2004.08.28

棒高跳びって

バーをクリアして落下する


その瞬間

勝利を独り占めできる至福な瞬間を得られる競技なんだ

と今日思った

そしてバーが上がる度にその瞬間は長くなってゆくのだと

オリンピックはゲームだ


そのゲームに見入ってしまうのは

そのレベルの高さと

規模

そして、そこに人生を賭けたプレーヤーがいるという

切なく、最小限の演出の為であるのだろう

4年ぶりの祭典ももう2日で幕を閉じる

夏が終わろうとしている

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2004.08.25

身体が応えてくれる事が快感なのだ。

アテネオリンピックがやっている。

メダルがとれたとか、どうだとかそういう話は他にまかせて。

室伏の投擲。

投擲をやったことのない自分でもわかる。

最後の投擲は渾身の力がハンマーにのった会心の一投だった。

そう、あの「会心」こそ快感なのだ。


苦しい(つらいではない)練習なんて忘れてしまう、自分が酔ってしまうような

ぐっと両の拳を握ればパワーがあふれてくるような。


オリンピックの選手達、しかもそのなかで誰も経験していない境地にたってしまう人達。


彼等は僕の知り得ない快感をしっている。


その快感こそ彼等の輝きの源なのだ。

「がんばれ!」とかではない。

とにかくかっこいいのだ。

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