J-5:(ジャンル)その他欧州文学

『生は彼方に』 ミラン クンデラ (著)



第二次大戦後、チェコスロヴァキアは混乱期にあった。
母親に溺愛されて育ったヤロミールは、自分の言葉が持つ影響力に気づき、
幼い頃から詩を書き始める。
やがて彼は、政治的な思想を持つ画家や幼なじみから強い影響を受け、
芸術と革命活動に身を挺する…
絶対的な愛を渇望する少年詩人の熾烈な生と死を鋭い感性 で描く。
祖国に対する失望と希望の間で揺れる想いを投影した、
クンデラの自伝的小説。仏メディシス賞受賞作。


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『ある家族の会話』 ナタリア ギンズブルグ (著)




イタリアを代表する女流作家ナタリア・ギンズブルグの自伝的小説。
舞台は北イタリア、
迫りくるファシズムの嵐に翻弄される心やさしくも知的で自由な家族の 姿が、
末娘ナタリアの素直な目を通してみずみずしく描かれる。
イタリア現代史の最も悲惨で最も魅力的な一時期を乗り越えてきた一家の物語。


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『ジャックとその主人』ミラン クンデラ (著)



「ペストの時代における気晴らし」として、
ディドロの小説『運命論者ジャックとその主人』を自由に変奏してみせた本書は、
ディドロから作り事の楽しみと ユーモア、
遊戯性と合理精神を受けつぎながら、
今日という時代のメランコリーにも欠けていない。
また序文は、クンデラによる小説の技法と自作へのコメント として
興味深いものである。

ミラン クンデラ-Wikipedia



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『裏切られた遺言』 ミラン クンデラ (著)



  カフカ、ヘミングウェイ、ストラヴィンスキー、ヤナーチェク…
彼らはなぜ裏切られたのか。
冷戦の終焉により、
言いたいことが言えるようになったことを冷静で透徹した考察の形で発表、
ミラン・クンデラの小説のような評論集。

ミラン クンデラ-Wikipedia

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『少女ソフィアの夏 』トーベ・ヤンソン (著)



  人生の扉を開けたばかりの少女ソフィアと、人生の出口にたたずむ祖母。
70も年齢の違うふたりが思うままを対等に、率直にぶつけ合いながらも、
互いにさりげなく思いやる──。北欧の魅力にあふれる書。



トーベ・ヤンソン  -Wikipedia





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『島暮らしの記録 』トーベ・ヤンソン (著)




  作者とその実母ハム、親友トゥーリッキと猫のプシプシーナ。
四方に水平線しか見えない離れ孤島で、
彼らはマイペースに気ままな自然の魅力と暮らす。
通算80年にわたる島暮らしのプロが描く、作家の知られざる日常。    


トーベ・ヤンソン  -Wikipedia



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『神を見た犬』ブッツァーティ (著)



とつぜん出現した謎の犬におびえる人々を描く表題作。
老いたる山賊の首領が手下にも見放され、
たった一人で戦いを挑む「護送大隊襲撃」……。
モノトーンの哀切きわまりない幻想と恐怖が横溢する、
孤高の美の世界22篇。

ブッツァーティ-Wikipedia

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『彫刻家の娘』  トーベ・ヤンソン (著)




  あふれる好奇心とするどい洞察力で周囲の世界を見つめ、
自分の価値基準や真の芸術家としての姿勢を身につけてゆく幼ない少女—。
自由・冒険・信頼・愛情、「ムーミン」世界の魂のルーツにせまる待望の書。
ファンタジーの傑作〔ムーミン〕の作者の自伝的小説。    



トーベ・ヤンソン  -Wikipedia

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『風の裏側—ヘーローとレアンドロスの物語』ミロラド パヴィチ (著)



美しい娘ヘーローを愛した青年レアンドロスは
、蝋燭の灯をたよりに彼女の許へと毎晩、海峡を泳ぎ渡った。
ある夜、ヘーローの兄が船で海に出て蝋燭の灯で
青 年を沖へとおびき出し溺死させてしまう。
古代ギリシアの悲恋物語の主人公二人は、
『バザール事典』のパヴィチの手によって、
現代の化学専攻の女子大生ヘー ローと、
17世紀の青年石工レアンドロスに生まれ変わる。
二人の男女を隔てるのは、青い海ではなく、時間の海なのだろうか。
鬼才パヴィチが次々に投げかけ る詩的謎の数々…。
この本は両側から読み始められます。
あなたはどちらの側からこの謎に満ちた小説に挑まれますか。

ミロラド パヴィチ -Wikipedia


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『昨日』アゴタ クリストフ (著)



