J-4:(ジャンル)ドイツ文学

『ベルリン1933』クラウス コルドン (著)

共産党にかかわる父をもつ15歳の少年ハンスを主人公に、
ナチス台頭の時代の波のなかで、
引き裂かれさまざまな運命をたどっていく家族とその友人たちの姿を描く大河青春小説。
オランダ児童文学賞ほか受賞作品。

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『アフリカで一番美しい船 』アレックス カピュ (著)

第一次世界大戦前夜の一九一三年、
北ドイツの造船所で働く三人の技術者が、
皇帝ヴィルヘルム三世の命を受け、
キリマンジャロの南にあるドイツ領東アフリカへ向かう。
タンガニーカ湖畔で、アフリカ内陸にかつて存在した中で最も大きく、
最も性能がよく、最も美しい船を造るためだった。
やがて大戦が勃発、イギリス側は東アフリカの覇権を奪取すべく、
二隻の小型船をケープタウンから陸路タンガニーカ湖まで運び、
ドイツ艦船の撃沈を図るという奇想天外な作戦に着手した…
映画『アフリカの女王』の背景となった史実をもとに、
辺境の地で世界大戦を戦った人々と船の物語を、
雄大かつドラマティックに描き上げ、
ドイツはじめ世界各国で高い評価を得た歴史小説の自眉。

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『飛ぶ教室』 ケストナー (著)

孤独なジョニー、弱虫のウーリ、読書家ゼバスティアン、
正義感の強いマルティン、いつも腹をすかせている腕っぷしの強いマティアス。
同じ寄宿舎で生活する5人の少年が友情を育み、信頼を学び、
大人たちに見守られながら成長していく感動的な物語。
ドイツの国民作家ケストナーの代表作。


エーリッヒ・ケストナー - Wikipedia

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『 ギュンター・グラスの40年—仕事場からの報告』 フリッツェ マルグル (編集)





若い時の写真から90年のメン島における老いたグラスの写真まで、
一日として休むことがなかったその間の筆の跡と写真をたっぷり収めた一冊。_
スケッチや版画、手書き原稿、創作メモなど、グラス自身が振りかえる40年。



ギュンター・グラス - Wikipedia


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『 移民たち』 W・G・ゼーバルト (著)





異郷に暮らし、過去の記憶に苛まれる4人の男たち。
医師、教師、大叔父、画家の人生を辿る。
蝶を追う「ナボコフ」に導かれ、朽ちかけた建物、
黄昏れたホテルを巡る旅路の果てには?
哀切を込めて語られる4人の生と死。



W・G・ゼーバルト - Wikipedia


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『 毛皮を着たヴィーナス』 L・ザッヘル=マゾッホ (著), 種村 季弘 (翻訳)





カルパチアの保養地で毛皮の似合う美しい貴婦人と出会った青年は、
残酷なヴィーナスに足げにされ鞭打たれる喜びを発見する。
二人はフィレンツェに旅し、青年は婦人の奴隷になる契約を結ぶが、
彼女に接近するギリシア人の出現に新たな苦悩の快楽を体験する
—マゾヒズムの性愛を幻想的な世界に昇華させ、
サドと並び称されるザッヘル=マゾッホの傑作長編小説。


レーオポルト・フォン・ザッハー=マゾッホ - Wikipedia


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『 まっくら、奇妙にしずか』 アイナール トゥルコウスキィ (著)





いつの話なのか、どこの話なのか、
いつかどこかで起こりそうな、雲をつかむような話。
不思議な男は、きょうもどこかで漁りをつづけている
—ブラティスラヴァ世界絵本原画展グランプリ、
レーゼペーター賞、トロイスドルフ絵本賞2席など、数々の賞を受賞。    



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『 夢小説・闇への逃走 他一篇』 シュニッツラー (著)




甘い官能の衝動のままに夢とも現実ともつかぬ夜のウィーンを
さまよう「夢小説」のフリドリン.
忍び寄る狂気の影におびえ,
とめどない妄念の自己増殖に自ら を失ってゆく「闇への逃走」のローベルト.
内なる暗い力に引かれ,
混迷の闇へと傾斜してゆく主人公を描いた
晩年の中篇二作に小品「死んだガブリエル」を併 収.


アルトゥル・シュニッツラー - Wikipedia

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『これから話す物語』 セース ノーテボーム (著)



  男はアムステルダムの部屋でいつも通り床に就いた。
目覚めたのはリスボンのホテルの一室だった。
「私は別の誰かになったのか?」
死が口を開けた瞬間から閉じようとするまでの〈二秒間〉に放り出された、
宇宙一孤独な男の物語。


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『鉄腕ゲッツ行状記—ある盗賊騎士の回想録』 ゲッツ・フォン・ベルリヒンゲン (著)



  義の騎馬武者か、盗賊騎士か? 

舞台は16世紀前半の神聖ローマ帝国。
ドイツの地にもルネサンスが開花し、宗教戦争の嵐が吹き荒れていた。
この大転換期にあって、
中世以来の騎士の特権を振りかざして暴れ回った男がいた。
われらが主人公ゲッツ・フォン・ベルリヒンゲンだ。
子供時代からの暴れ者で、さる辺境伯の小姓として数々の戦闘に参加、
皇帝マクシミリアンからは直々に声をかけられている。
20代半ば、1504年のバイエ ルン継承戦争で右腕を失うが、
精巧な鉄の義手を得るや自由に剣をあやつり、
「鉄腕ゲッツ」の異名を帝国中に轟かせる。
(ちなみにこの義手は現存。
 手首や指 の関節は自由に曲げることができ、
 スイッチによりバネで元に戻るというスグレ物。)
本書の魅力は、滅びゆく騎士階級とその時代の実像を余さず伝えていることだ。
ゲッツは君主に仕える道を選ばず、あくまでも独立の騎士として生きようとする。
そのためにフェーデという「自力救済手段」、
ありていに言えば私闘や強奪をくり返す。
繁栄する都市や貴族・司教に正義を振りかざしつつ難癖をつけ、
金品を奪ったり身代金を巻き上げたりするのだ。
五年にわたる二度の投獄と武闘の日々を経た晩年に書かれたこの自叙伝では、
ドイツ農民戦争での農民側隊長としての体験や、
決闘・襲撃の一部始終が実にいきいきと語られており、
文化史の一級資料であるばかりか興趣つきぬ読物となっている。
前代未聞・痛快無比の一冊!

ゲッツ・フォン・ベルリヒンゲン -Wikipedia


     


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『化学の結婚』ヨハン・V. アンドレーエ (著),種村 季弘 (翻訳)


  幻の秘密結社、薔薇十字団とは? 空前絶後の異小説…
ヨーロッパ精神史に深い刻印を残した文学的・思想的事件。
17世紀神秘思想のバイブル、薔薇十字四大文書を原典から完全翻訳。
93年刊の普及版。    

種村 季弘-Wikipedia



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『ジーベンケース 』ジャン パウル (著)



  「生意気盛り」と並ぶジャン・パウルの代表的長編小説の翻訳。
当時の庶民の生活描写と、
仮死という茶番劇を中心に展開する物語のなかに、
著者のアイロニカルな語り口、雑学、比喩などがちりばめられる。    

ジャン パウル -Wikipedia


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『マルテの手記 』リルケ (著)



青年作家マルテをパリの町の厳しい孤独と貧しさのどん底におき、
生と死の不安に苦しむその精神体験を綴る詩人リルケの魂の告白。



リルケ -Wikipedia


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『人はなぜ戦争をするのか エロスとタナトス』ジークムント・フロイト(著)



人間は死を欲望する――
第一次世界大戦の衝撃をうけた
精神分析理論の再構築の試み
== フロイト文明論集2 ==

人 間には戦争せざるをえない攻撃衝動があるのではないかという
アインシュタインの問いに答えた表題の書簡と、
自己破壊的な衝動を分析した「喪とメランコ リー」、
そして自我、超自我、エスの3つの審級で構成した局所論から
新しい欲動論を展開する『精神分析入門・続』の2講義ほかを収録。

ジークムント・フロイト-Wikipedia

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『神さまの話 』リルケ (著)



