の唯一の通信手段だった。
大型犬バックは、数奇な運命のもと、この地で橇犬とな る。
大雪原を駆け抜け、力が支配する世界で闘い、
生きのびていくうちに、
やがてその血に眠っていたものが目覚めはじめるのだった。

20世紀初頭、
アメリカで国民的な人気を博したジャック・ロンドンの出世作が
新訳でよみがえった。
感傷を排しドライな筆致で描かれた、
犬と男たちの荒々しいドラマは、時代を超えて心を揺さぶる。

ジャック・ロンドン-Wikipedia

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『蜘蛛の家 』ポール ボウルズ (著)



中世以来たもたれてきた厳格な世界が凋落し、
陰謀と享楽、背信と頽廃が渦巻くモロッコの古都フェズ。
この街の崩れ出した蟻塚のような迷路と路地を舞台に、
モロッコのメタファーともいうべき町の孤児と
西欧人との葛藤を描き出した大長編。

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『たんぽぽのお酒』レイ ブラッドベリ (著)

夏の陽ざしの中をそよ風にのって走る12歳の少年ダグラス。
その多感な心に刻まれるひと夏の不思議な事件の数々。
輝ける少年の日の夢と愛と孤独を描ききった、
SF文学の巨匠が贈るファンタジーの永遠の名作。

レイ・ブラッドベリ-Wikipedia

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『水と水とが出会うところ 』レイモンド・カーヴァー (著), 村上 春樹 (翻訳)


  温かかなユーモアと深い愛情、そして打ち消しがたい死の予感…
詩人カーヴァーの危ういまでに研ぎ澄まされた心象世界を
映し出す円熟期の詩集。                                                      



レイモンド カーヴァー-Wikipedia


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『影のオンブリア』パトリシア・A・マキリップ (著)



オンブリア—それは世界でいちばん古く、豊かで、美しい都。
そこはまた、現実と影のふたつの世界が重なる街。
オンブリアの大公ロイス・グリーヴの愛妾リ ディアは、
大公の死とともに、ロイスの大伯母で宮廷を我が物にしようとたくらむ
ドミナ・パールにより宮殿から追いやられる。
だがそれはふたつの都を揺るが す、怖るべき陰謀の幕開けにすぎなかった…
2003年度世界幻想文学大賞に輝くマキリップの傑作ファンタジイ。

パトリシア・A・マキリップ-Wikipedia

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『1ドルの価値/賢者の贈り物』O・ヘンリー (著)



O・ヘンリーの知られざる全貌が明らかになる! 珠玉の23短編

内容 アメリカ大衆社会の勃興
アメリカの原風景とも呼べるかつて の南部から、
開拓期の荒々しさが残る西部、
そして大都会ニューヨークへ―
―さまざまに物語の舞台を移しながら描かれた、
O・ヘンリーの多彩な作品群。
20 世紀初頭、アメリカ大衆社会が勃興し、
急激な変化を遂げていく姿を活写した、短編傑作選。

「普段は何をしているのやらよくわからないけれど、
話だけはめっぽう面白い、遠い親戚のおじさんの語る奇想天外な物語に、
時を忘れて耳を傾ける」(訳者)
O・ヘンリーの意外かつ豊かな世界が新訳でよみがえる。

O・ヘンリー-Wikipedia

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『ギボンの月の下で 』レイフ エンガー (著)




物語はミネソタ州のある小さな町ではじまる。

ルーベン・ランドは息をせずにこの世に生を受けた。
だれもが死産だとあきらめたそのとき、
父ジェレイマの祈りによって奇跡が起こった。
ルーベンが息を吹き返したのだ。
喘息のルーベン、不思議な力をもつ父、たくましい兄デーヴィ、文学好きの妹スウィード家族は貧しいながらもしあわせに暮らしていた。だがルーベンが 11歳になった冬、家族にふりかかった最悪の事件をきっかけにデーヴィが失踪してしまった。残された家族はデーヴィを探す旅に出るが、彼らの行く先にまっ ているものは・・・・・。
「奇跡にふれたとき、家族になにがおこるのか」

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『三人の女 』ガートルード・スタイン (著)



アナ—主人のために仕えることが生きがいの昔気質の奉公人。
憧れのレーントマン夫人にも一生懸命尽くすのだが…。

メランクサ—上品で美人の混血の黒人娘。
青年医師ジェフとの恋に、ひたむきに向かっていくメランクサだったが…。

レーナ—おとなしくてなにもかもまわりの言いなりになるドイツ娘。
感情もなく、結 婚して子供を生んで、それから…。

20世紀の巨匠ガートルード・スタイン、
感動の処女作!超独特な文体、微妙な心理描写—読むほどに目と耳と、
そして心が 吸いこまれていくスタインの世界。
時代を超えて今、すべての女性たちに贈ります。

ガートルード・スタイン-Wikipedia

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『ボロウドタイム』ポール モネット (著)



「わたしはパーティーが終らぬうちに恋に落ちていた。
それまでの生涯、わたしたちは、ずっとお互いのことを
待ちつづけてきたのだと思う…。」
西海岸を舞台 に展開される生と死、
そして愛の極限を描き切った感動のラヴ・ストーリー。
エイズとの果敢な闘いを克明に記す。
全米および英・仏で反響を呼んだゲイ文学の 最高傑作。
全米書籍批評家協会賞・候補(ベスト・ビブリオグラフィー)、
合衆国西部ペンセンター文学賞、トゥーラムダ文学賞、受賞作。

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『大工よ、屋根の梁を高く上げよ』J.D. サリンジャー (著)



画一化された価値観を強いる現代アメリカ社会にあって、
繊細な感受性と鋭敏な洞察力をもって
個性的に生きようとするグラース家の七人兄妹たち。
彼らの精神 的支柱である長兄シーモアは、卑俗な現実を嫌悪し、
そこから飛翔しようと苦悶する—。
ついに本人不在のまま終った彼の結婚式の経緯と、
その後の自殺の真因 を、弟バディが愛と崇拝をこめて必死に探ってゆく…。

J.D. サリンジャー-Wikipedia

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『愛について語るときに我々の語ること』レイモンド カーヴァー (著)


  アグレッシヴな小説作法とミステリアスなタイトリングで、
作家カーヴァーの文学的アイデンティティを深く刻印する本書は、
八〇年代アメリカ文学にカルト的ともいえる影響を及ぼした。
転換期の生々しい息づかいを伝える、鮮やかにして大胆な短篇集。    