村の娼婦だった母の子として生まれたトビアス。
ある事件を契機に名前を変え、戦争孤児を装って国境を越えた彼は、
異邦にて工場労働者となる。
灰色の作業着 を身につけ、
来る日も来る日も単調な作業に明け暮れるトビアスのみじめな人生に
残された最後の希望は、
彼の夢想のなかにだけ存在する女リーヌと出会うこ と…。
傑作『悪童日記』三部作の著者が、
みずからの亡命体験をもとに幻想と不条理を交えて綴る不可能な愛の物語。

アゴタ クリストフ-Wikipedia



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『ハザール事典—夢の狩人たちの物語 女性版



かつて実在し、その後歴史上から姿を消したパザール族。
この謎の民族に関する事典(1691年)の新版という形をとった
前代未聞の事典小説。
キリスキ教、 イスラーム教、ユダヤ教の交錯する45項目は、
どれもが類まれな奇想と抒情と幻想に彩られ、
五十音順に読むもよし、関連項目をとびとびに拾うもよし、
寝る 前にたまたま開いた項目一つを楽しむもよし、
完読は決して求められていないのです。
失われたバザール語で歌う鸚鵡、悪魔に性を奪われた王女、
時間の卵を生 むニワトリ、他人の夢に出入りする夢の狩人…。
オーソドックスな物語文学の楽しみを見事なまでに備えながら、
その読み方は読者の数だけあるという、
バルカ ンから現われた魅惑に満ちた(21世紀の小説)!
本書には男性版・女性版の2版があります。旧ユーゴスラビアNIN賞受賞。

ミロラド パヴィチ -Wikipedia


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『長くつ下のピッピ』  アストリッド・リンドグレーン (著)



「あしながおじさん」にヒントを得て,
作者リンドグレーンの小さい娘が,
「ねえ,長くつ下のピッピって女の子のお話を作って」と母に頼んだ.
そこで生れた のがこの世界一つよい少女の物語だった.
自由ほんぽうに生きるピッピに,子どもは自分の夢の理想像を発見し,
大人は愛さずにはいられない野育ちの永遠な少 女を見出す.

アストリッド・リンドグレーン-Wikipedia


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『愛の完成・静かなヴェロニカの誘惑 』 ムージル(著)



愛の中に残りなく溶けこみ,愛する相手との真の合一を求める女主人公.
だが,その実現はなぜ姦淫,あるいは恋人の死によらなくてはならないのか?
大作 『特性のない男』で知られるムージル(一八八〇—一九四二)が,
「魂の和合」という一括表題を与えた中篇二作.
創作の出発点にムージルとの決定的な出会い をもつ作家による渾身の翻訳.

ムージル -Wikipedia

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『シティ』 アレッサンドロ・バリッコ (著)



13歳の天才少年グールドがシャツィ・シェルという名の風変わりな女性に出会い、
恋とは言えぬ淡い交流が始まる。
2人のお話のほかにボクサーが主人公のラ ジオドラマと西部劇が同時進行し、
やがて悲しい結末を迎える。
イタリアのベストセラーとなった、都会をめぐるセンチメンタル・ジャーニー。



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『木のぼり男爵 』イタロ カルヴィーノ (著)





イタリアの男爵家の長子コジモ少年は、十二歳のある日、
カタツムリ料理を拒否して木に登った。
以来、恋も冒険も革命もすべてが樹上という、
奇想天外にして 痛快無比なファンタジーが繰り広げられる。
笑いのなかに、俗なるものが風刺され、
失われた自然への郷愁が語られるカルヴィーノ文学の代表作。




イタロ カルヴィーノ-Wikipedia


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『魔法使いの弟子』ロード ダンセイニ (著)




  ケルト民族特有の「夢を見る魂」が描いた
楽しさと奇想にあふれた長編ファンタジーの傑作。

ロード ダンセイニ-Wikipedia


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『ライオンの蜂蜜—新・世界の神話 』デイヴィッド グロスマン (著)



旧約聖書に描かれるサムソンのエピソードは、
ペリシテ人の支配からイスラエルを救った神の子の、
英雄の物語として読まれてきた。
人間の不妊の女から生ま れ、ライオンを素手で引き裂く怪力を持ち、
ペリシテ人の手に落ちるも、最期は自らの命と引き換えに敵を滅ぼした男。
しかしその物語は数々の疑問と矛盾に満 ちている。
なぜ神の使いは母親の前にあらわれたのか?
なぜサムソンは敵の女を求めたのか?
なぜライオンを引き裂いたことを黙っていたのか?
なぜ罠だと知り ながら、自らの秘密を女に告げたのか?
著者グロスマンは、謎解きをしながら、物語を紡ぎ直す。
そして英雄と称された男の、実は孤独で哀しい魂の物語を浮か び上がらせる
—まるで映画のような、鮮やかさで。
イスラエルの国民的作家が、自国の英雄譚を潔く、
見事な論考でとらえ絶賛された、斬新な聖書の「物語」。

