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2006年11月28日 (火)

『日本の家 空間・記憶・言葉』 中川武 著

「日本の伝統住宅には場、部位、しつらい、境界、素材にまつわる、多様
な用語や言葉があった。」という。

ある空間をなにか意味のある場ととらえ、そこにある形式に則りしつらう。
そこにはその場と、そこに住まう人々の強力な、密接な関係がみてとれる。

リビング、ダイニング、キッチン。

僕らの住まいはそのように分類されていることが多い。
その要素が簡略化されるということは、生活に対する意識が、美しい所作を
忘れるに等しい。

上記の場を自分で持つには財力が必要だ。

だけど財力を持つ前にその心は受け継ぐことができる、本書はそのとっかか
りとしては最適である。

 

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