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2007.04.01

忘れるということは先に進むということ

世の中の出来事は複雑怪奇に絡み合っている、リンクしてる。

今仲良くしている人、巡り巡れば、辿って行けば前世殺しあっていた
相手かもしれない。

世の中にはそんなリンクの軌跡、つまり文脈ってのものがる。

それを無しにすることはできない。
それは過去の所有物だから。
過去の領域には手がだせない。

ドク(from バックトゥザフューチャー)にだって大変な手間がかかる。

ただし、敢えて、リンクを外す事はできるはずだ。

ふと、茂木健一郎さんのブログを読んでそう思った。

 茂木さんの同僚がある人の理論をこけにしていた。
 そんなこんなでお昼になってお昼に出かける際、
 茂木さんはそのこけにされた人を食事にさそってしまった。

そこには
茂木さんと同僚と、その人には

”こけにしていた、されていた”

という文脈がある。

だが、それがあるから
”この人とは楽しく食事はできない”

という関係を紡ぎださなくてはならないのだろうか?

僕はそんなことはないと思う。

リンクを外せること

それが”忘れる”ということであり”水に流せる”ということ
ではないだろうか。

そのリンクは
”外した方が良い”のか
”しっかりつないでおいた方が良い”のか

それを見定めるのが大切なのではないだろうか。

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