レイモンド カーヴァー-Wikipedia


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『雨は降るがままにせよ』ポール ボウルズ (著)





アメリカでの不毛な生活を脱し、
タンジールへやって来たダイアーと、
モロッコ人タミ、レズビアンのユーニスらはいかなる運命に翻弄されたか。
人間存在の言 い知れぬ不安と恐怖、
闇の中を手探りで進むように一寸先に待ちうけるどんでん返し、
読む度ごとに発見がある伏線につぐ伏線。
メイラー、カポーティと並ぶ第 二次大戦後を代表する作家であり、
スタイン、オーデンらと邂逅し、
テネシー・ウィリアムズ、カポーティ、
ブライオン・ガイシン、バロウズ、ケルアック、 ティモシー・リアリーらから
敬愛され、ジェインの夫であった、あのポール・ボウルズの傑作長篇。



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『V. 1 新装版 (1) 』トマス・ピンチョン (著)



Vとは誰か? Vとは何か? 
錯綜した展開の内にうかびあがるひとりの女の奇怪な一生。
最も今日的な問題意識に富んだ
現代アメリカ最高の作家ピンチョンのフォークナー賞受賞作。

トマス・ピンチョン -Wikipedia

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『心臓を貫かれて』マイケル ギルモア (著)



僕の兄は罪もない人々を殺した。
何が兄の中に殺人の胎児を生みつけていったのか?
—四人兄弟の末弟が一家の歴史に分け入り、
衝撃的な「トラウマのクロニク ル」を語り明かす。
暗い秘密、砕かれた希望、歴史の闇から立ち現われる家族の悪霊…
殺人はまず、精神の殺人からはじまった。
村上春樹渾身の翻訳ノンフィク ション作品。

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『孤独の発明』ポール・オースター (著)



私の父は、52歳で離婚し、ニューアークの家で、ひとり孤独に死んでいった。
父の死を伝え聞いた私は、15年ぶりに帰郷し、遺品の数々と対峙する。
そこ で、私は一冊のアルバムを見つけた。
夥しい父の写真。
私は曖昧な記憶をたどり始める。
父の孤独な精神の闇。
父の父(祖父)をめぐる不幸な殺人事件…。
見え ない父の実像を求めて苦闘する私。
父子関係をめぐる著者の記念碑的作品。


ポール・オースター-Wikipedia

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『ブライト・ライツ、ビッグ・シティ』ジェイ マキナニー (著)




いつもと変わりなく月曜日がやって来る。
10時間つづけて眠り、ようやくきみは目を覚ます。
日曜日のことは誰も知らない…。
ニューヨークの一流出版社調査 課に勤めながら、
毎夜ナイトクラブに通い、コカインに溺れる「きみ」。
きらびやかな大都会に生きる若者の姿を
静かな声で語って絶大な反響を呼んだ、
「心に 真っ直ぐ突き刺さってくる小説」。
80年代アメリカ青春小説の金字塔。


ジェイ マキナニー-Wikipedia



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『豚の死なない日』ロバート・ニュートン・ペック (著)



1920年代、ヴァーモントの貧しい農家の少年ボブは、
隣人の牛のお産を助けたお礼にもらった子豚を丹精こめて育てていた。
だがやがて、誇り高い生き方を 教えてくれた父は不治の病に侵され、
さらに不妊症が判明した豚を殺さねばならなくなる。
あまりにも大きな試練がボブに科せられた…
生きることの喜びと悲し みが簡潔な描写で語られ、
子供から大人までさまざまな感慨を呼び超こす現代の古典。


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『オールドパンク、哄笑する—チャールズ・ブコウスキー短編集』チャールズ ブコウスキー (著)



  ブクことブコウスキーの個性が光る、
少年や労働者を主人公にした作品群と、
野球・ボクシング・競馬・アメリカンフットボール・芸能界・風俗・情話
などに及ぶ21短編と28詩編を収録。生前に発表された最後の傑作集。    

チャールズ・ブコウスキー-Wikipedia

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『パパ・ユーアクレイジー』ウィリアム サローヤン (著)


マリブの海辺にある父の家で、僕と父の新しい生活が始まった。
父は僕に、僕自身について小説を書くように言った。
僕は海を、月を、太陽を、船を知ってはい るけれど、
僕自身や世界をほんとうに理解するにはどうすればいいんだろう。
—10歳の少年ピートは父親との時に厳しく、
時にさわやかな会話を通じて、生き ることの意味を学んでゆく。
名匠が息子に捧げた心あたたまる詩的小説。                                                      


     

ウィリアム サローヤン-Wikipedia

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『アイ・ラヴ・ディック』クリス クラウス (著)


売れない女流映画監督クリスは、超インテリの旦那がいるのに、
売れっ子批評家ディックに一目惚れ。
炸烈したオンナ心は、いつしか怒濤の恋文ストーキングに —。
ディックからの返事はくるのか?
有名ポストモダン批評家の夫は離婚の危機をいかにして「脱構築」するのか?
クリスの愛は成就するのか?
前代未聞のポス トモダン恋愛小説。

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『ディナー・パーティー—ある上院議員の長い一日』ハワード ファースト (著), 宮下 嶺夫 (翻訳)


  中米問題、核の恐怖、政治と宗教、人種問題、家族の葛藤、エイズと死…。
今日のアメリカ社会のモラルとジレンマ。
こうした矛盾の複雑に絡んだ出来事が、
ある上院議員邸での24時間に、緊迫したペースで展開される、
ストーリーテリングの偉才による最新作。

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『小説アイダ 』ガートルード・スタイン(著)



  何度も何度も何度も結婚をくりかえす、
不思議な女の子アイダのかわいくて不思議な物語。
20世紀を先取りした、偉大なアヴァンギャルドおばさんスタインが、
独特な言語感覚のすべてをつぎこんで書いた最高傑作。
ついに登場!


