キーマンは自分
憔悴。。
今の自分にぴったりの言葉だ。
今回、はじめてシビアな写真モノのディレクションを担当した。
狙いはバッチリ!
クライアントもベタホレの試作があがる。
試作にあたり、現場とイメージを共有し、ふくらます。
ただ、紙も言ったらメーカーはあまり奨励しないような使い方。
リスクは承知のつもりだった。。
唯一のミス。
それは、時間との闘いに負けたこと。
あらゆる工程で現場の人と機械が悲鳴をあげた。
なんとか
なんとか
なんとか
しのいでしのいだ。。
納品前夜。
それを総べてひっくりかえす反応を紙がした。。
何十年とやっている職人すらお手上げなその状況。。
皆、電話の報告では誰一人信じなかったほど、ひどいありさまだった。。
今度は自分のやることは社外になる。
「納期がずれます」
この言葉を発するだけで、大の大人が怒り、怒られる連鎖が起るのは容易に
想像がついた。
悪いけれど、それより先に今まで築いてしのいできたことが水泡に消えた、その
事実が自分の胸に風穴を開けた。
でも、自分でも驚く程悔しかった。
悔しさを噛みしめて、はじめて、関わった人に迷惑をかけてしまうことに気付く。
一緒にやってきた人の顔が浮かんだ。
「どうしよう」ではなかった。
次から次ぎへとやることが浮かぶ。
総べての人がこんな状況からなんとかハッピーになるかどうかのキーマンは自分なのだ。
どんな誹りを受けてもやりとおさなければ、そう決意を新たにした。
p.s.
やり直しもまた時間がなく、あらたなトラブルが発生。。
いまだに悪戦苦闘しています。。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント