『驢馬とスープ—papers2005-2007 』四方田 犬彦 (著)
「コソヴォ紛争」から
「お嬢様の立ち食い蕎麦」まで。
政治、社会、芸術、文化、
あらゆるテーマを縦横に論じるコラム112篇
わたしはいつも機会があれば日本の外に出ていたいと思う。
日本が要求する頸木を断ち切り、日本をどこまでもチョイスのひとつに
留めておけるような状況に、自分の身を置いておきたいと思う。
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「コソヴォ紛争」から
「お嬢様の立ち食い蕎麦」まで。
政治、社会、芸術、文化、
あらゆるテーマを縦横に論じるコラム112篇
わたしはいつも機会があれば日本の外に出ていたいと思う。
日本が要求する頸木を断ち切り、日本をどこまでもチョイスのひとつに
留めておけるような状況に、自分の身を置いておきたいと思う。
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鉄条網、土嚢、検問の兵士たち、壁に遺された無数の弾痕…。
救い無きテロルの連鎖、増幅する憎悪!
荒廃した風土と人心を前に人は何をなしうるのか。
現代のアポリアに凝然と佇む深い苦悩と思索の旅。
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骸骨寺で骨の匂いを嗅ぐ。
秘密警察本部に隠された拷問部屋の暴力におののき、
王が溺愛した瓶詰め奇形児にメランコリーの極みを、
アマチュア剥製師の怪作に
情熱の深さをかいま見る。
あからさまなセックス・ミュージアムに呆れ、
アウトサイダーの宮殿で狂気のチカラに震える。
ひたすら暗く、ひたすら激しいヨー
ロッパ的感性の地下水脈を探しに、
モスクワからシチリアまで、
グラスゴーからプラハまでを縦横に駆けめぐる。
取材10年、99ヶ所を踏破した珍名所巡礼の
記録。
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作者は80年2月4日から402日間、イスタンブ-ルから高野山、
東京までを旅した。
イスラム教徒、ヒンドゥ教徒、仏教徒の世界を
カメラを手に歩き続けた
ドキュメントである。
表面的なヒュ-マニズムや、
むやみに奇抜な映像をかすめとってくるのではなく、
人間と交流しながらも、
冷静な視線で通過し続けられる
精神の強靱さは生半可なものではない。
この写真集は、
60年代以来旅を続けてきた作者の写真家としての軌跡の総決算であるとともに、
『東京漂流』(情報セ
ンター出版局)以後の評論集で
世紀末の日本の状況を鋭く告発する彼の批評の、出発点ともなった。
(川戸正嗣/東川フォトアーカイブス)
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地球のうめき声が、あちこちで聞こえる!!
125ヵ国に及ぶ踏査をもとに、地球環境問題をライフワークにし、民間大使に任命された著者の初めての全体験、書き下ろし!!
好奇心にまかせて世界各国を夢中で走り回っている間に、
いつの間にか還暦を過ぎてしまった。
数えてみたら、これまでに125ヵ国を訪れたことになる。
「若
いときに旅をしないと、年をとって物語がない」
という仏文学者の北原武夫さんの言葉が大好きで、若い諸君にもよく話す。
あり余るほどの「物語」ができた。
以前は盤石の大陸のように思えた物語が、年を経るに従ってあちこちが陥没して、いつの間にか群島のような断片になりつつある。
何かを見たり聞いたりしたは
ずみに、記憶の水面下に沈んでいた断片が
ふっと浮かび上がってくる。
群島が水没してしまう前に、
「いつか」私の経験を次の世代に書き残しておかねばという
思いに駆られていた。その「いつか」が、本書でやっと実現することになった。
私が環境問題に関わったのはまさに偶然である。
5歳ぐらいのときから大学の卒業間近まで、
生物学者になるつもりで植物採集や野鳥観察に明け暮れていた。
ちょうど、第2次大戦の終戦時から高度経済成長期にあたり、
日本の歴史のなかでもっとも環境が激変した時期でもある。
だから、身辺の自然が崩壊していく過
程を、
子どものころから植物や鳥の世界の変化として気がついていた。
——「まえがき」より抜粋
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藤原新也インド旅伝説に新たに衝撃の一章が加わる!