ガートルード・スタイン-Wikipedia

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『モーテル・クロニクルズ』サム シェパード (著)



サム・シェパードの『モーテル・クロニクルズ』は
1982年の11月にサンフランシスコの
シティ・ライツ・ブックスから出版された。
詩と短い散文のコレク ションで、そのそれぞれの末尾に、
それが書かれた日付と場所とが記されている。
最も早い日付は1978年8月で、最も遅い日付は1982年5月17日であ る。
この4年間はサム・シェパードにとって、
劇作家としての活動に加えて、映画への出演がめっきり増えた時期で、
サンフランシスコ郊外の自宅とテキサスや シアトルの撮影現場との間を
行ったり来たりするモーテル暮らしがつづいた。
そしてその間にいろいろな場所で書きつけられたメモが、
そのままこの本となっ た。
題名の『モーテル・クロニクルズ』にはそのような意味がこめられている。


サム シェパード-Wikipedia

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『緑の影、白い鯨』レイ・ブラッドベリ (著)

緑の島アイルランドを舞台に、
破天荒な映画監督J・ヒューストンに、
そして「白鯨」に翻弄された
ブラッドベリの若き日々を描いた自伝的長編小説。

レイ・ブラッドベリ-Wikipedia

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『すべての美しい馬 』コーマック マッカーシー (著), 黒原 敏行 (翻訳)



1949年。祖父が死に、愛する牧場が人手に渡ることを知った
16歳のジョン・グレイディ・コールは、
自分の人生を選びとるために
親友ロリンズと愛馬とと もにメキシコへ越境した。
この荒々しい土地でなら、
牧場で馬とともに生きていくことができると考えたのだ。
途中で年下の少年を一人、道連れに加え、
三人は 予想だにしない運命の渦中へと踏みこんでいく。
至高の恋と苛烈な暴力を鮮烈に描き出す永遠のアメリカ青春小説の傑作。

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『新バイブル・ストーリーズ 』ロジャー・パルバース (著), 柴田 元幸 (翻訳)

神を見失った悲しい時代を穿つ、聖書の物語
「ノアの箱舟に人類は乗るべきだったのか?」
「バベルの塔に難民が生まれて」など、
聖書世界に現代人へのメッセージを込めた、感動の13編。
R.パルバース×柴田元幸、渾身のコラボレーション!


ロジャー・パルバース-Wikipedia

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『世界の真上で』ポール ボウルズ (著)


豪華なアパートメントのテラスに腰をおろし上品な会話を交わす
若くハンサムな主人と愛人の謎の美少女、
客として招かれたアメリカ人夫婦の旅行者。
だが、グ ラスを手にこの幸運な出会いを味わっている
夫婦の行く手を悪意に満ちた運命が待ち受けていた。
そして偶然の出会いを装った恐るべき陰謀が
中央アメリカの豊 かな自然のなかで展開される。
残酷なアイロニーに彩られた長篇第四作。




      

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『ウェイクフィールド / ウェイクフィールドの妻 』N・ホーソーン (著)


「およそ文学における最高傑作の一つと言っても過言ではない」
とボルヘスに激賞され、
オースターが『幽霊たち』を書く際に依拠したとされる
ホーソーン著 『ウェイクフィールド』。
ストーリーも時代設定も同じながら、新たな光をあてラテンアメリカ、
欧米諸国で絶賛されたベルティ著『ウェイクフィールドの 妻』。
不可解な心理と存在の不確かさに迫る文豪と鬼才のマスターピース二篇。


N・ホーソーン-Wikipedia

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『ルビコン・ビーチ』スティーヴ エリクソン (著)



  T.ピンチョンが絶賛したアメリカ文学の新星が、
空間のよじれのむこうの、
もう一つの“アメリカ”を現前させる幻想的な小説世界。

スティーヴ エリクソン-Wikipedia

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『頼むから静かにしてくれ』レイモンド カーヴァー (著)



  確立されたスタイルと、全くのオリジナリティをもって、鋭く重く、
既成の文学シーンに切り込んだ稀有の作家レイモンド・カーヴァー。
確かな才能を明示する、そのデビュー短篇集から十三篇を収録。    


レイモンド カーヴァー-Wikipedia


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『猫のパジャマ 』レイ・ブラッドベリ (著)

猫を拾った男女をめぐる不思議なラブストーリーをはじめ、
人生の一断面を切り取ったスケッチやSF、奇譚など、
ブラッドベリのすべてが詰まった短篇集。
未発表初期作品から新作まで全21篇。

レイ・ブラッドベリ-Wikipedia

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『ダイング・アニマル 』フィリップ ロス (著)



60を過ぎた老批評家ケペシュに美しい乳房を持つ若い愛人ができた。
美しい体への執着は、せまりくる老いと生への渇望を想起させ、
初めての嫉妬にとらわれ る。
そして大きな喪失感に苛まれた別れから8年、ふたたび彼の前に現れたとき…。「死にゆく獣」としての男の生と性への執着を赤裸々に描く
フィリップ・ロ ス円熟の代表作。


フィリップ・ロス -Wikipedia

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『ホワイト・ノイズ 』ドン・デリーロ (著)



アメリカの大学町で、ヒトラー学科を教える大学教授は、
なぜピストルを手に殺人にむかったか。
本書は、アメリカの全知識人を震撼とさせ、同時に、
大感動を まき起こした。
日常生活の不安を描きながら、
それを崇高な芸術作品にまで高めたと評価され、
1985年度全米図書賞を受賞。
これは地球の終末の地に住む、
現代アメリカ作家だけが書くことのできた
信じられないようなすばらしい小説である。


 

ドン・デリーロ-Wikipedia

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『叶えられた祈り 』トルーマン カポーティ (著)


ハイソサエティの退廃的な生活。
それをニヒルに眺めながらも、そんな世界にあこがれている作家志望の男娼。
この青年こそ著者自身の分身である。
また実在人 物の内輪話も数多く描かれていたので、
社交界の人々を激怒させた。
自ら最高傑作と称しながらも、ついに未完に終わったため、
残りの原稿がどこかに存在する のでは、という噂も。
著者を苦しませ破滅へと追い込んだ問題の遺作。



トルーマン カポーティ-Wikipedia

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『 ワインズバーグ・オハイオ 』シャーウッド アンダソン (著)


ヨーロッパ文学から離れて、土着派のマーク・トウェインなどと併せて、
アメリカ文学として独立した画期的作品。
後走者のヘミングウエイ、フォークナーなど に多大な影響を与えた。
オハイオ州ワインズバーグ・オハイオという町を設定して、
そこに住む人々の生活、精神の内面を描き、
現代人の孤独や不安といった現 代文学の主要テーマを
アメリカ的背景のもとにとりこんだ。全体は22篇の短篇で構成。

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『青い眼がほしい 』トニ モリスン (著)


誰よりも青い眼にしてください、と黒人の少女ピコーラは祈った。
そうしたら、みんなが私を愛してくれるかもしれないから。
白い肌やブロンドの髪の毛、そし て青い眼。
美や人間の価値は白人の世界にのみ見出され、
そこに属さない黒人には存在意義すら認められない。
自らの価値に気づかず、
無邪気にあこがれを抱く だけのピコーラに悲劇は起きた
—白人が定めた価値観を痛烈に問いただす、
ノーベル賞作家の鮮烈なデビュー作。