神さまの手の話、貧しい人々の話、指貫の話、芸術家の話……。
2ヶ月にわたるロシア旅行を通じて、
敬虔で素朴な民 衆の姿に感動した若きリルケ。
彼はその後“神さま”という一本の糸で貫かれた
13の珠玉から成る短編集を7晩で一気に書きあげた。
子供のための話を大人に 話して聞かせるスタイルを取り、
それぞれの話が淡いパステル画を思わせ、
まるでおとぎ話のように静かに語られる。

リルケ -Wikipedia

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『くるみ割り人形とねずみの王様』E.T.A. ホフマン (著), 種村 季弘 (翻訳)




チャイコフスキーのバレエで有名な「くるみ割り人形」の知られざる原作が、
今、新しい訳でよみがえる。
こっけいで不気味、気が良くて残酷、
美しくて醜悪、 エレガントでうさんくさい
—ホフマンの描き出す世界を見事に体現した表題作のほか、
幻想味あふれる「見知らぬ子ども」「大晦日の夜の冒険」を併録した、
待 望のメルヘン集成。

E.T.A. ホフマン-Wikipedia

種村 季弘-Wikipedia

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『変身の魅惑 シュテファン・ツヴァイク(著)


20年代。
落日のオーストリアを舞台に、運命のままに変転する一人の女の恋。
シュテファン・ツヴァイク幻の遺作。


シュテファン ツヴァイク-Wikipedia

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『青い花』 ノヴァーリス (著)



ある夜、青年ハインリヒの夢にあらわれた青い花。
その花弁の中に愛らしい少女の顔をかいま見た時から、
彼はやみがたい憧れにとらえられて旅に出る。
それは 彼が詩人としての自己にめざめてゆく内面の旅でもあった。
無限なるものへの憧憬を〈青い花〉に託して描いた
ドイツ・ロマン派の詩人ノヴァーリス(1772 —1802)の小説。

ノヴァーリス -Wikipedia

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『群盗』シラー (著)



18世紀後半、ドイツでは政治経済が沈滞する一方で文化・芸術が
異常な活況を呈した。
シラーはゲーテと共にこのシュトゥルム・ウント・ドラング期を
代表す る存在であり、処女作『群盗』は時代の記念碑である。
失われた自由を求めるあまり盗賊隊長となって
社会に抵抗する主人公カアルの心情は今も現代人の強い共 感をよぶ。

シラー -Wikipedia

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『蟹の横歩き』ギュンター・グラス(著)



第二次大戦末期、
多数のドイツ避難民を乗せた客船がソ連の潜水艦に撃沈された。死者の数はタイタニックの6倍にも達した史上最悪の惨事となりながら、
この 悲劇は人々の記憶から抹殺されて、半世紀以上語られることがなかった。
グラスだからこそあえてタブーに挑んで歴史に対峙した。

ギュンター・グラス-Wikipedia

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『幻想の未来,文化への不満』ジークムント・フロイト(著)



抑圧に抵抗しようとする人間の、
自己破壊的な傾向に注目しながら、
宗教のはたす役割を考察し、
理性の力で宗教という神経症を治療すべきだと説く表題2論文と、
一神教誕生の経緯を考察する「モーセと一神教(抄)」。
後期を代表するアクチュアルな3つの論文を収録。

現代のヨーロッパ社会のあり方と、
キリスト教という宗教の本質についての洞察を示した本書から、
晩年のフロイトのもつ苦い味と、
人間にたいする透徹したまなざしが実感できる。


ジークムント・フロイト-Wikipedia


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『未来の国ブラジル』シュテファン・ツヴァイク(著)




  ナチスの迫害を逃れ、
リオデジャネイロで自らの命を絶った熱情の作家が、
差別のない理想の国として熱き思いで綴った最後の名著。


シュテファン ツヴァイク-Wikipedia

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『夢遊の人々 』ヘルマン・ブロッホ (著)