青春の旅を記録した処女作『印度放浪』から34年—
その長きにわたって著者が封印してきた衝撃の体験がついに明かされる!
『メメント・モリ』の感動を再び甦らせる。藤原新也、インド紀行完結篇。
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誰にも束縛されることなく、自分の好きな道を歩きたい。
社会が敷くレールの上を往復する人生なんて送りたくない—
時代はヒッピー文化が台頭した1960年
代、
「自分の可能性」を求め、日本を飛び出した若者がいた。
ヨーロッパ、インド、中東、バリ島、オーストラリア…世界中を旅しながら、
「自分」に辿り着く
までの心の軌跡がここにある。
人生を嘆き、落ち込んでいる人をめざめさせる感動の一冊。
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二十八日ノ船デ暑イ所ヘ行ッテ来マス—。
一九四一年に南洋庁の官吏としてパラオに赴任した中島。
その目に映った「南洋」とは。
珠玉の小品集『南島譚』『環礁』に当時の書簡を加えたアンソロジー。
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株式仲買人であった画家ゴーガン(一八四八‐一九〇三)は,
内心に潜む美のデモンに駆られてついに職と家族をなげうつ.
文明社会を嫌悪した彼が最後に行き
ついたのは南海の原始の島タヒチであった.
その神秘な原色の美は彼に無限の霊感をもたらしたのである.
本書はこのタヒチ行の記録であり,ゴーガン自身の手
になる版画を多数収載.
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ル・コルビュジエ、フランク・ロイド・ライト…
20世紀の偉大な建築家たちの溢れるような想像力は、
個人住宅でもいかんなく発揮された。
家を美しく快適に
するための、そして名作を名作たらしめた独創は、
どこにあるのか。
その答えを求めるには、住宅を訪ね、玄関ドアをノックするしかない—。
カメラとスケッチ
ブックを片手に世界各地を訪れた建築家の、
旅と発見を綴った、ワクワクドキドキのフィールドノート。
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旅は,この散文的な近代にのこされたただひとつの魔法だ.
大陸横断の国際列車に乗り込んで,いざ,世界へ!
異才谷譲次(1900−35)が満杯の好奇心
を携えて,
地平線の彼方を闊歩する.
人生の縮図ロンドン,静寂の北欧,パリの猥雑
−そこに映し出されるのは,昭和初年の日本と日本人の姿でもある.
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文明開化期の日本…。
イザベラは北へ旅立つ。
本当の日本を求めて。
東京から北海道まで、美しい自然のなかの貧しい農村、
アイヌの生活など、明治初期の日本を浮き彫りにした旅の記録。
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遠い昔,日本民族の祖先たちはいかなる経路をたどって
この列島に移り住んだか.
彼らは稲作技術を携えて遥か南方から「海上の道」を北上し,
沖縄の島づたい
に渡来したのだ…….
ヤシの実の漂着・宝貝の分布・ネズミの移住など一見小さな事実を手掛りに,
最晩年の柳田が生涯の蓄積を傾けて構想した雄大な仮説.
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明治40年の盛夏,東京新詩社の雑誌『明星』に集う若き詩人達,
北原白秋,太田正雄(木下杢太郎),平野萬里,吉井勇の4人が
主宰者与謝野寛との五人づれ
で旅に出た.
長崎,平戸,島原,天草と南蛮文化を探訪し,
阿蘇に登り柳川に遊ぶ.交代で執筆した紀行文は新聞連載され,
日本耽美派文学の出発点となった.
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人の目を避けるようにさまよいつづけていた湖“ロプ・ノール”。
四十年の歳月をついやし、シルク・ロードの果てに神秘的な遭遇を遂げた
スウェーデンの探険家ヘディンの感動の一大探険記。
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