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『内なるネコ』ウィリアム バロウズ (著)


  愛おしいネコとの日常生活、失われた過去への想いが、
幾つもの断章となって語られる、バロウズの自伝的小説。
誤まって射殺した妻、
早世した息子、ジェーン・ボウルズ、同性の愛人たち。
作家の過去が、ネコの影となって現れる。

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『キリマンジャロ・マシーン』レイ ブラッドベリ (著)

男はタイム・マシーンに乗って、とある町を訪れた。
生命と思い出と愛情を燃料にして。
彼の目的は、町の郊外に眠る一人の老人を墓から呼び起こし、
その生涯 に“ふさわしい”死を与えなおすこと。
彼がそれほどまでに敬愛する老人とは、冒険をこよなく愛した、
かの偉大な作家だった。
表題作「キリマンジャロ・マ シーン」ほか、
異次元に生まれてしまった赤ん坊と両親の物語「明日の子供」、
人類滅亡後ただ一人火星に残った老人に突然かかってきた電話
「夜のコレクト・ コール」など、SF界の叙情詩人が、
読者を愛と郷愁の世界へ誘う傑作短篇集。

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『1984年 』ジョージ・オーウェル (著)


世界中がアメリカ地区、ソビエト地区、中国地区の三超巨大国家に
分割されている一九八四年の近未来世界を舞台にして、
行動、思想、言語にまで及ぶ強力な国 家統制の上に成り立つ
全体主義的社会のなかでの個人の自由と人間性の尊厳の問題を
鋭くえぐった戦慄すべきアンチ・ユートピア小説の古典的名作!

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『2001年宇宙の旅』アーサー・C. クラーク (著)



三百万年前の地球に出現した謎の石板は、
原始的な道具も知らないヒトザルたちに何をしたのか。
月面で発見された同種の石板は、人類に何を意味しているの か。
宇宙船ディスカバリー号のコンピュータ、ハル9000は
なぜ人類に反乱を起こしたのか。
唯一の生存者ボーマンはどこに行き、何に出会い、何に変貌した のか…。
発表以来25年、SF史上に燦然と輝く記念碑的傑作に、
作者クラークの新版序文を付した完全決定版ついに登場。

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『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』フィリップ・K・ディック (著)


長く続いた戦争のため、放射能灰に汚染され廃墟と化した地球。
生き残ったものの中には異星に安住の地を求めるものも多い。
そのため異星での植民計画が重要 視されるが、
過酷で危険を伴う労働は、もっぱらアンドロイドを用いて行われている。
また、多くの生物が絶滅し稀少なため、
生物を所有することが一種のス テータスとなっている。
そんななか、火星で植民奴隷として使われていた
8人のアンドロイドが逃亡し、地球に逃げ込むという事件が発生。
人工の電気羊しか飼 えず、本物の動物を手に入れたいと願っているリックは、
多額の懸賞金のため「アンドロイド狩り」の仕事を引き受けるのだが…。

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『本当の戦争の話をしよう』 ティム・オブライエン(著)








        俺は戦争に行くだろう
  −俺は人を殺し、あるいは殺されるかもしれない−
   それというのも面目を失いたくないからだ。




  Between The Lines Vol.11 本文>>>

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『ローズウォーターさん、あなたに神のお恵みを』カート・ヴォネガット・ジュニア (著)

聞きたまえ! 
億万長者にして浮浪者、財団総裁にしてユートピア夢想家、
慈善事業家にしてアル中である、エリオット・ローズウォーター氏の
愚かしくも美し い魂の声を。
隣人愛に・2F4A・かれた一人の大富豪があなたに贈る、
暖かくもほろ苦い愛のメッセージ……
現代最高の寓話作家が描く、黒い笑いに満ちた感 動の名作!

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『二人がここにいる不思議』レイ ブラッドベリ (著)


太めと痩せのカップルの、
出会いと別れと再会の物語「ローレル・アンド・ハーディ恋愛騒動」、
天国まで自慢のワインを持って行こうとする呑んべえ領主に抗 して
村人たちが考えた作戦が意表をつく「ご領主に乾杯、別れに乾杯!」など、
23編のジンワリいい話を集めた待望の短編集。
ちぐはぐな会話としんみりした 読後感が楽しい表題作は、
今は亡き両親をレストランに招待した男の話。

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『ワールズ・エンド』ポール・セロー (著)


  雨のロンドン、酷暑のプエルト・リコ…。
世界のどんづまりで戸惑う人々の悲喜劇。
アメリカ文学界の異才ポール・セローの奇妙で痛快、
尋常ならざるエネルギーに満ちた短編集。

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『歌おう、感電するほどの喜びを! 』レイ・ブラッドベリ (著)

母さんを失くした、ぼくたちの家に、魔法のようにやってきた電子おばあさん。
料理の腕は最高で、凧をあげれば天まで届く。
暗く沈んだ我が家の空気も、元の ように明るくなった。
でも姉のアガサだけは、どうしてもおばあさんに心を開こうとせず…。
子守りロボットと子供たちとの心暖まる交流を描く表題作ほか、
願 いが何でもかなう火星の都市を訪れた地球人たちの不思議な体験
「火星の失われた都」、
ディケンズと名乗る奇妙な男と少年のひと夏の物語
「ニコラス・ニック ルピーの友はわが友」など、
ブラッドベリが優しく歌いあげる珠玉の短篇集。

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『最後の一壜』スタンリイ エリン (著)


そのワインは、1929年にサントアンの葡萄園でわずか40ダースだけが
醸造されたという。
今日ではそのすべてが失われ、多くの専門家が史上最高の名品で あろう
としながら、誰ひとりとして現物を味わったこともなければ、
ボトルを見たことすらなかった。
その伝説のワイン、ニュイ・サントアンが、たった一本 残っていた!
この世の最後の一壜をめぐる、皮肉で残酷きわまりない復讐劇とは…
表題作をはじめ、人間性の根源に潜む悪意を非情に描き出す、
傑作の数々を収 録。年に一作のペースでじっくりと熟成された、
香り高き名品を堪能してください。

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『最後の物たちの国で 』ポール・オースター (著)



