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2004.04.24

いらいらして顔もみたくないし声も聞きたくないけど興味がある

とてもいらいらしている。

今仕事で本を作っている。
その仕事をもって依頼にきた女手ひとつで仕事をしている
ディレクターと称してる40過ぎのおばちゃんにいらいら
している。

彼女の「10分待って」は普通に60分になる。
「折り返し電話します!」は60分後の数枚にわたり文章
びっしりのファックスに変わる。

ファックスも「17時までに御連絡頂けない場合は、こち
らの都合のよいスケジュールでいきますので悪しからず」
と書かれていて、外出先から帰って来てそれを見たのが、
18時。


僕の常識ではまったく理解ができない。


ただ、興味がある。


この形で40になるまで仕事をしてきて、それが成立して
いる、その魅力はなんなんだろう??

こいつになにがあるのか??

いらいらして顔もみたくないし声も聞きたくないけど興味
があるのです。

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2004.04.18

ピカソの生涯作品数

ピカソの生涯作品数はジャンルを問わず数えると


なんと、6万から8万点にも及ぶらしい。

考えてみよう。

前に書いたけど一生って80年くらいとして3万日。

おいおい、「おぎゃー!!」とデビューした途端に

作品作り出したとして、1日に1つつくっても追い付かない。。

なんて濃く、長い人生だったのか。。

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2004.04.15

1度笑う度に、1度泣く度に。。

人って、もう次の瞬間、さっきのその人とは別人になっている、と思う。

笑う

それは、自分の周りからなにかしら信号を受け取った作用である。

もちろん、泣くってのもそう。

外部と心が作用して見過ごしてしまうかもしれないけれど確実に外部との
化合物が生成されている。

その作用の結果

笑うという作用を引き出す外部の刺激は偏ってくる。

そうやってその人の個性というものは作られていくのだと思う。

俗にいう「笑いのツボ」なんてのが的を得てるのではないだろうか。

そう、個性なんていうものは外部からもたらされるものなのだ。

1度笑う度に、1度泣く度に人は生成され、変化して行く。

それが人生というものだし、

一緒に笑いたいと思える人たち、この人たちの前だったら泣いてもいいと

思える人たちと人生を築いていきたいものである。

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2004.04.04

希望って未来がある前提で成立するんだ。。

陸上競技をやっている時、つらい単調な練習を黙々とこなしている時、
どこかで、貴重な現在っていうリアルな時間を不確かな未来って時の
ために犠牲にしていると思っていた。そして、それを、周りの、現在
を謳歌している奴ら見て、比べては損している等と思ってしまったこ
ともあった。

そんな思いから少しでも貴重な現在も楽しめるようと思い、今の職に
就いた。

だけど、両者の間にはちょっとした性質の違いはあれど、基本的には
人生における現実が浮き彫りになっただけだった。

人は現在っていう時間の帯を生きている。
人生って現在っていう時間の帯なのだ。

その現在って奴はあっという間に過去って奴に姿を変えて行く。

ふと視線を返して前を見ると、朧げながら現在の連続が見える気がす
る。それが来るべき未来なんだ。

普通に「現在(いま)を生きる」といった場合、それはたった今過ぎ
去った過去も、来るだろう未来も含んでしまうのではないだろうか。

「現在(いま)を生きる」とかっこつけて言ってみても、現在、ほん
のこの瞬間になにもかもが終わってしまう、なんてことをそんな覚悟
を持って言える奴なんているのだろうか?

そんな絶望的なことを普通は考えない。

普通はちょっと先(もしくはだいぶ先)の現在を思い、希望を持ち生
きているはずだ。そして、希望とは未来を現在の連続を前提としてい
るのだ。

すなわち、現在を犠牲にするとか、未来を犠牲にするとか、現在を生
きるとか、現在と未来を闘わせるのはナンセンスなのだ。
何故かって、現在と未来は別個なものではなく、同じものなのだから
ただ、視点が違うだけ。点でみるか、線で(帯で)みるかの差がある
だけなのだから。

ただし、これだけは忘れてはならない。

人が生きるってことは確実に過去を作るってこと。
現在を過去に変えてしまうという事でもあるのだ。
現在を過去にしながら、未来を造っていくのだが、それにも限りがあ
る。
人は必ず死ぬ。
未来は、現在の帯はどこかで途切れてしまう。
生きるってことは未来を食いつぶすことでもあるのだ。

希望を持って生きるということ。
それは前提である未来を食いつぶしながら進むという矛盾を孕んでい
るのだ。

そんな人生を空しいと思うのではなく、切ないと思いたい。
現在をそんな矛盾共々生きて行きたい、そう思うのです。


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2004.04.03

これからは過去だけじゃだめ。

過去の軌跡を記す履歴書だけじゃあだめ。

その人がわからない。

未来の、その人のなりたい、行きたい設計図を作らなきゃ。

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