光源
哲学
思想
それら自体を研究することに興味はない
それらは
光である
僕や
僕の属する社会や
人間や
その集団や
それらを照らす光である。
それらを測る手段である。
それらの輪郭を描き出す手法である。
僕は
その光源に興味があるのではない
そのものに興味があるから光をあてるのだ
光源の仕組みや光源の精度なんかを追求するつもりはない。
光の流儀には興味がないのだ。
哲学や思想を究めるという志なんてない。
それらの断片を盗もうと企む盗人なのだ。
盗んで光をあてるのだ
そして
絶望し
腹を抱えて笑い
一服したあとにでも
重い腰をあげ
なんとなしに進むのだ。
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