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2005.04.28

頭で感動する

感動のしかたなんて、そんなのどうでも良いと思っていた。

心が揺すぶられたら


素直に感動しようが

ひそかに感動しようが、そんなむっつり感動さんでもOKだと

思っていた。

だけど、なんだろう、そんなレベルではなく、徐々に徐々に頭
で感動してしまうことが多くなってきている気がする。

(むっつりさんよりよほどひどい。)

っというか、心揺さぶられることなく「感動した」といってい
ることがいかに多いことか!

デザインなんかの仕事をしているとほんとうに。
ほんの思い付きをクリエイティブとうそぶくのもやはり存在し
てしまうから。

そんな「感動した」を連発していると、自分もそんなレベルの
感動しか人に与えられなくなってそうで、瀕死の状態に陥る。

そんな時に僕は

大竹伸朗さんの作品を手に取る。

大竹さんは本当に自分の心で感動し、後頭部打ったものを表現
する、いたってまっとうで、ぶっとんでいて、いっちゃってる
クリエイターだと思う。

そうやってりはびりを楽しむのだ。
大竹さんワールドに浸りながら。

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2005.04.26

誤差

適当に文章を綴る。

適当にといっても、思ってもないことなんかは書きはしない。
興味のないことを文章にするほど、文字は好きではない。

適当とは、「想うがまま」と言った方が一般的だろうか。

誤解をまねくこともある。

それは他人に対しても、未来の自分に対してもそう。

そんな人との誤差、そんなことで、自分を感じることがある。

よく「文章は一人歩きする」なんていう台詞を聞く。

そこでも誤差を感じる。

自分が意図しないところでも、なにかを感じる人がいる。

そんな誤差は他人を感じるツールになる。

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2005.04.19

繋がり

朝、なにげない光景。

試験前なのか一生懸命参考書を眺めている中学生くらいの子がいた。

自分にもそんなころがあったなと、ふと思い出す。
翻って、現在。

 

その子の一生懸命さと仕事をする一生懸命さ。
そのメンタリティの差はどこにあるのか?


「受験と仕事なんて全然違う!」だれもが思うだろう。

本当にそうか?

その差は社会と人と繋がっているかどうかだと思う。

それが無いとそんなこと考えないと
テストで点を稼ぐ事
お金を稼ぐ事
同じテンションでみてしまうことに陥りかねない。

テストで悪い点を取った。

それは自分に降り掛かるだけ。

本人はつらいとはいえ、自分の内だけで解決できる。

しかし、社会に出たら違うはずでしょ?

営業成績で悪い結果を残した。

それを自分の問題だけでかたずけていいの?

「納期を守らねばならない」から一生懸命。
なんのための、だれの為の納期?
それが守れなかったら誰がこまるの?
クライアント?それとも立場を無くした自分?

子供の頃、宿題を忘れるとこう言われた。
「自分がこまるだけだよ」と。

      ・・・

なんであなたはそれを売っているの?
誰がなんのためにそれを使うの?
あなたはその商品が好きですか?
クライアントに好感を持っていますか?

僕は自分をイイ人とも責任感のある人とも思っていない。
どんな人でも好きだなんて思えない。
なんでも楽しいなんて思えない。

だから考える。

「どうやって、どんな人と繋がっていれば楽しいだろう?」

そうやって人と社会との繋がり、絡み方を考えて行くと

自ずと自分の立ち位置がわかってくる。

本当に今の自分のポジションが、自分を含め社会的にいいポジションなのか?

そんな単純明快な事を真剣に考えて実行する。

そんな些細な違い、学生との違いが重要なのだと思う。

(旧ホームページより 2003/11/)

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2005.04.16

『よくぞ喰ろうてくりゃんした。』

毎朝 仕事のはじまりは

テラスの水やりからはじまる。

最近は事務所の前の小道も冬、空が見えていたのに
今では、グリーンのアーチを描き、トンネルのようなんです。

テラスのグリーンも
あたかも太陽におよばれされているかのごとく、
貪欲にあたりまえに、競って太陽に向かって葉を繁らせ、茎を伸ばす。

テラス全面に水をかける。
すると、まるで、生物の蠢きを感じることができるくらい、グリーンだったり土だったり
のむせるような匂いに囲まれる。

そこには確実にシステムが、地球のシステムがあることを感じる、その連鎖を。

土のなかでは一体この瞬間にどれだけの連鎖が起っているのか、それを想像すると
身震いがする。

そんな想像のあとに、藤原新也さんのこんな言葉がよぎったのでした

『ありがたや、
 ありがたや、
 一皮残さず、骨の髄まで、
 よくぞ喰ろうてくりゃんした。』

人骨をついばむ鳥のショットの挿話です。

いうなれば、そんなショットの連鎖が起っているということ。

それを土のなかに感じたのです。

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2005.04.12

なで肩のくせしやがって

今日は仕事がはやめに終わったので代官山の「てもみん」にいってきた。

よっぽどの時は中目黒の鍼灸にいくのだが、ふといけるのがマッサージの利点。


っていうか、ここにきてくれている方のほとんどが知らないと思いますが


僕はすばらしいなで肩なのです。

肩にバッグをかけると、するんっ と落ちてしまうほど。

そんななで肩なのに、面積あれっぽっちなのに、


凝るな〜


にしてもマッサージあまり効かなくなってきた気がする。
そういうことってあるのだろうか?

