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2004.11.13

そんな無関心を抱えながら

前、勤めていた会社での出来事。

隣の部署の部長が配置変えで勤務先が変わる事となった。
その人は僕の上司の同期で、僕は挨拶を交わす程度で、
喋った事もなかった。

「おい、今日の夜あいてるか?」

上司にそう切り出された。

なにやら、その人と飲みに行くおともをしろってことらしい。

照れ隠しなのかなんなのか全くわからないけど、
でこぼこの三人の飲みがはじまった。

銀座の料亭、おねえちゃんのいるクラブ、そして居酒屋でしめ
という大人(おやじ)の飲みだった。

締めの居酒屋で、その人がこう言った。

「もう2度と会わないだろうけど頑張ってな、まだ若いし」

僕は笑って

「嫌だなあ、おおげさですよ」と返す。

すると、

「もしかして、いつかまた会えるなんて考えてない?2度と会えない
別れなんて日常にいくつも転がってるんだぜ?」

と、その人。

そう、厳密にはそんな別れだらけかもしれない。

ただ、切なくさせたのは、「もう会えない」という事実ではなく

「多分自分はこの人とは2度と会わないのだろうな」と
否定しなかったこと。

その別れをなんのためらいもなく受容したことだった。

そんな無関心を抱えながらふと人恋しくなってしまう。

そんな繰り返しなんだろう、生きるってことは。。

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