偉大な作家たちは、時代に深く沈潜、その時代の「精神」を捕捉し、
作品に封じ込めようと格闘してきた。
20世紀前半、その努力は頂点に達し、巨大な作品が 群生、
雄大な山脈となって現れたのだった。
仏語圏のプルーストしかり、英語圏のジョイスしかり…。
そして独語圏にも驚異的な膂力を持った作家が現れた—
名 はヘルマン・ブロッホ。
ヒトラー登場へと続く時代の危機を、その淵源にまで遡り省察。
本書は、その独創的な省察、「価値崩壊」論を背景に、
時代風俗の中で “夢遊”する人々を活写する。
雄大な構想、精緻な分析、斬新な描写手法は、圧倒的だ。
読者は究極、「時代精神」の確かな彫像を見ることだろう。
「全体小 説」を唱えた巨匠の一大金字塔。

ヘルマン・ブロッホ -Wikipedia

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『人類の星の時間 』シュテファン・ツヴァイク(著)



  ゲーテ、ナポレオン、ドストエフスキー、スコットなどの天才が
輝きを放った、
十二の世界史の運命的な瞬間を凝縮して描いた、
ツヴァイク晩年の傑作。    

シュテファン ツヴァイク-Wikipedia

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『熊とにんげん 』ライナー・チムニク (著)



あるとき、ひとりの男がいた。
男は熊を一とうつれていた。
どこからきたのか、男はいおうとしなかったし、
なんという名まえなのか、だれにもわからなかっ た。
人びとは、ただ〈熊おじさん〉とよんだ
—絵と文章の同時進行による独自の表現スタイルで知られる
チムニクが24歳の時発表した、瑞々しい感性のきらめ く処女作。


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『マリー・アントワネット』シュテファン・ツヴァイク(著)



  伝記作品の名著として最も名高い『マリー・アントワネット』、待望の新訳!
運命というものは、人間になんと非情な試練を与えることだろう
ただ愛らしく平凡な娘だったアントワネットの、
歴史に揺さぶられたゆえの激動の人生を、
壮大な悲劇の物語として世界に知らしめた、古典的名著。

シュテファン ツヴァイク-Wikipedia

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『ペンテジレーア』クライスト (著)



ギリシア軍のトロヤ城攻撃のエピソードから取材した作品.
女人国アマゾネス族の女王ペンテジレーアと
英雄アヒレスとの恋愛の葛藤を主題として,
愛と憎,憧 憬と絶望との交錯を描いた悲劇.
作者(1777‐1811)の特異な個性と深刻な体験とを
芸術的に具現してあますところなく,
もっともクライスト的な戯曲 と称せられる.

クライスト-Wikipedia


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『悲劇エムペードクレス 』ヘルダーリン (著)



預言者的詩人ヘルダーリンの劇詩.
ゲーテの「ファウスト」が不断の努力によって自己を完成させていくのに反して,一挙に神の許に到ろうとする宗教的天才を 象徴した未完成の作品であるが,
ここにドイツ文学の特性である「悲劇性」はもっとも顕著にあらわれ,
その英雄精神,運命観は,ニーチェ,リルケらにも深い 影響を与えた.

ヘルダーリン-Wikipedia

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『レクトロ物語』ライナー・チムニク (著)



いつも新しい自分を夢見ているレクトロは、
道路掃除夫、駅長代理、飛行船のビラまき係など、
風変わりな仕事につきますが、
そのたびに奇妙な事件がふりかか り、どの仕事も長続きしません。
細密で明快な絵と寓話的なストーリーが創りだす
独特のチムニク・ワールドを完訳版でお楽しみください。


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『少年の魔法のつのぶえ』ブレンターノ, アルニム



  旅まわりの職人、家事手伝いの娘たちなど、
庶民の口から口へ伝えられたドイツ語圏の民謡を紹介。
子どもの暮らしにまつわる代表的なわらべうたを収録した
ドイツのマザーグース。

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『チャンドス卿の手紙・アンドレアス』ホフマンスタール (著)



19世紀末より今世紀にかけ戯曲、小説等多彩な作品を書いた
ホフマンスタールは、ユダヤ人、イタリヤ人、ドイツ人の混った血統と
伝統の都ウィーンの文化に 育まれた。
「チャンドス卿の手紙」は17世紀イギリスの貴族チャンドス卿が
友人にあてた手紙という形式をとり、
表現とその根底にある認識を追求した作品 で、
「アンドレアス」と並んで現代小説の出発点である。

