降車ボタン
毎朝、通勤時、バスをつかう。
バスっていまどきの公共移動手段としてはめずらしいというか特異な特性を
もっている。
それは
あの降車ボタンである。
そう、「降ります!」と乗客の各々が宣言する必要があるということである。
普通電車に乗り馴れているとなにげに新鮮だったりする。
もちろん電車は、一度に数百人も乗客を運んでいるので、皆の意見や意向なん
て聞いていられないから決められた場所で決められたように停まる。
それとくらべてバスのなんというおおらかさよ。
運転手と乗客の距離は電車と比べようもなく近いのである。
。。なんて、おおらかさの話しではなく、個人的なちっちゃいお話しをひとつ。
仕事の具合により、もちろん朝のテンションは大幅に違う。
仕事がきつかったり、憂鬱だったりしてしまう、そんな朝は、その降車ボタン
になかなかに手がでない。
押したくないのである。
できることなら降りる停留所をスルーして爆睡でもしたいもんだと。
なまじ、電車の駅の停留所だから、誰かが押してくれるのでなおさら億劫にな
ることがある。
そんな時は敢えて、全身全霊を込め(笑)ボタンを押してみる。
そして、降ろされるというより、自ら降りてがんばっていきましょうとはっぱ
をかけるのである。
ただし、自分が降りる停留所のアナウンスがあって、即座に押すのは厳禁であ
る。
なぜなら、降車ボタンを押す事をとっても楽しみにしている乗客がいるといけ
ないからだ。
今日も幼稚園の登園途中の子供がお母さんに「やった〜押せたよ!」とうれし
そうだった。
それはそれでほっとしてスムーズに一緒に降りれるのは不思議だ。
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コメント
(#^.^#)
私は毎日 バス&JRで通勤してるよぉ~。
私もねぇ 降りますのボタンなかなか押せないねん(ё_ё)
小さい時にボタン押したかったのに
先に押されてしまって
祖母に
【押したかったのにぃ~】とバスの中で
だだっこして
押した人が
【ごめんね】と。。。
たまにボタン押さずにいるとバス停の前まで
行ってて焦ります"^_^"
投稿: 夢夢 | 2005.07.19 21:02