デイヴィッド グロスマン -Wikipedia


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『どちらでもいい 』アゴタ クリストフ (著)


夫が死に至るまでの、信じられないような顛末を語る妻の姿が滑稽な「斧」。
廃駅にて、もはや来ることのない列車を
待ち続ける老人の物語「北部行きの列 車」。
まだ見ぬ家族から、初めて手紙をもらった孤児の落胆を描く「郵便受け」。
見知らぬ女と会う約束をした男が待ち合わせ場所で経験する悲劇「間違い電 話」。さらには、まるで著者自身の無関心を表わすかのような表題作「どちらでもいい」
など、アゴタ・クリストフが長年にわたって書きためた全25篇を収 録。
祖国を離れ、“敵語”で物語を紡ぐ著者の喪失と絶望が色濃く
刻まれた異色の短篇集。

アゴタ クリストフ-Wikipedia

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『山椒魚戦争 』カレル チャペック (著)



赤道直下のタナ・マサ島「魔の入江」には
二本足で子供のような手を持った真黒な怪物が沢山棲んでいた.
無気味な姿に似ずおとなしい彼等は,
やがて人間の指 図のままに様々な労働を肩替りし始める…….
奇抜な着想のこの諷刺小説で,
作者は現代における人類の愚行を鋭く衝き,
科学・技術の発達が人類に何を齎す か,と問いかける.

カレル・チャペック-Wikipedia


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『異端教祖株式会社』ギヨーム アポリネール (著)


新しい世紀の言葉、語法の発見者であった詩人アポリネールが描く
シュルレアリスムのプレリュード
——想像力、夢、幻想、遊戯、ユーモア、怪奇——
これらの 諸要素を縦横に駆使して新しい小説世界を開拓し、
ジョイスの『フィネガンズ・ウェイク』にも比肩する語呂合わせの妙技が
開花した幻の短篇集。


ギヨーム アポリネール-Wikipedia

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『時と神々の物語 』ロード・ダンセイニ (著)



神々とは“運命”と“偶然”の賽ころ勝負の勝者のため
マーナ=ユード=スーシャーイが造った戯れであり、
世界はマーナの目覚めとともに消える幻に過ぎな い。
美しくも残酷な異境の神話を描いた極北のファンタジー。
続篇『時と神々』完訳をおさめた初の完全版。
他に『三半球物語』等を収めた、ダンセイニ幻想短 篇集成第三弾。

ロード・ダンセイニ-Wikipedia

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『太陽の都』トマーゾ カンパネッラ (著)



スペイン支配下の南イタリア独立を企て挫折した
自らの改革運動の理想化の試みとして,
カンパネッラ(一五六八—一六三九)が獄中で執筆したユートピア論.
教育改革をはじめ,
学問,宗教,政治,社会,技術,農工業,性生活等
人間の営為のすべてにわたる革新の基本的素描が対話の形で展開される.
ルネサンス最後 の巨人の思想を集約した作品.


トマーゾ カンパネッラ-Wikipedia

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『眼の戯れ』エリアス カネッティ (著)



  1930年代ヨーロッパを象徴する「黄昏のウィーン」の肖像を
鮮明に描き出すとともに、
同時代の歴史を自己形成の歴史に統合し、
ライフワーク「群衆と権力」成立の経緯を浮彫りにする。
自伝三部作完結編。

エリアス・カネッティ -Wikipedia


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『耳の中の炬火』エリアス・カネッティ (著)

思想家として、ノーベル賞作家として活躍した、エリアス・カネッティ。
晩年には独特の視点から書かれた
自伝的三部作
『救われた舌』(1977)、
『耳の中の炬火』(1980)、
『目の戯れ』(1985)に取り組み、
若い日々の時代と社会、そして自らの人生を書き記した。

その第二作。

エリアス・カネッティ -Wikipedia


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『救われた舌』エリアス・カネッティ (著)

思想家として、ノーベル賞作家として活躍した、エリアス・カネッティ。
晩年には独特の視点から書かれた
自伝的三部作
『救われた舌』(1977)、
『耳の中の炬火』(1980)、
『目の戯れ』(1985)に取り組み、
若い日々の時代と社会、そして自らの人生を書き記した。

その第一作。

エリアス・カネッティ -Wikipedia

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『カモメに飛ぶことを教えた猫』ルイス・セプルベダ (著)



  銀色のつばさのカモメ、ケンガーは、
ハンブルクのとあるバルコニーに墜落する。
そこには一匹の黒い猫がいた。
名前はゾルバ。
瀕死のカメモは、これから産み落とす卵をこの猫に託すことになる。
が、その前に三つの厳粛な誓いをゾルバに立てさせるのだった。    

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『宿命の交わる城』イタロ・カルヴィーノ (著)