  人々が住む場所を失い、食物を求めて街をさまよう国、
盗みや殺人がもはや犯罪ですらなくなった国、
死以外にそこから逃れるすべのない国。
アンナが行方不明の兄を捜して乗りこんだのは、
そんな悪夢のような国だった。
極限状況における愛と死を描く二十世紀の寓話。    

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『観光』ラッタウット・ラープチャルーンサップ (著)


タイを舞台に家族、友人の絆を優しく美しく綴る、珠玉のデビュー短篇集。
ーー闘鶏に負け続け、家庭を崩壊に追い込む父を見守る娘の心の揺れを
鮮烈に描く 「闘鶏師」。
11歳の少年が、いかがわしい酒場で大人への苦い一歩を経験する
「カフェ・ラブリーで」。
息子の住むタイで晩年を過ごすことになった老アメリ カ人の孤独が
胸に迫る「こんなところで死にたくない」。
失明間近の母と美しい海辺のリゾートへ旅行にでかけた青年の苦悩を描いた
表題作「観光」ほか、
人生 の哀しい断片を瑞々しい感性で彩った全7篇を収録。
英米の有力紙がこぞって絶賛し、タイ系アメリカ人の著者を一躍文学界のホープに押し上げた話題のベストセラー    

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『クライム・マシン』ジャック リッチー (著)


殺し屋リーヴズの前に現れた男は、自分はタイム・マシンで
あなたの犯行を目撃したと言った。
最初は一笑に付したリーヴズだが、男が次々に示す証拠に
次第に 真剣になっていく。
このマシンを手に入れればどんな犯罪も思いのままだ……。
奇想天外なストーリーが巧みな話術で展開していく「クライム・マシン」、
あり ふれた“妻殺し”事件が思わぬ着地点に到達する
MWA賞受賞作「エミリーがいない」をはじめ、
迷探偵ヘンリー・ターンバックル部長刑事シリーズ、
異常な怪 力の持ち主で夜間しか仕事をしない私立探偵カーデュラの連作など、
オフビートなユーモアとツイストに満ちた短篇ミステリの名手、
ジャック・リッチーの傑作 17篇を収録したオリジナル傑作集。
その簡潔なスタイルと見事なストーリーテリングは、
ヒッチコック、クイーン、ウェストレイクら、
多くの「目利き」たち から絶賛を浴びている。

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『動物園物語、ヴァージニア・ウルフなんかこわくない』エドワード・オールビー(著)

ある日公園でピーターはジェリーという男に出会う。
問われるまま家族や仕事のことを話す。
やがて饒舌なジェリーに辟易し、遂に…
不条理な世界に巻き込まれ た常識人を描くデビュー作「動物園物語」。
パーティ帰りの真夜中、新任の夫婦を自宅に招いた中年の助教授夫妻。
やがて激しい罵り合いが…幻想にすがる人間 の姿、赤裸々な夫婦関係を描く「ヴァージニア・ウルフなんかこわくない」。
現代演劇の第一人者の傑作二篇。

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『誰でもない男の裁判 』A・H・Z・カー (著)


「もし神がいるのなら、おれを殺してみろ!」無神論者の作家が
講演中に叫んだ次の瞬間、一発の銃弾がその胸を貫いた。
逮捕された犯人はただ「声」に命じら れたと繰り返すのみ。
名無しの男に対する擁護運動が盛り上がるなか、
現場に居合わせたミラード神父は事件の調査委員長にまつりあげられてしまう。
しかし、 全国から寄せられた手紙の一通に男が異様な表情をみせたとき、
神父の胸に恐ろしい疑惑が芽生え始める……。
信 仰と真実の相剋というテーマに真正面から取り組んだ異色中篇
『誰でもない男の裁判』、
殺人事件に巻き込まれた詩人探偵がウィリアム・ブレイクの詩から
真相 に到達する『虎よ! 虎よ!』、
ふとしたはずみで娘の可愛がっていた猫を殺してしまった
牧師の苦悩を描いて、殺人事件以上の衝撃をもたらす『黒い小猫』など、
EQMMコンテス ト入選作を中心に、
エラリイ・クイーン、山口雅也らが絶賛する
短篇ミステリの名手A・H・Z・カーの傑作全8篇を収録。
日本オリジナル編集。

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『黒い時計の旅』スティーヴ エリクソン (著)



  仮に第二次大戦でドイツが敗けず、ヒトラーがまだ死んでいなかったら…。
ヒトラーの私設ポルノグラファーになった男を物語の中心に据え、
現実の二十世紀と幻のそれとの複雑なからみ合いを瞠目すべき幻視力で
描き出した傑作。    

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『不運な女』リチャード・ブローティガン (著)

サンフランシスコ、カナダ、バークレー、アラスカ、ハワイ、シカゴ…
『アメリカの鱒釣り』から20年、47歳の孤独な男が、
死んだ女友だちの不運に寄り添 いながら旅をする。
日本製のノートに書きつけられた、過ぎゆく時間をみつめる旅。
84年のピストル自殺から長い時を経て、
ひとり娘が遺品のなかから発見し た宝石のような小品。

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『猫のゆりかご』カート・ヴォネガット・ジュニア (著)


禁断のボコノン教と
ありとあらゆる水を氷に変えてしまう〈アイス・ナイン〉をめぐり、
奇妙な登場人物たちが遭遇する不思議な世界の終末とは……?

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『不思議な少年』マーク トウェイン (著)


16世紀のオーストリアの小村に,ある日忽然と美少年が現れた.
名をサタンといった.
村の3人の少年は,彼の巧みな語り口にのせられて不思議な世界へ入り こむ…
作者は,アメリカの楽天主義を代表する作家だといわれるが,
この作品は彼の全く別の一面-人間不信とペシミズムに彩られ,
奇妙に人を惹きつける.