ホフマンスタール-Wikipedia

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『城』フランツ カフカ (著)



ある冬の夜ふけ、Kが村にやってくる。
測量士として城から雇われたのだ。
しかし、城からの呼び出しはない。
城はかなたにくっきりと見えているのに、
どうし てもたどりつくことができない。
この城という謎の存在をまえにして、
一見喜劇的ともいえるKの奇妙な日常がはじまる。

フランツ カフカ-Wikipedia

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『夢遊の人々』ヘルマン・ブロッホ (著)



偉大な作家たちは、時代に深く沈潜、その時代の「精神」を捕捉し、作品に封じ込めようと格闘してきた。20世紀前半、その努力は頂点に達し、巨大な作品が 群生、雄大な山脈となって現れたのだった。
仏語圏のプルーストしかり、英語圏のジョイスしかり…。
そして独語圏にも驚異的な膂力を持った作家が現れた—名 はヘルマン・ブロッホ。ヒトラー登場へと続く時代の危機を、その淵源にまで遡り省察。
本書は、その独創的な省察、
「価値崩壊」論を背景に、時代風俗の中で “夢遊”する人々を活写する。
雄大な構想、精緻な分析、斬新な描写手法は、圧倒的だ。
読者は究極、「時代精神」の確かな彫像を見ることだろう。
「全体小 説」を唱えた巨匠の一大金字塔。

ヘルマン・ブロッホ-Wikipedia

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『カサノヴァの帰還 』アルトゥール・シュニッツラー (著)



稀代の蕩児もいまや齢五十半ば。
迫り来る老いの身に望郷の念が募る。
ところが帰途立ち寄った町で美貌の娘に一目惚れ。
だがお手のものの手練手管を弄しても 篭絡できず、
挙句にはある奸計を想いつくのだが…。
カサノヴァ『回想録』の後日譚という趣向をかりた
老いのエロスと悪の探求の一変奏曲。
精神分析学のフロ イトに影響を与えた巨匠シュニッツラーの後期の傑作。

アルトゥール・シュニッツラー -Wikipedia

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『セーヌの釣りびとヨナス』ライナー チムニク (著)



  ヨナスはじぶんの釣り竿を、何物にもましてだいじに思っていた。
水に縁のあるものなら、何でも好きだった。
流れ、海、雨、みみず、そして何より、魚。それから、けむりが好きだった-。
セーヌの釣りびと、ヨナスのお話。



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『ブリキの太鼓 』ギュンター・グラス (著)


  3歳の時から成長のとまった小男のオスカルの半生を太鼓にのせて語る、
死者のためのレクイエム。
猥雑、怪奇、偏執のイメージの奔流の中で悪のビートがなり響く。
ノーベル文学賞受賞作家の出世作。

ギュンター・グラス-Wikipedia

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『魂を漁る女』レオポルド・フォン・ザッハー=マゾッホ (著)



キエフとその周辺を舞台に繰り広げられる一大スペクタクル。
青年士官ツェジムは再会した幼馴染ドラゴミラの美しさに心を奪われるが、
彼女は異端信仰に身を 捧げていた。折から謎の殺人事件が続発。目的は魂の救済か?ツェジムを愛する可憐な少女アニッタの運命は? 
めくるめく官能と魂の飢えを描く、ジル・ドゥ ルーズが絶賛した暗黒小説の傑作。

レオポルド・フォン・ザッハー=マゾッホ -Wikipedia


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『昨日の世界』シュテファン ツヴァイク (著)


ナチズムが席巻するヨーロッパを逃れて、
アメリカ大陸に亡命したツヴァイクは、
1940年ごろ、第二次世界大戦勃発を目にして、
絶望的な思いで、本書を書 き上げた。
ウィーンの少年時代から書き起こされたこの自伝は、
伝統の織り成すヨーロッパ文化の終焉を告げるものであり、
著者が一体化した一つの時代の証言 であり、遺書である。

シュテファン ツヴァイク-Wikipedia

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『クヌルプ』ヘルマン・ヘッセ (著)