文学の魔術師、カルヴィーノが語る、タロットの札に秘められた宿命とは…?
王、女王、騎士、兵士など、城にやってきた様々な人間たちの物語が、
タロットの 札を並べるがごとく紡ぎ出されていく。
世界最古のタロットカードの中に、様々な人間の宿命を追求しつつ、
古今東西の物語文学の原点を解読するカルヴィーノ 文学の頂点。



イタロ カルヴィーノ-Wikipedia


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『見えない都市』イタロ カルヴィーノ (著)


ヴェネツィア生まれの商人の子マルコ・ポーロがフビライ汗の寵臣となって、
さまざまな空想都市の奇妙で不思議な報告を行なう。
七十の丸屋根が輝くおとぎ話の 世界そのままの都や、
オアシスの都市、現代の巨大都市を思わせる連続都市、無形都市など、
どこにもない国を描く幻想小説。


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『第三の嘘 』アゴタ・クリストフ (著)


  ベルリンの壁の崩壊後、初めて二人は再会した…。
絶賛をあびた前二作の感動さめやらぬなか、
時は流れ、三たび爆弾が仕掛けられた。
日本翻訳大賞新人賞に輝く『悪童日記』三部作、ついに完結。

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『ふたりの証拠 』アゴタ クリストフ (著)


戦争は終わった。
過酷な時代を生き延びた双子の兄弟の一人は国境を越えて向こうの国へ。
一人はおばあちゃんの家がある故国に留まり、
別れた兄弟のために手 記を書き続ける。
厳しい新体制が支配する国で、彼がなにを求め、
どう生きたかを伝えるために
—強烈な印象を残した『悪童日記』の待望の続篇。
主人公と彼を 取り巻く多彩な人物の物語を通して、
愛と絶望の深さをどこまでも透明に描いて全世界の共感を呼んだ話題作。

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『悪童日記』アゴタ クリストフ (著)



戦争が激しさを増し、双子の「ぼくら」は、
小さな町に住むおばあちゃんのもとへ疎開した。
その日から、ぼくらの過酷な日々が始まった。
人間の醜さや哀し さ、世の不条理—非情な現実を目にするたびに、
ぼくらはそれを克明に日記にしるす。
戦争が暗い影を落とすなか、ぼくらはしたたかに生き抜いていく。
人間の 真実をえぐる圧倒的筆力で読書界に感動の嵐を巻き起こした、
ハンガリー生まれの女性亡命作家の衝撃の処女作。

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『冗談 (Lettres) 』ミラン クンデラ (著)





  人生の憎しみのすべてを、
愛というただ一つの行為に凝縮させるルドヴィーク。
それは「冗談」、
すなわち肉体と精神の乖離をめぐる悲しいデュエットである-。
20世紀文学の傑作。92年刊の再刊。

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『ロボット』カレル・チャペック (著)



ロボットという言葉はこの戯曲で生まれて世界中に広まった.
舞台は人造人間の製造販売を一手にまかなっている工場.
人間の労働を肩代わりしていたロボット たちが団結して反乱を起こし,
人類抹殺を開始する.
機械文明の発達がはたして人間に幸福をもたらすか否かを問うた
チャペック(一八九〇‐一九三八)の予言 的作品.



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『魔法の庭 』イタロ・カルヴィーノ (著)


「ジョヴァンニーノはセレニッラと遊ぶのが大好きだった。
ある日二人は噴水にプールに並木道がある、
大きなお屋敷の庭に迷い込んだ。
何もかも素敵に見えた が、そこには魔法のような、
昔犯した悪事のような恐怖がたちこめていた」(「魔法の庭」)。
アルプスの自然を背景にどこか奇妙な、青年警官、若い犯罪者、
無能の猟師など、大人社会のいわゆる“異物”をユーモラスに描いた
11編を収める。


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『虐殺された詩人 』ギヨーム アポリネール (著)



多情な女マカレと旅芸人の間に生まれた主人公は、
母と養父を失い、長じて詩人となるが、
反詩人運動家たちの迫害により殉死する
—夢と幻想と怪奇趣味に彩ら れた自伝的小説「虐殺された詩人」を冒頭に置き、
科学と迷信と魔術、エロチズムとピューリタニズム、人形劇や腹話術など、
まばゆいばかりのアラベスクをな す多彩な短篇から構成された
シュルレアリスト小説の精華。


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『フーコーの振り子』ウンベルト エーコ (著)



「追われている。殺されるかもしれない。そうだ、テンプル騎士団だ」
ミラノの出版社に持ち込まれた原稿が、三人の編集者たちを中世へ、
錬金術の時代へと引 き寄せていく。
やがてひとりが失踪する。
行き着いた先はパリ、国立工芸院、「フーコーの振り子」のある博物館だ。
「薔薇の名前」から8年、満を持して世界 に問うエーコ畢生の大作。



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