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『誕生日の子どもたち』トルーマン カポーティ (著)



  少年や少女の無垢さ=イノセンスをテーマにして描かれた物語を収録。
純粋で強く美しく、きわめて脆く傷つきやすく、
また毒を含んで残酷なカポーティの6編の短編小説を、村上春樹が訳出。

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『さよなら、コンスタンス』レイ・ブラッドベリ (著)

  死者の名を刻む手帳。失踪した女優。連続する謎の死。
隠棲する新聞蒐集家。闇に閉ざされた映画館の小部屋。
嘆く神父。雨に沈む納骨堂。街の地下を吹きぬける雨の匂い。
さまよう探偵小説作家。
夜の抒情と都市の憂愁をこめて巨匠が贈る最新長篇小説。

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『死をポケットに入れて』チャールズ・ブコウスキー (著)


  老いて一層パンクにハードに突っ走るBUKの痛快日記。
五○年愛用のタイプライターを七○歳にしてMacに変え、
文学を、人生を、老いと死を語る。
カウンター・カルチャーのヒーロー、R・クラムのイラスト満載。    

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『ナショナル・ストーリー・プロジェクト』


爆笑もののヘマ、胸を締めつけられるような偶然、死とのニアミス、
奇跡のような遭遇、およそありえない皮肉、
もろもろの予兆、悲しみ、痛み、夢。
投稿者た ちが取り上げたのはそういったテーマだった。
世界について知れば知るほど、世界はますます捉えがたい、
ますます混乱させられる場になっていくと信じている のは
自分一人ではないことを私は知った。
オースターが全米から募り、選んで、編集し、
「アメリカが物語るのが聞こえる」と感動した、180の実話。

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『歩く』ルイス・サッカー (著)



  『穴』の仲間が大活躍するスピンオフ作品!
笑いと感動の大傑作『穴』の登場人物であるアーム・ピットとX・レイが
お金儲けを画策。
すんなり大成功とはいかずに・・・。痛快でさわやかな青春冒険小説。

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『地下街の人びと』ジャック ケルアック (著),




最初にぼくらが寝たのは、
チャーリー・パーカーを聴いたシスコの暑い夜だった。
ぼくは美しい黒人マードゥに夢中だ。
それから二カ月、ぼくらは毎晩、酒やド ラッグやセックスに酩酊していた。
終りなき祝祭のように。
やがて、ぼくらは疲弊し、傷つけあい、別れることだろう。
何もやり遂げないうちに。だから、ぼく はタイプを叩き始めた。
この小説のために。ビートニクの痙攣的な愛を描く長編。

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『タイムクエイク』カート ヴォネガット (著),




2001年2月13日、時空連続体に発生した異常—タイムクエイクのために、
あらゆる人間や事物が、1991年2月17日へ逆もどりしてしまった。
ひとび とはみな、タイムクエイクの起きた瞬間にたどりつくまで、
あらためて過去の行為をくりかえさざるをえなくなる。
しかも、この異常事態が終わったとき、世界 じゅうは大混乱に
…!SF作家のキルゴア・トラウトやヴォネガット自身も登場する、
シニカルでユーモラスな感動の長篇。

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『クローディアの秘密』E.L.カニグズバーグ (著)


クローディアは退屈だった。何か変わったことがしてみたい。
でもダサいのはいや。家出することにしたクローディアは、
一定の目標を持って計画を立てる。 それは、快適で、
今までとまったく違っていて、家のように気楽でいられるところへ行くこと。
クローディアは慎重にパートナー(弟)を指名し、
行き先(メト ロポリタン美術館)を選んだ。
でも、冒険に不測の事態はつきもの。
すぐに、クローディアと弟のジェイミーは、
専門家でも解けないような美術品にまつわるミ ステリーに巻きこまれることに。
しかし、この謎を解くことができれば、
クローディア自身が求める答えが見つかるかもしれない。

ユニークな ストーリー、読者の心をつかんで離さない文体、
独特な線画で定評のあるカニングズバーグの作品。
ニューベリー賞受賞作の本書も、読者に本を置かせるすきを 与えない。
一角の人間になりたいというクローディアの願いと、
その願いをかなえるために自分探しに出る物語は、
特に思春期の入口にいて本当の自分を探し求 めようとする
子どもたちにとって、共感するところが多いはず。(9~12才向け)

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『人間以上』シオドア・スタージョン (著)

悪戯好きの双生児、白痴、発育不全の乳児、不良少年
——かれらは人々から無能力者、厄介者として嫌われていた。
だが、一人一人では半端者のかれらも、
五人 が協力して一体となる時、
人類を破滅に導き得るほどの恐ろしい力が生まれるのだった……?! 
幻想SFの巨匠スタージョンの代表作!

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『鍵のかかった部屋 』ポール・オースター (著)


幼なじみのファンショーが、美しい妻と小説の原稿を残して失踪した。
不思議な雰囲気をたたえたこの小説の出版に協力するうちに、
「僕」は残された妻ソ フィーを愛するようになる。
だがある日、「僕」のもとにファンショーから一通の手紙が届く
——「優雅なる前衛」オースター、待望のUブックス化。

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『西瓜糖の日々 』リチャード ブローティガン (著)


コミューン的な場所、アイデス“iDeath”と“忘れられた世界”、
そして私たちとおんなじ言葉を話すことができる虎たち。
西瓜糖の甘くて残酷な世界が 夢見る幸福とは何だろうか…。
澄明で静かな西瓜糖世界の人々の平和・愛・暴力・流血を描き、
現代社会をあざやかに映して若者たちを熱狂させた詩的幻想小 説。
ブローティガンの代表作。

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『響きと怒り』ウィリアム フォークナー (著)


アメリカ南部の名門コンプソン家が、
古い伝統と因襲のなかで没落してゆく姿を、
生命感あふれる文体と斬新な手法で描いた、
連作「ヨクナパトーファ・サー ガ」中の最高傑作。
ノーベル賞作家フォークナーが“自分の臓腑をすっかり書きこんだ”
この作品は、アメリカのみならず、
二十世紀の世界文学にはかり知れな い影響を与えた。

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『道』ルイス・サッカー (著)



やさしすぎて気の弱い、いつでも踏んだり蹴ったりの、
でも、だからこそ、最後には運命を大逆転した男の子。
そのスタンリーが、いばらの道の踏み越えかた を、
キャンプ暮らしをふりかえりつつ、教えてくれます。
答えをではない。
いかに考え、選ぶかを。
きれいごとはいっさい抜き。
ただしユーモアたっぷりに。

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『黄泉からの旅人 』レイ ブラッドベリ (著)

  ハロウィーンの夜。映画スタジオと隣り合う墓地。
夢の都。死の都。出没する死者。跳梁する怪物。秘密の地下道。
謎が探偵小説作家を惑わせる。
長きにわたって入手困難だった謎と怪奇の物語、待望の復刊。    

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『死ぬときはひとりぼっち』レイ・ブラッドベリ (著)

  夜霧に沈む港町。住民が怪死を遂げてゆく。
その謎を追う男は迷宮に迷いこむ…。
名匠の静かな叙情が冴え渡る幻想探偵小説。
「黄泉からの旅人」「さよなら、コンスタンス」へと続く、
ハードボイルド三部作の第一作。