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10万円も500万円も

今日は昨日とうって変わって風が強く雨が振つけていた。

あー

なんでこういう時に限って、ダッシュしないと間に合わない仕事が
舞い込むのか。。

代官山の旧山手通り沿いの事務所から、恵比寿の五叉路近辺まで、

往復ダッシュ!

傘をさし、買い物客を尻目にダッシュ!(いつもだけど)

久々に口の中が血の味がした。。

にしても、今日のクライアントさんはwebメインなので紙のことは
素人。

のくせに、納期がありえない程タイト(素人さんなのですさまじい
要求をしてくる。。。のですが、逆に)。

そのディレクションを僕が担当。

いつもやらない紙媒体だけに先方はいやに気合いが入っている。

その、やる気とかこだわりが金額が安い仕事ほど低下していくなん
てことはない。
一円だろうが100万円だろうが、それわ変わらない。

その満足を手にいれる労力はそれほど変わらないのだ。

やすいからなんて手を抜くと、それはそのまま反映される。

10万円の仕事も500万円の仕事も。

簡単なんて、ラクチンなんてありゃあしないのだ。

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2005.04.10

なんにもつながらない情報

なんにもつながらない情報。
それが「雑学」というものなんだろう。

はっとする
後頭部をぶったたかれるような言葉や情報達は

なんかしら、自分とつながるものである。
それは絶対に言える。

僕は基本的に「絶対」が嫌いなのだがこれは言えそうだ。

自分の悩み、希望なんかとつながってないと、それと出会っても
電流はながれない。

感電死するほどの電流をながしてしまうもの
気の流れをよくしてくれる微量なもの

僕はそれらを愛する。

なにも流さない「雑学」というものには気付かないほど、日々電流を
感じていたいものだ。

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無自覚にネクラ

ここにこうやって文章を書くようになってだいたい一年が経つ。

今まではまったく思ってもみなかったが、それで、自分の性癖というか性向が
あきらかになった。

要は僕はネクラなのだ。

こうやって、
「あの人に伝えたい」
ではなく
「誰かと繋がりたい」

という姿勢で文章を紡ぐという行為ではっと気付いた。

いつからなのだろう?

高校まではほんとうにのんき極まるという感じの人間だったのだけど。

ああ、本を読みはじめてからかな?

本って
「あの人に伝えたい」
ではない場合がほとんどだから。

感化されたのかも知れない。。

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2005.04.09

本もおしゃれの方がよい

メインのホームページをリニューアルしました。

本のことをメインにしました。

本も人間と同じ

中身(コンテンツ)

外見(装丁)

もよい方がいい!

http://homepage2.nifty.com/anonymous/index.htm

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2005.04.08

マヨネーズ

マヨネーズを嫌いという人がいた。

マヨネーズがかかっていた野菜を洗ったって食べたくない

マヨネーズがかかっていたという事実さえいやだそうだ。

僕はといえば、

たとえば「マヨネーズが嫌い!」といってみたって、

「おまえ、今食った野菜、マヨネーズかかってたぞ?」と

いわれてしまいそうだ。

徹底的にずぼらなのだ。

たとえば全10巻の漫画があったとしよう。

1,2,3,4,8,6,5,7,10,9

という並び順でも一向に気にならない。
天地さかさまな巻があってもへっちゃらなくらい。

へたをすると、4巻を読み終えたあと、

8巻を手にとっても、

「これも縁だな」とそのまま読んでしまいそうだ。
(実際、漫画の再読の際には普通にありえる)

机も汚い。。

血液型はO型(笑)

ただ、文章だけだとか、第一印象は大体

血液型はA型にみられる。

ここで文章を読んでくれている人は多分A型と思っている
んだろうなあ〜と

思ったので、ちょっと書いてみました。

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2005.04.01

そんな便利なスイッチを。。

たまにものすごく仕事にいくのがつらい、そんな朝がある。

好きで入ったこの世界。
。。なはずなのにつらいと思える朝がある、そんな朝に、
「ああ、これは仕事なんだ。趣味ではなく仕事なのだ。」と思い知るのです。

そんな朝、なんとか靴をはき、玄関のドアを開ける力を与えてくれる
そんな便利なスイッチをみんな持っているのだと思う。

僕の場合は

前々回はちらかった部屋のかたずけ(10分)
前回はキッチンの三角コーナーを徹底的に洗う(10分)
今回はベランダのグリーンに水をあげる(2〜3分)

でした、最近押したスイッチは。

つべこべ考えず、

使用前→使用後、つまり、なにかを達成したとか、なにかを改善したとか
そんな満足感を朝の数分で感じられるおまじないなんだよね。

ああ、がんばろ。

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