漂泊の旅を重ねながら自然と人生の美しさを見出して、
人々に明るさを与えるクヌルプ。
その姿に永遠に流浪する芸術家の魂を写し出す。

ヘルマン・ヘッセ-Wikipedia

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『タイコたたきの夢』ライナー チムニク (著)




  むかしむかしのこと、大きなもりの中にぽつんとある町の通りを、
1人のタイコたたきがねり歩き、さけびだした。
「行こう、どこかにあるはすだ。もっとよい国、よい暮らし!」
ユーモアあふれる物語。

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『チリの地震』ハインリヒ フォン・クライスト (著), 種村 季弘 (翻訳)


古典主義とドイツ・ロマン派のはざまで三十四年の凄絶な生涯を終えた
孤高の詩人=劇作家クライスト…。
カタクリスム(天変地異)やカタストロフ(ペスト、 火災、植民地暴動)を
背景とした人間たちの悲劇的な物語を、
完璧な文体と完璧な短篇技法で叙事詩にまで高めた、待望の集成。
貴重なエッセイ二篇を付し、今 はじめてこの天才作家の全貌が明らかとなる。

ハインリヒ フォン・クライスト-Wikipedia

種村 季弘-Wikipedia

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『クレーン男』ライナー チムニク (著)




  市長と大臣と12人の市会議員たちは、
貨物の積みかえ用のクレーンをすえつけることに決めた。
現場で働く青い帽子に羽を1本さした若い男は、
このクレーンに惚れ込んでしまい…。
批評精神とユーモアにあふれた物語。再刊。


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『三文オペラ 』ベルトルト・ブレヒト (著)




俗臭に満ちた登場人物たちが繰り広げる一大茶番劇。
悪党が恩赦によって処刑寸前で唐突に救われるという皮肉たっぷりの結末は、
いかにも「叙事的演劇」を唱 えたブレヒト(1898‐1956)らしい。
劇中に挿入された多数のソングは、クルト・ヴァイルによって作曲され、
その魅力と相俟って最もポピュラーな作 品となった。新訳。


ベルトルト・ブレヒト-Wikipedia


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『冷たい心臓』ヴィルヘルム ハウフ (著)


19世紀初めのドイツに生まれた夭折の天才、ハウフ。彼の童話が、
古典童話シリーズの38冊目として出ます。
25年に満たない短い生涯を駆け抜けたハウフ は、
その生涯のうちのわずか3年間で、多くの小説や詩、評論を書きました。
なかでも彼の書いた童話は、グリム、アンデルセンと並んで、
今も多くの人に愛さ れています。
本書では彼の書いた3つの童話、「隊商」、
「アレッサンドリアの長老とその奴隷たち」、
「シュペッサルトの森の宿屋」を一冊にまとめました。
どの話もわくになる物語の中に、
その登場人物たちが順番に語っていく不思議な話、面白い話が、
いくつもはさみこまれています。
タイトル 「冷たい心臓」 は、その中の一つのお話からとりました。
読み進めていくとドイツの黒森、
トルコ、エジプトやナポレオンがおさめていたフランス、
ハールーン・アッラシード の時代のバクダッドなど、
時空をこえて魅力的な人物がたくさんでてきます。

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『眩暈』エリアス カネッティ (著)


ノーベル賞作家カネッティの長編小説。
万巻の書に埋もれた一東洋学者が非人間的な群衆世界の渦に巻き込まれ、
発狂して自己と書庫とを破壊するにいたる異常 の物語。
「群衆と権力」をテーマに錯綜する狂気と錯乱の風景を描き、
解し難く浅薄な「現代」を深く烈しく抉り、
トーマス・マンにその氾濫する想像力と構想 筆致を驚嘆させた
二十世紀ドイツ文学を代表する傑作。

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『ちいさなちいさな王様』アクセル ハッケ (著)


  ドイツのベストセラー小説
どうやら王様の世界では子ども時代が人生の終わりにあるらしい。
僕らのところとは違って……。

おまえたちは、はじめにすべての可能性を与えられているのに、
毎日、それが少しずつ奪われて縮んでいくのだ。
それに、幼いうちは、おまえたちは、知ってい ることが少ないかわりに、
想像の世界がやたら大きいだろう。
どうしてランプに明かりがつくのか、
テレビの画面に映像がうつるのか、
理屈がわからないから、
想像しなくてはならなかった。

