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2004.12.24

商人(あきんど)

今日は場違いだが、ホテルオークラにてディナーを兼ねた打ち合わせが
あった。

こちらは取締役x2と僕

相手は引き合わせてくれた方と

先方取締役社長様と、監査役の方。

もう100年も続く会社のその社長さんはお父上から家業を引き継いだか
たちになる。

それだけ聞くと同族で旧態依然ともとれるが、

そんな形をとる会社でうまくいっているところの共通項を見つけた。

それはそんな方々は本当の商人(あきんど)だということ。

単なる雇われ社長には絶対にだせないだろう

こだわり

執拗な商売に対する貪欲さ、それに伴う情報量や、権力量

それを持っている方だった。

僕のまわりにはそんな純粋な商人はいない。

それは年のせいではなく、みんな雇われているだけだからだ。

自分も雇われていれば、商談相手も雇われている

そんな状況ではその人の良さはわかってこない。

ちょっとはそれがわかった気になるってことが

ちょっとうれしかった。。

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2004.12.19

literacy

リテラシー(literacy)それは、直訳すると読み書きの能力という意味を表す単語。

最近ある本で「ファイナンシャル リテラシー」という言葉に出会った。
「お金に関する読み書きの能力」と直訳することができる。
今までお金に関しては全く無頓着だったので字面だけを追うとありきたりのこの言葉でも
僕にとっては、別の視座に立った自分が違う角度からお金のことについて見てくれて
いるような感覚で、圧倒的に視野が広がった気がした。


リテラシーとはなにも、本当に読んだり、書いたりという狭義の意味ではなく
「みえること、わかること」それができる能力ではないだろうか。


なにもファイナンスに限ったことではない。

政治でも経済でもアートでも。
頭だけでなく身体を使ったスポーツでも。

それは存在する。

政治の、経済の仕組みがみえてきたり。。
アートを解するようになる。。
人のこころがわかるようになる。。

これってすごく人間っぽい。

どこがっぽいかっていうと

後天的だからだ。
修得してゆくものだからだ。

そして
「理解ができない」ともがくところからはじまるものだからだ。
「わかりたい」と心から思う事からはじかるからだ。

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