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『人生のちょっとした煩い』グレイス・ペイリー (著)

  亭主が出ていった、二人の子供を抱えて、家賃も払えない…不幸?
いいや、ディア、そんなものは、人生のちょっとした煩いみたいなものさ。
伝説の女性作家にしてアメリカ文学のカリスマ、待望の第一作品集。    

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『優雅な生活が最高の復讐である』 カルヴィン・トムキンズ著








        優雅な生活が
       最高の復讐である




  Between The Lines Vol.10 本文>>>



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『スモーク&ブルー・イン・ザ・フェイス』ポール・オースター (著)

1990年夏、ブルックリン。
妻を亡くしてから新作が書けない作家ポールは、
オーギーの葉巻店の帰り、黒人少年ラシードと知り合う。
少年はヤバイ金を抱え ながらも、蒸発した父親を探していた。
そして、オーギー。
彼は昔の恋人から突然娘の存在を知らされる。
—誰もが傷つき、煙のようにはかない絆を求め彷徨っ ている。
「スモーク」他、「ブルー・イン・ザ・フェイス」の映画脚本などを収録。

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『何かが道をやってくる 』レイ・ブラッドベリ (著)

ある年の万聖節前夜、ジムとウィルの十三歳の二少年は、
一夜のうちに永久に子供ではなくなった。
カーニバルの騒音の中で回転木馬の進行につれて、
時間は現 在から未来へ過去から未来へと変わり、
魔女や恐竜の徘徊する悪夢のような世界が展開する。
SF界の抒情詩人が世に問う絶妙なリズム。
ポオの衣鉢をつぐ一大 ファンタジー。

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『マーティン・ドレスラーの夢』スティーヴン ミルハウザー(著)

「昔、マーティン・ドレスラーという男がいた」。
これ以上ないと思えるほど、簡潔で力強い書き出しが目を射る。
19世紀末から20世紀初頭のニューヨー ク、
葉巻商の息子に生まれ、ベルボーイからホテルの経営者に登りつめた男。
それがこの小説の主人公だ。
では、本書はアメリカン・ドリームの物語なのだろう か?

   たしかに半分はそうである。
なぜならこれは「夢」に関する物語だからだ。
当初、いかにも現実の歴史に沿うよう展開していた出世譚は、
マーティンのホテルが次々と建造されるにつれてゆがみ、
やがて夢幻のごとき色彩を帯びてくる。
ホテルの内部には、森や滝、本物の動物が走り回る公園、キャ ンプ場、
はては地底迷路などという、現実には考えられないたぐいの施設が増殖、
それに歩調を合わせて地下へ地下へと層も広がってゆく。
ついにマーティン は、それ自体でひとつの社会と化したかのような
巨大ホテルをつくり上げるが、あまりにも常識を凌駕していたため
世に理解されず、その絶頂にもかげりが訪れ る——。

   きわめて独特な物語世界だが、圧巻はホテルの描写だろう。
輪舞のように次々とつづられていく奇怪ともいえる施設の数々。
読み進むうち、いつしか読者はもうひとつの世界を築く快楽に加担している。
アメリカの歴史を借りて紡ぎだされた夢幻境。
それこそ、著者が創造しようとした ものにほかならない。

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『穴 HOLES』ルイス・ サッカー (著)



無実の罪で少年たちの矯正キャンプに放りこまれたスタンリー。
かちんこちんの焼ける大地に一日一つ、でっかい穴を掘らされる。
人格形成のためとはいうが、 本当はそうではないらしい。
ある日とうとう決死の脱出。
友情とプライドをかけ、どことも知れない「約束の地」をめざして、
穴の向こうへ踏み出した。

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『たんぽぽのお酒 』レイ・ブラッドベリ(著)



輝く夏の陽ざしのなか、12歳の少年ダグラスはそよ風にのって走る。
その多感な心にきざまれる数々の不思議な事件と黄金の夢…。
夏のはじめに仕込んだタン ポポのお酒一壜一壜にこめられた、
少年の愛と孤独と夢と成長の物語。
「イメージの魔術師」ブラッドベリがおくる少年ファンタジーの永遠の名作。

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『ニュークリア・エイジ』ティム オブライエン (著)




  ヴェトナム戦争、
テロル、
反戦運動。
六〇年代の夢と挫折を背負いながら、
核の時代の生を問う、いま最も注目される作家の傑作長篇

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『マジック・フォー・ビギナーズ 』ケリー・リンク (著)



国一つが、まるごとしまい込まれているハンドバッグを持っている祖母と、
そのバッグのなかに消えてしまった幼なじみを探す少女を描いたファンタジイ
「妖精 のハンドバッグ」(ヒューゴー賞他受賞)。
なにかに取り憑かれた家を買ってしまった一家の騒動を描く、
家族小説の傑作「石の動物」。
ファンタジイ、ゴースト・ストーリー、青春小説、おとぎ話、主流文学など、
さまざまなジャンルの小説9篇を、独特の瑞々しい感性で綴り、
かつて誰も訪れたことのない場所へと誘う、異色短篇のショウケース。

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『最後から二番目の真実』フィリップ K.ディック (著),



世界を二分して終わりなくつづく核戦争。
地上を汚染する放射能をのがれて人々は無数の巨大な地下塔にひそみ、
過酷な生活を送りつつ戦闘用ロボットの生産に 追われている。
ときおり地上の模様が上映されるが、戦争は帰趨を決する気配もない
──だが、これはすべてまやかしだった。
戦争は10年以上前に終結してお り、
少数の特権階級の支配する世界ができあがっていたのだ。

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『バゴンボの嗅ぎタバコ入れ 』カート ヴォネガット (著)



  再婚した前妻の家庭を訪れ、世界遍歴の土産話を自慢げに語る男を
待ち受ける意外な落とし穴とは…。
男の悲哀をユーモラスに描く表題作ほか、
笑いと文明批判の精神に満ちた23篇を集めた短編集。

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『カメレオンのための音楽』トルーマン カポーティ (著), 野坂 昭如 (翻訳)


現実にあった、『冷血』を上回る残虐な連続殺人事件と
刑事の絶望的な戦いを描く中篇「手彫りの柩」。
表題作「カメレオンのための音楽」など、悪魔と神、
現 実と神秘のあわいに生きる人間を簡潔にして絶妙の筆致で
描く珠玉の短篇群。
マリリン・モンローについての最高のスケッチといわれる
「うつくしい子供」など 人の不思議さを追及した会話による
ポートレート集。
三部からなる、巨匠カポーティ、最後の傑作を野坂昭如の翻訳で贈る。

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『指がちょっと血を流し始めるまでパーカッション楽器のように酔っぱらったピアノを弾け』チャールズ ブコウスキー (著)

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『優雅に叱責する自転車』エドワード ゴーリー (著)



  「火曜日の翌日で水曜日の前日」という、すきまの1日。
ケンカしていた2人の前に、変な自転車が現れた。
ペダルもチェーンもブレーキもついてない。
こ げないはずの自転車に乗って2人は外出。
カブのまったく見えないカブ畑を通ったり、
もともと履いてなかった14足の靴を嵐で失くしたり、
ワニに出くわした りと、いろいろあって家に戻った2人が見たものは…。

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『行く先は晴れやかに あるいは、うろ覚えの詩が世界を救う』ヴェンデラ・ヴィーダ 著



  真冬のNY。こめかみに感じる銃口の冷たさ。続いてゆく私の人生。
明日になればきっと、風を切って歩きだせる-。
語られたことのない、とあるわたしについての物語。    

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『リヴァイアサン』 ポール・オースター著






    理想に向かおう意志は高邁でも、
    実際にとる行動は滑稽であったり、
     時に邪悪にすら思える



Between The Lines Vol.2

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『蝶々と戦車・何を見ても何かを思いだす』アーネスト・ヘミングウェイ著


「蝶々と戦車」を始めとするスペイン内戦ものに加え、
自らの内面を凝視するラヴ・ストーリー「異郷」など、
生前未発表の7編を含む全22編。


ヘミングウェイになにも期待してはならない。
そんな読み方ではきっと退屈してしまうだけだろう。

その作中の登場人物の生き方、人生を

受け入れる。

それが唯一の手段である。
それができるようになることが、ある意味大人の指標ではないかと
思ったりもするのです。

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『南回帰線』 ヘンリー・ミラー著

 苦しい年月を経てきた現在ですら、
 自分の考えていることを、
 感じていることを
 語れないのは非常に悲しいものだ。
 胸がかきむしられるおもいである。
 私は幼少のころから、
 こうした才能や能力を身につけたいと願い、
 ほかは何の楽しみももたずに、
 一途にそうおもいつめてきた。
 けれども、
それと無関係な言動は、

 それが私の生涯の大半を占めていたのだが、

 すべては虚偽だった。

                                   ヘンリー・ミラー

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『北回帰線』 ヘンリー・ミラー著

根本的な現実へのわれわれの嗜欲を取り戻す
ーもしそういうことが可能だとすればー
そういう力のある小説がここにある。
基調をなすものは苛烈さであって、苛烈さは、たしかにたっぷりとある。
しかもここには強烈な狂躁もあるし、
狂気じみた陽気さもある、
激情もあるし、
興奮もある。
ときとしては、ほとんど錯乱に類したものさえある。
金属をなめたときの後に残る
徹底的な空虚の味のごとき赤裸々な緊張をもって
極端と極端のあいだを不断にゆれ動く振幅がある。
それはオプティミズムをもペシミズムをも超えている。
作者は最後の戦慄をわれわれにあたえたのだ。
苦悩は、もはや秘密の安息をうしなったのである。
      ・・・
この野蛮な抒情(リリシズム)をもりあげているものは、
断じて誤れる原始主義(プリミティヴィズム)ではない。
それは回顧的傾向ではなくて、
未開の領域への前進的跳躍である。
      ・・・
もしこの書のうちに、生気をうしなった人々のまどろみを
醒ます震駭的な打撃力が示されているとするならば、
われわれは、
われわれみずからを祝福しようではないか。
なぜなら、われわれの世界の悲劇とは、
まさしくこの世界の惰眠を呼びさますことのできる何ものも
もはや存在しないことにあるからだ。
そこには、もはや激越な夢想がない。
精神をさわやかにするものがない。
眼ざめがない。
自意識によって生じた麻酔のなかで、
人生は、
芸術は、
われわれの手からすり抜けて、
いまや姿をかくそうとしている。
われわれは時とともに漂い虚影を相手に闘っているのである。

われわれには輸血が必要なのだ。

そして、この書でわれわれにあたえられるものこそは
血であり、
肉である。

飲み、
食い、
笑い、
欲情し、
情熱し、
好奇する、

それらは、
われわらの最高の、もっとも陰微なる創造の根をつちかう単純な真実である。
上部構造は切りとられている。
この書がもたらすものには、
われわれの時代の不毛な土壌のなかで根が枯れうせたうつろな枯木を吹き倒す
一陣の風だ。
この書は、その根元にまでわけ入り、その根を掘り起こし、
その下に湧き出る泉を呼びあげるのである。

(アナイス・ニン「北回帰線」序文抜粋)

体力のない子供ならその幼さを傷つけてしまうかもしれない。
体力の奪われた老人ならこの輸血は逆効果かもしれない。

この書のような異物を取り入れて新たな地平にいける精力、持ち続けていきたい。
そう願う。

「ぼくは諸君のために歌おうとしている。

すこしは調子がはずれるかもしれないが、とにかく歌うつもりだ。
諸君が泣きごとを言っているひまに、ぼくは歌う。

諸君のきたならしい死骸の上で踊ってやる」  ヘンリー・ミラー

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『偶然の音楽』ポール・オースター著

本のタイトルはその世界への扉。

気に入ったタイトルを紹介して行きます。

偶然の音楽

ポール・オースター

すべてを投げ出し、
あてもなく彷徨った。
傷だらけのギャンブラーに
出会うまでー。

主人公のジム・ナッシュは自分のことを自由だと思っているが、
実は生きる意味を失っているにすぎない。
                                                          ポール・オースター

ポールオースターは絶対に文庫で買うのでは足らない。

装丁、挿画、帯のこんな台詞まで

その本を読むお膳立てが完璧なのだ。

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『競売ナンバー49の叫び 』トマス ピンチョン著

本のタイトルはその世界への扉。

気に入ったタイトルを紹介して行きます。

『競売ナンバー49の叫び 』

トマス ピンチョン著

現代アメリカ文学におけるトマス ピンチョンの評価は謎。
その作風は怒濤のような物語の織物のようで激しく転回しまるで彼の脳をみせられるよう。

本作も、闇の郵便組織がでてきたり、日常から、そこからの逸脱が面白い。

*志村けんの
 「あなたは神様ですか?」
 「とんでもねえ、あたしゃ神様だよ」
 というギャグはこの作品からのパロディという一説もある。

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