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『クラバート』オトフリート・プロイスラー(著)



  ヴェンド人の少年3人組で村から村への浮浪生活をしていたクラバートは、
ある時から奇妙な夢を見るようになる。
「シュヴァルツコルムの水車場に来い。お前の損にはならぬだろう!」
という声と止まり木に止まった11羽のカラスの夢。

   その声に従って水車場の見習となったクラバートは、
昼は水車場の職人として働き、金曜の夜には12羽目のカラスとなって、
親方から魔法を習うことになる。

    『大どろぼうホッツェンプロッツ』や『小さい魔女』などで知られる
オトフリート・プロイスラーが、ドイツとポーランドにまたがる
ラウジッツ地方の古い伝説 を下敷きにして書いた『クラバート』。
チェコのアニメ作家カレル・ゼマンによって映画化もされたこの物語は、
ドイツ児童文学賞、ヨーロッパ児童文学賞など を受賞し、
プロイスラー文学の頂点ともいわれる1冊である。

   クラバートが足を踏み入れた水車場は、暗く多くの秘密を抱えた場所 だ。
新月の夜に現われる大親分の存在や復活祭の決まりごと。
毎年の大晦日には仲間のひとりが犠牲となるなど、常に死の影がつきまとう。
そこでの3年間の修 行を経たクラバートは、
「自分自身の意志の力と、ひとりの誠実な友の助力と、
ひとりの娘の最後の犠牲をも覚悟した愛とによって」
親方との対決を果たすこと になるのだ。

   宮崎駿が『千と千尋の神隠し』の下地としたという本書は、
少年少女向きの軽いファンタジーではない。
あらゆる世代を対象にした児童文学の枠を超える1冊である。

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『鏡のなかの鏡』ミヒャエル エンデ (著)

鮮烈なイメージと豊かなストーリーで織りなされる,30の連作短編集.
ひとつずつ順番に,前の話を鏡のように映し出し,
最後の話が最初の話へとつながって いく.
このめくるめく迷宮世界で読者が出会うのは,
人間存在の神秘と不可思議さである.『モモ』『はてしない物語』とならぶ,
大人のためのエンデの代表 作.

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『ヴォイツェク ダントンの死 レンツ 』ビューヒナー (著)

ドイツの自然科学者・劇作家ビューヒナーは、
23歳と4カ月の短い生涯を彗星のごとく全力で駆け抜けた。
残された作品はわずかだが、いずれもずば抜けた先 駆性を持っている。
その一切の規定を拒む“規格外”の作品は、
不死鳥のように永遠の若さを保ち、新たな輝きを放ち続けるだろう。
戯曲2篇、短篇小説1篇。

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『影をなくした男』シャミッソー (著)

  「影をゆずってはいただけませんか?」
謎の灰色服の男に乞われるままに、
シュレミールは引き替えの“幸運の金袋”を受け取ったが—。
大金持にはなったものの、
影がないばっかりに世間の冷たい仕打ちに苦しまねばならない青年の
運命をメルヘンタッチで描く。

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『アウステルリッツ』W・G・ゼーバルト (著)



建築史家アウステルリッツは、帝国主義の遺物である駅舎、
裁判所、要塞、病院、監獄の建物に興味をひかれ、
ヨーロッパ諸都市を巡っている。
そして、彼の話 の聞き手であり、本書の語り手である〈私〉にむかって、
博識を開陳する。
それは近代における暴力と権力の歴史とも重なり合っていく。
歴史との対峙は、まぎれもなくアウステルリッツ自身の身にも起こっていた。
彼は自分でもしかとわからない理由から、どこにいても、
だれといても心の安らぎ を得られなかった。
彼も実は、戦禍により幼くして名前と故郷と言語を喪失した存在なのだ。
自らの過去を探す旅を続けるアウステルリッツ。
建物や風景を目に した瞬間に、フラッシュバックのようによみがえる、
封印され、忘却された記憶……
それは個人と歴史の深みへと降りていく旅だった……。

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