今日は週1日の休みでした。
そのほとんどを掃除に費やしました。
ベランダから真っ青な青空が見えます。
普段空なんてみないんですけど、やっぱ夏の青空は大好きです。
昨日も現場のミスから大変なトラブルに発展し、
頭をフル回転させながらオフィスに戻る途中、帰宅途中(怒)の後輩とすれ違いました。
「ずっとまえから気付いてたんですけど、全然気付いてくれなくって
あ〜この人下見てあるいてんな〜ってわかりましたよ〜」
といわれてしまいました。。
まったくトホホです。。
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話はそれましたが、そうそう、空。
なんでこんなもの好きなのかな〜とか考えたことあります??
あのもくもくと厚みのある入道雲とか。
きっと、大袈裟にいうとD.N.A.に刻み込まれてるんじゃないかなと。
おやじも、おじいも、ひいおじいも。
きっと、太陽の光を浴びて、汗を流しては空を仰いだに違いありません。
空が好きなのはこの地球の中で生きてきた人間である証しなのではないかと。
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レベル・セブンという小説があります。(宮部みゆきじゃあありません)
日本で発行されたのは1978年。作者はモルデカイ・ロシュワルトという人。
粗筋はアメリカが全面核戦争に備え地下4000フィートに秘密原爆発射基地を
築いた。その名をレベル・セブンという。
そこに送りこまれた押しボタン士官X-127を主人公とした物語り。
家族、恋人等縁者には死亡したと伝えられ、社会的に抹殺され、一生その
密室からでられないという任務を帯びた彼がその地下深い密室に送りこまれて
心配だったのは食糧等ではなく太陽の光がないことだった。
(物語り的には、ある日原爆発射の命令が下り、原爆が発射されます。
下界は*上界か?は死地と化し、その基地にもじわじわと死の灰忍び寄ります。
その死が迫る心理を描いた名作なのです、念のため)
太陽から切り離されるということは自分のルーツから切り離されること。
もしもそんな自体になったら、X-127のように太陽を希求するでしょう。
そんなことを思い、空を眺めると逆に、自分のルーツと繋がっている事を実感して
安心できたりするのです。
だから、なんだかわからないけど空が好きなのでしょう。
昔っから僕らは空と繋がっているのだから。